巨人(☆4対3★)DeNA =リーグ戦2回戦(2022.04.13)・沖縄セルラースタジアム那覇=
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DeNA
1001010003800
巨人
00310000X41011
勝利投手:メルセデス(3勝0敗0S)
(セーブ:大勢(1勝0敗8S))
敗戦投手:東 克樹(0勝2敗0S)

本塁打
【巨人】丸 佳浩(5号・3回裏3ラン)

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◆巨人は0-1で迎えた3回裏、丸の3ランが飛び出し、試合をひっくり返す。直後に1点差とされるも、4回に若林が適時打を放ち、リードを広げた。投げては、先発・メルセデスが6回途中3失点で今季3勝目。敗れたDeNAは、先発・東が試合をつくれなかった。

◆DeNA東克樹投手(26)は、プロ2年目の19年8月23日以来となる巨人戦登板。同カードは通算7勝1敗で、巨人戦の貯金6は小川(ヤクルト=16勝10敗)と並んで現役投手では最多。巨人キラーの復活なるか。

◆巨人岡本和真内野手(25)が2試合連続の欠場となった。前日12日の同戦を体調不良により欠場。PCR検査で陰性が確認されたが、ベンチメンバーからも外れていた。この日は試合前練習に参加していたが、2日続けてベンチ入りはしなかった。

◆DeNAが、オーダー変更し、巨人にリベンジする。「1番中堅」に12日の巨人戦でプロ初安打初本塁打を放った梶原を2試合連続で起用。8番には知野を3月25日の広島との開幕戦以来のスタメンで起用し、2番には蝦名が今季初めてスタメンで起用された。捕手には沖縄出身の嶺井が起用された。 6日以降、チームでは選手11人を含む計18人の新型コロナウイルスの陽性が判明。三浦大輔監督は「いるメンバー全員で戦っていきます」とチーム一丸を強調する。開幕から不動のスタメンだった4番牧、1番桑原、楠本を欠く中、日替わりオーダーで苦境を乗り越える。

◆「沖縄対決」が実現した。ともに沖縄出身の巨人大城卓三捕手(29)、DeNA嶺井博希投手(30)がスタメンに名を連ね、スタンドから大きな拍手が起こった。 前夜の対戦では、先発マスクをかぶった巨人大城が適時二塁打を放ち、守備では先発の戸郷を好リードし、お立ち台に上がって、地元のファンを喜ばせた。DeNA嶺井は、9回に代打で出場。巨人平内から右前打を放ち、ソトの適時打でホームに生還し、存在感を示した。巨人の連勝か、DeNAのリベンジか。注目の一戦は、午後6時にプレーボールする。

◆DeNA蝦名達夫外野手(24)が、「2番右翼」で今季初めてスタメン起用され、先制の口火を切った。1回1死から、巨人メルセデスから今季初安打となる中前打を放ち出塁。2死後、4番ソトの2球目に二盗を決め、ソトが直後の3球目を右前に運び、先制のホームを踏んだ。 先制打を放ったソトは「いい打席にしようと心掛け、打席に向かいました。ボールに対して、しっかりコンタクトすることができました。先制することができ、すごくうれしいです」とコメントした。チームは春季キャンプから、野手陣にはチーム打撃、1つ先の塁を狙いにいく意識を徹底。試合前時点で、チーム盗塁数はリーグトップの8を記録するなど、「新番長野球」が数字に表れている。。

◆DeNA嶺井博希捕手(30)が、地元沖縄での凱旋(がいせん)試合で適時打を放ち、大きな拍手を浴びた。 2点ビハインドの4回2死一、二塁、「7番嶺井」のコールに、スタンドは大盛り上がり。1ストライクからの2球目を中前に運び、盛り上がりは最高潮になった。「チャンスだったので積極的にいきました。(先発の)東を引っ張っていけるよう、守備のほうも頑張ります」沖縄尚学時代には、ソフトバンク東浜とバッテリーを組み、センバツ優勝。今季の開幕戦には、嶺井の両親からチームに「サーターアンダギー」の差し入れが届き、チーム関係者を喜ばせた。

