ヤクルト(★0対8☆)DeNA =オープン戦2回戦(2022.03.16)・明治神宮野球場=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
DeNA
00050210081000
ヤクルト
0000000000600
勝利投手:濵口 遥大(2勝0敗0S)
敗戦投手:小川 泰弘(0勝1敗0S)
  DAZN
チケットぴあ ヤクルト戦チケット予約 DeNA戦チケット予約

DAZN

◆ヤクルトは、先発・小川が6回途中7失点。シーズン開幕へ向けて、不安を残す内容に終わった。一方のDeNAは、濱口と坂本が登板。それぞれ4イニングを無失点に抑えるなど、順調な仕上がりをアピールした。

◆DeNAが2回り目から一変した。3回までヤクルト小川にパーフェクトに抑えられていたが、4回1死から知野が四球で初出塁すると、一変した。前日に逆転2ランを打ち3番右翼に起用された楠本泰史外野手が、左中間を割る先制適時打。さらに4番牧秀悟内野手が左翼線適時二塁打。四球で走者をため、大和内野手は左中間2点適時二塁打を運び、戸柱は右翼前適時打で突き放した。この回だけで5点の猛攻を仕掛けた。 ?▽各選手コメントは以下の通り。楠本 打ったのはストレートです。知野が出塁してくれたのでいい形で後ろにつなぐ気持ちで打席に入りました。結果的につなぐ気持ちでいき、ヒットが長打となり先制することができうれしいです。牧 追加点を挙げることができうれしいです。カウント有利だったので積極的にいきました。少し崩されましたが粘り強く打つことができました。大和 打ったのはストレート系です。チャンスで追い込まれてしまいましたが、とにかく前にゴロを転がすことを意識していました。ランナーをかえすことができよかったです。

◆ヤクルト小川泰弘投手(31)が25日の阪神戦(京セラドーム大阪)で開幕投手を務めることが決まった。2年連続6度目の大役。試合後に高津監督がインタビューで明らかにした。指揮官は、候補だった奥川が本拠地開幕戦となる29日の巨人戦に先発することも明かした。小川はこの日は3回まで完全投球を見せるなど上々の立ち上がり。だが4回1死から突如、崩れて4安打を集中されて5失点。6回途中まで続投したが、6回途中を7安打7失点で降板した。球団を通じ「ランナーがいない状況のときは、自分のボールをしっかり操れていて出し入れなどもしっかりできていたがクイックになった時、微妙なコントロールのズレがあり、甘く入った球を打たれてしまった。この課題をしっかり見直して修正して次回登板につなげたい」とコメントした。

◆DeNAタイラー・オースティン内野手(30)が右肘、ネフタリ・ソト内野手(33)が右手首の張りのため、ヤクルトとのオープン戦2試合を欠場した。 15日に張りを訴え、ともにベンチ入りはしたものの出場はしなかった。三浦監督は「無理をする時期じゃない。状態も悪くない。この神宮(ヤクルト戦)では無理させなかった」と大事を取って出場を回避した理由を説明した。18日からの日本ハム戦(札幌ドーム)には同行する予定。

◆DeNA坂本裕哉が"左殺し"のツーシームで、4回2安打無失点に抑え、開幕ローテーション入りに前進した。 1番から始まる5回から登板。6回、ヤクルトの4番村上に対し、初球から内角に食い込む軌道のツーシームを5球連続で投げ込んだ。フルカウントに追い込んだ6球目、逆の軌道のカットボールで空振り三振。「嫌がっているのがわかったし、最後のカットもゾーンで投げられたのでツーシームが効いた」と、最高の手応えをつかんだ。オフから取り組んだ新球が、実戦を重ねるごとに精度を増した。この試合は対左打者は5打数無安打と完璧。開幕ローテーションを争う浜口が先発し、一騎打ちとなった試合で安定感では、軍配が上がった。オープン戦は3試合11回を投げ、6安打10奪三振で無失点。「去年よりピッチングレベルが上がっている。1年間投げ抜いていきたい」と3年目のシーズンを見据えた。

