DeNA(☆3対1★)巨人 =リーグ戦6回戦(2022.05.10)・HARD OFF ECOスタジアム新潟=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
巨人
0010000001400
DeNA
30000000X3700
勝利投手:ロメロ(3勝3敗0S)
(セーブ:山﨑 康晃(0勝1敗4S))
敗戦投手:山﨑 伊織(1勝1敗0S)
  DAZN
チケットぴあ DeNA戦チケット予約 巨人戦チケット予約

DAZN

◆DeNAは1回裏、牧の犠飛とソトの適時打で幸先良く3点を先制する。投げては、先発・ロメロが7回4安打1失点の力投。その後は伊勢、山崎の継投でリードを守り、ロメロは今季3勝目を挙げた。敗れた巨人は、先発・山崎伊が試合をつくるも、打線が4安打1得点と振るわなかった。

◆セ・リーグ5位のDeNAが、3位の巨人と対戦。 DeNAが巨人に勝利し、連敗を2で止めた。初回に牧の犠飛、ソトの2点適時打で3点を先取。先発ロメロが7回無失点と好投し、伊勢、山崎のリレーで守りきった。南場オーナーの出身地でもある新潟では15年5月10日の巨人戦以来、7年ぶりに勝利を挙げた。巨人は山崎伊が6回3失点と粘るも、そのまま敗れ今季最長の5連敗となった。

◆3位巨人が新潟で5位DeNAに敗れ、今季最長の5連敗を喫した。先発山崎伊が1回につかまる。先頭から2者連続で高めに浮いたスライダーを捉えられ、無死一、二塁。死球で無死満塁として、4番牧を迎えた。浅めの左飛で、ウォーカーも本塁へワンバウンド返球も、三塁走者桑原の足が上回り犠飛で先制を許した。1死二、三塁から続くソトにも左前への2点適時打を浴び、3点を先取された。3回に丸の二ゴロで1点を返すも、DeNA先発ロメロを相手に打線がつながらず。7回には2死一塁から大城の右中間への二塁打で一塁走者中田が激走。本塁へ突入するも、タッチアウトで反撃の1点を阻まれた。山崎伊は6回3失点と粘るも、そのまま敗れて5連敗。主将坂本が負傷したゴールデンウイーク期間が始まった4月29日阪神戦(東京ドーム)から1勝9敗と苦境に立たされている。?▽巨人元木ヘッド兼オフェンスチーフコーチ(7回2死一塁、大城の右中間二塁打で一塁走者中田が本塁を狙ったがタッチアウト)「(三塁ベースコーチとして)行けると思ったし、もう1点というのもあったし、2死だったからね。でも、ちょっと反省している」

◆DeNAが巨人に勝利し、連敗を2で止めた。初回に牧の犠飛、ソトの2点適時打で3点を先取。先発ロメロが7回1失点と好投し、伊勢、山崎のリレーで守りきった。南場オーナーの出身地でもある新潟では15年5月10日の巨人戦以来、7年ぶりに勝利を挙げた。

◆巨人中田翔が1軍復帰戦を4月3日阪神戦以来、今季3度目のマルチ安打で飾った。ファームでの約2週間の調整を経て4月20日広島戦以来のスタメン出場。2回1死、内角速球を右前に運ぶと、7回2死には外角スライダーを中前に落とした。バットを折りながらのしぶとい2安打に「勝つことが出来なかったので素直に喜べないですけれど、この結果を良いきっかけにして、さらに気を引き締めて頑張ります」と話した。

◆3位巨人が今季初の5連敗を喫した。投手陣はDeNA打線を2回以降は無失点に抑えたが、打線がつながりを欠いて4安打1得点に封じられた。原監督は「もっと打たないとね。打線のチームだから。投手陣をカバーしてあげないといけませんね」と振り返った。「1番」不在が痛い。打率3割4分1厘の吉川が4日広島戦で死球を受け、肩甲骨の骨挫傷で離脱。以降5試合は広岡、香月、湯浅が務めたが18打数1安打1四球で打率5分6厘、出塁率1割5厘で、チームも8得点。2番坂本主将の離脱も重くのしかかって打線が機能せず、5月は1勝7敗と下降線をたどっている。首位陥落から3日にして、4位中日とは0・5差。現状打破に向け、元木コーチは「今のメンバーでやるしかないし、本当に全員で戦うしかない」と結んだ。

