ヤクルト(☆3対2★)DeNA =リーグ戦2回戦(2022.04.02)・明治神宮野球場=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 12345678910
DeNA
01000001002700
ヤクルト
0000110001X31001
勝利投手:梅野 雄吾(2勝0敗0S)
敗戦投手:ピープルズ(0勝1敗0S)

本塁打
【ヤクルト】山田 哲人(2号・6回裏ソロ)

  DAZN
チケットぴあ ヤクルト戦チケット予約 DeNA戦チケット予約

DAZN

◆ヤクルトが劇的なサヨナラ勝利。ヤクルトは1-1で迎えた6回裏、山田のソロで勝ち越しに成功する。その後同点とされて迎えた延長10回には、村上の適時打が飛び出し、試合を決めた。投げては、6番手・梅野が今季2勝目。敗れたDeNAは、5番手・ピープルズが誤算だった。

◆ヤクルトは3月29日巨人戦から神宮で4連敗中。ヤクルトが本拠地神宮で開幕4連敗は83、85、87、21年に並ぶワーストタイ。今日のDeNA戦で黒星を喫すればワースト記録更新となってしまうが、今日は勝利できるか。

◆ヤクルト山田哲人内野手(29)が、通算250号本塁打を放った。プロ野球史上66人目、球団では池山隆寛(現2軍監督)、バレンティンに続く3人目の快挙となる。 1-1の6回無死、DeNA大貫の5球目、真ん中低め135キロを完璧に捉え、左翼席へ今季2号ソロ。プロ12年目、1203試合目での大台到達。本拠神宮に詰めかけた多くのファンから拍手喝采を浴びながらダイヤモンドを周回。記念パネルを手にすると帽子を取って声援に応えた。「打ったのはフォークです。守備から良いリズムをつくってくれて、その良いリズムで打席に入ることが出来ました。追い込まれていたけど出塁することを意識してコンパクトに打ちました。良い角度で上がってくれました」と振り返った。▼山田が6回に大貫から今季2号を放ってプロ野球66人目の通算250本塁打を達成した。初本塁打は12年8月10日巨人戦の内海からで、29歳8カ月で到達。30歳を迎える前に250本打ったのは13人目となり、山田は12番目の年少記録。プロ1号を打った巨人戦は1番遊撃で出場した山田だが、残り249本は二塁出場時に記録。二塁を守った試合で250本打った選手はまだおらず、史上初の「二塁手250号」へはあと1本に迫った。

◆DeNA桑原将志外野手(28)が、ダイビングキャッチでチームを救った。同点の8回2死満塁、ヤクルト青木が放った打球は右中間へ。抜ければ走者一掃となる可能性がある打球をダイビングキャッチし、スタンドを沸かせた。

◆DeNAエドウィン・エスコバー投手(29)が、ヤクルトのルーキー丸山和郁外野手(22)のバットを2球連続でへし折って、中飛に抑えた。 同点の9回から登板。丸山和を中飛、古賀を遊ゴロとし、荒木を四球後、塩見を遊飛にねじ伏せ、チームでは今季初の延長戦に持ち込んだ。

◆DeNAがヤクルトに延長10回の熱戦の末にサヨナラ負けを喫し、連勝が4で止まった。 同点の延長10回。5番手のピープルズが長岡、山田に連打を許し、無死一、二塁から村上にサヨナラの適時二塁打を浴びた。先発大貫が6回2失点と好投。1点を追いかける8回には牧が同点の適時打を放ち、接戦を演じたが、最後は力尽きた。

◆DeNAは今季初の延長戦の末にサヨナラ負けを喫し、連勝が4で止まった。同点の延長10回。ピープルズが長岡、山田に連打を許し、無死一、二塁から村上にサヨナラの適時二塁打を浴びた。 三浦大輔監督は「こういう時もあるし、次やり返してくれたら。ズルズルいかないように、明日もう1度、みんなで集中してやっていく」と切り替えた。

◆ヤクルト村上宗隆内野手が10回無死一、二塁、ピープルズからサヨナラの右越え適時二塁打を放ち、今季初の延長戦に終止符を打った。 お立ち台では「ありがとうございます。チャンス打てずに迷惑をかけている。それまで良くなかったけど気持ちで打った」と振り返った。山田とともに勝利に貢献し「哲人さんも僕も結果出ない中、2人で勝ち試合をつくれた。今日を機にまた2人でやっていけたらと思います」と力強く話した。

