巨人(☆5対4★)阪神 =リーグ戦2回戦(2022.04.02)・東京ドーム=
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阪神
20010000141000
巨人
21101000X5503
勝利投手:戸田 懐生(1勝0敗0S)
(セーブ:大勢(0勝0敗6S))
敗戦投手:小川 一平(0勝2敗0S)

本塁打
【巨人】坂本 勇人(2号・1回裏2ラン),丸 佳浩(2号・2回裏ソロ),ポランコ(3号・3回裏ソロ)

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◆一発攻勢を見せた巨人が5連勝。巨人は2点を追う1回裏、坂本の2ランで同点とする。続く2回に丸のソロで勝ち越しに成功すると、3回にはポランコのソロでリードを広げた。投げては、2番手・戸田がプロ初勝利。敗れた阪神は、最終回に一打逆転の好機をつくるも、あと一歩及ばなかった。

◆両チームのスタメンが発表された。球団ワースト開幕7連敗中の阪神は、不動の3番打者を欠いた。ここまで全7試合で「3番一塁」を務めたジェフリー・マルテ内野手(30)は、ベンチから外れた。前日の巨人戦では5回裏の守備から交代。矢野監督は「足の張りがあったから」と説明していた。この日の試合前練習には、グラウンドに姿を現さなかった。代わって「3番左翼」に打率3割、チームトップ6打点の糸井嘉男外野手(40)を起用。大山悠輔内野手(27)が一塁、糸原健斗内野手(29)が三塁に入った。前日1日に巨人菅野から安打を放った木浪聖也内野手(27)が「7番二塁」で今季初スタメンとなった。先発は阪神が小川一平投手(24)で、連敗ストップを目指す。巨人は山崎伊織投手(23)。

◆阪神が屈辱の開幕8連敗を喫し、球団ワーストを更新し、セ・リーグワースト記録に並んだ。79年にヤクルトが開幕から引き分けを挟み8連敗しており、43年ぶりに並んだ。球界最長は55年トンボ、79年西武の12連敗。 パワーの前に屈した。今季8試合目で初めて初回先制に成功した直後。先発小川一平投手(24)が、巨人坂本に無死一塁から同点2ランを浴びた。2回には丸、3回にはポランコがソロアーチ。チームは2試合で計6被弾と巨人打線を止められない。小川は「先発投手としての役割を果たすことができず悔しい」とうつむいた。2点ビハインドの9回にはあと1歩まで迫った。制球に苦しむ巨人ドラフト1位大勢から、先頭の代打メル・ロハス・ジュニア外野手(31)、1番近本が四球で出塁。無死一、二塁で初回にバントを決められなかった中野拓夢内野手(25)が犠打を決め、1死二、三塁と同点機を作った。ここで3番糸井嘉男外野手(40)が中前適時打を放ち1点差。さらに1死二、三塁で4番佐藤輝明内野手(23)が打席へ。力ない遊直に倒れると、三塁走者近本が飛び出しており、帰塁できずダブルプレー。まさかの形で試合が終わった。これで首位巨人とのゲーム差は7。阪神がこれまで優勝した年の最大ゲーム差は64年の6・5差で、デッドラインを越えた。開幕7連敗以上したチームはこれまで優勝どころか、Aクラス入りすらない。虎が泥沼から抜け出せない。

◆阪神が屈辱の開幕8連敗を喫し、球団ワーストを更新し、セ・リーグワースト記録に並んだ。79年にヤクルトが開幕から引き分けを挟み8連敗しており、43年ぶりに並んだ。球界最長は55年トンボ、79年西武の12連敗。

◆巨人ドラフト1位の新守護神・大勢投手(22)がプロ野球新記録となるデビューから6試合連続セーブを挙げた。 2点リードの9回に登板。だが制球が荒れ、連続四球などで1死二、三塁から糸井に中前適時打で1点を返された。4番佐藤輝の場面で二盗も決められ、二、三塁と一打逆転の局面。150キロ台の直球を連発し、最後は154キロを内角高めに投げきって遊直にねじ伏せた。さらに三塁走者の近本が飛び出して併殺プレーとなり、ピンチを切り抜けた。「消極的になってしまう走者の出し方だった。スイッチを入れてマウンドに上がっている以上、攻めるしかない」。強いハートで86年の巨人サンチェの5試合連続を上回り、球史に名を残した。2試合連続で失点し、防御率4・50とプロのレベルも体感している。「勉強できるのはうれしいこと。今日は四球で自分らしくなかった。任せてもらっている以上、自分のプレースタイルでいろんな人を魅了したい」と心に刻んだ。

◆育成上がりの2年目右腕・巨人戸田懐生投手(21)が、プロ初勝利を手にした。山崎伊が招いた4回途中、2死一、二塁のピンチの後を受けて登板。阪神糸井を三ゴロに仕留め、ガッツポーズで一塁ベンチに戻っていった。チームはリードを守り切り、初勝利が確定。初のお立ち台に立った若き右腕は、「2年目の戸田懐生です。任されたところを1球1球、全力で投げたいと思います。よろしくお願いします」と詰め掛けたファンに自己紹介した。 東海大菅生では2年時に甲子園に出場も、負傷の影響で中退。一時は通信制高校に通いながら野球から離れた時期もあった。四国IL徳島を経て、20年の育成7位で巨人に入団。ルーキーイヤーで支配下登録とはい上がってきた。昨季は1軍3試合にリリーフ登板。2軍では8勝1敗、防御率3・30の好成績を残していた。負けん気あふれる苦労人が、初白星をつかんだ。▼巨人2番手の戸田がプロ通算5試合目の登板で初勝利。戸田は20年育成ドラフト7位で四国アイランドリーグplus徳島から入団。育成ドラフト出身で勝ったのは、3月31日のソフトバンク大関に次いで26人目。巨人では山口鉄也、星野真澄、土田瑞起、篠原慎平に次いで5人目。育成ドラフト指名順位の7位は、全球団を通じ勝利投手の中で最も下位。これまではロッテ西野の5位が最も低い順位だった。

