巨人(★5対7☆)中日 =リーグ戦3回戦(2022.03.27)・東京ドーム=
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中日
000010022271111
巨人
400000100051212
勝利投手:清水 達也(1勝0敗0S)
(セーブ:R.マルティネス(0勝0敗1S))
敗戦投手:直江 大輔(0勝1敗0S)

本塁打
【中日】阿部 寿樹(1号・5回表ソロ)
【巨人】岡本 和真(1号・1回裏2ラン),中田 翔(1号・1回裏ソロ)

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◆中日は2点ビハインドの9回表、大島の適時打が飛び出し、試合を振り出しに戻す。そのまま迎えた延長10回には、2死満塁の好機から溝脇が2点適時打を放ち、勝ち越しに成功した。投げては、4番手・清水が今季初勝利。敗れた巨人は、先発・赤星が好投するも、救援陣が振るわなかった。

◆今季のセ・リーグでは巨人、広島、ヤクルトが連勝スタート。セ・リーグ3球団が開幕カード3連戦で3連勝すれば、60年に巨人(国鉄戦)中日(大洋戦)阪神(広島戦)が3連勝して以来、62年ぶりのケースとなる。今日の結果は?

◆左内腹斜筋筋損傷で離脱していた巨人坂本勇人内野手(33)が、東京ドームに姿を見せた。 同箇所の違和感を訴え、21日楽天とのオープン戦最終戦(東京ドーム)を欠場。その後は故障班で調整を続け、15年ぶりに開幕1軍メンバーから外れていた。左脇腹の肉離れと診断された18年は、約1カ月半の離脱を強いられていた。チームは小林がキャプテン代行として、広岡が遊撃手として代役を務め、開幕2連勝と勢いに乗っている。

◆左内腹斜筋筋損傷で離脱していた巨人坂本勇人内野手(33)が出場選手登録され、1軍に復帰した。この日からチームに合流し、試合前の練習にも参加した。坂本は同箇所の違和感を訴え、21日楽天とのオープン戦最終戦(東京ドーム)を欠場。その後は故障班で調整を続け、15年ぶりに開幕1軍メンバーから外れていた。左脇腹の肉離れと診断された18年は、約1カ月半の離脱を強いられていた。坂本不在の間のチームは小林がキャプテン代行、広岡が遊撃手として代役を務め、開幕2連勝と好スタートを切っている。

◆左内腹斜筋筋損傷で離脱していた巨人坂本勇人内野手(33)が出場選手登録され、即スタメン出場する。坂本は同箇所の違和感を訴え、21日楽天とのオープン戦最終戦(東京ドーム)を欠場。その後は故障班で調整を続け、15年ぶりに開幕1軍メンバーから外れていたが、この日からチームに合流。試合前の練習にも参加していた。

◆さすがキャプテン! 左内腹斜筋筋損傷を完治させて出場選手登録された巨人坂本勇人内野手(33)が、今季初打席の初安打初打点を皮切りに3打席連続安打を決めた。 「2番遊撃」で即スタメン出場。1回無死三塁、カウント1-1から中日柳の143キロ内角直球を左翼線にライナーで運び、先制の適時二塁打を放った。沸き上がる一塁側ベンチに向かって、塁上から満面の笑みでガッツポーズで応えた。2回1死で迎えた第2打席ではカウント1-2から左前打。4回2死の第3打席でも左前打を放ち、今季初戦から猛打賞をマークした。坂本は同箇所の違和感を訴え、21日楽天とのオープン戦最終戦(東京ドーム)を欠場。その後は故障班で調整を続け、15年ぶりに開幕1軍メンバーから外れていたが、この日からチームに合流。試合前の練習に参加していた。

◆巨人の新ON砲がさく裂した。1点リードの1回1死二塁、4番・岡本和真内野手(25)が中日柳の初球142キロ直球を捉えた。滞空時間が長い、高く舞い上がった打球は、東京ドームの天井をかすめ、左翼席にスタンドイン。1号2ランでリードを広げた。 さらに中田翔内野手(32)が続く。初球134キロカットボールを捉え、弾丸ライナーで左翼席に飛び込む1号ソロ。"ON砲"の2者連続アーチで一塁ベンチは大盛り上がり。初登板初勝利を狙うルーキー赤星優志を援護した。

