ソフトバンク(4対4)広島 =オープン戦2回戦(2022.03.19)・福岡PayPayドーム=
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広島
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ソフトバンク
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勝利投手:-
敗戦投手:-

本塁打
【広島】西川 龍馬(1号・5回表ソロ)
【ソフトバンク】野村 勇(2号・4回裏ソロ)

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◆広島は、先発・森下が6回6安打4失点。中盤に集中打を浴びるなど、開幕に向けて課題を残した。対するソフトバンクは、松田が2打席連続の二塁打をマーク。17年目のベテランが、バットで存在感を示した。

◆ソフトバンクは好機をつくるも攻めきれず引き分け。藤本博史監督(58)の試合後の一問一答は以下の通り。-野村勇が本塁打藤本監督 ホームランはいいけどさ、後の内容が悪すぎるよね。そういうところよね。エンドランも右打ちでもできるのにさ、あれだけ振って三振、三振というのはね。先頭の時はチャンスメークするとか、そういうのを考えた打撃が必要かな。でもよく打ってるよ。よくバット振っているしね。-松田が2安打藤本監督 マッチも調子いいね。そのへんは悩まなくちゃいけないよね。-リチャードの状態は藤本監督 良くないですよね。いろいろ考えていかないとさ。野村勇もマッチもサードできるし、リチャードにはサードのポジション空けてるわけではないですよ、というのは本人が一番わかってると思うし。葛藤してるんじゃないかなと思います。-9回に申告敬遠藤本監督 打率を見ても小園が一番打ちそうな雰囲気があるからね。本番モードということで、歩かせました。-森が9回に投げて無失点藤本監督 とりあえずね、球速をもうちょっと上げて欲しいけどね。今のところ抑えてるんでね。-東浜の投球は藤本監督 いい球来てましたよ。ポテンヒットだったりがあったけど、あれは打者がお見事ということで。このままいけるんじゃないかなと思います。-ガルビスが無安打藤本監督 心配ですね。タイミング合ってないですね。明日も3、4打席行ってもらいますけど、早く慣れてもらわないとね。-開幕までの調整は藤本監督 実戦が足らないんだったら、由宇に行って出てもいいんじゃないかな。行くというなら行ってもらう。-中継ぎも絞り込み藤本監督 そのへんはある程度、あと3人絞らなくちゃいけないですよね。-オープン戦最終戦へ藤本監督 本番モードということで、最後はいい形で締めて開幕に入っていきたいと思います。

◆ソフトバンクの22年版勝利の方程式が決まった。19日、広島とのオープン戦(ペイペイドーム)で7回に又吉克樹投手(31)、8回にリバン・モイネロ投手(26)、9回には森唯斗投手(30)が登板。「トリプルM」が初めて同じ試合でそろい踏みした。中日からFAで加入した又吉は、1点リードの7回にマウンドへ。2死球を与えるなど1点を失ったものの、今季初の連投をクリアした。8回モイネロは今年2度目の実戦登板で3者三振斬り。ここまで打者6人から5奪三振と、調整遅れを感じさせない万全の姿を見せている。9回の森は1死一、二塁と走者を背負いながらも、後続を断って無失点。貫禄を見せた右腕に藤本監督も「球速をもうちょっと上げて欲しいけどね。今のところ抑えてるんでね」と及第点を与えた。指揮官は試合前に「7回又吉、8回モイネロ、9回森という形で行こうとは思っています」と明言した。キャンプ中に右前腕部の張りで出遅れていた森や、1月末に入国後、慎重に調整していたモイネロの状態も鑑みて、流動的となっていた「勝ちパターン」が、ここにきて固まった。昨季は左肘痛などでキャリア最低の30試合登板だった森は「1年間戦えるように。誰にも(ポジションを)渡さないようにしないといけない。いい投手がたくさんいるので。ずっと投げます」と、シーズン通して守護神の座を守り抜く意気込み。「トリプルM」でV奪還を目指す。【山本大地】

◆ソフトバンク東浜巨投手が5回途中3失点の内容で開幕前の最終登板を終えた。「ゾーンに集まりすぎ。単調でした。追い込んでから打たれている」と投球を反省した。先制を許した3回は2死から連打に四球で満塁。カウント1-2と追い込みながら坂倉に左前2点適時打。前回登板のヤクルト戦(12日)では3回9失点の大乱調。不安一掃とはならなかった。「不安はあるけども、そこをかいくぐってしっかり1週間を過ごしていきたい」と気を引き締めていた。

