広島(☆6対1★)DeNA =リーグ戦4回戦(2022.04.22)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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DeNA
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広島
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勝利投手:大瀬良 大地(3勝1敗0S)
敗戦投手:ピープルズ(0勝2敗0S)
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◆広島は初回、マクブルームの適時打などで一挙4点を奪い、先制に成功する。そのまま迎えた6回裏には、小園の押し出し四球などで2点を加えて、リードを広げた。投げては、先発・大瀬良が9回途中1失点の熱投で今季3勝目。敗れたDeNAは、先発・ピープルズが誤算だった。

◆DeNAマイケル・ピープルズ投手(30)が、初回に広島打線から猛攻を受け、今季チーム最短となる1回5安打4失点でKOされた。 1回2死一塁から、マクブルームに左中間を破る適時二塁打を浴び、さらに会沢、末包、小園に3者連続の適時打を許した。今季は中継ぎで2試合に登板したが、開幕ローテに入った石田、浜口が新型コロナウイルスに感染。ローテ再編で託された先発マウンドだったが、結果は無情だった。

◆DeNAが、広島に完敗し、連勝が3で止まった。先発のピープルズが今季チーム最短となる1回5安打4失点でKO。2番手の宮国が3回無失点と好リリーフしたが、6回にクリスキーが2失点し、ダメ押しされた。今季、広島には横浜スタジアムで行われた開幕カードでも3連敗を喫し、この日の敗戦で連敗は4に。2月の練習試合、オープン戦は4戦4勝で計30ー9とスコアでも圧倒したが、シーズンでは広島の反撃を食らった。

◆DeNAが、必死の粘りで広島大瀬良大地の完封を阻止した。0-6で迎えた9回、先頭の牧は、左翼の西川が目測を誤った形で三塁打で出塁。ソトは粘った末にフルカウントからの11球目を中前にポトリと落とし、1点を返した。無死一塁から、大和は8球粘った末に空振り三振に倒れたが、この回だけで大瀬良に24球を投げさせ、完投も阻止した。1死一塁から守護神の栗林良吏を投入され、代打の蝦名、田中俊が連続三振に倒れ、試合が終了した。

◆DeNAが広島に完敗し、連勝が3で止まった。 先発ピープルズが1回4失点でKO。小園の中前適時打をよけた時に左腰に違和感を覚え、今後については23日の状態を確認した上で決める。対広島戦は開幕カード3連敗を含め4連敗。昨季4敗した天敵の大瀬良も攻略できず、開幕戦から今季2敗目を喫した。三浦監督は「ピープルズは全体的にボールが高く、大きな4点だった」と唇をかんだ。

◆エースが魂の投球で止めた! 広島大瀬良大地投手(30)がDeNA戦(マツダスタジアム)に先発。8回1/3を1失点と好投し、チームの連敗を4で止めた。プロ9年目で3番目に多い135球を投げ、今季3勝目。3連勝中のDeNAを退けた。4月までに3勝は15勝した18年以来4年ぶり。節目の通算70勝目でチームを2位に押し上げた。大瀬良は驚きと激励の拍手を背に、9回のマウンドに向かった。8回を終え6点リード。球数は111球。右腕の頭に「交代」の2文字はなかった。「いろんなものを背負って投げさせてもらっている。自覚もある。魂を込めて投げると試合前に(野手に)伝えていた。監督が『行くぞ』と言ってくれて意気に感じて」。宣言通りの覚悟を見せ、腕を振った。先頭の牧に左翼フェンス直撃の三塁打を浴び、ソトを迎えた。フルカウントから芯を外した飛球は中堅手上本のダイブもむなしく、ポトリと落ちた。今季初の完封勝利は逃しても、動揺はなかった。続く大和を9個目の三振に仕留め、お役御免。抑えの栗林にバトンを渡した。「良吏(栗林)を出すということが今日の試合の重要性」と理解し、勝利を守護神に託した。135球の力投が示すように、勝利への強い思いは登板前から燃えたぎっていた。チームが今季最長の4連敗で迎えた一戦。前日21日に3位に転落していた。「(連敗を)止めるのは僕しかいない」と意気込み十分だった。大瀬良の力投に応え、打線は4試合ぶりの2桁安打。初回の4点先制を含む6得点と潤沢な援護をみせ、投打かみ合った。佐々岡監督は「大地(大瀬良)も相当気合が入っていた。良い投球だった」と絶賛。わずか1日で2位に戻った。エースがつくった良い流れを再び野手が継承していく。【前山慎治】?○...4番マクブルームが決勝打を放った。1回2死一塁からDeNAピープルズの116キロの緩い変化球を振り抜き、左中間を襲った。「チームメートが自分の前に塁に出てくれるので何とかしようと。とにかく走者を進める、そういう意識でした」。一塁走者西川を本塁に迎え入れる先制打が、4点奪取のビッグイニングの呼び水となった。○...新人末包が2戦連続猛打賞を記録した。1回に右前への流し打ちで、開幕戦以来の適時打に「追い込まれるまではしっかり自分のスイングだとか、力強さを出していければと思っていました。追い込まれてからはどうやって塁に出るか、としっかり意識できた中での結果だったので良かった」。3回には左前に引っ張り、6回は三塁強襲。いずれも違う投手から3安打を記録し、打率を3割7分2厘まで上げた。○...今季初めて打順を3番から8番に下げた小園が、約1カ月ぶりの適時打を含む2安打2打点と勝利に貢献した。1回2者連続適時打などで3点を先制して、なおも2死一、三塁でDeNAピープルズのカットボールを中前にはじき返した。「ちょっと浮いてきたカットボールをしっかりたたけたので良かったと思います」。3月29日阪神戦以来の適時打で一挙4得点に貢献。「ここからまたはい上がって行けるように」と表情を引き締めた。

