1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 8 | 1 | 1 |
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 |
勝利投手:ロメロ(1勝0敗0S) 敗戦投手:小笠原 慎之介(0勝1敗0S) 本塁打 |
中日戦チケット予約 | DeNA戦チケット予約 |
◆DeNAは3回表、牧の2ランで先制に成功する。そのまま迎えた5回には、1死二塁から楠本の適時打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・ロメロが8回3安打無失点の快投で今季1勝目。敗れた中日は、先発・小笠原が力投を見せるも、打線が援護できなかった。
◆バンテリンドームの公式戦通算本塁打数はここまで1998本で、球場通算2000本まであと2本。公式戦1号は97年4月4日の立浪で、1000号は08年4月6日の中村紀だった。2000本目も中日選手から生まれるか。
◆中日の本拠地開幕戦を西武、巨人、オリックスで活躍した清原和博氏(54)が観戦に訪れた。試合開始30分以上前にバックネット後方の特別室に入室。気づいたファンが写真を撮るなど、一部観客がざわついた。「名古屋の皆さんが(立浪監督へ)誰よりも拍手が多かった。本当に12年間待たれていたんだなと(思った)。本拠地開幕戦に自分自身を呼んでいただき、監督も自らあいさつに来てくれたり本当に感謝しています」と、代表取材に応えた。同氏は、PL学園時代の立浪和義監督(52)の2学年先輩。2月の沖縄キャンプも訪問し、後輩の立浪監督、片岡2軍監督を激励し、石川昂、鵜飼らを直接指導した。指揮官として公式戦に挑む後輩の姿を目の当たりにし「出ている気迫、目つきが違っていた。ある意味、選手時代よりそういう(オーラを)感じました」と感服。本拠地初勝利に「立ち会いたい」と、試合観戦を続けた。
◆中日本拠地開幕戦のオープニングセレモニーが盛大に行われた。チアドラゴンズ2022のダンスが披露されると、センター106ビジョンにオープニングタイトルが表示。暗転後には本拠地では初となるレーザーマッピングによる演出が行われ、カウントダウン後には、ビジョン前でのスモーク噴射がド派手に行われた。中日のコーチ、選手らがマウンド後方に1人ずつコールを受け整列。最後に今季から指揮を執る立浪和義監督(52)が登場すると、本拠地初采配でもありスモーク、大音響の音玉による演出が加えられた。
◆DeNA大田泰示外野手(31)が、移籍後初スタメンとなる「6番左翼」でスタメン出場する。 クリーンアップは2試合連続で3番佐野、4番牧、5番宮崎。7番には遊撃で大和を起用し、捕手は山本が今季初スタメン出場する。
◆愛知県出身でモデル、タレントとして活躍する生見愛瑠(ぬくみ・める)が、中日の本拠地開幕戦の始球式を務めた。「めるる」こと生見愛瑠は、誕生日に合わせた36番のユニホームを羽織り、マウンドへ上がると、DeNA桑原に投球。45キロを計測した球は、打者の背中側に大きくそれた。人生初のプロ野球始球式を務め「あっという間でしたけど、すごく楽しかった。お客さんも盛り上がってくれて楽しかった」と興奮気味に話した。
◆DeNA牧秀悟内野手(23)が、2試合連発となる先制の2号2ランを放った。3回2死一塁、カウント2-1から、中日小笠原の145キロの直球を右翼ポール際に運んだ。試合開始前の時点で、バンテリンドームの公式戦通算本塁打数は1998本で、球場通算2000本塁打に王手をかけた。
◆DeNA大和内野手(33)が、審判への侮辱行為で退場した。2点リードの4回1死、フルカウントからの内角のカーブを見逃し三振した際に、侮辱行為ととられる動きがみられ、退場を宣告された。
◆DeNA三浦大輔監督(48)が、山本への判定に球審に抗議した。4回2死、2ストライクから内角へのカーブが山本の足に当たったが、避ける行為がみられなかったと判断され、ボールと判定された。三浦監督はベンチを飛び出し、敷田球審に抗議したが、判定は覆らず。山本はベンチで治療後に打席に向かって、遊ゴロに凡退した。その直前には、見逃し三振した大和が審判への侮辱行為で退場を宣告され、球審に状況確認に向かった。