◆DeNAは純国産打線で5度目のチーム2桁安打をマークした。ヤクルト小川に3回まで完璧に抑えられるも、4回1死から知野が四球で出塁。楠本の左中間適時二塁打から始まり打者一巡の猛攻で5点を挙げた。 6回には2死走者なしから3連打で2点奪い、オースティンとソトが不在でも10安打8得点。2年ぶりのオープン戦勝ち越しを決めた三浦監督は「いい勝ち方ができたので、ここから加速させてシーズンに入っていきたい」と語気を強めた。▽DeNA浜口(4回3安打4四球無失点)「ゾーンで勝負できた打者には自分のボールを投げることができた。四球の数、質がすごくもったいなかった」

◆"ダブルヤス"でダブル開幕だ!! ヤクルト高津監督はDeNAとのオープン戦後の場内インタビューで、25日阪神戦(京セラドーム大阪)の開幕投手を小川泰弘投手(31)が、本拠地開幕戦(神宮)となる29日巨人戦の先発を奥川恭伸投手(20)が務めると公言した。「ちょっとダブルヤスとオガワ(泰弘)、オクガワ(恭伸)でややこしいけど」とイタズラっぽく笑った。 小川には3月初旬に「開幕戦、頼んだぞ」と伝えた。2年連続6度目の大役で過去5試合は1勝1敗も防御率1・71の安定感を誇る。「正直、すごく悩んだ。決め手と言われると難しいが、たくさん考えた中で小川に決めた。1つや2つじゃない」。奥川には1、2日前に通達したと言い「開幕戦も大事だけど、神宮の開幕戦、ジャイアンツ戦の頭もすごく大事だ」と託した。小川は最終調整となるDeNA戦で6回途中を7安打7失点と結果は残せなかった。3回までは完全投球。だが4回1死から四球を出すと、クイックからの制球に狂いが生じ、4安打を集中されて5失点した。「この課題をしっかり見直して修正して次回登板につなげたい」と球団を通じてコメント。日本一チームの初陣をヤスが切る。【広重竜太郎】

◆ヤクルト・小川泰弘投手(31)が2年連続6度目の開幕投手に決まった。試合後に高津監督は「3月25日の開幕投手は小川です」と明言した。この日の登板は六回途中7安打7失点。「クイックになった時に微妙な制球のズレがあり、甘く入った球を打たれてしまった」と振り返った。また、29日の巨人との本拠地開幕戦は高卒3年目の奥川恭伸投手(20)が先発すると高津監督は明言した。

◆DeNAは先発枠入りを狙う坂本が4回無失点と好投。変化球がさえ4三振を奪った。浜口も制球に苦しみながら4回無失点と粘った。外野の一角を狙う楠本が2安打と好調維持。ヤクルトは小川が集中打を許して7失点の乱調だった。

◆開幕ローテーション入りを狙うDeNAの坂本が4回2安打無失点と好投した。五回に2番手で登板し、六回には村上に対し、習得に励んできたツーシームで内角を意識させ、最後は外角のカットボールで空振り三振に仕留めた。オープン戦は3試合に登板し計11回を無失点と好結果を残した。「やりたいことが順調にできている。去年よりもレベルは上がっている」と自信を見せた。

◆救援陣の柱となるヤクルト・今野、清水、石山が1回ずつ登板。今野は1失点したが、清水と石山は無失点に封じた。高津監督は3人について「今年もしっかりと投げてもらわないといけない。内容もそこそこかなと思って見ていました」と順調な仕上がりにうなずいた。

