1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 1 | 5 | 9 | 1 | 0 |
DeNA | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 9 | 0 | 1 |
勝利投手:石山 泰稚(1勝0敗0S) (セーブ:マクガフ(0勝0敗5S)) 敗戦投手:クリスキー(0勝1敗0S) 本塁打 |
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◆ヤクルトが接戦を制した。ヤクルトは2点ビハインドの8回表、無死満塁から村上の適時打で同点とする。続く9回には、山崎の犠飛が飛び出し、勝ち越しに成功した。投げては、5番手・石山が今季1勝目。敗れたDeNAは、救援陣がリードを守りきれなかった。
◆ここまで出場全試合で1番を務めてきたヤクルト塩見泰隆外野手(28)が、今季初めて5番中堅で先発する。また打撃のいい高橋奎二投手(24)が8番に入った。
◆DeNA大田泰示外野手(31)が、移籍後初となる1号先制ソロ本塁打を放った。カウント1-1、内角の146キロの直球を完璧にとらえ、左翼席中段へ運んだ。 今季、日本ハムから移籍し、オープン戦を合わせても初本塁打。本拠地の大歓声に包まれ祝福を受けた大田は「ストレートをしっかり捉えることができました。前の打席で三振してしまったので、とにかくアジャストしようと思い、打席に向かいました。次の打席も頑張ります」と気持ちを高ぶらせた。
◆ヤクルト清水昇投手(25)が17日、DeNA5回戦(横浜)で打球を右足に受け負傷交代した。 同点の8回無死、ソトのライナーが投げ終わって着地した直後の右足を直撃。治療でベンチに退いたが、そのまま石山への交代が告げられた。高津監督は「ちょっと力が入りづらいとのことだったので降板させました」と説明した。昨季まで2年連続で最優秀中継ぎに輝いており、今季も勝ちパターンの8回を任されていた。
◆DeNA先発の大貫晋一投手(28)が、6回6安打2失点で初勝利を逃した。 味方打線に4点の援護を受け、5回まで無失点投球を披露。しかし6回に3連打と犠飛で2点失い、2点リードでその回に降板した。しかし後続のエスコバーが8回、2安打2四球でヤクルト村上に同点打を打たれ追いつかれた。今季3試合目で初白星がすり抜けた大貫は「先制点を取ってもらい、思い切って投げられることができました。序盤から丁寧に投げられることができ、嶺井さんとコミュニケーションを取ってうまくリードしてもらいました。連打を浴びる場面もあったので、どこかで断ち切れるようにしていきたいです」と振り返った。
◆DeNA大田泰示外野手(31)の移籍1号弾は空砲に終わった。 「1番右翼」でリードオフマンを託され、3回にヤクルト高橋の146キロ直球を左翼席中段まで運ぶ豪快な先制ソロ。オープン戦を含めて移籍後初のアーチに「前の打席で三振してしまったので、とにかくアジャストしようと思い、打席に向かいました」。手応えをつかむも、チームは逆転負けを喫した。
◆雨に流されるようにDeNAの連勝が消えた。 2点リードで7回から継投に入り、2番手伊勢が3者凡退。しかし雨脚の強まった8回に暗転した。エスコバーが先頭の安打後に痛恨の2連続四球で無死満塁。村上に2点適時打を献上し追いつかれた。今カードは、相手打線を19イニング連続無失点に抑えるなどしながら、投打がかみ合わず1勝2敗と負け越し。三浦監督は「2つのフォアボールっていうのは、やっぱこういう展開なりますね」と厳しい表情だった。▽DeNA大貫(3試合目の先発で6回6安打2失点も初白星ならず) 先制点を取ってもらい、思い切って投げることができました。連打を浴びる場面もあったので、どこかで断ち切れるようにしていきたい。
