西武(★1対2☆)ヤクルト =オープン戦3回戦(2022.03.20)・ベルーナドーム=
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ヤクルト
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西武
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勝利投手:田口 麗斗(1勝0敗0S)
(セーブ:鈴木 裕太(0勝0敗1S))
敗戦投手:増田 達至(1勝2敗0S)

本塁打
【ヤクルト】村上 宗隆(1号・9回表ソロ)
【西武】栗山 巧(1号・5回裏ソロ)

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◆西武は、先発・渡邉が5回無安打無失点の好投。ローテーションの一角として期待される若手右腕が、状態の良さを示した。一方のヤクルトは、先発・高梨が6回1失点6奪三振。シーズン開幕に向け、安定感のある投球を見せた。

◆西武は試合前に、野球振興の一環として実施する「LIONS BASEBALL FOR THE WORLD」で集まった野球用具の贈呈式を行った。 郵船ロジスティクス株式会社協力のもと、20年と21年の2年間で選手らから回収した2031点の野球用具を、カンボジア野球協会に寄付。贈呈式に出席した呉念庭内野手は「ぜひカンボジアの方々には、この野球用具を使って目いっぱい野球を楽しんでもらえればうれしいです。この活動を通して世界中に野球の輪が広がり、野球をプレーする人たちが世界中で増えることを願っています。今後も僕は積極的にこの活動に参加します」とコメントした。

◆プロ21年目の西武栗山巧外野手(38)が先制アーチを放った。5回先頭の打席。ヤクルト高梨の139キロ直球を右翼席へ運んだ。 5回まで無安打投球を披露した先発の渡辺勇太朗投手を援護する先制ソロ弾。「打ったのは真っすぐです。厳しいコースでしたが、うまく振り抜けたと思います」と感触をかみしめた。

◆西武愛斗外野手(24)が、強肩を披露してライトゴロに仕留めた。 7回、同点に追い付かれなおも1死二塁のピンチで、愛斗がヤクルト・オスナの右前への打球に「体が反応した」と猛然とダッシュ。捕球するとすぐさま一塁送球した。慌ててスライディングするオスナを仕留め、補殺を記録した。愛斗は「あの打球で、僕がこういうチャージをしたら、ランナーは3塁で止まると思いました。と同時に、呉さんが一塁ベースに入るのが見えたので、投げようと判断しました」と低いライナー性だったことに加え、愛斗の素早い状況判断と強肩が光った。死球の影響で前日は出場を回避したが、この日は「8番右翼」でスタメン出場。ヒットこそなかったものの、守備でみせた。「常に、走塁コーチの手を回させないチャージを心掛けていますし、隙をつきたいと思っています。それは一塁を守る方にも伝えていて、アイコンタクトをとっています。信頼関係ですね」。ベンチに戻ると、一塁の呉念庭に「ありがとうございます」と伝えると「あそこは入って良かったよね」というやりとりがあったという。「そういう会話ができたのも良かったです」と、"あうんの呼吸"による連係プレーで仕留めたライトゴロだった。

◆捕手登録のヤクルト内山壮真が、プロ入り後初となる遊撃守備に就いた。 8回裏の守りから出場。同2死走者なしでゴロを危なげなくさばき、笑顔でベンチに戻った。星稜2年時には夏の甲子園決勝に4番遊撃で出場し、1学年上の奥川と全国で準優勝している。高津監督は「ほぼないとは思うんですけど、捕手は特殊なポジションで代えづらい時もあるのでね、シーズンのいろんなことを想定して守らせた」と説明した。

◆西武に先発ローテーションを再編する可能性が出てきた。開幕2カード目初戦の29日日本ハム戦(札幌ドーム)で先発予定だった今井が、右内転筋の張りのため、オープン戦最終戦の21日ヤクルト戦(ベルーナドーム)の先発を回避した。 ドラフト2位佐藤隼輔投手(22=筑波大)が緊急先発することになり、辻監督は「ちょっと様子を見て。最悪のことも考えながら。明日、明後日どういう状況になるか。ダメな場合は考えてないといけない」と頭を悩ませた。今井はカード頭を託される予定だった。辻監督も「今年に限っては投げることに関しては、心配していなかったので」と信頼を寄せていたが、検査で炎症が確認され、今後の状態を見極め最終判断を下す。一方で、この日のヤクルト戦では、渡辺が5回を無安打無失点の好投。これでオリックスとの開幕カードは、高橋、ドラフト1位隅田知一郎投手(22=西日本工大)、渡辺で固まった。ファームでは、新外国人ディートリック・エンス投手(30=レイズ)が来日初登板で4回1安打6奪三振と好投。辻監督は「4月頭には大丈夫ということになるでしょう」と、新戦力を含めやりくりしていく。