◆DeNAが中日に快勝し、今季初勝利を挙げ、連敗を3で止めた。 3回に4番牧が2試合連続となる2号2ランを放ち、2点を先制。5回には楠本が適時打、9回には宮崎の犠飛でダメを押した。守っては、昨季4戦3勝の竜キラーの先発ロメロが8回無失点と好投。9回は三嶋が無失点で締めた。ロメロはヒーローインタビューで「球場に足を運んでくれたファンに感謝します。まだまだ試合が残っているので、これからも勝てるように頑張りたいです」とコメントした。
◆DeNA大和内野手(34)が、中日1回戦(バンテリンドーム)の4回に審判への侮辱行為で退場した。 2点リードの4回1死、フルカウントから内角のカーブを見逃し三振した際に、バットで地面に線を引いた行為が侮辱行為と取られた。三浦監督は「誤解を招くことだったので、本人も反省しています。明日から頑張ってくれると期待しています」と話した。
◆DeNAフェルナンド・ロメロ投手が、竜キラーの本領を発揮した。 昨季、対中日は4戦3勝、防御率0・66と好相性。28日の練習後に「明日で4勝目になるだろう」と予告した通りに8回無失点の好投でチームを今季初勝利に導いた。「イニング間に山本とコミュニケーションを取れたのが、いい結果につながった」とコンビを組む山本との共同作業に満足。三浦監督は「役割を果たしてくれた」と評価した。
◆中日立浪和義監督(52)が打順と守備位置を大幅変更して本拠地開幕戦に臨んだが、0-4で就任初の完封負けを喫した。 3番にベテラン大島を入れ、13年目で初めて左翼起用。中堅岡林、右翼根尾の強肩コンビを配置した。打順も開幕から5番を託した木下を7番に降格。昨季ロメロに5打数3安打の根尾に6番に入れたが、打線は先発ロメロに8回まで3安打無得点。9回は三嶋に締められた。「(大島、岡林の)1、2番は動かしたくなかったが、クリーンアップが1人足りない。根尾の肩はスタメンで生きる。岡林も守備範囲が広い」。開幕直前に高橋周が左足首捻挫で離脱した。ディフェンスを重視する一方で、3番は19年から2年連続最多安打の大島に託した。だが、新主軸3人での安打は、阿部の1本だけに終わった。ミスタードラゴンズの本拠地初采配に2万8088人が来場。「せっかく応援に来ていただいて申し訳ない」と謝罪も口をついた。「速い球がある。逃げずに向かっていって欲しい」。初連勝を逃した指揮官は、30日に初登板初先発する高橋宏に本拠地1勝目を託した。【伊東大介】
◆「THE・ハマの4番」の仕事だった。DeNA牧秀悟内野手(23)が、2戦連発となる先制の2号2ランで、チームに今季初勝利を運んだ。 3回2死一塁。中日小笠原の145キロの直球をバットに乗せるように、右翼ポール際へたたき込んだ。「1球で仕留めることができて良かった」と一振りで決勝点を刻み、三浦監督から「4番の仕事をしてくれた」と称賛された。リプレー映像のような放物線だった。23日に日本テレビ系で放送された「中居正広の3番勝負!レジェンドとガチ対決SP」に出演。東京五輪で金メダルを獲得した女子ソフトボールの後藤希友から放ったアーチを連想させたが、右打ちはキャンプから磨き続ける技術。「練習でもあまりなかったですけど、実戦でああいうふうに打てた」と確かな手応えを感じた。あの日の悔しさもバットに込めた。逆転負けした27日の広島戦では、堂林の遊ゴロで二塁ベースに入った牧の一塁への送球がそれ、併殺を奪えず。ピンチが広がって、開幕3連敗を喫した。「あれが試合を動かしたといっても過言ではないので。本当に悔しい試合でしたけど、マイナスではなくプラスに」と糧にし、結果で"反撃"した。牧の1発でバンテリンドームの公式戦通算本塁打数を1999本とし、大台に王手をかけた。昨季は新人初のサイクル安打を達成するなど、数々の記録を残した"メモリアル男"。30日の同戦でメモリアルアーチを刻み、マリオカートをプレーするYouTube「サワヤンゲームズ」で発される「デスターシャ」のパフォーマンスを決める。【久保賢吾】