◆阪神坂本誠志郎主将が開幕8連敗に沈むナインの思いを代弁した。 「8試合勝ててないですけど何か終わるわけじゃない。自分たちのやることに集中するというのをどれだけできるか。監督が言わなくてもみんなやってくれている。それがつ勝つことで形になればいいし、誰だって勝ちたいと思ってる」。自身は3試合ぶりのスタメンマスクで今季初マルチ安打。「2安打はどうでもいいっす。準備はしていますし、みんなもしている。早く1個勝ちたい」と前を向いた。

◆巨人が序盤に逆転に成功して5連勝を飾り、単独首位に浮上した。先発の山崎伊織投手が初回に2点の先制を許したが、その裏にキャプテン坂本勇人内野手が2試合連続となる2号同点2ラン。2回には丸佳浩外野手が決勝の2号ソロ、3回にはグレゴリー・ポランコ外野手が3号ソロ。5回2死満塁では中田翔内野手が押し出し四球を選んで貴重な追加点を奪った。 先発の山崎伊は4回途中3失点で降板したが、2番手の戸田懐生投手が1回1/3を無失点と好リリーフでプロ初勝利。新守護神の大勢投手は1点を失ったがリードを守り切り、プロ野球新記録となるデビューからの6試合連続セーブを挙げた。開幕から3カード連続の勝ち越しを決めた原辰徳監督の主な一問一答は、以下の通り。-坂本がすぐに試合を振り出しにそうね。1番2番でね。あれが大きいでしょうね。今日はバッティングもさることながら尚輝(吉川)の守備力というのがいきましたね。非常にこのところ、存在感が出てきたなって感じがしますね。-中田がいい場面打ちたいところを我慢してあの貴重な四球、打点1、あれは大きいですね。本人はかなりフラストレーションはたまっているだろうけどね、明日、またそれを爆発してくれればね。-2番手戸田がプロ初勝利非常に思い切りのいいピッチャーで、体はそんなに大きくはありませんけどね。ダイナミックに放るという意味で、非常にいいところがでましたね。彼も先発の中で競っていたのでね、そういう意味ではまだまだ非常に可能性の高い投手ですから、我々もあんまり固定観念を持たずに、いいところを伸ばしていきたいと思いますね。-大勢がデビューから6試合連続セーブこのところ苦しんではいるけど、セーブが付くというところがね。なんというか、きれいな形で反省ができるというのがいいんじゃないでしょうか。-山崎伊本来、もう少しできる投手ですね。リズムもスピードも精度も、っていうところじゃないでしょうかね。我々が求めているところは、かなり高い位置で見ていますので、さらに次に期待をしたいですね。-次回登板は1回空けるという形にします。彼も故障明けというのもあるのでね、少し時間をおく、飛ばすというのかな、それがいいのかなという風に思っています。明日は、試合前で変わっていなければ平内がリリーバー要員できます。-5連勝で、明日の阪神戦の先発はドラフト3位赤星前回は赤星に勝ち星をつけることができなかったんでね。なんとかピッチングを早めに点数を取って援護したいと思います。

◆今季初めて3番起用された阪神糸井嘉男外野手が意地を見せた。2点を追う9回1死二、三塁。巨人の守護神大勢の外角フォークに食らいつき、中前適時打で1点差に迫った。 底力を発揮したチーム最年長40歳は「悔しさはあります。なんとか1勝できるように。調子うんぬんじゃなくて...。次勝てるように頑張ります」と声を振り絞った。

◆阪神先発の小川一平投手は4回1/3を5失点で2敗目を喫した。打線が今季初めて初回に先制した直後、坂本に同点2ランを浴び、計3被弾。 5回もたず「先発としての役割を果たすことができず悔しい」と反省した。矢野監督は「ある程度この球場、ソロホームランは仕方ない」とかばいながら「大胆にいきながら丁寧に。言うのは簡単でやるのは難しいけれど、それをやっていかないと勝てない」と指摘した。

◆阪神大山悠輔内野手(27)は開幕8連敗の直後、懸命に言葉を紡いだ。 「自分自身、得点圏の打撃は1つの課題というか、思うところもある。そういった意味では良かったですけど、うーん...という感じですね。やっぱりチームの結果が欲しい。もっともっと、という気持ちが強い」前日1日巨人戦は6点ビハインドから1点差まで追い上げたものの惜敗。試合後は主力選手らで緊急ミーティングの場を持った。一夜明けのデーゲームは「流れが悪い中で先制点が欲しかった」。1回1死満塁、2ストライクから山崎伊のスライダーを拾い、先制の2点打を左翼線へ運んだ。昨季2割5厘だった得点圏打率の改善をテーマに掲げる1年。好機での快音に一定の手応えはある。ただ、勝利に結びつかなければ悔しさだけが残る。「ここで気持ちが落ちてしまったら、もっと悪い方向に行ってしまう。無理やりではないですけど、1人1人が上げていけばチーム全体としても上がっていく。食い止められる力が絶対に必要になる」開幕から8戦連続安打。2戦連続マルチ安打。前夜は9回に1号2ランを決めている。打率3割5分7厘の主砲は今、数少ない希望の光。9連敗阻止へ、次戦も先頭でナインを引っ張る。【佐井陽介】

