1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 |
ソフトバンク | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | X | 3 | 7 | 0 | 1 |
勝利投手:石川 柊太(2勝0敗0S) (セーブ:モイネロ(0勝1敗3S)) 敗戦投手:佐藤 隼輔(1勝3敗0S) 本塁打 |
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◆ソフトバンクは2回裏、柳町の適時打で1点を先制する。そのまま迎えた7回にはグラシアルが2ランを放ち、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・石川が6回途中無失点で今季2勝目。4番手・又吉は通算150ホールドを達成した。敗れた西武は、打線がつながりを欠いた。
◆西武ドラフト2位のルーキー佐藤隼輔投手(22)は新たな引き出しを示した。1回、柳田を空振り三振に仕留めた。2ストライク目の空振りと、結果球はともにカーブ。筑波大時にはほぼ投げていない球で、プロの世界に適応すべく練習を続けていた。110キロ台の緩急が効いて、球界屈指の強打者を封じた。チャンジアップ、スライダーに続く三振の奪える変化球として収穫になった。柳田からは4回にも三振を奪った。6回まで無失点投球も、7回にグラシアルに2ランを浴びた。7回途中2失点とまとめたが、打線の援護なく敗戦投手となった。
◆ベースを踏まずに帰塁...。西武は思わぬ走塁ミスで併殺をくらった。場面は8回1死一塁。外崎は左翼への大打球を放ったが、フェンス際で好捕された。一塁走者オグレディは二塁ベースを踏んでから1歩進んだポジションで捕球を確認。ここからま帰塁する場合、1度二塁を踏んでからでないといけないが、オグレディはそのまま一塁に向かってしまった。それを指摘され、ダブルプレーが成立。7回まで8残塁の無得点。これまでチャンスを作りながら、なかなか生かせない試合を象徴するように、また反撃の機会をつぶしてしまった。試合は0-3で敗れた。
◆西武はチャンスを生かし切れず完封負けした。走者が出なかったのは1、9回のみ。8回1死一塁では外崎がフェンス際への左飛。二塁を回っていた一塁走者オグレディは、二塁を踏み直さずに帰塁して併殺となった。6回は併殺後に2死満塁の好機をつくるも、ホームは踏めなかった。辻監督は「1本出ていればね。勝つためにはもう1つしぶとく」と切り替えた。
◆ソフトバンク先発石川柊太投手は2勝目を挙げるも、反省の言葉が口をついた。「球数が多くてリズムも悪く、みんなを不安にさせてしまうような投球だった」。6回途中まで投げ無失点投球も、2回以降は毎回走者を背負った。1点リードの6回には2死から四球と安打で一、二塁のピンチを招き、嘉弥真の救援を仰いだ。「中継ぎの方、野手の方に助けられ、拓也(甲斐)にもたくさん声をかけてもらい、何とか抑えることができました」と感謝した。
◆ソフトバンクが西武に快勝し、3連勝を飾った。左肩痛で離脱していた柳田悠岐外野手の復帰戦を勝利で飾った。藤本博史監督(58)の一問一答は以下の通り。-投手陣が無失点「ピンチはあったんですけど、要所要所をしっかり抑えてくれたと思います」-6回2死満塁で津森が抑えた「津森も状態がいいので、頼りにしている。心強いですね」-試合後に甲斐に声をかけていた「昨日も休日返上して打撃練習してね、今日も結果は出なかったんですけど。捕手としてしっかりリードしてくれているんでね。そのうち出るよと言っておきました」-柳田が復帰して安打「ちょっと合流するの早いかなというところやったんですけどね。いきなり結果出してくれましたね。これで明日から気持ちよくいってくれるんじゃないですか」-グラシアルに1号「打つべき人が打ってくれたから勝てた、というところですね」-柳田は最初の2打席で三振「ちょっとね、全然合ってない状態やったけどね。DHやから鏡の前でずっとバット振ってましたよ。高めの浮いた変化球をしっかりコンタクトできているので、本人もホッとしているんじゃないですか」-柳田が入ると、打線に厚み「相手も打線の中に柳田という名前があったら嫌だろうし。実戦は3軍で2試合しか出てないんですけど、こうやって結果出せますからね。状態はいいとは言えないけど、徐々に試合に出ながら挙げて言ってくれたら。後はケガしないようにサポートするだけですね」-柳田出場時は勝率10割「そうですね。10割男ですね」-8回守備で三森のアピールプレーが大きかった「三森が今日は見るところでしっかり見ていましたね。三森の大ファインプレーですね。状態もいいし、そういうところにも目が行くようになっているんじゃないかなと思います。余裕が出てきたんじゃないかなと思います」
