DeNA(☆1対0★)阪神 =リーグ戦4回戦(2022.04.20)・横浜スタジアム=
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阪神
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DeNA
0000000001X1401
勝利投手:三嶋 一輝(1勝0敗1S)
敗戦投手:浜地 真澄(0勝1敗0S)

本塁打
【DeNA】ソト(3号・10回裏ソロ)

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◆DeNAがサヨナラ勝利。DeNAは0-0で迎えた延長10回裏、ソトがソロを放ち、試合を決めた。投げては、先発・東が7回無失点の好投。その後は3人の継投で相手に得点を許さず、4番手・三嶋が今季初勝利を挙げた。敗れた阪神は、先発・小川が力投するも、打線が援護できなかった。

◆DeNA三浦大輔監督(48)が、新型コロナウイルスの陽性判定を受け、2軍調整中だった牧、戸柱、倉本、山下の4選手の阪神戦(横浜)からの1軍合流を明言した。 「今日から4人合流です。昨日の試合が終わった後に確認して、ファームから連絡をもらった。『頑張ろう』と話した。(表情は)非常に明るかったです」4選手は19日に行われたイースタン・リーグの巨人戦(横須賀)で実戦復帰。牧は「4番二塁」、戸柱は「3番捕手」、倉本は「2番遊撃」、山下は途中出場した。当初は22日の広島戦から1軍合流とみられたが、早期合流した。

◆両チームのスタメンが発表された。阪神佐藤輝明内野手(23)は6試合連続で2番で出場。ドラフト6位の豊田寛外野手(24)が「7番右翼」でプロ2度目となるスタメン入り。DeNAは東克樹投手(26)が先発する。

◆DeNA牧秀悟内野手(23)が、1軍合流即「4番二塁」でスタメンに名を連ねた。クリーンアップは3番佐野、5番にソトを起用。19日の同戦で左太もも裏を痛めた宮崎は、スタメンを外れた。三塁にはこの日から1軍に昇格した倉本が入った。

◆西武、巨人、オリックスで通算525本塁打の清原和博氏(54)がカンテレの生中継で今年初めて解説を務めた。PL学園で2年後輩だった元横浜(現DeNA)の野村弘樹氏(52)と横浜スタジアムの放送席に並んだ。清原氏の解説は昨年7月、阪神-巨人戦(甲子園)で11年ぶりにテレビ解説して以来。その前は10年11月の日本シリーズ、中日-ロッテでゲスト解説した時までさかのぼる。事前に関テレを通じてDeNA牧、阪神佐藤輝の両主砲に注目していることを明かしていた。7日に新型コロナ陽性で離脱していた牧も、ちょうどこの日から戦列復帰。「4番二塁」で先発した。佐藤輝は前日19日にリーグトップに並ぶ5号弾を放っている。清原氏は16日、公式YouTubeチャンネル「清ちゃんスポーツ」でメッセージを配信。「清ちゃんスポーツはしばらくの間、清原本人が野球関連のお仕事を優先するため今後の配信を不定期配信とさせていただきます。なお、新しい企画やネタが撮れ次第、随時配信していきますので、引き続きよろしくお願い致します」としていた。

◆西武、巨人、オリックスで通算525本塁打の清原和博氏(54)が関西テレビの生放送で今年初めて解説を務めた。見るのを楽しみにしていたという阪神佐藤輝明内野手(23)については本塁打王の期待を込めた。「すごいスイングしていますね。今年はすごいリラックスしていて、打席で体を揺らしている。リズム感がいいですよね。去年は上段に構えて固まっている感じだったが、今年はリラックスしている。いい状態です。今年は本塁打王、あり得るんじゃないですか。この状態なら。敵は甲子園の浜風だけ。去年1年あれだけ苦労して、矢野監督も使ってくれて。あの筋肉、あのスイングスピード。話したことはないですが、性格も強そう。去年はマスコミに書かれて意地になって内角を振りにいってね。今年は頭の部分をやわらかくしたんじゃないか。そういう部分を感じますね。見ている限りは大崩れしないだろうなという打撃をしている」佐藤輝は1、3回ともに得点圏で打席が回ったが、見逃し三振と中飛に倒れた。

◆西武、巨人、オリックスで通算525本塁打の清原和博氏(54)が関西テレビの生放送で今年初めて解説を務めた。昨年7月に11年ぶりにテレビ解説して以来。巨人時代以来という久しぶりの横浜スタジアム。「やっぱり興奮しますね。プロの球筋が近くで見られるので自分が打席に立っているように思えますよね」とうれしそうに話した。開幕から歴史的な低迷を続けている阪神。「個人的な話ですが、僕の父親が大ファンなんです。親友も大ファン。電話で話したらボヤキが止まらないんです。今日、解説しながらめちゃくちゃ応援しています。自分も経験ありますが、ベンチが重い空気になるんですよ。佐藤選手だったり、梅野選手だったりが打ってくれたら乗っていくんですが。もうそこまで来ているんですがね」打線が上向くポイントについては攻めの姿勢を挙げた。「振っていくことが大事。打者は受け身なんですが、攻めていかないといけないんですよ。球種で迷っているというのを感じる。まだ数試合ですが。自分が思うにはちょっと勝負をかけるのが遅い。打者有利のカウントでどんどん振っていかないと。投手にカウントを作られると不利になる。昨日も横浜の打者の方が手を出している。ファーストストライクを打てばどんな打者でも打率は高くなる。見逃さずにどんどん振っていってほしい」と期待した。

◆西武、巨人、オリックスで通算525本塁打の清原和博氏(54)が関西テレビの生放送で今年初めて解説を務めた。「打撃が大好き。打席で気迫を感じる」という阪神梅野が3回先頭で左前打を放つと「ナイスヒット! 打ちましたよ!」と興奮。「(気迫が)出ていましたね。バックネット裏まで伝わりました。タイガースの選手は梅野のように全部の球を打ってほしい。攻めてましたよね。全球打ちにいくような。ボール球だったらやめておく。変にヤマを張らないという」と、その打撃スタイルをほめ上げた。

◆阪神の3番に入る近本光司外野手(27)が振るわない。8回2死一、二塁の先制機。3番手エスコバーと対戦したが、151キロ内角高め速球に詰まらされ、力ない投ゴロに倒れた。6回も無死一塁で空振り三振。チームで不動の主力だが、13打席連続無安打と調子が上がらない。矢野監督が得点力アップのため、打線改造を断行。2番に佐藤輝を起用してきた。開幕から1番を打っていた近本は3番に入って6試合目だが、快音から遠ざかる一方だ。今季、3番では25打数4安打で打率1割6分の0打点。指揮官も「まあ...。良くはないよね、うん」と振り返った。佐藤輝は好調を維持するが、皮肉にも近本の打撃が下降線をたどり、現状で打線として機能していない。井上ヘッドコーチは打順変更の可能性を問われ「この前、変えたばかり。いる選手の中でどういった打順がいいのかとかは毎日考えている。なにがベストか考えるなかで、勝ったから、この打順がいい、負けたからこの打順がダメというわけでもないと思う。もうちょっと試行錯誤しながらやっていくしかない」と悩ましげだった。

