日本ハム(☆10対2★)ソフトバンク =リーグ戦9回戦(2022.05.15)・札幌ドーム=
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ソフトバンク
2000000002701
日本ハム
02240200X101201
勝利投手:杉浦 稔大(2勝3敗0S)
敗戦投手:石川 柊太(2勝1敗0S)

本塁打
【ソフトバンク】柳田 悠岐(6号・1回表2ラン)
【日本ハム】万波 中正(5号・6回裏2ラン)

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◆日本ハムは2点を追う2回裏、松本剛の適時打などで2点を挙げ、同点とする。続く3回に淺間の適時二塁打で2点を勝ち越すと、4回には万波の適時三塁打などで一挙4点を追加した。投げては、先発・杉浦が5回2失点で今季2勝目。敗れたソフトバンクは、先発・石川が乱調だった。

◆前日14日の練習中に右ふくらはぎ付近に打球が当たった日本ハム清宮幸太郎内野手(22)が全体練習に参加した。14日ソフトバンク戦はベンチスタートで出番はなかったが、この日は笑顔でグラウンドを走るなど、問題なく練習メニューを消化。新庄剛志監督(50)は「問題なく、という姿勢は見せるけど、問題はあるかもしれない」と慎重な姿勢を残しながら「でも(問題)ない、と言っているし。3、4、5(番の打順)は、もう少し続けたいから」と話した。練習前に、清宮に意思確認をしたそうで「あと1週間休みとる? って言ったら『バリッバリ元気です』って。いつも以上に練習していた」と笑った。「ああいうケガはね、防げるケガなので」と再発防止を呼び掛けた。

◆日本ハム清宮幸太郎内野手(22)が3年ぶりに三塁打を放った。3番一塁で2試合ぶりにスタメン起用され、初回に中堅フェンス直撃する打球で一気に三塁へ到達した。清宮の三塁打は19年9月24日オリックス戦(京セラドーム大阪)以来で通算4本目となった。14日は試合前練習中に右ふくらはぎ付近に打球が当たった影響で試合を欠場していたが、この日は笑顔でグラウンドを走るなど、問題なく練習メニューを消化した。練習前に状態を確認した新庄剛志監督(50)は「あと1週間休みとる? って言ったら『バリッバリ元気です』って。いつも以上に練習していた」と笑みを見せた後に「ああいうケガはね、防げるケガなので」と再発防止を呼び掛けられていた。

◆日本ハムが重盗で同点に追い付いた。1点を追う2回2死一、三塁。直前で右前適時打を放った一塁走者の松本剛外野手(28)が二盗を試み、ソフトバンク甲斐が送球する瞬間に三塁走者の水野達稀内野手(21)が本塁へスタート。甲斐は先発石川へ向けて送球したが、石川が捕球できず、ボールが転々とする間に水野が悠々と生還して、BIGBOSSが仕掛けた重盗がきれいに決まって試合を振り出しに戻した。ルーキー水野はプロ初盗塁がホームスチールとなった。「サインをしっかり遂行することができました。点につながる走塁ができてよかったです」と、コメントした。

◆日本ハム新庄剛志監督(50)が、序盤の攻撃で積極采配を仕掛けて試合の主導権を奪った。初回に2点を先行されたが、2回の攻撃では松本剛の適時打で1点差とした直後の2死一、三塁で重盗が成功。ソフトバンク石川と甲斐のバッテリーのミスも誘って同点に追いついた。3回無死一塁では4番野村に初球はセーフティーバント(結果は見逃しストライク)。2球目は一塁走者の清宮がスタートを切るヒットエンドラン。野村は投ゴロも1死二塁と好機を広げた。その後、2死一、二塁となって7番浅間が右中間を破る勝ち越しの2点適時二塁打を放った。試合前にBIGBOSSは「今日は浅間くんに期待したい。(14日は)スタメン外れて、昨日の(試合でヒーローになった)今川くんの気持ちになってくれたら面白い。空回りするか、爆発するか」と、話していた起用も、いい結果で的中した。さらに4回1死一、三塁では2番今川がセーフティースクイズを決めて5点目。同2死一、二塁の場面では、この日2度目の重盗が成功(二塁走者・松本剛、一塁走者・清宮)。直後に万波の2点適時三塁打、石井の右前適時打で4回までに8得点。新庄監督の選手起用、采配がズバズバとハマって、今季初の4連勝&同一カード3連勝へ向けて着々と得点を重ねた。

