阪神(★1対6☆)DeNA =リーグ戦2回戦(2022.04.06)・阪神甲子園球場=
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DeNA
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阪神
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勝利投手:伊勢 大夢(1勝0敗0S)
敗戦投手:齋藤 友貴哉(0勝1敗0S)
  DAZN
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◆DeNAは1点ビハインドの9回表、2死二塁から牧の適時打が飛び出し、土壇場で同点とする。そのまま迎えた延長12回には、打者9人の猛攻で一挙5点を奪い、試合を決めた。投げては、6番手・伊勢が今季初勝利。敗れた阪神は、打線が中盤以降の好機を生かせなかった。

◆阪神はセ・リーグワースト記録を更新していた開幕からの連敗を9で止め、今季初勝利を飾った。▽阪神過去の大型連敗脱出◆98年12連敗=8月18日広島戦(倉敷)6回今岡の本塁憤死判定を巡り、吉田監督が帽子をたたき付けて猛抗議。執念がナインに伝わり、延長10回坪井の併殺崩れの間に泥臭く決勝点。藪とリベラの継投で3-2で逃げ切った。◆99年12連敗=9月29日広島戦(広島)4時間59分の熱戦を11-9で制した。1点を追う9回に今岡の本塁打で追いつくと、延長12回塩谷の右前打で勝ち越し。さらに新庄の適時打で駄目押し。6点差の大逆転勝利に、野村監督は「やればできる」と大息をついた。◆91年10連敗=6月14日中日戦(甲子園)初回にオマリーの2ランなどで3点を先制し、3回は真弓の代打満塁弾などで5点追加。5回も真弓の2連続打席本塁打が出るなど、13-4の圧勝。先発中西の後を久保が4イニングのロングリリーフで締めた。

◆上原浩治氏(47=日刊スポーツ評論家)が5日、開幕9連敗でセ・リーグワースト記録を更新していた阪神の今季初勝利を祝福した。阪神は今季初めて本拠地甲子園で試合を行い、4番佐藤輝明の1号本塁打などで4-0でDeNAに快勝した。上原氏はツイッターで待望の初勝利を挙げた阪神を「やっと阪神に春が来た...」と祝福。続けて「まずは一つ!! これからです」「まだ10試合... もう10試合... 考え方は人それぞれだけど、前向きにやることが大事だと思います」などとエールを送った。ようやく出た阪神の初勝利に、阪神ファンで知られる芸能人たちも喜びをあらわに。お笑いタレントの陣内智則(48)は「阪神タイガース 『伝説の一年』がはじまりました!」と力強くツイート。タレントの千秋(50)は、ツイッター上で音声で交流する「スペース」を開催した上で「スペースでみんなで歌う六甲おろしはカオスでした みなさん、おめでとう! 優勝や!!!」と喜びを爆発させた。

◆阪神近本光司外野手(27)が好調を維持。開幕から全試合で出塁しており、無安打だったのは3月27日のヤクルト戦だけ。同29日広島戦から7試合連続安打中で、4月1日巨人戦からは4試合連続マルチ安打。今日も好打を放ち、チームに白星を呼び込みたい。

◆阪神は伊藤将司投手(25)が先制打を放った。5回2死一、二塁。DeNA先発石田の外角スライダーに食らいつき、左翼線に落とした。 4回までは前日5日の同カードから2試合にわたって10イニング連続無得点だったが、伊藤将が自らくさびを打った。前夜は開幕9連敗で食い止め、今季初勝利を挙げていた。昨季10勝を挙げた左腕が、まずは試合の流れを作った。

◆DeNA石田健大投手(29)が、阪神の伊藤将に先制の適時打を浴びた。0-0で迎えた5回2死一、二塁、初球の外角の変化球を左前にポトリと落とされ、二塁から大山がホームに滑り込んだ。 今季はこの日の4回まで11イニング連続で無四球だったが、先頭の大山にストレートの四球。1死から坂本に中前打でつながれ、伊藤将に先制打を許した。開幕カードの広島戦では初戦に大瀬良に適時打を浴び、2戦目の森下には3安打3打点を許した。

◆DeNA牧秀悟内野手(23)が、値千金の同点打を放った。1点ビハインドの9回2死二塁、フルカウントからの変化球を右中間に落とした。あと1死、あと1球から執念の一打で試合を振り出しに戻した。 打球は中堅近本がわずかに届かなかったが、三塁を回った二塁走者の桑原は、スタンドのどよめきの大きさに捕球したのか、安打なのかの状況がつかめず、周囲をキョロキョロしながら、同点のホームを踏んだ。

◆DeNAが、延長11回無死三塁の勝ち越しのチャンスを拙攻で逃した。先頭の大田泰示が移籍後初安打となる三塁打で出塁。1番桑原からの上位打線を迎えたが、桑原がフォークを空振り三振、楠本が一ゴロ、佐野も一ゴロで無得点に終わった。大きな拍手が沸き起こった右翼席とは対照的に、左翼席にはため息が漏れた。