◆西武、巨人、オリックスで通算525本塁打の清原和博氏(54)が関西テレビの生放送で今年初めて解説を務めた。ダブル解説の野村弘樹氏(52)から、もしロッテ佐々木朗希と対戦したらどう対応するかと聞かれた。「僕は絶対打つと思う」と言う野村氏に対し、清原氏は照れ笑い。「野茂、伊良部、クルーン、日本最速の投手たちと対決してきましたが、イメージは『投げる前に振り出す』。本当に、見てから振ったら間に合わないから。だいたいこのストライクゾーンに来るなと思って、早めに始動して、そして近本選手みたいにバットを短く持って打つ(笑い)。(世界最速の)チャプマンは打てないけど、165キロくらいまでは打者は対応できるのではないかと思う」現役時代に対戦した中で一番速く感じた投手を聞かれると「最初の野茂もそうだけど、伊良部に158キロをインハイに投げられた。目の前を新幹線が通り過ぎる感じだった。当たったら死ぬなと。どんな投手もですが早めの始動です。それでゆったりとタイミングをとる」と繰り返した。93年、ロッテ伊良部秀輝が西武清原に投じた158キロが当時の日本最速。清原氏はファウルにしていた。

◆DeNA東克樹投手が、7回5安打無失点と好投した。走者を背負いながら、要所でギアを上げ、粘りの投球。阪神小川と息づまる投手戦を演じた。「ランナーを出しても粘ることができ、先発として、7イニング投げられたことは自分にとっても大きかったです。収穫としては、強い直球を投げられたことです」と話した。

◆阪神小川一平投手(24)がキャリア最高投球を演じた。今季4度目の先発で、7回を2安打無失点。DeNA東との投げ合いで一歩も引かず、0-0のまま救援にあとを託した。「テンポよく自分のペースで投げられたことが、いい投球につながったと思いますし、イニング数を投げられたことも大きな収穫でした。その中でも、バントミスだったり、できることはまだあったと思うので、次回までに修正して臨みたいと思います」今季初白星には恵まれなかったが、台所事情の苦しい先発ローテ定着へ、好アピールになった。

◆DeNAネフタリ・ソト内野手が、サヨナラ本塁打を放ち、劇的な勝利を飾った。同点の延長10回無死、阪神浜地の直球を右翼ポール際に運んだ。お立ち台に上がったソトは「ファンの方の声援のおかげで打てたと思います。みなさんの前で野球ができて、とても幸せな気持ち」と感謝した。9回から登板した三嶋が、イニングをまたぎ、2イニングを無失点に抑える好投も光った。▼DeNAソトが18年9月17日阪神戦(延長10回)19年9月19日広島戦(同11回)に続き3本目のサヨナラ本塁打。3本とも延長戦で放った。DeNAのスコア1-0サヨナラ弾は6本目。延長回では60年4月21日国鉄戦の岩本尭、17年9月6日ヤクルト戦の宮崎敏郎に次いで球団3人目。

◆阪神「8回の男」湯浅京己投手が危なげない投球で5ホールド目を挙げた。8回に2番手で登板し、倉本、代打戸柱、代打山下の3人をいずれもフォークを打たせて内野ゴロ。わずか10球で料理した。「(小川)一平さんが頑張ってくれていたので、自分も絶対に抑えてチームにいい流れを持っていくぞという気持ちで投げました」と納得顔。開幕から22試合のうち10試合を投げ、フル回転している。

◆阪神佐藤輝明外野手は単打1本に終わり、2戦連発はならなかった。6戦連続で2番で出場。「早い打順で回ってくるのでヒットを打つことも、塁に出ることも大事」と語る打順で、初回は見逃し三振、3回は2死三塁で中飛に倒れた。ただ、6回は先頭で東の初球を右前へはじき返し、3試合連続安打とし、8回2死二塁では申告敬遠で勝負を避けられた。前日19日は5号ソロを含む猛打賞をマークしていた。

◆阪神が3連敗を喫し、浮上の兆しが見えない。延長10回、ソトに右翼ポール際へサヨナラ被弾を浴びた。球団ワースト記録を更新する開幕からビジター11連敗となり、今季最多の借金15に膨れた。最短で29日巨人戦(東京ドーム)で、自力優勝の可能性が消滅する危機を迎えた。矢野燿大監督(53)の談話は以下の通り。-先発の小川が頑張っていただけに「いやー。いいね。素晴らしかったね。緩急も使えてるし、右バッターのインサイドにも投げられるから、内容のある投球やった」-今後につながる「そうやね。まあ、点数とられたっていうか、そういう時もあったけど中身的にはね、今までの一平より成長してるというところはしっかり見えてるんで、だから勝たしてやりたかったけどね...」-打線が得点圏に進めただけに「うーん、まあねえ...。何とも言いようが難しいけど...」-苦しい中で打破していかないと「まあねえ...。開幕からそうやけど1人1人の状態を上げてこないとさ。ちょっと三振も多いし。そら、なかなかね、現状、ホームランホームランっていうような、バッター陣ではないんで。何とか1個のアウトでも進めるっていう...。これもずっと言ってるんだけど、そういうことを重ねていかないと。普通にやっても普通に点が入るっていう感じでは現状ないんでね。そういうふうに...。うん、何とかやろうとはしているんだけどね」-近本も状態が...「そうやね、まあ...良くはないよね、うん」-浜地もリリーフ陣もここまで頑張ってきたが「いや、まあ、最後のホームランもね、あれは普通のライトフライだと思ったけどね。あれで入るんやから、それはもう全然、仕方がないというか。う~ん...。あそこで自信を持って浜地って送り出せるような状態はアイツ自身が作っているんで。そこは俺の中では受け入れているし。やっぱりバッター陣が点を取らないと、いうところだと思います」-毎試合毎試合、何とか流れを作れるようにしなくてはいけない「誰かこう、1人だけでは変えられないと思うんだけど。そういうね(熊谷)敬宥(たかひろ)なんかはそういうところでは、追い込まれた中でもいいヒットを打ったし。そういうやつが出てくれたらいいし。敬宥も明日、スタメンで行こうかなと思っている。そういうところはまた、張り切って、チームを引っ張るというか、そういう思いでやってくれたらと思います」

◆もう「代役」ではない。阪神小川一平投手(24)が7回2安打無失点の力投で先発ローテーション定着へ大きくアピールした。今季4度目の先発マウンドは、初回からエンジン全開だった。カーブをうまく交えながら1回をテンポよく3者凡退に抑えると、勢いに乗った。7回無死一、二塁で4番牧を併殺にしとめるなど集中力を切らさなかった。「ストライク先行でいけて、自分のペースで投げられたから、最長イニングを投げられたことにつながったのかな、と。1回1回、1人1人に集中して投げたのがよかった」プロ最長7回を投げ、許した安打はわずか2本。プロ2勝目はお預けとなったが、堂々の投球だった。突然巡ってきたチャンスを逃さなかった。開幕直前に青柳のコロナ感染の影響により、初めて開幕ローテーションに入った。3月26日ヤクルト戦でプロ初先発した後は、他の先発陣との兼ね合いで中継ぎに配置転換。しかし伊藤将、藤浪が新型コロナ陽性判定で離脱。再び代役として13日中日戦で緊急先発し、5回途中無失点と力投した。役割が二転三転する状況にも対応。「中(継ぎ)をやっていた分、先発がイニングを食ってくれるのはすごくありがたい。どっちも経験しているのは自分の中でプラスなので」と前向きな姿勢で結果を残した。開幕からチームは勝ちが遠のいているが、青柳や来日初登板で初勝利を挙げたウィルカーソンら先発陣は整いつつある。矢野監督は「素晴らしかった。緩急も使えているし、右バッターの内角にも投げられるから、内容のある投球だった」と3年目右腕の投球を高く評価。代役の小川が先発の定位置を任せられる力を証明した。【三宅ひとみ】