◆DeNA大和内野手(34)が、中日1回戦(バンテリンドーム)の4回に審判への侮辱行為で退場した。2点リードの4回1死、フルカウントから内角のカーブを見逃し三振した際に、バットで地面に線を引いた行為が侮辱行為と取られた。三浦監督は「誤解を招くことだったので、本人も反省しています。明日から頑張ってくれると期待しています」と話した。
◆DeNA・大和内野手(34)が四回、見逃し三振に倒れた後に退場を宣告された。敷田球審は「侮辱行為のため退場とします」と場内に説明した。直後に三浦監督が納得のいかない表情で球審に詰め寄るも判定は変わらず。さらに、続く山本の3球目が膝に当たるも、避けていないとして判定はボールに。三浦監督が立て続けに詰め寄るも、またも判定は変わらず、山本は治療の後に打席に戻り、遊ゴロに倒れた。大和に代わって、その裏から柴田が遊撃に就いた。
◆レーザーマッピングなどを用いたド派手なオープニングセレモニーで後押しされ、立浪竜がホーム・名古屋での戦いをスタートさせた。〝もう一人の開幕投手〟に選ばれたのは小笠原だ。一回にDeNAの先頭・桑原に右翼線二塁打を浴びていきなりのピンチを迎えたが、楠本をインハイへのチェンジアップで空振り三振に、佐野も144㌔直球で中飛に抑えた。牧には四球を与えたものの、続く宮崎を二ゴロに仕留め、無失点でスタートした。だが、手痛い一発を食らったのは三回だった。2死一塁で激突した4番・牧に、外角低めに投じた145㌔を右翼ポール際へ、力で運ばれた。左腕は苦笑交じりに首を傾げる。続く五回も1死から、1番・桑原、楠本の連打で追加点を献上した。昨季は自身初の規定投球回に到達し、白星も自己最多の8個。将来のエース襲名に向けて軌道に乗った。今季はさらなる進化を期すプロ7年目。その初戦は、開幕カード3連敗を喫したベイ打線の意地に苦しめられた。「とりあえず、ようやくスタート切れた段階なので、ここから頑張ります」立浪新監督は巨人との開幕カード3連戦の3戦目(27日、東京D)で指揮官として最初の白星をつかんだ。宿敵巨人相手に許されない3連敗を阻止し、自宅に飾る記念の白球を手にすれば、安ど感が生まれた。勢いをつけて臨むホーム6連戦。13年間待ちわびた現場復帰を祝し、ホームに詰めかけてくれる多くの竜党の前での勝利が、早くほしい。(須藤佳裕)
◆DeNAは先発のフェルナンド・ロメロ投手(27)が8回3安打無失点と好投し、チームに今季初勝利をもたらした。三回に4番・牧が先制の2号2ラン、五回には楠本が左前適時打を放ち逃げ切り、連敗を3で止めた。これぞ、4番の一撃。DeNAの牧が三回、2死一塁から逆方向となる右翼席へ先制2ランを運んだ。「後ろにザキさん(宮崎)がいたので、とにかくつなぐ気持ちで打席に向かった。一球で仕留めることができよかった」小笠原に対して、カウント2―1からの4球目、外角低めの145キロを逆らわずに右方向へ。舞い上がった打球はそのまま竜党で埋まった右翼席へ吸い込まれた。チームは苦しい助っ人事情が続く。昨季から3年契約を結んだソトに続いて、オフにはエスコバー、ロメロ、オースティンといずれも複数年で契約を更新したDeNA。12球団で唯一、開幕時に全外国人選手が不在だった昨季の反省を踏まえ、今季はピープルズを加えた来日2年目以降の5選手はキャンプ初日から顔をそろえたが、ソトが右手首、オースティンが右肘を痛め、開幕直前にリハビリ組に合流した。三浦監督は2人の復帰時期について「まだもうちょっと」と明かした。実戦復帰後も、ファームで試合出場をした後の1軍昇格を見込んでおり、まだ当面は〝純国産打線〟での戦いが続く見通し。苦しい状況の中で、今季から4番に座るハマの和製大砲が、意地の一発を放った。
