1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 8 | 1 | 0 |
ヤクルト | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | X | 3 | 7 | 0 | 0 |
勝利投手:高梨 裕稔(3勝2敗0S) (セーブ:マクガフ(0勝0敗10S)) 敗戦投手:上田 洸太朗(0勝1敗0S) |
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◆ヤクルトは初回、山崎と山田の適時打で幸先良く2点を先制する。そのまま迎えた5回裏には、1死三塁から山田が犠飛を放ち、リードを広げた。投げては、先発・高梨が6回1失点の好投で今季3勝目。敗れた中日は打線が相手を上回る8安打を放つも、つながりを欠いた。
◆ヤクルトは10日中日戦0-1、11日同戦0-2と2試合続けて完封負け。3試合連続完封負けだと、96年9月25日~10月2日の4試合連続完封負け以来、球団26年ぶりの屈辱となってしまう。今日は得点を挙げて勝利できるか。
◆中日上田洸太朗投手(19)が12日のヤクルト戦に先発でプロ初登板を迎える。愛知・享栄高から20年育成ドラフト2位で入団した2年目左腕で、7日に支配下登録されたばかり。背番号を203から67に変更して初実戦となる。富山県出身で、中学時代に所属した高岡ボーイズで覚えたストレッチで培った上半身の柔軟さが自慢。ドラフト時の指名あいさつでは「長所は上半身の柔らかさ。長所を生かせる投手になりたい」と語り、背中側で両肘をつける動作を見せた。周囲を驚かせた「軟体サウスポー」は「中日で最初に名前が挙がる投手になりたい」と意気込みを燃やしていた。昨年はウエスタン・リーグに12試合に救援登板。開幕から11戦連続無失点で、秋のみやざきフェニックス・リーグでは先発を経験した。今年はここまで2軍で先発3試合を含めて5試合に投げ、1勝0敗、防御率2・59としている。担当の近藤真市スカウト(53)は享栄の先輩にあたる。その先輩は、86年ドラフト1位で入団し、1年目の87年に巨人戦でプロ初登板し、プロ野球史上初めてデビュー戦でのノーヒットノーランを達成している。後輩も負けず劣らずの投入で続きたいところだ。今季のプロ野球では無安打無得点など快投が続く。ロッテ佐々木朗希投手は4月10日のオリックス戦で史上最年少の20歳5カ月で完全試合を達成し、同17日の日本ハム戦でも8回を完璧に抑えた。上田が「憧れ」と語る中日の大野雄大投手(33)は、5月6日の阪神戦で9回まで打者27人を完全に抑え、0-0の延長10回2死から二塁打を浴び、完全試合を逃した。ただ直後にチームがサヨナラ勝ちし、完封で2勝目を挙げた。またソフトバンクの東浜巨投手(31)は11日の西武戦でノーヒットノーランを達成した。
◆今季初スタメンのヤクルト山崎晃大朗外野手(28)が、先制適時二塁打を放った。「2番右翼」で先発。1回無死一塁、中日先発上田の5球目、真ん中高め140キロ直球を逆らわず、中堅左へはじき返した。ランエンドヒットとなり一塁走者の塩見が生還。2試合連続完封負けのチームに、今カード初の得点をもたらし「追い込まれていたので三振しないように最低限の仕事を心掛けました。良い結果になってくれて良かったです」と喜んだ。
◆真新しい背番号「67」のユニホームに身を包んだ19歳の左腕が、神宮のマウンドでプロデビューした。育成出身の中日2年目・上田洸太朗投手(19)が昨季王者のヤクルトに挑んだ。初回、1番塩見から3連打を浴びて2点を失った。だが、4番村上を直球で追い込み、スライダーで空振り三振に仕留めて落ち着きを取り戻した。3回2死から連続四死球で満塁のピンチもオスナを二ゴロに打ち取った。5回、山田に犠飛を許して3点目を失う。デビュー戦は5回82球、4安打3失点だった。20年育成ドラフト2位で享栄から入団。昨季は救援のみで12試合に登板、防御率0・79と結果を残した。今季は先発挑戦。9日に支配下選手登録され、1軍先発のチャンスを手にした。「打撃の強いチーム。自分のボールを投げられたらいい。(狭い)神宮に限らず、ボールも速くないので低めは生命線になってくると思います」。自己最速は146キロ。注意点は最小限に止め、ゲームに臨んだ。担当スカウトは享栄(愛知)の先輩でノーヒットノーラン(87年)の伝説デビューを果たした近藤真市氏(53)。今年から岐阜聖徳学園大監督に転身したが、恩返しのスタート台に立った。
