オリックス(☆4対2★)日本ハム =リーグ戦3回戦(2022.04.03)・京セラドーム大阪=
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日本ハム
0002000002901
ORIX
00002002X4501
勝利投手:ビドル(1勝0敗0S)
(セーブ:平野 佳寿(0勝1敗2S))
敗戦投手:宮西 尚生(0勝1敗0S)

本塁打
【日本ハム】今川 優馬(1号・4回表2ラン)
【オリックス】佐野 皓大(1号・5回裏2ラン)

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◆オリックスは2点ビハインドの5回裏、佐野皓の2ランが飛び出し、同点とする。そのまま迎えた8回には吉田正が2点適時打を放ち、勝ち越しに成功した。投げては、先発・宮城が6回2失点8奪三振。4番手・ビドルが来日初勝利を挙げた。敗れた日本ハムは、打線がつながりを欠いた。

◆このカードは1日2-0、2日7-0とオリックスが2試合連続完封勝利。オリックスが3試合連続完封勝利すれば21年10月2~5日以来の球団タイ記録で、日本ハムは88年5月1~4日に3戦連続完封負けを喫して以来の球団ワーストタイ記録となってしまう。

◆大阪観光局の溝畑宏理事長(61)が、始球式を行った。金色のマントを身につけ、マウンドへ。元気いっぱいの投球は捕手のミットに突き刺さるストライクとなった。7年連続での登板に「(今回は)練習が全くなしでした。(昨年6月以来)10カ月ぶりの1球入魂。大阪を、日本を、みんなに元気を発信していきたい」と笑顔を見せた。この日は、「大阪元気×大阪楽遊パス Day」と題した大阪観光局の協賛試合だった。

◆芸能界きってのオリックスファンで知られる、お笑いコンビますだおかだ岡田圭右(53)が、特別始球式に登場した。背番号55のユニホームでグラウンドに出ると三塁側の日本ハムベンチに「BIGBOSS、ワオ!」と渾身(こんしん)のギャグを披露した。この日は、先に大阪観光局の溝畑宏理事長が始球式を担い、岡田は"特別始球式"としてマウンドへ。ただ、投球は"不発"だったようで、打者紅林の背中付近を通過する山なりのボール球。「まず、投球のほうですよ...。0点!」とガックリだった。事前の想定では、エース山本のものまねを披露するつもりだったが「あまりにも大観衆で緊張して、真面目にせなあかんな」と真剣投球に切り替えた。阪急時代から応援する球団には「今年は日本一になってほしい」と訴えた。

◆日本ハム今川優馬外野手(25)が4回に先制1号2ランを放った。 1死二塁の好機で、オリックス宮城が投じた127キロのスライダーを左翼席へ運んだ。今川は一塁を回ったところでNO・1のように人さし指を立てる「執念ポーズ」で歓喜。「ここ最近、勝てておらず、ビッグボスの笑顔が減ってきていたので、今日なんとか勝って、みんなで喜びたい一心で"執念"で振りました」。三塁側ベンチで見守っていた新庄剛志監督(50)もベンチ前へ飛び出して両手を挙げて「万歳ビッグボスポーズ」で喜び、笑顔を見せた。今川の先制弾でチームは23イニングぶりの得点となった。

◆BIGBOSSの狙いはいかに-。日本ハム新庄剛志監督(50)が、やや異例のタイミングで投手交代を行った。 2-2の8回の守備。7回から2番手で登板したルーキー北山亘基投手(22)が定められた5球の投球練習まで終えたところで、新庄監督がベンチから飛び出し、宮西尚生投手(36)への投手交代を球審へ告げた。オリックスの8回の先頭打者は5回に同点1号2ランを放っていた佐野皓大外野手(25)だったが、右腕の北山が8回表の日本ハムの攻撃中からベンチ前でキャッチボールをして続投準備し、1度はマウンドにも上がっていた中で、代打として福田周平外野手(29)が起用されていた。オリックス側の出方も見ながら想定内の継投とみられる。宮西は代打福田にうまく合わされて左翼前にポトリと落ちる安打を許した。続く宗の初球で二盗を決められ、さらに中飛で三塁へタッチアップされた。紅林にはカウントが悪くなったところで、新庄監督にとって初めての申告敬遠。紅林が二盗して1死二、三塁となり、吉田正は二塁への強烈なゴロも、この回から守備に入ったルーキー水野が捕球できず、中堅へ打球が抜ける間に勝ち越しの2点を奪われた(記録は2点中前適時打)。勝負どころでの"駆け引き"は、はまらなかった。