◆巨人が今季最長となる5連敗を喫した。先発の山崎伊織投手が初回に3失点。2回以降は無失点に抑えたが、打線は3回の丸佳浩外野手の二ゴロ間で奪った1点に終わった。先発山崎伊は6回6安打3失点で、プロ初黒星を喫した。試合後、原辰徳監督の主な一問一答は以下の通り。?-山崎伊は2回以降は良かった「そうですね。立ち上がりが、ちょっと甘くいったのかな。それ以降、よく立ち直りながら、よく投げたと思います。成長してくれていますね。しかし、その部分はね、反省するところはあるでしょうね」-打線に元気がない「そうですね。もっと打たないとね。打線のチームだから。ピッチャー陣をカバーしてあげないといけませんね」-1軍再昇格の中田が2安打「ちょっと上体の力が抜けている感じがして、いいスタートを切ってくれたんじゃないでしょうかね」-故障離脱している吉川に代わる1番打者がポイントに「まあ、それは1番バッターがいないわけだから。やっぱり1番、2番が出て、3番、4番、5番というところでしょ。5番、6番までね。それがなかなか機能しないというところですね」

◆DeNAが故障で主力を欠く中、チーム一丸で巨人に勝利し、連敗を2で止めた。8日に抹消された三嶋に代わってセットアッパーを任された伊勢が、8回から登板し3者連続三振。9日に抹消された大田に代わって、スタメン出場の関根はマルチ安打で得点に絡んだ。三浦監督は「選手たちが『俺も、俺も』と、もっともっと出てきてもらいたい。チャンスですから」と期待した。春季キャンプから取り組む1つ先の塁を狙いにいく「走塁」で、主導権を奪った。1回無死満塁、牧の浅めの左飛で三塁走者の桑原が生還。左翼ウォーカーが本塁に送球する間に、各走者が二塁と三塁へと進塁し、続くソトの左前適時打で2点を加えた。桑原は「ホームにかえってくるまでが仕事。ああいう走塁で1点取れたのはよかった」と充実感を漂わせた。7回の守りでは、2死一塁から大城の右越え二塁打で本塁生還を狙った一塁走者・中田を、二塁手の牧を含めた中継プレーで阻止。9回は山崎が3人で締め、リードを守りきった。南場オーナーの出身地・新潟では15年5月10日の巨人戦以来、7年ぶりに勝利。視察したオーナーに白星をプレゼントした。三浦監督は「久しぶりに新潟のファンに勝利を届けられましたし、オーナーの地元で勝ててよかったです」と笑顔をみせた。【久保賢吾】?▽DeNA牧(2点リードの7回2死一塁、大城の二塁打で本塁を狙った中田の生還を好返球で阻止)「球場も広かったので、ホームに突入してくるなと思いながら中継した」▽DeNAソト(背中の張りから復帰し、1回に2点適時打)「状態は少し良くなって、何とか新潟に来ることができたので、勝利に貢献できてうれしいです」

◆巨人山崎伊織投手(23)が立ち上がりにつかまり、6回3失点でプロ初黒星を喫した。1回に無死満塁から犠飛と適時打で3点を献上したが、2回以降は3安打無失点と好投。「初回が全てだったと思います。桑田コーチに『6回3失点で粘って投げなさい』と言われて、切り替えて投げられたと思います」と振り返った。桑田投手チーフコーチは「6回まで投げ切ったのは非常に素晴らしい」と評価し、次週の先発登板に期待した。

◆巨人・中田翔内野手(33)が「6番・一塁」で先発メンバーに名を連ねた。日本ハムから移籍2年目の今季開幕当初は中軸を任されたが、打撃不振と首の不調で4月22日に出場選手登録を外れ、この日再登録された。2軍では9試合に出場し、打率・241、4本塁打、8打点。雨天コールドとなった試合でも2打席連続アーチを放つなど調子を上げていた。

