ロッテ(★2対4☆)オリックス =リーグ戦2回戦(2022.04.09)・ZOZOマリンスタジアム=
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ORIX
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ロッテ
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勝利投手:山本 由伸(3勝0敗0S)
(セーブ:平野 佳寿(1勝1敗3S))
敗戦投手:小島 和哉(0勝1敗0S)

本塁打
【オリックス】佐野 皓大(2号・5回表3ラン)
【ロッテ】レアード(2号・7回裏ソロ)

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◆オリックスは1点を追う5回表、佐野皓の3ランで逆転に成功する。その後3-2となって迎えた8回には、福田の適時打で貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・山本が7回2失点の力投で今季3勝目。敗れたロッテは、打線が相手を上回る10安打を放つも、つながりを欠いた。

◆ロッテ小島和哉投手(25)がオリックス戦先発登板。このカードは通算8試合を投げて5勝1敗で、19年9月11日からシーズンをまたいで5連勝中。得意カードで昨年から17連勝中のオリックス山本に投げ勝てるか。

◆オリックス山本由伸投手(23)が7回9安打2失点の粘投で、今季3勝目の権利を持って降板した。 山本は初回に今季16イニング目で初失点も、5回に佐野皓の2号3ランで逆転に成功した。勝ち星をつかめば、レギュラーシーズン自身18連勝を記録。これまでは70~71年の足立光宏が記録した17連勝が球団記録だったが、昨年5月28日ヤクルト戦(京セラドーム大阪)から負けなしの男が球団新記録を塗り替える。

◆ロッテ・ブランドン・レアード内野手(34)が通算200本塁打を放った。プロ野球112人目。 1-3の7回先頭でオリックス山本の内寄り低め151キロを振り抜き、左越えへ今季2号ソロを放り込んだ。ダイヤモンドを1周すると、ベンチで三木に"すし"をプレゼント。その三木から200号の記念ボードを贈られた。「今シーズンは1本目のホームランから時間がかかってしまいましたが、すごく名誉なことですし、この200号をなんとか達成することができてうれしく思います。このZOZOマリンスタジアムで打てたことが本当に良かったと思います。今日のネタは極上のウニだよ」と喜びを語った。▼通算200本塁打=レアード(ロッテ) 9日のオリックス2回戦(ZOZOマリン)の7回、山本から今季2号を放って達成。プロ野球112人目。初本塁打は日本ハム時代の15年3月29日の楽天3回戦(札幌ドーム)で横山から。

◆無敵のエースが球団新記録を打ち立てた。オリックス山本由伸投手(23)が7回9安打2失点の粘投で、今季3勝目をつかんだ。これでレギュラーシーズン自身18連勝を記録。これまでは70~71年の足立光宏が記録した17連勝が球団記録だったが、昨年5月28日ヤクルト戦(京セラドーム大阪)から負けなしの男が球団記録を塗り替えた。暗雲を吹き飛ばすピッチングだった。チームでは伏見、宗、頓宮、黒木、小木田の5選手が新型コロナウイルスに感染し、隔離療養中。エースの粘投で、苦しむチームの連敗を止め、借金2。今季初の登板間隔中6日で122球を投じた背番号18が、チームを建て直した。?▽18連勝のオリックス山本由伸 「内容としては最悪です。野手の方に守って頂き、本当に助けてもらいました。風も、調子自体もイマイチつかみきれず...。工夫しながら投げました。今日みたいな1勝もある。野手に助けてもらって全員で勝ち取っている勝利は、うれしさがあります」?▼山本が昨年5月28日ヤクルト戦から18連勝。シーズンをまたいだケースを含む18連勝以上は12~13年田中(楽天)の28連勝以来7人目で、オリックスでは70~71年足立の17連勝を抜く新記録。山本はすべて先発で記録し、オール先発白星の18連勝は田中に次いで2人目だ。この日は9安打されたが、得点圏では無安打。これで今季の得点圏は13打数0安打となり、まだ安打を許していない。18連勝中の得点圏被打率が9分4厘(85打数8安打)と、山本がピンチに強い投球で連勝を伸ばしている。