◆ソフトバンクが柳町達外野手のバットで、主導権を握った。2回1死三塁。西武先発の左腕佐藤から左前へはじき返す先制打を放った。「チャンスだったので、とにかく積極的にいこうと打席に入った。チャンスを生かすことができてよかった」。7回には一塁強襲の内野安打を放ち、23日の日本ハム戦(札幌ドーム)から3戦連続マルチ安打。打率も3割7分8厘に引き上げた。
◆ソフトバンクに、主将が帰ってきた。左肩痛で離脱していた柳田悠岐外野手が出場選手登録され、早速「3番DH」で先発。1点リードの7回無死で復帰後初安打となる右前打を放つと、続く4番グラシアルの今季1号ダメ押し2ランを呼び込んだ。「まず試合に勝つことができたことが一番です。その中で1本打つことができて、ジュリ(グラシアル)のホームランにつなげることができて良かったです」と振り返った。柳田は今月5日のオリックス戦で、走塁中に左肩を負傷し、同7日に出場選手登録を抹消。3軍で2試合に出場し、計5打席で無安打だったが、早期復帰となった。藤本監督は「いいときの柳田ほどは期待できないかもわからないけど、相手は嫌でしょう」と、存在感に期待する。柳田の離脱中は6勝8敗1分けと停滞していたが、離脱前を合わせて、柳田が出場した試合はこれで9勝負けなし。主砲の復帰で再加速を狙う。▽ソフトバンク・グラシアル(7回に今季1号の2ラン)「ギータ(柳田)が先頭で出塁してくれたので、絶対にこのイニングをいかしていこうと思った。彼が戻ってきたことはチーム全体にとってプラス。彼が打線に入ることで、みんなが本来の力を発揮できる」
◆ソフトバンク三森大貴内野手の好判断を藤本監督が絶賛した。8回1死一塁から、外崎の打球をグラシアルが好捕。一走オグレディが二塁を回りながら二塁ベースに触塁せず、一塁へ帰塁。審判にアピールし、アウトにした。5回にも金子の二塁盗塁のセーフ判定に、ベースから足が離れたのを見逃さずリクエスト要求。リプレー検証でアウトに。「三森が見るところでしっかり見ていましたね。大ファインプレーですよ。盗塁(のアウトも)あったし、状態がいいと余裕が出てくるのかな」と藤本監督は三森の"眼力"を褒めちぎった。
◆ソフトバンクに新加入した又吉克樹投手(31)が、NPB史上9人目の通算150ホールドを達成した。本拠地ペイペイドームで、中日からのFA移籍後初のお立ち台に上がり「自分の記録はあまり意識したことがなかった。今まで関わってきた方にお礼を言いたいと思います」と、万感を込めて振り返った。3点リードの8回に登板。先頭オグレディに四球を出したが、続く4番山川を空振り三振。外崎の左翼への大飛球をグラシアルが好捕し、相手走者のミスもあってダブルプレーと、運も味方にした。この日がリーグトップタイ12試合目の登板で、いまだ防御率0・00。本来の守護神、森が不在のブルペンを支える。又吉の影響力はグラウンド外にも及ぶ。普段の練習やブルペンで準備する姿も、若手の見本だ。森山投手コーチは「1球1球に意図を感じる。他の選手も見て学んで欲しい」と力説する。「又吉広報」も、チームやファンに浸透してきた。中日時代からSNSでの発信に積極的に取り組み、移籍後もチームメートの素顔などを公開。この日は試合終了5分後、お立ち台に上がるより早く、自身が記念Tシャツを着た写真をスピード更新した。"広報活動"は「続けるためには1軍にいないといけない。そういう意味で、自分にプレッシャーをかけながらやりたい」と、モチベーションの1つだ。"鉄腕広報"がこれからも投げて、撮って、チームを盛りあげていく。【山本大地】