◆享栄魂全開! 真新しい背番号67のユニホームに身を包んだ19歳左腕が、神宮でプロデビューした。育成出身の中日2年目・上田洸太朗投手が、昨季王者のヤクルト相手に粘りの投球で5回4安打3失点。味方打線が1点に抑えられ、チームも4位に後退したが、立浪監督は「この球場で5回3点なら十分、責任を果たした。楽しみな投手が出てきた」と合格点を与えた。雨の中、いきなり洗礼を浴びた。1番塩見からの3連打で2失点。でも慌てない。「ストライクは取れていたので」と微調整。4番村上を直球で追い込み、スライダーで空振り三振に斬ると、得意のカットボールを武器にアウトを重ねた。 5回、山田に犠飛を許して3点目を失ったが、ゲームを壊さずバトンを渡した。「先発の初回は難しい。でも5回まで何とか投げることができたので、そこはよかった」と振り返った。担当スカウトは享栄の先輩左腕で、1987年(昭62)の巨人戦でノーヒットノーランの伝説デビューを果たした近藤真市氏(53=岐阜聖徳学園大監督)だ。20年育成ドラフト2位で入団。昨季は救援のみで2軍戦12試合に登板して防御率0・79の結果を残し、今季は先発へ。9日に支配下選手登録され、即1軍先発を託された。プロに導いてくれた母校の先輩への恩返しも込めた82球だった。「落合(ヘッド兼投手コーチ)さんから、いろいろ勉強になったと思うので、また呼んでもらえるように頑張れと言っていただいた」。同期のドラフト1位・高橋宏に続く、プロ初勝利もそう遠くはなさそうだ。【安藤宏樹】
◆「2番右翼」でスタメン出場したヤクルト山崎晃大朗外野手(28)が、2安打1打点1犠打1盗塁と機能し、神宮で4月30日以来の白星を挙げた。1回無死一塁、中日上田から先制の適時二塁打。8日巨人戦(東京ドーム)の9回に自身の2点適時二塁打で奪って以来、19イニングぶりの得点をもたらし「クリーンアップにつながないといけない立場。いい形でつなぐことが出来て良かった」と喜んだ。チームは連敗を2で止め、高津監督も「今日は動かしていこうと思っていたので。彼がそこ(2番)にいることが、そういう状況を作りやすくなっている」と評価した。▽ヤクルト山田(1回無死二塁から左前適時打)「バッティングカウントだったので甘い球は振っていこうと思いました。追加点になって良かったです」▽ヤクルト高梨(6回7安打1失点で3勝目)「毎回ランナーを出してリズムの良い投球とは言えませんが、中村さんのリードと野手の方に助けられながら投げることが出来ました」
◆ヤクルト塩見泰隆外野手(28)が、負傷交代した。2点リードの5回1死三塁、山田の右飛でタッチアップして本塁生還した際に足を負傷。6回の守備から退いた。試合後の高津監督は「ホームインの時にちょっと足をひねったので。病院には行ってません。ちょっと今後については分かりません」と説明した。塩見はここまでリーグトップの9盗塁(失敗0)。この日も2安打2得点をマークするなど、リードオフマンとしてチームをけん引している。
◆「2番右翼」でスタメン出場したヤクルト山崎晃大朗外野手(28)が、2安打1打点1犠打1盗塁と機能し、本拠地神宮で4月30日以来の白星を挙げた。1回無死一塁、中日上田の5球目、真ん中高め140キロ直球を中堅左へはじき返した。ランエンドヒットとなり一塁走者の塩見が生還。「追い込まれていたので三振しないように最低限の仕事を心掛けました。良い結果になってくれて良かったです」と振り返った。チームの得点は8日巨人戦(東京ドーム)の9回、自身が巨人守護神の大勢から放った決勝2点適時二塁打で奪って以来、19イニングぶり。山崎は「ジャイアンツ戦でのタイムリーだったり、今日のタイムリーはたまたまだと思っていて、つなぐ意識で『何とか後ろのバッターに』という気持ちが間を抜けてくれたりしている。