◆オリックス山本由伸投手(23)が7回9安打2失点の粘投で、今季3勝目をつかんだ。これでレギュラーシーズン自身18連勝を記録。これまでは70~71年の足立光宏が記録した17連勝が球団記録だったが、昨年5月28日ヤクルト戦(京セラドーム大阪)から負けなしの男が球団記録を塗り替えた。▼山本が昨年5月28日ヤクルト戦から18連勝。シーズンをまたいだケースを含む18連勝以上は12~13年田中(楽天)の28連勝以来7人目で、オリックスでは70~71年足立の17連勝を抜く新記録。山本はすべて先発で記録し、オール先発白星の18連勝は田中に次いで2人目だ。この日は9安打されたが、得点圏では無安打。これで今季の得点圏は13打数0安打となり、まだ安打を許していない。18連勝中の得点圏被打率が9分4厘(85打数8安打)と、山本がピンチに強い投球で連勝を伸ばしている。

◆ロッテは難敵攻略まで、もう少しだった。オリックス山本に7回で9安打を浴びせた。山本にとって被安打9は今季最多。球界屈指の右腕の直球に絞った。変化球は、4回に高部がカーブを右前打したのみ。あとの8安打は全て150キロ前後を捉えた。 井口監督は「しっかりコンパクトにいこうということができたと思います」。初回、先頭高部は直球を2球続けて空振り。3球目も続いた直球を変わらず振りにいき左前打。先取点につなげた。立ち上がりから、チームとしての方向性が実った。だが、追加点が遠かった。山本に対し、2回以外は毎回得点圏に走者を進めたが、あと1本が出ない。逆転された後の7回にレアードのソロで1点を返しただけ。ここぞで踏ん張られた。井口監督は「向こうがギアを上げたときに、こっちも対応しないといけない」と指摘。それでも、攻略の糸口はつかめた。「攻撃としては、いい形でできたと思います。また次回、今日みたいに攻めながら、もう1本、出せるように」と前を向いた。【古川真弥】▽ロッテ小島(7回4安打3失点、自責2で今季初黒星。5回に佐野皓に打たれた逆転3ランに) 球数も少なかったので『たられば』ですが、1球1球もっと大事に行っても良かったかなというのが反省です。

◆オリックス守護神の平野佳が2点リードの9回に登板し、1回無失点で今季3セーブ目をあげた。 NPB通算600試合登板の節目となり、記念ボードを掲げた。「僕一人の力でここまで来れる数字じゃない。根気強く使ってくれた、監督、コーチ、裏方スタッフ、チームメート、みんなに支えてもらって達成できたので感謝したい」と笑顔を見せた。

◆無敵のエースが球団新記録を打ち立てた。オリックス山本由伸投手(23)がロッテ打線を相手に7回9安打2失点の粘投を見せ、今季3勝目をマーク。強風が吹き荒れる敵地で制球が定まらず、自己ワーストの6四死球を与えるも、球団新記録となるレギュラーシーズン18連勝。チームがコロナ禍に苦しむ中、エースの意地で連敗を2で止めた。今季初の登板間隔中6日で122球を投じた背番号18が、チームを建て直した。一瞬、冷や汗をかいた。初回1死満塁のピンチ。山本はロッテ・マーティンに149キロフォークを捉えられ、大飛球を打たれた。滞空時間の長い打球を追う右翼・杉本がフェンスに張り付くと、秒速13メートルの強風に押し戻され、グラブへ。右犠飛となり今季16イニング目で初失点も、グランドスラムは回避した。「内容としては最悪です。野手の方に守って頂き、本当に助けてもらいました。風も、調子自体もイマイチつかみきれず...。工夫しながら投げました」制球が思うように定まらず、自己ワーストの6与四死球。それでも今季最多122球を投じる粘投で、7回9安打2失点。今季3勝目をつかんだ。球団新記録となるレギュラーシーズン18連勝に「今日みたいな1勝もある。野手に助けてもらって全員で勝ち取っている勝利は、うれしさがあります」とニッコリだ。中嶋監督が1軍の指揮官に就任した20年オフは「最初...。マジで怖い人だなという印象でした。だって(怖い)雰囲気が出てるし(笑い)。ヤバいなぁ、これは...って感じでしたね」と内心、ビビっていた。だが、無邪気で怖いもの知らずの性格が功を奏した。「時間がたてば全然印象が違った。すごく選手思いだし、めっちゃチームのことを考えてくれている。それに、めちゃくちゃ面白いし、イメージと真逆でした」。ピーマンは食わず嫌いで避けるが、鉄仮面の指揮官には素朴な心でぶつかった。最初は見えなかった監督の優しさ、真意を理解。"攻略"に成功した。中嶋監督はこの日の投球に「いつもならあり得ない数(6)の四死球。それでも粘って投げてくれた」と連敗を止めた背番号18をねぎらった。主力にコロナ感染者が出てチームは重苦しい雰囲気だったが、山本は「勝つために全力でやっています」とキッパリ。エースの快投が、暗雲をも吹き飛ばした。【真柴健】▼山本が昨年5月28日ヤクルト戦から18連勝。シーズンをまたいだケースを含む18連勝以上は12~13年田中(楽天)の28連勝以来7人目で、オリックスでは70~71年足立の17連勝を抜く新記録。山本はすべて先発で記録し、オール先発白星の18連勝は田中に次いで2人目だ。この日は9安打されたが、得点圏では無安打。これで今季の得点圏は13打数0安打となり、まだ安打を許していない。18連勝中の得点圏被打率が9分4厘(85打数8安打)と、山本がピンチに強い投球で連勝を伸ばしている。