◆プロ21年目の西武栗山巧外野手が先制アーチを放った。 5回先頭の打席、ヤクルト高梨の139キロの直球を右翼席へ運び先制した。オープン戦1号で、ベルーナドームに改称後、自身初本塁打となった。21度目の開幕を控え、順調な仕上がりに「常に不安はある。もちろん開幕っていうのはプレッシャーもかかるし、いいスタートを切れるようにと思います」と冷静に見据えた。

◆4番が待望の一発で決めた。ヤクルト村上宗隆内野手(22)が20日、西武とのオープン戦(ベルーナドーム)で、オープン戦1号となる勝ち越しソロを放った。同点の9回に西武増田の変化球を捉えた。オープン戦はここまで15試合で本塁打なしと鳴りをひそめていたが、開幕まで1週間を切って照準を合わせてきた。 51打席目で待ちわびた快音が響いた。同点の9回1死、村上は1ストライクから137キロのフォークを拾い上げた。視線の先で打球が右翼席最前部に吸い込まれる。「ちょっと(バットの)先だったんでドライブがかかってましたけど、入ってくれるかなと思ってました」。ダイヤモンドを1周するのは久々だった。オープン戦に入ってから15試合、1発が出なかった。長打は二塁打が2本、三塁打が1本。打率も思うように上がらない。「1試合1試合、いろんなことを感じながらやっていた。それがやっとうまくはまったなというか、結果としていいもの出たなと思いました」。バットやフォームを微調整して試行錯誤を続けた。今年は昨季までより、グリップ位置を下げて構えていたが、今カードから以前の位置に戻した。「そっちの方が自分の悪い癖だとか、いろんなところでプラスに働くかなと思って。少し高く上げましたね」。打ちやすさを求めた結果、慣れた高さに落ち着いた。昨季は不動の4番としてチームを日本一に導いた。高津監督は「何本打ってほしいとか、何打点してほしいとか、数字は決めてません。1年間143試合すべて4番としてね、ラインアップで出てほしい。それはクリアしてほしい」と話す。同じ高みを目指す上で、村上に求めるのは打線の核に座り続けることだ。キャンプインは2年連続の新型コロナウイルス感染でスロースタートを余儀なくされた。それでも2月後半には、志願して対外試合出場を早めてもらうなど、自分なりにピッチを上げてきた。「徐々にですけど、ある程度シーズンに向けて、いい状態で迎えてるかなと思います」。試合を終盤の一振りで決めた。オープン戦は残すところ1試合のみ。開けた視界で開幕戦に立てそうだ。【鎌田良美】◆村上の甲子園 九州学院1年の15年夏に出場。初戦の遊学館戦で三ゴロ、三ゴロ、中飛、二ゴロの4打数無安打に終わったが、1年生から4番に座った。同年の熊本大会6試合では初戦の東稜戦で初打席満塁本塁打を放つなど、チームトップの8打点を挙げた。

◆西武・栗山巧外野手(38)が「6番・DH」で出場し、第2打席でオープン戦1号となる先制ソロを放った。0-0の五回先頭席。先発右腕・高梨の内角真っすぐを捉えた打球は、右翼席中段に勢いよく飛び込んだ。文句なしの一発となり「厳しいコースでしたが、うまく振り抜けた」と振り返った。

◆初の開幕ローテ入りが内定している西武・渡辺勇太朗投手(21)が先発し、ヤクルト打線相手に5回を無安打無失点(4四死球、3三振)に抑えた。オープン戦3試合目で初の無失点ピッチング。「結果としては0点だったのでそこは良かった」と振り返ったが、4四死球の内容に「真っすぐが全然決まらなくて苦しさはあった。真っすぐを修正していきたい」と課題を口にした。