◆阪神ラウル・アルカンタラ投手が4戦連続ホールドと存在感を高めてきた。9回に3番手で登板。DeNAは1番からの好打順だったが、関根を直球で空振り三振、大田をスライダーで中飛。佐野には中堅フェンス直撃の二塁打を打たれたが、新型コロナ感染から復帰した4番牧を変化球で投ゴロに打ち取ってしのいだ。8日広島戦で「与えられた場面をゼロに抑えたい気持ち」と来日初ホールドを挙げてから4戦無失点を続けている。

◆阪神がサヨナラ負けで3連敗を喫し、浮上の兆しが見えない。球団ワースト記録を更新する開幕からビジター11連敗となり、今季最多の借金15に膨れ上がった。0-0の同点で延長に突入したが、10回4番手の浜地がソトにサヨナラ本塁打を浴びた。最短で29日巨人戦(東京ドーム)で、自力優勝の可能性が消滅する危機を迎えた。 慢性的な貧打続きの攻撃陣が好投する先発小川を見殺しにした。1回2死三塁で大山が三ゴロ。3回も2死三塁で佐藤輝が中飛。4回は2死から一、三塁の好機を築いたが先制点を奪えなかった。中盤以降はDeNA先発東に抑えられた。8回は2死一、二塁で近本がエスコバーの151キロ速球に投ゴロ。決め手を欠いた。阪神にとって歴史的な屈辱になる。29日巨人戦で自力優勝の可能性が消えればシーズン30試合目になる見通し。2リーグ分立後のプロ野球最短の55年大映27試合目こそ免れるが、18年楽天31試合目を上回り、ワースト2位の恐れが残る。球団ワーストは最下位に終わった01年の67試合目。暗黒時代をはるかに上回る、屈辱的な負けっぷりだ。阪神は63年に開幕からビジター6連敗したのが従来のワースト記録だったが、悪循環を止められない状況が続いている。▼阪神が今季3度目のサヨナラ負けを喫し、これで開幕から敵地では11連敗。52年のフランチャイズ制施行後、開幕からビジターで11連敗以上は、54年洋松15連敗、56年広島12連敗、58年広島12連敗、73年近鉄13連敗に次いで49年ぶり5度目。▼阪神は最短で、今季30試合目の今月29日に自力優勝の可能性が消滅する。21日から阪神が8連敗、巨人が8連勝すると仮定。30日以降に(1)阪神=残り113試合に全勝しても、最終成績は116勝26敗1分けで勝率8割1分7厘。(2)巨人=阪神戦残り18試合に全敗しても、他球団との95試合に全勝すれば、118勝25敗で勝率8割2分5厘となり、阪神を上回るため。また29日までに2球団に△があっても、29日に阪神の自力Vが消える場合もある。▼2リーグ分立後の最速での自力V消滅は、55年大映(消滅)の27試合目。このときのパ・リーグは8球団あった。現行の6球団によるリーグ戦に限ると、18年パの楽天31試合目を超え、阪神が球界最速となる恐れがある。

◆途中出場の阪神熊谷敬宥内野手(26)が、2年ぶりのヒットを記録した。8回1死から左前打を放った代打高山の代走で出場。延長10回の2死で回ってきた打席で、DeNA三嶋の外角150キロを逆方向の右翼線へはじき返した。今季4打席目で出た22年初ヒットは、20年10月15日の中日戦で中前打を放って以来、552日ぶりのヒットとなった。矢野監督は自ら熊谷の名を挙げ「追い込まれた中でもいいヒットを打った。明日スタメンでいこうと思っている」と、21日の同戦で今季初の先発起用を明言した。

◆飢えた虎になれ-。西武、巨人、オリックスで通算525本塁打の清原和博氏(54)がカンテレの生中継で阪神-DeNA戦(横浜)を今年初めて解説した。延長10回までゼロ行進が続いた打線に、攻めの姿勢や開き直りなど熱く助言を送った。矢野阪神は延長10回にサヨナラ被弾で、開幕から敵地11連敗。首位巨人に11・5ゲーム差となり、最短で29日に自力優勝の可能性が消滅する。今こそ、なりふり構わずに戦え!痛恨のサヨナラ被弾で、開幕から敵地で11連敗の悪夢だ。選手にも聞こえそうなバックネット裏からの大声の"エール"は、結果に結びつかなかった。今年初めて解説席に座った清原氏は、歴史的低迷に沈む阪神の逆襲を心から願っていた。阪神にFA移籍の可能性もあった関西のレジェンド。直接の縁はいまだにないが、昨年7月、甲子園での巨人戦に続く生解説だった。「僕の父親が大ファンで、親友も大ファン。電話で話したらボヤキが止まらない。解説しながらめちゃくちゃ応援しています」。虎党の思いを代表するように、金言を送り続けた。この夜も10個並んだ「0」が、むなしい。清原氏はプレーボール直後から野手陣に対して「攻め」の姿勢を求めていた。「振っていくことが大事なんです。打者は(投手に対して)受け身なんですが、攻めていかないといけない。打線全体に、球種で迷っているというのを感じる。まだ数試合ですけど、勝負をかけるのが遅い。打者有利のカウントでどんどん振っていかないと」。ベンチが重い。起爆剤がほしい。例として名前を挙げたのは佐藤輝、そして「打撃が大好き。気迫を感じる」という梅野だった。3回先頭で左前打を放つと叫んだ。「ナイスヒット! 打ちましたよ! (気迫が)出ていましたね。タイガースは梅野のように全部の球を打ちにいってほしい。ボール球だったらやめておく。変にヤマを張らないで」。梅野のスタイルを通じて指摘した。8回2死一、二塁。3番近本はバットを折られる投ゴロに倒れた。天をあおぎ、中堅の守備につくとストレッチするようにしゃがんだ。「心まで折れましたね。バットと一緒に。自分でプレッシャーをかけてしまっている。ある意味、開き直りですよね。何とかせなあかん、よりも、やってやろう! と。相手投手と戦ってほしい。飢えた虎になってほしいですね」。3勝18敗1分け。まだ4月にして「自力優勝消滅」の可能性を残す。最短のシナリオは4月29日、30試合目だ。もう失うものはない。攻めよう-。清原氏が強調した言葉は、現状をぶち破るキーワードなのかもしれない。【柏原誠】◆阪神と清原氏 阪神は85年ドラフトで、PL学園在学中の清原氏に入札。6球団競合となり、西武が交渉権を得た。阪神は外れ1位として遠山昭治投手(八代一)を指名。96年オフに清原氏がFA宣言した際には、巨人と激しい獲得競争を展開。3度目の就任となったばかりの阪神吉田義男監督から「タテジマのユニホームを、横じまに変えてもいいというという意気込みだ。ぜひ来てほしい」と前代未聞のラブコールを送られた。一時は清原氏も阪神入りに傾いたとされるが、PL学園時代から志望していた巨人入りを選んだ。

