西武(☆7対0★)ロッテ =リーグ戦8回戦(2022.05.05)・ベルーナドーム=
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ロッテ
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西武
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勝利投手:與座 海人(2勝1敗0S)
敗戦投手:美馬 学(0勝4敗0S)

本塁打
【西武】中村 剛也(1号・6回裏3ラン),山川 穂高(11号・8回裏ソロ)

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◆西武は3回裏、源田の適時打で1点を先制する。その後は、6回に中村の3ランでリードを広げると、8回には山川のソロなどで3点を加え、試合を決定づけた。投げては、先発・與座が6回無失点の好投で今季2勝目。敗れたロッテは、投打ともに振るわなかった。

◆ロッテが今季5度目の完封負けを喫した。西武のアンダースロー与座に対し、5回までシングルヒット2本のみ。6回にエチェバリア、高部の連打などで1死二、三塁とするものの、3番中村奨が空振り三振、4番佐藤都が力ない投ゴロに倒れた。先発の美馬学投手(35)は5回まで1失点のみで粘っていたものの、6回2死後に中村に3ランを被弾。「失投です...。せめて7回までは投げたかったです。ああいう形で降板するのは悔しいです」と4戦4敗に肩を落とした。井口資仁監督(47)も「美馬の時に全然援護できていなかったので」と話していたものの、この日も得点できず。今季、美馬も登板イニングならびに勝利投手の権利が残っているイニングでの味方打線は、85打数13安打で打率1割5分3厘。得点は1点のみ(3月31日ソフトバンク戦でのエチェバリアの本塁打)。美馬は防御率3・33で0勝4敗、小島は同2・81で0勝3敗。熱投が報われない。【金子真仁】

◆西武与座海人投手が6回4安打無失点で2勝目を挙げた。6回2死二、三塁で佐藤都のゴロを捕球後、一塁山川との連携が乱れた。遅れて一塁へ疾走。最後は佐藤都との"かけっこ"に。判定はセーフも、リクエストでアウトにひっくり返りピンチを脱した。「最後は短い足を伸ばしました」とニッコリ。サブマリン右腕の直球は130キロ前後。小さい頃は速い球に憧れたが、抜群のテンポで打たせて取った。「少年少女がたくさん来ていたと思う。少しでも名前を覚えてくれるように一生懸命、投げました」と、こどもの日に勝利を届けた。

◆待ってました、おかわり君! 西武中村剛也内野手(38)が1-0の6回、ロッテ美馬から試合の流れを決める3ランを放った。打率1割台と苦しむ中、チーム33試合目&自身97打席目で待望の今季1号が飛び出した。5月5日のこどもの日の本塁打は5本目。通算13試合で46打数15安打の打率3割2分6厘、15打点と打っている。今年も詰め掛けた子どもたちを喜ばせ、勝率を5割に戻した。本人より先に周りが喜んだ。1-0の6回2死一、二塁。打った瞬間に確信させる中村の打球に、ベンチのチームメートたちは両手を挙げた。ダイヤモンドを1周した主砲をベンチの中ではなく、1歩出て、並んで待ち受けた。中村は「いつもと逆の手でハイタッチみたいな感じ。おかしなことになっちゃった」と、ほおを緩めた。みんなが待ち望んだ1発だった。前の山川が申告敬遠されたが「僕が相手ベンチにいても敬遠させる」と意に介さなかった。1ストライクからフォークが浮いたのを逃さない。やっと出た当たりに「変な感じでしたね。ベースランの仕方とか、どうやって走ったかなと」と照れた。一塁を回るとき、歩幅が少し合わなくなりそうになった。打率も1割台で「しんどかった」と正直に言った。ただ、直近3試合は安打を放ち、上向きの感触は持っていた。「何とか普通の打撃ができるように」。試合前の置きティーは、インパクトの形を確認しながら丁寧に振った。基礎を繰り返し、その時を待った。直後の広報コメントは「いい場面で回ってきて、たくさんの子どもたちが応援に来てくれている中で打てて良かったです」。いつもは「打てて良かったです」とシンプルなだけに「長いコメント、してもうた」と笑った。息子からは「ホームラン、打って」と言われていた。巨人長嶋に1本と迫る通算443号で子どもたちの期待にも応えたが、最後は「今日は終わったので、また明日」ときっぱり。ヒーローは、もう次の戦いを見据えていた。【古川真弥】▼中村がチーム33試合目、出場27試合目で今季1号。ケガで出遅れた13年の中村はチーム122試合目の9月10日ソフトバンク戦で1号を放ったが、その時の出場試合数は4試合目。出場試合数では、今季の27試合目が18年6月9日巨人戦の20試合目を抜いて最も遅い1号となった。▽西武辻監督(中村の今季1号3ランに)「山川が歩かされた後、仕留めるのがすごい。1本出れば違ってくると思う。こどもの日。勝つこともそうだけど、山川と中村のホームランは絶対(子どもたちの)思い出に残るでしょう。最高の試合でした」▽西武山川(8回にリーグトップを走るダメ押しの11号ソロ)「トノ(外崎)が前で(犠飛で走者を)かえしてくれたので、楽に打席に入れました」

