1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 5 | 9 | 2 | 0 |
ORIX | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 4 | 0 | 0 | X | 8 | 11 | 1 | 0 |
勝利投手:宮城 大弥(2勝2敗0S) (セーブ:本田 仁海(0勝0敗1S)) 敗戦投手:ロメロ(2勝3敗0S) |
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◆オリックスは1点ビハインドの5回裏、紅林と伏見の連続適時打で2点を挙げ、逆転に成功する。続く6回には、中川圭と野口の連続適時打で4点を加え、相手を突き放した。投げては、先発・宮城が7回途中5失点で今季2勝目。敗れたロッテは、先発・ロメロが振るわなかった。
◆ロッテ井口資仁監督(47)が15日、オリックス9回戦(京セラドーム大阪)の試合前練習に姿を見せた。いつものようにノックバットを持ち、三塁ファウルグラウンドなどで打撃練習を見守った。前日14日のオリックス戦の9回2死、ストライクかボールかの判定をめぐってベンチを出て、警告後も審判団への抗議があったとして、試合終了後に退場処分を受けていた。指揮官を気づかってか、センターでの投手練習を終えてベンチへ戻るタイロン・ゲレーロ投手(31)が通訳とともに近づき、陽気なアクションで話し掛けるシーンも見られた。
◆ロッテのブランドン・レアード内野手(34)が暴言で退場処分を受けた。2回の第1打席、カウント0-2からの内角低め直球を見送るも、判定はストライク。白井球審に暴言をはいたとして、退場を宣告された。白井球審は「レアード選手、暴言で退場とします」と場内放送した。ロッテは前日14日の同戦の9回2死でエチェバリアが三振となったストライク、ボールの判定をめぐり、井口資仁監督(47)がベンチを出て警告を受けた後にも抗議を続けたとして、退場処分を受けている。井口監督の退場を宣告した嶋田三塁塁審の場内説明は「侮辱的な発言がありました」だった。
◆ロッテ岡大海外野手(30)が今季チーム初となる三塁打を記録した。この日は今季39試合目となる。3回無死での第1打席、オリックス宮城の球を痛烈にはじき返すと、遊撃横を抜けた打球は強い球足のまま左中間を抜けた。後続が倒れ、得点とはならなかった。ロッテは20年シーズンも開幕40試合目に角中が放つまで、三塁打がなかった。
◆ロッテのドラフト5位、八木彬投手(24=三菱重工West)がプロ初登板を果たした。この日、出場選手登録され、3点ビハインドの8回に登板。3番大城、4番杉本をともにフォークで空振り三振にすると、5番頓宮も遊ゴロに。直球は最速154キロをマークした。「点差とか関係なく、すごく緊張しました」という八木は「良い結果を出せたと思うので、このままこの調子で行けるように頑張って行きたいと思います」と初登板を振り返った。
◆ロッテのブランドン・レアード内野手(34)が2回の第1打席、見逃し三振の際に判定に暴言をはいたため、白井球審から退場宣告を受けた。試合後、報道陣に応じた白井球審は「暴言をはいたので退場です。暴言の内容は言えません」と説明した。レアードが白井球審に何かを言った後、背を向けてベンチに戻る際に退場宣告したことについては「英語で言われているので、自分で理解しないと。何を言われているのかを理解してから、これは暴言だなって退場を出しました。すぐに何か言われたからといって、僕も英語が堪能じゃないので。ということです」と説明した。イニング後に井口監督と話したことについては「DHだったので、レアード選手が。(交代を)すぐに言わないとダメなんですかね、と(監督に)言われたので、次の打席が回るまでは別に構いませんと。その確認です」と説明した。
◆5位ロッテが連敗した。2回の第1打席、見逃し三振になったブランドン・レアード内野手(34)が、白井球審に暴言をはいたため退場処分になった。結果的に5回、7回とレアードが抜けた4番にチャンスが回り、ともに福田秀が三振に倒れ、3アウトに。井口資仁監督(47)は「あそこはやはり、4番が1打席目で抜けるのは痛かったですね」と振り返った。イニング後には白井球審と話した指揮官は、内容については「まあまあ、そこは」としつつ「(レアードが)どういうことを言ったのかっていうのを聞いただけです」と報道陣の代表取材に説明した。
◆オリックス本田仁海投手(22)が9回を締めてプロ5年目で初セーブを記録した。先頭の安田を安打で出したが、後続をエチェバリアを併殺打、高部を三飛。開幕直前になって救援に転向し、この日も最速157キロでグイグイ押した。「思い切り腕を振ることだけを意識。全力を出し切ると、低めにも集まるようになった」。守護神の平野佳がベンチから外れていた一戦で、22歳右腕が代役起用に応えた。