◆阪神がサヨナラ負けで3連敗を喫し、浮上の兆しが見えない。球団ワースト記録を更新する開幕からビジター11連敗となり、今季最多の借金15に膨れ上がった。 0-0の同点で延長に突入したが、10回4番手の浜地がソトにサヨナラ本塁打を浴びた。▼阪神は最短で、今季30試合目の今月29日に自力優勝の可能性が消滅する。21日から阪神が8連敗、巨人が8連勝すると仮定。30日以降に(1)阪神=残り113試合に全勝しても、最終成績は116勝26敗1分けで勝率8割1分7厘。(2)巨人=阪神戦残り18試合に全敗しても、他球団との95試合に全勝すれば、118勝25敗で勝率8割2分5厘となり、阪神を上回るため。また29日までに2球団に△があっても、29日に阪神の自力Vが消える場合もある。▼2リーグ分立後の最速での自力V消滅は、55年大映(消滅)の27試合目。このときのパ・リーグは8球団あった。現行の6球団によるリーグ戦に限ると、18年パの楽天31試合目を超え、阪神が球界最速となる恐れがある。

◆DeNAが、ネフタリ・ソト内野手(33)のサヨナラ本塁打で今季初のサヨナラ勝ちを飾った。0-0で迎えた延長10回無死、右翼ポール際へ自身3本目のサヨナラアーチを運んだ。この日から、新型コロナウイルス感染で離脱した牧、戸柱、倉本、山下が1軍に昇格。左太もも裏を痛めた宮崎は欠場したが、チーム一丸の勝利で、昨季まで8年連続負け越しの阪神を相手に3連勝を決めた。ソトに打球の行方を教えてくれたのは、スタンドに詰め掛けたファンの盛り上がる姿だった。延長10回無死、カウント1-2からの高めの直球を強振。右翼ポール際へと描かれた放物線に目を凝らしながら「いい当たりだと思ったんですけど、どこにボールが行ったか分からなかった」と一塁に走りだしたソトにファンの歓喜が、サヨナラの事実を伝えた。ソト ファンの皆さんの姿を見て、本塁打だと分かったのですごくうれしかったです。スタンドを見渡しながら、ダイヤモンドを悠々と回った。大きな拍手を受けながら、ホームベース付近で待ち構えるチームメートの輪に飛び込んだ。人数制限が解除された中で迎える初のサヨナラの瞬間に「皆さんの前で野球をすることはうれしく思いますので、本当に気持ちいい瞬間でした」とかみしめた。チーム一丸で勝ち取った劇的な勝利だった。新型コロナウイルス感染で離脱した牧、戸柱、倉本、山下がこの日から1軍に昇格即出場。その一方で、打率3割5分1厘と好調だった宮崎が左太もも裏の炎症で欠場した。次々とチームに危機が訪れる中、試合を決めたのは右手首の張りでシーズン開幕を2軍で迎えたソトだった。チームスローガンに「横浜反撃」を掲げる今季。開幕3連敗スタートから4連勝と巻き返し、牧らの離脱後に借金生活に入ったが、連勝で勝率5割へあと1に迫った。昨季まで8年連続負け越しの阪神を相手に3連勝。三浦監督は「粘りながら全員で決めてくれた。勢いに乗っていかないといけないです」と気を引き締めた。【久保賢吾】

◆DeNAリリーフ陣の無失点リレーが、サヨナラ勝利を呼び込んだ。先発東克樹投手が7回無失点と好投。8回を伊勢大夢投手、エドウィン・エスコバー投手の小刻みな継投でしのぎ、9回からは三嶋一輝投手が2イニングを無失点に抑えた。三浦大輔監督は「全員が1点もやれない展開で粘り強く投げてくれた」と評価した。

◆今季3度目のサヨナラ負けで3連敗で開幕からビジター11連敗と屈辱が続く。阪神矢野監督は打線について問われて「うーん、まぁねぇ...。何とも言いようが難しいけど...」と苦い表情を浮かべた。「普通にやっても普通に点が入るっていう感じでは現状ないんでね。そういうふうに、何とかやろうとはしているんだけどね」。敗因は明白。つながらない打線だ。貧打が続く。1回2死三塁で大山が三ゴロ。3回も2死三塁で佐藤輝が中飛。4回2死一、三塁の好機も先制点を奪えなかった。8回2死一、二塁で近本がエスコバーの151キロ直球に投ゴロ。14日中日戦から2番佐藤輝、3番近本が並ぶ新オーダーが続くが、打開策にはならない。特にこの日は開幕から好調だった近本が4打数無安打とブレーキになった。「誰かこう、1人だけでは変えられないと思うんだけど、タカヒロ(熊谷)なんかはそういうところでは、追い込まれた中でもいいヒットを打った。そういうやつが出てくれたら」。指揮官は途中出場から延長10回に右前打を放った熊谷を例に挙げ、ナインに貪欲さを求めた。今季ワーストの借金15。早ければ29日にも自力Vが消滅する。もうなりふり構ってはいられない。【桝井聡】▼阪神は最短で、今季30試合目の今月29日に自力優勝の可能性が消滅する。21日から阪神が8連敗、巨人が8連勝すると仮定。30日以降に(1)阪神=残り113試合に全勝しても、最終成績は116勝26敗1分けで勝率8割1分7厘。(2)巨人=阪神戦残り18試合に全敗しても、他球団との95試合に全勝すれば、118勝25敗で勝率8割2分5厘となり、阪神を上回るため。また29日までに2球団に△があっても、29日に阪神の自力Vが消える場合もある。▼2リーグ分立後の最速での自力V消滅は、55年大映(消滅)の27試合目。このときのパ・リーグは8球団あった。現行の6球団によるリーグ戦に限ると、18年パの楽天31試合目を超え、阪神が球界最速となる恐れがある。○...井上ヘッドコーチが、無得点に終わった打線の奮起を促した。DeNA先発の東を筆頭に7安打を放ちながらも0点で終わっただけに「現状いる選手でやるしかない。そこは苦しいところではあるんだけど、みんなそれぞれが『何とか』っていう気持ちがあるが故に選手たちも萎縮というか、思い切りが少ないのかな。そこは促していくしかない」と話した。○...高山が代打で2試合連続安打と存在感を示した。8回1死から代打で登場。2球で追い込まれるも、1ボールを挟み4球目、明大の4学年後輩DeNA伊勢の149キロ直球を左前へはじき返し、チャンスをつくった。スタメン出場した16日巨人戦では3打数無安打に終わったが、途中出場でアピールを継続。打率を3割に乗せた。