◆日本ハムが新庄剛志監督(50)の積極采配に選手が躍動して大勝し、今季初の4連勝&同一カード3連勝を決めた。開幕カードでは敵地で3連敗を喫したソフトバンクに本拠地でリベンジに成功。ヒーローインタビューには決勝打の浅間大基外野手(25)、3安打4打点の万波中正外野手(22)、3安打1打点2盗塁の松本剛外野手(28)に加えて、代打で一ゴロに終わった杉谷拳士内野手(31)がお立ち台に立った。最後に登場した杉谷は、新登場するサケをモチーフとした球団グッズを身に着けて本拠地のファンに「みなさん、帰ってきました~」と絶叫。本人も直前でヒーローインタビューメンバーであることを知ったようで「全国の野球ファンの皆様が『なんであいつだ』と思っていると思いますが、これから頑張るのでよろしく願いします」と、即興で今後の活躍を約束。「ハッスルプレーもそうなんですけど、(年齢も)30を超えたので、そろそろ結果も出さないといけない。これから結果を出しますので、熱い声援、お願いいたします。ヒーローインタビューは前祝いということで」と、異例の"前借りヒーローインタビュー"で球場を沸かせた。このサプライズ演出も、実はBIGBOSS采配だった。新庄監督は試合後に「今日、日曜日だし、さあ帰って来ましたよっていう意味でも、みんなに楽しんでもらえればいいと思って。ああいうのもね、面白いかなと思って」と、13日から1軍昇格した杉谷をヒーローインタビューに推薦したことを明かしていた。

◆日本ハムが新庄剛志監督(50)の積極采配に選手が躍動して大勝し、今季初の4連勝&同一カード3連勝を決めた。BIGBOSSは「選手が僕の作戦にしっかり応えてくれる。この成長は、めちゃくちゃ今日、うれしかったですね。サイン出しやすかったし、なんか信頼関係というか、決めてくれるだろうと安心感がありましたね。すっげぇ楽しかったです」と、振り返った。初回に2点を先行されたが、2回に松本剛の適時打と2死一、三塁で重盗が成功して同点に追いついた。「100%成功するだろうなという気持ちで僕が(サインを)出しているので。それに選手が応えてくれているんで。最高っすね。決まった瞬間は80回くらいガッツポーズ」と笑みを見せた。3回は浅間の勝ち越し2点適時二塁打が飛び出した。試合前に「今日は浅間くんに期待したい」と話していた新庄監督は「100%じゃない? 」と、予言的中にご満悦。ちなみに初回に飛び出した「柳田君のホームランも当たったけどね。ハハハ。そういうところは当てなくていい」と、苦笑いで振り返った。4回1死一、三塁では今川がセーフティースクイズを成功。さらに2死一、二塁の場面で、この日2度目の重盗が決まった後に万波の2点適時三塁打などで4回までに8得点。6回には万波の5号2ランも飛び出して今季3度目の2桁得点に乗せた。投手陣も先発杉浦が初回の失点以降はリズムを取り戻して、5回2失点で今季2勝目。救援陣も大量リードをきっちり守った。開幕カードでは敵地で3連敗を喫したソフトバンクに、本拠地でリベンジに成功。BIGBOSSは「4連勝とか、そういうことに関しては全く、よしっていう気持ちはなく。それくらいするチームなので。これから5連勝、6連勝、7連勝、10連勝できるチームに今、つくりあげていっているし。勝ち負けはあるんですけど。そん中でも楽しく。勝ったらうれしいし、負けたら悔しいし。いい流れで来ている」と、手応えを感じていた。