◆新潟の地で復活をアピールした。背中の張りで8日の広島戦(マツダ)を欠場したDeNAのネフタリ・ソト内野手(33)が「5番・一塁」で復帰。第1打席でいきなり2点打を放ち、一塁上でベンチに向かって笑顔で右手を掲げた。「いいところに落ちてくれました! みんながつないでくれたチャンスだったので、追加点を挙げられて良かった」一回先頭の桑原と関根が連打。楠本も四球を選び無死満塁の好機で、4番・牧がきっちり左犠飛。先取点を奪い、なお1死二、三塁から、ソトが山崎伊の内角直球に詰まらされながらも振り抜き、左前に落として貴重な2打点を挙げた。チームは8日の広島戦(マツダ)で三浦監督就任後ワーストとなる被安打21、17失点の大敗。追い打ちをかけるように三嶋が右肩の張り、大田が右太もも裏の肉離れで相次いで離脱した。既にオースティン、宮崎、佐野の主軸を故障で欠いており、同戦を欠場したソトまで戦列を離れれば、さらに厳しい状況に立たされていただけに、スタメンに戻ってベイ党を安心させた。恒例となっている南場智子オーナーの出身地、新潟での主催試合。普段は見られないNPBの試合に、ワンプレーごとにどよめきが起こるなど盛り上がりを見せた中、ベイスターズが一回から3得点の〝速攻〟を見せた。(浜浦日向)

◆DeNAは一回無死満塁から牧の犠飛、ソトの2点適時打で3点を先行した。ロメロが7回1失点で3勝目を挙げ、伊勢―山崎とつないで逃げ切った。巨人は打線が6回3失点の山崎伊を援護しきれず、今季ワーストの5連敗を喫した。

◆その名がアナウンスされると、観衆が大きく沸いた。6番、一塁、中田-。この日1軍に昇格し、すぐさま先発。巨人の大砲は拍手に背中を押され、二回に第1打席を迎えた。「一日でも早くファンの皆さんに認めてもらえるように一から頑張る」。折に触れて繰り返してきた言葉を胸に刻み、初球から迷わずスイング。ロメロが内角に投じた149キロの速球にバットを折られながらも、しぶとく右前へ運んだ。外野席のかなたには田園や山脈が広がる。涼風が吹き抜けた新潟が、リスタートの地だ。日本ハムから移籍2年目の今季、開幕当初は中軸を任されたが、打撃不振と首の不調で4月22日に出場選手登録を外れていた。2軍降格後は9試合に出場し打率・241、4本塁打、8打点。33歳は小笠原2軍打撃コーチにマンツーマンで指導を受け、若手に交じって汗にまみれた。雨天コールドとなった試合で2打席連続アーチを放つなど復調し、窮地の1軍に戻ってきた。吉川、坂本が負傷離脱した打線は迫力を欠く。直近9試合は1勝8敗。敗れた試合はいずれも3得点以下で、首位から3位まで後退した。帰ってきたスラッガーに求められるのは長打力だ。七回には中前打をマーク。「結果を残して、もっと大きな声援を送ってもらえるように頑張りたい」。かつてお立ち台で口にした言葉を、今も言い聞かせているはずだ。中田は復帰戦で3打数2安打。しかし、計4安打に抑えられたチームはわずか1得点。5連敗となった。(鈴木智紘)

◆巨人・中田翔内野手(33)が1軍復帰戦でチーム唯一の2安打を放った。二回1死の第1打席でDeNA・ロメロの内角直球に詰まりながらも右前に運び、七回2死には外角のスライダーに食らいつき、バットを折りながら中前に落とした。4月20日の広島戦(東京ドーム)以来の先発出場で今季3度目のマルチ安打をマークしたが、「勝つことができなかったので素直に喜べないですけれど、この結果を良いきっかけにして、さらに気を引き締めて頑張ります」と話した。2安打の大砲に原監督は「上体の力が抜けている感じがして、いいスタートを切ってくれた」と目を細めた。

◆2年目の巨人・山崎伊織投手(23)が6回3失点でプロ初黒星を喫した。一回に連打と死球で無死満塁のピンチを招き、牧に犠飛、ソトに2点打を浴びていきなり3失点。「初回が全てだった」と肩を落とした。二回以降は最速151キロの直球とスライダーを駆使し、5奪三振無失点に抑え、自己最多の110球を投げ抜いた。立ち上がりにつかまった右腕に桑田投手チーフコーチは「初回は何年やっても難しい」と理解を示した上で、「チーム状況を考えると先に点をあげないという気持ちを、もう少し強く持ちながらやってもらいたかった」と話した。それでも「最後までスピードも落ちなかったですし、回を追うごとに低めにボールを集めて本当にナイスピッチングだった」と賛辞を贈った。

