阪神(☆3対0★)中日 =オープン戦3回戦(2022.03.12)・阪神甲子園球場=
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中日
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阪神
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勝利投手:藤浪 晋太郎(1勝1敗0S)
(セーブ:齋藤 友貴哉(0勝0敗1S))
敗戦投手:岡田 俊哉(0勝1敗0S)
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◆阪神は、先発・藤浪が5回無安打無失点の好投を披露。開幕ローテーション入りへ、首脳陣にアピールした。一方の中日は、先発・岡田が5回3失点。6つの四死球を与えるなど、課題を残す結果となった。

◆両チームのスタメンが発表され、阪神佐藤輝明内野手(22)が、プロ初の二塁で起用された。10日の全体練習のシートノックで二塁に入り、その際は「全然やりますよ。僕が二塁守るのは面白そうでしょ」と語っていたが、さっそく実現。この日の試合前練習でも二塁でノックを受けていた。先発は藤浪晋太郎投手(27)。前回5日の楽天戦は4回5失点。開幕2戦目の26日ヤクルト戦での先発が有力視される立場で、今回で開幕ローテ入りに確定ランプをともせるか。

◆プロ初の二塁でスタメン起用された阪神佐藤輝明内野手(22)が、ダブルプレーを完成させた。 4回表1死一塁。ビシエドの三塁へのゴロを糸原が捕球し、佐藤輝へ二塁送球。二塁佐藤輝は素早く一塁の大山へ送球し「5-4-3」の併殺に仕留めた。初回と2回には二ゴロを処理しており、問題なくセカンドの守備をこなしている。10日の全体練習のシートノックで二塁に入り、その際は「全然やりますよ。僕が二塁守るのは面白そうでしょ」と語っていたが、さっそく実現。この日の試合前練習でも二塁でノックを受けていた。

◆阪神藤浪晋太郎投手(27)が5回を6奪三振2四球の無安打無失点と快投し、有力視される開幕2戦目・3月26日ヤクルト戦(京セラドーム大阪)の先発マウンドへ万全をアピールした。> 立ち上がりは150キロ中盤の直球で押し続けた。投球が安定すると、今度は球種を増やして的を外し続けた。1回と4回にフルカウントから先頭打者を歩かせたが、大崩れはしない。最速156キロの直球にカットボール、スライダー、フォーク、そしてカーブも交えて小気味よくアウトを積み重ねた。1回は無死二塁から2番根尾を144キロフォークで空振り三振に仕留め、3番平田もスライダーで空振り三振に。大阪桐蔭の後輩と先輩から2者連続三振を奪い、甲子園を沸かせた。4番ビシエドは併殺打を含む内野ゴロ2本に封じ、ドラフト2位の5番鵜飼を5球連続変化球で空振り三振に仕留める場面もあった。前回5日楽天戦は4回5失点。「結果を出すことが一番」との宣言通り、内容と結果を両立させた。

◆阪神糸井嘉男外野手(40)が、2試合連続の代打安打となる先制2点タイムリーを放った。 5回2死二、三塁でマルテに代わり代打で登場。1ストライクから左腕岡田の142キロ直球を中前へはじき返し、2点を呼び込んだ。11日の中日戦でも代打で右前打を放っており、2年ぶりの開幕スタメンへ連日のアピールとなった。続く近大の後輩、佐藤輝が右前打で続くと、一塁走者糸井は激走で三塁到達。その後、5番大山の左翼への適時二塁打で生還し、阪神はこの回3点を挙げた。

◆ケラーと並び今季守護神候補の岩崎優投手(30)が今季初実戦登板し1回無失点と貫禄の投球を見せた。7回から3番手で登板。先頭の2番根尾をスライダーで浅い中飛。続く平田はチェンジアップで一邪飛。山下は外角低めに球を集め、最後は低めスライダーで空振り三振。12球で3者凡退に仕留めた。 キャンプ直前の1月25日に新型コロナウイルス陽性判定を受けた。2月5日から合流した1軍の沖縄・宜野座キャンプではスロー調整を続けていた。今月8日には2軍でシート打撃に登板。この日の初実戦登板でも安定感抜群の投球を披露。昨季62試合に登板し41ホールドを挙げた左腕が、開幕へきっちりと合わせてきた。

◆阪神ドラフト7位中川勇斗捕手(18=京都国際)が、9回からマスクをかぶり、甲子園デビューした。 この日は1軍捕手の長坂が2軍教育リーグ中日戦(鳴尾浜)に出場するため、中川が代役でベンチ入りしていた。9回から登板した5番手右腕斎藤の150キロ超の球を積極的に使い、3者凡退。マウンド上での勝利のハイタッチに笑顔で参加した。昨年、京都国際の主力として高校野球の夏の甲子園、準決勝・智弁学園(奈良)戦以来、195日ぶりの甲子園は、タテジマのユニホームを着て、しっかり存在感を見せた。▼阪神の高卒新人の中川勇斗捕手(ドラフト7位)が中日とのオープン戦に途中出場。阪神の高卒新人がオープン戦に出場したのは20年の井上、藤田、遠藤以来。矢野監督は13日の巨人戦にドラフト4位の前川右京外野手を先発起用すると明言。高卒新人野手のオープン戦先発は、07年2月25日オリックス戦に「9番三塁」で出場した野原将志以来15年ぶりとなる。