◆ソフトバンクが大敗を喫し、今季初の同一カード3連敗。藤本博史監督(58)の、試合後の一問一答は以下の通り。-石川が4回途中降板「中(登板間隔)を空けすぎたかなという感じでね。あれだけストライク、ボールはっきりしてたらね。日本ハムの若い選手はファーストストライク振ってくるのでね。ああいう形になってしまうよね」-2回にダブルスチールされた「あれは捕手のサインミスやからね。投手のせいじゃないよ。捕手が出すサインを間違えただけやから。ピッチャーカットです。なんで二塁送球するんですか。前回もやられているのに。1点ですむところを、むだな1点取られているわけやからね。捕手の(サイン)出しミスです。ちょっと甲斐も精彩なかったからね。ああいうところがね、1年間の中であるやろうけど、ああいうのを出したらいかんよね」-三森も途中交代「三森は3打席立ったあとでしょ。試合の展開もこんな展開やったからね。非情な采配じゃないですよ。普通の采配ですよ」-2回以降得点できなかった「まあ、野球には流れがあるんでさ、そういうミスが出たら向こうに流れが行ってしまうよね。どうしてもミスで向こうに同点にされたら、流れ的なところが。最初柳田の本塁打でグッとこっちに持ち込んだものを、流れが向こうに行ってしまったというだけでさ。そういう流れというのは大事にしていかないといけないんじゃないかな。流れを取り戻すためには、無駄なミスというのをね。ミスはつきものなんだけど、(対策)できないミスと(対策)できるミスがあるよね。むだなミスをなくすというのが大事。今日は完全な無駄なミスやね。相手に流れをやった形になったんでね。明日休んで移動して、明後日からしっかりやっていきたいと思います」-沖縄では気持ちを切り替えて「今日からもう切り替えてますよ。引きずってもしょうがないやんか。引きずってもいいことはないんやから。終わったらもう戻ってこないんやから。切り替えてやるしかないんで」-試合後にコーチミーティング「入れ替えだけですよ。デスパイネを呼びますよ。落とす人はリチャード。代打のところでね、マッキー(牧原大)を2番に入れたときの代打の切り札っていうところがね。試合に出てなかったらいいところの代打1番手でいけるんやけど。そういう意味ではリチャードは代打の1番手ではないし、言い方は悪いけど、ガルビスが悪すぎて2軍に行った代わりに来たような形で上がってきているんでね。決して状態が良くて上がってきたわけじゃない。もう1回2軍でしっかり結果出して、いい状態で上がってこいってね。そのときは頭からずっと使えるわけやから。いい状態じゃない状態で上げているものやから、打線を組むのにこっちも難しかったし。そういう意味ではまだ若いんやからね。これで終わりじゃないんやから。牧原、あるいは野村勇をサードで使って回していくこともできるし。牧原をサードで使ったときに、デスパイネを代打というのもね。デスパイネにも伝えているんで。交流戦でも代打も増えてくると思うし。相手も嫌じゃないかな、1発もあるし。気分転換じゃないけど心機一転ね、明後日からやってみようかなと。遅くても交流戦には上げる予定やったんでね。ちょっと早くなったというだけで。大体予定通りですね。ということで、いいように書いておいてください」