◆阪神湯浅京己投手が4日ぶりの登板で1回無失点に抑えた。 3-5の8回に5番手で登場。丸、松原、大城を3者凡退に仕留めた。2軍降格したケラーに代わり、矢野監督から新守護神に指名されている右腕は「目の前のことに集中してやるだけ。ファンの方も入って、自分の力に変えられている」ときっぱり。指揮官は「登板が空いていたので」と起用理由を説明した。

◆阪神が79年ヤクルトに並ぶセ・リーグワーストの開幕8連敗を喫した。9回に1点差に迫り、なお1死二、三塁で佐藤輝明内野手(23)。絶好機をつくったが、遊直で三塁走者近本が飛び出し併殺で試合終了となった。3戦連続の1点差と接戦を演じながら、勝てない。さらにマルテが右足コンディション不良で3日に出場選手登録を外れることが決定。不動の3番打者が離脱し、戦況は厳しさを増すばかりだ。勝てない時は運にも見放されるのか。9回に糸井の適時打で1点差に迫り、なお1死二、三塁。同点、逆転を信じた左翼席の虎党のメガホンをたたく音が大きく響き、4番佐藤輝の背中を押した。だが、巨人の新守護神・大勢の内角高め直球に詰まり、力ない遊撃へのハーフライナーに。ギャンブルスタートで飛び出していた三塁走者近本が戻れず、まさかの併殺で8連敗。頭から飛び込んだ近本はしばらく起き上がれず、佐藤輝は両手で頭を抱えた。矢野監督は「そりゃあもう...勝たないとダメなんで。もちろんギャンブルでいっている。こっちの責任で近本は悪くない」と作戦通りだと明かした。この日も序盤から巨人の1発攻勢を浴びた。7回佐藤輝の右翼フェンス直撃の二塁打も、あと数十センチで今季1号になる惜しい当たりだった。5安打で勝った巨人の倍、10安打を放つも3戦連続で1点差で敗れた。不動の「3番一塁」だったマルテが右足コンディション不良で、ベンチ外。矢野監督は「抹消する。期間は空けないと」と3日に出場選手登録を抹消することを明言。前日1日の5回の守りからベンチに下がっていた。ここまで7試合で打率1割5分4厘、本塁打と打点がなくても、昨季22本塁打、71打点のチャンスに強い助っ人の離脱は痛手だ。代わりに日立製作所からドラフト6位で入団した新人豊田を昇格させる。開幕から9日で、いまだ12球団で唯一白星がないまま。セでは43年ぶりでリーグ最多タイの8連敗。ただ、79年ヤクルトは1分けを挟んでおり、8戦8連敗はセで初。敵地東京ドームでの「大阪タイガース」復刻ユニホームは3日が最後。1936年(昭11)の「洲崎の決戦」では1勝2敗だった。宿敵に一矢報いて連敗を止め、5日からの甲子園へ帰りたい。【石橋隆雄】?▼阪神が開幕8連敗。開幕連敗の最長記録は55年トンボ(消滅)と79年西武(2分け挟む)の12連敗だが、セ・リーグでは79年のヤクルトに並ぶワースト記録。同年のヤクルトは1分けを挟んでおり、開幕8戦8敗は02年のロッテが11連敗して以来20年ぶり。セ・リーグでは初めてだ。阪神の過去最大差逆転Vは、64年の6・5ゲーム差。この日の敗戦で首位巨人と7差となり、デッドラインを越えた。

◆阪神3番手の渡辺雄大投手は4試合連続無失点に抑えた。 6回に松原、大城の左打者を仕留め、代打ウィーラーを遊飛。「ビハインドでしたが、自分の仕事を全うすることができてよかったです」。ソフトバンクを戦力外となり、今季から阪神に加入した変則左腕の存在感が増している。