◆巨人のドラフト3位ルーキー赤星優志投手(22)が、6回5安打1失点の好投で勝ち投手の権利を得るも、リリーフが捉えられ、セ・リーグ新人一番乗りの白星とはならなかった。この日最速の151キロ直球と持ち味の制球力を生かし、コーナーを丁寧に突く投球を披露した。5回先頭、中日阿部に浴びたソロの1失点にとどめた。3点のリードを保ったままリリーフに後を託したが、8回に高梨が2失点すると9回に登板したデラロサが中日打線に捕まった。2四球と失策で無死満塁のピンチを招くと、1死としてから大島に同点の2点適時打を浴び、赤星の初勝利はお預けになった。

◆巨人が今季初めて延長戦に突入した。先発したドラフト3位の赤星優志投手(22)が6回1失点と好投し、セ・リーグ新人一番乗りとなる白星の権利を得るも、リリーフが終盤に中日打線に捕まった。8回に高梨が、9回にデラロサがそれぞれ2失点を許し、5ー5の同点に追い付かれた。9回裏には2死三塁と一打サヨナラのチャンスを作るも、代打ウォーカーが一邪飛に倒れ、同点で9回を終えた。20年シーズンは延長10回、昨季は9回打ち切りだったが、今季から延長12回制が3年ぶりに復活していた。この日はパ・リーグで楽天-ロッテ戦も延長に突入していた。

◆巨人が4時間3分の熱闘に競り負け、20年以来となる開幕3連勝を逃した。初回、開幕直前に痛めた左内腹斜筋筋損傷を完治させて出場選手登録された坂本主将の先制適時二塁打と、岡本和と中田の「ON」2者連続アーチで4点を先制。先発のドラフト3位赤星優志投手(22)が6回1失点と好投した。リードを守ったままリリーフ陣にバトンを託したが、8回に高梨が2失点。9回はデラロサも2失点で追いつかれ、延長10回に直江が2点を勝ち越された。試合後、原辰徳監督(63)の主な一問一答は以下の通り。-先発赤星は6回1失点「ね! ナイスピッチングですね。みんなでね、お兄ちゃんたちがそれを守って、あげればよかったけど、ですね」-9回と10回で5四死球と制球力は課題「まあまあ、それはもうね、常に課題はありますからね」-2試合連続セーブの新守護神・大勢は2連投だったので今日は使わない予定「彼の力は借りずに、とにかく先輩たちで何とか守り抜こうということでした」-坂本がいきなり4安打「いいスタートをきったと思いますね」-練習前にベンチ前で話されていたのは、いけるかどうかの確認「まあ、そういうことですね」-追いつかれた9回も一打サヨナラの場面まで作った「ねえ!粘り強く戦ってはいますね、まあやっぱり8回、9回、やっぱりうちのリリーフ陣のトップ2が、何とか(してほしかった)っていうところはね、あります。直江はなかなか責められないところだと思いますね」-9回1死一塁から相手の失策で二塁となったところで、それまで犠打を試みていた打者広岡に監督自ら声をかけたのは「切り替えていこうなっていう。彼はチームのための打席(犠打)であったけれども、急きょ、自分の打席になったわけだからね」-開幕カードは2勝1敗で勝ち越し「まあいいスタート、きれたと思いますね」

◆巨人の令和版「ON」コンビが2者連続アーチを決めた。坂本が先制打を放った直後の1回1死二塁で岡本和が左翼ポール際に1号2ラン。続く中田は初球をライナーで左翼席に運んだ。7回に中前適時打も放った岡本和は「(本塁打は)チャンスだったので何とかかえしたいと思って打席に入りました」。中田は「勇人さん、和真に続けて良かったです」と振り返った。