◆阪神佐藤輝明内野手(22)が「人生初」の二塁で起用され、ダブルプレーを完成させるなど4度の守備機会をこなしフル出場した。 佐藤輝自身も「(人生で)守ったことはないです。少年野球もない。初めてです。監督も遊びで『セカンドにノックでいけよ』って言っていると思ったら本当にセカンドだったので、ビックリした」と驚きを隠せなかったが、「いろいろ経験できることがいいことだと思う」と捉え、ミスなく終えた。見せ場は4回表1死一塁。ビシエドの三塁へのゴロを糸原が捕球し、佐藤輝へ二塁送球。二塁佐藤輝は素早く一塁の大山へ送球し「5-4-3」の併殺に仕留めた。初回と2回には二ゴロをさばき、9回最後の打者となった岡林の強い当たりのゴロも問題なく処理し、ゲームセットに導き、「いや~もう、1試合だけだったらこんな感じですけど、年間守るとなったらすごい難しいと思う。ポジショニングとか、連係とかをこっち(二塁)から見て分かるということもちょっとはあったので、すごくいい機会だった」と収穫を得た様子だった。10日の全体練習のシートノックで二塁に入り、その際には「全然やりますよ。僕が二塁守るのは面白そうでしょ」と語っていたが、本人も驚く早さで実現。この日の試合前練習でも二塁でノックを受け、準備していた。

◆阪神矢野燿大監督(53)が試合後に佐藤輝明内野手(22)を二塁に起用したことについては「いやまあ『面白いちゃうかな』というのと、可能性のあることはやっておこうかと。土のグラウンドでもあるし、1回やってどんなもんかちょっと見てみたいというのがあったんで。アイツもチャレンジすることが好きやから」と説明した。 佐藤輝は二塁守備で3度のゴロをきっちりさばき、三ゴロ併殺で二塁ベースに入り強く正確な送球も見せた。矢野監督は「うまいところまではもちろんまだいくわけないけど、オプションの中には入れていいんじゃないかな」と、合格点は与えた。13日の巨人戦でドラフト4位前川右京外野手(18=智弁学園)を1軍に呼び「左翼で7番くらいかな」とスタメン起用することを明かした。「実力で上げられるくらいの内容も練習も(見せている)。(2軍が)コロナでチームが止まってしまうことがなければ、もっと早く呼べたと思う。どうせならスタメンで」と、実力を評価してのチャンスだと説明した。

◆2軍から招集された中日福敬登投手(29)が8回に登板し、好投した。1イニングで、大山を含む右打者3人を相手に無安打無失点。 福は「内容は良かった。自分の中でいいアピールはできた」と、昨シーズン後の左肋骨(ろっこつ)の疲労骨折からの戦列復帰をアピールした。11日に救援候補の左腕・近藤が1/3イニングで4失点。祖父江が右肩違和感で開幕に黄信号が灯る中、戻ってきた福に立浪監督は「もう少し球威が戻れば必要な選手になる」と表情を緩めた。

◆先発転向2戦目の中日岡田俊哉投手が、炎上した。4回まで無失点でしのいだが、5回2死二、三塁で代打糸井から3連打を浴び、5回4安打6四死球3失点で降板。 開幕ローテーションから1歩後退する登板結果になったが、岡田は「ストライクを取るのに苦しんで、自分で自分を追い込んでしまった。球数を(85球)投げることができたので、この経験を生かして食らいついていきたい」と話した。

◆阪神藤浪晋太郎投手(27)の直球はなかなか前に打ち返されなかった。 最速は本人基準ではやや控えめな156キロ。それでも丁寧にコースを突いた直球ストライク27球のうち、実に15球でファウルを稼いだ。フェアグラウンドに飛ばされた打球はわずか4球だった。「調子自体は良くなかった。その中でいい意味でだましだましというか、ごまかせた。状態が決して良くない中でもそこそこの投球、ゲームメークをすることは大事。そういう意味では収穫かなと思います」低めの自己採点がむしろさらなる期待感を募らせる。5回を75球でまとめ、6奪三振2四球で無安打無失点。文句なしの結果と内容で首脳陣を安心させた。すでに開幕ローテ入りは決定的な立場。ただ、5日楽天戦では4回5失点と苦戦していた。「どうしても力みが出た」「配球が単調になりすぎた」。女房役の坂本と前回を反省。力感のないフォームから緩急を強く意識し、中日打線に的を絞らせなかった。1回は無死二塁から2番根尾を144キロフォーク、3番平田はスライダーで空振り三振に。大阪桐蔭の後輩と先輩から2者連続三振を奪い、甲子園を沸かせた。4番ビシエドは内野ゴロ2本で片付け、ドラフト2位の5番鵜飼を5球連続変化球で空振り三振に仕留める場面もあった。110キロ台のカーブも含めた変化球が直球をさらに引き立たせた形。矢野監督は「晋太郎には速い球という武器がある。変化球をうまく操ると、こういう投球になる。シーズンでもこれぐらいやってほしい。もっともっと可能性を持った投手なので」と納得顔だ。今後は19日オリックス戦で京セラドーム大阪の予行演習を終え、開幕2戦目の3月26日ヤクルト戦に向かう流れが確実な情勢。「もうちょっとフォームのバランス、タイミングを...。今日は初回の先頭から四球を出してしまった。最初からかみ合って投げられるようにしたい」。残すは細部の詰めのみだ。【佐井陽介】▼阪神藤浪が5回を投げ無安打無失点。今季10年目の藤浪は、これまで公式戦、CSや日本シリーズ、オープン戦を含めても、2イニング以上投げた試合では無安打無失点はなく、今回が初めて。球宴では15、16年にそれぞれ3回、2回を無安打無失点。1軍練習試合では17、18、20年に2イニング、16年には紅白戦で4回無安打無失点がある。

