日本ハム(☆5対2★)オリックス =リーグ戦8回戦(2022.05.11)・札幌ドーム=
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ORIX
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日本ハム
23000000X51200
勝利投手:金子 千尋(1勝1敗0S)
(セーブ:北山 亘基(3勝1敗3S))
敗戦投手:ワゲスパック(0勝2敗0S)
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◆日本ハムは初回、アルカンタラの押し出し四球などで2点を先制する。続く2回裏には、清宮と野村の連続適時打で3点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・金子千尋が5回1失点で今季初勝利。敗れたオリックスは、先発・ワゲスパックが試合をつくれず、打線もつながりを欠いた。

◆人気アニメ「ラブライブ!スーパースター!!」とのコラボ試合が開催され、ファーストピッチセレモニーに「Liella!」(リエラ)のメンバーで平安名すみれ役のペイトン尚未と葉月恋役の青山なぎさが登場した。打者役は高浜祐仁内野手、水野達稀内野手が務めた。2人同時に投じると、ノーバウンドで捕手のミットに届いた。ペイトンは札幌ドームの感想を「広い!」と見渡し、スタンドのファンに向かって手を振った。「精いっぱい愛を込めて投げさせていただきます」と意気込んでいたとおり、全力で役目を終え、「良かったです、届いて。選手の大事な体に当てずに済んで良かった」と安堵(あんど)した。小学生時代に2年間、北海道に住んでいたという青山は「日本ハムさんの試合を見に来たことがあります」と久しぶりの札幌ドームを懐かしんだ。投げ終えて「まさか届くと思わなかったので良かったです」と喜んだ。試合前には2人によるスペシャルトークショーが行われた。コラボを記念した書き下ろしイラストによる限定コラボグッズが販売され、フォトパネルが設置され、撮影を楽しむファンの姿が多く見られた。

◆日本ハム清宮幸太郎内野手(22)が、右翼線へ2点適時二塁打を放った。2点リードの2回2死一、二塁で、カウント2-1からの4球目、変化球139キロを高々と打ち上げ、右翼フェンス近くまで運んだ。プロ初の2打席連発だった5日楽天戦以来の打点。前日のオリックス戦では1つの見逃し三振を含む4打数無安打に終わった。「昨日から情けない打席が続いていて、1打席目もチャンスで三振していたので、マジで打ててよかったです。もっと打ちます!」とコメントした。10日の試合後、新庄監督は球団を通じて「1軍に残りたいという姿勢が全く見えない。バットを出さない限り、一生結果は出ない」と珍しく怒気を含んだコメントを残していた。個人名は避けたが、清宮が該当者である可能性が高かった。

◆日本ハム金子千尋投手(38)が5回4安打1失点で降板。先発では、約3年ぶり白星の権利を得た。1回2死一、二塁のピンチをしのぐと、序盤に5得点の援護を受けてテンポを取り戻した。5回に先頭から長短打でつながれ失点も、リードを守った。「前回、先に点を取られてしまったので、先に取られないように、テンポ良く攻めのピッチングを心掛けていました。1回、2回とランナーを出してしまいましたが、なんとか無失点で抑えられたことによって3回、4回とリズム良く投げられたかなと思います。5回、点は取られてしまいましたが、なんとか最少失点で抑えられてよかったです。野手の素晴らしい守備に助けられました」と感謝した。今季初登板&初先発の4日楽天戦では5回6安打4失点で黒星だった。

◆主砲の吉田正らのコロナ離脱に苦しむオリックスが最下位日本ハムに敗れ、今季ワーストタイとなる借金6に逆戻りした。10日に5月8試合目で初勝利をマーク。連敗を7で止め、勢いに乗りたいところだったが、先発した助っ人ジェイコブ・ワゲスパック投手(28=ブルージェイズ3A)が5回9安打5失点(自責4)と粘り切れなかった。日本ハムの積極的な盗塁や味方失策も目立ち、リズムに乗れなかった。本調子とはほど遠い打線は、3点を追う8回に3四死球をもらい2死満塁の好機をつくったが、5番宗が遊飛に倒れた。これで30試合連続4得点以下。起爆剤が欲しい。12日の移動日を挟み、13日ロッテ戦(京セラドーム大阪)に臨む。相手先発は4月10日に敵地で球団史上初の完全試合を食らった佐々木朗の見込み。窮地ながらも対策を練って挑む。