◆中日は本拠地開幕戦で打線が散発3安打に抑えられて完封負け。試合後の立浪和義監督(52)の主な一問一答は以下の通り。――ロメロに対して8回3安打無得点と苦しんだ「確かにツーシームと両サイドに曲がり球があるから右(打者)も左(打者)も非常にイヤな投手だとは思うんですけど、ただ、やっぱりこっち(内角)は〝ケンカ〟しても打てないので、次はもう少し徹底してやっていかないと。なかなか力がある投手なので」――打線は1番・岡林、3番・大島など入れ替えた「クリーンアップがどうしても足りない状態なので、しばらくは相手投手と選手の状態を見ながらやっていくしかない。本当は(1番の)大島、(2番の)岡林というところは動かしたくないんですけど、3番がなかなか一人足りないので、こういう形になっていきます」――外野は左翼・大島、中堅・岡林、右翼・根尾で臨んだ「根尾の肩というのは、スタメンで出すのであれば非常に生きるのかなと思って、岡林も守備範囲が広いし、大島も左翼はできるので、そういう配置でいった」――今季まだ無安打の木下の打順を5番から7番に「まだ1本出ていないのでね、きょうは打順を下げたんですけども(今後は)6、7番あたりになるのかなという感じですね」――小笠原は7回6安打3失点「立ち上がりはよかった。ピンチはあったんですけどボールも走っていましたし、7回3失点といえば投手の責任ではないので、打つ方がもう少し何とか先に点を取ってやれば変わった展開になったと思うので。(今季)初登板にしては本当に(よかった)。(三回の牧の)ホームランは痛かったんですけど、いい投球はしてくれたんじゃないかなと思います」――PL学園高の先輩の清原和博氏が観戦に訪れ、試合前にあいさつをしたと「本当にあいさつ程度で、試合前だったので『頑張ってくれよ』という感じで」――本拠地開幕戦で2万8088人が詰めかけたなかで采配をして「采配する、サインを出すところもなかった。こうやって打てないゲームというのはせっかく応援に来ていただいた方に申し訳ないと思いながら、すぐには(うまく)いかないと思いますけど、打つ方がよくなっていくと思うので根気よくやっていかないといけないなと思います」
◆中日は本拠地開幕戦を迎え、立浪和義新監督(52)にとって初のホーム公式戦での采配となったが、勝利を挙げることはできなかった。〝開幕投手〟を託した小笠原は三回に相手4番・牧に右翼ポール際へ先制2ランを被弾。五回も1点を失ったが、7回6安打9奪三振1失点と粘りの投球を披露した。一方、打線は昨季4度の対戦で3つの白星を献上しているロメロに苦戦。七回までは単打2本に抑えられ、チャンスも三回に相手失策をきっかけにして三塁を踏めた一度だけ。八回に先頭・石川昂の四球と代打・山下の中前打、1死後に京田が死球で出塁し、一発出れば逆転という満塁の絶好機を作ったものの、大島が空振り三振、頼みのビシエドも投ゴロに倒れて逸し、球場にはため息が充満した。高橋周が「左足関節内反捻挫」で開幕直前に離脱し、構想に入れていた3番は不在。開幕カードで組んだ大島と岡林の順の1、2番コンビは理想だが、この2カード目は1番から岡林、京田、大島の順に入れ替え。指揮官は「クリーンアップがどうしても足りない状態なので、しばらくは相手投手と選手の状態を見ながらやっていくしかない。3番が一人足りないので、こういうかたちになっていきますけど」と説明し、試行錯誤は続く。本拠地開幕戦の入場者には「立浪和義監督 公式戦名古屋初采配試合観戦証明書」がプレゼントされたが「采配する、サインを出すところもなかった。こうやって打てないゲームというのはせっかく応援に来ていただいた方に申し訳ない」と散発3安打で無得点の拙攻を謝罪。一方で「すぐにはいかないと思いますけど打つ方がよくなっていくと思うので、根気よくやっていかないといけないなと思います」と打撃力良化を誓った。
◆〝竜キラー〟ぶりは今年も健在だ。DeNAのフェルナンド・ロメロ投手(27)が今季初先発し、8回を3安打無失点、5奪三振と好投。チームに今季初勝利をもたらした。「一番良かったのは勝ったこと。早いカウントからストライクを取れたので、楽にピッチングできた」来日1年目の昨季、中日戦は3勝0敗、防御率0・66。登板前日に「4勝目になるだろう」と予言した右腕が、有言実行だ。真骨頂の打たせて取る投球で凡打の山を築き、3―0の八回1死満塁のピンチでは大島を空振り三振、ビシエドを投ゴロに。無失点で切り抜け、雄たけびを上げた。昨季は14試合の登板で5勝3敗。飛躍を期待させる好投を見せ、敵地バンテリンドームのファンを沈黙させた。
