DeNA(★3対7☆)中日 =リーグ戦4回戦(2022.05.03)・横浜スタジアム=
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中日
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DeNA
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勝利投手:小笠原 慎之介(1勝1敗0S)
敗戦投手:ロメロ(2勝3敗0S)
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◆中日は2点を追う3回表、ビシエドの適時打などで3点を挙げ逆転する。4-3で迎えた8回には、岡林のスクイズなどでリードを広げた。投げては、先発・小笠原が6回途中3失点で今季初勝利。敗れたDeNAは、守備の乱れが失点につながり、打線も好機を生かしきれなかった。

◆"竜キラー"のDeNAフェルナンド・ロメロ投手(27)が、チームの連敗ストップに向け、3日の中日戦(横浜)の先発マウンドに上がる。昨季、対中日は来日初完封を含む3勝、防御率0・66と抜群の相性。今季初登板の4月29日の中日戦でも8回無失点の好投でチームを今季初勝利に導き、連敗を3で止めた。前回登板の4月26日の巨人戦では、5回2/3を4失点で今季2勝目を挙げ、チームの連敗を3で止めた。再び3連敗中で迎える一戦に向け「自分に求められる役割をしていくだけです」と意気込んだ。

◆DeNA先発のフェルナンド・ロメロ投手(27)は、中日を相手に通算5試合で4勝0敗、防御率0・51の好相性。35回1/3を投げて被本塁打は0本で、許した長打も昨年9月4日の京田の三塁打1本しかない。

◆DeNA伊藤裕季也内野手(25)が、中日戦に「8番三塁」で今季初スタメン出場する。今季は1軍で2試合に出場。4月20日に出場選手登録を抹消され、この日から出場選手登録された。

◆DeNAが、32イニングぶりの適時打で先制した。0-0の2回無死一塁、ネフタリ・ソト内野手が中日小笠原から左中間フェンス直撃の適時二塁打を放った。さらに、無死二塁から大和が進塁打となる一ゴロで走者を進め、1死三塁から嶺井がこの回2点目の左前適時打を放った。4月26日の巨人戦の5回に佐野が逆転の2点適時二塁打を放って以降、適時打がなかったが、ソトの一打で負の連鎖を止めた。ソトは「ピッチャーを援護するためにも、先制することができすごくうれしいです! バッティングカウントだったので、ストライクゾーンのボールは積極的に打ちにいこうと決めていました」とコメントした。

◆DeNA-中日4回戦(横浜)が「奄美デー」として開催され、安田壮平奄美市長(42)が始球式を行った。DeNAは19年まで鹿児島・奄美市で秋季キャンプを実施。また、宮国椋丞投手(30)が西武内海、広島長野らと1月に自主トレで訪れている。

◆DeNA大和内野手(34)が、「得点圏の鬼」の本領を発揮し、適時打を放った。2点ビハインドの6回2死二塁、カウント1-1からのチェンジアップを左翼に打ち返した。「低めのボールに対してうまく反応することができました」5回1死から、阿部のゴロを一塁に悪送球。二盗後に、高橋周に追加点となる適時打を浴びたが、バットでやり返した。6回の適時打で、今季の得点圏打率は20打数8安打で、打率4割、6打点をマークする。

◆DeNAが、焦りからミスを連発し、手痛い失点を重ねた。1点ビハインドの8回。1死一、二塁から投前へのボテボテのゴロを田中健が一塁に悪送球。打者は俊足の加藤翔で投げても間に合わなかったが、ボールがファウルゾーンに転がる間に失点した。さらに、1死二、三塁から、岡林がセーフティースクイズ。田中健は捕手にトスしたが、犠打野選で追加点を許し、代わった三嶋も1死一、三塁から石川昂に犠飛を浴び、この回3点を失った。

