ロッテ(3対3)楽天 =リーグ戦4回戦(2022.04.27)・ZOZOマリンスタジアム=
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楽天
1000002000003602
ロッテ
0030000000003701
勝利投手:-
敗戦投手:-

本塁打
【楽天】浅村 栄斗(4号・1回表ソロ),マルモレホス(3号・7回表2ラン)
【ロッテ】中村 奨吾(1号・3回裏3ラン)

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◆ロッテは1点ビハインドの3回裏、中村奨の3ランが飛び出し、逆転に成功する。一方の楽天は、そのまま迎えた7回にマルモレホスが2ランを放ち、試合を振り出しに戻した。その後は両軍の投手陣が得点を与えず、4時間を超える熱戦は規定により引き分けに終わった。

◆楽天浅村栄斗内野手(31)が好調だ。先週19~24日の6連戦で19打数11安打、3本塁打、10打点、打率5割7分9厘。昨日は安打が出なかったが、2打点を挙げて先発の田中将を援護した。今日も好打を見せて勝利に貢献できるか。

◆ロッテの守護神、益田直也投手(32)が2試合連続でベンチ入りメンバーから外れた。井口資仁監督(47)は26日楽天戦(ZOZOマリン)の試合後に「ちょっとコンディション不良なので」と説明し、出場選手登録抹消の可能性は「ないと思います」と話していた。今季の益田は10試合に登板して防御率1・80で3セーブ3ホールドを挙げている。直近では24日オリックス戦(京セラドーム大阪)で4点リードの9回に登板。1イニングを3安打1失点で、右腕がつったようなしぐさを見せていた。

◆ロッテ中村奨吾内野手(29)が今季初本塁打を放った。1点を追う3回2死一、二塁で楽天岸の140キロ直球を捉え、左翼席へ一時逆転となる1号3ランを運んだ。「久しぶりのホームランが逆転になる1本になってくれてよかったです」と、笑顔を見せた。

◆ロッテはサヨナラ勝利の好機を生かせず、今季初の引き分けに終わった。延長11回1死二、三塁という大きなチャンスで、あと1本が出なかった。井口監督は「決めるところで決められない。しょうがないですね」。守護神の益田がコンディション不良で2試合連続でベンチから外れたが、指揮官は「週末のゲームから、また戻ってこれそうなので」と話した。▽ロッテ本前(今季2度目の先発で6回3安打1失点と好投)「初回、浅村さんに1発を打たれたのが悔やまれますが、それ以降は低めへのコントロールを意識して粘り強く6回を投げ切れたかなと思います」

◆楽天が今季21試合目で初めて延長12回の末に引き分けた。マルモレホスが貴重な3号同点2ラン。前夜延長10回に決勝打を放った助っ人は、この日も2点を追う7回、無死一塁からロッテ広畑の初球真っすぐを右越えに運んだ。その後は両軍救援陣が踏ん張り、追加点を許さず。最後は守護神松井が3者三振で締めた。石井GM兼監督は「リリーフがよく頑張ってくれたと思います」とたたえた。▽楽天マルモレホス(7回に同点の3号2ラン)「2試合続けてチームに貢献できてうれしい。勝ちにはつなげられなかったけど、引き続き明日も貢献できるようにやっていきたい」。

◆ロッテは延長11回に訪れた1死二、三塁という大きなチャンスを逃して今季初の引き分けに終わった。佐藤都志也捕手(24)の遊ゴロで三塁走者の俊足、和田康士朗外野手(23)が本塁突入も走塁死。後続も倒れた。また、守護神の益田直也投手(32)がコンディション不良のため、2試合連続でベンチ入りメンバーから外れた。井口資仁監督(47)は次カードの29日からの日本ハム3連戦(ZOZOマリン)からの戦列復帰を示唆した。井口監督の試合後の一問一答は以下の通り。-投手陣は頑張ったが井口監督 頑張ってましたね。まあ(打線が)決めるところで決められない。しょうがないですね。-延長11回1死二、三塁の場面はゴロゴー? ギャンブルスタート?井口監督 二、三塁ですからね、ギャンブル(スタート)はできないです、あそこは。ゴロゴーでしたけど、そのスタートがどうだったかな、というところですかね。あの(遊撃手の捕球)体勢で、あの(アウトの)タイミングはなかなかないと思うので。-先発本前は6回1失点と好投井口監督 前半、高かったですけどね。だんだんとしっかりと自分のカウントに持っていけるようになって。しっかり放ってくれたと思います。-益田が今日もベンチ外井口監督 まあまあ、週末のゲームから戻ってこられそうなので。ただね、この2日、いろんなピッチャー使っているので、明日はちょっと十分考えていきます。-益田抜きの継投は難しかったのでは?井口監督 まあ、難しいです。それは。-延長戦で勝てない(今季7試合目で1勝5敗1分け)井口監督 まあまあ、やっぱり打線が決められていないというのが、一番じゃないですか? やっぱりね、チャンスをものにできていないということですし。まあ、絶好機ですからね。そういうところで、しっかりと取らないと。