◆巨人が2年ぶりの開幕3連勝を逃した。左脇腹を痛めて開幕メンバーから外れていた坂本を1軍昇格即スタメンで起用。初回に先制適時二塁打を放つなど4安打1打点と期待通りの活躍も、救援陣が誤算だった。4点のリードを守れず、延長10回に力尽きた。原辰徳監督は「(赤星は)ナイスピッチングですね。みんなでね、お兄ちゃんたちがそれを守ってあげればよかったですね」と振り返った。課題が浮き彫りになった。2試合連続セーブの新守護神、ドラフト1位大勢を休ませるべく、昨季もブルペンを守った救援陣で継投策にでた。だが、8回に高梨が左打者に2連続安打を浴びるなど2失点。9回はデラロサが無死からの2四球に失策が絡んでピンチを招いた。桑田投手チーフコーチは「3日間とも先発は6回を投げて四死球3つなのに、中継ぎは12個。課題である四死球を減らすことがまだ改善されていないので中継ぎ陣に関しては非常に心配しています」と、修正の必要性を口にした。それでも開幕カードは2勝1敗と勝ち越した。打線は好調で2試合連続逆転勝ち、主将も復帰と兆しもあった。原監督は「いいスタートを切れたと思いますね」と結んだ。【浜本卓也】

◆家族みんなで憧れた夢舞台で、6人きょうだいの末っ子右腕が感謝と成長した姿を見せた。プロ初先発の巨人ドラフト3位赤星優志投手(22)が、闘病中の父篤志さん(58)と母笑子さんら家族がスタンドから見守る中で6回1失点と好投。初勝利の権利を持って降板したが、救援陣がつかまり、1勝目は持ち越しとなった。チームは逆転負けで開幕3連勝を逃した。赤星は鉄仮面を貫いた。1回、いきなり1死二塁のピンチを招いたが、表情は変わらない。内心では「経験したことのない緊張感」に襲われながらも、自慢の制球力は乱さなかった。鵜飼、ビシエドを2者連続三振。淡々と帽子を直してベンチに戻る姿に、らしさがにじみでた。5回に1発を浴びたが「打たれた後もしっかり抑えられるように頑張って投げた」と、磨いてきたカーブも駆使して6回を無四球の1失点。初白星はお預けとなったが、プロの第1歩を堂々と刻んだ。誰よりも待ち望んだ家族に、晴れ姿を届けた。母笑子さん、きょうだい4人とともに、闘病中の父篤志さんが「絶対に行きたい」と車いすでスタンドから見守った。常に冷静で口数が少ない、似たもの同士の父子。2人の記憶に刻まれている原風景は、幼少期のキャッチボールだった。プロのマウンドに立つ息子の成長した姿を見た篤志さんの頬には、喜びの涙が流れた。その光景を笑子さんも目に焼き付けた。思いは赤星も同じ。家族のおかげでプロ野球選手としての今がある。「ずっと騒がしいというか、笑いが絶えなかった。子どものころから楽しい生活できました」。幼い頃、きょうだいにはよく泣かされた。だから強くなれた。両親は忙しい仕事の合間を縫って、試合の応援に足を運んでくれた。元気だった父、そして母へ、中学卒業時に贈った手紙には「絶対プロ野球選手になるから。死ぬなよ」と書いた。将来、どうしても見せたかった姿だった。実力で開幕ローテをつかみ、たどり着いた舞台。「家族の支えがあってここまで来られている。プロの世界で投げる姿を見せられたのは、自分としても家族としても、よかったというか、うれしい。初勝利を楽しみにしていると思うので、そこを目指して頑張りたい」。赤星家にとって特別な1日は、まだまだ続く。成長した姿を届けていくことが、何よりの恩返しになる。【小早川宗一郎】