◆DeNA大田泰示外野手(31)が、移籍後初安打となる三塁打を放った。同点の延長11回、阪神湯浅の直球を右翼にはじき返し、飛び込んだ右翼の佐藤輝の前に落ちると、打球が転々とする間に一気に三塁を陥れ、力強くガッツポーズを決めた。

◆DeNA大和内野手(34)が、持ち前の勝負強さを発揮した。同点の延長12回無死一、三塁、阪神斎藤の154キロの直球を左前にはじき返した。今季、試合開始前の時点で得点圏打率は5割。3月31日の中日戦では、同点の1死満塁から代打で三ゴロを放ち、執念のヘッドスライディングで決勝点をもぎ取るなど、昨季、得点圏打率3割5分9厘の勝負強さを今季も発揮する。

◆阪神が延長戦の末に競り負け、12球団最速で10敗に到達した。 1-1の延長12回に登板した4番手斎藤友貴哉投手(27)が大和に勝ち越し打を浴び、代わったドラフト3位桐敷拓馬投手(22)も大田に走者一掃の二塁打を打たれた。最後の最後に一挙5失点で試合が壊れた。大田の3点打の瞬間、ファンは一気に帰路についた。観衆3万4125人と発表されていたが、試合終了時には空席ばかりになっていた。先発した伊藤将司投手(25)の好投は報われなかった。8回まで完封ペース。1-0のまま9回に入り、2死二塁までこぎつけたが牧に同点打を浴びた。「あと1球」で完封を逃した。阪神は援護点を取れず、今季初の延長戦にもつれた。延長10回は岩崎が3人で抑え、その裏、1死二塁のサヨナラ機を得たが、江越、佐藤輝が倒れて、試合を決められなかった。直後に登板した3番手の湯浅は無死三塁の大ピンチをしのいだが、流れを生かすことはできなかった。前日5日は西勇輝投手(31)が完封。開幕9連敗中だったチームに待望の今季初白星をもたらしていた。勢いを取り戻して2連勝といきたかったが、甲子園にはため息が充満した。

◆阪神の若き新守護神、湯浅京己投手(22)が、絶体絶命のピンチを無失点で切り抜け、プロ初ホールドを手にした。1-1の延長11回に3番手で登板。先頭大田の右前への打球に佐藤輝が飛びつくもキャッチできず後逸した。無死三塁。そこからの投球は圧巻だった。 「ピンチの場面でしたが『やるしかない』という気持ちで1球1球丁寧に投げることができました」アドレナリン全開だった。桑原を切れ味抜群のフォークで空振り三振に斬ると、続く楠本は外角151キロ直球でバットをへし折り、一ゴロに。最後は佐野を1ボールから渾身(こんしん)の直球で一ゴロに退けた。「相手に合わせることなく、自分の間合いで投げられた事がいい結果につながった」と手応え十分だ。開幕から守護神を務めていた新外国人のケラーの調整不足が露呈し、急きょクローザーに抜てきされた。まだセーブ機会での登板はないものの、この日は守護神にふさわしい内容で、首脳陣の信頼度をさらに高めた。矢野監督は「今日のピッチングを自信にしていってもらったらいい」と絶賛。延長10回を3人斬りで終えたセットアッパー岩崎との盤石のリレーを形成。次こそ初セーブの期待がかかる。【古財稜明】

◆DeNAが延長12回に一挙5点を奪って、試合時間4時間36分の熱戦の末に連敗を2で止めた。 延長12回、先頭の牧が中前打で出塁。宮崎が四球を選び、無死一、三塁から大和の左前適時打で勝ち越し。1死満塁から大田が走者一掃の適時二塁打、楠本の犠飛で5点を奪った。▽DeNA大田(途中出場で移籍後初安打を含む2安打3打点)「新しいチームで貢献したい気持ちがあったけど、なかなかできてなくて...。今日、貢献できてうれしいです」▽DeNA三浦監督(延長12回の熱戦を制し)「みんなの執念ですね。全員の執念で勝ち取った勝利だと思います」

