西武(0対0)ソフトバンク =リーグ戦2回戦(2022.04.09)・ベルーナドーム=
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ソフトバンク
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西武
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勝利投手:-
敗戦投手:-
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◆西武は先発・隅田が、6回2/3を無失点に封じるピッチングを披露。一方のソフトバンク・東浜も、7回途中2安打無失点の好投を見せる。両先発の降板後は、両軍ともに6人の投手がそれぞれ無失点に抑え、息詰まる投手戦は0-0のまま延長12回引き分けに終わった。

◆ソフトバンク三森大貴内野手(23)が、今季初めてスタメンから外れた。8日の西武戦(ベルーナドーム)で下半身の張りを訴え、途中交代。この日の試合前は、外野で軽いジョギングなどを行った。 三森は開幕から11試合連続で「1番・二塁」で出場。打率3割6分6厘、15安打、2本塁打、9打点と好調で、スタートダッシュに成功したチームを支えていた。藤本博史監督(58)は「(抹消は)ないです。軽度。本人はテーピングを巻いたらいけると言ってますが、無理して長くなっても」と説明した。代役1番には牧原大成内野手(29)が入った。

◆ソフトバンクドラフト2位正木智也外野手がプロ初安打を放った。3回の第1打席。西武の1位左腕、隅田のチェンジアップを左前に運び「自分のスイングでしっかり捉えることができました」と手をたたいた。 慶応(神奈川)時代は通算50発、慶大では同10発を放ったが、大振りはしない。「確実性を求める」と大学時代からバットを10~20グラム軽くした。プロ初出場、初先発の7日オリックス戦は無安打。「改めてこの大舞台で活躍したい」と雪辱を誓っていた。試合は引き分けに終わるも、存在感を示した。

◆耐えた! ソフトバンクは延長12回の末、今季初の引き分け。打線は6安打無得点だったが、投手陣は7人の継投で0封と粘った。息詰まる試合展開に、藤本博史監督(58)は「(相手先発の)隅田がよかったので、打つ方はなかなか難しかった。でもうちのピッチャーも頑張って、なんとか点を取られずに、負けない野球をしてくれました」と目を細めた。 先発の東浜は、2週間ぶりのマウンドで7回途中2安打無失点の快投。適度にボールを散らし、西武打線に的を絞らせなかった。「調子はあまり良くありませんでしたが、丁寧に投げる事を心掛けました」。先発右腕の後を受けた嘉弥真、又吉、モイネロ、藤井、板東、森も好救援。チーム防御率も1・67と12球団トップに浮上し、層の厚さを見せつけた。指揮官も「負けなかったことが良かったですよね」と繰り返した。これで今カードは1勝1分。10日の同戦に勝てば、63年以来59年ぶりとなる開幕から5カード連続の勝ち越しが決まる。さらに開幕13試合目での貯金10到達なら、55年の10戦目に次ぎ、2番目の速さ。負けなかったことが、快挙達成へ希望をつなぐ。指揮官は「明日はなんとか勝って。切り替えていきましょう」と気を引き締めた。ソフトバンクのロケットスタートは、まだ終わっていない。【只松憲】

◆ソフトバンクは延長12回の末、今季初の引き分け。打線は6安打無得点だったが、投手陣は7人の継投で0封と粘った。試合後の藤本博史監督(58)の一問一答は以下の通り。 -耐えてドロー藤本監督 (相手先発の)隅田も良かったし、なかなか。チャンスは1、2回だった。いつもならあと1本出ればと言うけど、向こうのピッチャーが良かった。でもうちのピッチャーも頑張って、なんとか点を取られずに、負けない野球をしてくれました。-勝ちに等しいドローか藤本監督 引き分けは引き分け。負けなかったことがよかった。-東浜は藤本監督 良かったですよ。コントロールもよかった。4回に入る時にまめができたけど、「いけるところまでいきます」と言ってくれた。良く投げてくれたと思います。-救援陣も粘った藤本監督 みんな頑張ってくれました。-ガルビスは自打球の影響は藤本監督 大丈夫です。自打球の影響? 元々打ってないやん(笑い)。-明日勝てばカード勝ち越し藤本監督 明日なんとか頑張って切り替えていきましょう。両方打てなかったわけですから、両方のピッチャーがよかったということです。

