広島(☆3対2★)阪神 =リーグ戦1回戦(2022.03.29)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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阪神
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広島
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勝利投手:矢崎 拓也(1勝0敗0S)
敗戦投手:ケラー(0勝2敗0S)
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◆広島が劇的なサヨナラ勝利。広島は3回裏、小園の適時打で1点を先制する。その後逆転を許して迎えた9回には、1死満塁の好機から西川の2点適時打が飛び出し、試合を決めた。投げては、4番手・矢崎が今季初勝利。敗れた阪神は、4番手・ケラーが誤算だった。

◆カブス鈴木誠也外野手(27)が古巣広島の本拠地開幕戦前に、バックスクリーンに映し出された映像でビデオメッセージを送った。「お久しぶりです。鈴木誠也です。無事、シカゴ・カブスに入れました。これから若い選手たちが躍動すると思いますので、応援よろしくお願いします。選手のみなさん、ケガのないようにがんばってください」 鈴木は12年にドラフト2位で広島から指名され、入団。21年まで9年間カープで汗を流した。メッセージの最後には「野間、しっかりやれよ」と2学年先輩だが、仲の良い野間にゲキを飛ばした。

◆広島菊池涼介内野手(32)が3回無死一塁で犠打を決め、NPB史上8人目の300犠打を達成した。32歳での達成は、20年今宮健太(ソフトバンク)の28歳11カ月、95年川相昌弘(巨人)の30歳7カ月に次ぐ3位の年少記録となる。また通算112本塁打の菊池涼はセ・リーグ初となる100本塁打&300犠打を果たした。過去に100本塁打と300犠打の両方を達成したのは伊東勤(西武=156本塁打、305犠打)だけ。菊池涼は伊東に次ぎ2人目で、セ・リーグでは初めてとなった。前カードの26日DeNA戦(横浜)ではチームがセ・リーグ初の開幕から2戦連続2桁得点を記録。チームの勢いに続き、偉大な記録を打ち立てた。▼通算300犠打=菊池涼(広島) 29日の阪神1回戦(マツダスタジアム)の3回、投手前へ送りバントを決めて達成。プロ野球8人目。広島の選手では初めて。初犠打は12年7月4日の阪神10回戦(松山)。

◆阪神が29イニングぶりに得点を記録した。 1点を追う6回、無死満塁のチャンスから、糸井の二塁への内野ゴロの間に同点に追いついた。開幕戦の25日ヤクルト戦(京セラドーム大阪)の4回以来となる得点で、1死二、三塁からは大山の左犠飛で勝ち越した。大山は今季初打点。

◆阪神大山悠輔内野手(27)がまた快音を響かせた。2回2死の第1打席。広島九里の内角135キロをはじき返した。左前へ運び、これで開幕から4試合連続安打。昨季13勝で青柳と並び最多勝を受賞した右腕とは、昨季10打数3安打、1本塁打で、相性の良さは22年も健在だ。6回1死二、三塁では勝ち越しの左犠飛を放ち、仕事を果たした。 ヤクルトに開幕3連敗を喫し、広島遠征に乗り込んだ。重苦しいムードは否めない。そんな中、試合前に円陣で訴えた。「開幕3連戦はああいう形でしたけど、まだまだ始まったばっかりです。前を向いて全員で一丸となって、頑張っていきましょう! さあいこう!」今季プロ6年目の27歳。昨季は主将を務めた。自身より年下の選手が増えてきたチーム。主力としての自覚を胸に刻み、今季も背中で引っ張る。オープン戦は打率1割9分6厘と苦しんだ。佐藤輝に4番を譲り、この日も7番起用。今季は本職に三塁に加え一塁、左翼にも挑戦。シーズンに入っても、試合前にはノックで忙しく各ポジションを回る日もある。「時間は限られている。1年間戦えるようにしっかり準備したい」。常に準備を重ねてきたからこそ勝負どころで力を発揮できる。苦しい船出は経験済みだ。2年前は開幕後、10試合で2勝8敗。大山も開幕ベンチスタートだった。その後、調子を上げてスタメンに加わり、7月に月間8本塁打。同月、チームも14勝8敗2分と盛り返した。今季も背番号3が、逆襲の象徴となる。【中野椋】

◆阪神がまたも課題の救援陣が崩れ、逆転サヨナラ負けを喫した。今季初勝利がかかったゲームは、1点リードで9回へ。守護神カイル・ケラー投手(28)が1死満塁のピンチを招いて降板。首脳陣は湯浅京己投手(22)を投入したが、西川に2点タイムリーを浴びた。阪神は開幕戦で最大7点をリードしながらリリーフ陣が崩れて逆転負けを食らっていた。これで開幕4連敗。95年以来27年ぶりの屈辱にまみれた。矢野燿大監督(53)は交代を告げたケラーについて「空振りもね、取れるボールがないし、どうしても1人に対する球数も増えてきてしまっているので。状態的にはやっぱりまだしんどいかな、というところで代えた」と語り、「後ろ(抑え)っていうのは外す」と明かした。▼阪神の開幕4連敗は95年に5連敗して以来、通算8度目。86年までの4度は巻き返して最終的にAクラス入りしているが、88年以降の3度はいずれも最下位に終わっている。今季は盛り返せるか。▼5位タイで並んでいたDeNAが勝ったため、阪神は単独最下位に転落した。開幕4試合目で単独最下位は、14年(●○●●)以来。