◆巨人の成り上がり右腕・2年目の戸田懐生投手(21)が、プロ初勝利をつかんだ。先発山崎伊の後を受け、1点リードの4回2死一、二塁のピンチで登板。阪神糸井を三ゴロに仕留めた。5回も抑えて、1回1/3を無失点。救援陣がリードを守り切り、初のお立ち台に上がった。東海大菅生(西東京)を中退し、一時は野球を離れた。開幕から7勝1敗、5連勝で単独首位に浮上したチームに若き力が融合している。チャンスを逃すわけにはいかなかった。戸田が持ち前の強気な投球で、阪神糸井に向かった。今季2度目のマウンドは、1点リードの4回2死一、二塁のピンチ。「なかなかチャンスも少なかった。ここでやるしかない」と燃えた。2球目、内角スライダーで詰まらせた。三ゴロで切り抜けガッツポーズ。5回も無失点で抑えると、先輩リリーバーたちが初勝利を届けてくれた。はい上がって、ようやくたどり着いた。甲子園4強入りした東海大菅生を右肘の故障などの影響で中退。地元・愛知に帰り、いったんは野球から離れたが、諦めきれなかった。数カ月後、中学時代に所属した愛知衣浦リトルシニアの島田圭一監督(54)のもとを訪れ、グラウンドを使わせてもらえないか頼んだ。「高卒資格を取ったら話を聞こう」。突き放された。半年間、練習はランニングなどの軽い運動のみで勉強に励んだ。KTCおおぞら高(愛知)で高卒資格を取得。セレクションを実施してくれた独立リーグの四国IL・徳島で再出発することを決めた。「(高校を)最後までやり切れず、すみませんでした」。18年秋、もう1度恩師を訪れ号泣する戸田に、島田監督は「どれだけ強く怒っても全然泣きもせんかったやつが、わんわん泣いて謝りにきた。『じゃあ徳島に行くまで、体を作っていきな。話は終わり』ってね」と、がっちり握手した。浴びた脚光から一転、「野球ができない時が一番つらかった」と暗闇も味わった。プロ入りは育成ドラフト7位。踏ん張って、食らい付いて、初のお立ち台まで来た。「2年目の戸田懐生です! 任されたところで1球1球、全力で投げたいと思います!」と声を張った。マウンドこそ、一番輝ける場所だ。【小早川宗一郎】◆戸田懐生(とだ・なつき)2000年(平12)7月22日、愛知・高浜市生まれ。東海大菅生時代の2年夏には甲子園に出場し、同校初のベスト4入りに貢献した。同校中退後はKTCおおぞら高、四国IL・徳島を経て20年育成ドラフト7位で入団。昨年6月に支配下登録をつかんだ。170センチ、73キロ。右投げ右打ち。?▼巨人2番手の戸田がプロ通算5試合目の登板で初勝利。戸田は20年育成ドラフト7位で四国アイランドリーグplus徳島から入団。育成ドラフト出身で勝ったのは、3月31日のソフトバンク大関に次いで26人目。巨人では山口鉄也、星野真澄、土田瑞起、篠原慎平に次いで5人目。育成ドラフト指名順位の7位は、全球団を通じ勝利投手の中で最も下位。これまではロッテ西野の5位が最も低い順位だった。?▽愛知衣浦リトルシニア・島田監督「初勝利おめでとう。周りの人に感謝して、大事な場面を任される存在になってください」

◆2度目の登板となった巨人山崎伊織投手(23)は4回途中7安打3失点で、プロ初勝利はまたもお預けとなった。 本来の制球力とキレを発揮できず「先発の役割を果たせず悔しい」と反省した。トミー・ジョン手術明けということもあり、3日に出場選手登録を抹消され、20年ドラフト1位の平内が中継ぎ要員で昇格する見込み。原監督は「本来もう少しできる投手。さらに次に期待したい。1回時間をおくのがいいのかなと思っています」と説明した。9日ヤクルト戦(東京ドーム)の先発は、新外国人シューメーカーらが候補に挙がる。

◆阪神が79年ヤクルトに並ぶセ・リーグワーストの開幕8連敗を喫した。開幕連敗の最長記録は55年トンボ(消滅)と79年西武(2分け挟む)の12連敗だが、セ・リーグでは79年のヤクルトに並ぶワースト記録。同年のヤクルトは1分けを挟んでおり、開幕8戦8敗は02年のロッテが11連敗して以来20年ぶり。セ・リーグでは初めてだ。阪神の過去最大差逆転Vは、64年の6・5ゲーム差。この日の敗戦で首位巨人と7差となり、デッドラインを越えた。

◆負けたらアカン! 阪神は1日、今季初対戦の巨人に5-6で敗北。球団ワーストを更新する開幕7連敗となり、データ上、優勝確率は0%となった。「伝統の一戦 ~THE CLASSIC SERIES~」として大阪タイガースのユニホームを着用したが、序盤で勝負あり。打倒・沢村、打倒・川上を合言葉に西の雄として立ち向かった闘志はどこへ-。レジェンドたちが泣いている。流れに任せて袖を通しただけであれば、今すぐユニホームを脱げばいい。プレーボールがかかる直前、胸元のボタンをとめながら、どれほどの選手が〝重く〟感じただろうか。「大阪タイガース」が泣いている。帽子の「O」も「OSAKA」のロゴも-。一回1死、藤浪が坂本に先制ソロを献上。わずか9分。また、後手にまわった。「大きなことを言えることは今はないけど、目の前のことを必死にやっていきます」矢野監督は「必死」だと説明した。開幕から球団ワーストを更新する7連敗。NPB史上、これで優勝した球団はない。優勝確率0%。2月のキャンプ中に予祝として実施した胴上げを実現できるかどうか、最初の伝統の一戦にかかっていた。どんなときでも巨人に勝つ。東京に負けない。いくら暗黒時代やダメ虎といわれようが、その魂は誰もがもっていた。2003年に18年ぶりのリーグ優勝を導いた星野監督もそう。闘将の指導を受けた矢野監督も就任1年目を3位で終えた19年12月、球団納会で「強い巨人を倒すように全力でやっていこう」と約束したが...。 プロ野球草創期の1935年に日本東京野球倶楽部(東京巨人軍)に対抗しようと、大阪タイガースが誕生した。巨人のエース・沢村栄治に景浦将が二刀流として立ち向かった。36年12月、初代日本一を争って現東京・江東区で行われた「洲崎の決戦」。周囲がトタン板で囲われ、木造式の内野スタンドで地盤も不安定。その地でプロ野球初の年度別優勝決定戦が行われた。3連投した沢村に敗北し、虎は強くなった。「物干しざお」と呼ばれたバットを愛用した藤村富美男、土井垣武、別当薫ら強力な攻撃陣で〝ダイナマイト打線〟を形成。反骨心を思い出させてくれるのが、この日の「伝統の一戦 ~THE CLASSIC SERIES~」だった。藤浪は四回までに6失点。糸井、近本の適時打などで反撃を開始し、九回には大山の2ランで1点差に迫ったが、届かず。次戦につながるとはいいがたい、ダメージの大きい黒星。試合序盤から飛ばし、七回まで3失点で投げた菅野は明らかに伝統の一戦を意識していた。昨季は13勝9敗3分けと虎に軍配が上がった。やられたらやり返す。その迫力は相手が完全に勝っていたわけだ。試合後、主力選手だけで緊急ミーティングが行われたもよう。相手の攻略法や一時的な士気だけでは長続きしない。矢野監督が今季限りでの退任を表明して臨む異例のシーズン。先輩たちが築き上げた歴史を汚してはいけない。大阪タイガースとして、東京に勝つ。もう一度、虎の宿命を思い出さなければいけない。(新里公章)

