DeNA(★6対7☆)広島 =リーグ戦3回戦(2022.03.27)・横浜スタジアム=
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広島
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DeNA
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勝利投手:中﨑 翔太(1勝0敗0S)
(セーブ:栗林 良吏(0勝0敗1S))
敗戦投手:山﨑 康晃(0勝1敗0S)

本塁打
【DeNA】佐野 恵太(1号・5回裏ソロ),宮﨑 敏郎(1号・6回裏ソロ),牧 秀悟(1号・8回裏ソロ)

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◆広島が開幕カードを3戦3勝で飾った。広島は1点ビハインドで迎えた9回表、2死満塁の好機から西川が走者一掃の適時三塁打を放ち、逆転に成功した。投げては、先発・遠藤が4回2失点。4番手・中崎が今季初勝利を挙げた。敗れたDeNAは、9回に1点を返すも及ばなかった。

◆DeNA坂本裕哉投手(24)が27日、連敗ストップをかけ、今季初先発の広島戦のマウンドに上がる。キャンプから順調に調整を重ね、オープン戦は3試合に登板し、計11回を無失点に抑え、開幕ローテを奪取した。「体の調子もいいですし、すごくワクワクしています。1年間ローテーションを守って、活躍し続けられるように頑張りたいです」と意気込んだ。 チームは、リーグ史上初となる開幕戦から2試合連続で2ケタ失点を喫し、広島に連敗した。登板前日の26日、取材に応じた左腕は「全体的にバットが振れていますし、まずは真っすぐで力勝負で負けないように。あとは、オフに磨いてきた変化球で要所要所で自分優位で勝負できるようにしたいです」と対広島打線のイメージを高めた。

◆25日の広島戦で負傷降板したDeNA東克樹投手(26)が27日、出場選手登録を抹消された。開幕戦の6回、上本への四球後に左手中指の皮がめくれ、砂田に交代。前日26日は状態を注視しながら、次回の登板日を決定する方針を示したが、抹消を決めた。

◆「横浜反撃」を掲げるDeNAが、今季初勝利に向け、スタメンを大幅に変更した。2戦連続で「2番左翼」でスタメンだった佐野を「3番一塁」で起用。左翼に神里を入れ、2番には2戦連続で3番だった楠本を入れた。6番には遊撃で大和を起用し、スタメンマスクは2戦連続で伊藤光が起用された。

◆DeNA坂本裕哉投手(24)が、チーム初安打をマークした。0-0の3回1死走者なし、2ストライクから広島遠藤の変化球を中前に運んだ。 開幕戦では広島大瀬良に適時打、2戦目は森下に3安打3打点と固め打ちされ、2戦連続で2ケタ失点を喫したが、坂本が今季初打席で自身通算3安打目を放ち、楠本泰史の2点適時二塁打で先制のホームを踏んだ。

◆キャプテンが反撃への放物線を描いた。DeNA佐野恵太外野手(27)が、今季のチーム初本塁打をマークした。 2点を追いかける5回2死走者なし、カウント1-1から広島コルニエルの低めの変化球を右翼席に運んだ。「しっかり自分のスイングでとらえることができました。ツーアウトだったのでとにかく出塁することを意識していました。逆転された後すぐに得点を奪うことができ良かったです」5回に2点のリードをひっくり返された直後のアーチで、キャプテンがバットでチームを鼓舞した。

◆DeNA宮崎敏郎内野手(33)が、右翼ポール直撃の同点ソロを放った。]1点を追いかける6回無死、広島コルニエルの152キロの直球をコンパクトにスイング。1度はファウルと判定されたが、リプレー検証で本塁打に覆った。「イニングの先頭だったので、出塁することを心掛け打席に向かいました。ストレートをしっかり自分のスイングで仕留めることができました。風にも助けられました」とコメントした。

◆DeNA山崎康晃投手(29)が、痛恨の走者一掃の適時三塁打を浴び、逆転を許した。1点リードの9回、大きな拍手に迎えられ、守護神として、マウンドへ。坂倉、上本に内野安打を浴び、2死満塁のピンチから西川に逆転打を浴びた。今季は春季キャンプから三嶋とハイレベルな争いを繰り広げ、三浦監督から守護神を任されたが、痛恨の一打を浴びた。