◆待ってました、おかわり君! 西武中村剛也内野手(38)が1-0の6回、ロッテ美馬から試合の流れを決める3ランを放った。打率1割台と苦しむ中、チーム33試合目&自身97打席目で待望の今季1号が飛び出した。5月5日のこどもの日の本塁打は5本目。通算13試合で46打数15安打の打率3割2分6厘、15打点と打っている。今年も詰め掛けた子どもたちを喜ばせ、勝率を5割に戻した。▼中村がチーム33試合目、出場27試合目で今季1号。ケガで出遅れた13年の中村はチーム122試合目の9月10日ソフトバンク戦で1号を放ったが、その時は出場4試合目。出場試合数では、今季の27試合目が18年6月9日巨人戦の20試合目を抜いて最も遅い1号。

◆西武の中村剛也内野手(38)に今季1号3ランが飛び出した。1点リードの六回2死一、二塁で迎えた打席。ロッテ・美馬の甘いコースに来た変化球を完璧に捉え、左翼スタンド中段に運んだ。中村は「打ったのはフォーク。いい場面で回ってきて、たくさんの子供たちが応援に来てくれている中で打ててよかった」とコメントした。

◆西武が無失点リレーで快勝した。三回に源田の適時打で先制し、六回に中村が1号3ラン。八回にも外崎の犠飛、山川の11号ソロなどで3点を加えた。与座は6回4安打無失点で2勝目を挙げた。ロッテは今季5度目の零敗を喫した。

◆西武の与座が6回4安打無失点の好投で2勝目を挙げた。緩急と制球が抜群で、1―0の六回2死二、三塁のピンチも佐藤都を外角低めの速球で投ゴロに打ち取って切り抜けた。「打者一人一人に気持ちを込めて投げた」と汗を拭った。プロ初出場したルーキー古賀とバッテリーを組み、ロッテ打線を翻弄した。「イニング間もコミュニケーションを取りながら、次どういくかを決めていけたのが良かった」とうなずいた。

◆西武・与座が6回4安打無失点の好投で今季2勝目。初出場したD3位・古賀(中大)とのバッテリーでロッテ打線を封じ、「イニング間もコミュニケーションを取りながら、次どういくかを決めていけたのが良かった」とうなずいた。4月28日のソフトバンク戦では先発・スミスの負傷で二回から緊急登板で勝利。5年目を迎えたサブマリン右腕を辻監督は「真っすぐにも力があった」とたたえた。

◆待望の一発だ。西武・中村剛也内野手(38)が今季1号の3ラン。「なかなか打てなかったので少しホッとした」。山川が申告敬遠され、迎えた1点リードの六回2死一、二塁。美馬の変化球を捉え、左翼席中段に運んだ。 こどもの日。2万3646人が集まったスタンドには親子連れの姿が目立った。3人の息子の父親である中村は「たくさんの子供たちが応援に来てくれている中で打てて良かった。自分の息子にも『ホームラン打てよ』と言われるので」と笑った。 本塁打王6度の実績を誇るプロ21年目。これが現役最多の通算443本目で、長嶋茂雄(巨人)まで1と迫った。また一つ数字を積み上げた〝ホームランアーチスト〟は「これくらいの感じ(状態)をキープしていけたら」と涼しげだった。(石井孝尚)

◆西武は「こどもの日」企画として来場した小学生以下の子供全員に源田がカラーリングやデザインを監修したサイン入りキッズグラブを配布した。29歳の主将は、三回に先制の右前適時打で今季初打点をマーク。「試合前にグラブを持った子供たちをたくさん見ました。みんなの応援が力になっています」と喜びのコメントを出した。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
2061 0.769
(↑0.009)
-
(-)
116116
(+8)
74
(+4)
21
(+1)
26
(-)
0.244
(↑0.004)
2.590
(↓0.05)
2
(-)
ソフトバンク
18121 0.600
(↑0.014)
4
(-)
112125
(+9)
105
(+3)
19
(-)
14
(-)
0.263
(-)
2.820
(-)
3
(-)
西武
16161 0.500
(↑0.016)
7
(-)
110103
(+7)
102
(-)
22
(+2)
11
(-)
0.226
(↑0.002
2.570
(↑0.08)
4
(-)
ORIX
15180 0.455
(↓0.014)
8.5
(↓1)
11081
(+3)
110
(+9)
10
(-)
21
(-)
0.207
(↓0.001)
2.980
(↓0.14)
5
(-)
ロッテ
12171 0.414
(↓0.015)
9.5
(↓1)
11389
(-)
91
(+7)
10
(-)
35
(-)
0.212
(↓0.003)
2.170
(↓0.14)
6
(-)
日本ハム
10220 0.313
(↓0.01)
13
(↓1)
111104
(+4)
136
(+8)
31
(+3)
19
(-)
0.230
(↓0.001)
4.130
(↓0.06)