◆DeNAが守備の乱れで中日に競り負け、今季初の4連敗を喫し、借金は今季ワーストの6に増えた。2回にソトがチーム32イニングぶりのタイムリーとなる適時二塁打で先制したが、3回にロメロが自らの悪送球とビシエドの適時打追いつかれ、高橋周の犠飛で勝ち越しを許した。5回には大和の悪送球をきっかけに追加点を許し、1点差で迎えた8回には田中健の悪送球、犠打野選などで失点を重ね、ダメ押しされた。三浦監督は「いい形で先制できたんですけど、次の回にひっくり返されて、なかなか乗り切れなかった。ミス絡みの失点が多かったので、あれだけミスが絡むと流れも悪くなる」と悔しさをにじませた。

◆中日小笠原慎之介投手(24)が、今季初勝利を手にした。今季初登板の3月29日DeNA戦後の新型コロナウイルスに感染による離脱から35日ぶりの1軍登板で、6回途中5安打3失点。チームに今季3度目の3連勝をもたらした。「初球でストライクを取れない。自分の不利なカウントにしてしまったのが、失点の原因になっている」。2回、先頭のDeNA牧にストレートの四球を与えた。続くソトにもボールが先行し、適時二塁打を打たれて先制を許した。最速は150キロを計測も、4四球は納得できなかった。2軍で2試合に登板も、天候事情もあり、それぞれ2イニング止まり。調整登板で球数を投げられなかった中でこの日は109球を投げ、試合は作った。自主隔離の影響には「そこは全然問題ない」ときっぱり。10日間の隔離期間は自宅で筋力トレーニングを継続し、ネットスローを続けた。立浪監督は6回を投げきれなかったことに苦言も「1つ勝てば次のマウンドでも余裕が出る。慎之介に勝ちがついたのは良かった」と復帰を歓迎した。地元・神奈川の球場でプロ25勝目を挙げた小笠原は「次の登板に向けてレベルアップしたい」。大野雄、柳に次ぐ先発3番手の戦列復帰で、5月反攻への態勢が整ってきた。【伊東大介】○...復帰4戦目となる高橋周が打線をけん引した。3回には勝ち越し犠飛を放ち、5回にも中前適時打と、今季初打点を含む2打点で勝利に貢献。立浪監督に主軸としての活躍を期待されながら、開幕直前に左足首捻挫で離脱していただけに「まだ始まったばかりなんで、1試合1試合一生懸命やるしかない」と表情を引き締めた。中日石川昂(3回に今季初犠打、8回に中犠飛を放ち、守っては5回に横っ跳びでライナーを好捕)「(バントは)勝ちたいのでしっかり決められて良かった。(犠飛は)追加点になって、ほんと良かった。(守備は)跳んだらグラブに入った」

◆DeNAはミス連発で中日に逆転負けし、今季初の4連敗で借金は今季ワーストの6に増えた。2回にソトの32イニングぶりの適時打となる適時二塁打で先制したが、直後の3回にロメロが先頭への四球から自らの悪送球などで3失点で逆転。5回には大和の悪送球をきっかけに追加点を許し、8回には田中健の悪送球、野選などで失点を重ねた。三浦監督は「あれだけミスが絡むと流れも悪くなる」と苦言を呈した。

◆DeNA三浦大輔監督(48)が、中日に逆転負けで今季初の4連敗を喫した試合後、打順の再考を示唆した。この日の中日戦では2回にソトのチーム32イニングぶりの適時打となる適時二塁打、嶺井の適時打で2点を先取。6回にも大和の適時打で1点を奪ったが、3得点に終わった。心配なのは、トップバッターの桑原の不調。新型コロナウイルス感染で一時離脱し、4月26日の巨人戦から1軍に復帰したが、5試合で20打数2安打とらしさが影を潜める。三浦監督は「状態、悪いですね。内容も悪いですね」と厳しい表情。今後の1番起用については「チームとして、考えていかないといけないのは当然ですし、またいろいろ考えます」と話した。