◆あ~あと1人で...。阪神伊藤将司投手(25)が、プロ初完封目前の9回2死からDeNA牧に同点打を浴びた。5回に先制打を放ち、プロ初点。自ら決勝打を放って1-0の完封勝利なら、球団では73年江夏豊以来の快挙になるところだった。試合は、延長12回に4番手斎藤が元阪神の大和に勝ち越し打を浴び、12球団最速で10敗に達した。3万人を超える「あと1球」音頭が、一気にため息に変わった。1-0でリードの9回2死二塁。伊藤将はフーッと息を吐いた。フルカウントから牧へのラストボール。チェンジアップが高めに浮いた。ダイビング捕球を試みた中堅近本のグラブの先で打球ははずみ、同点適時打。土壇場で試合は振り出しとなった。「1点差の緊迫した試合で、全体的に粘る投球はできたと思う。ただ、9回、なんとかあのピンチを抑えて勝ち切りたかった...」9回4安打1失点。昨季プロ初完投を含む3勝を挙げたDeNA打線に的を絞らせなかった。ただ、先発投手として胸を張れる内容でも、納得はいかない。「ああいう場面で抑えきれるように、次の試合に向けて準備して臨みたい」。投げ終えた直後、ベンチでは何度も顔をしかめた。打って投げて。野球の醍醐味(だいごみ)を体現した。5回2死一、二塁。左腕石田の外角カットボールにバットの先で食らいついた。左前にポトリと落ち、プロ48打席目で初適時打、初打点となった。千葉・横芝中の軟式野球部時代には投手で1番打者。横浜高2年時には、夏の甲子園で前橋育英の高橋光成(現西武)から左前適時打を放った。打撃センスはある。何より、かつてプロゴルファーを目指し、オフにベストスコア80の息子とゴルフ勝負しても負けない、父正宏さん(53)の血を引いている。「振ること」は体に染みついた得意分野。ここ一番でそれが出た。1-0完封投手の決勝打となれば73年、ノーヒットノーランを達成した江夏豊のサヨナラ弾以来、49年ぶりだった。あの1球で抑えていれば...。矢野監督は「もちろん責めることはないし、あそこは将司に任せようと思った。将司の仕事っていうのはしっかりやってくれた」とかばった。悲劇の9回から1時間43分後、チームはまさかの5点差で敗戦。天国から地獄-。これ以上ない悔しさを糧に変えるしかない。【中野椋】▼自ら先制打を放った伊藤将が9回2死から同点打を許し、快挙を逸した。投手が自らの決勝打を守って1-0完封勝ちしていれば、90年4月28日に大洋(現DeNA)中山裕章が阪神戦で記録して以来だった。阪神では江夏豊が73年8月30日中日戦で、延長11回ノーヒットノーランを達成した上、自らサヨナラ本塁打を放って以来49年ぶりとなるところだった。

◆甲子園球場に"珍アナウンス"が流れた。試合終了直前、阪神5点ビハインドの延長12回裏2死。「試合の妨げになりますから、ケータイ電話のライトの点灯はおやめくださいませ」とアナウンスがあった。一部の観客が、スマートフォンのライトを点灯させており、それを注意するものだった。 前日5日の勝利後には球場が暗転し、今季から導入されたLED照明を使ったパフォーマンスが行われ、そこでファンがスマホのライトを点灯していた。阪神は同点の延長12回表に大量5失点。3万人以上入ったファンは阪神の勝利を諦めた様子で、この段階で半数以上が一斉に退場していた。

◆阪神が延長戦の末に競り負け、12球団最速で10敗に到達した。1-1の延長12回に4番手の斎藤友貴哉投手(27)が決勝打を浴び、代わったドラフト3位桐敷拓馬投手(22)も止めらず、この回一挙5失点。打線が援護できず、伊藤将司投手(25)の9回1失点の好投も報われなかった。矢野燿大監督(53)の一問一答は以下の通り。-1点取ったのも伊藤将の適時打だっただけに、どうしても打つ方が矢野監督 まあ最後はね、もちろん投手のところっていうのはあるけど。うん、1本が出なかった-伊藤将はあと1人(で完封)だった矢野監督 もちろん責めることはないし、あそこは将司に任せようと思ったので。あそこも同点に追い付かれて、あの後しっかり(アウトを)取ってくれた。将司の仕事っていうのはしっかりやってくれたと思います-3番手湯浅が好投矢野監督 そうやね。ああいうところから自信を付けていってもらって。ああいうポジションの投手を育てないとダメなんで。今日の投球を自信にしていってもらったらいいんじゃないですか-10回、11回のチャンスをものにできなかった。矢野監督 もちろんね。1本出ていないのが課題の部分でもあるし。最後の1イニングをどう抑えるか。抑える投手を育てていく課題が開幕からあるので-サヨナラのチャンスはプレッシャーもかかる。結果を出すためにはどんなことが必要なのか矢野監督 いやあ、それはもういろいろなことがあるんじゃない。技術的なこともあるし。もちろんね、経験も気持ちもあるし。いろいろある。1個じゃないと思う

◆阪神大山悠輔内野手が主軸の意地を見せた。6回1死二塁。全力疾走で三塁内野安打にすると、延長11回には先頭で伊勢のスライダーを引っ張り、左前に運んだ。 チーム唯一のマルチ安打で高打率の3割4分2厘。開幕から全11試合中、10試合で安打を重ねており、好調ぶりを示した。チームが低調ななかでベストを尽くした。

