1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
広島 | 1 | 0 | 1 | 2 | 4 | 2 | 0 | 0 | 0 | 10 | 14 | 1 | 1 |
DeNA | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 5 | 11 | 2 | 0 |
勝利投手:森下 暢仁(1勝0敗0S) 敗戦投手:大貫 晋一(0勝1敗0S) 本塁打 |
DeNA戦チケット予約 | 広島戦チケット予約 |
◆広島は初回、松山の適時打で先制する。その後は4回表に森下の適時二塁打、5回に菊池涼のソロが飛び出すなど、終わってみれば14安打で10得点を挙げた。投げては、先発・森下が8回3失点の力投で今季1勝目。敗れたDeNAは、先発・大貫が試合をつくれなかった。
◆25日の広島戦で負傷降板したDeNA東克樹投手(26)は、出場選手登録を抹消せず、状態を注視しながら、次回の登板日を決定する。 開幕戦の6回、上本への四球後に左手中指の皮がめくれ、砂田に交代。状態が心配されたが、三浦監督は「ちょっと様子を見ながら次回登板を決めたいと思います」と話した。東はこの日、広島戦の試合前練習に参加し、ランニングなどで汗を流した。
◆「横浜反撃」を掲げるDeNAが、今季初勝利に向け、開幕戦から打順を変更した。「6番一塁」を知野から倉本に変更し、「7番遊撃」には柴田から大和に変更。捕手には伊藤光をスタメン起用した。
◆DeNAの投手陣が、相手先発の広島森下暢仁投手(24)に3安打3打点と固め打ちされ、大量失点を喫した。 3回無死から、大貫が中前打で出塁を許し、小園の犠飛で生還。4回2死一、二塁では大貫が右翼線への2点適時二塁打を浴び、5回2死一、二塁では田中健が左前適時打を浴びた。明大時代から打撃への定評が高く、この日も1打席目は大貫の低めに沈む変化球、3打席目も低めの変化球で見逃せばボールだったが、うまく拾われた。25日の開幕戦では、2回に大瀬良に適時打で追加点を許したが、2戦連続で相手投手に手痛い安打を浴びた。
◆DeNAは、投手陣が14安打10失点と打ち込まれ、開幕から連敗を喫した。先発大貫が5回途中7失点でKO。2番手の田中健、3番手の上茶谷も失点し、2試合連続で2ケタ失点を許した。開幕戦からの2試合連続2ケタ失点は、リーグ史上初だった。相手先発の森下には、3安打3打点と固め打ちされた。25日の開幕戦でも大瀬良に適時打を許したが、2戦連続で相手投手に手痛い安打を浴びた。打線は11安打で5点を奪って、意地をみせたが、中盤までの失点が重かった。三浦監督は「ちょっと、打たれすぎですね。最後まで粘りを見せましたけど、中盤で大量失点すると流れが悪くなる」と厳しい表情で話した。
◆DeNAは、投手陣が14安打10失点と打ち込まれ、開幕から連敗を喫した。先発大貫晋一投手(28)が5回途中7失点でKO。2番手の田中健、3番手の上茶谷も失点し、2試合連続で2ケタ失点を許した。相手先発の森下には、3安打3打点と固め打ちされた。25日の開幕戦でも大瀬良に適時打を許したが、2戦連続で相手投手に手痛い安打を浴びた。打線は11安打で5点を奪って意地をみせたが、序盤の失点が重かった。
◆広島森下暢仁投手(24)がプロ初の猛打賞を記録した。1-0の3回先頭ではDeNA先発大貫晋一投手(28)の低めの落ちる球を中前にはじき返した。4回2死一、二塁では大貫のスライダー系の変化球を右翼線にはじき返し2点適時二塁打。二塁上では万歳で喜びを表現した。7-2としなお2死一、二塁の5回には2番手田中健二朗投手(32)の低めフォークをバットの先に当て、左前に落とした。二塁走者が生還し2打席連続の適時打を決めた。3打席を終え、3打数3安打3打点。9番打者がバットでも大活躍だ。森下は1年目の3打点がキャリアハイ。2年目はシーズンで1打点にとどまっていた。3年目の今季、1試合目にして早くも打点キャリアハイに並んだ。▼投手の森下が3安打、3打点の活躍で、広島は開幕戦の11点に続いて2桁得点。投手の猛打賞は17年10月1日ウィーランド(DeNA)以来で、広島では98年5月12日加藤がヤクルト戦で3安打して以来、24年ぶり。開幕戦から2試合連続2桁得点は1リーグ時代の37年春の阪急14点→17点、パ・リーグの53年西鉄11点→13点、91年西武14点→15点に次いで4度目となり、セ・リーグでは初。今日の試合で、広島がプロ野球初の開幕戦から3試合連続2桁得点に挑戦する。
