オリックス(★1対2☆)楽天 =リーグ戦6回戦(2022.05.08)・京セラドーム大阪=
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楽天
00100000012911
ORIX
01000000001411
勝利投手:宋 家豪(1勝0敗0S)
(セーブ:松井 裕樹(1勝1敗10S))
敗戦投手:黒木 優太(0勝2敗1S)

本塁打
【楽天】島内 宏明(2号・10回表ソロ)
【オリックス】頓宮 裕真(1号・2回裏ソロ)

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◆延長戦を制した楽天が球団初の10連勝。楽天は3回表、小深田の内野ゴロの間に1点を挙げ、同点とする。そのまま迎えた延長10回には島内がソロを放ち、試合の均衡を破った。投げては、先発・則本が7回1失点の好投。敗れたオリックスは、打線が4安打1得点と振るわなかった。

◆6連敗中のオリックスは8日、10選手を入れ替えた。安達了一内野手(34)は、発熱を伴う体調不良のため「感染拡大防止特例2022」による出場選手登録抹消となり、7日楽天戦に先発した山崎福也投手(29)、小木田敦也投手(23)、セサル・バルガス投手(30)、大城滉二内野手(28)の計5選手の出場選手登録を抹消した。代わってこの日に先発予定の竹安大知投手(27)、救援要員で黒木優太投手(27)、張奕投手(28)、宜保翔内野手(21)、佐野如一外野手(23)の計5選手を出場選手登録した。

◆楽天小深田大翔内野手が、アクシデントに見舞われた。1点を追う3回1死満塁で迎えた第2打席、遊ゴロを放った際に一塁にヘッドスライディング。併殺崩れで同点としたが、ゆっくりと起き上がり、左肩を伸ばすしぐさをした。トレーナーに付き添われながら、1度治療のためにベンチへ戻るも、代走山崎が送られた。石井GM兼監督は試合後「今分かる状況でもないし、離脱ですという状況でもない。なにかあったらご報告します」と話すに留めた。今後病院に行き、検査する予定。

◆楽天が、オリックスに競り勝ち、10連勝を決めた。先発則本が2回2死走者なしで頓宮に左翼へソロを浴び、先制点を献上。直後の3回1死満塁で、小深田が遊ゴロを放つも、一塁にヘッドスライディングをして併殺崩れで同点に追いついた。延長戦に突入し、10回2死走者なしで島内が右翼へ2号ソロを放って勝ち越し。最後は松井裕が締め10セーブ目を挙げた。4月26日から連勝が続き、6日に球団史上最長の8連勝を記録し、さらに数字を伸ばしている。

◆オリックスが逆転負けで今季最長の7連敗を喫した。7連敗は20年8月以来で、中嶋政権ではワーストを更新。楽天戦は今季6戦6敗となり、借金は6に膨らんだ。打線は28試合連続で4得点以下と厳しい状況が続く。この日は2回に頓宮が左中間スタンドに今季1号となる先制ソロを放った。この1発がチーム5月初本塁打となったが、5月初勝利は、最速で10日の日本ハム戦(札幌ドーム)までお預けとなった。

◆オリックスが今季延長戦5試合目で初黒星を喫し、今季最長の7連敗。7連敗は20年8月以来で、中嶋政権ではワーストを更新。楽天戦は今季6戦6敗となり、借金は今季ワーストの6に膨らんだ。救援陣はピンチを招きながらも奮闘していたが、延長10回に黒木が楽天島内に決勝ソロを浴びた。中嶋監督は「投手陣がすごく頑張ってくれていたんですけどね。野手がやるしかない」と声を絞り出した。打線は28試合連続で4得点以下と厳しい状況が続く。全敗が続く5月の初勝利は、最速で10日の日本ハム戦(札幌ドーム)までお預けとなった。

◆楽天松井裕樹投手がリーグトップの10セーブ目を挙げた。1点リードの10回に4番手として登板。3者凡退で打ち取り、チームの10連勝を決めた。防御率は1.15。「チームメートが全力で戦って運んでくれた勝ち試合なので、当然負けるわけにはいかない。堂々と自分のパフォーマンス出せれば大丈夫だと思っている」。覚悟と自信が好調を呼んでいる。▽楽天則本(先発して7回3安打1失点)「制球が良くなくて、ボール先行のピッチングでしたけど、なんとか耐えたかなと思います」