◆ソフトバンクが、2度のダブルスチールを決められるなど日本ハム「BIGBOSS野球」に翻弄(ほんろう)されて完敗。今季初の同一カード3連敗を喫した。2点リードの2回、松本剛の適時打で1点を返されると、2死一、三塁からダブルスチールを許した。一塁走者がスタートを切り、捕手甲斐は投手の石川に向けて返球したが、捕り損ねる間に同点の走者がかえった。藤本博史監督(58)は「あれは捕手のサインミスやからね。投手のせいじゃないよ。捕手の(サイン)出しミスです。1点ですむところを、無駄な1点取られているわけやからね」と試合の分岐点に挙げた。2点リードされた4回にはセーフティースクイズを決められ、さらに2死一、二塁からこの日2度目のダブルスチールを許すなど、一挙4失点。6回には万波に強烈な2ランも被弾した。小技あり、1発ありで終わってみれば4月22日日本ハム戦以来の2桁失点。藤本監督は「まあ、野球には流れがあるんでさ、そういうミスが出たら向こうに流れがいってしまうよね。今日は完全な無駄なミスやね」。やりたい放題にたたきのめされた。日本ハムにカード3連敗するのは19年7月以来。首位楽天が勝ったため、ゲーム差は今季最大タイの4に広がった。移動日を1日はさみ、日本列島大縦断で、17日からは沖縄での西武戦を控える。指揮官は「もう切り替えてますよ。引きずってもしょうがないやんか」と、明るく言った。【山本大地】○...柳田の5試合ぶりの1発も空砲に終わった。初回1死二塁からバックスクリーンに運ぶ先制の6号2ラン。「ストレートに少し詰まりましたが、いいスイングで振り切ることができたと思います。とにかく先制することができて良かったです」。右手を突き上げダイヤモンドを周回した。チームにとって24イニングぶりの得点で波に乗りたかったが、逆転負け。試合後は笑顔なく球場を後にした。○...石川が自滅的な投球で今季初黒星を喫した。初回に2点を先制してもらったが、2回に2つの四球をきっかけに同点。3回にも先頭四球から失点。立ち直ることなく4回途中84球を投げ7失点KOとなった。「申し訳ない気持ちしかありません。反省しないといけないし、次の試合に生かさないといけない」。チームも3連敗。連敗阻止に意欲を見せていただけに厳しい表情で次戦の雪辱を誓った。○...打線のてこ入れに、デスパイネを今季初昇格させる。藤本監督は試合後に「デスパイネを呼びますよ。代打のところでね、マッキー(牧原大)を2番に入れたときの代打の切り札っていうところがね。相手も嫌じゃないかな、1発もあるし」と、2軍で今月に入り2本塁打の大砲に、代打役として期待をかけた。代わってリチャードが出場選手登録を抹消される見込み。

◆3安打4打点と活躍した日本ハム万波中正外野手(22)が、サイクル安打を逃して苦笑いした。内野安打、適時三塁打、5号2ランでリーチをかけて臨んだ8回は「めちゃめちゃ意識していました」。相手はモイネロで「まさか出てくると思わなかった。マジかーと思いながら、ちょっと当たってくれと願いながらでしたけど全然ダメでした」と空振り三振。それでも「納得の1日」と勝利に貢献して笑顔だった。

◆BIGBOSS推定「152メートル」!?日本ハム万波中正外野手(22)が、超特大アーチを含む3安打4打点と爆発した。6回1死一塁、137キロのカットボールを左翼席最上段に運んだ。4月22日ソフトバンク戦以来の5号2ラン。「どこまで飛んだかは見ていない」。日刊スポーツの推定では135メートルだが、打球の行方を目撃していた新庄監督は「多分152メートルくらい飛んでいる。素晴らしい」と手放しで褒めた。二塁打を残して、サイクル安打に王手をかけていた。万波は「めちゃめちゃ意識しました」と率直な思いを明かし、8回2死での5打席目、左の速球派モイネロを迎えた。「マジかーと。ちょっと当たってくれと願いながらでしたけど、全然ダメでした」。空振り三振の悔しさを糧に「次の対戦に生かせるように」と前を向いた。前カードから4試合で「3番清宮、4番野村、5番万波」で出場。成長途中の中軸の一角を担うことを、意気に感じている。「3人で、がっちりクリーンアップをつかめるように頑張りたい」と何よりのモチベーションになっている。今季初の3安打猛打賞に2度目の4打点。「今日に関しては、非常に納得のいく1日だった」と次につながる一打になった。