◆新潟の皆さん、お待たせしました!! DeNAは10日、巨人6回戦(ハードオフ新潟)に3―1で勝利。2年目で4番に座る牧秀悟内野手(24)が一回に先制犠飛を放ち、守備でも中継プレーでアウトにするなど、攻守で勝利に貢献した。観戦に訪れた南場智子オーナー(60)の故郷での連敗を4で止め、7年ぶりに白星を飾った。) すぐ近くに田園風景が広がる新潟市のハードオフ・エコスタジアムで、牧が躍動した。一回、無死満塁で迎えた第1打席。巨人先発、山崎伊のシュートに詰まらされながらも、先制の左犠飛で4番の責務を果たした。「満塁でつないでもらったので、何とか1点取ろうという気持ちで打席に入った。浅い飛球で桑さん(桑原)がかえってくれたおかげ」二塁守備でもファンを魅了した。3―1の七回2死一塁。大城の右中間を破る打球で、中継プレーに入り、右翼手前の位置からワンステップで本塁へワンバウンドの好返球。「球場も広かったので、本塁突入してくると思って入った」と一走・中田を刺し、反撃の芽を摘んだ。故郷の長野・中野市から球場まで車で約2時間。この日は一塁側スタンドに両親、祖父ら親族に加え、小学校時代にプレーした中野キングアニマルズのチームメートの保護者らが結集した。大応援団に背中を押され、若き主砲が攻守に渡って存在感を見せた。 チームはオースティン、宮崎、佐野、大田ら打線の核がいずれも故障で離脱している。そんな苦境を跳ね返し、南場オーナーの故郷・新潟での主催試合で2015年5月10日の巨人戦以来、丸7年ぶりの勝利。オーナーと同じ4月21日が誕生日の4番・牧をはじめ、チームが一丸となった。前回勝利した当時、現役投手だった三浦監督も「久しぶりに勝利を届けられた。ナイスゲーム」とにっこり。全員で待望の1勝をつかみ取った。(浜浦日向)

◆明大出身の3年目右腕、伊勢が2点リードの八回に2番手で登板し1回を3者連続三振斬り。開幕から17試合連続無失点、ここ8試合は安打も許していない圧巻の投球で勝利に導き「ブルペンでは調子が悪かったが、割り切ってマウンドに上がった。悪いなりの投球ができた」とうなずいた。右肩の張りで離脱した三嶋に代わり八回を担った〝伊勢大明神〟に、三浦監督は「大きな存在」と信頼を口にした。

◆打線がつながらない。4安打に終わった巨人は今季ワーストの5連敗。投手陣を援護できなかった攻撃陣に、原辰徳監督(63)は「もっと打たないとね。打線のチームだから」と、苦言を呈した。この日1軍に昇格した中田が6番で先発に名を連ね、2安打を放った。しかし、1番から5番までが無安打。丁寧に低めを突くロメロにゴロの山を築かされた。5戦連続の3得点以下。1、2番コンビの吉川、坂本が負傷離脱した穴を埋められないのが現状だ。不振のため、2軍で調整してきた中田は「素直に喜べないけど、この結果をきっかけにして気を引き締めて頑張ります」と前を向いた。復帰した大砲に、指揮官も「いいスタートを切ってくれた」と期待を寄せた。(鈴木智紘)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
20140 0.588
(↓0.018)
-
(-)
109132
(-)
116
(+1)
32
(-)
19
(+1)
0.231
(-)
2.950
(↑0.06)
2
(-)
広島
21151 0.583
(↑0.012)
0
(↓1)
106164
(+3)
117
(-)
17
(+1)
7
(-)
0.261
(-)
2.930
(↑0.09)
3
(-)
巨人
21180 0.538
(↓0.015)
1.5
(-)
104154
(+1)
163
(+3)
41
(-)
14
(-)
0.242
(↓0.002)
3.560
(-)
4
(-)
中日
18160 0.529
(↑0.014)
2
(↑1)
109111
(+1)
116
(-)
20
(+1)
13
(-)
0.245
(-)
3.230
(↑0.1)
5
(-)
DeNA
14180 0.438
(↑0.019)
5
(↑1)
111116
(+3)
145
(+1)
26
(-)
13
(-)
0.244
(-)
4.040
(↑0.1)
6
(-)
阪神
12251 0.324
(↓0.009)
9.5
(-)
105108
(-)
128
(+3)
24
(-)
24
(-)
0.223
(↓0.002)
3.210
(-)