◆中日立浪和義監督(52)が初勝利を手にした。延長10回2死満塁から、溝脇の決勝2点適時打で巨人に逆転勝ち。「ほんまによう勝ったな」と監督就任初勝利に表情を緩めた。まさに総力戦だった。4時間3分。ベンチに残っていた野手は桂と根尾しかいなかった。ベンチに選手を迎え入れると、自ら先導して左翼席で拍手を送る中日ファンへ一礼した。初勝利は難産だった。「1、2戦目がああいう負け方をした。予想以上にいろんなことが起きすぎた。こういう試合に勝てたのは大いに自信にしてもらいたい」。開幕戦はエース大野雄が崩れた。2戦目も先発勝野が粘投し、勝利の方程式につないだが、セットアッパー岩崎が故障降板。2戦連続で逆転負けを喫した。この日も昨季投手2冠の柳が初回に4失点。不利な展開から2点差の9回、大島の2点適時打で追いついた。延長10回2死一、二塁でも代打平田が四球を選び、溝脇が決めた。「みんなの力で勝った1勝。とりあえずスタートを切れた」と、表情を緩めた。ウイニングボールは最終回を締めたR・マルティネスから受け取った。現役時代の記念球は知人らに渡し、自宅に残す記念球は2000安打、1000打点くらい。「自分の(記念)球はお世話になった方に飾ってもらえる。チームがくれたボールは大事に、家に飾ります」。新たな家宝を握りしめた。恩師星野仙一氏は就任初年度の87年、敵地後楽園で巨人と開幕戦だった。くしくも今回と同様、2連敗のあと初勝利をつかんだ。「早く自分も、勝負勘も養っていかないといけない」。ミスタードラゴンズが、竜の指揮官としての第1歩を踏み出した。【伊東大介】○...清水が同点の9回1死一塁で福からバトンを受け登板。後続2人を抑え、2年ぶりの白星をつかんだ。26日にセットアッパー岩崎が故障でリタイアしたばかり。試合前に立浪監督からリードしている8回に使うと代役を指示されていた。「言われたときが一番緊張しました。しびれる場面だったけど、こういう場面で使ってもらえる機会はなかったのでやりがいを感じた」と、リリーフでの初勝利を喜んだ。▽中日溝脇(途中出場で10回決勝の左前2点適時打)「ヒヤヒヤしながら走った。チーム一丸で、最後まで諦めない姿勢が結果につながった。▽中日柳(初回4失点を含む7回10安打5失点)「立ち上がりから自分らしい投球をすることができなかった。その後も、その投球を変えることが難しかった。▽中日R・マルティネス(10回3者凡退に抑え初セーブ)「連敗を止め、立浪監督にウイニングボールを渡すためにブルペンから全力で行った。チームが勝って本当にうれしい。▽中日阿部(5回1号ソロ)「とにかく積極的にいこうと思って打った結果です。▽中日鵜飼(8回1死一、二塁でプロ入り初タイムリーの二塁打)「打てたことはうれしいです。でも、その前のチャンスに打つことが出来なかったので...。最低限(の仕事は)できたと思います。▽中日大島(9回同点右前適時打) いいところに打てて良かった。◆延長試合 昨年の日本シリーズで延長戦が行われたが、公式戦で延長戦は20年11月7日の楽天-西武戦(楽天生命パーク)以来。20年は延長10回打ち切りの特別ルールだった。

◆左内腹斜筋筋損傷で離脱していた巨人・坂本勇人内野手(33)が、出場選手登録された。 21日の練習中に負傷した坂本は、試合前の練習に合流。遊撃でノックを受けた後、フリー打撃を行い、鋭い打球を放った。

◆左内腹斜筋筋損傷で離脱していた巨人・坂本勇人内野手(33)が「2番・遊撃」で先発し、先制の二塁打を放った。一回無死三塁の第1打席。柳が内角に投じた143キロを左翼線にはじき返した。21日の練習中に負傷した坂本は開幕3戦目のこの日、出場選手登録された。

◆巨人・岡本和真内野手(25)が「4番・三塁」で先発し、一回に左越えの1号ソロを放った。続く「5番・一塁」の中田翔内野手(32)も左越えに1号ソロを放った。岡本和は柳が内角に投じた142キロを強振。高々と舞い上がった打球は、左翼席に吸い込まれた。中田は134キロを捉え、2者連続弾を飾った。打線は初回に打者9人の猛攻を仕掛け、6安打4得点を挙げた。

◆昨季に防御率2・20、168奪三振で投手タイトル2冠を獲得した中日・柳裕也投手(27)が今季初登板し、7回10安打5失点だった。「立ち上がりから自分らしいピッチングをすることができませんでした。そのあとも、そのピッチングを変えることが難しかったです」つまずいたのはいきなりの一回だった。先頭の吉川尚に2ボールから143キロ直球をとらえられて右中間フェンス直撃の二塁打とされると、この日合流した坂本には左翼への二塁打を浴び、わずか6球で先制された。1死後には4番・岡本和に初球の内角への142キロ直球をすくわれ、打球は大きな弧を描いて竜党が陣取る左翼ポール際席に着弾。続く中田にも初球のカットボールを弾丸ライナーで左翼席に運ばれ、2者連続弾を決められた。12球で4点を失うなど、この回だけで6安打を集められるスタートだった。二回以降は本来の緩急を生かした投球で、走者を許しながらもゼロを並べて立て直したが、七回は先頭・坂本にこの日4本目の安打となる右中間二塁打を浴びると、岡本に中前適時打を許して5点目を献上。悔しい内容に表情は、こわばった。