◆日本ハムが新庄剛志監督(50)の積極采配に選手が躍動して大勝し、今季初の4連勝&同一カード3連勝を決めた。BIGBOSSは「今日、日曜日だし、さあ帰って来ましたよっていう意味でも、みんなに楽しんでもらえればいいと思って。ああいうのもね、面白いかなと思って」と、13日に昇格した杉谷をヒーローインタビューに送り出した。この日は代打で一ゴロに終わったが、今後の活躍を誓った杉谷の"予祝ヒーローインタビュー"の一問一答は以下の通り。-お待たせいたしました。杉谷選手です杉谷 みなさん、帰ってきました~。-身に付けている新応援グッズ「しゃけまる」が似合ってますね杉谷 ありがとうございます!!-その場で1周して見せてください杉谷 (クルリと回って)どうでしょう?-1軍に帰ってきてからチームは連勝が続いている杉谷 あ~なるほど。今日はヒーローということを先ほどベンチで聞いて、全国の野球ファンの皆様、そして北海道の野球ファンの皆様、たぶん全員が「なんであいつだ」と思っていると思いますが、これから頑張りますので、よろしく願いします。-ファンも杉谷のハッスルプレーでの活躍を楽しみにしている杉谷 ハッスルプレーもそうなんですけど(年齢も)30も超えましたし、そろそろ結果も出さないといけない。そういう思いでやっています。ただ、これから結果を出しますのでみなさん、熱い声援、よろしくお願いいたします。-ファンへ、今後どういう結果を残すのか、公約をしてください杉谷 チームが今、若いチームに変わってきています。ただね、まだまだ僕もやれるんだぞ、と。そういう思いをグラウンドでハッスルしていきたいと思います。1年間しっかり戦力として見てもらえるように、熱い気持ちで戦っていきます。また、札幌ドーム最後の年ということなので、みなさんも1日でも多く札幌ドームに足を運んで、また若いチームとともに熱い声援、そして1日1日成長していければなと思っています。みなさん、ヒーローインタビューは前祝いということで、どうもありがとうございました。

