中日(☆4対1★)ヤクルト =リーグ戦5回戦(2022.04.20)・バンテリンドーム=
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ヤクルト
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中日
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勝利投手:髙橋 宏斗(2勝1敗0S)
(セーブ:R.マルティネス(0勝1敗5S))
敗戦投手:小川 泰弘(0勝2敗0S)

本塁打
【ヤクルト】村上 宗隆(5号・6回表ソロ)

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◆中日は2回裏、京田の適時打で2点を先制する。3-1となって迎えた7回には、阿部の適時二塁打で1点を奪い、リードを広げた。投げては、先発・高橋宏が6回1失点の好投で今季2勝目。敗れたヤクルトは、先発・小川が試合をつくれず、打線も1得点と振るわなかった。

◆今季のヤクルト塩見泰隆外野手(28)はホームゲームで37打数9安打、打率2割4分3厘も、ビジターゲームは37打数12安打、打率3割2分4厘。今季3本塁打もすべてビジターゲームで放っている。敵地に強い塩見が今日も打つか。

◆中日高橋宏斗投手(19)が本拠地初勝利をあげた。ヤクルト相手に自己最多102球を投げ、6回4安打1失点。8三振を奪う力投で7日ヤクルト戦(神宮)のプロ初勝利に続き、2勝目を手にした。「変化球を打たれると後悔する。どうせ打たれるなら真っすぐを打たれたい」。過去2戦の反省から直球勝負を胸に刻んで上がった2度目の本拠地マウンド。プロ初登板で黒星を喫したDeNA戦からわずか3週間で成長した姿を地元ファンに披露した。最速153キロの直球とスプリットで3回までに5奪三振。4回1死から山田に二塁打を浴び、4番村上を迎えた初めてのピンチはフルカウントから150キロ内角直球で見逃し三振。宣言通り、力勝負で乗り切った。「きょうは絶対勝とうという気持ちが強かった。打者に強い気持ちで向かっていくことができました」。初の本拠地お立ち台で笑顔がはじけた。育成過程の判断と多くの先発投手を起用するチーム方針もあり、今回は中12日での登板。この時間を有効に活用した。前半6日を下半身強化期間とし、瞬発系トレーニングに専念。実戦経験を積みながら、成長を促進する。ロッテ佐々木朗の後を追う、令和の豪腕列伝に名を連ねる候補の1人。2年目の19歳がプロの世界を生き抜く力と術を急速吸収し始めた。【安藤宏樹】

◆中日根尾昂外野手が今季10打席目(3四球)で待望の初安打をマークした。6回、高橋宏の代打で一、二塁間を破った。「やっと開幕したのでこれからもっと打ちます。頑張ります」と声をはずませた。19日は22歳の誕生日。ここ2日間はナゴヤ球場での2軍戦に出場する親子ゲームで1軍のナイターに備えていた。

◆中日高橋宏斗投手(19)が本拠地初勝利を挙げた。ヤクルト相手に自己最多の102球を投げ、6回を4安打で失点は村上に浴びたソロ1点にとどめた。8三振を奪う力投で7日ヤクルト戦(神宮)のプロ初勝利に続く2勝目を手にした。「変化球を打たれると後悔する。どうせ打たれるなら真っすぐを打たれたい」。過去2戦の反省から、直球勝負を胸に刻んで上がった2度目の本拠地マウンド。プロ初登板で黒星を喫したDeNA戦からわずか3週間で、成長した姿を地元ファンに披露した。最速153キロの直球とスプリットで3回までに5奪三振。4回1死から山田に二塁打を浴び、4番村上を迎えた初めてのピンチはフルカウントから150キロ内角直球で見逃し三振。宣言通り、力勝負で乗り切った。「きょうは絶対勝とうという気持ちが強かった。打者に強い気持ちで向かっていくことができました。次の登板も絶対勝ちます」。初めて上がったバンテリンドームのお立ち台で笑顔がはじけた。育成過程の判断と多くの先発投手を起用するチーム方針もあり、今回は中12日での登板。この時間を有効に活用した。前半6日を下半身強化期間とし、瞬発系トレーニングに専念。実戦経験を積みながら、成長を促進している。ロッテ佐々木朗の後を追う、令和の豪腕列伝に名を連ねる候補の1人。2年目の19歳が、プロの世界を生き抜く力と術を急速吸収し始めた。【安藤宏樹】▽中日ロドリゲス(8回に登板。走者を許すも最速159キロで3三振を奪い無失点)「スピードを求めているわけではない。相手打者を抑えにいった結果だね」▽中日R・マルティネス(6戦連続無失点で5セーブ)「どんな状況でも自分の仕事をするだけ。昨日は負けてしまったのできょうはチームが勝ってうれしい」

◆中日京田陽太内野手が28歳の誕生日を先制決勝打で飾った。0-0の2回無死満塁で、先発小川の真っすぐをとらえて中前に2点タイムリー。「みんながつないでつくってくれたチャンスだったので打ててよかった」と高橋宏のホーム初勝利をアシストした。「(自身は)最悪の滑り出しなので、巻き返せるようにしたい」。打率1割台で苦しむ選手会長が巻き返しを期している。