◆1番一塁で今季3試合目のスタメン起用となったオリックス佐野皓大外野手が、殊勲のアーチを放った。 5回1死一、二塁で2号逆転3ラン。3安打猛打賞で勝利に貢献した。昨季に開幕スタメンをつかんだ男は「(今は)打席がもらえる立場ではない。自分が1試合1試合、結果を残さないと」と力を込めた。山本の連勝記録を後押しする一撃に「同じ担当スカウトで、2人が活躍している姿を(山口スカウトに)見せたいなとずっと思っていた」と喜んだ。

◆無敵のエースが球団新記録を打ち立てた。オリックス山本由伸投手(23)がロッテ打線を相手に7回9安打2失点の粘投を見せ、今季3勝目をマーク。強風が吹き荒れる敵地で制球が定まらず、自己ワーストの6四死球を与えるも、球団新記録となるレギュラーシーズン18連勝。チームがコロナ禍に苦しむ中、エースの意地で連敗を2で止めた。今季初の登板間隔中6日で122球を投じた背番号18が、チームを建て直した。クタクタの報道陣の前に、甘い笑顔がやってきた。春季宮崎キャンプでのひとコマ。取材エリアに現れた山本由伸が「いつもありがとうございます!差し入れをもらったので、どうぞ!」と数個のパンを手渡した。頂いたのは「岡山木村屋」のバナチョコロール。「地元の釣り友だちの備前焼作家さんが差し入れてくれたんです。人気なんで、是非!」と、わざわざ持ってきてくれた。 視野が広く、気遣いのできる23歳。試合前練習中に一眼レフで写真を撮っていると「○○をかっこよく撮ってくださいよ~」と、おちゃめなイジりで周囲を明るくする。山本自身は、いつシャッターを押しても、笑っている。「記事、書くのって、楽しいですか? やるからには楽しまないと!」と元気をくれる。そんな姿勢も、勝利を引き寄せる。【オリックス担当=真柴健】

◆オリックス山本由伸投手(23)がロッテ打線を相手に7回9安打2失点の粘投を見せ、今季3勝目をマーク。自己ワーストの6四死球を与えるも、球団新記録となるレギュラーシーズン18連勝。チームがコロナ禍に苦しむ中、エースの意地で連敗を2で止めた。▼山本が昨年5月28日ヤクルト戦から18連勝。シーズンをまたいだケースを含む18連勝以上は12~13年田中(楽天)の28連勝以来7人目で、オリックスでは70~71年足立の17連勝を抜く新記録。山本はすべて先発で記録し、オール先発白星の18連勝は田中に次いで2人目だ。この日は9安打されたが、得点圏では無安打。これで今季の得点圏は13打数0安打となり、まだ安打を許していない。18連勝中の得点圏被打率が9分4厘(85打数8安打)と、山本がピンチに強い投球で連勝を伸ばしている。

◆ロッテのブランドン・レアード内野手(34)が「4番・DH」で先発出場し、NPB通算200本塁打となる左越え2号ソロを放った。2点を追う七回無死走者なし。相手先発、山本の3球目、151キロの直球を捉えた。) レアードは球団広報を通じて、「すごく名誉な200号を、このZOZOマリンスタジアムで打てたことが本当によかった」とコメント。おなじみのすしポーズで〝今季2貫目〟をにぎり「きょうのネタは極上のウニだよ」と声を弾ませた。

◆オリックスは0―1の五回に佐野皓の3ランで逆転し、八回に福田の適時打で加点した。山本は7回で9安打6四死球と苦しんだが2失点で粘り開幕3連勝。九回は平野佳が締めた。ロッテは10安打しながら好機で適時打が出なかった。