◆西武辻発彦監督(63)が高卒4年目の牧野翔矢捕手(21)の評価を高めた。 1軍デビューとなった6日楽天戦(楽天生命パーク)に続いてプロ2度目のスタメンマスクとなった牧野は、延長12回まで7投手をリードしてソフトバンク打線に得点を与えなかった。試合後に辻監督は「今日は素晴らしかった。牧野は素晴らしかったよ。成長を感じるし、もの怖じせずできた」と、手放しで褒めた。正捕手の森友哉捕手(26)が故障離脱している中で現れたブレーク候補に「大きな自信として、また(スタメンマスクを)被ってもらうことができると思う」と、今後もチャンスを与えていくつもりだ。牧野は試合後に球団を通じて「(先発した、年齢は1学年上のルーキー)隅田さんとは初めてのバッテリーだったので、前の試合などを見返して、試合前に攻め方など話し合いました。しっかり投げてくれてたので、こういう結果につながったと思います。中継ぎの皆さんも、隅田さんが抑えた、そのゼロをみんなで守ろうという気持ちがすごく伝わってきました。ソフトバンクは1本出たらつないできて、それが得点につながるので、ずっと緊迫した状況でしたね。山川さんも含めて(故障離脱している)皆さんが戻ってくる頃に、チームがいい雰囲気で、万全の状態で出迎えられるようにしたいと思います」と、コメントした。

◆ソフトバンクの東浜は白星こそつかめなかったが、七回途中2安打無失点と好投し、ルーキー隅田との投げ合いで一歩も引かなかった。97球で交代を告げられると、まだ余力があったのか苦笑いを浮かべつつマウンドを降りた。「調子はあまり良くなかったが、丁寧に投げることを心がけた」と振り返った。150キロ近い速球に加え、この日は右打者へのカットボールもさえ、凡打の山を築いた。2日の楽天戦は相手に新型コロナウイルス感染者が続出したために中止となり、中13日と間隔が空いた。「初回は少しふわふわした感覚があった」と言うが、しっかり修正してまとめた。

◆西武のドラフト1位新人の隅田はプロ3度目の先発登板で七回途中を4安打無失点、三塁を踏ませない快投だった。援護がなく白星は付かなかったが「最初から飛ばしていこうと決めていた。打者一人一人を打ち取ることだけに集中した」と納得顔だった。球威のある直球で厳しく内角を攻めるなど、好調なソフトバンク打線に真っ向勝負を挑んだ。五回2死一、二塁では、前の打席で安打を許していた正木を外角球で遊直に仕留め「打者の反応を見ながらうまくストライクゾーンを使えた」と話した。

◆両チームとも決め手を欠き延長十二回、無得点で引き分けた。ソフトバンクは七、八回のチャンスを逃したが、7投手の継投で三塁を踏ませなかった。西武は打線が低調で散発4安打にとどまり隅田の好投も生かせなかった。

◆ソフトバンクの三森が下半身の張りのため、今季初めて欠場した。開幕から全試合で「1番・二塁」で先発出場していたが、2安打した8日の西武戦で六回に代打を送られていた。藤本監督は「軽度なので。無理してひどくなって長く休まれても困る」と話した。

◆西武は打線が機能せず無失点でつないだ投手陣に報いることができなかった。散発4安打止まりで三塁を踏むことすらできず、辻監督は「(相手投手陣に)いい攻めをされた。もうちょっと食らいつくとかしていかないと」と渋い表情だった。一回に先頭の鈴木が中前打を放った後、二~六回は無安打。八回2死二塁では源田が二ゴロに倒れた。3月30日を最後に白星がない辻監督は「勝ちたかったですけど、みんな必死でやっている」と前を向いた。◆水上(2番手で好救援)「気持ちも気合も入ったマウンドだった。全力でいった」◆平良(1回?を無失点)「抑えきれてよかった。長打を打たせないように投げた」