◆大幅に打線を組み替えたヤクルトが中盤以降に粘り強さを発揮し4点差を逆転勝ち。貯金を1とした。 今季出場全試合で1番を務めてきた塩見を5番。打力と走力のある投手高橋を8番。好調の太田を1番で起用した。チームの投手8番起用は、関根潤三監督が87年10月21日広島戦で荒木大輔を起用して以来、35年ぶりだった。2点を追う8回に太田の安打を起点に追いつき、9回に途中出場の山崎が決勝犠飛を放った。高津監督も「村上の後でどうやってかえすかを考え、本当はイジりたくなかったけど塩見を5番に。8番、9番も機能したかどうかは別としてチームの刺激になればと思って」と説明した。今後の打順については「できればイジりたくないですね。本当は塩見1番を打たせて、3番(山田)4番(村上)は動かさないというのが僕の中では理想型」としながらも「その日その日、相手投手もありますし。チームの状況とか、流れとか考慮して、いろいろ考えていきたい」と柔軟に対応していく姿勢を示した。▽ヤクルト高橋(4回6安打4失点で勝敗つかず)「状態は悪くはなかったですが、少し丁寧になり過ぎてしまいカウントを悪くしてしまった。ゲームを作れずに申し訳ないです」▽ヤクルト石山(8回、清水の負傷により緊急登板も無失点で今季初勝利)「とりあえず打者に集中することだけを考えた。勝利に貢献できて素直にうれしい」▽ヤクルト山田(6回に適時打)「とにかく後ろにつなぐ気持ちで打席に入りました。少ないチャンスでしっかり打つことが出来てよかったです」▽ヤクルト村上(2点を追う8回無死満塁から2点適時打)「追い込まれていたのでコンパクトに食らいついて打ちました」
◆両軍の先発メンバーが発表。ヤクルトは、先発の高橋奎二投手(24)を「8番・投手」で起用。9番には古賀優大捕手(23)を配置した。高橋は10日の巨人戦(東京D)で決勝点となる捕逸(結果は四球)を記録するなど、打撃でも存在感をみせていた。
◆日本ハムから今季加入の大田泰示外野手(31)が三回、練習試合、オープン戦を通じて移籍後初本塁打となる先制の1号ソロを左翼席へとたたき込んだ。「直球をしっかり捉えることができた。前の打席で三振してしまったので、とにかくアジャストしようと思い、打席に向かいました」「1番・右翼」で3月29日の中日戦(バンテリンドーム)以来、今季2度目のスタメン出場。第1打席はヤクルト先発、高橋の前に空振り三振に倒れたが、三回2死走者なしで迎えた第2打席、146球を完璧に捉え、左翼席中段までかっ飛ばした。
◆ヤクルトは2点を追う八回無死満塁の好機を作ると、4番・村上がエスコバーから中前2点打を放ち、同点に追いついた。先発の高橋は4回4失点。六回に山田が相手先発の大貫から左前適時打、塩見の右犠飛で2点を返した。◆六回に同点打を放ったヤクルト・村上 「打ったのはストレート追い込まれていたのでコンパクトに食らいついて打ちました」◆ヤクルト・高橋 「今日は状態は悪くはなかったですが、少し丁寧になり過ぎてしまいカウントを悪くしてしまった。ゲームをつくれずに申し訳ないです」◆六回に適時打を放ったヤクルト・山田 「打ったのはストレート。4点差があったのでとにかく後ろにつなぐ気持ちで打席に入りました。少ないチャンスでシッカリ打つことが出来て良かったです」
◆ヤクルト・清水が八回にソトの打球を右足に受けた。記録は内野安打となった。清水は治療のためベンチへ。続投することなく、石山がマウンドに上がった。
◆ヤクルトが逆転勝ち。四回までに4点を先行されたが、六回以降に効果的に点を重ね、九回に山崎の左犠飛で1点を勝ち越した。先発の高橋は4回4失点。その後は木沢、田口とつなぎ、八回は清水が負傷降板したが、石山、マクガフが無失点で継投した。打線は4点を追う六回に山田が相手先発の大貫から左前適時打、塩見の右犠飛で2点を返した。2点ビハインドの八回は無死満塁の好機を作ると、4番・村上がエスコバーから中前2点打を放ち同点に追いついた。◆六回に同点打を放ったヤクルト・村上 「打ったのはストレート追い込まれていたのでコンパクトに食らいついて打ちました」◆ヤクルト・高橋 「今日は状態は悪くはなかったですが、少し丁寧になり過ぎてしまいカウントを悪くしてしまった。ゲームをつくれずに申し訳ないです」◆六回に適時打を放ったヤクルト・山田 「打ったのはストレート。4点差があったのでとにかく後ろにつなぐ気持ちで打席に入りました。少ないチャンスでシッカリ打つことが出来て良かったです」