◆DeNAは3日、同日からの中日3連戦(横浜スタジアム)で「スターマン☆ランド 2022」を開催することを発表した。DB・スターマンは「スターマン王子」、DB・キララは「キララちゃん」となり、絵本「スターマン☆ランド~おなかのおおきな王子さま~」に着用するオリジナルの衣装で横浜スタジアムに登場した。試合前には三浦大輔監督(48)が「スターマン王子」と「キララちゃん」と記者会見と記念撮影。三浦監督は「かわいいね。いつもと違うスターマンとキララを子供たちにも見てもらえれば」と盛り上げた。スターマン王子からは「今日、勝って」とメッセージを送られると、「頑張ります。勝ちます」と力強く誓った。

◆中日が3連勝。小笠原が六回途中まで3失点で今季初勝利を挙げた。0―2の三回にビシエドの適時打などで逆転し、五回に高橋周の適時打でリードを広げた。八回に3点追加。DeNAは守備の乱れが響き、今季初の4連敗を喫した。

◆DeNAは今季初の4連敗を喫した。3失策が全て失点に絡んだ敗戦で負け越しが6に膨らみ、三浦監督は「ミスが多すぎた。防げるところは防いでいかないと」と厳しい表情を浮かべる。三回は先発のロメロが無死一、二塁からバント処理で三塁へ悪送球。傷口を広げて計3点を失うと、五回は遊撃手の大和、八回は投手の田中健の拙守が失点につながった。監督は「何とか勝てるようにやっていくしかない」と言葉を絞り出した。

◆故障で出遅れた中日の高橋周が今季初打点を挙げた。三回は左犠飛、五回は1死二塁から低めの変化球をうまく拾って中前に運んで追加点をたたき出した。「一試合一試合、一生懸命やるしかない」と表情は変えなかった。4月29日に初出場してから4試合目。チームが苦手にしていたロメロを打ち崩すのに大きく貢献した。立浪監督は高橋周が活気づけた打線について「よく(ロメロを)攻略できた」と評価した。

◆大観衆に見せるには寂しい内容だった。DeNAはミス多発で4連敗。三浦大輔監督(48)は「四球もミスも失策も全部失点に絡んで、あれでは流れも良くならない。ミスが多すぎました」と厳しく指摘した。満員御礼3万1614人が詰めかけたゴールデンウイーク初となる本拠地での一戦。三回無死一、二塁では犠打の処理で投手のロメロが三塁へ悪送球し、失点。五回は遊撃手の大和、八回は投手の田中健の拙守が失点につながるなど、3失策が全て失点に絡んだ。先発が5回持たず、三嶋、エスコバーと勝ちパターンの救援も送り出さざるを得ない一戦に。「何とか勝てるようにやっていくしかない」と指揮官。球場を埋めるベイ党に白星を届けたい。(横山尚杜)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
20130 0.606
(↓0.019)
-
(-)
110140
(+3)
131
(+12)
38
(+2)
12
(-)
0.250
(↑0.001)
3.270
(↓0.01)
2
(-)
ヤクルト
16120 0.571
(↑0.015)
1.5
(↑1)
115104
(+3)
105
(-)
27
(+1)
13
(-)
0.225
(↓0.004)
3.190
(↑0.12)
3
(-)
広島
17131 0.567
(↑0.015)
1.5
(↑1)
112133
(+12)
103
(+3)
10
(-)
7
(-)
0.255
(↑0.004)
3.150
(-)
4
(-)
中日
15130 0.536
(↑0.017)
2.5
(↑1)
115101
(+7)
94
(+3)
17
(-)
13
(+2)
0.255
(↑0.002
3.190
(↑0.01)
5
(-)
DeNA
10160 0.385
(↓0.015)
6.5
(-)
11788
(+3)
119
(+7)
18
(-)
10
(-)
0.240
(↓0.002)
4.000
(↑0.12)
6
(-)
阪神
10211 0.323
(↓0.01)
9
(-)
111100
(-)
114
(+3)
23
(-)
20
(+1)
0.232
(↓0.001)
3.430
(↑0.05)