◆ヤクルト山田哲人内野手(29)が、DeNA戦(神宮)で通算250号本塁打を放った。 同点の6回、大貫から左翼へ2号ソロをたたき込み、史上66人目、球団では池山、バレンティンに続く3人目の大台到達。「すごくうれしいですし、これからもたくさんホームラン打ちたいと思っています」。10回には内野安打で村上のサヨナラ打をお膳立て。今季初の本拠地お立ち台で喜んだ。キャプテン2年目。「結果を出して背中で引っ張っていきたい」と目指す主将像を掲げる。試合での投手への声掛けはもちろん、経験の浅い遊撃手・長岡にも気さくに言葉を掛ける。高津監督も「背中というよりベンチでもすごく声を出すようになりましたし、勝ちたい意欲、チームを助けたい気持ちはすごく伝わってきます」と評価する。過去3度トリプルスリーを達成した強打者。キャプテンとしてもたくましく成長し、球史にまた1つ、確かな足跡を刻んだ。【鈴木正章】

◆ヤクルト山田哲人内野手(29)が、通算250号本塁打を放った。プロ野球史上66人目、球団では池山隆寛(現2軍監督)、バレンティンに続く3人目の快挙となる。▼山田が6回に大貫から今季2号を放ってプロ野球66人目の通算250本塁打を達成した。初本塁打は12年8月10日巨人戦の内海からで、29歳8カ月で到達。30歳を迎える前に250本打ったのは13人目となり、山田は12番目の年少記録。プロ1号を打った巨人戦は1番遊撃で出場した山田だが、残り249本は二塁出場時に記録。二塁を守った試合で250本打った選手はまだおらず、史上初の「二塁手250号」へはあと1本に迫った。

◆ヤクルト・山田哲人内野手(29)が「3番・二塁」で先発出場し、同点の六回、通算250本塁打となる2号ソロを放った。神宮球場に快音を残した。六回、先頭で打席に入った山田がDeNA・大貫の5球目の変化球を捉え、左翼スタンドに勝ち越し本塁打を放った。250本塁打はプロ野球史上66人目。

◆ヤクルト・山田哲人内野手(29)が1―1の六回に左翼席へ2号ソロを放った。これで、史上66人目となる通算250本塁打に到達。球団では池山隆寛、バレンティンに次ぐ快挙で、球団最年少での到達となった。「守備から良いリズムをつくってくれて、その良いリズムで打席に入ることができました。追い込まれていたけど出塁することを意識してコンパクトに打ちました。良い角度で上がってくれました」相手の先発右腕・大貫が投じたフォークボールを捉えた。六回の守備では1死満塁から2番手で田口が登板。1球で二ゴロ併殺打に抑え、ピンチを脱していた。

◆ヤクルト・山田哲人内野手(29)が史上66人目のプロ通算250本塁打を達成した。1-1で迎えた六回、先頭で打席に立つと、カウント1-2からDeNA・大貫のフォークをフルスイング。高く上がった打球は左翼スタンドに飛び込む2号ソロでチームは1点勝ち越した。記録に残る一発を写真で振り返る。

◆ヤクルト・高橋奎二投手(24)は先発し、5回?を投げ5三振を奪うなど5安打1失点だった。同点の場面で降板し、勝ち負けはつかなかった。◆ヤクルト・高橋 「力みが先行してしまいうまくボールを操ることができませんでした。悪いなりに粘ってという気持ちで投げました。野手にも助けられ、最後は(2番手の)田口さんに感謝です」

◆ヤクルトが延長十回無死一、二塁に4番・村上宗隆内野手(22)が右越え二塁打を放ち、今季初のサヨナラ勝ち。連敗を4で止めた。ヤクルトは二回に1点を先制されたが、五回に塩見が右前適時打で同点。六回には山田が左翼席へ2号ソロを放ち、史上66人目となる通算250本塁打。球団では池山隆寛、バレンティンに次ぐ快挙で、球団最年少での到達となった。八回に1点を奪われ、延長戦にもつれたが、最後は4番・村上が勝負強さを発揮し、山田の偉業に花を添えた。先発の高橋は5回?を投げ5三振を奪うなど5安打1失点。その後、田口、石山、清水、マクガフ、梅野とつないだ。勝ち投手は梅野。

◆ヤクルトが延長十回無死一、二塁に4番・村上宗隆内野手(22)が右越え二塁打を放ち、今季初のサヨナラ勝ち。連敗を4で止めた。村上の一問一答は以下の通り。--やりましたね「よかったです。ホッとしてます」--いまの思いは「いつもチャンスで打てずに迷惑かけてるんで、今日はなんとか勝ちにつながるバッティングをしたいなと思って打席に立ったので、それまであんまりよくなかったですけど、なんとか気持ちで打ちました」--どんな思いで打席に立った「なんとか後ろにつないだら勝ちにつながるなと思ってましたし、僕の後ろを打ってくれるバッターが本当に頼もしいのでなんとか後ろにつなごうと必死に打ちました」--打った感触は「自分の中ではホームラン入るかなと思ったんですけど、もうちょっと頑張ってごはん食べます」--今日の試合をどういった思いで迎えた「本当にここ数日なかなか勝てる試合がなく、なんとか打線で援護したいなと思って試合に臨んだんですけど、やっぱり相手もいいピッチャーで打つことができず、なんとか粘って粘って、こうして勝つことができたので。本当に、勝ちたいという思いで試合に入りました」--ファンにメッセージを「やっと神宮で勝つことができました。これからもっともっとこの神宮で勝つことができるように、僕たちチーム全員で頑張りたいと思います。熱いご声援よろしくお願いします」