◆DeNAが広島に逆転負けし、開幕から3連敗を喫した。1点リードの9回に今季の守護神を託された山崎康晃投手(29)が、西川に走者一掃の逆転適時三塁打を浴びた。三浦監督は「粘りは見せられたんですけど、あそこで勝ちきらないといけないです。ホーム開幕で勝ち試合を見せられなかったのは申し訳なかったです。また来週、頑張ります」と話した。

◆広島が土壇場の逆転勝利で、3連覇した18年以来の開幕3連勝となった。3戦連続2桁得点はならなかったが、18年以来の開幕から3戦連続2桁安打。開幕前に不安視された得点力低下をかき消すような攻撃力で、2度のビハインドをひっくり返した。9回2死満塁から西川龍馬外野手が決めた。DeNA守護神山崎を追い詰めた最終局面でも、冷静だった。「真っすぐは捨てていった。どこかでツーシームで誘ってくるなと」。2球真っすぐを見逃した3球目、狙った得意球を捉えた。ライナーで伸びた打球は前進守備の中堅手の頭上を越え、走者一掃の決勝三塁打となった。クールなバットマンが滑り込んだ勢いのまま腕を突き出した先の広島ベンチでは、全員が総立ちで喜びを爆発させた。全員でつかんだ開幕3連勝だった。4回まで無安打も、2点を追う5回は4連打を含む5安打の集中攻撃で4点。9回も2死二塁から上本が二塁内野安打でつなぎ、長野は際どい球を見極めた。西川は「完全にあれは流れで打った感じです」とチームメートに感謝した。メジャー移籍の鈴木の穴、外国人野手不在を感じさせない全員攻撃で、好発進を決めた。【前原淳】?○...3戦連続スタメンの上本が20年8月21日巨人戦以来の猛打賞で期待に応えた。まずは2点を追う5回2死一、二塁で左越えの適時二塁打。7回は左前打を放ち、9回2死二塁では二塁内野安打で西川の決勝打につなげた。「後ろにつなぐ意識しかないんですけど、打ちにいくと決めた球は打ちにいこうと打席に立っています」。前日までは中堅、この日は三塁でスタメン出場するなど、攻守でマルチに貢献している。?○...今季初先発の遠藤は4回4安打4奪三振2失点だった。3回1死から投手坂本に許した中前打を起点に3連打を浴び、2点を失った。「チームが勝ったのが一番。(去年)1年間悔しい思いをした。その思いをぶつけるために1年間全力で戦い抜きたい」。昨季は登板2試合止まり。2年ぶりの開幕ローテーションに入った右腕が、次回初勝利を期した。

◆広島長野久義外野手(37)が貫禄でチームに貢献した。5回から代打で今季初出場して1安打1四球2打点2得点。今季初出場で存在感を示した。1点差とした5回2死二、三塁で出番が巡ってきた。DeNA坂本の初球真っすぐは胸元へのボール球。続く2球目、外角低めに落ちるチェンジアップを狙った。腕を伸ばして捉えた白球を中前に運ぶと、2人の走者を本塁に迎え入れた。「いいところに転がってくれました。"神様、上本様"がつないでくれるので、何とか後ろにと思っていました」。直前には反撃ののろしを上げる適時打を放ち、初の開幕スタメンから活躍を続ける上本をたたえた。1点ビハインドの9回2死一、三塁では、守護神山崎らDeNAバッテリーとの駆け引きの末、四球を選び、殊勲打の西川につなげた。「あそこも"上本様"がつないでくれたので、僕も何とか(西川)龍馬につなごうという思いでした。本当に龍馬がナイスバッティングでした」。開幕3戦目にようやく巡ってきた出場機会に期するものがあったはずだが、最後まで自分のことよりもチームメートの働きをたたえた。