◆阪神が逆転サヨナラ負けを喫した。1点リードで9回に守護神カイル・ケラー投手(28)が1死満塁のピンチを招いて降板。湯浅京己投手(22)を投入したが、西川に2点タイムリーを浴びた。開幕から4連敗となった。矢野燿大監督(53)の一問一答は以下の通り -1つ勝つ難しさうーん。まあね、それはもちろん、重々感じてます。-ケラーはアンラッキーもあったまあ、アンラッキーというか、空振りもね、取れるボールがないし、どうしても1人に対する球数も増えてきてしまっているので。状態的にはやっぱりまだしんどいかな、というところで代えたけど。-湯浅にも期待を込めて登板させたと思うがいやまあ、あそこはね、もう開き直って、勝負に行った結果なんで。あそこで行く経験ももちろん湯浅にもまだなかったし。でもまあ、そういうところから、経験積んだ中からね、成長して行ってくれたらなというところで。誰が行ってもどう行っても厳しい場面なんで。-岩崎はらしいところを見せてくれたが順番はいやあまあまあ、ケラーは後ろっていうのは外すけど、スグル(岩崎)はそのままの方がいいんかなって。あそこつなぐところは大事なんで。もちろん、後ろも大事だし、全部大事なんだけど。-抑えは湯浅か現状、湯浅でいこうかなって。-西勇は力投よう粘ってくれたよ。立ち上がりから球数も増えていたし、あのイニングまでしっかり投げてくれたのが、一番今日の試合のあそこまで持って行けたということなんで。-7回以降、得点圏で点が入らなかったうーん。まあね、まあ、振り返ればバントとか、タクム(中野)のセカンド、タッチプレーもこっちはアウトに見えたんで。あれはもちろんしっかりとってほしかったし、ケラーのピッチャーゴロも逆に触ってなかったらダブルプレーもあったかなと思うし、後から言えばいろいろあるけど。

◆阪神西勇輝投手(31)が今季初登板で7回途中4安打1失点と力投した。 開幕3連敗で迎えた広島戦。まさかのサヨナラ負けで今季初勝利は消滅となったが、重苦しい空気の中、先発の役割をしっかり全うした。「我慢比べでしたね。ボールを浮かさないようにと考えながら投げられた結果。相手も我慢強く振らないと決めていた中で、逆に低めにずっと投げ切れていた自分がいた」と振り返った。開幕3連勝で、3試合連続2桁安打と勢いに乗る広島打線を手玉に取った。3回1死二塁から小園に右前打を浴び先制点を献上。だがその後は持ち味を発揮し、両サイド、低めを丁寧に突く投球で凡打の山を築き、4回以降は無安打に抑え込んだ。矢野監督は「よう粘ってくれたよ。立ち上がりから球数も増えていた中で、あのイニングまでしっかり投げてくれた」とたたえた。昨季は6勝9敗、防御率3・76と本来の力を発揮することができなかった。勝ち星こそお預けとなったが、阪神移籍後10勝5敗のお得意さまに相性の良さを発揮し、いい形でのスタートを切った。「続けてピッチングをしていきながら、チームに勝ちが転がってくるように、応援するだけかなと思います」。巻き返しを期す4年契約の最終年。大事な6連戦頭の"新火曜日の男"を自覚し、投手陣をけん引する。【古財稜明】

◆広島黒原拓未投手(22)が見事な火消しでプロ初登板を飾った。1-2の7回2死二、三塁で登板。糸原に3球連続ボールとしたが、フルカウントに戻しカットボールで空振り三振。「緊迫した場面だったが、三振を取れて良かった。まだ始まったばかり。ここから頑張りたい」。20年森下、21年栗林に続く、新人王を狙う左腕。わずか6球ながら爽快なデビュー戦だった。

◆広島先発の九里亜蓮投手は6回2/3を2失点と試合を作った。失点は1-0の6回。マルテ、佐藤輝、糸原と3連打で無死満塁を招き、糸井の二ゴロと大山の左犠飛で逆転を許した。「6回に逆転された。粘り強くいかないといけない。(失点は)2点より1点。1点より0点がいい。常に上を目指したい」。今季初勝利は次回にお預けとなった。