◆DeNAネフタリ・ソト内野手に打球の行方を教えてくれたのは、スタンドに詰め掛けたファンの盛り上がる姿だった。0-0で迎えた延長10回無死、カウント1-2からの高めの直球を強振。右翼ポール際へと描かれた放物線に「いい当たりだと思ったけど、どこにボールがいったか分からなかった」と目を凝らしながら走るソトに、ファンの歓喜がサヨナラの事実を伝えた。ソト ファンの皆さんの姿を見て、本塁打だと分かったのですごくうれしかったです。沸き上がるスタンドを見渡しながら、ダイヤモンドを悠々と回った。自分だけの至極の時間をホームベース付近で待ち構えるチームメートと分かち合った。観客の人数制限が解除された中で迎える初のサヨナラの瞬間。「皆さんの前で野球をすることはうれしく思いますので、本当に気持ちいい瞬間でした」と全身でかみしめた。チーム一丸で勝ち取った劇的な勝利だった。新型コロナウイルス感染で一時離脱した牧、戸柱、倉本、山下が途中出場を含め1軍昇格即出場。その一方で、好調の宮崎が左太もも裏の炎症で欠場した。「宮崎も一生懸命やった結果のケガだったので、みんな一丸となって、勝ちたいという気持ちだった」。自身も右手首の張りで開幕に出遅れた分、この日は仲間の思いもバットに乗せた。今季はチームスローガンに「横浜反撃」を掲げ、リベンジを大きなテーマに設定する。チームは連勝を飾って、借金は1。昨季まで8年連続負け越しの阪神を相手に3連勝を決めた。三浦監督は「みんなで粘りながら、最後はソトが決めてくれた。連勝ですし、勢いに乗っていかないといけないです」と天敵からの同一カード3連勝に狙いを定めた。【久保賢吾】▼DeNAソトが18年9月17日阪神戦(延長10回)19年9月19日広島戦(同11回)に続き3本目のサヨナラ本塁打。3本とも延長戦で放った。DeNAのスコア1-0サヨナラ弾は6本目。延長回では60年4月21日国鉄戦の岩本尭、17年9月6日ヤクルト戦の宮崎敏郎に次いで球団3人目。

◆20日、DeNA戦に先発した「虎の一平ちゃん」こと阪神小川一平。7回2安打無失点の好投も結果は延長サヨナラ負け。この奮闘は次の力となって返って来ます。

◆阪神のドラフト6位・豊田寛外野手(24)=日立製作所=が「7番・右翼」で先発メンバーに名を連ねた。スタメンは2度目。プロ初スタメンだった12日の中日戦(バンテリンD)は1打数無安打で、今季ここまで4打数無安打。地元・横浜でプロ初安打は出るか。

◆阪神・小川一平投手(24)が先発し、7回2安打無失点と好投した。「テンポよく自分のペースで投げられたことが良いピッチングにつながったと思いますし、イニング数を投げられたことも大きな収穫でした。その中でもバントミス(三回の捕飛)だったり、できることはまだあったかなと思うので、次回までに修正して臨みたいと思います」一回を三者凡退で滑り出すと、二回は先頭・牧に右前打を浴びたものの、続くソトの打席で二盗を企図した牧を梅野が刺して三振ゲッツーを取ってアウトを重ね、この回もゼロ。続く三回は倉本、嶺井、投げ合う東を三者三振に抑えてみせた。東との投手戦で最大のピンチは七回だった。先頭・大田に三塁内野安打で出塁されると、続く佐野は一塁・大山の野選で一、二塁。初めて得点圏に走者を背負い、六回までに唯一の安打を打たれている牧との対戦を迎えた。それでもカウント1―2と追い込んでから120キロのカーブで三ゴロ併殺。ソトを申告敬遠で歩かせた後の大和も投ゴロに抑えて、スコアボードに7つ目のゼロを刻んだ。しかし、続く八回に打席が回ったところで代打が送られて交代。打線の援護がなく、白星の権利は手に入らなかった。

◆カンテレの生中継では西武などで活躍した清原和博氏が、PL学園高時代の2学年後輩で元横浜(現DeNA)の野村弘樹氏(サンケイスポーツ専属評論家)とともに今季初のテレビ解説。得点力不足に苦しむ阪神打線に対して「ファーストストライクから振っていかないと。攻めていかないといけない」とアドバイスを送った。昨季24本塁打の2年目・佐藤輝については「スイングスピードが速い。本塁打王いけるんじゃないですか。敵は(甲子園の)浜風だけ」と予言した。

◆DeNAは十回に先頭のソトが阪神の浜地から右翼ポール際に3号ソロを放ち、サヨナラ勝ちで2連勝とした。DeNAの東は要所を締めて7回5安打無失点。阪神の小川も7回2安打無失点と好投した。両軍無得点のまま延長戦に突入した投手戦。ソトが一振りで決めた。開幕投手の意地を見せた。DeNA先発の東は走者を許しながらも、阪神打線に本塁を踏ませなかった。一、三、四回は得点圏に走者を背負ったが、後続を打ち取りピンチを切り抜けると五回は梅野、小川、中野を3者連続三振。中盤でギアを上げた。2020年2月に左肘の内側側副靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、1年以上を要す長期のリハビリを経て復活を遂げた。今季は自身初となる開幕投手(3月25日、対広島、横浜)を務めたが、左手中指の皮がめくれた影響で六回途中8安打4失点で降板。同27日には出場選手登録を抹消された。復帰し、前回登板だった13日の巨人戦(那覇)では、2死からの失点が重なり5回4失点。勝ち星はつかなかったが中6日のマウンドで好投した。チームは投手陣の柱である今永を開幕から欠いており、4月上旬には新型コロナウイルス感染者が続出。開幕直後に苦境に立たされた。それでもこの日、牧、戸柱、倉本、山下が1軍に復帰。今永も2軍で実戦復帰しており、「横浜反撃」の準備は整いつつある。

◆阪神は延長十回にサヨナラ負けを喫し、3連敗となった。先発の小川が7回2安打無失点と好投。0―0の七回に内野安打と一塁・大山の野選で無死一、二塁のピンチを背負ったが、牧を三ゴロ併殺に、ソトを申告敬遠で歩かせたあとに大和を投ゴロに抑えて脱出した。しかし、打線が相手先発の東を攻略できず。左腕の降板後も、八回は伊勢から作った2死一、二塁で、近本がエスコバーに投ゴロに抑えられて生かせず、九、十回は三嶋にひねられた。八回を湯浅、九回をアルカンタラが無失点でつないだが、十回に浜地がソトにサヨナラ右越えソロを浴びて決着。今季のサヨナラ負けは3度目で、延長戦に突入した試合も、これで3敗1分けとなった。

◆阪神は4番手で延長十回に登板した浜地真澄投手(23)がネフタリ・ソト外野手(33)にサヨナラ本塁打を浴び、今季最多の借金「15」となった。DeNAの4安打を上回る7安打を放ちながらも3連敗となった矢野耀大監督(53)の一問一答は以下の通り(チーム成績3勝18敗1分、観衆1万9143人)。ーー小川が頑張っていた「いやーいいね。素晴らしいかったね。緩急も使えてるし、右バッターのインサイドにも投げれるから、内容のある投球やったんで」ーー今後につながる「そうやね。まぁ点数とられたっていうか、そういう時もあったけど中身的にはね、今までの一平より成長してるところはしっかり見えてるんで、だから勝たしてやりたかったけどね...」ーー打線は得点圏に進めただけに「うーん、まぁねぇ...。何とも言いようが難しいけど...」ーー苦しい中で打破していかないと「まあねぇ...。開幕からそうやけど、一人一人の状態を上げてこないとさぁ。ちょっと三振も多いし。そらなかなかね、現状、ホームランホームランっていうようなバッター陣ではないんで。何とか1個のアウトでも進めるっていう...これもずっと言ってるんだけど、そういうことを重ねていかないと。普通にやっても普通に点が入る感じでは現状ないんでね。そういうふうに...うん、何とかやろうとはしているんだけどね」ーー近本も状態が...「そうやね、まあ...良くはないよね、うん」ーーリリーフ陣もここまで頑張ってきたが「いやまあ最後のホームランもね、あれは普通のライトフライだと思ったけどね。あれで入るんやから、それはもう全然、仕方がないというか。う~ん...。あそこで自信を持って浜地って送り出せるような状態はアイツ自身が作っているんで。そこは俺の中では受け入れているし。やっぱりバッター陣が点を取らないと、いうところだと思います」) ーー何とか流れを作れるように「誰かこう、1人だけでは変えられないと思うんだけど。タカヒロ(熊谷)なんかはそういうところでは、追い込まれた中でもいいヒットを打ったし(代走から二塁に就き、延長十回に右前打)。そういうヤツが出てくれたらいいし。タカヒロも明日、スタメンで行こうかなと思っているんで。そういうところはまた、張り切って、チームを引っ張るというか、そういう思いでやってくれたらと思います」