◆沖縄から応援してくれる少年少女のために、歯を食いしばった。オリックス宮城大弥投手(20)が、7回途中7安打5失点の粘投で、今季2勝目を手にした。白星を飾ったが、「全然ダメでした。反省することしかない。もっといい投球ができるように頑張りたい」と投球内容に満足がいかなかった。リフレッシュも兼ね、前回登板の4日ソフトバンク戦の翌日に出場選手登録を抹消され、中10日での先発マウンド。本拠地・京セラドーム大阪にはBEGINの「三線の花」が流れた。故郷に、思いを込める。最近は自身が中学時代に所属した「宜野湾ポニーズ」宛てに自らが使用したグラブを贈った。「(沖縄の)連盟の方も喜んでくれた。中学生から応援してもらって『頑張らないといけないな』と思う。やっぱり、かわいらしいですし、癒やされる。元気がもらえますね」と自身の丸刈り時代を思い返した。72年に沖縄県が本土復帰してから、この日で50年を迎えた。宮城は地元の自慢を「きれいな海ですね」と目を輝かせる。おすすめスポットは「恩納村とか、名護とか...? 離島もいいです」と紹介。さらに「僕は釣りがしたいです。沖縄の海で一日中、ぼーっとしたい。何もしない1日を過ごして、何も考えない時間が欲しい」と息抜きも空想。故郷の海を思い描き、オフシーズンまで奮闘する。5月初の連勝&カード勝ち越しで借金5。中嶋監督は「途中、ボールが逆球だったり、高かったり。もう少し修正できるのかなと思います」と20歳左腕に、さらなる進化を求めた。昨季新人王の躍動で、コロナ禍に苦しむチームが、勢いを取り戻した。【真柴健】
◆2年連続2位のロッテが5位でもがく。オリックスに連敗。前日14日は試合終了時に井口監督が抗議についての規則違反で、この日は2回表にレアードが暴言で退場宣告を受けた。いずれもストライクかボールかの、球審の判定に起因するものだった。主砲レアードの退場は、結果的に大きく響いた。代わって4番に入った福田秀が5回、7回のチャンスにいずれも空振り三振。そこでの残塁3は、試合終了の点差に等しかった。井口監督も「やはり、4番が1打席目で抜けるのは痛かったですね」と巡り合わせの悪さを悔やんだ。それでもオリックス宮城から5点を奪った。今季の1試合平均安打が6.8本の打線がこの日は9安打。4本の長打も放った。ただ、3回に先頭岡が今季チーム初の三塁打で出塁するも、続く安田がどん詰まりの投手ゴロで勢いを消した。7回には二塁打を放つも、井口監督も「3打席目くらいでようやくああいうようじゃ」と手厳しい。投手陣もロメロ、小野ともにボール球が4割を超え、3イニングで複数失点。悪循環から抜けられず、気付けば最下位日本ハムと1ゲーム差に。いまだ空気が落ち着かぬまま、季節が進む。【金子真仁】
◆オリックス打線が今季最多の8得点と躍動した。5得点以上は4月2日の日本ハム戦以来、33試合ぶり。この日は6回1死満塁から中川圭が走者一掃の適時三塁打を放つなど一挙4得点で試合を決めた。ビッグイニングは4月2日の7回に5得点して以来、296イニングぶりだった。コロナ離脱に苦しんでいたチームだが、福田やラオウ杉本らが復帰し、着々と戦力がそろってきた。中嶋監督は4三振に倒れた杉本に「頑張ってもらいましょう」とハッパをかけた。2軍では新助っ人のマッカーシー、右ふくらはぎ筋損傷からの復帰を目指すT-岡田がスタンバイ。9日にコロナ陽性判定を受けた主砲・吉田正が早期回復できれば、一気に厚みが増す。
◆オリックス・伏見寅威捕手(32)が先制打を放った。0─0の二回1死二塁。先発・ロメロから中堅越えの適時二塁打を放ち、1点先制。「とにかく勝つ為に先制点が欲しいと思っていたので、集中して打席に入っていました。初回のチャンスで点が取れていなかったですし、なんとか打ててよかったです!」と振り返った。その後、福田が一塁内野安打で続き、一、三塁の好機から宗が右前適時打。「(伏見)寅威さんや(福田)周平さんが、いい形でつないで来てくれていましたし、自分もしっかりつないでいこうとコンパクトにスイングすることを意識していました」という一打で、2点目を奪った。
◆ロッテのブランドン・レアード内野手(34)が、第1打席で判定をめぐって退場を宣告された。0―0、二回先頭の場面。カウント0-2からの内角低めの直球がストライクと判定され、見逃し三振に。直後、白井一行球審に言葉を発したとみられる。同球審は「レアード選手を暴言で退場にいたします」と場内アナウンスした。白井審判員は、4月24日の同戦(京セラドーム)で、判定に不服な態度を見せた佐々木朗に詰め寄り、波紋を呼んでいた。前夜には、井口資仁監督(47)が試合終了後に、判定をめぐり、嶋田哲也三塁塁審から退場処分を受けた。