◆今年も失敗しません! 広島守護神の栗林良吏投手(25)が2点リードの敵地DeNA戦(横浜)の9回に登板。2四球から適時打を許し、7-6と迫られたが、後続を断った。22年初セーブを記録し、安堵(あんど)の大きな息をついた。昨季はセーブ失敗が1度もなく、37セーブで新人王に輝いた絶対的ストッパー。"失敗しない男"の2年目が幕を開けた。薄氷をわたった22年初セーブに、栗林は大きな息をついた。「(内容は)良くないけど、チームは勝ったのでその点はよかった」と安堵(あんど)の表情を見せた。2点リードの9回、今季初の出番が回ってきた。先頭の関根を四球で出すと、1死一塁から楠本にも四球。2死一、二塁までこぎ着けたが、牧に中前適時打を許し、7-6と1点差に迫られた。「本塁打だけは注意していた。本塁打ではなかったので結果オーライ」。2死一、三塁と長打で逆転サヨナラの場面で宮崎を一邪飛に抑えて初セーブをマーク。「今日はチームに助けられた1セーブ。これから自分の力で(セーブを)取れるようにしたい」。勝利のハイタッチでは、ナインにお辞儀を繰り返した。2年目を迎えて昨季と変わらないもの、変わったものがある。「ピッチャー栗林」がコールされると、リリーフカーに乗り、ベンチ手前に姿を見せる。ファウルラインをまたぐ時と、投球練習前に一礼するルーティンは昨季と変わらない。変わったのはメンタル面だ。「ゼロで抑えるのが一番だけどメリハリを。逆転されないところは逆転されないように」。点差に応じて気持ちを変え、登板するようになった。この日も1点差に迫られたがリードは守った。負けなければいい。心の余裕という、新たな武器を身につけた。ルーキーイヤーの昨季はセーブ失敗が1度もなく、37セーブで新人王に輝いた。今季は絶対的守護神としての期待が、より大きい。「(2年目で)背負うものもあるし、負けたくない気持ちも去年より強い。チームの良い状態を自分の一投で崩してしまうこともある。それを良い方向に持っていけるようにやりたいと思っている」。2年目の栗林に"ジンクス"は存在しない。今季も最終回に堂々立ちはだかる。【前山慎治】

◆DeNAは守護神の山崎が救援に失敗し、2年連続で開幕3連敗を喫した。同点の8回に牧の1号ソロで勝ち越し。4番の1発で逃げ切りを図ったが、9回2死満塁から西川に走者一掃の逆転適時三塁打を浴びた。三嶋との争いの中、三浦大輔監督は「悩みましたけど、総合的に判断した」と山崎に守護神を任せることを決断。決勝打の直前には指揮官自らマウンドで山崎を鼓舞したが、結果は無情だった。「あそこで勝ちきらないと。結果を出せずに申し訳なかったですけど、取り返せるようにまた来週頑張ります」と前を向いた。

◆広島・遠藤淳志投手(22)は4回を4安打2失点、67球と粘ったが、2年ぶりの白星はならなかった。両チーム無安打のまま迎えた0─0の三回1死で、投手の坂本に中前へ初安打を許し、桑原に左中間二塁打を浴び二、三塁を招く。続く楠本を追い込み、チェンジアップを投じたが、ライナーで右翼線へ弾き返され、2者の生還を許した。四回は無死二塁と再びピンチを背負ったが、無失点に切り抜ける。すると、その裏の五回1死から坂倉がこの日チーム初安打。2死後、D6位・末包(大阪ガス)、上本の連打で1点差にした。なお2死二、三塁の遠藤の打席で代打・長野が送られた。その長野が中前へ2点打を放ち逆転に成功。さらに西川が適時二塁打を放って4─2とした。遠藤はオープン戦4試合に登板し、0勝1敗1セーブ、防御率2・92で開幕ローテ6番手に滑り込んだ。勝てば、プロ2度目の完投で5勝目を挙げた2020年11月4日の巨人戦(マツダ)以来、2年ぶりだった。

◆DeNAは九回に痛恨の逆転負けで3連敗。4―4の八回に4番・牧秀悟内野手(23)が左翼席へ勝ち越しの1号ソロを放ったが、1点リードの九回に登板した山崎康晃投手(29)が2死満塁から西川に中越えの3点三塁打を浴びた。三浦大輔監督(48)の主な一問一答は以下の通り――開幕3連敗「粘り強くいったんですけど、勝ち切らないといけないですね」――坂本は7回4失点「直球中心で、しっかり攻めていたと思いますし、あのイニング(五回)をもうひと踏ん張りできればよかったんですけど、それ以外はよかったと思います」――守護神として送り出した山崎はセーブ失敗「内容よりも結果。シーズンに入っているので結果打たれた。失敗したというところですね」――九回2死満塁で監督自らマウンドへ「クローザーとして出しているわけですから、踏ん張ってもらえるようにという気持ちをこめていきました。結果ああいう形になりましたけど、まだ始まったばかりなので。ホームで3連敗、痛いですけど終わりではないので」――打線は好調「打線の方はきょうもいい形で先制して、取り返されても、取り返して粘りを見せていましたし、状態もいいので何とか、かみ合うようにやっていきます」