◆現役時代は南海、阪神で活躍し、引退後は阪神で投手コーチやフロントでも尽力したサンケイスポーツ専属評論家の上田二朗氏(74)が先発して7回無失点の阪神・小川一平投手(24)を援護できなかった打線にカツを入れた。先発・小川は「完ぺきに近い」ではなく「完ぺき」だった。中継ぎ時代に救援失敗で苦労してきたことが、すべていい経験となって、今や阪神ローテ投手では屈指の安定感を誇っている。以前はマウンド上で「気持ちで負ける」シーンがあったが、そんな自信なさげな姿は全く見られなかった。成長している。ストレートが素晴らしい。カーブを有効に使えていた。フォーク、スライダーも良かった。コントロールも抜群。梅野の好リードもあり、崩れる気配すらなかった。だからこそ、勝ち投手にしてあげて欲しかった。打線は何をしているんだ。開幕から低空飛行が続いている阪神だが、投手陣は踏ん張っている。問題は、どう考えても打線だろう。投手出身なので、投手目線になるが、阪神打線にはどの球種を狙っているんだろうと首を傾げる打者が何人もいる。初球ストレート系のストライクを見逃すケースが非常に多く、続く変化球をファウルしたり空振りしたりで追い込まれる。これは、投手にとって、一番楽な相手だ。現時点で好調なのは佐藤輝、辛うじて状態が悪くないのがロハス。この2人の前に走者を多く出せる打順を組まないと苦しい。佐藤輝が2番で結果を残しているとはいえ、3番・近本、4番・大山が全く機能していない状態だ。そうなると、佐藤輝だけが生きる打線ということになる。やはり、近本、大山らも生きる打線にする必要があるだろう。昨年はあれほど走り回って、相手を悩ませた、足を絡めた得意の攻撃も、どこへ行ったのか。塁に出ても、ほとんど動きがない。かき回せる選手が阪神にはいる。生かさない手はない。私も現役時代、コーチ時代にどん底の時期は何度も経験している。そんな時、流れを劇的に変えたのは、やはり打線の爆発だった。これは、当たり前の話だ。投手陣は懸命に踏ん張っている。打線よ、奮起してほしい。

◆DeNAの牧が新型コロナウイルス感染から復帰し、昇格即安打を放った。「4番・二塁」で先発出場し、二回に小川の外角カットボールを逆らわずに右前に打ち返した。「勝ちにつながる一本を打てるように頑張る」と臨んだ復帰戦の1打席目で「H」ランプをともした。しかし投手戦の中で七回無死一、二塁で三ゴロ併殺打、九回2死二塁では投ゴロ。勝負強さを発揮することはできなかったが、ソトにサヨナラ本塁打が飛び出し、安堵の表情だった。(横浜)

◆DeNAのソトが3年ぶりのサヨナラ本塁打で勝負を決めた。0―0の延長十回先頭で浜地の高めの直球を強振。「体が反応した。正直、ボールがどこにいったか分からなかった」と行方を見失った打球は右翼スタンドまで達し、チームに今季初のサヨナラ勝ちをもたらした。今季は右手首の張りで開幕は不在となった。しかし患部も回復して1軍合流後は打率4割2分3厘、3本塁打と好調を維持している。互いに1点が遠い展開での劇的な一発に、三浦監督は「よくぞ打ってくれた」と感謝しきりだった。(横浜)

◆DeNAの宮崎が今季初めて欠場した。19日の阪神戦で走塁中に左脚を痛め、20日に病院で「左太もも裏の炎症」と診断された。ベンチ入りはしており、三浦監督は「(出場選手登録を)抹消するほどではない」と話した。(横浜)

◆阪神はサヨナラ負けを喫して、4月中では球団最速の借金「15」となった。試合後の井上一樹ヘッドコーチ(50)の一問一答は以下の通り。ーーDeNA・東に対して先頭が出るけど得点につながらない「いかんせん、トータル的に何を言ってもピッチャーが頑張ってる中で点数が取れない。勝つような要素がないわけだよね。そこはもう三振は取られているトータル的に(10回で13三振)。てことは、そこでみんなの思いきりが少ないのか考えすぎなのかというところも含めて...。東だからとか他のピッチャーだがらっていうのではなく、そこは苦しいとこはあるんだけども、現状いる選手の中で何とかっていうような気持ちも、みんなそれぞれが何とかっていう気持ちがあるがゆえに選手たちも萎縮というか...。なんか思いきりっていうのが少ないのかな。そこは促していくしかない」ーー打順を変更する?「この前変えたばっかりやないか。だからいる選手の中で、どういった打順がいいのかとかは、毎日考えているわけで、そこでなにがベストかって考える中で勝ったからこの打順がいい、負けたからこの打順がだめっていう訳でもないと思うから。そこはもうちょっと試行錯誤しながらやっていくしかないかな」ーー1、2番は「1.2番っていうのは出塁してほしいっていうのはあるし、だからそれに対して返すことができないから、点数が取れてないわけだから、そこは考えてやっていくしかないかなと思う」

◆湯浅は八回に登板し、ゼロを刻んだ。「一平さん(小川)が頑張ってくれていたので、自分も絶対に抑えてチームにいい流れを持ってくるぞ、という気持ちで投げた。結果として3人で抑えることができてよかった」。倉本、連続で代打出場した戸柱と山下の3人をいずれも内野ゴロに抑え、10球で任務完了。3試合連続ホールドと安定している。

◆カンテレの生中継では西武などで活躍した清原和博氏(54)が、PL学園高の2学年後輩で元横浜(現DeNA)の野村弘樹氏(52、本紙専属評論家)とともに今季初のテレビ解説を行った。得点力不足に苦しむ阪神打線に対しては「ファーストストライクから振って、攻めていかないといけない」とアドバイス。昨季24本塁打の2年目・佐藤輝について意見を求められると、「スイングスピードが速い。本塁打王はいけるんじゃないですか。敵は(甲子園の)浜風だけ」と〝予言〟した。解説の合間には、10日に完全試合を達成したロッテ・佐々木朗が話題に上り、「本当にとんでもない投手が出てきたなと。久々に打席で立ってみたい選手」と通算525本塁打の打者魂を燃やした。試合途中で中継が終了したが、最後には「まだ120試合くらい残っているんで。暖かくなってくると打者の方がよくなってくると思う。まだ始まったばかりですから」と虎へのエールも忘れなかった。