◆ソフトバンクのドラフト4位の野村勇内野手(25=NTT西日本)が本拠地初アーチを放った。4回先頭で回ってきた第2打席。初球のカットボールを左翼スタンドに突き刺した。オープン戦2号となる1発を口火にチームは4点を挙げた。「真っすぐを、刺されないようにと初球から思い切り振りました」。この日は2番セカンドで先発出場。二塁、三塁、遊撃と内野のレギュラー争いが混沌(こんとん)とする中でバットでアピール。「強く振るのが魅力なので、コンタクト率を上げていきたい」。3三振も喫しただけに反省も忘れなかった。▽ソフトバンク上林(4回に左前2点適時打)「当たりは良くなかったが、チャンスで(一時)勝ち越しのタイムリーとなって良かった。いい感覚を継続して開幕を迎えられるようにしたい」

◆広島の佐々岡真司監督は鈴木誠也に「とにかく頑張ってほしい。誠也の活躍に僕らは夢を見ているから」とエールを送った。鈴木の所属先が決まらなかったオフ期間も球団は施設の使用を認めるなどサポートした。入団が正式に決まり、指揮官はともに戦ったスラッガーの活躍を楽しみにした。

◆広島森下暢仁投手は6回4失点でオープン戦最終登板を終え「やるしかない」と開幕へ覚悟を決めた。ソフトバンク打線を3回まで無安打に抑え毎回の5三振を奪ったが、4回は先頭の野村勇にソロを浴びるなど4失点。「(打順が)2巡目に入ってからコースや初球の入りが悪かった。本番はここから始まる。1週間しっかり準備したい」。開幕2戦目の26日DeNA戦の先発に向けて修正を図る。

◆広島は勝ちパターンの継投策が固まった。同点の7回を島内颯太郎投手が3人で片付け、8回は中崎翔太投手が二塁打を浴びながら3つのアウトを全て三振で奪った。「勝利の方程式」はここに守護神栗林良吏投手を加える形が有力で、佐々岡監督は「現状を考えると、そう」と認めた。「中崎はあれだけのボールを投げられるようになった。(島内は)制球がしっかりして安定している」と安心していた。

◆広島西川が鈴木のカブス入りを1号ソロで祝った。5回先頭で東浜の初球、甘く入ったスライダーを振り抜き右中間席へ。「初球は(ストライクを)取りにくると思った。たまたま本塁打になった」。同学年の鈴木が海を渡り、「あっち(米国)で活躍してくれたらまた刺激になる」と活躍を願った。

◆ソフトバンク新外国人のガルビスが、日本人投手へのアジャストに苦戦している。この日は4打席で3三振。前日18日に初安打したものの、オープン戦通算12打席で1安打7三振と苦しんでいる。藤本監督は「心配ですね。タイミングが合ってない。明日も3、4打席行ってもらいますけど、早く慣れてもらわないとね」と心配顔。オープン戦終了後も、2軍戦で実戦を積むプランも浮上した。

◆ソフトバンク・藤本博史監督(58)が試合前に代表取材に応じ、未発表である日本ハムの開幕投手を予想した。「きのう伊藤が投げたから、伊藤が開幕投手じゃないの。だいたい、そのへんは1週間前になったらわかるじゃないですか。きのう投げている投手が開幕にいくんじゃないかなとは思いますけど」日本ハム・伊藤は18日のDeNAとのオープン戦(札幌ドーム)で先発して6回4失点。昨年、新人ながらも10勝を挙げ、東京五輪の日本代表にも選出された。他球団でも菅野(巨人)や藤浪(阪神)ら開幕投手が勢ぞろいとなった。伊藤が中6日の調整を経れば、25日の開幕戦(ペイペイドーム)でホークスとぶつかることになる。さらに藤本監督は「それ以外の投手がきても、前の日になったらわかること。全然、問題はないです。こっちは一番に(12球団で一番早く千賀と)発表しているわけだから」と自軍のエースに胸を張った。新庄監督は13日時点で、開幕投手について「ある程度(決めた)。ただ何人もいるから、まだ自分でも分からない」とした上で「いい投手を3、4戦目に持っていけば、相手投手は3、4番手。勝ちはもらえるよね。そして、その子は(シーズンで)すごい何勝も挙げられる。相手がいい投手のときは全員で潰しにいけば、勝ちを取れる。俺はそっちの考え方かな」と話していた。