◆広島がDeNA相手に10得点を奪い、リーグ初となる開幕から2試合連続2桁得点で連勝発進を決めた。菊池涼介内野手(32)はチーム初本塁打となる1号ソロを含む2安打に加え、いずれも得点につながる2犠打で打線を活性化。攻守両面で際立つ存在感を発揮し、メジャー移籍した鈴木や外国人野手不在の劣勢を吹き飛ばす好スタートに一役買った。小技と堅守で試合を引き締めていた菊池涼が、大技で試合の行方を決定づけた。2点差に迫られた5回。先頭の菊池涼は、大貫の浮いた真っすぐを逃さなかった。「反応できたという感じです」。左翼方向に上がった打球は風にも乗り、赤く染まったスタンドに吸い込まれた。22年のチーム初本塁打から再び勢いづいた打線は、リーグ初の開幕から2戦連続2桁得点。開幕2連勝の好発進を決めた。開幕から潤滑油としての存在感が際立つ。1回は無死一塁、3回は投手が二塁走者の無死一、二塁で完璧な犠打で走者を進めた。開幕2試合ですでに昨季の2犠打を上回る3犠打。いずれも得点につながっている。「出たサインに忠実にできるように準備している」。大技の飛び道具も併せ持つ、つなぎ役が大量得点の打線を活性化させている。流れを手繰り寄せるだけでなく、再三の好守で相手に流れを渡さない。3点差に迫られた4回。なおも1死一、三塁から宮崎の一二塁間の鋭い当たりをダイビングキャッチで阻止した。2点差になったものの、抜ければさらに一、三塁とピンチが広がっていた場面だった。「若い選手と一緒に特守受けて、投手陣と一緒に走ったりしてきたから足が動いているのかもしれない。求められていることをまっとうしようと思ってやっています」。的確なポジショニングも含め、ピンチを未然に防いでいる。佐々岡監督は「キクがしっかりとバントを決めてくれた」と2番打者の働きに最敬礼だ。守備ではセンターラインの一角として引き締め、攻撃ではつなぎ役に徹する。菊池涼は「今のところかみ合っているかなと。ここからどうなるか分からないので、引き締めてやっていきたい」と気合を入れ直した。黒子に徹する実力者が、開幕連勝スタートの好循環を支えている。【前原淳】
◆広島の4番松山竜平外野手が2戦連続マルチ安打で14安打10得点の大勝に貢献した。1回2死二塁では先発大貫の低め変化球に体勢を崩されながらも、左前適時打で先制点を導いた。「絶対(走者を)かえしたいと思っていた。やっぱり先制点はチームが乗っていく。打撃でなんとか引っ張っていきたい」。6回1死一塁でも上茶谷から右前打を放ち、開幕2戦で8打数4安打1打点。4番が広島打線をけん引している。
◆広島西川龍馬外野手が好走塁で先制点をもぎ取った。初回無死、右前打で出塁すると犠打で二塁に進塁。2死二塁となり、松山の左前打で本塁に突っ込んだ。左翼佐野がダイレクトで返球したが、捕手のタッチをかわし、左手を伸ばしてベース板の端に触れた。「捕手の動きを見ながら、うまくかいくぐることができた。キャンプから練習してきたことなので」。軽快な身のこなしが2桁得点の口火となった。
◆投げて良し、打って良し! 広島森下暢仁投手(24)が今季初先発で8回を8安打3失点(自責2)にまとめ、打っても3安打3打点の固め打ち。エンゼルス大谷ばり? の"二刀流"の活躍でチームを開幕2連勝に導いた。自らの投球で弾みをつけた。3回まで1人の走者も出さない万全の立ち上がり。オープン戦も含め、今季ここまで先発した4戦はいずれも打線1巡目は被安打0。その勢いを自身の打席にもつなげた。まず3回先頭で中前打。4回2死一、二塁では右翼線へ2点適時二塁打を放ち、プロ4本目のタイムリーで自らを援護した。「バットの方でもチームに貢献できてよかった。今日は本当にたまたま、良いところへ飛んでくれただけ」。5回2死一、二塁で左前にはじき返し、この日3打点目。プロ1年目のキャリアハイ3打点に1試合で並んだ。 大分商時代には3番打者も務め「打撃から投球につなげることもできる」と積極的に打撃ケージに入ってきた。2年目のオフには野手しかいない鈴木誠也の自主トレにも参加。「投手だから投手のことだけをしなければいけないということではない。9人目の野手としてできることもある」。9番"打者"として有言実行の働きをみせた。