◆中日が終盤に4点差をはね返し、延長戦の末に今季初勝利。3―5の九回に大島の2点打で同点とし、延長十回に途中出場の溝脇が勝ち越し2点打を放った。4番手の清水が2年ぶり白星。巨人は逃げ切りに失敗して3連勝を逃した。

◆中日は八、九回で4点差を追いつき、延長十回に勝ち越す逆転で今季初勝利。指揮官として初めて白星をつかんだ立浪和義監督(52)の試合後の主な一問一答は以下の通り。――監督として初勝利「1、2戦目がああいう(逆転の)負け方をしたので、うまくいかないとは思ったんですけど、予想以上にいろんなことが起きすぎたので。きょうも、いきなり4点を取られて非常に苦しい展開だったんですけども、本当に、よく勝ったなと」――八回は1、2番が出て鵜飼が右中間二塁打で返したあたりから、流れが変わった「もう少し流れも速くつかみたかったですけど、連敗しているときはなかなかうまくいかないですけど。でも、こういう試合を勝てたというのは自信にしてもらって、いまのチームというのは全員でやっていかないと、なかなか勝利は難しいと思うので。勝つことでいろいろと流れも変わってくるし、選手もどんどん自信がついてくると思うので。とにかく今年は一試合一試合全力で、若い選手もたくさん出ていますし、やっていけばいいかなと思っています」――溝脇が延長十回に左前決勝2点打を打った瞬間の気持ちは「ベンチからだと(左翼手に)捕られたと思ったんですよね。紙一重で、あれも満塁になったから(外野手が)下がったので、前だったらたぶん、レフトライナーだったと思う。それぐらいワンプレーで微妙に流れが変わるものなので、そういったことも一つ一つ、大事にやっていきたいなと思います」――試合をこなして疲労度は「体的にはもちろん出ている方がしんどいですけど、特に守っているとき、ピンチの時にベンチで見ているとヒヤヒヤすると言いましょうか。特にここ(東京ドーム)の球場はホームランも出やすいし、そういったことはありますけど、早く自分もいろんなことに慣れていかないといけないし、勝負勘もまだまだ養っていかないといけないなと思いますね」――ウイニングボールはどうする?「ちゃんと家に飾ります」――九回裏に清水を起用。意図は「もし勝っている展開であれば八回は清水でいくと、試合前に伝えていたので。あえて自分から言っていたので、それがああいう展開になって、あとになってしまったんですけど、あそこで抑えて勝利に結びついたと思うので」――岩崎(右肘違和感で登録抹消)の様子は「いま検査しているんじゃないですかね。当分は難しいと思いますけど、祖父江もたぶん、もうすぐ上がってくるだろうし、いるメンバーでまた考えてやっていきます」

◆中日が4時間3分に及ぶ激闘を制し、今季初勝利。立浪和義新監督(52)は指揮官として初白星を挙げた。「2つ、非常に苦しい試合が続いて、きょうも先制されたんですけども、本当に選手の力で今日は勝たせてもらいました」先発・柳が一回に2発を含む6安打を集められて4失点を喫したが、二回以降に立ち直った。援護したい打線は五回に阿部が中越えソロを放ち、4点差の八回は1死から大島、岡林の連打で好機を作り、D2位・鵜飼(駒大)のプロ初打点となる右中間適時二塁打と、ビシエドの三ゴロでまず2点。九回は2四球と相手失策でできた1死満塁で、大島がこの日3安打目となる右前2点打を放ち、土壇場で同点に追いついた。九回は1死一塁で5年目右腕・清水を起用。2死三塁になったが、代打・ウォーカーを力で一邪飛に斬って難を断った。延長戦の十回は2死満塁で途中出場の溝脇が左前2点打で勝ち越し、その裏をR・マルティネスが抑えて今季初勝利。立浪監督は守護神から記念のウイニングボールを手渡された。「先制して最後に逃げ切っていくのがウチの野球。残り140試合ありますけども、負けていてもあきらめずに最後まで全力で戦っていきます」宿敵巨人相手に3連敗は回避。勝利への執念を前面に出した野球でつかんだ白星を自信にし、名古屋へ戻る。