◆ソフトバンクは自慢の投手陣が総力を尽くして引き分けに持ち込んだ。今季初の無得点に終わったが、7投手が無失点リレー。最後は守護神の森が先頭を四球で出しながら締めると、球場を覆っていた緊張感がようやくほぐれた。藤本監督は「みんな頑張った。負けない試合をしてくれた」とねぎらった。打線は終盤は七回に2死一、二塁でガルビスが、八回は2死一、三塁で柳町がともに三振に倒れる。延長では好機をつくれなかったが、相手に流れは渡さなかった。延長十回は藤井、十一回は板東と、若手が三者凡退に仕留めた。柳田や栗原ら中軸が不在の中でも、投手陣が序盤の快進撃を支えている。

◆ソフトバンクのドラフト2位ルーキー、正木が三回にプロ初安打を放った。「負けたくない気持ちがすごくあった」という同学年の西武・隅田に対し、2ボールから甘く入ってきた変化球を捉えて、痛烈な打球を左前へ。チーム初安打にもなり「うれしいのと、ほっとした気持ちが両方あった」と笑った。慶大出の長打力を期待される右打者。プロ初出場だった7日のオリックス戦では先発で「3番・左翼」に抜てきされながら、4打数無安打2三振と良いところがなかった。それでも「技術面は変えずに、あとはメンタルだけ」と強気で臨み、プロとして第一歩を踏み出した。

◆西武は打線が連夜の沈黙。引き分けに終わり、連敗を7で止めることはできなかった。辻発彦監督(63)は「まだ(開幕して)13試合目やろ?必死にやってるわけだから。誰一人、手を抜いてるわけではない。こういう試合もある。すばらしい投手戦だったと思いますよ」と総括した。ただ、山川、森を故障で欠く打線は深刻だ。前日8日が3安打、そしてこの日は単打のみの4安打。今季初めて4番に起用した外崎が3三振、延長十二回1死一塁では二ゴロ併殺に倒れた。これで2日のロッテ戦の八回に山田が放って以来、チームは49イニング連続適時打なしとなった。) 4月初勝利は遠く、苦しい戦いは続く。それでも、指揮官は「今日も試合前の円陣で(山田)遥楓が『全員で燃えていきましょう!』と言っていたが、本当にみんながベンチで一生懸命声を出す姿がいいなと思って見ていた。ファンあっての我々。そういう姿だけは失わず、前向きにやっていきたい」と話した。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
1011 0.909
(-)
-
(-)
13148
(-)
23
(-)
7
(-)
5
(-)
0.238
(↓0.011)
0.000
(-)
2
(-)
楽天
820 0.800
(↑0.022)
1.5
(↑0.5)
13340
(+8)
22
(+5)
3
(+1)
7
(+1)
0.230
(↑0.015)
0.000
(-)
3
(-)
ロッテ
660 0.500
(↓0.045)
4.5
(↓0.5)
13139
(+2)
26
(+4)
5
(+1)
18
(-)
0.232
(↑0.006)
0.000
(-)
4
(-)
ORIX
680 0.429
(↑0.044)
5.5
(↑0.5)
12940
(+4)
44
(+2)
5
(+1)
3
(-)
0.205
(-)
0.000
(-)
5
(-)
西武
481 0.333
(-)
6.5
(-)
13033
(-)
57
(-)
8
(-)
2
(-)
0.199
(↓0.008)
0.000
(-)
6
(-)
日本ハム
2110 0.154
(↓0.013)
9
(↓0.5)
13027
(+5)
55
(+8)
10
(+1)
4
(+1)
0.206
(↑0.009)
0.000
(-)