◆オリックスは今季最多タイの11安打で、8得点を挙げた。2―3の五回に伏見の適時三塁打などで逆転。六回には中川圭の3点三塁打などで4点を加えた。宮城が2勝目。本田がプロ初セーブ。ロッテはロメロと小野が打たれた。
◆2試合連続の退場劇! ロッテは15日、オリックス9回戦(京セラ)に8-5で敗北。ブランドン・レアード内野手(34)が二回の攻撃で見逃し三振に倒れた際、白井一行球審の判定を不服として暴言を吐き、退場処分を受けた。14日の井口資仁監督(47)に続き、2日連続で退場者が出たチームは2連敗。最下位の日本ハムに1ゲーム差に迫られた。いきなり、険悪なムードに包まれた。レアードが白井球審の判定を不服として〝抗議〟。場内に「暴言による退場」とアナウンスされた。試合序盤での4番打者の離脱に、井口監督は苦笑いした。「1打席目で抜けるのは、ちょっと痛かったです」退場劇は二回。先頭で打席に立ったレアードは、2ストライクから見逃した内角低め直球をストライクと判定され、三振を喫した。暴言の内容は明かされなかったが、攻撃後に白井球審から説明を受けた井口監督は失笑。レアードが英語で下品な言葉を吐いたとみられる。白井球審は「何を言われたかを理解してから、これは暴言だなと」と明かした。14日の試合終了後には、井口監督が審判員への侮辱行為で退場処分を受けたばかり。さらに白井審判員は、4月24日のオリックス戦(京セラドーム)で投球の判定に不服な態度を見せた佐々木朗に詰め寄り、注意行動が波紋を呼んでいた。レアードの代わりに4番に入った福田秀は五回と七回に走者を置いて打席を迎えたが、いずれも三振。〝因縁の地〟で2連敗を喫した。(広岡浩二)
◆オリックス打線がようやく目を覚ました。今季最多タイの11安打に今季最多の8得点。キャプテンシーあふれる伏見が、先制打に決勝打と輝いた。「いままで、見ている人たちも苦しい展開で息の詰まる展開で申し訳なかったと思います。これからはガンガン打って、打ち勝つ野球で頑張っていきたい」お立ち台で叫んだ。0─0の二回1死二塁で中越えの先制二塁打。3─3の五回2死二塁では中堅右へ勝ち越しの適時三塁打を放った。火が付いた攻撃陣はさらに猛攻。六回に一挙4得点とロッテを突き放した。チームの2桁安打は16試合ぶりで、5得点以上は33試合ぶり。開幕から投手陣が奮闘し、負担がかかる試合が続いていただけに、中嶋監督は「ちょっと投手、ビックリしたんじゃないですかね、点取ったから」と冗談交じりに話しつつ、「続けていけたら、本当にいいと思います」と継続を求めた。(西垣戸理大)
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
楽天 |
25 | 10 | 1 | 0.714 (↑0.008) | - (-) |
107 | 147 (+3) | 96 (+1) | 26 (+1) | 36 (+2) |
0.247 (↑0.001) | 2.510 (↑0.07) |
2 (-) |
ソフトバンク |
22 | 15 | 1 | 0.595 (↓0.016) | 4 (↓1) |
105 | 158 (+2) | 125 (+10) | 23 (+1) | 20 (-) |
0.267 (↓0.001) | 2.840 (↓0.2) |
3 (-) |
西武 |
20 | 19 | 1 | 0.513 (↓0.013) | 7 (↓1) |
103 | 125 (+1) | 117 (+3) | 28 (-) | 14 (-) |
0.226 (-) | 2.420 (↑0.01) |
4 (-) |
ORIX |
18 | 23 | 0 | 0.439 (↑0.014) | 10 (-) |
102 | 101 (+8) | 138 (+5) | 12 (-) | 26 (+2) |
0.208 (↑0.004) | 3.010 (↓0.05) |
5 (-) |
ロッテ |
15 | 23 | 1 | 0.395 (↓0.01) | 11.5 (↓1) |
104 | 113 (+5) | 140 (+8) | 14 (-) | 42 (-) |
0.209 (↑0.001) | 2.820 (↓0.11) |
6 (-) |
日本ハム |
15 | 25 | 0 | 0.375 (↑0.016) | 12.5 (-) |
103 | 128 (+10) | 156 (+2) | 34 (+1) | 32 (+4) |
0.230 (↑0.003) | 3.790 (↑0.05) |
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