◆負けない楽天の快進撃が止まらない。延長10回、4番島内宏明外野手(32)が右翼席へ2号決勝ソロを放ち、球団初の10連勝を決めた。6日に球団史上最長の8連勝を記録し、そのまま連勝を伸ばし続ける。ネガティブなコメントでファンをざわつかせた主砲も復活。最高の雰囲気で本拠地仙台に帰り、10日からのロッテ3連戦に備える。笑顔が戻った。島内は、延長10回2死走者なしで、虎視眈々(たんたん)と狙っていた。「正直1発ほしいなと思って」。初球、黒木の高め直球をフルスイング。打球を右翼席へ突き刺した。表情を変えずにダイヤモンドを1周。ベンチ前で仲間たちとハイタッチすると、口元が緩んだ。ふがいなさに気分が沈み込んだ。得点圏打率は2割5分。10併殺打はリーグ2位に5本差をつけてワースト。捉えた打球が野手の正面を突くことも多かった。満足できない成績。それでも4番に座り続けることにもどかしさを感じた。前日7日は2打点の活躍も「自分が試合に出ていることがすみません。自分がいなければ20連勝ですね」と自虐節が止まらなかった。ようやく放てた"勝利の一打"。「結構ガチで思っているので」と話しながらも、表情がほころんだ。独特な言い回しが注目される島内語録も復活。母の日のプレゼントを聞かれると「現金を贈りたいと思います」。どんなお母さんかの質問には「小心者だと思います」。昨年に続き、母の日に2年連続のV打。"らしさ"が戻り、球団スタッフと報道陣の笑いを誘った。主砲に勢いが出れば、チームも活気づく。ここ数日間は歯の痛みにも悩まされていたが、大型連休のため歯医者に行けず。オフの9日にようやく治療ができる。野球と体、両方の悩みから解放される。「明日は気分転換で酵素風呂に入りに行きます。歯医者も行きますよ」とやる気満々。リフレッシュして、新たな戦いに挑む。そんな4番の苦悩に石井GM兼監督は「いい意味でなんとも思ってなかったです。いろんな状況が1年間ある」と絶大な信頼を置く。みんなで粘って、つないで勝ち取った10連勝。その数字をさらに伸ばすべく-。打線の中心にノリノリになった島内が加わる。【湯本勝大】▽楽天則本(先発して7回3安打1失点)「制球が良くなくて、ボール先行のピッチングでしたけど、なんとか耐えたかなと思います」

◆負けない楽天の快進撃が止まらない。延長10回、4番島内宏明外野手(32)が右翼席へ2号決勝ソロを放ち、球団初の10連勝を決めた。投打の軸たちの安定感が、楽天の10連勝を支えている。好調の要因は何か-。攻守両面から、戦いぶりをひもといていく。◆攻撃面3番浅村が絶好調。引き分けを含めた直近11戦で12安打、3本塁打、9打点。勝負強さを発揮している。チャンスメークに大きく貢献しているのが日本ハムから加入した1番西川。11戦10安打に11四死球と高い出塁率を誇る。リーグ2位の8盗塁の俊足で相手投手に重圧をかけ、2本塁打9打点とバットでも貢献。下位から上位打線につなげれば、得点のチャンスが増す。◆守備面11戦中7試合で、先発投手が6回以上3失点以内のクオリティースタートを達成した。リリーフ陣は守護神松井裕が防御率1.15。ブセニッツは0.93、宋は1.13。弓削も8試合連続で無失点。安楽は3勝を挙げ、今季はいまだに逆転負けがない。先発が試合をつくり、救援陣がリードを守る。防御率はリーグ2位で、78失点は12球団最少。守備も12球団最少の5失策と堅い。石井GM兼監督は「ピッチャーが最少失点で抑えていけば、バッターも何とかできるって思える。大量失点とかしてないところが、チームが前を向いて戦えるところかな」と分析。投打がかみ合った状態が、相乗効果を生んでいる。【楽天担当=湯本勝大】

◆楽天が、オリックスに競り勝ち、10連勝を決めた。先発則本が2回2死走者なしで頓宮に左翼へソロを浴び、先制点を献上。直後の3回1死満塁で、小深田が遊ゴロを放つも、一塁にヘッドスライディングをして併殺崩れで同点に追いついた。延長戦に突入し、10回2死走者なしで島内が右翼へ2号ソロを放って勝ち越し。最後は松井裕が締め10セーブ目を挙げた。▼現12球団で唯一、2桁連勝を記録していなかった楽天が初の10連勝。3日の日本ハム戦からは球団初のビジター6連戦6連勝もマークした。4月16日ソフトバンク戦からの1点差試合8連勝は、14年に並ぶ球団最長。これで開幕30試合を消化し、まだ6敗しかしていない。30試合で6敗以下のチームは83年巨人以来39年ぶりとなり、2リーグ制後8チーム目。パでは79年近鉄以来。過去7チームのうち松竹、中日の2チームが記録した50年セは中日が最終2位だが、他はすべて優勝している。