◆巨人は2戦連続でスタメンに抜てきされた若林晃弘が猛アピールした。1点リードの4回2死一、二塁、DeNA東から中前適時打をマークした。3回に続く2打席連続安打で存在感を示し「メルセデスが頑張っていたので何とか追加点を取ってあげたいと思っていました。良い結果になって良かったです」と振り返った。

◆セ・リーグ首位の巨人が、5位DeNAと対戦する。予告先発は巨人がメルセデス、DeNAは東。試合開始は午後6時の予定。ニッカンスポーツ・コムでライブ速報します。

◆DeNAドラフト6位ルーキーの梶原昂希外野手(22)が、プロ野球史上初の快挙翌日にプロの洗礼を浴びた。 「1番中堅」で2試合連続でスタメン出場。1打席目は二飛に凡退し、2打席目からは4打席連続で空振り三振に倒れた。デビュー戦だった12日の巨人戦では、プロ初安打初本塁打を含む4安打をマーク。新人でデビュー戦4安打は球団史上初で、プロ野球史上2人目。本塁打を含む4安打は史上初の快挙だったが、この日は一転。悔しさを今後の糧とする。

◆巨人キラーのDeNA東克樹投手(26)が、今季初対戦で黒星を喫した。 3月25日の広島との開幕戦で左手中指の皮がめくれ、同27日に抹消。復帰登板だったが、3回に丸の逆転3ラン、4回に若林の適時打で失点。ともに2死からで5回4失点で降板した。「追い込んでからのヒットや丸選手に失投をとらえられたことは反省点です」と反省。三浦監督は「2アウトからもうひと踏ん張りできず、痛い点の取られ方だった」と指摘した。

◆巨人岡本和真内野手(25)が13日のDeNA2回戦(沖縄セルラー那覇)を欠場した。12日の同戦に続き、2試合連続の欠場となった。 この日は試合前練習には参加し、ノック、打撃練習などは行った。12日のPCR検査で陰性が確認されている。試合後、原監督は「もうちょっと、ということですね。でも(復帰は)もう見えてきたと思いますよ」と語った。

◆DeNA藤田一也内野手(39)が、古巣復帰後初出場した。1点差の6回1死一、三塁で代打で登場。巨人畠に投ゴロに抑えられ、6回裏の守備からセカンドの守備に入った。9回無死で迎えた第2打席では、巨人の守護神・大勢の前に二ゴロに倒れた。「チャンスで使っていただき、ファンの皆さんからも多くの拍手をいただいていて、同点に追いつきたかったです。チームのためにできることをしっかりやって、結果を残せるよう頑張ります」と前を向いた。

◆巨人丸佳浩外野手が2シーズンぶりの3試合連続アーチを放った。1点を追う3回2死一、二塁、DeNA東のチェンジアップを逆転3ランに仕留め「良い形で本塁打になってよかった」と丸ポーズを決めた。 本塁打(5本)と打点(13)でリーグ単独トップに「明日の新聞、写メしときます。2度とないと思うんで」と笑顔。「あとは本塁打にならなくてもいいスイングを確率よくできてくれば打率も上がってくる」と貪欲だった。

◆DeNAは代打攻勢が実らず、1点差で連敗を喫した。 6回、1点差に迫って、なお1死一、三塁。三浦大輔監督は「勝負どころで点を取りにいくために」と古巣復帰後初出場の藤田一也を代打で起用したが投ゴロに凡退。2死二、三塁からは大田泰示を送ったが、三振に倒れた。新型コロナウイルスの陽性判定で11選手が離脱。今季初スタメンの蝦名が安打と盗塁でアピールしたが、あと1点が遠かった。