◆前夜の悔しさを払う、執念の一打だった。2点リードの2回2死一、二塁。日本ハム清宮は低め変化球をバットで拾い、右翼フェンス際へ2点適時二塁打。「昨日も今日の1打席目も、チャンスで思うような打席を過ごせなかったので、思い切って吹っ切った。ホッとしました...」。5月初の適時打に胸をなで下ろした。近未来の「BIGBOSS打線」の"理想型"3番清宮、4番野村、5番万波が、1軍で初めて実現した10日オリックス戦では、見逃し三振を含めて4打数無安打。反省し、頭を整理してこの日に臨んだ。2試合連続で3番を任され「めっちゃ、うれしい。でも機能しないと負けるし、その打順にいる重さというのは間違いなくある」。今季途中から得点圏に走者がいる時は、登場曲を映画「スター・ウォーズ」の悪役ダース・ベイダーのテーマ曲に変え、気持ちを高めるなど工夫している。チームは3試合ぶりの勝利。なかなか勝てない試合が続くが「たくさんいい姿を見せるのが僕たちの使命」と、気を引き締めた。

◆日本ハム野村佑希内野手(21)が、中継アナウンサーも戸惑う喜びコメントを発信した!?2回2死二塁、右前適時打を放った。その後、球団を通じて「(打球を)引っ張りいったら、あっちいっちゃった、えへっ」とウインクした顔文字付きのコメントを残した。野村は試合中、笑顔を見せることも少ない寡黙な人柄。中継していたアナウンサーは、そのコメントを読みながら戸惑いを隠せずにいた。

◆主砲の吉田正らのコロナ離脱に苦しむオリックスが最下位日本ハムに敗れ、今季ワーストタイとなる借金6に逆戻りした。10日に連敗を7で止めたチームは勢いに乗りたかったが、助っ人右腕のワゲスパックが日本ハムBIGBOSSの積極采配に苦しんだ。5回9安打5失点で今季2敗目。なかでも5盗塁を決められ、スモールベースボールに苦しんだ。中嶋監督は「だいぶ(クイック投球に)取り組んできていたんですけど、今日の場合は(クイックを)扱えない分、そこを度外視して投げているように見えた」と腕を組んだ。指揮官は「日本の野球は、まとめて全部やっていかないと。向こうも(スキを)突いてきますので」と早期の修正を求めた。打線はこの日も2得点と苦しんだ。これで30試合連続4得点以下で、起爆剤が欲しいところ。コロナ離脱していた昨季本塁打王のラオウこと杉本裕太郎、リードオフマンの福田周平は、すでに2軍戦で復帰しており、再昇格間近。チームは12日の移動日を挟み、13日ロッテ戦(京セラドーム大阪)に臨む。相手先発は4月10日に敵地で球団史上初の完全試合を食らった佐々木朗の見込み。本拠地の京セラドーム大阪で無数の拍手を浴びてみせる。

◆日本ハム金子千尋投手(38)が、プロ通算130勝目を挙げた。11日、オリックス8回戦(札幌ドーム)で序盤の援護に背中を押され、5回4安打1失点。移籍1年目となる19年9月24日オリックス戦以来、先発では960日ぶり勝利を挙げた。チーム最年長の好投で、チームは連敗を2で止めた。金子は柔らかい笑みで、遠ざかっていた感触を確かめた。先発では960日ぶりの白星。プロ通算130勝目も重なり、ひときわ輝く1勝となった。「本来だったら去年のうちに(130勝は)通過点として挙げたかった。シーズン早いうちに挙げることが出来て良かった」。5回4安打1失点。節目の勝利球を握り締め、沢村賞右腕が1勝の重みをかみしめた。同じ轍(てつ)を踏まなかった。前回捕まった立ち上がりは、持ち味の多彩な変化球で幻惑して踏ん張った。スライダーやスプリット、ツーシームなど全球種となる7種類を駆使して、的を絞らせなかった。「"自分"と勝負じゃなく、バッターと勝負できた」。新庄監督は「金子君がいいテンポで投げてくれたおかげで打線がつながった」と感謝した。昨季はプロ1年目以来の未勝利。登板数も、実働16年で最少の8試合にとどまった。年齢による球速の低下にあらがおうとしたことが、裏目に出た形だった。「去年は去年で割り切って、また今年頑張ろうと思っていた」。今春のオープン戦が終わった時期に「対打者」への意識付けが明確になり、それが結果になって表れ始めた。今季からチーム最年長となった。変わりゆく立場を自覚している。同学年には公私で親交あるオリックス平野佳やソフトバンク松田、楽天川島らがいる。「今、残っているのは野手のほうが多いのかな。できるだけ生き残れるように頑張りたい」と現在地を再確認する。少なくなった"戦友"だが、なれ合いは必要ないと思っている。「交流してしまうと、今度は投げづらくなってしまう、というのは僕の中である」。勝負の世界に徹してきたからこそ、これまでプロの世界で重ねてきた歩みがある。「この1勝で終わらず、次の試合もチームに貢献出来るように、一生懸命に投げたい」。栄光も挫折も味わった。真価の問われる18年目のシーズンが、ここから始まる。【田中彩友美】▽日本ハム新庄監督(3試合ぶりの勝利に)「金子君がいいテンポで投げてくれたおかげで、打線がつながった。攻撃面は作戦を決めてほしいところでミスがいくつかあったから、それを減らしていかないと成長はないね」○...松本が自身初の1試合4安打をマークした。1番中堅で2試合ぶり先発に復帰。1回先頭で中前打を放ち、先制の生還を果たすなど、4打数4安打2得点2盗塁。打率は3割8分2厘に上がり、首位打者の座をキープした。「今日はちょっと積極的にいこうと思って初球からガンガン打ちにいって、いい結果になってくれた」と、手応えを感じていた。