◆西武ドラフト2位佐藤隼輔投手(22)は収穫の3敗目だった。プロ最長6回0/3を5安打6奪三振の2失点。筑波大時はほぼ投げていなかったカーブをうまく駆使した。球速は110キロ台で速球との差は約30キロと、緩急が効いた。1回には柳田を空振り三振に斬った。2ストライク目の空振りと、結果球はともにカーブだった。「今まであまり使ってこなかったカーブを有効に使えたことも、今後に向けての収穫だったと思いますし、武器にしていきたいです」カーブはプロの世界に適応するため、練習を重ねていた球種。チェンジアップ、スライダーに続く三振を取れる変化球に完成した。奪った相手が球界屈指の強打者なのも、意味は大きかった。「この配球は継続して取り組んでいきます」と自信になった。過去3度の登板で、最長5回だったが、7回途中まで投げられた。球数も78と少なくまとめた。7回先頭柳田に右前打を許し、最後はマウンドを降りた。「回の最後まではしっかりと投げ切りたかったです。回の途中降板は悔しいですし、次回はもっと中継ぎの皆さんの負担を減らすことができればと思います。特に疲れを感じることはなかったのですが、少しずつ抜け球は多くなってしまいました」。手応えの詰まった投球の中で、反省も忘れなかった。
◆ソフトバンク・柳田悠岐外野手(33)が1軍昇格した。試合前に代表取材に応じた藤本博史監督(58)が、期待を込めた。「3軍戦に2試合出ただけだから。そのへんがどうか、ちょっとまだクエスチョンマークやけど。出て状態を上げてもらわないと。2軍戦に出ていてもね。それならこっち(1軍)で、打つ方に痛みがないならどんどんやっていって、調子を上げてもらえれば」柳田は5日のオリックス戦(同)でヘッドスライディングした際に左肩を負傷。「左肩腱板炎」と診断され、7日に登録抹消となった。3軍戦で2試合に出場し、待望の1軍合流。指揮官は「使います」と起用を明言した。フリー打撃などでは柵越えも披露した主砲。ここまで8試合出場で打率・188、1本塁打、4打点。一気にペナントレースを抜け出すために、大黒柱がグラウンドに立つ。
◆ソフトバンクの柳町が0―0の二回に適時打を放ち、2試合連続の打点をマークした。先頭のグラシアルがフェンス直撃の三塁打を放ってつくった好機。1死から打席に入ると、1ボールからの2球目を詰まりながらしぶとく左前へ運んだ。今季、飛躍を期す25歳の左打者は「チャンスだったので、とにかく積極的にいった」と胸を張った。昨季はウエスタン・リーグで最多安打を放った3年目の外野手。打撃技術は藤本監督も「(投手の)右左に関係なく打てる」と認めるほどだ。新人左腕の佐藤対策として、右打者が先発に6人並んだが6番での起用に応えた。主砲の柳田がこの日から復帰し、ポジション争いも激しさを増す中、好アピールを続けている。
◆ソフトバンク・柳田悠岐外野手(33)が1軍昇格。「3番・指名打者」で先発出場し、いきなり快音を響かせた。一回2死、拍手とともに打席へ。左腕・佐藤の外角球に空振り三振となった。四回無死でも同じく空振り三振。迎えた七回無死一塁、ライナー性で右前打を放った。続くグラシアルが左中間テラスに今季1号2ランを放ち、柳田が生還。3-0とする貴重な追加点となった。柳田は「左肩腱板炎」で7日に登録抹消。リハビリ調整、3軍戦出場などを経て、この日に1軍昇格となった。
◆西武のドラフト2位・佐藤隼輔投手(22)=筑波大=は自己最長となる6回0/3を投げ、5安打2失点で3敗目(1勝)を喫した。4月12日以来となったマウンド。二回に先制は許したものの、その後は本来の打たせて取るピッチングを披露し、先発としての役割は果たした。以下、降板後の佐藤のコメント。「今日は全般的に真っすぐとスライダーだけに頼らず、チェンジアップやカーブも織り交ぜながらピッチングを組み立てることができました。球数も少なかったので(自己最長となる)七回途中まで投げることができましたが、回の最後まではしっかりと投げ切りたかったです」
◆ソフトバンクが3連勝。二回に柳町の適時打で1点を先制し、七回はグラシアルの1号2ランで加点した。石川は要所を締め六回途中無失点で2勝目、モイネロが3セーブ目を挙げた。西武は好投した新人佐藤を援護できなかった。