◆阪神の5番大山悠輔内野手(27)が5試合連続安打となる適時二塁打を放った。 5回の第3打席。2死一、三塁、カウント3ボールから左腕岡田の直球を左翼線に運んだ。オープン戦序盤には苦しんだ面もあったが、開幕が近づくにつれて上昇気配。前日11日には今春から挑戦する左翼で先発出場したが、この日は一塁でフル出場した。

◆チーム最年長の阪神糸井嘉男外野手が、2試合連続の代打安打となる先制2点タイムリーを放った。 5回2死二、三塁でマルテに代わり登場。左腕岡田の142キロ直球を中前へはじき返した。「僕自身、監督にインパクトを残さなあかんので、すごく集中できていました」。前日11日の中日戦でも代打で右前打。「もう開幕している気持ちでやっているので、このままやることは変わらない」とベテランが目をギラつかせた。

◆今季に再起をかける中日平田良介外野手(33)が、3番DHでオープン戦で初めてスタメン出場した。 大阪桐蔭の後輩の相手先発藤浪には空振り三振、左邪飛。フル出場も3打数無安打に終わったが、立浪和義監督(52)は「藤浪(相手)に右打者があれだけ打ちにいけない」と、昨年は異型狭心症などの体調不安に苦しんだベテランを高評価。チームは得点力不足で4連敗し、指揮官は「レギュラー陣が打ちに行く姿勢をやっていかないと。去年と同じ事になる」と、レギュラーには奮起を促した。

◆前日11日に1軍合流した阪神斎藤友貴哉投手が試合を締めた。 9回から5番手で登板。先頭石橋を力のある154キロで一ゴロに仕留めると、土田、岡林も内野ゴロに打ち取った。中継ぎの一角として期待される右腕は「久しぶりで結構緊張もしたんですが、しっかり投げきることができた。自分のピッチングができれば(1軍メンバーに)入ることができると思う」と力を込めた。同日に1軍合流した小林慶祐投手も8回の1イニングを3者凡退と結果を残した。

◆阪神佐藤輝明内野手の22歳ラストデーは3打数1安打だった。 3月13日の誕生日を翌日に控え「去年は苦しい時もありましたけど、キャンプを経て、また成長できたのではないでしょうか。(この1年)いろんなことがありましたね」と総括。バースデーは今季初の巨人との「伝統の一戦」。オープン戦初本塁打となる23歳1号アーチに期待がかかる。

◆まさかの仰天起用だ! 阪神佐藤輝明内野手(23)が、中日とのオープン戦(甲子園)で「人生初」の二塁守備でフル出場した。練習開始からわずか2日で、併殺プレーを含む4度の守備機会をミスなく終えた。矢野監督は有事に備えてのオプション起用と説明した。チームは引き分けを挟みオープン戦4連勝で、13日に今季初となる巨人との「伝統の一戦」に臨む。 サプライズ起用に、甲子園がざわついた。虎の新4番が二塁の守備位置でアナウンスされた。当の本人も前日11日に知らされると、思わず「えっ!?」と声が出たほど。「(人生で)守ったことはない。少年野球もない。初めてです」。10日のシートノックで初めて二塁を練習し、わずか2日。「監督も遊びで『セカンドにノックいけよ』と言っていると思ったら、本当にセカンドだったのでビックリした」と目を丸くした。それでも佐藤輝は器用に守備機会をこなした。4回表1死一塁では、ビシエドの三ゴロで二塁ベースに入ると、強く正確な送球で「5-4-3」の併殺を完成。3度のゴロもきっちり処理した。矢野監督は「うまいところまではもちろんいくわけないんだけど、オプションの中に入れてもいい」と合格点を与えた。これまで右翼と三塁を守り、今年の春季キャンプでも二塁の守備練習には取り組んでいない。指揮官は「『面白いんちゃうかな』というのと...」と口を開くと、その真意を語り始めた。「可能性のあることはやっていこうかなと。1年間長いし、いろんなことがね。誰かがコロナになっちゃったとか、もちろんありうるし。想像したくないけどケガというのもある。調子が上がらないということもある。そういうことを考えると、いろんなオプションをやっておく必要があるのかなと」決してお試しではない、シーズン中の有事に備えての起用。指揮官は「島田もいるんでね、そういうことも考えながら」と続けた。島田や糸井、小野寺ら外野陣が好調であれば一塁マルテ、二塁佐藤輝、三塁大山など、超攻撃的オーダー編成も可能に。さらに今季は延長12回制が復活し、終盤に内野手が不足した場合には「ウルトラC」として乗り切ることができる。慣れない守備位置もそつなくこなした2年目スラッガーは「むちゃくちゃいい機会でした」と前向きに受け止めた。仰天起用が、虎を窮地で救う一手になる。【中野椋】