チームは開幕から2戦連続2桁安打2桁得点のリーグ初記録で連勝スタート。「この勢いに乗ってどんどん勝っていけるように。(大瀬良)大地さんの背中を見て今シーズンはやっていける」。エース大瀬良に続く土曜日の男が、チームの勢いを加速させていく。【前山慎治】▼投手の森下が3安打、3打点の活躍で、広島は開幕戦の11点に続いて2桁得点。投手の猛打賞は17年10月1日ウィーランド(DeNA)以来で、広島では98年5月12日加藤がヤクルト戦で3安打して以来、24年ぶり。開幕戦から2試合連続2桁得点は1リーグ時代の37年春の阪急14点→17点、パ・リーグの53年西鉄11点→13点、91年西武14点→15点に次いで4度目となり、セ・リーグでは初。27日の試合で、広島がプロ野球初の開幕戦から3試合連続2桁得点に挑戦する。○...ホンダ鈴鹿からドラフト5位入団した松本がプロ初登板を果たした。7点リードの9回に登板。先頭から3者連続安打を許すなど2点を失った。「チームが勝てたことがものすごくよかった。最後、DeNAが行けるんじゃないかと思わせてしまったのは反省点ですし、そういう隙を与えないようにもっともっと投げていきたいと思う」。2失点に反省も、プロとしての第1歩に前を向いた。
◆DeNAが、セ・リーグ史上初の開幕戦から2試合連続2ケタ失点を喫し、広島に連敗した。大貫が5回途中7失点でKO。2番手田中健、3番手上茶谷も失点するなど、14安打10失点と打ち込まれた。三浦大輔監督(48)は「昨日と同じような感じで、ちょっと打たれすぎですね。(打線が)最後まで粘りを見せましたけど、中盤であれだけ大量点を取られると流れが悪くなる」と厳しい表情で話した。投手の森下に許した3安打3打点が全てだった。3回無死から大貫が中前打を浴び、4回2死一、二塁では2点適時二塁打で失点。5回にも田中健が適時打を浴びた。25日の開幕戦では東が大瀬良に適時打を浴びたが、2戦連続で投手に痛打された。同監督は「投手に3安打。それが一番、流れが悪くなる。3本はちょっとやられすぎ」と指摘しながら「やり返さないと」とリベンジを誓った。
◆広島・西川龍馬外野手(27)が〝神の手〟で先制点をもぎ取った。「1番・左翼」で出場し、一回に右前打で出塁すると、菊池涼の送りバントで二進。2死二塁から松山の左前打で本塁へ突入した。DeNAの左翼手・佐野のノーバウンド送球でタイミング的にはアウトになってもおかしくなかったが、捕手・伊藤光のタッチをひねりながら潜り抜け、左手だけでベースを触った。西川は得点を確認すると、クールな表情を崩して喜んだ。
◆広島・森下暢仁投手(24)が自身2年ぶり、通算3本目となる二塁打で自らを援護した。2点リードの四回2死一、二塁で、DeNA・大貫のスライダーを振り抜き、右翼線へ2点二塁打を放った。三回先頭の1打席目でも中前打を放っており、早くもマルチ安打を達成。二塁に到達すると、両手を上げ三塁ベンチに向かってほほ笑んだ。投げては三回まで1人の走者も許さない。四回に牧の適時打と内野ゴロで2点を失ったが、力強い投球をみせている。
◆広島が2試合連続2桁得点で快勝した。一回に松山の適時打で先制し、四回は森下が2点二塁打。五回には菊池涼のソロや上本の2点適時打などで4点を加えた。森下は8回3失点で白星を挙げた。DeNAは投手陣が崩れ開幕2連敗。
◆広島は14安打10得点の猛攻で、2年ぶりの開幕2連勝を決めた。佐々岡真司監督(54)の主な一問一答は次の通り。──開幕から2試合連続2桁得点はセ・リーグ初「えっ、そうなん? へぇ~」──打線がよくつながる「そうですね。そこが(昨季の)課題だったところがね。1点1点というのが、今はうまくできている」──0─0の一回2死二塁で松山の巧打(左前適時打)に西川の本塁への好走塁。その前の無死一塁での菊池涼の送りバンドと理想的な流れ「去年はなかなかできなかったけど、ことしは1点1点。まず最初の1点をというところから、キク(菊池涼)がしっかりとバントを決めてくれた。難しい(三回)一、二塁でも(送りバント)決めてくれて流れがこっちに来たと思う。それを後ろの打者がつないで、かえしてと、いい形ができていると思う」 ──森下はバットでは3安打3打点で貢献したが、投球では8回8安打3失点「立ち上がりから良かったと思う。甘いところは打たれたが、アレだけ打って塁に出てちょっとアレかもしれない。野手顔負けのバッティングで自分を助けた」──完投までは考えなかった「球数は100(98球)ぐらいだが、きょうは1試合目。8回まで粘り強く投げてくれたと思う」──松山、上本といい働き「松山は4番というところで、いい働きをしてくれているし、上本もつなぎで四球を選んだりね。オープン戦で自ら結果を出して、この座を取ったのでね」