◆ロッテの小島は一発に泣き、7回4安打3失点で今季初黒星を喫した。1―0の五回1死一、二塁で佐野皓に甘く入った速球を捉えられ、左越えへ3ランを運ばれて逆転され「一球一球、もっと大事にいっても良かったかなというのが反省」と声を落とした。打線は難敵の山本にコンパクトな打撃で食らい付き、毎回のように好機をつくったが、得点は犠飛とレアードの本塁打で挙げた2点止まりだった。井口監督は「攻撃としてはいい形でできた。向こうがギアを上げた時に対応しないといけない」と収穫と課題を口にした。

◆オリックスの佐野皓が逆転の2号3ランを放ち、山本を救った。0―1の五回1死一、二塁で小島の低めの速球をすくい上げて左翼席へ運び「由伸が頑張って投げていたし、なんとか援護したかった」と喜んだ。投手で入団するも一度は戦力外となり、野手として育成選手からはい上がってきた。プロ8年目の今季はパンチ力のある打撃を武器に出場機会を増やし、今季3度目の先発出場で2年ぶりの3安打をマーク。「まだまだ結果を残さないといけない」と意気盛んだった。

◆オリックスの平野佳がプロ野球42人目の通算600試合登板を今季3セーブ目で飾った。4―2の九回に登板し、レアード、マーティンから連続三振を奪い、安田は右飛に仕留め「(試合を)落とせないところなので良かった。いろんな方に支えられて達成できた」と感謝した。38歳となった今季も抑えを務める。プロ野球で6人しか達成していない通算200セーブまであと12とし「まだまだ上には上がいる。そういう人たちに一歩でも近づけるように」と意気込んだ。

◆3-2の七回2死二塁、福田光を二ゴロに抑えて3つめのアウトを取ると、右拳を握りしめて叫んだ。オリックス・山本が7回2失点で開幕3連勝。足立光宏が阪急時代の1970-71年につくった球団記録を更新する18連勝を飾り「野手に勝たせてもらった1勝。何とか走者をかえさないよう、思い切り腕を振った」と息をついた。盤石の投球を続けていた右腕が、久々に苦しんだ。ZOZOマリンスタジアム特有の強風で変化球の制球が定まらず、一回に連打と自身の悪送球、四球で1死満塁とされると、犠飛で16イニング目での今季初失点、昨季から数えて25イニングぶりの失点を喫した。 五回、逆転3ランを放った佐野皓(左)とハイタッチする山本 三回以降もピンチの連続。それでも、要所で踏ん張った。三回2死満塁では安田を146キロの〝高速フォークボール〟で空振り三振に斬り、佐野皓の3ランで逆転した五回は2死一、二塁でエチェバリアを二ゴロに打ち取った。七回にレアードにソロを浴びたが、後続を断ってリードを守り降板。今季最多の122球を投げ、自己ワーストの6四死球で9安打を許し「内容としては最悪」と苦笑いした。 チームでは宗、伏見ら新型コロナウイルス感染者が相次ぎ、コーチを含めて6人が隔離されている。苦しい状況の中、昨季最多勝(18勝)やMVPなどタイトルを総なめにした絶対的エースの意地で3連敗を阻止。6勝8敗でチームの借金を2に減らし、山本は「ここから何とか上位にいけるようにしたい」と誓った。◆山本についてオリックス・中嶋監督 「いつもだったらありえない四死球の数。それでも粘って投げてくれた」◆山本についてロッテ・井口監督 「チャンスでコンタクトできなかった。向こう(山本)がギアを上げたときに、こっちも対応しないといけなかった」

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
1011 0.909
(-)
-
(-)
13148
(-)
23
(-)
7
(-)
5
(-)
0.238
(↓0.011)
0.000
(-)
2
(-)
楽天
820 0.800
(↑0.022)
1.5
(↑0.5)
13340
(+8)
22
(+5)
3
(+1)
7
(+1)
0.230
(↑0.015)
0.000
(-)
3
(-)
ロッテ
660 0.500
(↓0.045)
4.5
(↓0.5)
13139
(+2)
26
(+4)
5
(+1)
18
(-)
0.232
(↑0.006
0.000
(-)
4
(-)
ORIX
680 0.429
(↑0.044)
5.5
(↑0.5)
12940
(+4)
44
(+2)
5
(+1)
3
(-)
0.205
(-)
0.000
(-)
5
(-)
西武
481 0.333
(-)
6.5
(-)
13033
(-)
57
(-)
8
(-)
2
(-)
0.199
(↓0.008)
0.000
(-)
6
(-)
日本ハム
2110 0.154
(↓0.013)
9
(↓0.5)
13027
(+5)
55
(+8)
10
(+1)
4
(+1)
0.206
(↑0.009)
0.000
(-)