◆ヤクルトは4-4で迎えた九回、途中出場の山崎晃大朗外野手(28)が勝ち越しの左犠飛を放ち逆転勝ちを飾った。山崎の一問一答は以下の通り。--いい仕事をしましたね「前のバッターがいい形でつないでくれたので、なんとか前に飛ばそうとしていい結果になってよかった」--八回、代走で出場し、村上のヒットで生還「村上の1本でホームに還ろうと思っていました」--九回はスワローズらしい打撃の流れで打席に立ちましたが「太田のバントでも(内山)壮真が一生懸命走ってセーフになって、自分の浅い犠牲フライでも一生懸命走ってセーフになってくれたので、すごく壮真に助けられた」
◆ヤクルトは、先発の高橋が4回6安打4失点で降板。最速151キロを計測するなど直球に力はあったが、三回2死から大田に真ん中付近に入った直球を運ばれて先制ソロを被弾。四回は1死一、二塁から大和の適時打を皮切りに3連打されて3失点し「状態は悪くはなかったが、少し丁寧になり過ぎてしまいカウントを悪くしてしまった」と悔やんだ。
◆ヤクルトの石山が緊急登板で踏ん張った。4―4の八回に清水がソトの打球を右足付近に受け、無死一塁で急きょマウンドへ。四球、犠打、申告敬遠で1死満塁となって、代打藤田には3ボール。ここをフルカウントからの二ゴロ併殺でしのぐと、九回に味方が勝ち越し。白星を手にし「腹をくくって投げた。野手に助けてもらった」と安堵した。高津監督は「3ボールになる気持ちはよく分かる。あそこから粘ることがリリーフとして大事。教えられることじゃなく、これまでの経験を生かしてくれた」と通算85セーブの〝元守護神〟を絶賛した。
◆DeNAは4点リードを守れず、手痛い黒星を喫した。4―2の八回に逃げ切りを狙って登板したエスコバーが先頭の安打と2四球で無死満塁とし、村上に2点打を浴びて追い付かれる。九回はクリスキーが無死一、二塁のピンチを招くと、代わった田中健が自らの野選で満塁とし、勝ち越し犠飛を許した。救援陣が崩れ、黒星が三つ先行。三浦監督は「勝ちきらないといけないところだった」と険しい表情だった。
◆救援陣が無失点リレーで勝利を呼び込んだ。木沢が五回から2回を無失点。田口が1回無失点、八回は清水が緊急降板したが、石山が1死満塁から藤田を二ゴロ併殺打として、踏ん張った。九回はマクガフが締め、高津監督は「石山が大きかった。九回の攻撃につながりましたし、救援陣は大変ですけど、よく頑張ってくれている」と高く評価した。
◆ヤクルト・清水昇投手(25)が17日、DeNA5回戦(横浜)で緊急降板した。八回から4番手で登板し、先頭・ソトの打球を右脚に受けた。高津監督は「(患部に)力が入りにくいということだったので」と説明した。
◆ヤクルトは17日、DeNA5回戦(横浜)に5―4で逆転勝利し、カード勝ち越しを決めた。4番の村上宗隆内野手(22)が2―4の八回無死満塁から同点となる2点打を放った。14日には2016年に発生し、大きな被害をもたらした熊本地震から6年が経過した。今も変わらない故郷への思いを胸に、若き主砲は歩みを進める。■八回の一打、みなぎる感情 感情があふれた。一塁ベース上で勢いよく拳を振り、ほえた。2―4の八回無死満塁。絶好機で村上が中前へ同点となる2点打を放った。「追い込まれていたので、コンパクトに食らいついて打ちました」序盤に4点を奪われ、先発の高橋が4回で降板。劣勢を打線がはね返した。0―4の六回無死一、二塁から山田が左前適時打で反撃ののろしを上げると、今季初めて5番起用の塩見が右犠飛。