◆日本ハム・清宮幸太郎内野手(22)が二回2死一、二塁の好機で、2点二塁打を放った。「3番・一塁」で先発出場。一回無死二、三塁では空振り三振に倒れたが、二回の第2打席で見せ場をつくった。2死一、二塁となって打席に入り、カウント2―1からの4球目、139キロを鋭く振り抜き右翼ポール際に落ちる二塁打に。走者2人が生還し、4―0とリードを拡大した。前日10日も「3番・一塁」でスタメン起用され、クリーンアップの一角として期待を寄せられたが、4打数無安打。試合後、新庄監督は消極的だった打線に対し「1軍に残りたいという姿勢がまったく見えない。バットを出さない限り一生結果は出ない」とコメントを残し、怒りをあらわにしていた。一夜明け、清宮が雪辱を果たした。

◆〝愛のムチ〟に、快音で応えた。日本ハム・清宮幸太郎内野手(21)が、二回に2点二塁打を放った。前日10日に消極的な打席内容で新庄監督から喝を入れられていたとみられる大砲が、雪辱の一打を放った。「1打席目もチャンスで三振していたので、まじで打ててよかったです。もっと打ちます!」一回無死二、三塁で迎えた第1打席は前夜のリプレイのような空振り三振。ストライクを見逃して追い込まれ、最後は外角152キロ直球にバットが空を切った。場内がため息に包まれた中、汚名返上を果たしたのは二回2死一、二塁での第2打席だ。カウント2―1からワゲスパックの4球目、139キロのスライダーを振り抜いて右翼フェンス際へ落ちる二塁打に。2人の走者をかえし、4―0とリードを拡大。二塁ベース上で拳を握り、喜びをにじませた。「3番・一塁」で出場しながらも4打数無安打に終わった前夜。試合後、BIGBOSSは広報を通じ「1軍に残りたいという姿勢がまったく見えない。バットを出さない限り一生結果は出ない」と今季初めて厳しい言葉を残した。具体的な個人名は挙げられずとも、誰よりも本人たちは自覚していた。「昨日から情けない打席が続いていた」と清宮。悔しさをバットに込め、一夜明けてすぐに結果で応えてみせた。(箭内桃子)

◆先発した日本ハム・金子千尋投手(38)が5回4安打1失点で勝利投手の権利を持って降板した。打線が二回までに5点を援護。金子も打たせて取る投球でテンポよく抑え、5回を69球で投げ終えた。先発勝利となれば2019年9月24日のオリックス戦(京セラドーム)以来、960日ぶりとなる。

◆日本ハムは一回にアルカンタラの押し出し四球と失策で2点を先行し、二回に清宮の2点二塁打と野村の適時打で加点した。金子が5回1失点で2年ぶりの勝利。オリックスはワゲスパックが序盤に5失点し、追い上げきれなかった。