◆オリックス吉田正尚外野手(28)が、8回1死二、三塁からセンターへ決勝2点適時打を放ち、3連勝を決めた。 直前で3番紅林が申告敬遠され、燃えた。選手会長の一撃で日本ハム戦3連勝。BIGBOSS退治に成功した。8回に救援した4番手のビドルは来日初勝利を挙げた。

◆日本ハム今川優馬外野手(25)が、今季初アーチも空砲に終わった。3日オリックス戦(京セラドーム大阪)の4回1死二塁、先制の左越え1号2ラン。チーム23イニングぶりの得点を挙げたが、2-2の8回に勝ち越しを許した。今季2度目の同一カード3連敗。5日からのロッテ戦(札幌ドーム)から仕切り直す。BIGBOSSチルドレンの1人が、チーム3戦ぶりの得点を生んだ。4回1死二塁。今川が、今季1号を放った。カウント1-1からの3球目、高めに浮いた宮城の127キロスライダーに反応した。肘当てが外れ落ちるほどの持ち前のフルスイングで、日本ハムファンが詰め掛けた左翼席へアーチをかけた。ベンチを飛び出し、両手で「BIGBOSSポーズ」を決めた新庄監督と、歓喜の瞬間を分かち合った。チーム23イニングぶりの得点は「本当に勝ちたいのと、ずっと打てなくて、投手陣に迷惑をかけていた」との強い責任感から飛び出した。今カードは先発陣が奮闘しながら、援護点を挙げられずにいた。この日の先発河野も上々の立ち上がりを見せており「何とか早く点を取って、楽に投げさせてあげたい」との思いを、本塁打につなげた。社会人出身の2年目。「一流の投手にも目が慣れてきて、少しずつ対応できている。状態はすごく良く、過ごせている」と進歩を感じている。スタメン時には、いつも新庄監督から「いつも通り、楽しくやれよ」と声を掛けられ、気合を入れ直してきた。気掛かりは連敗が続き、BIGBOSSの笑顔が少なくなっていたこと。「勝てないと、いろいろ言われることもあると思う。ビッグボスも勝とうとしている思いは、選手達に伝わってきている」と選手の思いを代弁した。先制2ランは空砲に終わり、本塁打以外の打席は無安打と課題も見つかった。「1本だけじゃなくて、もう1本、もう1本と打っていかないと勝てない」。今度は勝利を呼び込む1発を描く。【田中彩友美】

◆日本ハム新庄剛志監督(50)は、短い言葉で敗戦を総括した。「ミスが多いと、こうなるね」。今季2度目の同一カード3連敗。歯がゆい場面が続いた。攻撃では3回1死二、三塁の場面。佐藤が放ったハーフライナーに二塁走者の万波が飛び出し、走塁死。7回には犠打失敗もあった。守備では5回に先発河野が先頭打者への四球から同点弾を浴びた。指揮官はかねて「僕、好きじゃない」と話す四球が手痛い失点につながった。BIGBOSSの采配も、はまらなかった。7回から登板した北山が8回もマウンドに上がったが、投球練習後に宮西へスイッチした。オリックスが左の代打福田をコールしたためだったが、その後、紅林への申告敬遠なども絡んで1死二、三塁となり、吉田正の中前適時打で決勝点を献上した。届きそうで届かない白星。守り勝つ野球を掲げる指揮官は「これから、これから」と、前を向いた。▽日本ハム北山(同点の7回に登板。京都出身の右腕は観戦した両親の前でプロ初ホールド)「恥ずかしくない姿を見せたいなと思ったので最低限は出来た」