◆走って打って、大フィーバーだ。日本ハムは本盗を含む重盗2つにスクイズと足でかき回し、ソフトバンクの強力バッテリーを攻略。3試合ぶりに先発出場した浅間大基外野手(24)が3回に決勝の2点適時打を放つなど、BIGBOSS采配がズバズバ的中した。開幕3連敗を喫した相手に、今季初の同一カード3連勝で雪辱。さらに今季初の4連勝で、5位ロッテに1ゲーム差に迫った。試合後、日本ハム新庄監督は、今季一番の上機嫌だった。自身の采配を振り返り「(的中率)100%じゃない? オレ。何でだろう」と、うれしそうに自画自賛。「選手が僕の作戦にしっかり応えてくれる。この成長はめちゃくちゃうれしかった。サインも出しやすかったし、決めてくれるだろうという安心感があった。すげ~楽しかったです!」。選手との信頼関係が今季初の4連勝&同一カード3連勝につながり、声を弾ませた。1-2の2回だ。2死一、三塁から仕掛けた重盗が、見事にはまった。相手バッテリーのミスもあり、悠々と同点のホームを踏んだ新人の水野はプロ初盗塁。プロ初盗塁が本盗は、球団では1960年の松本俊一以来、62年ぶりの快挙にも「僕的にはサインに従っただけ」と涼しい顔で、サインを出した新庄監督は「最ッ高っすね。決まった瞬間、80回くらいガッツポーズした」と大興奮だ。オーダーも的中した。朝起きて球場に来る時に「今日は彼だ」とひらめいたという浅間を3試合ぶりに先発起用。3回、その浅間が勝ち越しの2点適時打を放ち、新庄監督は「間違いなく右中間に打つと。そうしたら、しっかり打ってくれて。柳田君のホームランも当たったけどね」。余計な予想も的中してしまったのはご愛嬌(あいきょう)。浅間は前日14日に、新庄監督から初めて打撃指導を受けたことを明かし「アドバイス通り、しっかり下半身を使えた」。百発百中だったBIGBOSSの"勘ピューター"には、きちんと理由があった。4回には無死一、三塁から今川のスクイズで追加点を奪い、1死一、二塁からこの日2度目の重盗を決めるなど揺さぶった。4回までに6点のリードを奪って、開幕戦で3連敗を喫した相手にきっちり雪辱。「5連勝、6連勝、7連勝、10連勝...出来るチームに、今作り上げて行っている。めちゃくちゃいいチームになると思う」。5位ロッテに1ゲーム差。約1カ月ぶりに、上位の背中がはっきりと見えた。【中島宙恵】○...首位打者の松本剛が「足」でも魅了した。打っては今季5度目の猛打賞。走っては2、4回に2度の重盗を決めた。「スタートを良く切って行きたいなと思った。ああいうプレーがハマり出すと本当に一気に勢いづく。走塁はおろそかにしてはいけないなと思いますね」。現在14盗塁で、こちらもリーグトップを走っている。○...杉浦がBIGBOSSのアドバイスを受けて2勝目を挙げた。序盤に先制を許したが、その後はカットボールを軸に打者を惑わせた。5回のマウンドに向かう前には新庄監督から「1球1球、いろいろ変えて試してみて。バッターはそれが嫌だから、タイミングを変えてみて」と声を掛けられた。5回7安打2失点にまとめた。

◆日本ハムは本盗を含む重盗2つにスクイズと足でかき回し、ソフトバンクの強力バッテリーを攻略。今季初の同一カード3連勝で、開幕3連敗を喫した相手に雪辱した。 ルーキー水野達稀内野手(21)はプロ初盗塁がホームスチールとなった。▼ルーキー水野が2回にプロ初盗塁となる本盗を成功。新人の本盗は07年5月15日日本ハム戦の渡辺直(楽天)以来で、日本ハムでは67年9月9日西鉄戦の大下以来55年ぶり。また、プロ初盗塁が本盗だったケースは17年5月14日巨人戦の西川(広島)がいるが、球団では60年6月26日南海戦の松本俊一以来62年ぶりとなった。

◆ソフトバンク柳田の5試合ぶりの1発も空砲に終わった。初回1死二塁からバックスクリーンに運ぶ先制の6号2ラン。「ストレートに少し詰まりましたが、いいスイングで振り切ることができたと思います」。右手を突き上げダイヤモンドを周回した。チームにとって24イニングぶりの得点で波に乗りたかったが、逆転負け。試合後は笑顔なく球場を後にした。

◆日本ハムが新庄剛志監督(50)の積極采配に選手が躍動して大勝し、今季初の4連勝&同一カード3連勝を決めた。首位打者の松本剛が「足」でも魅了した。打っては今季5度目の猛打賞。走っては2、4回に2度の重盗を決めた。「スタートを良く切って行きたいなと思った。ああいうプレーがハマり出すと本当に一気に勢いづく。走塁はおろそかにしてはいけないなと思いますね」。現在14盗塁で、こちらもリーグトップを走っている。

◆日本ハム杉浦がBIGBOSSのアドバイスを受けて2勝目を挙げた。序盤に先制を許したが、その後はカットボールを軸に打者を惑わせた。5回のマウンドに向かう前には新庄監督から「1球1球、いろいろ変えて試してみて。バッターはそれが嫌だから、タイミングを変えてみて」と声を掛けられた。5回7安打2失点にまとめた。