◆DeNAがあと1球の崖っぷちから、阪神に粘り勝った。 延長12回DeNA大和が決勝打 値千金の同点打を放ったのは牧秀悟内野手(23)だった。1点を追いかける9回2死二塁、フルカウントからのチェンジアップに「必死に食らいついていった」と執念の一振り。飛び込んだ中堅近本の手前にポトリと落ち、チームを救った。凡退すれば、2戦連続の完封負けで3連敗が決まる土俵際での一打に「最後は割り切っていくことができた」と覚悟を決め、頭は冷静にバットを振り抜いた。決勝点の口火を切ったのも、牧だった。「その前にピンチを抑えたし、イケイケだったので積極的に」と延長12回、先頭で打席に立ち、中前打で出塁。四球で二塁に進んだ後、大和のバントの空振りに飛び出したが、捕手の梅野が二塁に送球した瞬間に三塁へスタートし、チャンスを拡大。大和の適時打で決勝のホームを踏んだ。「正直、飛び出した自分が悪いんですけど、うまく対応できた」。ミスをカバーし合って、チームは連敗を2で止め、勝率を5割に戻した。

◆阪神近本光司外野手(27)が「スロースターター」返上の奮闘だ。1点先制直後の5回は四球で開幕から11戦連続出塁。7回は二塁内野安打で8試合連続安打に延ばした。近年は開幕直後、本調子ではなかったが今年は好発進。打率3割台を維持する。1点リードの9回2死二塁。牧の右中間への飛球にダイブ捕球を試みたが、惜しくもグラブをかすめて同点の生還を許した。全力プレーし、攻守で覇気を見せた。

◆阪神が延長戦の末に競り負け、12球団最速で10敗に到達した。1-1の延長12回に4番手の斎藤友貴哉投手(27)が決勝打を浴び、代わったドラフト3位桐敷拓馬投手(22)も止められず、この回一挙5失点。打線が援護できず、伊藤将司投手(25)の9回1失点の好投も報われなかった。もう、頭を抱えるしかない。阪神が12球団最速の2桁黒星を喫した。4時間36分のロングゲームを終えた矢野監督は言葉を絞り出した。「まあ最後はね、もちろんピッチャーのところっていうのはあるけど。うん、1本が出なかったというね...」。9回の「あと1球」コールからの大暗転。まさかの悲劇が待っていた。1-1の延長12回。4番手でマウンドに上がった斎藤が誤算だった。先頭牧に中前打を許すと、宮崎に四球。その後、1死一、三塁から大和に154キロを左翼にはじき返されて勝ち越しを許した。代わったドラフト3位桐敷も、大田に走者一掃の二塁打を浴びてジ・エンド。最後の最後に一挙5失点と打ち込まれて試合が壊れた。「最後はピッチャー...」。ただ、時計の針を巻き戻せば、サヨナラの絶好機を逃した攻撃シーンが悔やまれる。延長10回には1死から中野が二塁打を放つも、江越、佐藤輝が凡退。11回には1死一、二塁から小幡が見逃し三振、梅野が遊ゴロとチャンスをつぶした。DeNAと同じ9安打を放つも、得点は伊藤将の適時打で刻んだわずか1得点。大拙攻が負の流れを引き寄せてしまった。矢野監督の悩みは深い。「1本出ていないのが課題の部分でもある。最後の1イニングをどう抑えるかという、ピッチャーを育てていくという課題が開幕からある。そこらへんかな」。開幕11試合で10敗はセ・リーグ最速という不名誉記録。野球の神様はこれほどまでに猛虎に試練を与えるのか。甲子園のファンの顔にも疲労の色がにじんだ。【桝井聡】

◆両軍のスターティングメンバーが発表された。阪神の先発は伊藤将司投手(25)。今季初登板だった3月30日の広島戦(マツダ)は6回?を9安打6失点と精彩を欠いていた。昨季はDeNA戦で6試合に登板し3勝1敗、防御率2・13。好相性の〝ハマ打線〟を抑え、今季初勝利&チームを連勝に導く。

◆DeNAは7日の阪神戦に浜口が先発する。6年目の左腕は、甲子園では通算8試合に登板し防御率1・48、無傷の5連勝と〝不敗神話〟を続けている。3月31日の中日戦(バンテリンドーム)での前回登板は8回無失点、7奪三振と好投しており「変わらずいいバランスを意識して調整できた。一球一球引くことなく、前回登板同様攻めていきたい」と意気込んだ。

◆阪神・伊藤将司投手(25)が試合の均衡を破る先制タイムリーを放った。0―0の五回、安打と四球などで2死一、二塁で打席へ。四回まで1安打の好投を続けていた先発・石田の初球を左前に落とし、自らのバットで援護した。1年目の昨季は39打数2安打、打率・051。この試合で自身プロ初となる適時打&打点をマークした。マウンドでは五回まで3安打無失点と安定した投球でスコアボードにゼロを並べた。