◆巨人のドラフト3位・赤星優志投手(22)=日大=がキャッチボールなどを行い、先発する3日の阪神戦に備えた。右腕は「初回からストライク先行で自分のペースを作って、チームの勝利に貢献できるように。初勝利を目指して頑張ります」と決意を込めた。前回3月27日の中日戦(東京ドーム)は6回5安打1失点と好投したが、勝ち負けはつかなかった。「ピッチャー有利なカウントで甘いボールを捉えられた」と振り返り、「それを減らしていくのと、できるだけ長いイニングを投げられるように」と表情を引き締めた。

◆巨人・坂本勇人内野手(33)が「2番・遊撃」で先発し、0-2の一回に2試合連発となる同点の2号2ランを放った。小川が低めに投じた136キロの変化球に体勢を崩されながらも、左翼席まで打球を運んだ。「(本塁打を放った)昨日の1打席目同様に一振りで仕留めることができました。すぐに追いつくことができて良かったです」と振り返った。

◆阪神・小川一平投手(24)は4回?を5安打5失点で降板した。一回から2点の援護をもらったが、守り切れなかった。直後に先頭の吉川に二塁打で出塁を許すと、坂本に2ランを被弾した。二、三回にもそれぞれソロを浴び、前日1日に登板した藤浪と同様に1試合3被弾という悔しい結果となった。そして3―4の五回に四球と二塁打で1死二、三塁とされたところでベンチからタオルが投げられた。ピンチの場面で2試合連続で救援登板したD3位・桐敷(新潟医療福祉大)は3番の新外国人、ポランコ(前パイレーツ)を直球で空振り三振。岡本和は申告敬遠で勝負を避けて満塁策を取ったが、中田には痛恨の押し出し四球。それでも丸を中飛に打ち取り、1失点でしのいだ。

◆阪神は九回、1点差に詰め寄り、さらに1死二、三塁で佐藤輝明内野手(23)の遊撃へのハーフライナーに三走・近本光司外野手(27)が帰塁できず、まさかの併殺でゲームセット。79年のヤクルト(1分挟む)に並ぶセ・リーグワーストの開幕8連敗となった。試合後の矢野耀大監督(53)の一問一答は以下の通り(観衆3万6485人)。ーーあと一歩「ねえ、そりゃあもう...勝たないとね、えー、ダメなんで」ーーハーフライナーはギャンブルスタート「もちろん、ギャンブルいってるんで。こっちの責任で近本は悪くない」ーー打線全体は「だから初回とかね、もう1点取っておかないとあかんし、取れるところは、後から振り返れば絶対あるんで。そういうところで取り切れていないのも影響してくると思う。2点より3点が必要やったかなと思う」ーー先発の小川はホームランで(2ー0の一回、坂本に同点2ランを浴びる)「晋太郎の時も言ったけど、ある程度、この球場はソロホームランは仕方のない部分ではあるけれど、大胆にいきながら丁寧にというか、言うのは簡単でやるのは難しいけど、やっていかないと本人たちも勝てないし、チームも勝つ方向にはいかない。一平も経験的には浅いので、次どうするかを知っていくことになると思う。チームとしてはもう少し粘り強く、必要なところが、これからあるんじゃないかなと思うけど」ーー桐敷は厳しい場面(2番手で押し出し四球)。湯浅は落ち着いて(5番手で八回に登板し、1回無失点)「厳しいところ投げてるのはわかってるし、それぞれのやれることをしっかりやってくれたんじゃないかなと思います」ーー小川は次回も先発で「終わったばっかりやから」ーー巨人とのゲーム差より、まずは1つ勝つこと「ゲーム差? 関係ない」ーー2軍で青柳が実戦復帰「投げたというのは、もちろん俺も見てたし、状態を上げてね、めちゃめちゃ、急がすのも、できにくいけど。次はイニングをもうちょっと長く投げられるように、状況はできたと思うので、まあまあ投げてからやね」ーーマルテがベンチ外「抹消する」ーー湯浅を八回に「登板があいていたので。まあ堂々と自分のボールを投げれば通用することは確認できたんじゃないかなと」ーーマルテは期間をあけないと「抹消するんだから。あけないと」ーー代わりの野手は「豊田を上げようかなと」