同点の九回には山崎の左犠飛で勝ち越した。■「生きていること」に感謝 4月14日。村上にとって忘れられない日を迎えた。「熊本地震から6年です。生きてること、野球ができていること、感謝です」と自身のインスタグラムにつづった。添えたのは青紫色に咲いた「リンドウ」の写真。秋頃に阿蘇の草原を彩る熊本の県花だ。花言葉は「悲しむ人に寄り添う」「正義」―。 8回) 九州学院高2年だった2016年。村上の下校中に熊本地震が発生した。突き上げるように大きな揺れに恐怖を覚え、野球をするどころではなくなった。だが、自分は二の次。避難所となった母校・長嶺中の体育館に出向き、困っている人に手を差し伸べた。 昨年12月、故郷に帰った際には「熊本のたくさんのファンの方々が応援してくださるおかげで、僕も頑張ろうという思いにもなりましたし、またこうして成績を残して熊本に帰ってきたい」と決意を示していた村上。6年が経過した現在も、仮設住宅で暮らす人がいることを知っている。だからこそ、野球ができる「感謝」の思いをプレーで体現し続ける。■指揮官評価、打線のつながり サンタナ、中村を故障で欠く中、日替わり打線でカード勝ち越しを決めた。高津監督は「四球でつないで、いい打者に回すのがうちの野球。ムネがあそこで打って、そこまで出塁した太田、ノリ、哲人の働きもすごく大きかった」と打線のつながりを評価した。火の国・熊本で生まれた主砲が、どっかりと4番に座り続ける。(横山尚杜)★内山の全力疾走に感謝 途中出場の山崎が九回無死満塁から決勝の左犠飛。「前の打者がいい形でつないでくれたので、何とか前に飛ばそうとしていい結果になってよかった」と振り返った。やや浅めの飛球だったが、三走・内山壮がヘッドスライディングで間一髪の生還。「一生懸命走ってセーフになってくれた。すごく(内山)壮真に助けられた」と19歳の後輩に感謝した。
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
広島 |
12 | 6 | 1 | 0.667 (↓0.039) | - (-) |
124 | 86 (+4) | 54 (+10) | 4 (-) | 6 (-) |
0.264 (↑0.004) | 2.700 (↓0.4) |
2 (-) |
巨人 |
13 | 7 | 0 | 0.650 (↑0.018) | 0 (↓1) |
123 | 80 (+3) | 73 (+1) | 22 (+1) | 4 (-) |
0.251 (↓0.005) | 3.030 (↑0.11) |
3 (-) |
中日 |
10 | 7 | 0 | 0.588 (↑0.025) | 1.5 (↑1) |
126 | 66 (+10) | 53 (+4) | 14 (+2) | 8 (-) |
0.254 (↑0.013) | 2.980 (↓0.06) |
4 (-) |
ヤクルト |
10 | 9 | 0 | 0.526 (↑0.026) | 2.5 (↑1) |
124 | 65 (+5) | 73 (+4) | 19 (-) | 8 (-) |
0.228 (↑0.002) | 3.150 (↓0.05) |
5 (-) |
DeNA |
6 | 9 | 0 | 0.400 (↓0.029) | 4.5 (-) |
128 | 59 (+4) | 65 (+5) | 11 (+1) | 9 (-) |
0.250 (↑0.002) | 4.000 (↓0.07) |
6 (-) |
阪神 |
3 | 16 | 1 | 0.158 (↓0.009) | 9.5 (-) |
123 | 47 (+1) | 85 (+3) | 13 (+1) | 7 (-) |
0.220 (↑0.001) | 4.030 (↑0.05) |
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