◆ソフトバンクが無失点リレーで3連勝。二回に柳町の適時打で1点を先制すると、七回はグラシアルの1号2ランで加点した。石川は要所を締め六回途中無失点で2勝目、その後は嘉弥真、津森、又吉とつなぎ、九回を無失点で締めたモイネロが3セーブ目を挙げた。キャプテンが帰ってきた。ソフトバンク・柳田が待望の1軍合流。試合前、藤本監督は期待を込めた。「2軍戦に出ていてもね。それならこっち(1軍)で、打つ方に痛みがないならどんどんやっていって、調子を上げてもらえれば」柳田は5日のオリックス戦で一走として二塁にヘッドスライディングした際に左肩を負傷。左肩腱板炎と診断され、7日に登録抹消となった。3軍戦で2試合に出場して5打数無安打だったが、待望の1軍合流。フリー打撃などでは快音を響かせ「3番・DH」を託された。今季は打率・188、1本塁打、4打点だが、長谷川打撃コーチは「いるのといないのでは全然違う。打線の雰囲気というのが」と好影響を期待していた。) 一回2死、柳田は空振り三振。二回無死、グラシアルが右越えの三塁打で出塁すると、6番の柳町が左前に適時打。「とにかく積極的にいこうと打席に入りました。チャンスを生かすことができ、先制することができてよかったです」。柳田の復帰戦を白星で飾るためにも、まずは先制点を手に入れた。柳田は1点リードで迎えた七回無死一塁、ライナー性で右前打を放った。続くグラシアルが左中間テラスに今季1号2ランを放ち、柳田が生還。3-0とする貴重な追加点となった。
◆ソフトバンクは3連勝。試合後、藤本博史監督(58)が代表取材に応じた。主な一問一答は以下の通り。--投手陣が無失点「ピンチはありましたけど、要所を特に抑えてくれたと思います」--津森が六回2死満塁を抑え、七回も無失点「津森も状態いいので。すごく頼りにしているので。そのへんをしっかり投げてくれるのが心強いですね」--又吉が通算150ホールド「見事ですね」--甲斐を試合後にねぎらうシーンがあった「きのうも休日返上してね。バッティング練習して、きょうも結果は出なかったですけど、捕手としてリードしてくれているので。そのうち出るよと、いっておきました」--柳田が復帰初安打「合流するの早いかなというところでしたけど、きょうも本当だったら2軍の方にいく予定でしたけど。雨模様ということで、振ることに関して痛くないなら、1軍の方で状態を上げていってくれということで、いきなり3番で使ったんですけど。これであしたから気持ちよくいけるんじゃないですか」--1、2打席目は空振り三振だったが「ちょっと合っていなかったですけど、DHだから鏡の前でずっとバットを振っていましたよ。結果も出たので。向こうも研究しているのか、変化球ばっかりでタイミング合っていなかったけど。浮いた変化球をコンタクトできているので。本人もほっとしているんじゃないですか」--グラシアルが待望の1号「打つべき人が打ってくれたから勝てたというところですね」--チームは3連勝「このままあと5試合あるので。何とか勝ち越しでこの週も終えたいと思います」
◆ソフトバンクの石川は4四球と制球に苦しみながらも六回途中無失点と試合をつくり、2勝目を挙げた。それでも106球と球数がかさみ、2死一、二塁のピンチを招いてマウンドを降りたことに「リズムも悪く、みんなを不安にさせてしまうような投球だった」と反省の言葉を並べた。西武相手には昨季5試合で0勝3敗と苦しんだが、「あまり気にならない」と強気で腕を振った。「次の登板ではもっとしっかり投げられるようにしたい」と、先発の柱としての自覚を口にした。
◆西武は好機にあと一本が出ず、今季4度目の零敗を喫した。5四球を選ぶなど、二~八回に毎回走者を出しながらも生かせなかった。辻監督は「緊迫した投手戦になればこういうふうになる。いい試合だったが勝ちたかった」と悔しそうだった。0―1の六回2死では四球と安打で石川を降板に追い込み、その後満塁としたが、山田が津森の前に二ゴロに倒れた。辻監督は「もう一つしぶとく追いつけていれば」と話した。