◆長く、そして暗い開幕9連敗のトンネルを抜け、一夜が明けても甲子園に残っていたのは虎党が生み出した歓喜の余韻。西勇が誰にも譲らず投げ抜いたマウンドに伊藤将も立ち、ベイ打線相手に左腕を振った。「チーム全体でやっぱり勝ちたいと思っているので、その中で自分の任されたところを全力でやるだけなので、頑張ります」直球にツーシーム、チェンジアップを織り交ぜる投球で、一回は三者凡退スタート。二回も1死一塁で大和に外角へのツーシームを引っかけさせ、三ゴロ併殺で切り抜けた。三回は安打と四球で2死一、二塁のピンチを迎えたが、楠本を左飛に斬って脱出。四回も先頭・佐野に左安を許し、自らの暴投で無死二塁を招いたものの4番・牧から宮崎、大和と続くラインアップに痛打を許さず、ゼロを並べた。「ランナーがいるときに多分、ボールが高めにいく確率が多いと思うので、その中で失点にどんどんつながっていってるのかなと思います」今季初登板だった3月30日の広島戦(マツダ)は6回?で9安打6失点(自責5)と崩れ、六、七回は浮いた失投をはじき返された。あれから1週間。四回は牧へのカットボールは高めでも内角に厳しく投じ、詰まらせて中飛。続く宮崎も外角球が高めに浮いたが、伸びのある直球でこちらも中飛に打ち取り、ルーキーイヤーで10勝(7敗)を挙げた昨季の姿が戻ってきた。スコアレスの五回は2死一、二塁で打席が巡り、初球の外角低めへのカットボールをおっつけて左前に落とし、自らのバットで先制。プロ初打点が価値ある1点となり、一塁ベンチへ左ガッツポーズを向け、連勝への気持ちを示した。(須藤佳裕)

◆DeNAの4番、牧秀悟内野手(23)が0―1の九回2死二塁、フルカウントからの7球目を中前に同点打を運んだ。阪神先発の伊藤将は完封ペースで九回へ。先頭の桑原が四球、楠本が送るも、佐野が三ゴロに倒れ2死二塁。牧も追い込まれたが、しぶとく食らいついた打球は中堅手・近本が飛び込んだグラブの先で弾んだ。土壇場の同点打に、甲子園に響いていた虎党の「あと1球」コールが、悲鳴に変わった。

◆先発した伊藤将司投手(25)がプロ初の完封目前で失点した。1-0の九回のマウンドに上がった左腕は先頭の桑原に四球を与えたが、楠本は捕犠打、佐野は三ゴロで2死二塁。フルカウントに追い込んで投じた111球目をはじき返されると、打球は右中間へ。中堅手・近本が飛び込んだが、白球は外野芝生を転々。痛恨の同点打となった。伊藤将は0-0の五回2死一、二塁でしぶとく左前に運び、プロ初のタイムリーヒット。自らのバットでつかんだ1点を守り続ける〝二刀流〟の活躍だった。九回に同点に追いつかれたものの、宮崎を抑えて9回4安打1失点。112球を投げ抜く熱投にスタンドからは大きな拍手が送られた。試合はチーム今季初の延長戦に突入した。

◆阪神が延長十二回についに逆転された。マウンドには4番手の齋藤。先頭の牧に中前打を許すと、宮崎は四球で無死一、二塁のピンチを背負った。大和はバントの構えを見せるも、3球目に二走・牧がスタート。梅野が二塁へと送球してしまい、悠々セーフとなった(記録は盗塁)。ヒッティングに切り替えた大和が左前打を放って、DeNAが勝ち越し。斎藤は1死もとることができずマウンドをおり、5番手にD3位・桐敷(新潟医療福祉大)が向かったが、流れを断ち切れなかった。

◆甲子園の場内にコロナ禍ならではの注意喚起のアナウンスがあった。1-6で迎えた延長十二回、逆転を信じる虎党は大声を出して応援できない状況とあって、携帯電話のライトをともして選手を鼓舞。自然と場内全体に広がっていったが、2死となったところで、「試合進行の妨げになりますので、携帯電話のフラッシュをたく行為はおやめください」とアナウンスがあった。試合はそのまま阪神が逆転負け。失意にくれる虎党はがっくりと肩を落として球場を後にした。

◆阪神は今季初の延長戦の十二回、4番手の斎藤友貴哉投手(27)が勝ち越し点を奪われ、力尽きた。先発の伊藤将司投手(25)が九回2死から同点打を浴び、攻撃では再三の好機を逃した。4時間36分の戦いを終えた矢野耀大監督(53)の一問一答は以下の通り(観衆3万4125人)。ーー1点取ったのも伊藤将。どうしても打つ方が「まあ最後はね、もちろんピッチャーのところっていうのはあるけど。うん、一本が出なかったというね」ーー伊藤将は責められない「もちろん責めることはないし、あそこは将司に任せようと思ったので。あそこも同点に追いつかれて、あの後しっかり取ってくれたんでね。将司の仕事はしっかりやってくれたと思います」ーー湯浅が好投「そうやね、ああいうところから自信をつけていってもらって、ああいうポジションのところのピッチャーを育てないとダメなんで。今日のピッチングを自信にしていってもらったらいいんじゃないですか」ーー延長十回、十一回のチャンスをモノにするのが課題か「もちろんね...うん、一本出ていないのが課題の部分でもあるし。最後の1イニングをどう抑えるかっていうピッチャーを育てていく課題が開幕からあるんで。そこらへんかな」ーーサヨナラのチャンスはプレッシャーもかかるが、結果を出すために必要なモノは「それはもう、いろんなことがあるんじゃない。技術的なこともある。もちろんね、経験も気持ちもあるし、いろいろある。一個じゃないと思う」