◆広島が競り勝ち開幕3連勝した。4―5の九回2死満塁から西川の走者一掃の三塁打で逆転した。4番手の中崎が2年ぶりの勝利を挙げ、栗林が今季初セーブ。DeNAは抑えの山崎がリードを守れず、2年連続で開幕3連敗を喫した。

◆DeNAの牧は3連敗の中でも4番の仕事は果たした。4―4の八回、中崎の初球のスライダーを思い切りよく振り抜き、「本塁打になるか微妙だったが、声援がスタンドまで運んでくれた」と言う左翼席最前列への今季1号ソロ。逆転を許して迎えた5―7の九回も適時打を放って最後まで粘った。開幕から3試合連続安打で2年目も打撃は好発進。ただ二塁の守備では、九回に併殺を狙った一塁への送球がわずかにそれて走者を残してしまった。逆転負けにつながり、試合後の表情はさえなかった。

◆広島は九回に二死満塁から西川龍馬外野手(27)の走者一掃の三塁打で逆転して開幕3連勝。試合後の佐々岡真司監督(54)の主な一問一答は以下の通り。──1点を追う九回2死から西川の中越え3点三塁打で逆転。粘りが素晴らしい「そうですね。この3連戦、2死から点を取れている。つないで、つないでという意識がこういう結果になっていると思う。いや素晴らしいですね」──五回に上本の一打で1点差に迫り、なお2死二、三塁で先発の遠藤に代打・長野。勝負をかけた「そうですね。遠藤は(4回2失点と)悪くはないように見えましたけど、なかなか相手(先発の坂本)も打ち崩せなかった。チャンスがあれば早め早めというところで、あそこでつないで長野がよく(中前2点打を)打ちましたし、いい攻撃だったと思います」──五回攻撃終了時点で4─2。できれば逃げ切りたかった「そうですね。五回、六回、そこの投手というのはまだね。(五回から登板した)コルニエルもいい球を投げてたんですけどね。(五回に佐野と六回に宮崎に)一発、一発。これはまたしっかりと次に生かしてほしいと思います。ボール自体はそんなに悪くないと思います」──八回に登板した中崎は牧に一発。球場が狭く怖さがある「ここはそういう怖さというね。本当にリードが何点あってもいい。横浜打線ということもあるし、この球場の怖さというのはみんな知ってると思う。一発の怖さというのはきょう改めてわかりましたね」──開幕3試合目でD3位・中村健(トヨタ自動車)とD6位・末包(大阪ガス)の新人2人をスタメン起用「捕手が坂倉というところで、(8番の)上本は本当にいいつなぎをやってくれている。いろいろとそういう面ではずっとキャンプからやってきた2人というところで、まだまだ使うこともあるだろうし。きょう(中村健は)2三振しましたけど、しっかりと練習して、またスタメン取れるようにというところでしょうね」──開幕3連勝「上出来だし、本当に投打がかみ合っている。打線がいいつながり、というか今年はそういう、長打というよりもつないでつないでというところで1点。それができていると思うし、あきらめない姿勢。2死から点を取れている。本当にいい攻撃だと思います」──手応えを感じている「3つですからね。こういうのをしっかりと続けられるよう1試合1試合引き締めてやるだけです」

◆昨季新人王の広島の栗林が7―5の九回に今季初登板し、セーブを挙げた。2四球を与えてピンチを招き、牧に適時打を許したことは反省し「ストレートだけじゃなくて他の球種も(捕手が)構えた所に行っていない。ストライク先行できなかったのは良くない点」と自らに厳しく言った。37セーブをマークした昨季同様の活躍が期待される中で、重圧を感じながら2年目に臨んでいる。「負けたくない気持ちは去年よりも強い。チームのいい状態を一投で崩してしまうこともある。いい方向に持っていけるように」と決意を新たにした。