◆うちなんちゅーの指笛に勇気が湧き上がった。巨人のルーキー守護神大勢がDeNA戦で8セーブ目をマークし、78年の角三男を抜き球団の新人セーブ記録を更新した。お立ち台に上がったヒーローは「指笛といえば沖縄というイメージがあったので。本当に...」。スタンドが呼応して、大きな指笛で新記録を祝され「ありがとうございます。本当に力になりました」とにっこり笑った。 新人離れした力業だった。1点リードの9回、継投の大トリを務めた。藤田、代打関根、梶原を危なげなく3者凡退で締めた。11球のうち、9球の直球は全て150キロ超で押し切った。6日広島戦から3試合連続の3者凡退で、開幕から9試合目の登板で1勝8セーブ。自身の記録への「プレッシャーとかは特にないです」とチームプレーに徹する。投打がかみ合い、守護神が試合を締めて那覇で2連勝を飾った。原監督は「やっぱり打者を見ずに、ミットを目がけて放っているというところが今の彼の一番の良さじゃないでしょうか」と肝っ玉ルーキーをたたえた。沖縄の伝統的な守り神、シーサーのように勇ましく頼もしい。大勢が守り抜く。【為田聡史】▽巨人メルセデス(6回途中3失点で降板も3勝目)「良い結果を求めて投げたけれど思うようにいかなくて残念。でも自分のやれることはできたと思う」▽巨人畠(6回無死二、三塁でメルセデスの後を受け1回無失点で救援陣につなぐ)「大勢の勢いがすごいんで。ルーキーが頑張ってるのに自分らが『はい、どうぞ』って任せているようではダメ。何とかついていけるように。すごいんでね、ホントに。すごいでしょ?」▽巨人若林(欠場の岡本和に代わり2試合連続で先発出場し、4回2死一、二塁で左前適時打)「メルセデスが頑張っていたので何とか追加点を取ってあげたいと思っていました。良い結果になってよかったです」▽巨人今村(7回に3番手で登板し3者凡退に抑えて7試合で6ホールド目)「勝ちで次の投手に交代できることだけを考えて、深く考えずにシンプルに、そういう思いでやっています」▽巨人鍬原(8回に4番手で登板し、8試合連続無失点で7試合連続ホールド)「正直、僕が一番ビックリしています。いずれ取られると思うんですけどしっかり続けられるところは続けていきたい。これからも期待に応えたいと思います」

◆巨人が接戦を制して那覇2連勝を飾った。1点を追う3回に丸佳浩外野手が3試合連続の一発となる5号逆転3ラン。1点差に迫られた直後の4回には、2試合連続欠場の岡本和に代わって2試合連続スタメン出場の若林晃弘内野手が中前適時打。先発メルセデスが6回途中3失点で降板後は、畠、今村、鍬原、大勢と救援陣がつないで逃げ切った。ドラフト1位の守護神大勢は、球団の新人最多記録を更新する8セーブ目をマークした。試合後、原辰徳監督の主な一問一答は以下の通り。-大勢が8セーブ目「まあ、なんというか、攻めることができているというね。非常にいいコンディションで、おごることなくね、いいと思いますね。やっぱりバッターを見ずに、ミットをめがけて放っているというところが今の彼の一番の良さじゃないでしょうかね」-中継ぎも頑張った「畠から始まって今村、鍬原と、見事なリリーフだったと思います」-大勢につなぐ形も見えつつあるか「まあ、ね。そのへんはあれですけど、でも6回無死二塁、三塁という場面になったというところに、畠がそこでしっかり準備をしてくれていたというのが、ブルペンをはじめ、桑田ピッチングコーチをはじめスタッフの、非常に今日はファインプレーだったと思いますね」-丸が3戦連発「ね! 非常に貴重な3点。と同じぐらいに(若林の)4点目もね。無死一、二塁でバント失敗もありながら、2アウト。そこの1本も大きかったですね」-1点差の8回無死一塁では丸にバントを。もう1点を狙いに「そうですね。もう1点。確率のいい点の取り方でなんとかということですね」-若林は与えられた機会で結果を出している「彼はスイッチヒッターというのもあるし、経験値もたくさん持っていますしね。あそこの場面でタイムリーというのは本当に3ランと同じぐらい大きい点数だったと思います」-沖縄で2連勝「この時期にナイターは(他球場では)まだまだ寒いんですけど、沖縄は非常に気候もいいですしね。その中で勝てたというのは非常に、ジャイアンツにとってもジャイアンツファンの方にも喜んでもらえているのではないかなと思います」

◆今季初スタメンのDeNA嶺井博希捕手が地元沖縄でマルチ安打をマークし、スタンドを沸かせた。 ともに2点ビハインドの場面で、4回は2死一、二塁から中前適時打、6回1死二、三塁では「必死に食らいついていった」と執念で右前適時打を放った。チームは敗れ笑顔はなかったが、三浦監督は「勝負強かった」と評した。

