ロッテ(☆4対3★)西武 =オープン戦2回戦(2022.03.12)・ZOZOマリンスタジアム=
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西武
10200000031111
ロッテ
00011110X41112
勝利投手:小野 郁(1勝0敗0S)
(セーブ:小沼 健太(0勝0敗1S))
敗戦投手:増田 達至(0勝1敗0S)

本塁打
【西武】外崎 修汰(3号・1回表ソロ)
【ロッテ】山口 航輝(1号・6回裏ソロ),岡 大海(1号・7回裏ソロ)

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◆ロッテは、先発・小島が5回3失点。シーズン開幕へ向け、まずまずの投球を見せた。対する西武は、外崎がオープン戦3号ソロを含む2安打2打点の活躍。持ち前の打棒を発揮し、状態の良さをアピールした。

◆西武外崎修汰内野手(29)がオープン戦3号となる先制ソロを放った。1回1死。カウント3-2からの7球目。外角高めのシュートを捉え、右中間スタンドに運んだ。「手応えは(スタンドまで)どうかな...という感じでした。3-2までいってそこでファウルを打てて、しっかり気持ちを整理して打つことができました。腹をくくって自分らしいバッティングをすることができたと思います。アップルパンチ!」とコメントした。3回1死二塁の第2打席にも、中堅フェンス直撃の適時二塁打。復活を懸けるシーズンに向け、好調ぶりを示した。

◆西武ドラフト1位の隅田知一郎投手(22=西日本工大)は6回を8安打2四球3失点だった。 6回にはロッテ山口にプロ"初被弾"を浴びるなど毎回安打を許したが、粘りのピッチングで試合をしっかり作った。走者を背負うとギアがぐっと上がった。クイックもうまくこなし、2盗塁を試みられた2度とも、捕手柘植の好送球もあってアウトにした。球数は93球、奪三振は4、最速は149キロだった。

◆西武山川穂高内野手(30)は変化球にうまく対応した。 3回2死二塁。低めのチェンジアップにうまくバットを乗せた。打球はショートの頭上を越えて、タイムリーになった。「打てて良かったです。引き続き、いい感じで来ていると思います」と笑顔で振り返った。

◆西武ドラフト2位の佐藤隼輔投手(22=筑波大)は、リリーフとして開幕を迎える。8回から登板し、1イニングを1安打無失点。辻監督は「今のところはそういう形」と、まずは中継ぎで起用していくことを明言した。 ルーキー左腕は「慌てることなくしっかり投げることができました。次回は3人で終われるようにしたいです」とさらなるレベルアップを目指す。

◆ロッテ先発左腕の小島和哉は99球を投げ、5回5安打3失点だった。 背番号14のユニホーム姿を本拠地で初披露したが、立ち上がりから西武外崎に先制ソロを許し、球も全体的に高かった。「前回球数が少なかったんで、前回より多く投げられたことくらいかな、収穫は。あとはしっかり反省して課題を出して、しっかりシーズンに入っていけるよう調整したい」と話した。

◆ロッテ岡大海外野手が攻守で逆転勝利を呼び込んだ。打っては同点の7回に、西武増田から左中間ソロで勝ち越しに成功。 直後の左翼守備では2死一、二塁からポール際への飛球にジャンプ。フェンスに激突しながらも球を離さなかった。マウンドには3年ぶりの本拠地登板を果たした西野が立っており「しっかり守らないといけないなと思いました。球際を強くいけてよかった」と振り返った。

◆西武・外崎修汰内野手(29)が「3番・二塁」でスタメン出場し、一回1死の1打席目でロッテ先発・小島から右中間へ先制ソロ本塁打を放った。外崎はオープン戦3本目の本塁打。3月5日の広島戦(マツダ)、9日のDeNA戦(横浜)でもソロ本塁打を放った。

◆西武のドラフト1位左腕、隅田知一郎(ちひろ)投手(22)=西日本工大=が先発し、プロで初めて本塁打を浴びた。1点リードの六回1死で山口航輝外野手(21)に中越えソロ本塁打を喫した。隅田はオープン戦2試合目の登板。6回を8安打3失点で降板した。前回登板は3月5日の広島戦(マツダ)。先発で5回を2安打無失点に抑えた。