◆中日・立浪監督にとってホーム公式戦での初采配だったが、零封負け。散発3安打に抑えられ「采配する、サインを出すところもなかった。打てないゲームというのはせっかく応援に来ていただいた方に申し訳ない」と悔しがった。球場にはPL学園高の先輩の清原和博氏も来場。春季キャンプで訪問を受けた際には若手選手にも声をかけてもらっていただけに、「もう少し活発に打つところを見ていただきたかった」と話した。
◆〝竜キラー〟ぶりは今年も健在だ。DeNAのフェルナンド・ロメロ投手(27)が今季初先発し、8回を3安打無失点、5奪三振と好投。チームに今季初勝利をもたらした。「一番良かったのは勝ったこと。早いカウントからストライクを取れたので、楽にピッチングできた」来日1年目の昨季、中日戦は3勝0敗、防御率0・66。登板前日に「4勝目になるだろう」と予言した右腕が、有言実行だ。真骨頂の打たせて取る投球で凡打の山を築き、3―0の八回1死満塁のピンチでは大島を空振り三振、ビシエドを投ゴロに。無失点で切り抜け、雄たけびを上げた。昨季は14試合の登板で5勝3敗。飛躍を期待させる好投を見せ、敵地バンテリンドームのファンを沈黙させた。
◆頼りになる!! DeNAは29日、中日1回戦(バンテリンドーム)に4―0で快勝。今季から4番を務める、2年目の牧秀悟内野手(23)が、三回に2試合連発となる決勝の2号2ランを放った。進化が止まらないハマの新主砲は、三浦大輔監督(48)に就任1年目の昨季よりも5試合早く、今季1勝目をプレゼントした。〝2年目のジンクス〟は、この男には無縁だ。0―0の三回2死一塁。4番・牧が竜党で埋め尽くされた右翼席へ、2試合連発となる2ランを突き刺した。「打った瞬間、入るんじゃないかというぐらい捉えられた。甘い球は1球だけだったので、逃さずに打つことができた」) カウント2―1。相手先発、小笠原が投じた、145キロの外角直球をすくい上げた。自ら調子のバロメーターと語る右方向への打球は、グングンと伸びて右翼ポール際にズドン。風格たっぷりに、ダイヤモンドを一周した。昨季からの成長を見せた。中日・小笠原に1年目は打率・182(11打数2安打)と封じ込められた。「1年間、対戦したことでイメージができたし、いい準備ができた」。プロ入団後、対戦した投手の特長などメモすることを始めた。ノートは既に3冊。戦いの〝足跡〟が、進化につながっている。
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
広島 |
4 | 0 | 0 | 1.000 (-) | - (-) |
139 | 31 (+3) | 16 (+2) | 1 (-) | 2 (+1) |
0.331 (↓0.026) | 0.000 (-) |
2 (1↓) |
ヤクルト |
3 | 1 | 0 | 0.750 (↓0.25) | 1 (↓1) |
139 | 23 (+3) | 13 (+5) | 7 (-) | 2 (-) |
0.292 (↓0.008) | 0.000 (-) |
2 (1↑) |
巨人 |
3 | 1 | 0 | 0.750 (↑0.083) | 1 (-) |
139 | 21 (+5) | 17 (+3) | 4 (+1) | 1 (-) |
0.263 (↓0.051) | 0.000 (-) |
4 (-) |
中日 |
1 | 3 | 0 | 0.250 (↓0.083) | 3 (↓1) |
139 | 14 (-) | 20 (+4) | 3 (-) | 1 (-) |
0.210 (↓0.031) | 0.000 (-) |
4 (1↑) |
DeNA |
1 | 3 | 0 | 0.250 (↑0.25) | 3 (-) |
139 | 18 (+4) | 28 (-) | 4 (+1) | 1 (+1) |
0.248 (↓0.004) | 0.000 (-) |
6 (1↓) |
阪神 |
0 | 4 | 0 | 0.000 (-) | 4 (↓1) |
139 | 10 (+2) | 23 (+3) | 1 (-) | 2 (+1) |
0.225 (↑0.009) | 0.000 (-) |
コメント