◆DeNAの大田が途中出場で2安打3打点をマークし、勝利を支えた。代打で出場して2打席目の十一回、右翼への三塁打で日本ハムから移籍後初安打をマーク。十二回1死満塁では左越えに走者一掃の二塁打を放ち「貢献したい気持ちがあったが、なかなかできなくて。ああいう場面で打ててほっとしている」と胸をなで下ろした。今季はまだ4試合の出場にとどまる。好アピールにより今後は出番も増えそうで「一歩ずつ(チームの)一員に近づいている」と手応えをにじませた。

◆近鉄、西武で主砲として465本塁打&2452安打をマークし、西武コーチ時代には清原和博らを育てたサンケイスポーツ専属評論家・土井正博氏(78)は延長戦の末の敗戦を「4番の差」と解説。佐藤輝に「ズルくなれ」と説いた。相手の4番が九回2死から同点打を放ち、延長十二回は口火を切る中前打。主砲の働きをしたのに対し、阪神の4番・佐藤輝は5打席すべて、どん詰まりの打球ばかり。5打席中4本は左方向への詰まらされての力のない飛球。周囲がとやかく言うより、本人が一番悔しいだろう。もっとズルくなりなさい。もし、アドバイスが送れるなら、そんな言葉ぐらいか。気になったのは、5日の本塁打を「ポイントを前にして打てた」という舞台裏が、世間の白日の下にさらされていたことだ。いい本塁打だったが、本当に「自分がつかまえて打った」ものなのか。それとも「振ったところに来た」傾向が強いのか。どちらだろうか、心配しながら見ていたら、案の定、DeNAバッテリーは、ポイントを前にした打者をさらに詰まらせる、内角を厳しく見せる配球で攻めてきた。プロの勝負はバカし合い。もし、自分なりの工夫で打てたのなら、それを正直に言わなくてもいい。佐藤クンはマスコミに対して、非常にフランクに対応しているそうで、素晴らしいことだが、一番肝心の部分は、ウソもOKだ。私も清原(元西武など)、松井稼頭央(西武2軍監督)、秋山(レッズFA)、中村(西武)、栗山(西武)、和田(元中日)らを指導してきたが、「正反対のことを言ってもいい」とよく話したものだ。チーム内にもいいお手本がいる。糸井はしたたかに勝負の世界を生きてきている。教えてもらえればいい。佐藤クンはプロ野球界を背負っていける逸材だと思う。したたかさも身に付けて、大打者に成長してほしい。それにしても痛い敗戦だ。九回で勝っていれば乗っていけたし、引き分けに持ち込めば、課題だった救援陣が踏ん張った、と評価できた。が、またしても救援が...という敗戦。絶対的守護神がいないから、まだまだ選手起用が一定できない戦い方が続く。その不安定さに、選手も、自分はどこで起用されるのだろうか、と不安を持って戦っているような気がする。ここが踏ん張りどころだ。頑張ってほしい。

◆1点を勝ち越された直後、十二回無死一、二塁で登板したD3位・桐敷(新潟医療福祉大)もDeNAの勢いを止められなかった。代打・山下の一ゴロは野選となり、満塁に。戸柱は空振り三振に斬ったが、大田に走者一掃の左越えの3点二塁打を浴びた。その後、登板した馬場も犠飛で失点と、最終盤の中継ぎ陣が踏ん張りきれなかった。

◆甲子園に特大のメガホンの音が鳴り響く。プロ初完封まであと1球―。しかし、最後の1球になるはずの白球は打ち返され、無情にも右中間の芝の上を跳ねてスコアボードに「1」が刻まれた。勝利目前での同点劇に伊藤将はベンチで悔しさをにじませた。「1点差という緊迫した試合の中で、全体的に粘る投球はできたかなと思う。ただ、九回、なんとかあのピンチを抑えて勝ち切りたかった」8つのゼロを並べて迎えた九回に最大の山場を迎えた。先頭の桑原に与えた四球から、犠打などで2死二塁とピンチを広げた。抑えれば、チームとしては2試合連続完封、そして左腕にとってはプロ初完封だったが...。4番・牧を追い込んだ後、フルカウントからの7球目のチェンジアップをとらえられ、打球は右中間へ。中堅・近本が必死に飛び込んだが、わずかに届かず。あと1球で試合終了という場面で同点に追いつかれた。9回112球を投げ、4安打1失点で降板。チームは延長の末に敗れたが、九回の最後までマウンドを左腕に託した矢野監督は「あそこは将司に任せようと思った。同点に追いつかれて、あの後しっかり(アウトを)取ってくれたんでね、将司の仕事はしっかりやってくれたと思う」と責めることはしなかった。 マウンドでの投球だけでなく、この日はバットでも輝きを放った。五回2死二、三塁の好機で先発・石田の初球のカットボールを左前へ運び、記念すべきプロ初打点を記録。それでもこの日チームが挙げた得点はこの1点のみにとどまり、投打での活躍も報われなかった。「次回はああいう(ピンチの)場面でしっかり抑えきれるように、また次の試合に向けて準備して臨みたい」つかみかけていた今季初白星はスルリとこぼれ落ちてしまったが、この経験を生かすしかない。次こそ最後までゼロを刻み、勝利を手繰り寄せる。(織原祥平)