◆左脇腹を痛めていた巨人の坂本が3戦目で戦列に復帰し、2018年9月以来となる4安打で存在感を見せた。一回に内角の速球をさばいて左翼線に適時二塁打とすると、塁上でガッツポーズ。二、四回は単打、七回は右中間二塁打で追加点をお膳立てした。開幕前の練習で負傷し、14年続いていた開幕戦出場を逃していた。球団を通じ「チームは負けてしまいましたが、一年間長いシーズンが始まるので、いい雰囲気で戦ってその中心にいられるように頑張ります」とコメントした。

◆中日の清水が九回のサヨナラのピンチをしのいだ。同点の1死二塁から登板同点の1死一塁で登板し、広岡とウォーカーを抑えた。勝ち越しを呼ぶ好救援で2年ぶりの白星を手にし「緊張したが、しびれる場面で使ってもらう経験がなかったのでうれしい思いもあった」と振り返った。前日に勝ちパターンの継投の一人だった岩崎が肘を痛めて戦線を離脱。試合前に立浪監督にリードした展開で八回に起用すると伝えられていたそうで、緊迫の展開で見事に〝代役〟をこなした。

◆プロ初先発の巨人D3位・赤星優志投手(22)=日大=は6回1失点で勝利投手の権利を持って降板した。だが、逆転負けで初勝利はお預けとなった。最速151キロの直球と変化球で、失点は五回に阿部に許した中越えソロのみ。両親が見守る前で好投し「プロの世界で投げる姿を見せられたのは良かった」と振り返った。次回登板は4月3日の阪神戦(東京ドーム)の見込みだ。

◆役者が違う。左内腹斜筋の筋損傷で離脱していた巨人・坂本勇人内野手(33)が「2番・遊撃」で先発し、2018年9月以来の4安打。別格の存在感を示し「チームは負けてしまいましたが、いい雰囲気で戦ってその中心にいられるように頑張ります」と開幕3連勝を逃した悔しさを表しながらも、強い決意を口にした。21日の練習中に負傷。開幕戦の先発出場は14年連続で途絶えたが「下を向いている場合ではない」と、一日も早い復帰を誓っていた。故障から6日で3万3750人の前へ。一回無死三塁で放った先制の左翼線二塁打は、肘をたたんで柳の内角球をさばいた。塁上で拳を握ると、万雷の拍手が降り注いだ。1試合3安打以上の猛打賞は通算172度目。王貞治を超え歴代単独8位に立った。開幕戦で白星を挙げたエース・菅野は、坂本の背番号「6」を帽子のつばに記し、ともに戦う覚悟を示していた。29日からは、開幕3連勝と勢いに乗る昨季日本一のヤクルトと激突する。早期復帰を果たした主将が、勝利へチームを牽引(けんいん)する。(鈴木智紘)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
300 1.000
(-)
-
(-)
14020
(+4)
8
(-)
7
(+2)
2
(+1)
0.300
(↓0.007)
0.000
(-)
1
(-)
広島
300 1.000
(-)
0
(-)
14028
(+7)
14
(+6)
1
(-)
1
(+1)
0.357
(↓0.04)
0.000
(-)
3
(2↓)
巨人
210 0.667
(↓0.333)
1
(↓1)
14016
(+5)
14
(+7)
3
(+2)
1
(-)
0.314
(↓0.003)
0.000
(-)
4
(-)
中日
120 0.333
(↑0.333)
2
(-)
14014
(+7)
16
(+5)
3
(+1)
1
(-)
0.241
(↑0.017
0.000
(-)
5
(1↓)
阪神
030 0.000
(-)
3
(↓1)
1408
(-)
20
(+4)
1
(-)
1
(-)
0.216
(↓0.027)
0.000
(-)
5
(1↓)
DeNA
030 0.000
(-)
3
(↓1)
14014
(+6)
28
(+7)
3
(+3)
0
(-)
0.252
(↑0.006)
0.000
(-)