◆DeNAは打線が畳み掛けられず、連勝が4で止まった。1―2の八回に牧の適時打で追い付いたが、なお2死一、二塁で関根が空振り三振。延長十回2死満塁でも関根が二ゴロに倒れて勝ち越せず、その裏に村上に決勝打を許した。三浦監督は「もう一本が出なかったけど、毎回毎回打てるわけではない」とかばった。勝率は再び5割に戻り「連勝が止まった後、ずるずるいかないよう、もう一度集中してみんなでやっていく」と気を引き締めた。

◆好救援が本拠地初勝利を呼んだ。1―1の六回1死満塁でヤクルト・田口が2番手で登板。それまで2安打を放っていた関根に対し、初球に外角低めのスライダーを投じて二ゴロ併殺打とし、ガッツポーズした。ピンチを脱した〝田口の1球〟に高津監督は「あそこは勝負に出た。しっかりと投げ切ったというところは素晴らしい」と賛辞を惜しまなかった。

◆寒さは関係ない。歓喜のウオーターシャワーを気持ち良さそうに浴びた。ヤクルト・村上宗隆内野手(22)が、2-2の延長十回無死一、二塁でサヨナラの右越え二塁打。5戦目で本拠地初勝利に導いた若き4番は、ナインから手洗い祝福を受けた。「いつもチャンスで打てずに迷惑をかけているので、何とか勝ちにつながる打撃をしたいと思って打席に入った。気持ちで打ちました」簡単な球ではなかった。内角に食い込むピープルズのカットボールに対し、腕をたたんで捉えた。勝利を決めた後は、通算250本塁打を達成した山田と最初に抱擁。「走攻守全てにおいてすごい。全てにおいて超一流」と尊敬する先輩の節目を、勝利を決める一打で彩った。「ホームランになるかなと思いましたけど...。もう少し頑張ってご飯食べます」。お立ち台で笑いを誘った村上。前日には1号本塁打をマークしており、打棒が鋭さを増してきた。

◆サヨナラ負けで連勝が「4」で止まったが、DeNA・三浦大輔監督(48)は「投打ともによく粘ったと思いますし、得点は2点でしたけど形をつくって、もう一歩というところまでいった。(するべきことは)できている」と敗戦にも手応えをにじませた。二回は相手守備の隙をついて、関根が二塁から一気にホームに生還。先発の大貫は6回6安打2失点と粘り、先発陣はこれで5試合連続でクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)をクリアした。2―2の八回2死満塁の守備では代打・青木が放った右中間への飛球を中堅・桑原がダイビングキャッチ。向上を図る「走」「守」で好プレーを随所に見せた。) 「みんな必死。これで崩れることなく、何とか踏ん張れるように」と指揮官。2カード連続の勝ち越しへ〝DeNAらしさ〟を貫く。(横山尚杜)