◆DeNA宮崎敏郎内野手(33)が22日、広島4回戦(マツダスタジアム)を欠場した。 19日の阪神戦の走塁中に左太もも裏を負傷。20日に横浜市内の病院で検査を受け、左太もも裏の炎症と診断された。20日の阪神戦以降もベンチ入りはしたが、3試合連続で欠場。今後を見据え、完治を優先させるために出場選手登録を抹消する可能性が浮上した。

◆4番マクブルームが決勝打を放った。1回2死一塁からDeNAピープルズの116キロの緩い変化球を振り抜き、左中間を襲った。「チームメートが自分の前に塁に出てくれるので何とかしようと。とにかく走者を進める、そういう意識でした」。一塁走者西川を本塁に迎え入れる先制打が、4点奪取のビッグイニングの呼び水となった。

◆広島の新人末包昇大が2戦連続猛打賞を記録した。1回に右前への流し打ちで、開幕戦以来の適時打に「追い込まれるまではしっかり自分のスイングだとか、力強さを出していければと思っていました。追い込まれてからはどうやって塁に出るか、としっかり意識できた中での結果だったので良かった」。3回には左前に引っ張り、6回は三塁強襲。いずれも違う投手から3安打を記録し、打率を3割7分2厘まで上げた。

◆今季初めて打順を3番から8番に下げた広島小園海斗内野手が、約1カ月ぶりの適時打を含む2安打2打点と勝利に貢献した。1回2者連続適時打などで3点を先制して、なおも2死一、三塁でDeNAピープルズのカットボールを中前へ。「浮いてきたカットボールをしっかりたたけたので良かったと思います」。3月29日阪神戦以来の適時打で一挙4得点に貢献。「ここからまたはい上がって行けるように」と表情を引き締めた。

◆二塁へ到達すると、ガッツポーズ、さらに両手を力強くたたいた。0─0の一回2死一塁で広島の新助っ人、マクブルーム(前ロイヤルズ)がピープルズのカーブを左中間へ。自身5試合ぶりの適時打で1イニング4得点の口火を切った。「高めの甘い球をしっかり自分のスイングでうまくとらえることができました」打線の勢いは止まらず坂倉はストレートの四球で出塁し、一、二塁で会沢が右前打で1点を追加。さらにD6位・末包(大阪ガス)が右前へ、小園が中前へ適時打を放って4得点。投手の大瀬良は三振だったが、打者9人の猛攻でピープルズをわずか1回36球で降板させた。前カードの巨人戦は同一カード3連敗。4連敗中の佐々岡監督はこの日、大胆に打線を組み替えた。1番を西川から大盛に、3番を小園から西川に、8番は上本をベンチに下げ小園を起用。3番から8番に降格した小園が意地の適時打をマークするなど奏功した。前夜は東京ドームでナイターを戦った野手陣はこの日の午前に陸路で東京から広島まで約679キロの長距離移動。疲労の色が出やすい試合だったが、一回からアクセル全開。マツダスタジアムで連敗ストップへ、打線が先発の大瀬良を強力援護した。

◆広島の新人、末包が「7番・右翼」で先発出場し2試合連続となる複数安打をマークした。2点を奪ってなお2死一、二塁の一回。外角高めの真っすぐを右前へ運んで適時打とし「とにかく後ろにつなぐ気持ちでいった。走者をかえすことができて良かった」と白い歯をのぞかせた。三回1死一塁ではシュートを引っ張って三塁強襲の内野安打で好機を広げた。大阪ガスからドラフト6位で入団した25歳。前夜の巨人戦は、チームは4連敗となったものの、6試合ぶりに先発して開幕戦以来の3安打を放った。出場機会を求めて打撃フォームの微調整を続ける。「それがいいように、合ってきている。どれだけ継続できるか」と手応えをにじませた。