◆巨人の救援陣が、無失点で2連勝へのバトンをつないだ。先発メルセデスが6回無死二、三塁で降板すると、まずは畠世周投手が登場。1死後にDeNA嶺井に右前適時打を許したが、1点リードで7回から今村信貴投手へ。今村は安定感抜群の投球で3者凡退で切り上げると、8回からは鍬原拓也投手。2死から安打を許したが、本塁は踏ませなかった。 1点リードで迎えた9回は、新守護神が那覇の夜空に響く指笛を背に登場した。ドラフト1位の大勢が150キロ超の速球を軸に3人で試合を締め、78年の角三男を抜き球団の新人最多記録を更新する8セーブ目をマークした。6回途中3失点で3勝目を挙げたメルセデス投手を含めた5投手のコメントは、以下の通り。◆先発=メルセデス(6回途中3失点で降板も3勝目)「良い結果を求めて投げたけれど思うようにいかなくて残念。でも自分のやれることはできたと思う」◆2番手=畠(6回無死二、三塁でメルセデスの後を受け1回無失点で救援陣につなぐ)「大勢の勢いがすごいんで。ルーキーが頑張ってるのに自分らが『はい、どうぞ』って任せているようではダメ。何とかついていけるように。すごいんでね、ホントに。すごいでしょ?」◆3番手=今村(7回に3番手で登板し3者凡退に抑えて7試合で6ホールド目)「勝ちで次の投手に交代できることだけを考えて、深く考えずにシンプルに、そういう思いでやっています」◆4番手=鍬原(8回に4番手で登板し、8試合連続無失点で7試合連続ホールド)「正直、僕が一番ビックリしています。いずれ取られると思うんですけど、しっかり続けられるところは続けていきたい。これからも期待に応えたいと思います」◆5番手=大勢(11球締めで8セーブ目)「セーブシチュエーションをこんなにたくさんつくっていただいた野手の方たちだったり、僕の所までつないでくださった先輩方のおかげだと思っています。ありがとうございます。まだシーズン始まったばっかりなんですけど、自分の任された仕事はしっかり果たすということと、その積み重ねが記録にこうやってつながっていったらいいかなというのと、自分の投球で野球場に足を運んでくださった人たちを魅了できるような、そんな1年間にしていきたいと思います。お願いします」

◆巨人・岡本和真内野手(25)が2試合連続で欠場する。不動の4番は、試合前練習に姿を見せ、ノック、打撃練習など通常メニューを消化したが、12日同様にベンチ入りメンバーから外れた。主砲に代わって4番には坂本が座る。

◆巨人・丸佳浩外野手(33)が3試合連続本塁打をマークした。1点を追う三回2死一、二塁で左腕・東が投じたチェンジアップを思い切り引っ張り、右翼席へほうり込んだ。逆転の5号3ランとなり、3戦連発でリーグの本塁打ランキング単独トップに浮上した。チームが12日から岡本和を体調不良で欠く中、5番打者として貴重な働きを見せている。

◆巨人が2連勝し、首位を維持。1点を追う三回に丸の右越え5号3ランで逆転すると、1点差に詰め寄られた直後の四回、若林が中前適時打を放ち、リードを広げた。先発のメルセデスは5回3失点で3勝目。D1位・大勢(関西国際大)が8セーブ目を挙げた。心地いい風に乗って白球が伸びていく。那覇の夜空に2日連続でアーチを描いた。1点を追う三回2死一、二塁。巨人・丸がチームトップの5号3ランを放った。「初回のチャンスで凡打だったので、このチャンスは絶対に打ってやろうと思って打席に入った。良い形でホームランになってよかった」カウント2-0で東のチェンジアップを捉え、右翼席まで運んだ。スタンドから指笛が鳴り響く中、悠々とダイヤモンドを一周。ベンチ前では笑顔で〝丸ポーズ〟を決めた。10日のヤクルト戦(東京ドーム)から3試合連続の一発で、試合をひっくり返した。) 12日にも三回に4号2ランを放ち、今季最多の15安打10得点の大勝に導いた。これが2011年から春季キャンプを実施している沖縄での公式戦初勝利。地元のファンを沸かせた。「点が入ったときの盛り上がり方は熱いものを感じた」と沖縄独特の指笛、温かい拍手での応援に感謝した。2軍落ちも経験した昨季の雪辱に燃える背番号8が、不動の4番・岡本和を欠く打線を引っ張る。(樋口航)