◆ハマのWサウスポーが、最後のアピール合戦だ。開幕ローテ入りを争うDeNA・浜口遥大投手(27)、坂本裕哉投手(24)が16日、オープン戦最終登板となったヤクルト戦(神宮)でともに4回無失点の好投を見せた。この日が誕生日でバースデー先発の浜口は、投手の小川に四球を与えるなど課題も露呈したが、要所を締めてオープン戦は3戦計10回を無失点。「ゾーンで勝負できた球はしっかりと自分の球が投げられた。まだ修正することが多いので、再現性を高めたい」と気を引き締めた。) 坂本は新球・ツーシームが威力を発揮。六回には村上の内角をえぐり、最後は外角のカットボールで空振り三振。「相手が嫌がっているのも分かったし、有効に使えた」と手応えを語った。過去2年はともに防御率5点台で4勝に終わっている坂本だが、今季はここまでモーションのタイミングを変えるなど工夫も加えて、こちらもオープン戦3戦計11回を無失点。「自分の投球のレベルは上がっている。順調にできているので、一年間継続していきたい」と3年目の飛躍を誓った。三浦監督は開幕ローテについて「考え中」とした上で「浜口は四球も多かったが、結果0点と粘れた。坂本はしっかりと両サイドを突けていた」と評価。2人のローテ入り前進を認めた。昨季は12球団ワーストのチーム防御率4・15と崩壊した投手陣だが、ここまで先発を中心に安定。チームスローガン「横浜反撃」をマウンドから体現する。(浜浦日向)★OP戦2年ぶり勝ち越し 打線は10安打で8点を挙げて快勝。オープン戦は3試合を残して8勝3敗2分けとし、2年ぶりの勝ち越しを決めた。三回まで小川に完全投球を許したが、打者2巡目の四回、知野の四球をきっかけに4安打で一挙5得点。三浦監督は「チーム打撃や去年はできなかったこと、キャンプから取り組んできたことが着実にできている」と手応えを口にした。左翼で先発した佐野が途中で一塁に入るなど、開幕に向けたオプションの準備も進めた。

◆ヤクルト・小川泰弘投手(31)が3月25日の阪神との開幕戦(京セラ)で2年連続6度目の開幕投手を務めることが16日、決まった。先発して六回途中7失点だったDeNAとのオープン戦(神宮)後に、高津臣吾監督(53)が「開幕投手は小川」と明言した。また、開幕投手候補に挙がっていた奥川恭伸投手(20)は、本拠地開幕戦となる29日の巨人戦で先発する。2年連続で実績のある右腕に託す。本拠地でのオープン戦5試合を終え、高津監督はこの日先発した小川を開幕投手にすると明言。2年連続日本一を狙う2022年。3月25日の開幕戦のマウンドには背番号「29」が上がる。「開幕投手は小川。チームに勢いをつけなくてはいけない。いい形で九回を迎え、勝ちたいなと思います」プロ10年目の右腕に船出を任せる。小川は昨季チームトップタイの9勝(6敗)、防御率4・14の成績を残した。高津監督は3月上旬に決断。この日までに「開幕戦、頼んだぞ」と直接伝えたという。 この日は開幕戦前、最後の実戦だった。立ち上がりから10人連続でアウトにするなど順調だったが、四回に4安打で5点を失うなど六回途中7安打7失点で降板し、試合は0-8で完敗。走者を背負ってからの投球に課題を残し、右腕は「走者がいない状況では自分のボールをしっかり操れた」としながら「クイック(モーション)で微妙な制球のズレがあった。課題を見直してつなげていきたい」とコメントした。本拠地開幕は新エース候補に託す。指揮官は3月29日の巨人戦は、20歳の奥川を起用することを併せて明言した。昨季、小川と並んでチームトップの9勝(4敗)を挙げ、防御率3・26と飛躍した右腕に神宮の開幕戦を任せる。昨季後半戦は全てカード頭に先発し、クライマックスシリーズ・ファイナルステージ初戦では4安打完封。日本シリーズ初戦でも7回1失点と好投し、勝負強さは折り紙付きだ。高津監督は「開幕戦も神宮の開幕戦もすごく大事。(それぞれの)決め手は1つや2つじゃない。そこを任せたいという思いで、どっちも勝ちたいと伝えました」と説明した。開幕戦となる金曜日は今季、シーズン終了まで全て試合が組み込まれており、中5、6日で安定した投球ができる小川は先発ローテーションの柱として期待される。一方、奥川は今季も一定の登板間隔を空けて先発する見込みで、オープン戦でも中10日前後の先発が見込まれている。2人の柱を立てた指揮官は「2022年のスタートなので、勝つ投球をしてほしい。(登板日に)合わせて調整してほしいなと思います」と背中を押した。球団史上初となる2年連続の日本一へ、2人の柱が再び頂点へと導く。(森祥太郎)