◆ヤクルトが競り勝った。同点の九回に4番・村上宗隆内野手(22)が西武・増田から右翼スタンドにオープン戦1号となる決勝ソロ本塁打を放った。五回に西武・栗山のソロ本塁打を許したが、七回に長岡が左中間二塁打を放ち、同点に追いついた。先発の高梨は6回3安打1失点。その後石山、今野、田口、清水、鈴木とつないだ。■好投した高梨 「序盤はストライク先行でいけたのでリズム良く投げることができました。五回、六回は少し高く浮いてしまったので次の課題としてしっかり調整していきたいです」■同点二塁打を放った長岡 「打ったのはストレートです。ストレートがすごく力のある投手(西武・宮川)なので振りまけないようにコンパクトに強く打つことを心掛けて打席に入りました。結果が出て良かったです」

◆西武は栗山のオープン戦1号とソロアーチで先制したが、同点の九回に増田がヤクルト・村上に勝ち越しソロを浴び敗れた。辻監督の主な一問一答は以下の通り。--先発・渡辺が5回無失点「ブルペンの感じがひどかったと連絡を受けていたのでどうなるかという感じで不安ではあったけど、その中で森がうまいリードをしてくれた。変化球、カーブなんかも使いながら徐々にストレートの感じもよくなってきましたし落ち着いて投げてくれた」--栗山がオープン戦1号「栗山、中村に関しては心配していない。明日1試合終わって疲れを取ってもらって万全で開幕を迎えてくれればいい」--山川がスタメンを外れた「昨日あれだけ全力疾走して足が少し張っているという感じ。全然故障とかではない。無理せず休ませました」--D2位の佐藤(筑波大)が明日先発する「ちょっと今井が(右足)内転筋に張りを感じたので無理せず明日はやめておこうかなと」--今井は開幕は大丈夫「今日主治医に診てもらって少し炎症が出ていると。その様子を見て決めます。あと1週間なので」

◆ヤクルトの2年目捕手・内山壮が八回から遊撃の守備に就いた。石川・星稜高時代は2年夏まで遊撃手で、高津監督は「シーズンに入ってからのことを想定した。ほぼないと思うが、捕手は特殊なポジションで代えづらいときもある」と説明した。この日は鈴木が放った遊ゴロを軽快にさばき「ムネ(村上)は(内山壮の)打球処理をみて『教えてくれ』と言ってましたよ」と正三塁手もうなる動きだった。

◆先発3本柱の一人として期待される西武・今井が右内転筋の張りのため、先発予定だった21日のヤクルトのオープン戦(ベルーナ)での登板を回避した。辻監督は「きょう主治医に診てもらって少し炎症が出ている。無理せずあした(21日)はやめておこうかなと」と説明し、今後については様子を見る考えを示した。代わってD2位・佐藤(筑波大)が初先発する。