◆先発したDeNA・東克樹投手(26)が、7回5安打無失点の快投。今季初勝利とはならなかったが、サヨナラ勝ちに貢献した。左腕は「走者を出しても粘ることができ、7回を投げられたことは自分にとっても大きかった」と納得の表情だった。序盤の一、三、四回は走者を許しながら決定打を許さない粘りの投球。五回は3者連続三振とギアを上げると六、七回も打者3人で終えた。2020年2月に左肘の内側側副靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、長期のリハビリを経て復活。術後最多となる110球を投げ抜き、完全復活を印象付けた。開幕投手に指名した三浦監督は「ボールを散らしながら、緩急も使いながら粘り強く投げたと思います」と評価。価値ある投球だった。

◆DeNAは20日、阪神4回戦(横浜)に1―0で今季初のサヨナラ勝ち。ネフタリ・ソト内野手(33)が延長十回、右翼席へ試合を決める一発を放った。今月上旬に新型コロナウイルス感染者を多数出したが、この日、牧秀悟内野手(24)ら主力野手が続々と復帰。『横浜反撃』へ向けた布陣がそろいつつある中、劇的な白星で借金を1に減らした。きれいな放物線を描いた白球は、DeNAファンが待つ右翼ポール際に吸い込まれた。延長十回。ソトがスコアボードに並んだ「0」に終止符を打ち、ナインに祝福のウオーターシャワーを浴びた。「しっかり強い打球を打つという意識で入った。いい当たりだと思ったけど、正直どこにボールが行ったか分からなかった。最終的に本塁打になってくれて良かった」ボール気味だった高めの速球を一閃。2018、19年に本塁打王に輝いたパワーで逆方向へ運んだ。3年ぶりのサヨナラ本塁打で、チームに今季初のサヨナラ勝ちをもたらした。延長十回まで無失点に抑えた東、伊勢、エスコバー、三嶋の好投も報われた。「横浜反撃」の狼煙(のろし)をあげる一発となりそうだ。チームは開幕から苦境に立たされた。開幕投手候補だった今永が左前腕部の炎症で離脱し、4月に入って新型コロナウイルス感染者が続出。抑えの山崎ら12選手が陽性判定で出場選手登録を外れた。それでも続々と復帰。この日は4番の牧や戸柱、倉本、山下が1軍に合流し、即出場を果たした。右手首の張りで出遅れていた殊勲のソトは12日に1軍へ。打率・423(26打数11安打)と好調な打撃で打線を支え「彼らが健康になって戻ってきてくれたのは良かった」と笑顔。ただ19日は宮崎が左太もも裏の炎症を起こし、この日は欠場。「一生懸命やった結果のけが。一丸となって勝ちたい気持ちはあった」とナインの思いを代弁した。 3年契約の2年目。次期大砲候補にも目をかけている。シーズンオフ、右の長距離砲で茨城・明秀日立高から入団6年目の細川、オースティンの3人で合同自主トレを行った。米ロサンゼルスで、メジャーリーグでプレーする選手のメカニズムを伝授した。「一人一人、打ち方は違うけど、ボールをコンタクトする瞬間の動きは共通するものがある」指導を受けた細川は今も教え通り、インパクトするまで手首を返さないスイングを繰り返し、体に染み込ませている。ソトはこの日の十回、代打に備えて素振りをする細川の前で、手本のアーチを放ってみせた。右肘のクリーニング手術を受けたオースティンは19日に来日。隔離期間を経て、復帰に向けたリハビリに励む。NPB通算48本塁打の大砲が戦列に戻れば、打線に厚みが増す。2連勝を飾った三浦監督は「よくぞ、打ってくれた。みんなで粘りながら最後はソトが決めてくれました。勢いに乗っていかないといけない」と視線を前に向けた。最下位に終わった昨季からの逆襲へ。劇的な白星をきっかけに勢いに乗る。(横山尚杜)

◆ボテボテの投ゴロを処理し一塁へ送球すると、グラブを激しくたたき、白い歯をみせた。先発の阪神・小川は自己最長の7回を投げて2安打無失点の好投を披露。勝ち星だけが、つかなかった。「ストライク先行でいけて、自分のペースで投げられたから、最長イニングにつながった。1回1回、一人一人集中して投げたことがよかった」低めへの直球の制球がさえ、カーブも織り交ぜて圧倒。六回までたった1安打しか許さず、最大のピンチも乗り越えた。両軍無得点で迎えた七回。先頭の大田の強烈な打球を佐藤輝がはじき(記録は三塁内野安打)、続く佐野の一塁方向へのゴロを捕球した大山が二塁へ。だが、判定はセーフ(記録は野選)で無死一、二塁となった。「割り切って、それこそ〝エラーが絡んでいるんで、打たれても自分のせいじゃない〟というくらい、抑えたらかっこいい、プラスしかならない、と思って」野手の拙守を受け入れ、ギアを上げる。続く牧は120キロのカーブでタイミングを狂わせて三ゴロ併殺、ソトは故意四球で歩かせ、2死一、二塁から得点圏打率・467の大和もカーブで投ゴロに仕留めた。7回2安打無失点、95球で救援陣へバトンを渡した。初めて開幕ローテ入りした今季はチーム事情から中継ぎに戻り、コロナ禍で伊藤将の〝代役〟を務めて4回?を無得点に抑えた前回13日の中日戦から再び先発に。ローテの一角として立場を確立しつつある姿に、矢野監督も「素晴らしかった。緩急も使えて、右打者のインサイドにも投げられる」と声を弾ませ、「今までの一平より成長はしっかり見えてるんで、だから勝たせてやりたかったけどね...」と苦い表情だった。この日は藤浪が2軍練習に合流したが、小川も簡単に先発ローテの座を明け渡すつもりはない。「今、先発を任せられている。その中でしっかり仕事を果たしたい」と力を込めた。神奈川・逗子市出身の背番号66が〝ご当地〟での結果を自信につなげ、次こそ勝利をつかむ。(新里公章)