◆3試合ぶりに先発マスクをかぶった阪神・坂本は今季初の複数安打(2本)と課題の打撃で意地を示した。「2安打はどうでもいいッス。打つ方よりも、(失点を)防げるところもいっぱいあった」。3本塁打を浴びた小川の持ち味を引き出せなかったことを反省した主将は「早く1個勝ちたいなっていう思いは、みんな持っている」と前を向いた。

◆巨人D1位・大勢(関西国際大)が開幕から6試合連続セーブを記録した。2点リードの九回に登板。2四球でピンチを招き、糸井の中前適時打で1点を奪われたが、最後は佐藤輝を遊飛に仕留めて併殺とした。デビューから6試合連続でセーブを挙げたのは、1986年の巨人・サンチェの5試合を抜くプロ野球新記録。22歳の守護神は「打線の援護のおかげで何とか失点してもセーブが付いている」と感謝した。

◆巨人・山崎伊が四回途中7安打3失点でプロ初白星とはならなかった。制球に苦しみ一回は大山に2点打を浴びた。4-2の四回、近本に適時打を浴びたところで降板し「先発としての役割を果たすことができずに悔しい」と肩を落とした。右腕の今後について原監督は「故障明けというのもあるので、少し時間をおく」と登録抹消を示唆。代わりに平内を中継ぎとして昇格させる見込み。

◆阪神は、5番手で八回に登板した湯浅が三者凡退に抑えた。初めての東京ドームで「緊張はしたがファンの方も(スタンドに)入って、それ(応援)を自分の力に変えられた」と手応えを強調した。湯浅をケラーに代わる抑え候補に指名している矢野監督は「堂々と自分のボールを投げれば通用するということは確認できたんじゃないか」と、敗戦の中での収穫に挙げた。

◆足の張りで欠場したマルテに代わって3番に入った阪神・糸井が3-5の九回1死二、三塁で中前適時打。巨人の新守護神でD1位・大勢(関西国際大)にプロ19年目の意地をみせた。チームは8連敗となり、「悔しさはあります。(自分の)調子うんぬんじゃなくて...。次、勝てるように頑張ります」。チーム最年長40歳は、自分に言い聞かせるように話した。

◆2年目の巨人・戸田懐生投手(21)が4-3の四回2死一、二塁で登板。糸井を三ゴロに仕留めて1回?無失点でプロ初勝利をマークし「少ないチャンスをつかもうと思っていた。素直にうれしい」とほほ笑んだ。独立リーグの四国IL・徳島から育成ドラフト7位で昨年入団。独特な2段構えのフォームから投げる最速150キロの直球を武器に、1年目に支配下登録を勝ち取った。東京・東海大菅生高では2年夏に甲子園大会に出場したが、右肘のけがで中退。野球を離れた時期もあった。育成ドラフト出身投手が初勝利を挙げるのは、球団では2017年4月19日の篠原慎平以来、5人目だ。原監督は「可能性の高い投手。あまり固定観念を持たず、いいところを伸ばしていきたい」と先発起用にも含みを持たせた。記念のウイニングボールを手に、戸田は「親と関係者の皆さんに伝えたい」と周囲に感謝した。(樋口航)

◆踏んだり蹴ったりや~。阪神は巨人に4-5で敗れ、2002年のロッテ(11連敗)以来20年ぶりの開幕8連敗。首位巨人とのゲーム差は優勝絶望の「7」に広がった。開幕から3番を務めてきたジェフリー・マルテ内野手(30)が右足を痛めて登録を抹消されることになり、さらなる攻撃力低下は必至。誰か、なんとかして~。パンパンに膨らんだチャンスの芽が、一瞬でしぼんだ。まさかの結末で虎が開幕から8連敗を喫して球団ワーストを更新し、矢野監督も厳しい表情を崩さなかった。「勝たないと、ダメなんで。初回とかね、あそこでもう1点取っておかないとあかんし。そういうところで取り切れていないのも影響してくる。2点より3点、というのが必要やった」先制し、追いつかれ、突き放された。それでも打線は九回に糸井の適時打で1点差まで詰め寄り、その後1死二、三塁の大チャンスを作り出した。だが、佐藤輝のハーフライナーは前進守備の遊撃・坂本のグラブに収まり、スタートを切っていた三走・近本が戻れず、併殺で試合終了。指揮官は「ギャンブル(スタートの指示で)いってるんで。こっちの責任で、近本は悪くない」と説明したが、あの手この手を尽くしても、1勝が遠い。デッドラインも超えた。首位の巨人には早くも7ゲーム差をつけられた。これまでの阪神の最大逆転優勝は、大洋と首位争いを繰り広げた1964年の6・5ゲーム差。〝優勝確率0%〟のデータがさらに増え、宿敵の背中が遠くかすむ。矢野監督は「ゲーム差? 関係ない」とファイティングポーズを崩さないが...。2022年シーズンは船出から大嵐に見舞われてしまった。開幕メンバーもいなくなった。前日1日の巨人戦を足の張りで途中交代したマルテが全体練習に姿を見せず、ベンチ入りもしなかった。不安は現実のものとなり、試合後に矢野監督は、右足のコンディション不良のため「抹消する」と明かした。青柳、ガンケルら主力が開幕前にアクシデントに見舞われ、今度はM砲も無念の離脱だ。昨季は128試合で22本塁打、71打点を記録し、今季も7試合を「3番・一塁」でスタメン出場していた。攻撃力の低下という課題もチームにのしかかる。「抹消するんだから。(期間は)空けないと。豊田を上げようかなと」矢野監督はD6位・豊田(日立製作所)の初昇格を明言。ウエスタン・リーグ5試合で打率・308と好調だが、1軍の舞台では未知数な部分も多い。あらゆるピースをはめ込みながら進むしかない。指揮官のタクトも試される。(新里公章)