◆逆転サヨナラ負け、開幕4連敗、単独最下位の悪夢に終わった試合で、阪神大山悠輔内野手(27)が意地を見せた。3打数1安打1打点。開幕からチーム唯一の4試合連続安打に加え、今季初打点で気を吐いた。6回に糸井の適時打で同点に追いついた直後。29イニングぶりの得点に熱気冷めやらぬ中、勢いに乗った。「みんなが良い形でつないでくれたので、どんな形でも点を取るという気持ちで打席に立ちました」。1死二、三塁。九里の内角141キロをしっかり打ち上げた。昨季の最多勝右腕から一時勝ち越しの左犠飛。2回には左前打で4試合連続安打を決めた。対九里は昨季10打数3安打、1本塁打。相性の良さを発揮した。開幕3連敗で広島遠征に乗り込んだ。重苦しいムードは否めない。そんな中、試合前の円陣で呼び掛けた。「開幕3連戦はああいう形でしたけど、まだまだ始まったばかりです。前を向いて全員で一丸となって、頑張っていきましょう!」。プロ6年目。昨季は主に4番を張り、主将も務めた。年下の選手が増えてきたチーム。主力としての自覚を胸に刻み、今季も背中で引っ張る。開幕後は試合前にロングティーを取り入れるなど、振り込みは欠かさない。ノックでは左翼、一塁も守り忙しくグラブを変える。「時間は限られているんで。1年間戦えるようにしっかり準備したい」。キャンプ中、何度もそう言った。佐藤輝に開幕4番を譲り、4試合連続7番起用。どんな状況でも、勝負どころで頼れる存在であることに変わりはない。苦しい船出は経験済みだ。2年前は開幕後、10試合で2勝8敗。大山も開幕ベンチスタートだった。その後、調子を上げてスタメンに加わり、7月に月間8本塁打。同月、チームも14勝8敗2分ともり返した。広島に歓喜の抱擁を見せつけられ、黙っているわけにはいかない。今季も背番号3が、逆襲の象徴となるべくバットを振る。【中野椋】

◆広島西川龍馬外野手(27)が2戦連続の逆転決勝打で、開幕4連勝に導いた。1-2の9回1死満塁から右越え2点適時打。本拠地開幕戦を逆転サヨナラ勝利で飾った。「神」とたたえる好調上本と、代打で存在感を発揮する長野がお膳立てした好機に、開幕4戦連続安打と好調なバットマンが試合を決めた。4番手の矢崎に5年ぶりの白星がついた。佐々岡体制では最多の貯金4で、リーグ単独首位となった。打った瞬間、勝利を確信した。1点ビハインドの9回だ。チームメートがつないでつくった1死満塁の好機に、また西川が応えた。代わったばかりの湯浅の直球を捉えた打球は、前進守備の右翼手を大きく越えた。一塁ベースを回ると、待ち構えた長野と抱き合い、喜びを爆発させた。自身2戦連続の決勝打で、チームを開幕4連勝に導いた。「先輩方がつないでくれたので、何とか仕事しようといきました。横浜からいい流れで来られたと思うので、まだまだ始まったばかりですけど、続けていきたい」チームメートの姿に燃えた。2死二塁から6球ファウルで粘って四球を選んだ上本がガッツポーズを見せると、続く代打長野は内野安打をもぎ取った。逆転勝利した27日DeNA戦と同じ2選手のチャンスメークに、再び西川が勝負を決めた。開幕から切り込み隊長として4得点を記録するだけでなく、7打点と大きな得点源となっている。状態の上向きは、1つの三振がきっかけだった。8日の阪神とのオープン戦。この日対戦した西勇から喫した空振り三振にある。「いつもなら悔しくてたまらないんですけど、あのときはつかんだ気がして、ヨシと思った」。昨季までの「動から動」のフォームから、重心を落として「静から動」に変えた。今季はここまで打率3割8分9厘と、昨季までのスロースターターから生まれ変わったような好発進だ。好調西川に引っ張られるように、チームは開幕4連勝。佐々岡体制では最多貯金となった。指揮官は「(上本が)あの粘って粘ってのガッツポーズ、素晴らしかったですね。長野つないだ中で、龍馬も今、一番頼りになる打者。いい攻撃でした」と横浜の歓喜を再現したナインをたたえた。下馬評が低かった中での好発進でセ・リーグ単独首位。昨季1度しかなかったサヨナラ勝利を3年ぶりの大入りとなった本拠地開幕戦で決めた。【前原淳】▽広島が9回1死満塁から西川の2点タイムリーで逆転サヨナラ勝ちした。これで開幕4連勝。広島の開幕4連勝は18年以来。同年は5戦目に敗れたが、その後も勝ち星を伸ばし、最終的には2位ヤクルトに7差をつけてリーグ3連覇を果たした。開幕4戦目で単独首位も同年以来。

◆阪神岩崎優投手が貫禄の投球で1イニング0封をした。 8回に3番手で登板し、3回に先制適時打を放っていた3番小園を速球で空振り三振に取ると、4番松山を124キロのスライダーで見逃し三振。最後は坂倉を中飛に打ち取り、テンポよく中軸を抑えた。矢野監督も安定した投球に8回の男として固定する方針だ。