◆巨人が競り勝った。0―1の三回に丸の3試合連続となる5号3ランで逆転し、3―2の四回に若林の適時打で加点した。メルセデスが六回途中3失点で開幕3連勝。大勢が8セーブ目を挙げた。DeNAの東は2敗目を喫した。

◆新型コロナウイルス感染者が続出し、牧、桑原、山崎ら主力を含む11選手を欠くDeNAは4試合の延期後、巨人に連敗を喫した。開幕戦以来の先発となった東は、丸に逆転3ランを浴びるなど5回9安打4失点で2敗目。沖縄出身の嶺井が今季初スタメンマスクを被り、2打席連続適時打を放ち奮闘したが、あと1点及ばなかった。以下、三浦監督の主な一問一答――先発の東は「良くはなかったですけど、何とか粘ろうとしていた。やはり失点が、いずれも2死にいってからのもうひと踏ん張りがというところで、もったいなかったですね」――そこは踏ん張ってほしかった「それは当然です。まだ三、四回ですから。特に三回は本塁打。2死までいって、変化球が甘くなった。痛い点の取られ方でしたね」――六回の好機では藤田、大田の代打攻勢「何としても点を取りにいこうと考えていた」――四回、メルセデスの犠打失敗で、知野のベースカバー遅れた「遅れていました。あそこでしっかり入っていれば併殺は取れた。ああいう細かいミスがあると、なかなか流れを持ってくることはできない。そういうところを改善しないといけない」――六回、知野に代打を送った「そこは勝負どころで点を取るために代打を送りました」――連投の田中健が回跨ぎで好投「よかったと思います。コーナーを投げ分けられているし、健二朗らしく2イニングしっかり抑えてくれた」――今季初スタメンの嶺井も活躍「きのうもそうですが、いいところで打ってくれた。勝負強かったと思います」――連敗も、代替選手が存在感を見せた「そうですね、全員がじゃないけど結果を出している選手もいる。昇格してきた選手もいますが、今いるメンバーが1軍メンバーですから。しっかりとポジションをつかめるように、チームが勝つためにやっているわけですから、貢献できるように考えてやっていってほしい」

◆巨人が逆転勝ち。1点を追う三回に丸が逆転の5号3ランを放ち、六回以降は畠、今村、鍬原、大勢がそれぞれ1回無失点の継投を見せ、リードを守り切った。原辰徳監督(63)は中継ぎ陣の踏ん張りを高く評価した。勝負のポイントになったのが2点リードの六回。先発のメルセデスが先頭から2者連続安打を許して無死二、三塁のピンチを招くと、指揮官はここで畠を投入。「(イニングの)かなり早い段階で(ピンチに)なったところに、畠がしっかり準備してくれていた。桑田投手チーフコーチをはじめ、非常にスタッフのファインプレーだった」と、畠を好状態でマウンドに送り出した首脳陣とスタッフを称賛した。また、適時打を浴びながらも1失点で踏み止めた畠にも「同点覚悟、的なところがあったが、1点で食い止めたのは非常に大きかった」と目を細めた。

◆巨人の若林が価値ある一打を放った。3―2と1点差に迫られた直後の四回。無死一、二塁からバント失敗と三振で2死となり好機がしぼみかけたところで、東の変化球を左前に運んだ。相手に傾いた流れを引き戻す適時打で、1点差勝利の立役者となり「CC(メルセデス)も頑張っていた。何とか追加点を取ってあげたいと思った」と謙虚に喜んだ。原監督も「あそこの場面でタイムリーは(丸の)3ランと同じくらい大きい点数だった」と手放しで絶賛。体調不良の岡本和に代わる2試合連続の先発出場で、ユーティリティープレーヤーらしく立派に穴埋めを果たした。