◆今季プロ野球最長の4時間36分、3シーズンぶりに復活した延長十二回の激闘をDeNAが制した。大和(34)、牧秀悟(23)両内野手の〝師弟〟が勝負強さを発揮。1-1の十二回無死一、三塁で左前へ決勝打を放った大和は「バントを空振りするミスをしてしまったが、牧がカバーしてくれたおかげで気持ちを切り替えられた」と後輩に〝敬礼〟した。) 直前の3球目。一、二塁からバントを試みたが空振り。その間に、二塁にいた牧が相手の隙を突いて三塁を陥れた。好プレーに大和は奮起。続く4球目を捉えた。まず土壇場でチームを救ったのは、先輩のV打をアシストした牧だった。昨季3勝を献上した伊藤将に苦戦し、九回まで無得点。2死二塁、フルカウントで甲子園に「あと1球」コールが響く中、4番は「変化球のイメージがあったので割り切っていけた」とチェンジアップに食らいつき、右前への同点打とした。 1月には、牧が志願し大和の出身地・鹿児島での合同自主トレが実現。ベテランの名手と1カ月間、2人の時間を過ごし「朝から晩まで練習する人だと近くで見て感じた。自分の足りないところ、伸ばしていかないといけないところを発見できた」と牧は感謝する。11歳差の二遊間コンビの活躍で連敗ストップ。勝率を5割に戻す大きな1勝に、延長戦での初白星を挙げた三浦監督は「全員でよく粘った。全員の執念で勝ち取った勝利」と選手をたたえた。(浜浦日向)

◆1―1の延長十一回に回ってきたバトン。湯浅は〝用意〟された厳しすぎる状況も自らスイッチを入れて乗り切り、右手を力強く握りながらさっそうとベンチへ駆け戻った。「ピンチの場面でしたが、『やるしかない』という気持ちで一球一球、ていねいに投げることができました。相手に合わせることなく、自分の間合いで投げられたことがいい結果につながったと思います」先頭・大田の放った低いライナー性は右翼へ飛んだ。この打球に佐藤輝が猛然とダッシュし、スライディングキャッチを試みたが及ばず、ワンバウンドでグラブをかすめた白球は芝生を転々...。フェンス際まで達し、大田には三塁まで進まれた(記録は三塁打)。いきなりピンチとなったが、心は折れていなかった。暴投を恐れることなく桑原をフォークで空振り三振に仕留め、まず1死。楠本と、2020年の首位打者・佐野をともに一ゴロに封じ、ゼロを刻んだ。開幕から背信投球の続いたケラーは2軍調整中。代役守護神に指名した右腕の、仲間も救う熱投について矢野監督も「ああいうポジションのところのピッチャーを育てないとダメなんで。きょうのピッチングを自信にしていってもらったらいいんじゃないですか」と評価し、今後にも期待を寄せた。延長戦に突入し、十回を任された岩崎も三者凡退で役目を全う。敗戦の中に収穫あり。組み直しを迫られていた〝勝ちパターン〟が定まってきた。(須藤佳裕)

◆DeNA・大田泰示外野手(31)が6日、阪神2回戦(甲子園)に途中出場し、2安打3打点をマークして6-1の勝利に大きく貢献した。延長十一回に代打で今季9打席目に立ち、移籍後初安打となる三塁打をマーク。十二回には1点を勝ち越して、なお1死満塁から走者一掃の左越え3点二塁打を放った。日本ハムから加入し、4試合の出場にとどまっていたが、初のヒーローインタビューで「新しいチームに貢献したい気持ちがあったが、なかなかできていなくて・・・。うれしい」と笑みを浮かべた。

◆延長十二回のマウンドに上がった斎藤がつかまった。先頭の牧に中前打、続く宮崎に四球。無死一、二塁となった後、大和はバントの構えを見せるも、3球目に二走・牧がスタート。梅野が二塁へ送球し、セーフとなった(記録は盗塁)。ここでヒッティングに切り替えた大和が勝ち越しの左前打。1死も奪えず無念の降板となり、敗戦投手となった。