◆広島新外国人マクブルームが来日初安打を放った。1点を追う9回先頭で、阪神の守護神ケラーの外角変化球を右前に落とした。その記念球を片手に代走曽根と交代した。「久々の1軍の試合で1本出て良かった。これを積み重ねられるようにしたい」。マクブルームの出塁が起点となり、サヨナラ劇を生み出した。

◆広島サヨナラのホームを踏んだ上本崇司が「神」とあがめられている。9回1死一塁で阪神の抑えケラーと対した。フルカウントから6球ファウルで粘り、12球目に四球を勝ち取った。その後、二塁進塁し、西川龍馬の適時打でサヨナラのホームを踏んだ。ともにヒーローに選ばれた西川に「神が雰囲気をつくってくれるので明日も頑張ります。(上本は)神です」と称賛された。8番に座る"神"上本がいぶし銀の仕事を重ねている。

◆阪神糸井嘉男外野手が打点をマークし、チームは29イニングぶりに得点を決めた。 1点を追う6回にマルテの左前打、佐藤輝の右前打、糸原の左前打と3者連続安打で無死無死満塁。九里から二ゴロを打ち、その間に三塁走者のマルテが生還し、25日の開幕ヤクルト戦の4回以来の得点を挙げた。40歳のベテランが開幕戦に放った2ラン以来の打点で意地を見せた。

◆広島矢崎拓也が17年4月7日ヤクルト戦(マツダスタジアム)の初登板初勝利以来、5年ぶりに勝ち投手になった。1-2の9回に4番手で登板。2死二、三塁のピンチを背負ったが糸原を左飛に打ち取り、スコアボードに「0」をつけた。その裏、チームが逆転し、プロ2勝目をつかんだ。中継ぎ陣の粘投で劇的勝利を呼んだ。

◆阪神がまさかの逆転サヨナラ負けで27年ぶりの開幕4連敗を喫し、単独最下位に転落した。1点リードの9回、新守護神のカイル・ケラー投手(28)が1死満塁のピンチを招いて降板。救援した4年目右腕の湯浅京己(あつき)投手(22)が西川に逆転打を浴びた。阪神は25日の開幕ヤクルト戦でもケラーが逆転打を浴びるなど、救援陣が崩れて最大7点リードを守れず。矢野燿大監督(53)は守護神ケラーを断念し、湯浅に任せる方針を明かした。 阪神ファンの悲鳴とともに西川の痛烈なライナーは佐藤輝の頭上を越えていった。歓喜の輪を作る広島ナインに、ぼう然とする湯浅と阪神ベンチ。あまりに残酷なコントラストだった。勝てない。開幕4連敗。1勝の重みを聞かれた矢野監督は開口一番、「うん...それはもちろん、重々感じています」と絞り出した。またも新守護神ケラーで悲劇の結末となった。1点リードで迎えた9回に登板。だが、先頭マクブルームにあっさり右前打を献上。1死後に上本には12球も粘られた。直球は140キロ台中盤。空振りも取れず、根負けして四球を与えた。代打長野の投前へのゴロも取り損ねて(記録は内野安打)1死満塁。矢野監督に我慢の限界がきた。ケラーに代えて、湯浅-。1軍経験の浅い4年目22歳右腕には酷な状況だった。最後、西川に投げ込んだのはど真ん中の直球だった。調整不足のケラーを守護神に指名した指揮官は厳しい表情で言った。「空振りも取れるボールがないし、どうしても1人に対する球数も増えてしまっている。状態的にはやっぱりまだしんどいかな、というところで代えたんだけど」。25日の開幕ヤクルト戦も最後はケラーが3失点するなど7点差をひっくり返された。矢野監督は試合後、大きな決断を明かした。「ケラーは後ろ(抑え)っていうのは外すけど(岩崎)優はそのままの方がいいのかな。あそこにつなぐところは大事なので。もちろん、後ろも大事だし、全部大事なんだけど。(抑えは)現状、湯浅でいこうかなと」岩崎ではなく、この日最後に送り出した湯浅京己を「新ストッパー」として当面起用する考えを明かした。「もう開き直って、勝負に行った結果なんで。あそこで行く経験ももちろん湯浅にもまだなかったし。でも、そういうところから経験を積んで成長していってくれたらなと。(今日は)誰が行ってもどう行っても厳しい場面だった」楽しそうなヒーローインタビューが繰り広げられている球場を背に、阪神ナインは悔しさを押し殺してバスに向かった。たかが4連敗、されど4連敗...。サプライズの人員配置となる必勝リレーで挽回できるのか。重い黒星が阪神にのしかかった。【柏原誠】

◆阪神渡辺雄大投手が1/3回を無失点に抑え、今季初ホールドを挙げた。 1点リードの7回2死から2番手で登板。左の西川に四球を与えたが、続く菊池涼を134キロのツーシームで遊ゴロに打ち取った。昨年ソフトバンクでプロ初ホールドをマークしたがオフに戦力外。育成契約で新加入し、開幕前に支配下選手契約を結んだ。変則左腕は今季2試合に投げて失点はなく、手薄な中継ぎ陣で存在感を示している。