◆開幕投手を務めた日本ハム北山亘基投手(22)がプロ初ホールドを記録した。同点の7回に登板。「マウンドに上がる以上は打たれていいところはない」。最速155キロの真っすぐを軸に力強く無失点。京都から両親も駆けつけた中で「恥ずかしくない姿を見せたいなと思った」と、勇姿を披露した。堂々とした投げっぷりの秘密は登板直前のルーティンにある。投球前にバックスクリーンを向き、両手を挙げ、背伸びをして最後に体を落とす。「センタリングと言って体の中に軸を通す。僕の場合は目標物として縦のラインに合わせて(体を)伸ばして、かかとをストンを落とす」。京産大・勝村前監督からの助言を受け、1年秋から続ける。投球はバランス、ステップ、体重移動が基本。体の仕組みを勉強し、豊富な知識から「教授」と呼ばれるルーキーは真っすぐに立てていなければ、全てがかみ合わないことを知っている。最後にかかとを落とすことで「メンタルもしっかり軸を持ちたい」。守護神候補は、これからも心身を整え、躍進を続ける。

◆オリックス吉田正尚外野手(28)が3戦連続タイムリーとなる決勝の2点打で3連勝を呼び込んだ。目前の申告敬遠にも、冷静だった。同点の8回1死一、三塁。主砲は静かに闘志を燃やし、打席に向かった。3番紅林がカウント3-1から敬遠。自身との勝負を選択されたケースは記憶に「ないですね...」。日本ハム新庄監督の"奇策"にも「多分、ゲッツー狙いに変えたんだと思いますし、作戦の1つです」と落ち着いていた。2球目に一塁走者の紅林が二盗を決め「状況判断をして、気持ち的に楽になりました」。カウント3-1から5球目、変則左腕宮西の137キロを捉えた打球は前進守備の二塁・水野を強襲。グラブをかすめ、足に当たって向きを変えて中前に抜け、2者がかえった。ラッキーな勝ち越し打に「ヒットはヒットなのでね。勝利に貢献できればなんでも良い。あそこは打点が欲しいところ」と喜んだ。12年ぶり開幕白星の後、まさかの5連敗。そこから日本ハムに3タテを食らわせ、借金1まで戻した。中嶋監督は「1個ずつ返して、1個ずつ積み上げていくしかない」。5日のソフトバンク戦から福岡、千葉、仙台と敵地が9試合続く。選手会長も務める吉田正は「連勝して帰ってきたい」。クールに映るが、内心は熱い。【真柴健】○...両打ちの佐野皓が1番中堅で今季初先発し、同点の1号2ランを放った。5回2死一塁、右打席に入り左腕河野から左越えへ。通算3本目で「右(打席)は打撃コーチや(中嶋)監督に変化球の対応だったりを聞いて、素直にできた」と手応えを示した。開幕から8試合の1番は福田だったが、中嶋監督は試合前の打撃練習を見て佐野皓の起用を決断。「(福田は)気分転換のためにね。佐野が非常に右打席良かったのでね」とひらめき采配もさえた。

◆オリックス新助っ人の左腕ジェシー・ビドル投手が来日初勝利を挙げた。同点の8回に4番手で登板し1回を無失点でしのぐと、直後に吉田正が勝ち越し打を放った。記念球を仲間から受け取り「光栄なこと。今までも大事な記念球は持っています。チームの中で一番、字がキレイな人に"初勝利"って書いてもらいます」と笑顔を見せた。

◆両打ちのオリックス佐野皓大外野手が1番中堅で今季初先発し、同点の1号2ランを放った。5回2死一塁、右打席に入り左腕河野から左越えへ。通算3本目で「右(打席)は打撃コーチや(中嶋)監督に変化球の対応だったりを聞いて、素直にできた」と手応えを示した。開幕から8試合の1番は福田だったが、中嶋監督は試合前の打撃練習を見て佐野皓の起用を決断。「(福田は)気分転換のためにね。佐野が非常に右打席良かったのでね」とひらめき采配もさえた。

