DeNA(★1対12☆)オリックス =オープン戦1回戦(2022.03.05)・横浜スタジアム=
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ORIX
050106000121210
DeNA
10000000011010
勝利投手:山本 由伸(1勝0敗0S)
敗戦投手:三浦 銀二(0勝1敗0S)
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◆DeNAは、オースティンが先制打を含む2安打の活躍。開幕に向けて状態の良さを示した。一方のオリックスは、先発・山本が2回1失点。その後は6投手の継投で無失点に抑えるなど、そろって順調な仕上がりをアピールした。

◆DeNA打線が、オリックスのエース山本由伸投手(23)から電光石火の3連打で先制点を奪った。 1回、先頭の桑原将志外野手(28)が初球の151キロ直球を右前にはじき返し、2番楠本泰史外野手(26)が3球目にエンドランを成功し、左前打で無死一、三塁へとチャンスを拡大。タイラー・オースティン外野手(30)が右前適時打を放ち、6球で1点を奪った。4番牧秀悟内野手(23)は2ストライクから151キロの直球を中前にはじき返し、4連打でつないだが、宮崎敏郎内野手(33)が一邪飛、知野直人内野手(23)が遊ゴロ併殺に終わった。

◆オリックス山本由伸投手(23)が、今季初の実戦マウンドに上がった。2年連続開幕投手を務めるべく、3月25日西武戦(ベルーナドーム)に向けて調整しているエース右腕は、初回先頭から4連打を浴びるなど、初回に1失点。予定の2回を投げて4安打1失点。球数は27球だった。降板後は三塁側ベンチで中嶋監督と話す姿も見られた。

◆DeNA山本祐大捕手(23)が、自慢の強肩でスタンドを沸かせた。4点ビハインドの4回無死一塁、一塁走者の来田の二盗を阻止。1死後、四球で歩いたルーキー渡部も初球にスタートし、一旦はアウトと判定されたが、リプレー検証でセーフに覆った。

◆DeNA池谷蒼大投手(22)が、好リリーフでアピールした。【スコア】 この日、2軍から試合参加。先発したルーキー三浦銀二投手(22=法大)の後を受け、2回1死二塁から登板し、ピンチを断った。続投した3回は、2死からルーキー野口に死球を与えたが、1回2/3を無安打無失点に抑えた。プロ2年目の左腕は変則的なフォームからキレのあるボールを投げ込み、今後に期待を抱かせた。

◆DeNAのエドウィン・エスコバー投手(29)が、オープン戦2度目の登板で1/3回を4安打6失点と打ち込まれた。【スコア】 5点ビハインドの6回から5番手で登板。先頭の山足に四球を与えると、福田に左前打、杉本に右前適時打を浴び、四球後に太田に2点適時二塁打、若月にも2点適時二塁打を許した。4年連続50試合以上に登板する経験豊富なタフネス左腕は、この時期はさまざまなテーマや課題に取り組む調整段階だが、ボールが抜ける場面がみられた。ここまでのオープン戦4試合で最多失点は2だったが、この回6点を奪われ、オープン戦初の2ケタ失点となった。?▽DeNAオースティン(1回に山本から先制打)「フォークをしっかりコンタクトすることができた」▽DeNA楠本(1回にエンドランを成功し、チャンスを拡大)「キャンプから取り組むサインプレーに対して、最高の結果で応えられた。いいチーム打撃ができたかなと思います」

◆オリックス打線はDeNA投手陣の球を見極めて12四球を引き出した。12安打を絡めて12得点につなげ、中嶋監督は「ボールを見極めて、つなぐ意識があるというのは良いこと。しっかり四球が取れたのは大きい」と評価した。 4回は4者連続で四球を選び、三塁側ベンチでは"声出し番長"の大下が叫ぶ「見えている~!」の声が響き渡った。

◆上半身のコンディション不良から復帰したオリックス宗佑磨内野手が、5番DHでオープン戦初出場した。 2回の第1打席で三浦の変化球を捉え、右翼線二塁打。出遅れの不安を消す一打で「(投手との)タイミングを計っていく段階。なるべく早くアジャストしていきたい」と意気込んだ。昨季定位置をつかんだ三塁の守備については「もう少し。練習では投げられるようになっている」と順調なようだ。

◆DeNAが、昨季パ・リーグ覇者のオリックスに大敗し、オープン戦5試合目で初黒星を喫した。先発のドラフト4位・三浦銀二投手(22=法大)が2回途中5失点で降板。5番手のエスコバーが1/3を6失点と打ち込まれるなど、オープン戦初の2ケタ失点を喫した。 打線は初回に山本由伸投手(23)から3連打で先制したが、2回以降は無得点。オープン戦3試合連続となる2ケタ安打はマークしたが、1得点に終わった。試合後の三浦大輔監督(48)の一問一答は以下の通り。?-試合を振り返って課題が、びっしり詰まった試合だったかなと思います。?-どういった点が課題なのか投手で言えば、ボール球。キャンプでやってきたことが全く出せなかったですし、走塁に関してもそうですし、課題の多い、課題がびっしり詰まった試合でした。この時期で逆に良かったのかなと思います。?-三浦銀二は監督の目にはどう映ったか立ち上がりはまぁまぁ良かったですけど、2回に別人になったんでね。どっちが本当の銀二なのかというところですけど、いいところと悪いところがはっきりした登板だったと思います。?-打撃については初回にいい形で先制できましたけども、そこにも走塁のミスが絡み、1点止まりだったというのが、大きなポイントですね。?-明日のオリックス戦への意気込みを今日は反省がびっしり詰まった試合だったのでね、続けないようにしていきます。??▽DeNAオースティン(1回に山本から先制打)「フォークをしっかりコンタクトすることができた」▽DeNA楠本(1回にエンドランを成功し、チャンスを拡大)「キャンプから取り組むサインプレーに対して、最高の結果で応えられた。いいチーム打撃ができたかなと思います」