◆ヤクルト村上宗隆内野手が2戦連発となるリーグトップタイの5号ソロを放ったが、空砲に終わった。16安打12得点を挙げた前夜から一転して、打線はこの1点のみ。先発小川も4回3失点で降板した。前回登板後に登録を抹消して中10日の調整期間を設けたが、今季4度目の登板も初勝利をつかめなかった。高津監督は「状態はよくなかったですね。(球の)キレは取り戻してほしいなと思います」と注文を付けた。▽ヤクルト村上(6回に中日高橋宏から5号ソロ。2日連続アーチに)「2ボールだったので、甘い球がきたら積極的に仕掛けようと思ってました」

◆20日に28歳の誕生日を迎えた中日の京田が先制打を放った。0―0の二回無死満塁のチャンス。1ボール2ストライクから、小川の内寄りの速球を中前に運ぶと、2走者がホームに生還。「みんながつないでつくってくれたチャンスだったので、打てて良かった」と実感を込めた。内野守備の要を担う遊撃手は、ここまで全19試合に先発。これで3試合連続安打と、シーズン開幕から続いていた打撃不振から脱しつつある。7日のヤクルト戦(神宮)では2打席連続本塁打をマークし、高校出2年目の高橋宏のプロ初勝利を後押し。本拠地のロッカールームで席が近く、「今日は打てます」「頑張りましょう」とエールをくれる人懐っこい19歳の右投手をこの日もバットで勇気づけた。

◆若き主砲が2試合連続のアーチを放った。ヤクルト・村上が3点を追う六回、高橋の外角低めのカットボールを完璧に捉えて5号ソロ。19日の中日戦で11試合ぶりの4号2ランを放った際には「とにかく自分のスイングを心がけて集中して打席に立った」と振り返っていた主砲が、好調を維持している。

◆中日が逃げ切った。二回に京田の2点中前打で先制し、四回に1点を追加。3―1の七回は阿部の適時二塁打でリードを広げた。高橋宏は6回を1失点、8奪三振の力投で2勝目。ヤクルトは村上のソロだけに終わり、小川は2敗目。

◆中日の阿部が今季2度目となる3安打の固め打ち。先頭打者の二回に中前打を放つと、五回は左中間に二塁打。3―1の七回は今野のスライダーを力強く捉え、右中間を破る適時二塁打とし「1点を取れて良かった」と控えめに喜んだ。立浪監督は「昨日は荒っぽい打撃をしていたので試合前に話をした。いい打撃をしてくれた」とねぎらった。(バンテリンドーム)

◆中10日で先発したヤクルト・小川は4回7安打3失点で2敗目を喫した。決め球に苦しみ、二回は京田に追い込んでからファウルで粘られ、6球目を2点打された。「自分の有利な展開に持っていくことができなかった」と振り返った。高津監督は「長いイニングを投げてほしいと思ったが、全体的に切れもスピードもなかった」と厳しい表情だった。

◆今季初の2試合連続アーチを架けた。ヤクルト・村上宗隆内野手(22)が、3点を追う六回にバックスクリーン左へ5号ソロ。納得の表情でダイヤモンドを一周した。「2ボールだったので、甘い球が来たら積極的に仕掛けようと思っていました」高橋宏の外角低めのカットボールを捉え、阪神・佐藤輝、巨人・丸と並んでリーグトップに立った。二回の右前打と合わせて複数安打とし、13日の広島戦(松山)から6試合連続安打。直近6試合は打率・400(25打数10安打)、5打点と好調を維持している。13日の試合前には早出で黙々とバットを振り込む姿があった。選手兼コーチ補佐の嶋に打撃投手を務めてもらい、打撃ケージで30分以上バットを止めることなく振った。終了後には自主トレを共にする青木に助言を求めた。成果は徐々に表れ、広いバンテリンドームで2戦連発。高津監督は「あれだけの飛距離が出るというのは状態がいいかなと。(今後も)期待している」と評価した。ただ、得点は村上の一発のみ。打線はつながりがなく散発6安打に終わり、16三振を喫した。「連打というのが難しかった。もう少し作戦はあったのかな」と指揮官。4番の一発を呼び水にしたい。(森祥太郎)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
1570 0.682
(↑0.015)
-
(-)
12188
(+5)
77
(+3)
23
(-)
6
(+1)
0.251
(-)
2.940
(-)
2
(-)
広島
1281 0.600
(↓0.032)
2
(↓1)
12290
(+3)
62
(+5)
5
(+1)
6
(-)
0.260
(↓0.003)
2.800
(↓0.12)
3
(-)
中日
1180 0.579
(↑0.023)
2.5
(-)
12474
(+4)
66
(+1)
15
(-)
8
(-)
0.258
(↑0.006
3.300
(↑0.12)
4
(-)
ヤクルト
11100 0.524
(↓0.026)
3.5
(↓1)
12278
(+1)
81
(+4)
22
(+1)
9
(-)
0.235
(↓0.003)
3.250
(↓0.06)
5
(-)
DeNA
890 0.471
(↑0.033)
4.5
(-)
12665
(+1)
69
(-)
12
(+1)
9
(-)
0.247
(↓0.006)
3.740
(↑0.26)
6
(-)
阪神
3181 0.143
(↓0.007)
11.5
(↓1)
12151
(-)
91
(+1)
14
(-)
8
(-)
0.218
(↓0.001)
3.960
(↑0.14)