◆あと1球! 言葉にしてはいけないのがルールだが、聞こえてしまう不思議。虎党の声にならない声援(マスクの裏で声出してるんだろうな)だった。直後、悲鳴に変わる。牧の同点打。九回2死からの悪夢だった。伊藤将は責めたくない。延長十二回。斎藤がストライクが入らない。今度ははっきり聞こえた。ヤジだ。ヤジらずにはいられない。気持ちは分かる。先発は頑張るんだけれど、リリーフが...。開幕以来、悩まされ続けてきた課題がまた浮き彫りになった。試合前のこと。2軍戦を取材してきたトラ番・織原祥平が、キャップ長友孝輔への報告していた。ウィルカーソン、チェンの助っ人コンビが順調で、コロナで出遅れた青柳も2度目の2軍戦登板が決まったとか。でも、すべて先発投手の話題ばかり。いったい、何人でローテーションを組むつもりか。先発はいっぱいいるじゃないか。課題はリリーフだろう。誰を後ろに回すのか?トラ番・原田遼太郎と織原の会話を聞いていると、小川か、藤浪が候補らしい。もちろん、矢野監督は一切、胸の内を明かしていない。あくまで推測デス。試合前は私も能天気だった。連敗も止まったことだから...。ニコニコしていた。「何をヘラヘラしとるんや」急に怒声が飛んできた。川藤OB会長だった。そうおっしゃる会長も、なにやらゴキゲンでは? 9連敗中は怒っておられたでしょうね?「実は、9連敗して、これはマズイと思った。だから、5日の夜は初めて、緊急ナマ中継したんや」 川藤さんはYouTubeで「川藤部屋」という、恐ろしくて誰も出たがらない番組を制作している。ゲストを呼んで言いたい放題の番組だ。タイガースの一大事に、阪神戦をナマ観戦しながら「今こそ、連敗した課題を浮き彫りにして、〝この先〟に生かさないと」と大説教したらしい。興味のある方はごらんになってください。いろんな問題があっての9連敗だったが、「虎のソナタ」的に、分かりやすくいえば、やっぱりリリーフだと思うのです。1つ勝って、安心したら、悲しい〝この先〟が待っていようとは。試合前は、申し訳ないが本当に浮かれていた。甲子園球場のセンターバックスクリーン上、ビジョンにクイズが出題されていたのだが。藤浪投手が子供の頃にやらかしたことは?「小麦粉をまきちらした」などなど、いくつかの選択肢があり、正解は「バレンタインデーに女の子を泣かした」だった。なるほど。でも、その先の解説がなかった。個人的にはすご~くモヤモヤしている。どう泣かしたんだろうか? チョコを贈られて「そんなのいらないよ」と言ってしまったのか。大好きな女の子に無理やり「チョコをよこせ」と言ったのか。投手担当の織原に尋ねても分からなかった。いつの日か真相を聞いてきてもらいたい。反省しかない。まるで貯金が山ほどあるチームの担当記者みたいに浮かれていた。目が覚めた。10敗目だ。午後9時前に終わって勝ったと思った試合は、10時半を過ぎての大敗に。辛い夜は忘れよう。

◆は~あ、開幕9連敗地獄を脱して、さあ、ここから連勝街道まっしぐらやー!!とのろしをあげようとしたら、のろしが湿っていてまた負けた~。八回まで1-0と伊藤将の好投が続き、しかも、その1点をたたき出したのも伊藤将のバットだったのだ。「このままいったらノーヒットノーランにサヨナラ本塁打で『野球は1人でできる』発言の大OB・江夏豊とまではいかないけど、ミニ江夏ですよ!」と甲子園にいる上田雅昭記者へ電話を入れたら「そーですわ(笑)。今ネット裏の虎番記者も、その話してましたんや」と、おだやかな会話をしていたのに~。終わってみれば、また地獄の始まりのような...。俺心身ともにもたんわ~、マジ!!

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
920 0.818
(↑0.018)
-
(-)
13253
(+2)
39
(+1)
15
(+1)
3
(-)
0.255
(↓0.007)
0.000
(-)
2
(-)
広島
740 0.636
(↓0.064)
2
(↓1)
13251
(+1)
32
(+2)
2
(-)
5
(-)
0.262
(↓0.003)
0.000
(-)
3
(1↑)
ヤクルト
550 0.500
(↑0.056)
3.5
(-)
13339
(+2)
38
(+1)
14
(+1)
6
(+1)
0.239
(-)
0.000
(-)
3
(1↑)
DeNA
550 0.500
(↑0.056)
3.5
(-)
13340
(+6)
43
(+1)
6
(-)
8
(+2)
0.228
(↓0.002)
0.000
(-)
5
(2↓)
中日
560 0.455
(↓0.045)
4
(↓1)
13236
(+1)
41
(+2)
8
(-)
5
(+2)
0.225
(↓0.007)
0.000
(-)
6
(-)
阪神
1100 0.091
(↓0.009)
8
(↓1)
13234
(+1)
60
(+6)
7
(-)
3
(-)
0.234
(↓0.003)
0.000
(-)