◆一打出れば同点のチャンスが一瞬にしてゲームセットとなり、悲鳴と歓喜の拍手が球場に入り交じる。逆転を信じてネクストバッターズサークルで待機していた大山は悔しそうな表情で立ち尽くした。「チームの流れが悪い中で、先制点はほしかったので、そういう意味では良かった。良かったけど、やっぱりチームの結果がほしいので、もっともっとっていう気持ちが強いですね」先陣を切って虎を勢いづけたのは背番号「3」だった。一回、安打と四球で作った1死満塁の好機で打席へ。巨人・山崎伊のスライダーを左前へはじき返して先制の2点打とし、塁上で拳を突き上げた。さらに3―4の五回1死では左翼線二塁打でチャンスメークし、2試合連続のマルチ安打。それだけに、九回に打席が回ってこなかったのは、惜しかった。前日1日には3点差の九回2死で一矢報いる2ランを放っていたこともあり、虎党の誰もが主砲の打席に期待していたに違いない。だが、8連敗という事実はもう変えられない。大山もそれを真摯に受け止め、前を向く。「ここで気持ちが落ちてしまったら、もっと悪い方向に行ってしまう。無理矢理ではないけど、一人一人(調子を)上げていけばチーム全体として上がっていくと思う」。大山は開幕から全試合安打中と、虎を鼓舞し続けている。あとはどれだけチーム一丸で戦い続けられるかだ。「143試合と考えたらまだまだ先は長い。いいときもあれば、悪いときも絶対ある。そういうところで(連敗を)食い止められる力は絶対に必要になってくると思うので、一人一人が頑張っていかないといけない」勝利の瞬間が訪れるのを信じ、全力プレーを続ける。(織原祥平)

◆巨人は2日、阪神2回戦(東京ドーム)に5-4で競り勝ち、5連勝で今季初めてセ・リーグ単独首位に立った。「2番・遊撃」で先発出場した坂本勇人内野手(33)が2戦連発となる2号2ランを放ち、打線を牽引(けんいん)。プロ野球が発足した1936(昭和11)年のデザインを模した復刻ユニホームで戦う「伝統の一戦」で、通算長打数を690本に伸ばし、川上哲治を抜いて球団歴代4位とした。左袖にCマークを付けた〝巨人の顔〟が、またしても「伝統の一戦」を彩った。5連勝を引き寄せる一打を放ったのは頼れる主将、坂本だ。「(1号を放った)昨日の1打席目同様に一振りで仕留められました。すぐに追い付くことができて良かったです」2点を先制された直後の一回無死二塁。小川が低めへ投じた136キロのカットボールに体勢を崩されながら、うまくバットに乗せて左翼席まで運んだ。試合を振り出しに戻す2戦連発。この一打で通算長打数を689本とし、川上哲治(688本)を抜く球団歴代4位の数字を打ち立てた。開幕2日前に脇腹を痛め、14年間続けた開幕戦のスタメン出場が途絶えた。しかし、開幕3戦目に復帰すると連日の活躍。五回には肘をたたんで内角球をさばき、左翼へ二塁打。長打を通算690本にまで伸ばした。『伝統の一戦~THE CLASSIC SERIES~』と題して行われている今カード。白地で胸に黒い「GIANTS」の文字が入るユニホームは、プロ野球のリーグ戦が始まった1936年の「東京巨人軍」のデザインをモデルとした復刻版だ。大投手の沢村栄治も着た伝説のユニホームに袖を通した第19代主将は、「歴史を感じながらプレーさせていただきました」と、その重みに武者震い。〝打撃の神様〟と呼ばれ、監督としてV9に導いた川上の記録を超える新たな「歴史」を、記念の試合で刻んだ。 坂本の一発を号砲に、チームは計3本の本塁打攻勢で5連勝、開幕から3カード連続での勝ち越しを決めて単独首位に立った。「早いイニングで勝ち越すことができたのが大きかった。勇人(の一発)も効いていますね」と原監督。伝統球団の中心には今、背番号6がいる。(鈴木智紘)