◆楽天は「5番・一塁」で先発出場のホセ・マルモレホス外野手(29)が1-3の七回、同点に追いつく3号2ランを放った。2打数無安打で迎えた第3打席。ロッテの2番手でD3位・広畑(三菱自動車倉敷オーシャンズ)の146キロの速球を右翼席へ運んだ「キシ(岸)さんが頑張っているのでなんとか追いつけてよかったね」と笑顔でコメントを残した助っ人。前日26日のロッテ戦(ZOZOマリン)で延長十回に右前へ勝ち越し打を放った新助っ人が一振りで試合を振り出しに戻した。

◆ロッテの本前は6回3安打1失点と好投した。2点リードの場面で降板し、後続が打たれて今季初勝利はならなかったが「低めへの制球を意識して粘り強く6回を投げ切れた」と手応えを語った。0―1の三回2死一、二塁のピンチでは、一回に本塁打を浴びた浅村をチェンジアップで二ゴロに打ち取った。緩急がさえて打者のタイミングを外し「もう少し球数を抑えて長いイニングを投げられるように次の登板は頑張りたい」と表情を引き締めた。

◆楽天は投手陣が粘りの投球で引き分けに持ち込んだ。同点の延長十一回1死一、三塁で6番手として救援した西口は、佐藤都と代打菅野を持ち味の直球で打ち取って大ピンチをしのいだ。石井監督は「よく準備して、臆することなく腕を振ってくれた」と評価した。先発の岸は1―0の三回に中村奨に3ランを浴びたが、その後は立ち直り得点を許さなかった。監督は「それがマルモレホスの(同点)本塁打につながった。リリーフもよく準備してくれていたなと思う」とねぎらった。

◆ロッテは同点の延長十一1死二、三塁の絶好機を生かせず引き分けた。佐藤都の打球は前進守備の遊撃手に処理され三塁走者が本塁でタッチアウトとなり、続く代打の菅野は初球の甘く入った速球を打ち上げて二飛に倒れた。2試合続けて延長で勝てず、井口監督は「絶好機だからね。決めるところを決められないと仕方がない」と悔しそうだった。

◆楽天は先発の岸が1-0の三回、中村に逆転3ランを浴びるも7回5安打3失点と粘投。七回にマルモレホスが右翼席へ同点3号2ランを運び、延長十二回の末、今季初の引き分けに終わった。石井監督の一問一答は以下の通り。--七回、マルモレホスが同点弾で試合を振り出しに戻した「マルモもよく頑張ってくれたと思います」-―延長十一回のピンチ。イニング途中から出た西口がよく抑えた「あそこから西口に任せようと思っていたので。よく準備して、ちょっとチェンジアップは抜けていましたけど、ただ臆することなく腕振ってくれたのでよかったと思います」-―最後は松井裕が3者連続三振「十二回という所に延長になってからターゲットを絞っていたと思うので、勝ち越すか十二回だと思うのでそこの準備はちゃんとリリーフ、よくしてくれたなと思います」-―岸が3ランを浴びながらも7回3失点と粘った「(岸の粘り)あれがマルモレホスのホームランにつながったと思うし、やっぱり中村の所で結構チームが打たれているので、その辺は改善しないといけないなと思います」-―西口は先週、西武戦での乱調を取り返した「やられっぱなしじゃいけないと思うし、本人もやられっぱなしのつもりはないと思う。ただ万全で厳しい状況での登板になっていたけど、そういう中でしっかりとまず腕を振るというのは、腕が出てこないでボールがあんまりよくないという、ぼやけちゃうというのがなくてしっかり真っすぐは腕振っていたので球威で押し込めたんじゃないかな、と思います」

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
1461 0.700
(-)
-
(-)
12290
(+3)
60
(+3)
17
(+2)
18
(-)
0.237
(↓0.005)
2.750
(↑0.03)
2
(-)
ソフトバンク
1591 0.625
(↓0.027)
1
(↓0.5)
11898
(+2)
85
(+8)
15
(+1)
13
(-)
0.249
(↑0.001)
3.030
(↓0.2)
3
(-)
ORIX
13130 0.500
(↑0.02)
4
(↑0.5)
11767
(+4)
82
(+2)
8
(+1)
15
(-)
0.206
(↑0.003)
2.770
(↑0.03)
4
(-)
西武
12131 0.480
(↑0.022)
4.5
(↑0.5)
11779
(+8)
86
(+2)
17
(+3)
10
(-)
0.219
(↑0.005)
2.780
(↑0.03)
5
(-)
ロッテ
10131 0.435
(-)
5.5
(-)
11969
(+3)
61
(+3)
8
(+1)
29
(-)
0.206
(↓0.002)
1.990
(↓0.02)
6
(-)
日本ハム
8180 0.308
(↓0.012)
9
(↓0.5)
11780
(+2)
109
(+4)
22
(+1)
17
(-)
0.228
(-)
4.110
(-)