◆『フジテレビONE』の解説後、私のインタビュー中に、高津監督が小川開幕を漏らしたので、責任をもって(笑)評論したい。結果は六回途中7失点ながら、小川は順調にきていると思う。三回までは完全。右打者にはシュート系、左打者にはカット系で楽々と打たせて取った。高低はズレても、コースは間違わない。ホームベースをめいっぱい使える、実にていねいな投球だった。四回1死後の四球をきっかけに、失点を重ねた原因は、セットポジションにあるとみた。走者がいないときは、左脚を2回上げてゆったり投げる。走者がいると、クイックになる。リズムとテンポが変化したことで、投球がバラつき、ストライクとボールがはっきりしたところを捕らえられた。六回も同様だ。実は、そのセットへの入り方が昨年までと違ううと感じた。フォーム改造、というほどの変化ではない。足幅か、左脚の角度か、右脚の曲げ方、伸ばし方か...。どこかが微妙に変わったように映る。走者を出してからの〝急変〟と、無縁ではないだろう。もちろんそれは、本人が一番よくわかっているはず。クリアすべきポイントがはっきりした、と割り切ればいい。オープン戦で調子と結果が良すぎると、逆に気持ちが悪いもの。収穫と課題。両方を得たことに、意味がある。(サンケイスポーツ専属評論家)

DAZN

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
921 0.818
(↑0.018)
-
(-)
58
(+3)
27
(-)
2
(-)
7
(-)
0.273
(↓0.002)
0.000
(↑2.51)
2
(-)
DeNA
832 0.727
(↑0.027)
1
(-)
50
(+8)
34
(-)
8
(-)
10
(-)
0.277
(↓0.001)
0.000
(↑2.63)
3
(1↑)
阪神
633 0.667
(↑0.042)
2
(-)
51
(+9)
34
(+6)
7
(+2)
11
(-)
0.254
(↑0.004)
0.000
(↑2.3)
4
(1↓)
ORIX
750 0.583
(↓0.053)
2.5
(↓1)
49
(-)
38
(+3)
2
(-)
11
(-)
0.261
(↓0.001)
0.000
(↑2.88)
5
(-)
ソフトバンク
652 0.545
(↓0.055)
3
(↓1)
52
(+6)
51
(+9)
11
(+2)
9
(+1)
0.245
(↑0.003)
0.000
(↑3.31)
5
(-)
日本ハム
652 0.545
(↓0.055)
3
(↓1)
39
(+5)
36
(+7)
13
(+1)
4
(-)
0.213
(↑0.001)
0.000
(↑1.87)
7
(-)
中日
670 0.462
(↓0.038)
4
(↓1)
34
(-)
39
(+4)
7
(-)
4
(-)
0.225
(↓0.005)
0.000
(↑2.49)
8
(-)
西武
560 0.455
(↑0.055)
4
(-)
31
(+7)
32
(+5)
8
(+1)
8
(-)
0.228
(↑0.003)
0.000
(↑2.57)
9
(-)
広島
571 0.417
(↑0.053)
4.5
(-)
35
(+2)
57
(+1)
5
(-)
2
(-)
0.235
(↓0.004)
0.000
(↑4.72)
10
(-)
ロッテ
372 0.300
(↓0.033)
5.5
(↓1)
31
(+1)
39
(+2)
6
(-)
9
(+1)
0.215
(↓0.007)
0.000
(↑3.22)
11
(1↑)
巨人
382 0.273
(↑0.073)
6
(-)
25
(+4)
49
(-)
12
(+1)
2
(-)
0.205
(↑0.005)
0.000
(↑3.83)
12
(1↓)
ヤクルト
391 0.250
(↓0.023)
6.5
(↓1)
34
(-)
53
(+8)
2
(-)
11
(+1)
0.226
(↓0.004)
0.000
(↑3.32)