◆ロッテの小島は球がやや高めに浮き、5回5安打3失点だった。一回に外崎にソロを浴びると三回には外崎に適時二塁打を許すなどこの回だけで4安打を集められた。課題の残る99球となり「収穫は前回よりも球数を多く投げられたくらい」と反省した。四回以降は完璧に抑えただけに、序盤の失投が痛かった。開幕ローテーション入りが確実で「しっかりシーズンに入れるように調整したい」と修正を誓った。

◆西武のドラフト1位ルーキー隅田(西日本工大)は6回を投げ毎回の8安打を浴びながらも3失点で踏ん張った。制球が不安定でボールが先行し「(捕手の)柘植さんの要求通りに投げられなかった。もっと点を取られてもおかしくなかった」と反省した。それでも四回に1点を失い、なお無死二、三塁のピンチでは、山口と藤岡を連続三振に、エチェバリアを三ゴロに仕留めて地力を示し「ギアを上げて外野に行かせないように意識した」とうなずいた。

◆ロッテ・山口航輝外野手(21)が、1点を追う六回1死でオープン戦1号の中越えソロ。4番候補が2試合ぶりのスタメンで同点弾を放ち「打った瞬間、入ったって分かる完璧な打球でした」と拳を握った。持ち前のフルスイングで西武のドラフト1位ルーキーから一発。オープン戦初打点、初の2安打で復調の兆しを見せた。オープン戦初戦から7戦連続で先発しながら打率・083(24打数2安打)と不振を囲い、前日11日の西武戦でスタメン落ちした。浮上のきっかけは睡眠。3月6日のソフトバンク戦を終え、約40日ぶりにロッテ浦和寮に戻ると11時間熟睡し、疲労を解消した。プロ3年目の昨季は開幕戦で1軍デビューを果たした。「必死にやっていかないと」。オープン戦は残り7試合。2年連続の開幕スタメンへ、ここから打ちまくる。(山口泰弘)

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<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
ORIX
720 0.778
(↑0.028)
-
(↓0.5)
45
(+10)
17
(+2)
1
(-)
11
(+2)
0.276
(↑0.008)
1.580
(↓0.06)
2
(1↑)
楽天
621 0.750
(↑0.036)
0.5
(↓0.5)
35
(+5)
24
(+3)
2
(+1)
6
(-)
0.234
(↑0.007)
2.730
(↓0.03)
2
(1↑)
日本ハム
622 0.750
(↑0.036)
0.5
(↓0.5)
33
(+4)
22
(+1)
11
(+1)
4
(+1)
0.227
(↑0.007)
1.520
(↑0.06)
2
(1↓)
DeNA
622 0.750
(↓0.107)
0.5
(↑0.5)
38
(+3)
26
(+5)
7
(+1)
10
(-)
0.294
(↓0.006)
2.630
(↓0.3)
5
(1↑)
阪神
531 0.625
(↑0.054)
1.5
(↑0.5)
37
(+3)
23
(-)
3
(-)
9
(+1)
0.250
(↓0.004)
2.250
(↑0.29)
6
(1↓)
ソフトバンク
541 0.556
(↓0.069)
2
(↓0.5)
36
(+5)
34
(+11)
7
(-)
7
(-)
0.233
(↓0.007)
3.270
(↓0.91)
7
(-)
中日
460 0.400
(↓0.044)
3.5
(↓0.5)
24
(-)
32
(+3)
5
(-)
3
(+1)
0.225
(↓0.016)
2.790
(↓0.06)
8
(-)
広島
361 0.333
(↓0.042)
4
(↓0.5)
24
(+1)
46
(+4)
4
(-)
1
(-)
0.232
(↑0.009)
4.600
(↑0.08)
8
(2↑)
ヤクルト
361 0.333
(↑0.083)
4
(↑0.5)
27
(+11)
34
(+5)
2
(-)
10
(-)
0.231
(↑0.024)
3.280
(↓0.2)
10
(2↑)
ロッテ
252 0.286
(↑0.119)
4
(↑0.5)
17
(+4)
26
(+3)
3
(+2)
6
(-)
0.208
(↑0.018
2.690
(↓0.04)
11
(2↓)
西武
260 0.250
(↓0.036)
4.5
(↓0.5)
15
(+3)
23
(+4)
5
(+1)
6
(-)
0.223
(↑0.012
2.860
(↓0.22)
12
(2↓)
巨人
271 0.222
(↓0.028)
5
(↓0.5)
17
(+2)
41
(+10)
11
(+2)
2
(-)
0.197
(↑0.01)
3.750
(↓0.55)