◆DeNAは投手陣が14安打10失点とまたも崩壊した。25日の11失点に続き、開幕から2試合連続2桁失点はセ・リーグ史上初の屈辱。三浦監督は「ちょっと打たれすぎ。早め早めに改善していかないと」と苦言を呈した。先発の大貫は三回までに2点を失うと、四回は2死からの四球をきっかけにピンチを招き、投手の森下に2点二塁打を浴びた。五回途中7失点と役割を果たせず「試合をつくれず、イニングの途中でマウンドを降りることになりチーム、中継ぎ陣に申し訳ない」とうなだれた。
◆広島の4番松山が2安打1打点を挙げ、開幕2連勝に貢献した。2戦連続で2安打し「しっかり振れているし、投手への対応もできている。続けていきたい」と充実感をにじませた。0―0の一回2死二塁から大貫の外角変化球をうまく流して左前へ先制打を運び、今季初打点を記録した。五回に四球を選ぶと六回には右前打を放ち、いずれも追加点のホームを踏んだ。36歳のベテランは「とにかく打撃でチームを引っ張っていきたい」と頼もしく言った。
◆広島の菊池涼が2犠打&チーム1号と存在感を発揮した。一、三回は送りバントに成功。4─2に迫られた直後の五回先頭では大貫の直球を左翼席へ叩き込み「反応できたという感じ。打ちたい打ちたいとならずにやれているのがよかった」と汗をぬぐった。9年連続でゴールデングラブ賞に輝いた二塁守備では再三、安打性の当たりを好捕するなど躍動した。
◆DeNAは、2試合連続の2桁被安打&失点で完敗。開幕2試合で計31被安打、21失点と投手陣が打ち込まれた。東と最後まで開幕投手を争った大貫が先発したが、4回0/3を7安打7失点でKO。四回には投手の森下に2点二塁打を許すなど波に乗れず「イニングの途中でマウンドを降りることになりチーム、中継ぎ陣に申し訳ない」と肩を落とした。大貫について、三浦監督は「しっかり切れるところで切らないといけないし、投手にあれだけ打たれてはリズムも悪くなる」とバッサリ。代わった田中健、上茶谷も流れを止められず「ちょっと打たれすぎですね」と強い口調で指摘した。開幕から2試合連続の2桁失点はセ・リーグ初の屈辱。打線は11安打をマークし、九回に2点を奪うなど粘りを見せているだけに、投手陣の奮起が求められる。(浜浦日向)
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ヤクルト |
2 | 0 | 0 | 1.000 (-) | - (-) |
141 | 16 (+6) | 8 (-) | 5 (+1) | 1 (-) |
0.307 (↓0.059) | 0.000 (-) |
1 (-) |
巨人 |
2 | 0 | 0 | 1.000 (-) | 0 (-) |
141 | 11 (+7) | 7 (+5) | 1 (-) | 1 (-) |
0.317 (↑0.059) | 0.000 (-) |
1 (-) |
広島 |
2 | 0 | 0 | 1.000 (-) | 0 (-) |
141 | 21 (+10) | 8 (+5) | 1 (+1) | 0 (-) |
0.397 (↓0.018) | 0.000 (-) |
4 (-) |
阪神 |
0 | 2 | 0 | 0.000 (-) | 2 (↓1) |
141 | 8 (-) | 16 (+6) | 1 (-) | 1 (-) |
0.243 (↓0.123) | 0.000 (-) |
4 (-) |
中日 |
0 | 2 | 0 | 0.000 (-) | 2 (↓1) |
141 | 7 (+5) | 11 (+7) | 2 (+1) | 1 (-) |
0.224 (↓0.046) | 0.000 (-) |
4 (-) |
DeNA |
0 | 2 | 0 | 0.000 (-) | 2 (↓1) |
141 | 8 (+5) | 21 (+10) | 0 (-) | 0 (-) |
0.246 (↑0.064) | 0.000 (-) |
コメント