◆負けない楽天の快進撃が止まらない。延長10回、4番島内宏明外野手(32)が右翼席へ2号決勝ソロを放ち、球団初の10連勝を決めた。6日に球団史上最長の8連勝を記録し、そのまま連勝を伸ばし続ける。現12球団で唯一、2桁連勝を記録していなかった楽天が初の10連勝。3日の日本ハム戦からは球団初のビジター6連戦6連勝もマークした。4月16日ソフトバンク戦からの1点差試合8連勝は、14年に並ぶ球団最長。これで開幕30試合を消化し、まだ6敗しかしていない。30試合で6敗以下のチームは83年巨人以来39年ぶりとなり、2リーグ制後8度目。パでは79年近鉄以来。過去7チームのうち松竹、中日の2チームが記録した50年セは中日が最終2位だが、他はすべて優勝している。

◆オリックス・頓宮裕真捕手(25)が、今季1号ソロを放った。0─0の二回2死。楽天先発・則本が投じた149キロ直球を捉え、左翼3階席へ運んだ。頓宮の一発でチームは先制。6連敗中のオリックスが、待望の先取点を奪った。

◆楽天が球団記録を伸ばす10連勝。1―1の延長十回に島内が勝ち越しの2号ソロを放った。3番手の宋家豪が今季初勝利で松井裕は10セーブ目。三回に失策絡みで追い付かれたオリックスは九回のサヨナラ機を逸し、2年ぶりの7連敗。

◆楽天の松井裕がリーグ最速で10セーブ目を挙げた。2―1の延長十回を難なく3人で片付け「セーブ数は気にしていない。チームが勝てるように、精いっぱいやっている」と淡々と言った。1分けを挟む今回の10連勝中は6試合に登板し、失点を喫したのは1試合だけ。ここまで防御率1・15と安定感が際立つ守護神は「重圧はあるが、自分のパフォーマンスを出せれば大丈夫だと思っている」と自信をのぞかせた。(京セラ)

◆楽天の小深田が三回1死満塁からの遊ゴロで一塁にヘッドスライディングした後、代走を送られた。石井監督は痛めた箇所などは明らかにせず「今、分かる状況ではないので。念のため(病院に)行かそうと思っている」と話した。

◆オリックスは5月に入って勝利なし。2年ぶりの7連敗で首位・楽天とのゲーム差は11・5となった。九回は1死二塁から2死後に満塁としても生かせず、直後の十回に2死無走者から黒木が島内に痛い一発を浴びた。中嶋監督は野手陣に対し「見ていて歯がゆいところはある」と指摘。「こちらも尻をたたいていくしかない」と奮起を求めた。◆今季初登板先発で4回1失点だったオリックス・竹安 「流れを持ってこられるような投球がしたかった」

◆オリックスの安達が8日、新型コロナウイルスの感染拡大防止特例の対象選手として出場選手登録を外れた。球団によると、発熱を伴う体調不良のため。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
2361 0.793
(↑0.007)
-
(-)
113128
(+2)
78
(+1)
24
(+1)
29
(-)
0.248
(-)
2.460
(↑0.06)
2
(-)
ソフトバンク
21121 0.636
(↑0.011)
4
(-)
109154
(+8)
112
(+4)
22
(-)
19
(+1)
0.275
(↑0.002)
2.760
(↓0.04)
3
(-)
西武
18171 0.514
(↑0.014)
8
(-)
107115
(+5)
106
(+1)
26
(+2)
14
(+2)
0.225
(-)
2.410
(↑0.04)
4
(-)
ORIX
15210 0.417
(↓0.012)
11.5
(↓1)
10785
(+1)
122
(+2)
11
(+1)
21
(-)
0.206
(↓0.002)
3.030
(↑0.07)
5
(-)
ロッテ
12201 0.375
(↓0.012)
12.5
(↓1)
11096
(+4)
120
(+8)
11
(+1)
35
(-)
0.210
(↓0.001)
2.790
(↓0.16)
6
(-)
日本ハム
11240 0.314
(↓0.01)
15
(↓1)
108108
(+1)
148
(+5)
32
(-)
21
(+1)
0.225
(↓0.002)
4.150
(↓0.04)