◆オリックス吉田正尚外野手(28)が3戦連続タイムリーとなる決勝の2点打で3連勝を呼び込んだ。目前の申告敬遠にも、冷静だった。同点の8回1死一、三塁。主砲は静かに闘志を燃やし、打席に向かった。3番紅林がカウント3-1から敬遠。自身との勝負を選択されたケースは記憶に「ないですね...」。日本ハム新庄監督の"奇策"に「多分、ゲッツー狙いに変えたんだと思いますし、作戦の1つです」と落ち着いていた。2球目に一塁走者の紅林が二盗を決め「状況判断をして、気持ち的に楽になりました」。カウント3-1から5球目、変則左腕宮西の137キロを捉えた打球は前進守備の二塁・水野を強襲。グラブをかすめ、足に当たって向きを変えて中前に抜け、2者がかえった。ラッキーな勝ち越し打に「ヒットはヒットなのでね。勝利に貢献できればなんでも良い。あそこは打点が欲しいところ」と喜んだ。12年ぶり開幕白星の後、まさかの5連敗。そこから日本ハムに3タテを食らわせ、借金1まで戻した。中嶋監督は「1個ずつ返して、1個ずつ積み上げていくしかない」。5日のソフトバンク戦から福岡、千葉、仙台と敵地が9試合続く。選手会長も務める吉田正は「連勝して帰ってきたい」。クールに映るが、内心は熱い。【真柴健】

◆お笑いコンビのますだおかだの岡田圭右(53)が特別始球式を行った。マイクを持ってグラウンドに登場すると、日本ハムベンチに向け、「BIGBOSS、ワオ!!」とおなじみのギャグ。その後、オリックスファンの岡田は一塁ベンチのナインに対し「日本一、よろしくお願いします」とメッセージを送った。投球は打者役の紅林の背中付近を通過する山なりのボール球。「まず、投球のほうですよ...0点」とガックリ。当初は山本や比嘉の投球フォームをモノマネしようとしていたそうだが、「あまりにも大観衆で緊張して、真面目にせなあかんな」と真剣に取り組んだが、ストライク投球とはならなかった。今シーズンについては「パ・リーグがどのチームも強い。どうなるかわからない。それがおもしろさ。そんなときは、中嶋イリュージョンですよ。今年は日本一になってほしい」と指揮官の手腕に期待していた。

◆大阪観光局の溝畑宏理事長(61)が、試合前に始球式を行った。この日の一戦は「大阪元気×大阪楽遊パスDay」と題して開催され、黄金のマントをまとった溝畑理事長が7年連続となる始球式のマウンドへ。力強いボールでストライク投球を披露した。溝畑理事長は昨年4月6日に新型コロナウイルスに感染。一時は顔がやつれ、体重は約5キロ減少したというが、現在の体調は万全。「一球入魂。コロナ禍で大阪を元気に、日本を元気に。ストライクを投げるというよりも、皆さんに元気を発信したいと思ったので、ユニホームに合わせて金の衣装で来ました」と振り返っていた。

◆日本ハムは34年ぶりの球団ワースト記録に並ぶ3試合連続零敗を免れた。0-0の四回1死二塁から「7番・DH」の今川優馬外野手(25)が左翼席に先制の今季1号2ラン。「ここ最近勝てておらず、BIGBOSSの笑顔が減ってきていたので、今日何とか勝って、みんなで喜びたい一心で振りました」と振り返った。チームにとって、これが3月31日の西武戦(札幌ドーム)の七回以来、23イニングぶりの得点となった。

◆今季初先発となった日本ハム・河野竜生投手(23)が6回を3安打2失点で先発としての役目を果たした。「先制してもらったにかかわらず、リードを保った状態でリリーフにつなぐことができず悔しい気持ち。ランナーを出しながらも粘ることはできたと思うので、次回からも集中して最少失点で抑えられるようにしたい。必ず勝ってくれると思うので、がむしゃらに声を出して応援します」オリックス・宮城との2020年のドラフト1位左腕同士の投げ合いは、両投手ともに6回2失点で勝敗はつなかった。

◆日本ハムは同点の八回1死二、三塁で、途中出場していた二塁手の水野が吉田正の打球を捕り損ねて(記録は安打)競り負けた。守備に定評のある新人だが、二塁に就くのは今季初めて。交代直後に訪れた緊迫の場面で処理を焦ったのか、チームが掲げる「守り勝つ野球」を体現できず、膝をついて落胆した。攻撃でも走塁やバント失敗など粗さが目立ち、3連敗で借金は早くも7となった。新庄監督は「ミスが多いと、こうなるね。これから、これから」とコメントした。