◆両軍のスターティングメンバーが発表された。阪神・佐藤輝明内野手(22)が「4番・二塁」で先発出場。プロ初の二塁の守備に就く。先発のマウンドには藤浪晋太郎投手(27)が上がる。前回5日の楽天戦(甲子園)では4回7安打5失点(自責4)。今回は好投して開幕ローテ当確を目指す。

◆阪神・佐藤輝明内野手(22)が「4番・二塁」で先発出場。プロ初の二塁守備に就いた。一回、2死二塁。ビシエドのボテボテの打球を処理して一塁送球し、アウトに。スタンドからは大きな拍手が送られた。佐藤輝は10日の全体練習(甲子園)のシートノックで二塁に入り、「僕が二塁を守るのは面白そうでしょ。(指示されれば)やります」と話していた。今年は3年ぶりに延長12回制が復活したことで、井上ヘッドコーチは「(可能性は)0%じゃない」と発言。この日の試合前の守備練習でも二塁でノックを受けていた。

◆先発した阪神・藤浪晋太郎投手(27)が5回を無安打無失点、6奪三振と圧巻の投球をみせた。一回、先頭の岡林に四球を与え、二盗を許したが、根尾と平田を2者連続で空振り三振。ビシエドを二ゴロに打ち取ってピンチを切り抜けた。四回にも先頭の根尾に四球を与えたが、平田を左邪飛、ビシエドを三ゴロ併殺に料理。許した走者はこの2人のみで中日打線をノーヒットに封じた。) 前回5日の楽天戦(甲子園)では4回7安打5失点(自責4)と精彩を欠いたが、先発が有力視される開幕2戦目、26日のヤクルト戦(京セラ)に向けて上々の仕上がりをみせた。

◆阪神が糸井嘉男外野手(40)の2点打で先制した。お互い無得点のまま迎えた五回。2四死球などで2死二、三塁となったところで糸井が代打で登場。カウント0―1から岡田の142キロ直球を捉えた。中前へはじき返して走者2人が生還。チーム最年長のバットから先制点が生まれた。) さらに、続く佐藤輝も右前打。2死一、三塁とすると大山も左翼線へ適時二塁打を放ち、この回3点を挙げた。

◆阪神・岩崎優投手(30)が今季実戦初登板。1回を完璧に抑えた。3―0の七回にマウンドに上がると先頭の根尾を中飛。平田は一邪飛に打ち取ると、山下を空振り三振に斬り、三者凡退で終えた。この日シート打撃に登板した新助っ人のケラーとともに、勝ちパターンとして期待される左腕。開幕に向けて状態を上げてきている。

◆阪神が中日に連勝。オープン戦は引き分けを挟んで4連勝となった。先発した藤浪晋太郎投手(27)は5回を投げて無安打無失点、6奪三振、2四球で、最速156キロの直球にカットボールやフォーク、スライダーなどの変化球も織り交ぜて、中日打線を翻弄した。岩崎が七回、3番手で今季初の実戦マウンドに上がり、1回を三者凡退に抑えた。 九回、中日・) 打線は0-0の五回、2死二、三塁で代打の糸井が中前に先制2点打。佐藤輝が右前打で一、三塁とつなぎ、大山が左翼線に適時二塁打を放った。佐藤輝はプロ初となる二塁で先発出場し、3度の守備機会を無難にこなした。

◆4番に入った阪神・佐藤輝明内野手(22)がプロ入り後、初めて二塁につき、4度の守備機会(ゴロ3、併殺1)を無難にさばいた。藤浪晋太郎投手(27)は先発で5回無失点。試合後の矢野耀大監督(53)の一問一答は以下の通り。ーー藤浪が5回無失点「シーズンでも、これぐらいやってほしい。変化球をうまく操れると、こういう投球になる」ーーこのまま開幕に「もう一回、登板があるので、いいイメージを持ちながら、もう一回の登板を迎えてくれたら」ーー佐藤輝の二塁はいろいろ想定して「『面白いちゃうかな』というのと、可能性のあることはやっていこうかなと。固定できれば一番、いいという前提。土のグラウンドでもあるし、1回やってどんなもんか見てみたいというのがあった。アイツもチャレンジすることが好きやから、やってみようかなというところで、無難にこなしていたと思う」ーーどういう場面で守らせるかのイメージは「自分の中で1個の想像だけでは、セカンドということにならないんだけど。シーズン1年間長いし、コロナのこともある。誰かがコロナになっちゃったとか、想像したくないけど、けがもある。調子が上がらないということもある。いろんなオプションをやっておく必要があるのかなと」) ーー印象ではスタメンでも「上手いところまでは、いくわけないんだけど。オプションの中に入れてもいいんじゃないかなとは思う程度かな」ーー岩崎は心配なし(七回に登板して1回無失点)「試合でボールを見たら安心できた。スグルらしい投球を見られたんで良かったです」ーーシート打撃に登板したケラーは「次は試合で投げられるんちゃうかなという感じ。博多(15日からのソフトバンク2連戦)で1試合投げてみて、そこで見てからにはなる」