いい形を作ることが僕の仕事だと思うので」とフォア・ザ・チームを強調した。同学年で同じ外野手、普段から仲の良い塩見泰隆外野手(28)と1、2番を組んでチームの勝利に貢献。「2人でチャンスメーク、得点につなぐことができてよかったと思います」と喜んだ。チームの連敗も2でストップ。高津監督も「つなぐことも出来ますし、正直よくバットも振れているので2番に入れました。今日は動かしていこうと思っていたので、彼がそこ(2番)にいることが、そういう状況を作りやすくなっている」と高く評価した。【鈴木正章】
◆ヤクルトが一回に先制した。先頭の塩見が中日左腕の上田から中前打を放つと、続く山崎が左中間適時二塁打を放ち、1点。続く山田は左前適時打で2-0とした。山崎は「打ったのはストレートです。追い込まれていたので三振しないように最低限の仕事を心掛けました。よい結果になってくれてよかったです」とコメントした。◆一回に左前適時打を放ったヤクルト・山田「打ったのはカットボールです。バッティングカウントだったので甘い球は振っていこうと思いました。追加点になってよかったです」
◆ヤクルトが試合を優位に進め、連敗を2で止めた。打線は一回に山崎の左中間適時二塁打、山田の左前適時打で2点を奪うと、五回には山田の犠飛で1点を追加した。先発の高梨は6回を投げ7安打を許したが1失点で3勝目(2敗)を挙げた。前夜まで長らく続いたゼロ行進に終止符を打った。ヤクルトは一回、先頭の塩見が中前への適時打を放つと、続く山崎が左中間を破る先制の適時二塁打を放った。「追い込まれていたので三振しないように最低限の仕事を心掛けました。いい結果になってくれて良かったです」とは山崎だ。前カードの巨人戦(東京ドーム)で3連勝を飾り一時、首位に立った。しかし、神宮に戻った10、11日の中日戦は2試合連続で無得点。投手陣が奮闘しただけに、もどかしい2試合だった。この日はプロ初先発となった中日の19歳左腕、上田と対峙。一回に塩見と山崎の積極的なスイングで先制点を呼び込むと、山田が左前適時打で続いた。五回には先頭の塩見が左翼線への二塁打で出塁し、山崎の一前犠打で三進。山田が右犠飛を放ち、理想的な形で追加点を挙げた。) 11日まで本拠地主催試合では10試合連続で3得点以下が続いた。15勝4敗と圧倒的な数字を残す一方、ホームでは打線全体が苦戦。高津監督は「人間がやる以上、いいときもあれば悪いときもあると。点を取ることも勝つことも、そんなに簡単なことではない。いい勉強だと思って」と重くは受け止めてはいなかった。先発の高梨も粘りの投球で6回1失点。七回から今野、梅野、マクガフとつないだ。
◆ヤクルトが試合を優位に進め、連敗を2で止めた。打線は一回に山崎の左中間適時二塁打、山田の左前適時打で2点を奪うと、五回には山田の犠飛で1点を追加した。先発の高梨は6回を投げ7安打を許したが1失点で3勝目(2敗)を挙げた。お立ち台に上がった高梨の一問一答は以下のとおり。--ナイスピッチング「ありがとうございました」--チームが連敗の中での登板「なんとか連敗を止められるように強気に投げていこうと思ってマウンドに上がりました」--粘りの投球「毎回走者を出してリズム悪かったんですけど、中村さんがよくリードしてくれて、野手の皆さんがいいプレーで盛り立ててくれたので、粘って投げようという気持ちでした」--一回に先制点「すごい心強かったですし、なんとか守り切ろうという思いでした」--今季3勝目「ここ何試合か、いいピッチングできなかったので、勝てて良かったです」--4勝目に向けて「これからも全力で腕を振ってチームに勝ちをつけられるよう頑張っていきます。応援よろしくお願いします」