◆節目の日を劇的勝利で飾った!! ヤクルト・山田哲人内野手(29)が2日、DeNA2回戦(神宮)の六回に2号ソロを放ち、史上66人目となる通算250本塁打に到達した。球団では池山隆寛(現2軍監督)、バレンティンに次ぐ3人目で最年少記録となった。2―2の延長十回には、村上宗隆内野手(22)がサヨナラの二塁打を放ってチームの連敗を4で止め、5試合目で今季の本拠地初勝利を飾った。澄み切った空にアーチを架けた。1―1の六回先頭で、山田が左翼席へ2号ソロ。一時勝ち越しとなる一撃に、神宮の燕党は歓喜した。「ミートすることだけ考えて、しっかり振り切った結果、いい角度がついてくれた。本当に良かった」その表の守備では1死満塁の大ピンチに華麗なボールさばきを披露し、二ゴロ併殺を完成させた。無失点で切り抜け「勢いに乗った」直後の打席で、大貫のフォークボールを一閃。史上66人目となる通算250号のメモリアル弾でチームの連敗ストップ、本拠地初勝利を引き寄せた。250本塁打は球団では池山隆寛、バレンティンに次ぐ3人目、29歳8カ月での到達は最年少記録だ。お立ち台では「すごくうれしいですし、これからもたくさんホームラン打ちたい」とファンに約束。スタンドは幸せそうな笑みに包まれた。小学2年で野球を始めて22年がたった。山田の中で、本塁打の魅力は大きく変わった。幼少期は野球の難しさに「辞めたいと思ったことは何度もあった」。悔し涙を流した日も数知れず。それでも本塁打を放ったときの手の感触、喜びは忘れられなかった。「うれしいというのが素直な感情だった」。野球を続ける原動力、楽しさの源泉。いわば、本塁打は自分のためのものだった。 プロになり、野球が仕事になった。2015年の日本シリーズでの3打席連発、19年の国際大会「プレミア12」決勝(対韓国)での殊勲弾、昨季の日本シリーズ第5戦での同点弾...。一本一本が勝利につながり、「全部が同じぐらい思い出に残っている」と振り返る。いつしか、本塁打は多くの人を笑顔にするためのものに変わっていった。山田は言う。「たくさんの人が喜んでくれるのが魅力。そこがアマチュアのときとは違うところ。練習して良かったな、野球を続けてきて良かったなと思う瞬間がある」。勝利をつかんだとき、本塁打は最高の輝きを放つ。次の目標を聞かれると「勝利に貢献できるプレーをたくさんしたい」と答えた。チームのため、ファンのため、山田はアーチを架ける。(赤尾裕希)◆山田の通算250本塁打にヤクルト・高津監督 「主将として、中心選手としてもっともっとというのは、彼も目指しているところでしょうし、期待しています」

◆ヤクルト・山田哲人内野手(29)が2日、DeNA2回戦(神宮)で通算250本塁打に到達した。父・知規さん(63)は本紙に祝福のメッセージを寄せた。愛息のメモリアルアーチをしっかり見届けた。山田の父・知規さんは大阪府内の自宅でテレビ観戦。「ああいう場面で打つのは大したもの。本当に良かったですね」と目を細めた。自宅の一室には節目の記念球が並ぶ。2012年8月10日の巨人戦(東京ドーム)で放ったプロ初本塁打に始まり、昨年の日本シリーズ第5戦での同点弾まで。昨夏の東京五輪で獲得した金メダルと紫綬褒章も飾られており「昨年帰省したときに持って帰ってきてくれたんです。紫綬褒章なんかなかなかもらえないですから、すごいですよ」と息子をたたえた。小学校高学年のとき、当時住んでいた自宅マンションの駐車場での特訓が日課となった。野球経験のなかった知規さんはバドミントンのシャトルを打つ練習法を考案。プロで12年目を迎えた山田の基礎を築いた。「故障は絶対にせず、楽しく伸び伸びやってほしい。これが一番ですね。ポジティブにやってくれたらいい」と知規さん。通算250本塁打の記念球が、新たな勲章として実家に並ぶはずだ。

◆ヤクルト・山田哲人内野手(29)が2日、DeNA2回戦(神宮)で通算250本塁打に到達した。プロ3年目の2013年から指導するヤクルト・杉村繁打撃コーチ(64)は教え子との〝秘話〟を明かした。杉村打撃コーチは「足が速かったので『広角に打ったら長い間、野球界でやっていけるんじゃないか』と話したのは覚えている」と出会った当時を述懐した。10種類以上のティー打撃で徹底的に鍛え上げたが「こんなに本塁打を打つとは」と吐露。「いいところはいっぱいあるけど、彼の場合は瞬発力と集中力。目いっぱいに体を使ってシンプルに回転する。これは他ではできない」と、大打者たる理由の一端を明かした。

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
710 0.875
(↑0.018)
-
(-)
13541
(+5)
30
(+4)
12
(+3)
1
(-)
0.262
(↓0.011)
0.000
(-)
2
(1↓)
広島
620 0.750
(↓0.107)
1
(↓1)
13547
(+3)
28
(+4)
2
(+1)
5
(-)
0.282
(↓0.025)
0.000
(-)
3
(1↑)
ヤクルト
440 0.500
(↑0.071)
3
(-)
13531
(+3)
30
(+2)
10
(+1)
4
(+1)
0.237
(↑0.007
0.000
(-)
3
(-)
DeNA
440 0.500
(↓0.071)
3
(↓1)
13534
(+2)
38
(+3)
6
(-)
6
(+2)
0.232
(↓0.002)
0.000
(-)
5
(-)
中日
350 0.375
(↑0.089)
4
(-)
13527
(+4)
33
(+3)
6
(+1)
2
(+1)
0.219
(↑0.001)
0.000
(-)
6
(-)
阪神
080 0.000
(-)
7
(↓1)
13524
(+4)
45
(+5)
3
(-)
3
(+1)
0.240
(↑0.009)
0.000
(-)