◆西武は先発のドラフト2位・佐藤隼輔投手(22)=筑波大=が自己最長となる6回0/3を投げ2失点の好投も、打線が再三の好機をものにできず今季4度目の零敗を喫した。以下、試合後の西武・辻発彦監督(63)の主な一問一答。-―先発したD2位・佐藤(筑波大)が七回途中2失点「素晴らしかった。所沢で投球を見たとき非常に良かったので、この感じで投げてくれたらと思っていた。非常に内容のある投球だった」--打線は二回から八回まで毎回走者を出したが「こういうもんですよ。あと一本出てればね。結果的にあそこ(七回)で(グラシアルに)2ラン打たれたのは痛かった。1点先に取れていればね」--何とか粘る姿勢はあった「そりゃ姿勢はありますよ、選手は必死にやっているんだから。投手戦で緊迫した中でいい試合だったと思う。でも勝ちたかった。そのためにはもう一つしぶとくね。追いつければ、また展開はどうなったかわからない」
◆ソフトバンク・甲斐拓也捕手(29)が試合後、グラウンドに姿を見せ、何度も素振りを繰り返した。この日は「9番・捕手」で先発し、守備では投手陣を引っ張って西武打線に得点を許さなかった。しかし、打撃では3打数無安打で打率・097となり、試合後の午後9時50分ごろ、グラウンドキーパーが翌日の試合に向けて準備する中、何度も確かめるようにバットを振った。藤本監督からは試合直後にねぎらわれるシーンがあり、指揮官も「きのうも休日返上してね。バッティング練習して、きょうも結果は出なかったですけど、捕手としてリードしてくれているので。そのうち出るよと、いっておきました」」と改めて信頼を寄せていた。甲斐は25日も投手練習がペイペイドームで行われる中で休日返上。約2時間半の打撃練習を行っていた。
◆キャプテンが帰ってきた。ソフトバンク・柳田が1軍に復帰し、七回の第3打席でHランプ。チームの勝利に貢献した。「まず試合に勝つことができたことが一番。その中で一本打つことができて、ジュリ(グラシアル)のホームランにつながることができてよかったです」1-0の七回無死。右前打で出塁し、グラシアルの1号2ランを呼び込んだ。開幕8試合目、5日のオリックス戦(ペイペイドーム)で左肩を痛め、7日に登録抹消。グラウンドに立てばチームは勝率10割だ。藤本監督は「DHだから(試合中は)鏡の前でずっとバットを振っていましたよ。ホッとしているんじゃないですか」と喜んだ。「あしたもチームの勝利に貢献できるように頑張っていきます」と柳田。0・5ゲーム差で逃げる楽天を捕まえる。(竹村岳)
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
楽天 |
14 | 6 | 0 | 0.700 (↑0.016) | - (-) |
123 | 87 (+3) | 57 (+2) | 15 (-) | 18 (+2) |
0.242 (↓0.001) | 2.780 (↑0.06) |
2 (-) |
ソフトバンク |
15 | 8 | 1 | 0.652 (↑0.016) | 0.5 (-) |
119 | 96 (+3) | 77 (-) | 14 (+1) | 13 (-) |
0.248 (↑0.001) | 2.830 (↑0.12) |
3 (1↑) |
ORIX |
12 | 13 | 0 | 0.480 (↑0.022) | 4.5 (-) |
118 | 63 (+3) | 80 (+2) | 7 (+1) | 15 (-) |
0.203 (↑0.003) | 2.800 (↑0.05) |
4 (1↓) |
西武 |
11 | 13 | 1 | 0.458 (↓0.02) | 5 (↓1) |
118 | 71 (-) | 84 (+3) | 14 (-) | 10 (+1) |
0.214 (↓0.001) | 2.810 (↓0.02) |
5 (-) |
ロッテ |
10 | 13 | 0 | 0.435 (↓0.02) | 5.5 (↓1) |
120 | 66 (+2) | 58 (+3) | 7 (-) | 29 (-) |
0.208 (↓0.001) | 1.970 (↑0.01) |
6 (-) |
日本ハム |
8 | 17 | 0 | 0.320 (↓0.013) | 8.5 (↓1) |
118 | 78 (+2) | 105 (+3) | 21 (-) | 17 (+4) |
0.228 (-) | 4.110 (↑0.07) |
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