◆オリックスの宮城は6回2失点で課題を残した。0―0の四回、今川に甘いスライダーを左越えに運ばれた。今季初登板で黒星を喫した西武戦でも本塁打を喫して先制されており、「良くない打たれ方。ボール先行で、苦しい投球だった」と顔をしかめた。五回までに100球以上を費やしたが、中嶋監督は「もう一回いって感覚が良くなるように」と、追い付いた直後の六回に続投させた。期待に応え、緩い変化球で三振を奪うなど三者凡退とした昨季新人王は「六回のところなど良かった部分もあった。次は七、八回と投げられるように」と修正を期した。

◆BIGBOSSの〝策〟にも動じることはなかった。冷静に状況を見極め、ヒットゾーンを確認する。オリックス・吉田正尚外野手(28)が、チームを今季初の同一カード3連戦3連勝へ導く決勝打を放った。「(会心の打球ではなく)答えづらいですけどヒットはヒットなんで。勝利になんでも貢献できたら。打点がほしい場面なんで。三塁走者(福田)も足が速い選手なんで。あそこは三振が一番ダメなんで、スイング仕掛けたんです」2─2の八回1死三塁の場面。打席の紅林に対し、日本ハム・宮西が3ボール1ストライクと打者有利のカウントになると、新庄監督は申告敬遠を指示した。勝負を挑まれた2年連続パ・リーグの首位打者。自分の前の打者が敬遠されることはほとんどない主砲は「ゲッツー狙いに変えたんだと思いますし、作戦の一つだと思います」と落ち着いてに分析。紅林が二盗に成功し、二、三塁と好機が拡大すると、前進守備の二遊間を破る勝ち越しの2点打となった。紅林勝負を避け、自身との対決を選択されても「それ(気持ちが燃えるとか)はあんまりなかったですね。それで崩されてしまうとあっちのあれ(作戦勝ち)になると思うので。自分に回ってきたらしっかり状況判断して、と思っていた」と冷静。「結果オーライで良かった」と笑った。チームは今季初の3連勝で借金「1」まで戻した。中嶋監督は「一個ずつ返していくしかないし、一個ずつ積み上げていく」と気合を入れた。昨季のリーグ王者のエンジンが、徐々にかかってきた。(西垣戸理大)

◆日本ハムは3連敗で早くも借金7。新庄剛志監督(50)は球団広報を通じて「ミスが多いと、こうなるね。これから、これから」とのコメントを残した。攻撃面での走塁、バント失敗に加え、ベンチワークも裏目に出た。同点の八回に一度はドラフト8位・北山(京産大)がマウンドに上がったが、左の代打・福田が告げられたことで宮西に交代。ベテラン左腕は福田の安打から1死三塁とピンチを招き、紅林にカウント3-1となったところで、ベンチは申告敬遠を指示して、4番・吉田正との勝負を選択。二盗を許して1死二、三塁、3ボールとなったが満塁策は取らなかった。ヒットゾーンが広がることを覚悟で前進守備で勝負した結果、この回から守備固めとして二塁に入ったD3位・水野(JR四国)が吉田正の打球を捕り損ね(記録は安打)決勝点を許した。開幕後は三塁、遊撃には就いていたが、二塁は今季初めてだった。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
700 1.000
(-)
-
(-)
13626
(-)
13
(-)
4
(-)
4
(-)
0.228
(-)
0.000
(-)
2
(-)
楽天
420 0.667
(-)
2.5
(-)
13715
(-)
12
(-)
1
(-)
4
(-)
0.207
(-)
0.000
(-)
3
(1↑)
ロッテ
440 0.500
(↑0.071)
3.5
(↑0.5)
13528
(+4)
19
(+2)
3
(-)
14
(+2)
0.226
(↑0.007)
0.000
(-)
4
(1↑)
ORIX
450 0.444
(↑0.069)
4
(↑0.5)
13427
(+4)
23
(+2)
2
(+1)
3
(+2)
0.209
(↓0.002)
0.000
(-)
4
(1↓)
西武
450 0.444
(↓0.056)
4
(↓0.5)
13427
(+2)
35
(+4)
4
(-)
2
(-)
0.216
(↓0.008)
0.000
(-)
6
(-)
日本ハム
180 0.111
(↓0.014)
7
(↓0.5)
13419
(+2)
40
(+4)
7
(+1)
3
(-)
0.193
(↑0.009
0.000
(-)