◆両軍のスターティングメンバーが発表。阪神は西勇輝投手(31)が先発する。広島戦は通算で12勝5敗、防御率2・80と好相性の右腕が、開幕から3連敗を喫したチームに今季初勝利をもたらす。

◆広島がマツダスタジアム初戦でセレモニーを開いた。OB会長の大野豊氏らレジェンドが大型ビジョンから現役選手にエールを送る企画では米大リーグのカブスに移籍した鈴木誠也がサプライズで登場。メジャーのユニホーム姿で「けがに気を付けて頑張ってください」と最初は真面目にしていたが、最後の最後に「野間選手、しっかりやれよ!」と2学年上の先輩をイジり、いつもの変顔を披露。メジャーリーガーになっても変わらない姿に場内は笑いが起こった。その後、劇団四季の俳優・三平果歩(さんぺい・かほ)が国歌独唱を披露。始球式は松井一実広島市市長が務め、ワンバウンドで捕手のミットに収まった。

◆広島・菊池涼介内野手(30)がプロ野球史上8人目の300犠打を達成した。一塁ベンチ付近で野手キャンプテンの野間から記念プレートを受け取り、スタンドに向かって掲げると拍手が沸き起こった。0─0の三回無死一塁で、阪神・西勇の1球目の変化球を投前へプッシュ気味に転がした。一塁へ全力疾走してアウトになったが好機を拡大。1死二塁で小園が右前適時打を放ち、先制点につながった。菊池涼は中京学院大を経て、2012年にドラフト2位で入団した。プロ初犠打は、同年7月4日の阪神戦(松山)で筒井から決めた。

◆阪神が29イニングぶりの得点を挙げ、逆転に成功した。0―1の六回。先発・九里からマルテ、佐藤輝、糸原の3連打で無死満塁の好機を作ると糸井の二ゴロで同点。続く大山の左犠飛で勝ち越しに成功。「みんなが良い形でつないでくれたので、どんな形でも点を取るという気持ちで打席に立ちました。勝ち越すことができてよかったです」と大山。25日のヤクルトとの開幕戦(京セラ)の四回に得点を挙げてから、ゼロ行進が続いていたが、ようやく終止符を打った。

◆広島のドラフト1位・黒原拓未投手(22)=関学大=は最速150キロの直球でピンチをしのぎ、上々の1軍デビューを果たした。1─2の七回2死二、三塁でプロ初登板。糸原に対し、いきなり3球連続ボールと制球が定まらなかったが、その後は2球で追い込み、最後はカットボールで空振り三振に仕留めた。アウトの瞬間、スタンドからは温かい拍手が起こり、ルーキーはホッとした表情でベンチに戻った。

◆阪神は広島にサヨナラ負けを喫し、開幕から4連敗となった。0―1の六回に糸井の二ゴロの間と大山の犠飛で2点を奪って、一時は逆転。2―1の九回に新守護神のケラーがまたも、リードを守れなかった。悪夢の九回だった...。ケラーは先頭のマクブルームに右前打を許すと、代走の曽根に二盗を許す。1死後、上本に四球を与えると、長野に内野安打を許し、1死満塁とされたところで降板となった。代わって、湯浅が登板したが、西川に2点打を浴びて、サヨナラ負け。ケラーは25日のヤクルトとの開幕戦(京セラ)でも1点リードを守れずに逆転を許しており、これで登板2試合続けて負け投手となった。

◆阪神は1点リードの九回、カイル・ケラー投手(28)が1死満塁の窮地を招き、ここで矢野耀大監督(53)は湯浅京己投手(22)にスイッチ。しかし右越え安打を浴びて、逆転サヨナラ負けを喫した。阪神の開幕4連敗は1995年以来、27年ぶり。指揮官の一問一答は以下の通り(観衆2万8028人)。ーーいいプレーも出ているが勝つ難しさが「うーん...まあね、それはもちろん、重々感じてます」ーーケラーはアンラッキーもあったが「まあアンラッキーというか、まあまあ、うん...。空振りもね、取れるボールがないし、どうしても1人に対する球数も増えてきてしまっているので。状態的にはやっぱり、まだしんどいかな、というところで代えたけど」ーー湯浅にも期待を込めて登板させたと思うが「いやまあ、あそこはね、もう開き直って、勝負にいった結果なんで。あそこで、いく経験ももちろん湯浅にもまだなかったし。でもまあ、そういうところから、経験積んだ中から成長していってくれたらなというところで。誰がいっても、どういっても厳しい場面なんで。まあまあ」ーー岩崎との順番は「いやあ、まあまあ、ケラーの後ろは外すけど、スグルはそのままの方がいいんかなって。あそこつなぐところは大事なんで。もちろん、後ろも大事だし、全部大事なんだけど」) ーー抑えは湯浅...「現状、湯浅でいこうかなって」ーー西勇は力投(6回?を108球で1失点)「よう粘ってくれたよ。立ち上がりから球数も増えていたし、あのイニングまでしっかり投げてくれたのが、一番今日の試合のあそこまで持っていけたということなんで」ーー七回以降、得点圏で点が入らなかった「うーん。まあね、まあ、振り返ればバントとか、タクムのセカンド、タッチプレーもこっちはアウトに見えたんで(九回無死一塁からの広島の二盗。タイミングはアウトだったが、中野が捕球できず)、あれはもちろんしっかり捕ってほしかったし、ケラーのピッチャーゴロ(その後の1死一、二塁から代打・長野のゴロをグラブに当てて、内野安打に)も逆に触ってなかったら、ダブルプレーもあったかなと思うし、後から言えばいろいろあるけど」ーー終わったことを「簡単に済ますつもりはもちろんないけどね。そんな簡単なことでは済まされないと分かった上でも、それしか今やれることないんで、やるしかないよ」ーー30日は伊藤将で勝ちに「毎日そう思ってるよ」