◆中日・岡田俊哉投手(30)が先発し、5回4安打3失点だった。「ストライクを取るのに苦しんで、自分で自分を追い込んでしまいました。良いリズムを作ることができなくて、野手の方に申しわけないです」四回までは、1安打でゼロを並べながら4四球と制球面で苦しんだ。そして五回に、2四死球で招いた2死二、三塁で代打・糸井に中前2点打を浴びて先制点を献上。さらに佐藤輝に右前打で一、三塁と再び好機を作られると、大山には3ボールから真ん中付近に甘く入った直球を左前に運ばれ、失点を重ねた。今季は先発転向に挑戦。左腕は「球数を投げることができたので、この経験を生かして、食らいついて、次に生かしていきたいです」と必死に前を向いた。

◆中日は1安打に終わり、オープン戦4連敗。試合後の立浪和義監督(52)の主な一問一答は以下の通り。――1安打で終わった「きょうは若い選手を使ったんですけど、根尾であったり岡林、平田も打ちにいく姿勢は非常に良かった。右打者はなかなか藤浪にあれだけ打ちにいけない」――岡田は5回3失点。6四死球と制球に苦しんだ「決して球が速いわけではないので、そうであればもう少し...。五回に点を取られましたけど、それまでに2死から四球を出したり相手に助けられているところもあったので、先発で生き残るためには、球威があるわけじゃないので、もう少し制球を磨いていかないといけないなと感じました」――昨秋に左肋骨の疲労骨折が判明して2軍調整が続いていた福が1回無失点「やっぱり経験もあるので見ていて安心感じゃないけど(そういうものがあった)。あとはもう少し球速が戻ってくれば必要な選手に必ずなってくるんじゃないかなと思います」――教育リーグ・阪神戦(鳴尾浜)で開幕ローテ候補の高橋宏が5回無失点「内容は見ていないので分からないですけど、無失点というのが一つ、評価できるところかなと思います」――最初のローテ6人に入ってくるか「何だかんだと投手っていなくなってきましたので、十分に可能性はあると思います」――若いメンバーを起用するなか、4連敗ですべて2点以下。シーズンに向けて不安は「この時期はどこの球団も不安材料はあるでしょう。ただ、昨日(11日)に打てていたレギュラー陣も、もうちょっとこれから上げていかないと。開幕もすぐ始まると思うので。いまさら技術的なことをどうのこうのは、自分の中にあると思うんですけど、もう少し打席で打ちに行く姿勢を、オープン戦といえども、ずっとこの数年、低迷していたわけなので、やっていかないと。開幕に入ってから...なんていう気持ちでいたら去年と同じことになってしまうので、そこはしっかりとやっていかせようと思います」――鳴尾浜はブライト、福元、味谷らが活躍して15得点「2軍監督を含め、スタッフも非常に元気。いい形でやっているんじゃないですかね。見習わないといけないですね」

◆昨秋に左肋骨の疲労骨折が判明し、2軍での調整が続いていた中日・福敬登投手(29)が八回に4番手としてオープン戦初登板を果たし、1回無失点だった。「打者有利のカウントにしてしまったら終わり、というのは直感で思っていた。どんどん勝負しようという気持ちは持っていました」先頭の大山はスライダーやストレートなどでファウルを打たせて追い込み、139キロ直球で左飛に抑えた。その後もロハスを遊直、小野寺を遊ゴロに打ち取り、役目は10球で終了。三者三様の打ち取り方ができた内容を前向きにとらえた。春季キャンプ直前の1月末にブルペン投球を再開し、春季キャンプは2軍だった。ようやく与えられた1軍での登板機会は右打者3人との対戦だったものの、シーズン中に訪れる可能性のある、登板後に右の代打陣と対戦するケースも想定しながら、虎の長距離砲相手に投げた。1軍合流はこの日限定だというが「自分の中ではいいアピールができたんじゃないかな、と思っています」と笑顔。昨季まで3年連続で50試合以上に登板している救援の貴重なピースは、開幕に向けて自信を深めた。