◆オリックスのワゲスパックは序盤に制球が乱れ、5回5失点で2敗目を喫した。来日3試合目で最多の106球を投げたが、役割を果たせず「大事なところを抑えることができなかった」と肩を落とした。一回に先頭打者から連打を浴びると、2四球に失策が絡み2失点。二回には2死一、二塁で清宮、野村に続けて変化球を捉えられ、リードを5点に広げられた。課題のクイック投球も狙われて5盗塁を許し、中嶋監督は「改善していかないと。自分が苦しむだけ」と指摘した。

◆今季2度目の先発となった日本ハム・金子が5回4安打1失点で初勝利。先発としては2019年9月24日のオリックス戦(京セラ)以来、960日ぶりの白星に「どれぶりとかはあまり気にしていなかったけど、今年しっかり頑張ろうと思っていた。チームが勝つことができて良かった」と笑みを浮かべた。古巣を相手に通算130勝目。38歳右腕は「しっかり打者と勝負できた。守備に助けられました」と振り返った。

◆日本ハムの松本剛がプロ11年目で初の4安打を放った。中前打から左前、右前、中前と広角に打ち分け「初球からがんがん打ちにいこうと思って、いい結果になってくれた」と相好を崩した。塁に出れば、ワゲスパックのモーションを盗んで2盗塁を決めた。1番打者の役割を存分に全うし、打率3割8分2厘、12盗塁でともにリーグトップを快走している。

◆日本ハムはオリックス8回戦(札幌ドーム)に5―2で勝利した。2戦連続で「3番・一塁」で先発出場した清宮幸太郎内野手(22)が二回に2点二塁打を放つなど存在感を示した。前日の試合後、消極的な打線に喝を食らわせた新庄剛志監督(50)は、勝利の中にもさらなる成長を求めた。〝愛のムチ〟に、快音で応えた。清宮が2-0の二回に値千金の2点二塁打。前日10日に消極的な打席内容で新庄監督から〝叱責〟されていた(?)若き大砲が、雪辱の一打を放った。「(監督の前日のコメントが)すげー、俺みたいになっているなっていう感じなんですけど、自分でも思うことがある。めちゃめちゃ悔しかったけど、自分も悪い部分がたくさんあった。(気持ちは)整理できて今日を迎えられた」会心の一撃は二回2死一、二塁での第2打席。カウント2―1からワゲスパックの4球目、139キロのスライダーを振り抜いて右翼線深くへ運ぶ二塁打に。4―0とリードを広げた。さらに続く野村の右前打で本塁に生還し、BIGBOSSからハイタッチで迎えられた。「3番・一塁」で出場しながらも4打数無安打に終わった前夜。試合後、新庄監督は広報を通じ「1軍に残りたいという姿勢がまったく見えない。バットを出さない限り一生結果は出ない」と今季初めて厳しい言葉を残していた。名指しこそされなかったが、清宮の中に悔しさは積もっていた。「昨日から情けない打席が続いていた」。一夜明けてすぐに結果で応えた。勝利はつかんだが、細かな走塁ミスなど課題は残る。新庄監督はこの日も広報を通じ「攻撃面は作戦を決めてほしいところでミスがいくつかあったから、それを減らしていかないと成長はないね」とコメントした。白星に浮かれることなく、反省を求めた。(箭内桃子)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
2471 0.774
(↓0.026)
-
(-)
111136
(+1)
81
(+3)
24
(-)
32
(-)
0.249
(-)
2.400
(↓0.02)
2
(-)
ソフトバンク
22121 0.647
(↑0.011)
3.5
(↑1)
108156
(+2)
112
(-)
22
(-)
19
(-)
0.275
(-)
2.680
(↑0.08)
3
(-)
西武
18181 0.500
(↓0.014)
8.5
(-)
106115
(-)
108
(+2)
26
(-)
14
(-)
0.220
(↓0.005)
2.400
(↑0.01)
4
(-)
ORIX
16220 0.421
(↓0.011)
11.5
(-)
10591
(+2)
129
(+5)
12
(-)
23
(-)
0.206
(↓0.001)
3.010
(↓0.04)
5
(-)
ロッテ
13211 0.382
(↑0.018)
12.5
(↑1)
10899
(+3)
128
(+1)
11
(-)
35
(-)
0.206
(↓0.002)
2.840
(↑0.05)
6
(-)
日本ハム
12250 0.324
(↑0.018)
15
(↑1)
106115
(+5)
154
(+2)
33
(-)
27
(+6)
0.228
(↑0.003
4.060
(↑0.05)