◆阪神・福原忍1軍投手コーチ(45)が試合後、カイル・ケラー投手(28)について「「うーん、まあ、もうちょっと、うーん、なんていうかな、真っすぐ差し込めたりとかね、あればいいかなというのはありましたけど」とコメント。開幕から誤算続きの状況に言葉少な。ケラーから湯浅の継投は状況を判断して? と問われ「そうですね。まあ、判断して、はい」と答えるしかなかった。

◆またしても、絶対に勝たなければいけない試合を落とした。サンケイスポーツ専属評論家・田尾安志氏(68)は「行き当たりばったり。話にならない」と矢野阪神の戦いぶりを断罪。以前から酷評していたカイル・ケラー投手(28)に改めて守護神失格の烙印を押し、代役は「力からいえばガンケル。応急処置なら岩崎」と提案した。もうこれ以上は無理だ。話にならない。ケラーに抑えを任せていたら、シーズンが終わってしまう。オープン戦の段階から指摘し続けてきたはずだ。ケラーの投げる球を見たら、抑えは難しいと。この日も調子が上がっているようには見えなかった。まず空振りを取れない。ということは、打者は追い込まれても三振する怖さがない。打席で余裕ができる。(九回1死二塁から四球を選んだ)上本がファウルで粘り続けたシーンが象徴的だ。) 開幕前の時点で、ケラーでは不安だと判断ができなかったことは非常に悔やまれる。それでも、ケラーでいけるとシーズンに突入したのだが、それは首脳陣の判断だから尊重しなければいけない。ところが、この試合は満塁のピンチで交代させた。行き当たりばったりのさい配に映ってしまう。長いシーズンを考えた時、完敗がいくつかあるのは仕方がない。その代わり、リードして守護神を投入した試合は、絶対に勝たなければいけない。勝てる試合を逆転されて落とすと、上下2つの差が出来たことになる。つまり、阪神は開幕4連敗だが、気持ち的には早くも6敗したようなもの。これは辛い。 早急に代役の守護神を決める必要がある。私はオープン戦の段階からガンケルを推してきた。抑えは先発ローテを担えるぐらいの力の持ち主にしか務まらない。ガンケルの球威、制球なら十分に託せる。ただガンケルは先発調整して、4月3日の巨人戦先発が濃厚だという。前回登板で試合を作る好投をした桐敷を先発から外す必要があるのだろうか。桐敷に、もう一度チャンスを与え、ガンケル守護神でスンナリ当てはまると思うのだが。ガンケル以外の候補となると岩崎しかいない。その力は十分にあるが、岩崎を九回に回すと、六回から八回までをつなぐメンバーが一気に不安になる。ゼロ行進だった打線は、ボール球に手を出す打者が目立ったが、それほど深刻とは思えない。状態はすぐに上がっていくはず。挽回できる打線だ。だからこそ、守護神問題を解決することが先決だ。

◆広島は1点を追う九回1死満塁で西川龍馬外野手(27)が逆転のサヨナラ2点打を放った。チームは4年ぶりの開幕4連勝を飾り、単独首位に立った。佐々岡真司監督(54)の主な一問一答は以下の通り。──九回の粘りは素晴らしかった「(1点を追う九回1死二塁の)上本の(8球ファウルで)粘って四球とったというのが一番大きかったと思います。しっかりお膳立てというか。長野もヒット(投手内野安打)になりましたけど、つないでくれた。バットに当たればなにか事が起きる。そういうところは長野もそうですし、上本があれだけ粘って最後四球を取るわけですから。本当にいいつなぎ役」──九回無死一塁から代走で出場した曽根が二盗。勇気がいる「(曽根)海成には思い切って行けと、失敗すれば、こっちの責任だしそれを怖れずにやれっていうところで、本当に思いきったスタートを切ってくれたと思います」──開幕4連勝。佐々岡監督の采配が的中「今は本当に朝山、東出(コーチと)しっかり話ながらやっている。いい形で攻撃等できていると思いますね」──2年ぶりに満員のマツダスタジアムでサヨナラ勝ち「やっぱり僕が監督になって初めてでね。こういうお客さんの中でできるのは、ファンの力というのは改めて大きいですし。地元でこういうゲームをなかなか3年目ですけどサヨナラっていうのは2回しかない。1年に1回しかなかった中で、こういう勝ち方というのは勢い出るでしょうし、大事にまた明日頑張りたいです」──単独首位になった「ハハハ...(笑)。響きはいいけど、まだまだ一戦こういうゲームをやっていけばいい形。一戦一戦やりたいと思います」