◆広島が快勝で連敗を4で止めた。一回にマクブルームの適時二塁打と会沢、末包、小園の3連続適時打で4点を先制し、六回に2点を加えた。大瀬良が九回途中まで1失点の力投で3勝目。DeNAは連勝が3で止まった。

◆DeNAは開幕カードで3連敗を喫した広島に完敗した。先発のピープルズが一回に5安打を浴びていきなり4失点とつまずき、さらに小園の中前打をよけた際に左腰を痛めてこの回限りで降板。後手に回ってしまった。打線も大瀬良を攻めあぐね、九回にソトの適時打で完封を阻止するのがやっとだった。大瀬良とは昨季6度対戦して土をつけられず、4勝を献上した。今季もこれで2戦2敗。三浦監督は「いろいろ対策を立てているが、なかなかうまくいかない」と嘆いた。

◆広島は投打がかみ合い連敗を4で止めた。中日を抜き2位に浮上。一回2死一塁で決勝打をマークしたマクブルームと8回?を8安打1失点で今季3勝目をつかんだ大瀬良のお立ち台でのやり取りは次の通り。) ──まずはマクブルーム選手。一回2死一塁の場面はマクブルーム「チームメートが自分の前に塁に出てくれるので自分が何とかしようと。あとファンの皆さんの後押しもあっていい点が取れたと思います」──4番としてチームの勝利に貢献。今の気持ちは「一回に点が入るとチームの勝ちに大きくつながるということで、特にきょうは大瀬良投手が投げる番で、いい得点につながったと思います」──チームの連敗を止めた。ファンへメッセージを「連敗をここで止めたので、これから連勝をしていきたいので応援をよろしくお願いします」──続いては大瀬良投手。九回途中135球「とにかくチームが勝ったのが一番。最後まで投げられたらよかったですけど次、頑張ります」 ──チームが連敗で迎えた試合。どんな思いでマウンドへ「流れ的にもあんまりよくないという思いでいましたし、またリリーフも(19─21日の巨人3連戦)東京ドームの3試合を頑張って、(東京から広島の)移動ゲームで、明日(23日)もナイターデー(ナイター翌日の昼開催の試合)の本当にタフな日程なんですけど、今日は最後まで投げようと思ってマウンドに上がった。あと少しだったんですけど、とにかくもうチームが勝ったことが一番かなと思います」──4─0の六回1死満塁でソトを迎えた「ここ数試合もあのあたりのイニングで点数を取られる試合が続いていましたし、また取られたら(メディアなどに)言われるなと思いながら絶対に抑えてやろうと。当たっているバッターですけど、強気で魂を込めて投げた結果がああいう形になって良かったです」──中5日の登板で八回終わって球数は110を超えたが九回も続投「いろんなものを背負って投げさせてもらっていると思っていますし、自覚もありますし、今日は魂を込めて投げると試合前に野手のみんなの前で伝えた。それができて良かったです」──最後にファンへ「今日も熱いご声援ありがとうございました。ファンの皆さんの声援がみんなの力になっています。明日も早いですけど熱いご声援お願いします」

◆DeNAは開幕カードで3連敗を喫した広島に完敗し、連勝が3で止まった。今季初先発のピープルズが一回に5安打を集中され、4失点。小園の中前に抜けた打球を避けようとした際に左腰の違和感を覚え、1回限りで降板した。三浦監督は「全体的にボールが高かった。修正できずに大きな4点でした」と失望した。打線も大瀬良を攻めあぐね、九回にソトの適時打で完封を阻止するのがやっと。大瀬良には昨季4勝を献上し、今季も2戦2敗となった。

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
1770 0.708
(↑0.012)
-
(-)
119103
(+7)
83
(+2)
27
(+1)
8
(+2)
0.257
(↑0.004)
2.940
(↑0.05)
2
(1↑)
広島
1391 0.591
(↑0.02)
3
(-)
120100
(+6)
71
(+1)
6
(-)
7
(+1)
0.261
(↑0.004
2.880
(↑0.08)
3
(1↓)
中日
1190 0.550
(↓0.029)
4
(↓1)
12376
(+2)
73
(+7)
16
(+1)
8
(-)
0.259
(↑0.001)
3.480
(↓0.18)
4
(-)
ヤクルト
11110 0.500
(↓0.024)
5
(↓1)
12178
(-)
87
(+6)
22
(-)
9
(-)
0.230
(↓0.005)
3.380
(↓0.13)
5
(-)
DeNA
9100 0.474
(↓0.026)
5.5
(↓1)
12473
(+1)
80
(+6)
14
(-)
9
(-)
0.256
(↓0.001)
3.960
(↓0.08)
6
(-)
阪神
4191 0.174
(↑0.038)
12.5
(-)
11962
(+6)
98
(-)
17
(+2)
10
(+1)
0.223
(↑0.003)
3.990
(↑0.18)