◆前夜の再現のような一発だった。巨人の丸が0―1の三回に逆転3ランを放った。2死一、二塁から東の変化球を捉えた打球は12日の4号2ランと同じように沖縄の風に乗り、右翼の芝生席で弾んだ。3試合連発で5本塁打、13打点がともにリーグ単独トップとなり「明日の新聞(の記録欄を)写メしておきます。二度とないと思うので」とおちゃめに喜んだ。昨季は不振の時期が長引いたが、今季は開幕から好調で「ホームランになるときは、大体良いスイングができている」と手応えを深めている。キャンプ地沖縄で初めての巨人主催公式戦となった2連戦。主砲の岡本和が体調不良のため2試合連続で欠場した打線を、5番打者が見事に引っ張った。(沖縄セルラー)

◆DeNAに10年ぶりに復帰した藤田が今季初出場した。3―4の六回1死一、三塁の好機で代打に送られたが投ゴロに打ち取られ、九回の打席も二ゴロに終わり「チャンスでつかっていただき、ファンの皆さんから多くの拍手をいただいた。同点に追い付きたかった」と悔しがった。昨季後に楽天から自由契約となり、古巣に戻った。2月のキャンプで左脚を痛めて調整が遅れ、12日に初めて1軍昇格したばかりだった。安打こそ出なかったが、二塁の守備では堅実なプレーを見せ「チームのためできることをしっかりやって、結果を残せるよう頑張る」と話した。

◆好調の男に、沖縄の風も味方した。巨人・丸佳浩外野手(33)が1点を追う三回に逆転の5号3ラン。涼しい表情で両手で「○」をつくる丸ポーズを決めると、ベンチの仲間たちが呼応した。「少し(バットの)先だったけど、昨日同様にいい風が吹いてた。その風に乗ったかな」そう振り返った通り、前日12日の4号2ランを再現するような一発。 2死一、二塁、左腕・東のチェンジアップを捉え、豪快に引っ張った打球は右翼の芝生席で弾んだ。不動の4番・岡本和が体調不良のため2戦連続で欠場した中、5番打者が不在を補ってあまりある活躍。3試合連発で5本塁打、13打点とし、いずれもリーグ単独トップに立った。2018年にはリーグ2位の39本塁打(1位はソトの41本)を放ち、通算229本塁打を誇るスラッガーは「明日の新聞、写メしときます。2度とないと思うので」とちゃめっ気たっぷりに喜んだ。(谷川直之)

◆牧、桑原、山崎ら主力を含む新型コロナウイルス陽性者11選手が登録抹消となる中、那覇での巨人戦に臨んだDeNAだが、1点差で惜敗。7年ぶりとなる沖縄での公式戦を連敗で終えた。代替選手として昇格した沖縄出身の嶺井博希捕手(30)が、苦境にあるチームをもり立てた。今季初めて先発出場すると四、六回に2打席連続で適時打を放ち、故郷のファンから盛大な拍手を受けた。) 戸柱がコロナ感染、伊藤光が左脚の故障により離脱し、捕手事情も万全ではない。そこで意地を見せた、うちなーんちゅ(沖縄生まれの人)を三浦監督は「いいところで打ってくれて、勝負強かった」と称賛した。沖縄での2試合で野手は帯同している全選手が出場した。次は本拠地に戻って迎える15日のヤクルト戦。〝総力戦〟が続くが、指揮官は「結果を出している選手もいる。今いるメンバーが1軍メンバーですから、どうやって勝てるかを考えて取り組んでいく」と視線を前に向けた。(浜浦日向)