◆2万8028人が入った本拠地開幕戦で、広島が4年ぶりの開幕4連勝をサヨナラ勝ちで飾った。逆転の2点打で2戦連続の殊勲を挙げた西川がお立ち台で胸をなで下ろした。「また(好機で)回ってくるんやろうなと。ホッとしている」1─2の九回1死満塁で、守護神・ケラーから代わったばかりの湯浅の2球目のファーストストライクを振り抜くと、打球は右翼・佐藤輝の頭上を越えた。打った瞬間、右拳を上げたまま一塁を回り、長野らナインから手荒い祝福を受けた。西川は、27日のDeNA3戦目(横浜)でも1点を追う九回2死満塁で中越えに走者一掃の3点三塁打を放っていた。まさにリプレーのような快打に、佐々岡監督も「一番頼りになる打者に回った」と最敬礼だ。2018年以来の開幕4連勝で昨年の4月以来の単独首位に浮上した。貯金も、監督就任3年目の佐々岡政権で最多の「4」に更新。主砲の鈴木誠也は米大リーグのカブスに去ったが、同学年の西川が代わりに打ちまくる。(柏村翔)

◆悪夢のサヨナラ負けを三塁ベンチの最前列から、ぼう然と見つめた。阪神・西勇は開幕から好調の鯉打線を相手に粘り負けなかった。そんな奮闘も報われず、白星はスルリと手からこぼれ落ちた。「我慢比べでしたね。(球が)浮かないようにと考えながら投げられた結果。相手も我慢強く、振らないって決めていた。それが逆にいい風に(働いて、自分も)低めにずっと投げ切れた」三回に安打と犠打で1死二塁のピンチを招き、小園の適時打で先制点を献上した。それでも直後の松山の打席で素早い一塁けん制。自らピンチの芽を摘んだ。四回以降も相手との〝我慢比べ〟に勝ち続けた。四球で走者を背負う場面もあったが、ホームは踏ませず、最少失点で踏ん張った。6回?を投げ、4安打1失点で勝利投手の権利を得てマウンドを降りた。背水の覚悟で臨む4年契約最終年。昨季は度重なるけがの影響もあり、6勝9敗、防御率3・76で、虎移籍後ワーストの成績に終わった。チームの今季初勝利が遠い現状に「そんな悲観することはない」と気丈に振る舞い、通算12勝5敗と得意の鯉料理をもくろんだが...。矢野監督は「よう粘ってくれたよ。あのイニングまでしっかり投げてくれたのが、今日の試合のあそこ(九回)まで持っていけたということなんで」とねぎらった。13年間プロの世界に身を置く西勇は「これも結果やし」と前を向いた。「いいピッチングというのも続けて、チームに勝ちがどんどん転がってこられるように応援するだけ」。好投を続けて、逆風が追い風になるのを待つしかない。143試合目の最後に笑って終わるため、どんな苦境でも全力で腕を振るだけだ。(織原祥平)

◆わが阪神、開幕4連敗...。しかもサヨナラ負けって、ええかげんにせーや!!阪神は昨季の4番、大山が7番を打っていたり、昨季までの守護神スアレスに代わるストッパーが、球速140キロ台のケラーだから厳しい戦いになることは予想していたけど...。阪神OBのビッグボスが率いる日本ハムも4連敗。「アハハハ...。結局、阪神はあかんやろー!!」。おそらく世の中の人はそう言っていないのだろうけれど、被害妄想がふくらみ、酸素がなくて水面に口をパクパクと突き出している魚みたいに苦しい日々なのだ...。先発の西勇は決して良くなかったけれど、耐える投球をしてくれた。それなのに打線に火がつかない...。そしてケラーがこよいもゲームをぶち壊す...。桜は日本各地で満開を告げているのに、虎の桜はいつ開花するのやら...。いや、まだ4試合。何かひとつ、きっかけをつかめば...。とにかく1勝! たのんまっせ!!と祈るのだ。