◆一回、大山のタイムリーで2点を先制。ヨシヨシ、幸先いいぞ。そろそろ初勝利だな、と思ってコーヒーをいれに行った。戻ってきたら、もう同点になっていた。あとの展開は、ご存じの通りである。阪神が負けると、読者の方から編集局にかかってくる〝ご意見〟の電話の数が増える。「矢野を辞めさせろ!」。そんなこと言われても、サンスポに矢野監督を辞めさせる権限はない。「タイガースを何とかしろ!」。あいにくサンスポはタイガースとは別会社なので、何とかしたくても、どうしようもない。勝った方が楽しい紙面を作ることができるからサンスポも毎日、阪神の勝利を心の底から願っている。負けた日の紙面を作るのは悲しく、辛い。だから、編集局に電話して苦々しい思いをぶちまけたい気持ちはわかります。が、チームを口汚くののしるような〝ご意見〟をとうとうとお話になるのは、ご容赦願いたい。タイガースを愛する人間として心が痛む。ヤジや罵詈雑言は、テレビの前での独り言だけにしていただきたいと思う。まぁ、こんなときは競馬でもやろうじゃないですか。ちょうどきょうはGⅠ・大阪杯で、サンスポの1面もそれである。断トツ人気のエフフォーリアが強いのは否定しない。なにしろデビュー以来1度しか負けたことがないんだから。だけど、先週のGⅠ・高松宮記念で1番人気のレシステンシアは6着。1番人気が必ず勝つわけじゃない。 小欄が気になるのは、エフフォーリアの芝2000メートルの持ち時計が1分57秒9というところだ。遅くはないし、土曜日の阪神競馬を見ていても、高速馬場という感じでもない。さらに日曜日はサラッと雨が降る予報なので、なおさら高速決着にはならないだろう。だが、もし逃げ馬ジャックドールがぶっ飛ばして、レコードタイムが出るような決着になったら?ちなみにジャックドールが前走の金鯱賞でマークした勝ちタイム1分57秒2は、阪神競馬場の芝2000メートル(3歳以上)のレコードタイムと同じ。よし、決めた。ジャックドールの単複で勝負しよう。おっと、その前に、先週の高松宮記念を勝った8番人気・ナランフレグに◎を打っていたレース部の当番デスク・鈴木康之の意見を、念のために聞いておくか。「荒れないと思うのですが、一方でマークがキツくなるだろうな...とも思うんですよ。それでアカイイトに◎を打ったんですけどね。先行勢がゴール前で苦しくなったときに、ズバッと突っ込んでくるイメージです」なるほど。でも、阪神の内回りコースだぞ? 差しや追い込みは決まりづらいと思うけどなぁ。と、現実逃避している間に負けてしまった。巨人はオープン戦ではヤクルトと並んで最下位だったのに、開幕してみればD1位・大勢(関西国際大)らがチームに新しい風を吹かせて、イキイキと5連勝。うらやましすぎる。かたや阪神は開幕8連敗。しかもマルテが抹消と踏んだり蹴ったりだ。当番デスク席の牧慈に意見を求めたところ、巨人担当しかしたことがないので「俺も8連敗は経験ないなぁ」だと。小欄はオリックス担当だった2007年に10連敗を経験した。その後、1勝して、さらに6連敗だ。その後、どうなった? 引き分けを挟んで7連勝。禍福はあざなえる縄のごとし。白星がドバドバ出る日が、きっとやってくるさ。きっと...。

◆「猛虎小学校の皆さ~ん、国語の授業ですよ! 今日、勉強するのは四字熟語です。開幕からまだ勝利のない阪神に、決してあきらめないで立ち向かってもらう、激励の四字熟語を送りましょう! え~と、ヒントは数字の『七』と『八』が入ります。ハイ分かった人?」「ハイ! 簡単です。『七転八倒』でーす!」「アホか!! 『七転八起』やろが!! 七転八倒って、これ以上苦しませてどないすんねん!! あ、失礼しました。先生、熱狂的な虎党なんでつい興奮してしまって...。七転八起の精神で頑張ってもらいましょうね!」「えー? 7連敗で止まらず8連敗だから七転八倒じゃないですかー!!」「黙れー!! お前は巨人ファンかァ? いくら小学生だからってな...」ブッブーッ!!教育上これ以上はお届けできません。しかし、連日同じ様にホームランでやられて...(涙)。開幕セ・リーグ連敗タイ記録だし、小学生の気持ちもわかります~!第3戦せめて不名誉な新記録の「9」を阻止すべく『九死一勝(生)』の四字熟語を虎に送るのだ!!

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
710 0.875
(↑0.018)
-
(-)
13541
(+5)
30
(+4)
12
(+3)
1
(-)
0.262
(↓0.011)
0.000
(-)
2
(1↓)
広島
620 0.750
(↓0.107)
1
(↓1)
13547
(+3)
28
(+4)
2
(+1)
5
(-)
0.282
(↓0.025)
0.000
(-)
3
(1↑)
ヤクルト
440 0.500
(↑0.071)
3
(-)
13531
(+3)
30
(+2)
10
(+1)
4
(+1)
0.237
(↑0.007)
0.000
(-)
3
(-)
DeNA
440 0.500
(↓0.071)
3
(↓1)
13534
(+2)
38
(+3)
6
(-)
6
(+2)
0.232
(↓0.002)
0.000
(-)
5
(-)
中日
350 0.375
(↑0.089)
4
(-)
13527
(+4)
33
(+3)
6
(+1)
2
(+1)
0.219
(↑0.001)
0.000
(-)
6
(-)
阪神
080 0.000
(-)
7
(↓1)
13524
(+4)
45
(+5)
3
(-)
3
(+1)
0.240
(↑0.009
0.000
(-)