◆佐藤輝のセカンド守備は「万が一に備えて」の意味合いが強いと思う。ことしから延長戦が十二回までのルールに戻った。私もヘッドコーチ時代に経験したが、代打攻勢などで追いついての延長戦は、ベンチに残る選手が減り、守備位置をどうするかで冷や冷やしたことは何度もある。佐藤輝のような若い元気な選手が複数守れる〝保険〟があれば助かる。実際の動きは、まだまだ素人だ。この日のゴロは正面に飛んだ打球ばかり。もともと打球の捕り方はうまい。正面の打球なら、サードで慣れているから心配はいらない。問題は左右の打球にどう対応できるか。5-4-3の併殺にも参加したが、速い打球がサード糸原の正面へ飛んで、打者走者も足が速くないビシエド。時間の余裕があったから、落ち着いていた。これが際どいタイミングになったケースなど、慣れていくことはまだまだ多い。一度でも守れたことで、本人も不安要素は減るだろう。ただ、そろそろ本番モード。ポジションを固定して戦わなければいけない時期にきている。(本紙専属評論家)

◆中日売り出し中の岡林がチーム唯一の安打を放った。六回に三塁への内野安打で出塁。10試合で無安打は1試合だけと安定感があり「仕事はチャンスメーク。安打だけでなく四死球で出塁率を上げていきたい」と貪欲な姿勢を見せた。3年目で初の開幕戦先発の座をつかみつつある。武器の盗塁は一回に成功、六回に失敗。成功率も問われる立場になるが、「シーズンに入っても思い切ってスタートできるように」と意欲的だった。

◆サトテルも虎党もビックリ仰天! 阪神・佐藤輝明内野手(23)が12日の中日戦(甲子園)に「4番・二塁」で先発出場した。アマチュア時代にも経験がない、人生初の二塁でも堅実なプレーでオープン戦4連勝(引き分け挟む)に貢献。ロッテで三冠王を達成した落合博満、阪神で1985年の日本一に貢献した岡田彰布のような「強打の二塁手」の系譜を継ぐか?伝説を作る男は違う。九回2死走者なし。最後の打球も佐藤輝の前に転がってきた。慎重に腰を沈め、捕球し、軽快なフットワークで一塁送球。ゲームセットの瞬間、注目を集め続ける背番号8の笑顔が一気に弾けた。「いやあ~。もう1試合だけだったら、こんな感じですけど。(一)年間、守るとなったら、すごい難しいと思います」13日に誕生日を迎えるため、22歳のラストデー。矢野監督からの〝プレゼント〟は人生初の体験だった。「守ったことがない。少年野球でも、です」と佐藤輝が苦笑いしたのは二塁での出場。11日の中日戦後、クラブハウス内のホワイトボードにこの日のスタメンが張り出されると、「エーッ」と絶句したという。「(矢野)監督も、遊びで『セカンドにノックで行けよ』って言っていると思ったら...。本当にセカンドだったので。ビックリした」10日に甲子園で行われた全体練習で佐藤輝はシートノックを二塁でこなした。そのとき「僕がセカンドを守るのは、おもしろそうでしょ?」と笑っていたが、井上ヘッドコーチは「0%じゃない」と否定せず。そして、この日、本拠地に駆けつけた1万2054人のファンも腰を抜かすウルトラCだ。佐藤輝は一回のビシエド、二回の溝脇のゴロを処理し、四回は5-4-3の併殺を完成。計4度の守備機会をそつなくこなした。 矢野監督は「(公式戦で)可能性のあることはやっておこうと。一回、やってどんなもんか見てみたいし、面白いんちゃうかな」と意図を語った。開幕4番の二塁起用はあくまでも故障者が出たときなどへの「オプション」だと説明したが、今回、テストに合格したことで夢は広がった。球界を代表する「強打の二塁手」はヤクルト・山田、楽天・浅村らがいるが、1982年にロッテで三冠王を達成した落合博満、阪神の85年の日本一に貢献した岡田彰布、2003年に打率・340でリーグ優勝に貢献した今岡誠らがいた。遊撃や三塁とは異なる体の流れにベースカバーなど二塁は仕事が多い。本職が右翼の佐藤輝が適性の高さを示したのは野球脳の高さに直結する。昨季は24発で球団の新人本塁打を記録を更新。考えるプレーが多い二塁を経験することで引き出しが増えたことは間違いない。レジェンドたちの系譜を継ぐかもしれない。「(守備の)連係とかをこっち(二塁)から見て分かることもあった。すごく、いい機会をいただけてよかった」もちろん、4番の仕事も忘れない。0-0の六回、代打・糸井が先制の2点打を放った直後、左腕・岡田のスライダーを右前へ。つなぎの安打で5番・大山の適時二塁打をおぜん立てした。「むちゃくちゃいい機会でした」と感謝した一日。17年ぶりのリーグ優勝を目指すプロ2年目。また一つ、収穫があった。そして、サプライズはまだまだありそうだ。(三木建次)■大山との〝共存〟も可能 阪神の外野陣は中堅・近本、左翼・ロハス、右翼・佐藤輝が有力だが、佐藤輝が二塁を守ることができれば糸井、島田、江越、小野寺ら今春にアピールしている選手に1枠を空けることができる。三塁を守る大山と内野で〝共存〟することも可能。矢野監督は延長12回制を見すえた上で「誰かがコロナになっちゃったとか」「けがもある」など危機管理上のオプションであることも明かした。