◆DeNAドラフト4位の三浦銀二投手(22=法大)が、横浜スタジアム初登板初先発でプロの洗礼を浴びた。【スコア】 1回は無失点に抑えたが、2回に突如乱れ、1回1/3を4安打5失点でKO。「自分のピッチングができず悔しいです」と唇をかんだ。三浦監督は「2回に別人になったんでね。どっちが本当の銀二なのか、オセロの白と黒の両方を見たような投球でしたね」と首をひねった。

◆DeNAのドラフト4位・三浦銀二投手(22)がオープン戦で初先発。二回途中4安打、3四球5失点と苦戦した。一回は先頭の渡部を右飛、続く安達を二ゴロ。福田には二塁への内野安打を浴びたが、杉本を内角高めの直球で空振り三振に斬り無失点。しかし、二回は制球が定まらず3四球が絡んで2点を失い、さらに1死満塁から安達に左中間を破る走者一掃の3点二塁打を浴びて、降板となった。三浦は「自分のピッチングができず悔しいです。二回に入り慎重になってしまいました。イニングの途中でマウンドを降りることになり申し訳ないです」と唇をかんだ。

◆オリックスの山本が今年の実戦初登板で2回1失点。立ち上がりに4連打を浴びて失点したが、持ち直した。宗はオープン戦初出場で二塁打をマークした。DeNAは先発の新人三浦が制球に苦しみ、二回途中5失点と崩れた。

◆上半身の状態不良で出遅れていたオリックスの宗が、初のオープン戦出場で二塁打を放った。「5番・指名打者」で先発し、先頭打者で迎えた二回の1打席目に、三浦のカーブを右翼線へはじき返した。まだまだ本調子ではないようで「1軍の投手に早く対応していきたい」と話した。昨季は外野から転向して正三塁手の座を獲得し、25年ぶりの優勝に貢献した。今季も競争を勝ち抜く気構えだ。「試合に出続けたいので、そうなるように頑張りたい」と意気込んだ。

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<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
ORIX
310 0.750
(↑0.083)
-
(↓1)
23
(+12)
9
(+1)
0
(-)
6
(+2)
0.312
(↑0.007
1.750
(↑0.25)
1
(1↑)
楽天
310 0.750
(↑0.083)
0
(↓1)
19
(+8)
15
(+2)
0
(-)
2
(-)
0.218
(↑0.035)
3.860
(↑0.64)
1
(1↑)
日本ハム
311 0.750
(↑0.083)
0
(↓1)
9
(+3)
8
(-)
3
(-)
2
(+1)
0.160
(↑0.009)
1.400
(↑0.35)
1
(-)
DeNA
311 0.750
(↓0.25)
0
(-)
23
(+1)
16
(+12)
4
(-)
5
(-)
0.327
(↓0.011)
3.200
(↓2.2)
5
(1↑)
ソフトバンク
320 0.600
(↑0.1)
0.5
(↓1)
16
(+1)
16
(-)
3
(-)
3
(-)
0.242
(↓0.014)
2.800
(↑0.7)
5
(1↑)
中日
320 0.600
(↑0.1)
0.5
(↓1)
20
(+5)
17
(+1)
4
(+1)
0
(-)
0.265
(↑0.011)
2.860
(↑0.48)
7
(5↓)
巨人
221 0.500
(↓0.167)
1
(-)
10
(-)
9
(+3)
6
(-)
0
(-)
0.174
(↓0.018)
1.430
(↑0.07)
8
(4↑)
西武
120 0.333
(↑0.333)
1.5
(↑1)
4
(+2)
9
(+1)
1
(+1)
1
(-)
0.161
(-)
2.880
(↑1.06)
9
(1↓)
阪神
130 0.250
(↓0.083)
2
(-)
13
(+2)
16
(+8)
2
(-)
5
(+1)
0.205
(↓0.017)
3.600
(↓1.18)
9
(1↓)
ロッテ
130 0.250
(↓0.083)
2
(-)
6
(-)
9
(+1)
0
(-)
3
(-)
0.195
(↓0.024)
1.910
(↑0.25)
9
(1↓)
ヤクルト
131 0.250
(↓0.083)
2
(-)
11
(+1)
16
(+5)
0
(-)
6
(-)
0.239
(↓0.011)
2.930
(↓0.62)
12
(1↓)
広島
140 0.200
(↓0.05)
2.5
(-)
9
(+1)
23
(+2)
3
(-)
1
(-)
0.205
(↓0.017)
4.710
(↑0.74)