◆ソフトバンク・藤本博史監督(58)が試合前に代表取材に応じ、思い描いている勝利の方程式を明かした。「七回、又吉。八回、モイネロ。九回は森でいこうと思っています」又吉は今季、中日からFA移籍で鷹戦士となった。通算400試合登板の鉄腕は常々「困ったときは又吉といってもらえるように」と自身を便利屋と表現してきたが「七回の男」を託されることになった。オープン戦でも5試合に登板するなど、開幕に向けて順調に調整している。通算114ホールドのモイネロが八回、同121セーブの森が守護神となる。オープン戦も残り2試合となり、本番モードを強調している藤本監督だが、投げさせたい投手もいるだけに「きょう(19日)入っている投手の中で、メンバーも決まっているので。(リードしていても)又吉、モイネロ、森でいくわけではないです」と話した。新しい勝利の方程式は、シーズンでお披露目となりそうだ。

◆ソフトバンク・柳田悠岐外野手(33)が一回2死、右腕に死球を受けた。「3番・指名打者」で出場し、一回2死。マウンドには広島・森下だ。152キロ直球が右脇腹付近を直撃。「うわぁ?」という絶叫がドームに響き渡り、球場は騒然となった。そのまま一塁に歩き、走者としてプレーを続行した。シーズンでは通算73死球。ホークスを支える強打者であるだけに、厳しい勝負は必至。万全の状態で開幕を迎えたい。

◆広島・森下暢仁投手(24)は6回6安打4失点でオープン戦最終登板を終えた。三回まで1死球のみの無安打投球だったが、2─0の四回先頭で鷹のD4位・野村(NTT西日本)に左越えソロ、さらに3安打と四球で3点を失った。五、六回は走者を背負うも踏ん張り99球で降板した。前回12日の日本ハム戦(マツダ)は三回まで完全投球だったが、五、六回に1点ずつ失い、6回5安打2失点。2戦連続で立ち上がりの好投から崩れるケースがあり、先発が有力視される26日の開幕2戦目、DeNA戦(横浜)に向けて若干の不安を残した。

◆ソフトバンクは一度逆転したが、その後に追いつかれて引き分けに終わった。試合後、藤本博史監督(58)が代表取材に応じた。主な一問一答は以下の通り。--野村勇が四回にソロアーチ「ホームラン打ったけど、あとの内容が悪すぎるわ。エンドランも右打ちもできるのに、あれだけ振って三振(3三振)じゃ。ホームラン打者じゃないから。先頭のときはチャンスメークするとか。そういうのを考えた打撃が必要。でも、よく打っているよ」--松田も二塁打2本「マッチ(松田)調子いいね。そのへんな、悩まないといけないね」--リチャード(3打数無安打)の状態は「よくないでしょ。そこは考えていかないとさ。野村勇も、マッチもサードできるし。そのへんは、サードを空けてくれているんじゃないと、本人が一番わかっていると思うので」--七回の又吉が同点に追いつかれた「きょう、一番悪かったね。右打者のインコースのシュートが一番コントロールがいいと。それが抜けていたので。当然、毎日いい投球はできない。悪いのが出たと思って」--ガルビスは4打数無安打「心配ですね。タイミングが合っていない。実戦が遠のいているのもあるんですけど。あしたも3、4打席いきますけど早く慣れてもらわないと。変化球にほとんど当たっていないので。練習を見ていたらミートを意識しすぎて、何か試合では合っていないですね」--本人との話は「実戦が足りないなら、由宇(22日からウエスタン・広島3連戦)にいってもいい。球を見るためにね。シート打撃もこっちである。何人か由宇にいってもらう選手はいます」--四回の攻撃で4得点で逆転した「できれば(無死満塁で)中村晃に外野フライでも打ってほしかった(結果は二ゴロで本塁封殺)。6番はポイントにしているところ。ポイントゲッターの晃で、何とか1点取ってほしかったのが一番ですね」--その後2死二、三塁から上林が2点左前打で逆転した「あれは評価しますね。相手のミスから積極的に振って、左前に落ちた。ああいうのは本人の自信になっていくんじゃないですか」--九回1死一、二塁で代打・野村大が空振り三振。代打事情も悩ましい「代打ってそう簡単に打てないですよ。僕も代打経験あるけど、4打数1安打なら御の字ですよ。まして得点圏でいくわけですから。そこで3割を打つのは難しいですよ。それは藤本博史にしかできませんよ。はっはっは! 野村大樹も調子は悪くないので。実戦の打席が少ない。由宇にはいかせようと思っています。変わらず、信頼度は高いですよ」