◆「3・26」頼むゾ! 阪神・藤浪晋太郎投手(27)が12日、中日戦(甲子園)に先発すると、5回を無安打無失点、6奪三振。開幕2戦目となる26日のヤクルト戦(京セラ)での先発が有力視される中、結果を残した。また、マイペース調整を任されていた岩崎優投手(30)が七回に今季初登板。1回を三者凡退に抑え、順調な調整ぶりを披露した。アウト一つ一つに大きな拍手が起こる。5回を投げた藤浪が、竜打線に一度もHランプを灯させない圧倒的な投球。開幕に向けて弾みをつけた。「調子自体は良くなかったけど、ちょっと良い意味で〝だましだまし〟というか、ごまかせた。修正、その辺りがうまくできてよかった。ヒットを打たれなかったのはいいこと。良くとらえて次に向かいたい」圧巻の結果だった。一回先頭の岡林に四球を与えると、盗塁も許して無死二塁。暗雲が垂れ込めたかに思えたが、修正に成功した。同じ大阪桐蔭高OBの根尾、平田を連続で空振り三振。ビシエドは二ゴロで退けた。最速156キロの直球に「変化球も良かった。バランスよく投げられたのが良かった」と変化球の制球も安定していた。四回にも四球を与えたが、許した走者はこの2人だけで被安打ゼロ。「自分の感触の中でちょっと考えながら投げているなという感じだった」と課題こそあるものの、5回無安打無失点、6奪三振。「結果を出さないといけない立場」と結果を強く求めて上がったマウンドで最高の形となった。 先発ローテでは青柳が開幕投手に決定。西勇や伊藤将、秋山は開幕2カード目の広島3連戦(マツダ)に向かう見込みで、藤浪は26日のヤクルト戦での登板が有力だ。開幕2戦目、チームに勢いをもたらす意味でも重要。5日の楽天戦(甲子園)では4回7安打5失点(自責4)と精彩を欠いたが、1週間で全く違う投球を披露した。矢野監督は「シーズンでもこれぐらいやってほしい。もっともっと可能性を持ったピッチャーなので。これぐらいはやるんじゃないかな」とより高いものを求めながら「いい形で来ているので、いいイメージを持ちながら、もう一回の登板を迎えてくれたら」と開幕前のラスト登板となる19日のオリックス戦(京セラ)に背中を押した。藤浪は「もうちょっと状態を上げたいのも自分の中である。もっと求めるものを求めてシーズンを迎えたい」と貪欲。開幕投手を務めた昨季はわずか3勝。いよいよ、完全復活となりそうだ。(菊地峻太朗)■虎の先発事情 昨季最多勝&最高勝率で2冠の青柳が開幕投手を務めることが決定済み。他では藤浪、西勇、秋山、伊藤将が有力となっている。残りは1枠。腰の張りで開幕1軍が絶望的となったガンケルの代役候補として、13日の教育リーグ・中日戦(鳴尾浜)に先発する予定のD3位・桐敷(新潟医療福祉大)、同日の巨人とのオープン戦(甲子園)に先発する小川が挙がる。

◆マイペース調整を任されていた阪神・岩崎優投手(30)が12日、中日戦(甲子園)の七回に今季初登板。1回を三者凡退に抑え、順調な調整ぶりを披露した 虎の屋台骨を支える男が1軍マウンドに帰ってきた。岩崎が今季初実戦に臨み、ピシャリと3人で片付けた。「とりあえず問題なく投げ終えることができたのでそこが一番なのかなと思います」七回に3番手で登板し、先頭の根尾は外角のスライダーで中飛、平田は高めのチェンジアップで一邪飛に仕留め、最後は山下を外角低めへのスライダーでバットに空を切らせた。淡々と抑える姿に貫禄を漂わせた。1月25日に新型コロナウイルスの陽性判定を受け、2月5日に合流。キャンプでの実戦登板はなかった。マイペース調整を任された中、今月8日に鳴尾浜でのシート打撃に登板。この日の今季初実戦で1回無失点と好投し、問題なしを示した。昨季は62試合に登板し防御率2・65、41ホールドを記録。ブルペン陣に欠かせない戦力だ。矢野監督は「段階を踏んでスグル(岩崎)もしっかり調整してくれて。任せておいて心配ない信頼感がある。実際、試合で投げてボールを見たら安心できた」と声を弾ませた。岩崎は新守護神候補の新外国人、ケラー(前パイレーツ)について「チームになじめるようにやっていければ」と責任感をにじませ、自身についても「まだまだ上がってくる。ここから開幕に向けて、しっかりと準備していきたい」と話した。完璧に仕上げ、勝利の方程式を担う。(新里公章)