◆待望の一発が生まれた。ヤクルト・村上宗隆内野手(22)が20日、西武とのオープン戦(ベルーナ)に「4番・三塁」で先発出場し、同点の九回1死から右翼席中段へ、オープン戦1号となる決勝ソロを放った。若き主砲がオープン戦51打席目で初アーチを描き、25日の阪神との開幕戦(京セラ)へ向けて段階を上げた。チームは2―1で逆転勝利し、1分けを挟んだ連敗を4で止めた。打球が一直線に右翼席中段に飛び込むと、敵地ベルーナドームがどよめいた。1―1の九回1死。村上が増田のフォークボールを完璧に捉えた。「少し(バットの)先だったのでドライブがかかっていましたが、入ってくれるかなと。結果としていいものが出たので、これを継続して開幕を迎えられるように頑張りたい」 21年仕様 ようやく、若き主砲に春が訪れた。今季のオープン戦16試合目、51打席目で飛び出した待望の一発。それも決勝ソロ。25日の阪神との開幕戦(京セラ)へ、照準を合わせるように打球の角度も上がってきた。一昨年から2年連続、全試合で4番を務め、昨季は大きな目標だった「日本一チームの4番打者」を達成したが、現状維持は求めていない。「ヤクルトは2015年に優勝して、次の年に5位に沈んだ。(優勝した)次の年が大事になるので、もう一回、チャレンジャーとして頑張りたい」。18年入団の村上は当時を知らない。それでもチームの歴史を背負い、黄金期を築く心構えを持っている。 22年キャンプ そのために原点に立ち返った。新型コロナウイルスに感染して出遅れたが、沖縄・浦添キャンプ合流後は畳の上でスイングする練習を導入。滑りやすい畳の上で下半身を鍛えるのが狙いだ。折りたたみ式の畳を持ち込んだ杉村打撃コーチは「村上本人が『基本に返ってもう一回、打撃についてやりたい』と。最終的に(昨季は1本届かなかった)40本塁打以上を打ちたいと思っている」と村上の思いを代弁する。1月の自主トレ以降、グリップの位置を下げるなど新たな打撃フォームを試してきた。だがオープン戦では15試合アーチが出ず、打率も2割台半ば。18日の試合から昨季に近いフォームに戻した。「そっちのほうが打ちやすいし、悪い癖が分かる」。きっちりと修正し、この日、アーチを架けた。「今年も4番として日本一を目指す」。開幕まで4日。球団初の2年連続日本一へ向かうスワローズの主砲が、調子を上げてきた。(森祥太郎)◆村上についてヤクルト・高津監督「僅差の試合で、あの(勝ち越し点を奪う)ひと振り。本番でも打撃を期待している」

◆ヤクルト・高梨が15日の教育リーグ・DeNA戦(横須賀)から中4日で先発し、6回3安打1失点の好投。開幕3戦目となる27日の阪神戦(京セラ)で先発することが濃厚となった。右腕は「序盤はリズムよく投げることができました。五、六回は少し高く浮いてしまったのでしっかり調整していきたい」と収穫と課題を口にした。

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<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
1023 0.833
(↑0.015)
-
(-)
63
(+2)
31
(+1)
3
(+1)
8
(-)
0.259
(↓0.002)
0.000
(-)
2
(-)
阪神
843 0.667
(↓0.06)
2
(↓1)
59
(+1)
40
(+2)
7
(-)
12
(-)
0.244
(↓0.007)
0.000
(-)
3
(-)
DeNA
952 0.643
(↓0.049)
2
(↓1)
61
(+1)
45
(+4)
9
(-)
11
(-)
0.273
(↓0.003)
0.000
(-)
4
(-)
ソフトバンク
853 0.615
(↑0.032)
2.5
(-)
69
(+8)
59
(+3)
13
(-)
10
(+1)
0.264
(↑0.016)
0.000
(-)
5
(-)
日本ハム
862 0.571
(↑0.033)
3
(-)
50
(+4)
47
(+1)
13
(-)
4
(-)
0.224
(↑0.006)
0.000
(-)
6
(-)
ORIX
870 0.533
(↑0.033)
3.5
(-)
55
(+2)
46
(+1)
3
(-)
13
(-)
0.247
(↓0.006)
0.000
(-)
7
(1↑)
中日
772 0.500
(↑0.038)
4
(-)
41
(+4)
44
(+2)
8
(+1)
6
(-)
0.222
(↑0.001)
0.000
(-)
8
(2↓)
西武
671 0.462
(↓0.038)
4.5
(↓1)
39
(+1)
40
(+2)
9
(+1)
11
(-)
0.235
(↓0.004)
0.000
(-)
9
(-)
広島
592 0.357
(↓0.028)
6
(↓1)
43
(+3)
74
(+8)
7
(+1)
2
(-)
0.236
(-)
0.000
(-)
10
(-)
ロッテ
492 0.308
(↓0.025)
6.5
(↓1)
45
(+2)
52
(+4)
12
(-)
12
(+2)
0.219
(↓0.004)
0.000
(-)
11
(-)
巨人
4102 0.286
(↓0.022)
7
(↓1)
35
(+1)
63
(+2)
15
(+1)
4
(+1)
0.215
(-)
0.000
(-)
11
(1↑)
ヤクルト
4102 0.286
(↑0.055)
7
(-)
42
(+2)
61
(+1)
3
(+1)
12
(-)
0.221
(↓0.007)
0.000
(-)