◆DeNA・山崎康晃投手(29)は、1点リードの九回に守護神としてマウンドに上がったが踏ん張りきれなかった。記録に残らないミスも絡み2死満塁とされ、三浦監督自らマウンドに向かい山崎を激励した。しかし、西川が放った打球は前進守備を敷く中堅・桑原の頭上を越え3点を奪われた。指揮官は「踏ん張ってもらえるようにという気持ちをこめて(マウンドに)行った。内容より結果です」と現実を受け止めた。

◆開幕からの2試合は連続2桁得点で大勝した広島。この日はあと1人から鮮やかに逆転した。鈴木誠(現カブス)が抜けた穴を感じさせない戦いを続けている。この日の主役は西川だ。4-5の九回2死満塁で、通算170セーブの山崎の落ち切らなかったツーシームを一閃。前進守備の中堅・桑原の頭の上を越える走者一掃の3点三塁打を放ち、チームを2018年以来、敵地では2005年以来の開幕3連勝へ導いた。「ちょっとでも浮いたら、全部いこうと思っていた。きょう勝てたのはデカイ。いいスタートじゃないですか」西川は三塁上でベンチに向かって力強く右拳を突き上げた。同い年の鈴木誠がメジャーに移籍したことに「大きい存在が抜けた。自分もしっかりしないと」と自覚を強める西川に、そして開幕から3試合連続2桁安打と好調の打線に、佐々岡監督は「いやぁ~、素晴らしい」とニンマリ。貯金3は昨年4月以来で、就任3年目で最多タイ。29日からの阪神との本拠地開幕3連戦へ、新・赤ヘル打線の勢いが止まらない。(柏村翔)

◆DeNAは、開幕3連敗。牧秀悟内野手(23)が4―4の八回に勝ち越しの1号ソロ、逆転を許した九回にも1点差に迫る左前適時打を放ったが、九回の3失点が重すぎた。三浦監督は「勝ち切らないといけない。(牧は)しっかり4番の仕事をしてくれている」と言葉を絞り出した。〝横浜反撃〟は、わずかに及ばなかった。五回に3番・佐野、六回に5番・宮崎、八回には4番・牧とクリーンアップがそろい踏みの今季1号。牧は「声援がスタンドまで運んでくれた」と3万人超のファンに感謝したが、試合後の表情は厳しかった。) 準備を徹底してきた犠打や守備のミスも絡んで競り負け、「打線はいい形で先制して、状態もいい。何とか、かみ合うようにやっていきます」と三浦監督。歯車を調整し、29日からの敵地・中日3連戦で仕切り直す。(横山尚杜)◆五回に1号ソロを放ったDeNA・佐野 「ツーアウトだったので、とにかく出塁を意識した」◆六回、ファウル判定がリクエストによるリプレー検証で1号ソロに覆ったDeNA・宮崎 「ストレートを自分のスイングで仕留めることができた。風にも助けられた」

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
300 1.000
(-)
-
(-)
14020
(+4)
8
(-)
7
(+2)
2
(+1)
0.300
(↓0.007)
0.000
(-)
1
(-)
広島
300 1.000
(-)
0
(-)
14028
(+7)
14
(+6)
1
(-)
1
(+1)
0.357
(↓0.04)
0.000
(-)
3
(2↓)
巨人
210 0.667
(↓0.333)
1
(↓1)
14016
(+5)
14
(+7)
3
(+2)
1
(-)
0.314
(↓0.003)
0.000
(-)
4
(-)
中日
120 0.333
(↑0.333)
2
(-)
14014
(+7)
16
(+5)
3
(+1)
1
(-)
0.241
(↑0.017)
0.000
(-)
5
(1↓)
阪神
030 0.000
(-)
3
(↓1)
1408
(-)
20
(+4)
1
(-)
1
(-)
0.216
(↓0.027)
0.000
(-)
5
(1↓)
DeNA
030 0.000
(-)
3
(↓1)
14014
(+6)
28
(+7)
3
(+3)
0
(-)
0.252
(↑0.006
0.000
(-)