◆この現実をどう受け止めたらいいのか。ゼロ行進の悪夢を、六回に2点奪って逆転し、ようやくピリオドを打った。今度こそ、今度こそ、勝てると信じたのに。待っていたのはホラー、いやケラーだ。恐怖の「ケラー劇場」。とんでもない男に抑えを託してしまったのか...。阪神が勝たないと、ナニワの街は大変なことになる。昔も今も変わらない。「休みの日は近所のサウナに行くのが日課なんです。同じような時間に行くから、いつも同じメンバーが集まる。当然、阪神の話題ばかり。開幕3連敗の夜、黙って会話を聞いていたら『まさか3つやられるとはなぁ』とみんなガッカリ。終始、暗~い雰囲気で」悲嘆にくれる街の様子を証言したのは局次長・酒井哲也。昨夜は紙面総括だった。「やがて、『次の監督は誰やろなぁ』と話し始めて...。いい汗をかくために行っているのに、重たい気分になって帰るんですよ」矢野監督がキャンプ前に退路を断った。それは結構なのだが、当然のように開幕3連敗しただけでこんな話題になってしまう。仕方がない。ただ、この先、5連勝ぐらいしたら「お願いだから辞めないでくれ」と言い出すと思う。それが阪神ファンの特性でもある。読者に無関係の社内事情だが、昨夜が局次長・酒井の〝ラスト総括〟。当番デスク・阿部祐亮は「何とか酒井さんに有終の美を飾っていただきたいと、社内も気持ちを一つにしています」と、ひたすら勝利を願っている一丸の編集局内の空気を伝えてきた。 ところが、だ。「開幕4連敗は中村勝広監督時代の1995年以来ですね」「この年は中村監督が成績不振で途中休養していますね」デスク阿部が暗黒データをかき集めて(?)、次々と当時の話をこちらに持ちかけてくる。今まで何度も書いたが、負けた時の準備をするのもデスクの大事な仕事だ。とはいえ、社内が勝利を目指して一丸ではないことが、阿部Dの動きでよく分かった。そんなマイナスの話題で盛り上がってはいけない、と思いつつ、ついつい思い出してしまった。似ているんだよな、今年に。あの年の開幕戦は、開幕投手・湯舟がキレッキレの絶好調。中日相手に六回を終わってパーフェクト。打線も2点奪って勝利は見えていた。が、終盤にまさかの一発を浴び、延長十四回の死闘の末にサヨナラ負け。勝てる試合を落としたという点で、今年とソックリ。結局、中日、広島に開幕5連敗して...。おいおい、こんな話を書くつもりはなかったのに。阿部Dのせいで、ドンヨリの「虎のソナタ」になってしまったではないか。でも、阿部の努力が実ってしまった?、無残な逆転サヨナラ負け。どうしたらいいのか。マツダスタジアムはドンヨリでなく、鮮やかな真っ赤に染まっていた。「お客さんの上限が撤廃され、360度カープファンで埋まっています。これだけのアウェー感のある球場で試合をするのは3年。佐藤輝は初めてじゃないですか」トラ番キャップ長友孝輔が伝えてきた。日常のプロ野球へ向けて、また一歩前進-。ただ、タイガースは百歩ぐらい後退した気分だ。

◆阪神は九回、抑えのカイル・ケラー投手(28)=前パイレーツ=が打たれ、広島に逆転サヨナラ負け。1995年以来の開幕4連敗を喫し、単独最下位となった。今季限りでの退任を表明している矢野燿大監督(53)はケラーの守護神はく奪を明言し、代役に湯浅を指名。わずか4戦で構想が崩壊した。ケラーに代わる新守護神候補には湯浅以外に、2軍で調整している来日2年目のアルカンタラがいる。沖縄・宜野座での1軍春季キャンプ中に左足関節の捻挫で離脱も、現在はウエスタンで2試合に登板するなど、実戦復帰している。助っ人以外では、27日のヤクルト戦(京セラ)で3者三振の好救援をした斎藤も候補に挙がる。

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
広島
400 1.000
(-)
-
(-)
13931
(+3)
16
(+2)
1
(-)
2
(+1)
0.331
(↓0.026)
0.000
(-)
2
(1↓)
ヤクルト
310 0.750
(↓0.25)
1
(↓1)
13923
(+3)
13
(+5)
7
(-)
2
(-)
0.292
(↓0.008)
0.000
(-)
2
(1↑)
巨人
310 0.750
(↑0.083)
1
(-)
13921
(+5)
17
(+3)
4
(+1)
1
(-)
0.263
(↓0.051)
0.000
(-)
4
(-)
中日
130 0.250
(↓0.083)
3
(↓1)
13914
(-)
20
(+4)
3
(-)
1
(-)
0.210
(↓0.031)
0.000
(-)
4
(1↑)
DeNA
130 0.250
(↑0.25)
3
(-)
13918
(+4)
28
(-)
4
(+1)
1
(+1)
0.248
(↓0.004)
0.000
(-)
6
(1↓)
阪神
040 0.000
(-)
4
(↓1)
13910
(+2)
23
(+3)
1
(-)
2
(+1)
0.225
(↑0.009
0.000
(-)