◆ヤクルトが試合を優位に進め、連敗を2で止めた。打線は一回に山崎の左中間適時二塁打、山田の左前適時打で2点を奪うと、五回には山田の犠飛で1点を追加した。先発の高梨は6回を投げ7安打を許したが1失点で3勝目(2敗)を挙げた。お立ち台に上がった山崎の一問一答は以下のとおり。--先制打、ナイスバッティング「塩見がランナーに出て、なんとか後ろのバッターにいい形でつなごうと思った結果、ヒットになってくれたので。塩見が一生懸命に走ってくれて、ありがとうって感じです」--第3打席目には送りバント「僕はクリーンナップにいい形でつながないといけない立場だと思っていたので、なんとかつなぐことができて良かったと思います」--先週も巨人戦で九回に逆転打「バッティングは何かことを起こさないといけないと思っているんで、その結果がいい形になっているのかなと思います」--明日(13日)から広島との首位決戦「今日勝って多少勢いはあると思うのでその勢いをぶつけていきたいと思います」
◆中日5年目の伊藤が「1番・中堅」で今季初めて先発出場し、3年ぶりとなる複数安打をマークした。三回に中前に運び、五回は変化球を左翼線に二塁打。一方で空振り三振が三つあり「安打を打ったのはうれしいが、悔しいところも大きい」と振り返った。愛知・中京大中京高時代のチームメート、鵜飼が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、代替選手として11日に昇格。俊足巧打を生かし必死にアピールを続ける。
◆ヤクルト・高梨が4月6日以来、約1カ月ぶりに3勝目を挙げた。毎回安打を浴びながらも6回7安打1失点。「中村さんが良くリードしてくれて、野手の皆さんがいいプレーでもり立ててくれた」と感謝した。粘りの投球に高津監督は「高梨っぽいといえば高梨っぽい」と苦笑いを浮かべつつ「走者をためてからよく粘れた」と及第点を与えた。
◆ヤクルト・塩見泰隆外野手(28)が12日、中日8回戦(神宮)で六回の守備から退いた。高津監督は、塩見が五回に三塁走者として生還した際、「ちょっと足をひねった」と説明。この日は2安打、2得点をマークしていた。
◆ヤクルトは12日、中日8回戦(神宮)に3―1で勝利。連敗を2で止め、首位・広島に0.5ゲーム差に迫った。山田哲人内野手(29)が一回に適時打、五回に犠飛を放つなど1安打2打点、2盗塁と主軸としての役割を果たした。主将となり、自らの〝性格〟を変えた男が前夜まで2戦連続零封負けを喫していた打線を呼び起した。13日からの首位攻防3連戦(マツダ)で再び、奪首する。緑の雨がっぱを着て傘を揺らすファンへ向け、ナインが深々と頭を下げた。左袖にキャプテンマークを付ける山田は右手で帽子を外し、左右に振って破顔一笑。ゼロ行進が続いた神宮の戦いに終止符を打ち、首位に迫った。「バッティングカウント(2―0)だったので甘い球は振っていこうと思いました。追加点になって良かったです」1―0の一回無死二塁から左前へ適時打を放った山田は安堵(あんど)のコメントを残した。10、11日と本拠地で2試合連続の零封負け。打線全体に重苦しい雰囲気が漂ったが、早々に打破した。一回先頭の塩見が中前打で出塁すると、続く山崎の適時二塁打で3試合ぶり、19イニングぶりの得点。攻撃の手を緩めず、続く山田もファーストストライクを捉えた。7年契約を結んだ昨季、志願して主将に就任した。周りを巻き込んで、チームを強くする。そのためには今まで以上の結果を残し、背中で引っ張っていかないといけない。その思いから〝性格〟まで変えた。勝っても負けても一喜一憂しない。レギュラーとなってからは切り替えを重視し、表情は極力変えなかった。だが、昨年から明らかに山田の表情は豊かになった。グラウンドで喜びを表現するようになった。「あえてそうしているところはあるかも。その方が士気が上がるでしょ」。きっかけは何気ない会話にあった。「知りたい? 誰か忘れたけど、若手の選手に言われたんだよね。『哲さんがそんなに喜んでいたらチームの士気、上がりますよ』って」と明かした。チームのためなら、今までと真逆のことだってできる。あえて感情を出すのは、主将としての覚悟の証しだった。五回には1死三塁から右犠飛を放って2打点。さらに2四球を選び、昨年5月27日の日本ハム戦(神宮)以来となる2盗塁(通算17度目)を決めて好機を演出した。青木が先発を外れ、スタメンでは31歳の中村に続く年長者。山田自身は「大してキャプテンとしての仕事はやっていないと思います」と謙遜するが、チームメートも、ファンも背番号1の背中を見ている。