◆長いシーズンだけに連勝もあれば、連敗もある。「禍福はあざなえる縄のごとし」-。そう割り切ってしまえば、そんなに悲観的になることもなかろうが、やはり勝負事は負けると、ついつい顔は下を向く。ソフトバンクが新庄日本ハムに屈辱の3連敗を喫してしまった。試合直後の藤本監督は一塁側ベンチに座ってしきりにメモにペンを走らせていた。初戦の13日、チームが球場入りしアップを行っているときに不思議? な映像がビジョンに流れていた。まだ観客も入場していない日本ハムの練習時間中だ。日本ハム林ヘッドコーチの現役時代の「名場面(ほぼホークス時代)」を集めた映像で、応援歌とともに繰り返し映し出された。球団関係者に聞くと、発案者はどうもBIGBOSS新庄監督らしい。貴重な動画を探し出してきて編集させたという。数少ない? (失礼)林ヘッドの雄姿映像でチームの雰囲気を明るくさせようという狙いだったらしい。3連戦で映像が流れたのはこの1回きりだった。まあ、そんなことでチームが活気づくかどうかは分からないが、何とも奇想天外なBIGBOSSらしい。絶好調だったはずのホークスは敵地で3連敗を喫してしまった。2つの0封負けに、3戦目のこの日は初回の2点を逆転され、さらに2ケタ失点という大敗。ホークスにとっては今季初のカード3連敗。日本ハムとの開幕3連勝の借りをしっかり返されてしまったわけだ。先発石川は4四死球が失点に絡んだ。2つの重盗も決められ、機動的な動きにも対処できなかった。手負いの鷹は列島を南下し17、18日は沖縄・那覇で西武と2連戦。BIGFACE藤本監督の好転の一手に期待したい。【ソフトバンク担当 佐竹英治】

◆日本ハム・万波中正外野手(22)が六回1死一塁で特大の5号2ランを放った。1ボールからの2球目、外角132キロをフルスイング。打った瞬間それとわかる打球は、ぐんぐん伸びて左翼席最上段へ着弾。2019年7月15―17日以来となるソフトバンク戦3連勝へ、10―2とリードを広げた。万波は三回に遊撃内野安打、四回には右中間へ2点三塁打を放っており、これで3安打4打点の活躍。新庄監督の期待のもと「5番・右翼」での起用が続いている大砲が、結果で応えた。

◆日本ハムが今季初の4連勝。0―2の二回に松本剛の適時打などで追いつき、三回に浅間の2点二塁打で勝ち越す。万波は四回に2点三塁打、六回は2ランを放った。5回2失点の杉浦が2勝目。ソフトバンクは投手陣が崩れて3連敗。

◆代打から出場し1打数無安打の日本ハム・杉谷拳士内野手(31)が、新庄剛志監督(50)の〝指名〟で異例のヒーローインタビューに登場し、場内を盛り上げた。杉谷は「皆さん帰ってきました~」。この日来場者プレゼントとなっていたサケのぬいぐるみ「しゃけまる」を被って元気に登場。「多分全員が『なんであいつだ』と。思っていると思いますが、これから頑張りますのでよろしくお願いします」と力強かった。最後は「ヒーローインタビューは前祝いということで、どうもありがとうございました!」と締めくくり、詰めかけた1万4479人を沸かせた。この日は六回1死で代打で出場し、一ゴロに倒れた。異例のヒーロー選出は新庄監督の計らい。BIGBOSSは「今日、日曜日だし、さあ帰ってきましたよっていう意味でも、みんなに楽しんでもらえればいいと思って。ああいうのも面白いかなと」と明かした。ヒーローインタビューの全文は以下の通り。-―杉谷選手が1軍に帰ってきてから連勝続いている「なるほど。今日ヒーローということを先ほどベンチで聞いて。全国の野球ファンの皆さま、そして北海道の野球のファンの皆さま、多分全員が『なんであいつだ』と。思っていると思いますが、これから頑張りますのでよろしくお願いします」-―ファンも楽しみにしています「ハッスルプレーもそうなんですけど、30も越えましたし、そろそろ結果を出さないといけない。そういう思いでやっています。ただ、これから結果出しますので皆さん、アツい声援よろしくお願いします」) -―どういった結果を残すか「チームが今、若いチームに変わってきています。ただね、まだまだ僕はやれるんだぞと、そういう思いをグラウンドでハッスルしていきたいと思います。1年間しっかりグラウンドで戦力として見てもらえるように熱い気持ちで戦っていきます。また札幌ドーム最後の年ということなので、皆さんも1日でも多く札幌ドームに足を運んで、若いチームとともに熱い声援、そして1日1日成長していければなと思っています。皆さん、ヒーローインタビューは前祝いということで、どうもありがとうございました!」