◆サトテルがセカンドを守ったから、3月12日は「○刀流記念日」-。器用にセカンドを守っているタテジマのスーパースター候補を眺めながら、この男、いくつのポジションをこなせるんだろうか? と勝手にワクワク。なぜか「サラダ記念日」をパクりたくなって、冒頭の一文に。「○」の中には、どんな数字が入るのか。サトテルのことならなんでも知っているトラ番・原田遼太郎に聞いてみた。「きのう(11日)の練習でもセカンドでノックを受けていたんですが、僕には遊びに近い感覚にしか見えなかったし、正直、セカンドでスタメンと聞いて『まさか、まさか』ですよ」この日はサトテルのセカンドの雄姿を拝むことなく、鳴尾浜球場で2軍戦を取材していた原田記者。ただ、サトテルのデータは頭の中にしっかりインプットされていた。「少年野球時代はピッチャー、キャッチャーも経験しています。高校時代にファーストもあったと思います。でも、基本はサードと外野。大学時代もずっとそうだったんですよ。セカンド、ショートだけは守ったことがないはず。だから、『まさか』なんです」これで、9つのポジションのうち、守っていないのはショートだけ。「○」の中には「八」が入ることになるようだ。八刀流。すごい。覚えておいてください、「八刀流記念日」を。プロに入ってからだけでも、4つ目のポジションだから、四刀流。それでもすごい。 野球人生の公式戦ではセカンドを守ったことがないようだが、サンケイスポーツがヒントになりそうな記事を1面で報じたことがある。ドラフトで指名されて間もない一昨年の暮れ。近大時代の恩師・田中秀昌監督が佐藤輝の野球センスの高さを語ってくださる機会があり、「ショートもできる」の1面が完成。あまりの衝撃(?)に、テレビの朝の情報番組が競って、サンスポ紙面を紹介してくれたことがあった。近い将来、超大型ショートを見ることができるんだろうか。突然の慣れないポジション挑戦。賛否両論あるだろう。開幕も近いんだ。試すなら、キャンプか、オープン戦の序盤だろう。けがでもしたらどうするんだ。それもまた一理。その意見に傾きかける自分もいる。ただ、センスの塊の野球小僧が、楽しそうにプレーしている姿が、ふと、ビッグボス新庄にダブった。タテジマ時代の新庄はピッチャー、ファースト、セカンド、サード、ショート、センターを守っている姿を目撃している(私の記憶が確かなら)。それにしても、虎党にとって楽しい一日だった。藤浪が5回を〝ノーヒットノーラン〟投球したから「先発ローテ当確記念日」-。セットアッパー候補・岩崎が元気な姿を披露し、2軍調整組だった小林、斎藤が中継ぎ枠に入れる投球を見せた。高卒1年目のドラフト7位・中川勇斗捕手(京都国際高)もマスクをかぶった。18歳には一生忘れられない記念日だろうな。さらには守護神候補の新助っ人ケラーも試合前にシート打撃登板。やってくれそうだ。近日中の「衝撃デビュー記念日」を待とう。

DAZN

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
ORIX
720 0.778
(↑0.028)
-
(↓0.5)
45
(+10)
17
(+2)
1
(-)
11
(+2)
0.276
(↑0.008)
1.580
(↓0.06)
2
(1↑)
楽天
621 0.750
(↑0.036)
0.5
(↓0.5)
35
(+5)
24
(+3)
2
(+1)
6
(-)
0.234
(↑0.007)
2.730
(↓0.03)
2
(1↑)
日本ハム
622 0.750
(↑0.036)
0.5
(↓0.5)
33
(+4)
22
(+1)
11
(+1)
4
(+1)
0.227
(↑0.007)
1.520
(↑0.06)
2
(1↓)
DeNA
622 0.750
(↓0.107)
0.5
(↑0.5)
38
(+3)
26
(+5)
7
(+1)
10
(-)
0.294
(↓0.006)
2.630
(↓0.3)
5
(1↑)
阪神
531 0.625
(↑0.054)
1.5
(↑0.5)
37
(+3)
23
(-)
3
(-)
9
(+1)
0.250
(↓0.004)
2.250
(↑0.29)
6
(1↓)
ソフトバンク
541 0.556
(↓0.069)
2
(↓0.5)
36
(+5)
34
(+11)
7
(-)
7
(-)
0.233
(↓0.007)
3.270
(↓0.91)
7
(-)
中日
460 0.400
(↓0.044)
3.5
(↓0.5)
24
(-)
32
(+3)
5
(-)
3
(+1)
0.225
(↓0.016)
2.790
(↓0.06)
8
(-)
広島
361 0.333
(↓0.042)
4
(↓0.5)
24
(+1)
46
(+4)
4
(-)
1
(-)
0.232
(↑0.009)
4.600
(↑0.08)
8
(2↑)
ヤクルト
361 0.333
(↑0.083)
4
(↑0.5)
27
(+11)
34
(+5)
2
(-)
10
(-)
0.231
(↑0.024)
3.280
(↓0.2)
10
(2↑)
ロッテ
252 0.286
(↑0.119)
4
(↑0.5)
17
(+4)
26
(+3)
3
(+2)
6
(-)
0.208
(↑0.018)
2.690
(↓0.04)
11
(2↓)
西武
260 0.250
(↓0.036)
4.5
(↓0.5)
15
(+3)
23
(+4)
5
(+1)
6
(-)
0.223
(↑0.012)
2.860
(↓0.22)
12
(2↓)
巨人
271 0.222
(↓0.028)
5
(↓0.5)
17
(+2)
41
(+10)
11
(+2)
2
(-)
0.197
(↑0.01)
3.750
(↓0.55)