13日からは0・5ゲーム差に迫った首位・広島との3連戦を迎える。今季3勝1敗の相手を前に高津監督は「きょうはここで一本、あそこで一本という場面がいくつかあった。(広島は)好投手が投げてきますので、しっかり1点取れるようにいろいろ考えていきたい」と表情を引き締めた。山田のバットから息を吹き返した燕打線が、束となって襲い掛かる。(横山尚杜)★青木の代役・山崎躍動 青木に代わって「2番・右翼」で先発した山崎が一回無死一塁から左中間を破る先制の適時二塁打を放った。これがチーム19イニングぶりの得点。8日の巨人戦(東京ドーム)で九回に放った逆転の2点二塁打に続き、勝負強さを見せ「(チームの)無得点は特に僕自身が考えることではないと思っていた。後ろの打者にいい形でつなごうと思った結果です」とうなずいた。今季からは青木モデルのバットを使用しており、好結果につなげている。
◆一回の攻撃が、ヤクルトの〝つきもの〟を振り払った。2戦連続零封負け。得点が入らないでイニングが進むと、いやでも「またか」というムードが広まってしまう。しかも中日の先発は、育成から上がってきた上田。対戦経験もなければ、どんな球種があるのか、どういう軌道でくるのかも、わからない。連敗中の状況下ではなおさら、やりにくい相手だった。その立ち上がり、塩見の中前打、山崎の左中間への二塁打で先制。ともに臆せずにバットを出し、ファウルを重ね、それぞれスライダー、直球と、高めに入った球を仕留めた。山田はファーストストライクの真ん中スライダーを捉えて左前打。打者3人で2点を奪うという積極性が、光った。山田は2盗塁を決めるなど、体の切れがよくなっているだけに、打撃も上昇機運に乗るだろう。ただ気になるのは、村上だ。さきの巨人3連戦で満塁本塁打を2本放ったあと、この3連戦では1安打のみ。七回1死満塁では遊ゴロ併殺打に終わった。走者がいるときは特に、外角低めの球ですら、引っ張りにかかっている。まずは左中間方向へ、という自分の打撃を、忘れてはいけない。(本紙専属評論家)
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
広島 |
22 | 15 | 1 | 0.595 (-) | - (-) |
105 | 167 (-) | 119 (-) | 17 (-) | 7 (-) |
0.262 (-) | 2.910 (-) |
2 (-) |
ヤクルト |
21 | 15 | 0 | 0.583 (↑0.012) | 0.5 (↓0.5) |
107 | 135 (+3) | 119 (+1) | 32 (-) | 22 (+3) |
0.227 (↑0.001) | 2.870 (↑0.05) |
3 (1↑) |
巨人 |
22 | 18 | 0 | 0.550 (↑0.012) | 1.5 (↑0.5) |
103 | 158 (+4) | 164 (+1) | 43 (+2) | 14 (-) |
0.242 (-) | 3.490 (↑0.07) |
4 (1↓) |
中日 |
19 | 17 | 0 | 0.528 (↓0.015) | 2.5 (↓0.5) |
107 | 114 (+1) | 119 (+3) | 21 (-) | 13 (-) |
0.246 (-) | 3.140 (↓0.01) |
5 (-) |
DeNA |
14 | 19 | 0 | 0.424 (↓0.014) | 6 (↓0.5) |
110 | 117 (+1) | 149 (+4) | 26 (-) | 13 (-) |
0.243 (↓0.001) | 4.040 (-) |
6 (-) |
阪神 |
12 | 26 | 1 | 0.316 (-) | 10.5 (-) |
104 | 110 (-) | 131 (-) | 24 (-) | 24 (-) |
0.224 (-) | 3.200 (-) |
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