◆2試合連続で零敗を喫していたソフトバンクは、一回に柳田が6号2ランを放ってチームに24イニングぶりの得点をもたらしたが、その後は再び打線が沈黙した。二回には柳町が5試合ぶりの安打、さらに上林が続いて無死一、二塁。今宮の犠打で1死二、三塁としたが、甲斐が見逃し三振、不振の三森は初球に詰まって遊ゴロに倒れる。立ち上がりが不安定だった杉浦を攻めきれなかった。直後の守備ではミスもあって同点とされ、完全に相手に流れを明け渡した。藤本監督は「流れというのは大事にしないと」と求めた。

◆日本ハムが今季初、ソフトバンクに対しては3年ぶりとなる3連戦3連勝。連勝を4に伸ばした新庄剛志監督(50)は満面の笑みで会見場に登場した。「選手が僕の作戦にしっかり応えてくれる。この成長は、めちゃくちゃうれしかった。信頼関係、決めてくれる安心感。すげー、楽しかった」次々と繰り出すタクトに、選手が完璧に応えてくれた。二回。1点差に迫ると、〝お家芸〟と化した重盗を発動。一走・松本剛が誘い出す間に三走・水野が本盗を成功させ、鮮やかに同点とした。BIGBOSSは「最高。決まった瞬間、80回くらいガッツポーズした」と大喜びだった。) 悔しがる相手バッテリーに追い打ちをかけるように、四回は今川がセーフティースクイズを決めると、再び重盗(二走・松本剛、一走・清宮)で揺さぶり、計4得点を呼び込んだ。理想の戦い方が形になり始めている。開幕カードで3連敗を喫した相手にやり返し、新庄監督は「これから5、6、7...10連勝できるチームにいま、作り上げている。この繰り返しで、めちゃくちゃいいチームになると思う」と目を細めた。(箭内桃子)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
25101 0.714
(↑0.008)
-
(-)
107147
(+3)
96
(+1)
26
(+1)
36
(+2)
0.247
(↑0.001)
2.510
(↑0.07)
2
(-)
ソフトバンク
22151 0.595
(↓0.016)
4
(↓1)
105158
(+2)
125
(+10)
23
(+1)
20
(-)
0.267
(↓0.001)
2.840
(↓0.2)
3
(-)
西武
20191 0.513
(↓0.013)
7
(↓1)
103125
(+1)
117
(+3)
28
(-)
14
(-)
0.226
(-)
2.420
(↑0.01)
4
(-)
ORIX
18230 0.439
(↑0.014)
10
(-)
102101
(+8)
138
(+5)
12
(-)
26
(+2)
0.208
(↑0.004)
3.010
(↓0.05)
5
(-)
ロッテ
15231 0.395
(↓0.01)
11.5
(↓1)
104113
(+5)
140
(+8)
14
(-)
42
(-)
0.209
(↑0.001)
2.820
(↓0.11)
6
(-)
日本ハム
15250 0.375
(↑0.016)
12.5
(-)
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