◆打ったれよ! 阪神はDeNAに延長十回、0-1でサヨナラ負け。先発の小川一平投手(24)が7回無失点と好投したのを援護できず、今季5度目の零封負けを喫した。4月中に借金15となるのは球団史上最速で、29日にも自力優勝の可能性が消滅する。投手が力投しているんだから、打ってあげて~。予想外でも球場が狭いせいでもない。放物線が横浜の夜空にフラフラと舞うずっと前から、見えていた結末だった。六回にも八回にも、中軸が仕事を果たすべき先制機があった。7回無失点の若い小川に報いるための、やりようがあった。ここまで打てなくては、矢野監督にも言いようがなかった。「うーんまぁねぇ...。何とも言いようが難しいけど...」今季もう何度目かという「得点圏までは進めるが...」という問いの答えに、ここで窮した。プロ3年目の24歳右腕が、一世一代の投球で希望をつないだ。先発でのプロ初勝利に必要なのは、1点だけだった。にもかかわらず、くすぶったままの打線が台なしにした。六回先頭では一人気を吐く佐藤輝が右前打を放つも、近本が空振り三振で1死となり、続く4番・大山が二ゴロ併殺-。小川の代打・高山が1死から左前打を放った八回は、得点すればまだ勝ちを付けてあげるチャンスがあったが...。佐藤輝は申告敬遠で歩かされ、近本勝負を選択された結果、エスコバーにどん詰まりの投ゴロに打ち取られた。打順は関係ない。気概も、頼りがいも、どこかへ置いてきてしまった打者ばかりが並び、ダラダラとゼロを並べた。0-0で延長に入るのは、13日の中日戦(バンテリンドーム)以来もう2度目。こんな状態では延長戦も勝てるはずがなく、3敗1分け。サヨナラ負けももう3度目だ。どこかで打破しなくては、どこまでも負けを重ねる。打線のテコ入れについては、井上ヘッドコーチも「この前、変えたばっかりやないか。もうちょっと試行錯誤しながらやっていくしかないかな」と苦しさを明かす。佐藤輝を2番に据えて6試合。1敗の後に2連勝して波に乗るかと思われたが、また打線が機能を停止した。3勝18敗1分けで、まだ4月なのにもう借金15。球団史上最速だ。首位の巨人とのゲーム差は「11・5」に開き、最短で29日にも自力優勝の可能性が消滅する。わずか30試合目で自力V消滅となれば、現行の6球団制では最速になってしまう。歴史的な負けっぷりだ。指揮官にも、もう打てる手はほぼない。「三振も多いし(今季最多の13)。そらなかなかね、現状、ホームラン、ホームランっていうようなバッター陣ではないんで。なんとか1個のアウトでも(走者を)進める。そういうことを重ねていかないと」今季の18の負けの中でも、この夜ほど「打ってやれよ」と嘆かされた日はなかった。矢野監督は「普通にやっても点が入るっていう感じでは現状ないんでね。そういうふうに...うん、何とかやろうとはしているんだけどね」とも言葉を絞り出し、沈痛だ。負け続けた揚げ句の、取り返しのつかない見殺しを刻んでしまった。(長友孝輔)★将、熊谷の執念安打を高評価 八回に代走で途中出場し、延長十回の2死走者なしから粘って右前打を放った熊谷を、矢野監督は高く評価。「1人だけでは(流れを)変えられないと思うんだけど」と前置きしつつも「(熊谷)敬宥なんかは追い込まれた中でもいいヒットを打ったし」とうなずいた。さらに「明日、スタメンでいこうかなと思っている」と、ここまで途中出場4試合の26歳を21日のDeNA戦で今季初めてスタメンで起用することを明言した。

◆背番号66がマウンドで懸命に投げていた。一世一代、と言ったら小川に失礼かもしれないが、すばらしいピッチングだ。阪神の66番。誰がいたっけ? ハマちゃん、浜中治が入団時に背負っていた。すごい飛距離で輝く未来を予感させたなぁ。でも、彼以外、ピンとこない。申し訳ない。記憶がいい加減で。「タテジマの66番」ときたら「小川」。そんな投手になってほしい。明るい未来に乾杯!いやいや、その前に、点を取ってやれよ。勝ち投手にしてやれよ。攻撃陣は何をしているんだ。DeNA・東は確かに好投していたけれど。どうなってるんや、打線は! 打線や! 打線だ! 全然、明るくないぞ、打線は! だから負けたんだけれど。オフの取材やテレビ番組で、井上ヘッドコーチが笑いながらよく言っていた。「スポーツ新聞がいろいろ書くじゃない。ああしたほうがいい、こうしたほうがいい、と。でも、言われなくても、こっちも分かっているよ」そんなことは百も承知デス。矢野監督以下、百戦錬磨の首脳陣が、分かっていないなんて、これっぽっちも思っていない。記事のすべては、タイガースを愛する読者に向けてデス。世のプロ野球ファンには、かなりのパーセンテージで「監督になった気分」の方がおられる。それが特に多いのが阪神ファンのみなさま。だから、無性に采配を振ってみたくなる。特に愛するチームの負けが込み始めると、「俺ならこうする!」と名(迷)将があちこちに誕生するのだ。スポーツ新聞は、その指針になれば-。というわけで、評論家諸氏に持論を展開してもらうケースが増える。最近は、勝てないタイガースを嘆き、スポーツ紙だけでなくテレビの情報番組でも「どの打順が正解か?」と三者三様、意見噴出、議論白熱、もはや情報錯綜(さくそう)?サンスポでは複数の評論家が1番・近本、4番・佐藤輝の打順を推してきた。が、矢野監督は2番・佐藤輝を貫いている。取材している現場記者はどう感じているのか。トラ番キャップ・長友孝輔はしばし熟考した後に-。「近本は佐藤輝の前に置いた方がいいとずっと思っているんですよね。でも、サトテルは早い打順を希望しています。一番いい打者には気持ちよく打たせてあげたい。下位でチャンスさえ作れれば、この日の打順でもOKです」最近、トラ取材が増えている須藤佳裕もキャップ案に似ていた。「佐藤輝の4番にはこだわりませんが、近本を佐藤輝の前に置いて、ソロより2ランの状況を作るべきかなぁと。中野が絶好調になれば、今の打順でもいいんですが」サブキャップ・新里公章は「矢野案」絶賛だった。決して指揮官にすり寄っているわけではない。「今の打順でいいと思います。中野、佐藤輝、近本、大山の並びで、5番は糸井さんが打ってほしいですが...」意外に面白いでしょう。現場の記者は、微妙な差はあるけれど、1番・近本、4番・佐藤輝に全くこだわっていない。昨夜も息詰まる投手戦を眺めながら、みんな思いは一緒。小川に勝たせてあげてほしかったなぁ。

◆「クソー! 何でDeNAのソトに高めのクソボールをサヨナラアーチされるんや!!」と肩をガクンと落とした。所詮、阪神はそこまでのチームよ...。なぜ、あのボール球をソトがスタンドに運べたのか? その状況、そこまでの配球、ピッチャーの状態、ソトの性格、さらにはソトの家族構成(V9時代の巨人はそこまで調べてたかんね)を徹底的に分析せず、たまたまなんて考えていたら、わが阪神は100年先まで日本一はないわー!!しかし、俺の見る限り本日先発の小川はストレートは低めで伸びる! 変化球はブレーキがかかる...。おそらくプロのユニホームを着てから最高の投球だったのだ!! その投手を勝たせられない零封負けの虎打線は切腹じゃー!! といいたいけど、今季早くも5度目の零敗でもう腹切りすぎて、胸の下がすぐ腰になっとるやんけー!!おっ! ちゅーことは体が小さくなっとるんやから、四球でも何でも出塁して、チャンスをつくらんかいー!!

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
1570 0.682
(↑0.015)
-
(-)
12188
(+5)
77
(+3)
23
(-)
6
(+1)
0.251
(-)
2.940
(-)
2
(-)
広島
1281 0.600
(↓0.032)
2
(↓1)
12290
(+3)
62
(+5)
5
(+1)
6
(-)
0.260
(↓0.003)
2.800
(↓0.12)
3
(-)
中日
1180 0.579
(↑0.023)
2.5
(-)
12474
(+4)
66
(+1)
15
(-)
8
(-)
0.258
(↑0.006)
3.300
(↑0.12)
4
(-)
ヤクルト
11100 0.524
(↓0.026)
3.5
(↓1)
12278
(+1)
81
(+4)
22
(+1)
9
(-)
0.235
(↓0.003)
3.250
(↓0.06)
5
(-)
DeNA
890 0.471
(↑0.033)
4.5
(-)
12665
(+1)
69
(-)
12
(+1)
9
(-)
0.247
(↓0.006)
3.740
(↑0.26)
6
(-)
阪神
3181 0.143
(↓0.007)
11.5
(↓1)
12151
(-)
91
(+1)
14
(-)
8
(-)
0.218
(↓0.001)
3.960
(↑0.14)