◆〝セ界制覇〟で球団記録更新だ! 首位・巨人のドラフト1位・大勢投手(22)=関西国際大=がDeNA2回戦(那覇)の九回に登板。DeNAからは初となる8セーブ目を挙げた。新人が登板9試合で同一リーグ5球団からセーブを挙げるのは史上初。1978年の角三男(入団時の登録名、現・盈男)を超える球団の新人最多セーブ記録も更新し、4-3での1点差勝利、球団初の沖縄での主催試合2連勝に大きく貢献した。剛腕ルーキーを祝福する指笛がやまなかった。4本の指を使って吹き鳴らす沖縄ならではの応援を背に、大勢が8セーブ目をマーク。1978年の角三男が持っていた球団の新人最多記録を44年ぶりに更新した。「真っすぐで押していく気持ちで(マウンドに)上がった。考えてやってきたことが少しずつ結果として出てきて、素直にうれしい」お立ち台での言葉通り、剛速球でねじ伏せた。1点差の九回、藤田をオール直球で二ゴロ、関根を3球で空振り三振、最後は同じ大卒新人の梶原(神奈川大)を148キロの直球で空振り三振に斬った。11球中9球が直球。セ5球団からセーブを挙げる〝セ界制覇〟を、新人最速の登板9試合で達成した。 〝ドラ1の壁〟を打ち破った。2016年から昨季まで、巨人はドラフト1位で5人の投手を指名。高橋(19年)の5勝が最多勝利数と、1年目から活躍する選手が近年、少なくなっていた。大勢は、最多4球団の指名で西武が引き当てた隅田(西日本工大)の外れ1位。全国区の知名度を誇る存在ではなかったが、以前から巨人のスカウト陣は同世代随一の評価を与えていたという。〝慧眼〟が見事的中。12球団の新人の中でも、ひと際強い輝きを放ち、チームの全12勝中9勝(1勝8セーブ)にかかわるなど、開幕ダッシュに貢献している。トップを目指してきたからこそ、たどり着いた記録だ。プロ入り前の12月。母校の兵庫・西脇工高の激励会で「エベレストを目指します」と決意表明した。その心は「雑念を振り切って、プロとしてスペシャルな人間になっていけるかが大事」というもの。プロ入りで満足せず「イチローさんや大谷翔平さんみたいな選手になりたい」と世界最高峰の頂を見据え、まずは〝セ界〟を制覇した。大学時代から支えてもらっているパーソナルトレーナー、萩原淳由さん(36)とは毎登板後にテレビ電話でフォームを確認。「セーブシチュエーションをつくっていただいた野手の方、つないでくださった先輩方のおかげ」と謙虚さも忘れない。守護神として快投を続けるルーキーに、原監督は「バッターを見ず、ミット目掛けてほうっているところが今の彼の一番の良さ」と評価した。最速158キロのドラ1右腕は、沖縄の心地良い夜風に当たりながら「球場に足を運んでくださった人たちを魅了できる、そんな一年間にしていきたい」と記念のボードを掲げ、笑みを浮かべた。(樋口航)

◆巨人はリリーフ陣で勝った。先発のメルセデスを六回無死二、三塁で見切りをつけ、後ろの4イニングは4投手の継投でしのいだ。メルセデスはそこまで82球。ヒットを打たれてもまだ同点なので、昨季なら続投だったかもしれない。それだけ原監督は救援陣を信頼しているということだ。中でも8セーブ目をマークした大勢は真っすぐに力があり、何よりテンポが良い。四球で崩れることがないから野手は守りやすく、守りのミスは出にくい。リードが1点しかなくても不安を感じさせず、マウンドでの気合も抑え向きだ。角三男が5勝7セーブを挙げて新人王に選ばれた1978年、私は長嶋茂雄監督の下でコーチをしていた。変則左腕の角も力のある球を投げていたが、抑えは25セーブポイント(救援勝利+セーブ)をマークした同じ左の新浦寿夫だった。新人に抑えを任せるのは勇気がいることだが、大勢にはそれだけの力がある。自信を持って、どんどん投げ込めばいい。(本紙専属評論家)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
1250 0.706
(↑0.018)
-
(-)
12675
(+4)
66
(+3)
21
(+1)
4
(-)
0.261
(↑0.003
3.240
(↑0.01)
2
(-)
広島
1151 0.688
(↑0.021)
0.5
(-)
12679
(+5)
42
(+1)
4
(-)
6
(-)
0.260
(↑0.001)
2.320
(↑0.08)
3
(-)
中日
860 0.571
(↑0.033)
2.5
(-)
12950
(+1)
45
(-)
12
(-)
6
(-)
0.240
(↓0.003)
3.020
(↑0.26)
4
(-)
ヤクルト
880 0.500
(↓0.033)
3.5
(↓1)
12757
(+1)
61
(+5)
18
(+1)
8
(+1)
0.228
(-)
2.970
(↑0.07)
5
(-)
DeNA
570 0.417
(↓0.038)
4.5
(↓1)
13147
(+3)
57
(+4)
7
(-)
9
(+1)
0.238
(↓0.001)
4.330
(↓0.01)
6
(-)
阪神
1141 0.067
(↓0.004)
10
(↓1)
12739
(-)
76
(+1)
10
(-)
6
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0.220
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4.450
(↑0.24)