◆ソフトバンクは、藤本監督が「勝利の方程式」に挙げる3投手がオープン戦で初めてそろって登板した。七回は新加入の又吉が1点を失ったが、八回のモイネロは圧巻の3者連続三振。九回は森がピンチを背負いながらも無失点で切り抜けた。3人ともオープン戦序盤までは調整が遅れ気味だったが、きっちり開幕に向けて状態を上げてきている。守護神の座を「誰にも渡さない」と意気込む森は「(開幕戦まで)悔いのないようにしっかりやっていきたい」と最後の準備に目を向けた。

◆広島の小園は3安打をマークし、9試合連続安打となった。三回2死一塁から外角低めのカーブを左前打とし、その後生還。七回は内角球を引っ張って右翼線へ二塁打を放った。「バットが振れる状態ではある。満足はしていない」と勇ましかった。昨季まで主砲としてチームを支えた鈴木の米大リーグ、カブス入りが決まった。2018年まで鈴木が付けていた背番号「51」を新人時代から背負っている。「(同じように)すごい選手になりたい」と活躍を誓った。

◆175センチの体に秘められたパンチ力を見せた。ソフトバンクのD4位・野村勇(NTT西日本)が2号ソロ。開幕スタメンへ、アピールした。「いい投手なので、打てたことは自信になります」四回無死、森下のカットボールを強振すると打球は左翼席に一直線。ルーキーの一撃で目を覚ました打線はこの回に4得点を奪い、一時逆転に成功した。13日のヤクルト戦(神宮)以来のアーチで森下を攻略した。その他の3打席では3三振に終わり、藤本監督も「あとの内容が悪すぎる。考えた打撃が必要」と注文をつけることも忘れなかった。新人野手が開幕スタメンとなれば2006年の松田以来、16年ぶり。内野で起用を明言しているのはガルビスだけで、指揮官も「ダメやね、ここまで決めかねているのは」と頭を悩ませた。うれしい悲鳴の中心に、野村勇がいる。「ここからさらに上げていけるようにやっていきたいです」と野村勇。妻子を持つ25歳のオールドルーキーは、守るべき存在のためにも戦っている。(竹村岳)

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<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
923 0.818
(-)
-
(-)
61
(+2)
30
(+2)
2
(-)
8
(+1)
0.261
(↓0.007)
0.000
(-)
2
(1↑)
阪神
833 0.727
(↑0.027)
1
(↑0.5)
58
(+4)
38
(+2)
7
(-)
12
(+1)
0.251
(↓0.001)
0.000
(-)
3
(1↓)
DeNA
942 0.692
(↓0.058)
1
(↓0.5)
60
(+4)
41
(+6)
9
(-)
11
(-)
0.276
(↓0.007)
0.000
(-)
4
(-)
ソフトバンク
753 0.583
(-)
2.5
(-)
61
(+4)
56
(+4)
13
(+1)
9
(-)
0.248
(↓0.003)
0.000
(-)
5
(1↑)
日本ハム
762 0.538
(↑0.038)
3
(↑0.5)
46
(+6)
46
(+4)
13
(-)
4
(-)
0.218
(↑0.006)
0.000
(-)
6
(2↑)
西武
661 0.500
(↑0.045)
3.5
(↑0.5)
38
(+6)
38
(+5)
8
(-)
11
(+1)
0.239
(↑0.01)
0.000
(-)
6
(1↓)
ORIX
770 0.500
(↓0.038)
3.5
(↓0.5)
53
(+2)
45
(+4)
3
(+1)
13
(-)
0.253
(-)
0.000
(-)
8
(1↓)
中日
672 0.462
(-)
4
(-)
37
(+2)
42
(+2)
7
(-)
6
(+2)
0.221
(-)
0.000
(-)
9
(-)
広島
582 0.385
(-)
5
(-)
40
(+4)
66
(+4)
6
(+1)
2
(-)
0.236
(↑0.003
0.000
(-)
10
(1↑)
ロッテ
482 0.333
(↑0.06)
5.5
(↑0.5)
43
(+7)
48
(+2)
12
(+3)
10
(+1)
0.223
(↑0.004)
0.000
(-)
11
(1↓)
巨人
492 0.308
(↓0.025)
6
(↓0.5)
34
(+2)
61
(+7)
14
(-)
3
(-)
0.215
(↑0.004)
0.000
(-)
12
(-)
ヤクルト
3102 0.231
(↓0.019)
7
(↓0.5)
40
(+5)
60
(+6)
2
(-)
12
(-)
0.228
(↑0.002)
0.000
(-)