1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 1 |
DeNA | 0 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | X | 7 | 13 | 0 | 1 |
勝利投手:濵口 遥大(1勝0敗0S) 敗戦投手:小林 樹斗(0勝1敗0S) 本塁打 |
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◆DeNAは、先発・濱口が走者を背負いながらも4回無失点。2番手・上茶谷も4回2失点にまとめるなど、まずまずの投球を見せた。対する広島は、2年目右腕の小林が先発。3回6安打4失点と、課題を残す結果となった。
◆DeNAドラフト6位の梶原昂希外野手(22=神奈川大)が、オープン戦初の適時打を放ち、初打点をマークした。4点リードの4回1死三塁、投手強襲の適時打を放った。「成也(細川)さんが出塁して、神里さんが進塁打でチャンスを作ってくれたので最低限の仕事をしようと意識していました。チーム打撃を取り組んできたことが、結果につながりうれしいです」とコメントした。
◆DeNAが、今季の開幕カードで対戦する広島を相手にキャンプ中の練習試合を含め4連勝を飾った。2回にソトの2点適時二塁打で先制し、3回には宮崎、大和が連続適時打をマーク。5回にはルーキー梶原が適時打を放ち、リードを5点に広げた。7回には知野の犠飛、8回には柴田が右翼ポール直撃のソロを放ち、13安打7得点で快勝した。試合後の三浦大輔監督(48)の一問一答は以下の通り。-選手がいいアピールをし、いい勝ち方ができた昨日に引き続き、いい形だったと思います。-点の取り方も進塁打など、次の塁を狙う意識も感じられたが、手応えは手応えは感じてますし、定着しつつあるなと思います。-育成の大橋が2安打2盗塁。どう評価するかいやー速かったですね。昨日の村川もそうですけども、2人ともいい刺激になってますし、いいアピールをしてくれた。-先発の浜口、上茶谷が4イニング投げたが、どう映ったか真っすぐは非常に力がありましたし、浜口はね、ちょっとボールが荒れてましたけど、持ち味かなというところで、ランナーを出しながらも光(伊藤)もうまくリードして、やっていたかなと思います。-オープン戦負けなし。5日のオリックス戦以降の戦いに向けて昨日も言いましたけど、これを続けていくだけなんで、これを積み重ねていって。変わり続けていくことだと思います。2回にソトの2点適時二塁打で先制し、3回には宮崎、大和が連続適時打をマーク。5回にはルーキー梶原が適時打を放ち、リードを5点に広げた。7回には知野の犠飛、8回には柴田が右翼ポール直撃のソロを放ち、13安打7得点で快勝した。試合後の三浦大輔監督(48)の一問一答は以下の通り。-選手がいいアピールをし、いい勝ち方ができた昨日に引き続き、いい形だったと思います。-点の取り方も進塁打など、次の塁を狙う意識も感じられたが、手応えは手応えは感じてますし、定着しつつあるなと思います。-育成の大橋が2安打2盗塁。どう評価するかいやー速かったですね。昨日の村川もそうですけども、2人ともいい刺激になってますし、いいアピールをしてくれた。-先発の浜口、上茶谷が4イニング投げたが、どう映ったか真っすぐは非常に力がありましたし、浜口はね、ちょっとボールが荒れてましたけど、持ち味かなというところで、ランナーを出しながらも光(伊藤)もうまくリードして、やっていたかなと思います。-オープン戦負けなし。5日のオリックス戦以降の戦いに向けて昨日も言いましたけど、これを続けていくだけなんで、これを積み重ねていって。変わり続けていくことだと思います。
◆広島高卒2年目19歳の小林樹斗投手も開幕ローテ入りをアピールできなかった。1回を3者連続三振で滑り出したが、2回と3回にそれぞれ2失点。前日2日に登板した新人の森と玉村と同じく結果を残せなかった。「技術ももちろん、体力的な部分ももっと必要かなと思いました」と猛省。候補の相次ぐ炎上に、佐々岡監督も「2枠はなかなか決められないのが現状」と頭を抱える。救援への配置転換を予定していた遠藤と、キャンプ中に2軍降格した高橋昂を加えて競わせていく。
◆広島育成選手の持丸泰輝捕手が代打2ランで猛アピールだ。5回無死一塁、2番手上茶谷の初球真っすぐを強振。右翼席にたたき込んだ。「真っすぐに振り負けないのが持ち味なので、そこを一発で仕留められたのは良かったかなと思います」。限られた出場機会で結果を残した。東出野手総合コーチは「真っすぐにものすごく強い。やっぱり打撃はいい」とあらためて評価した。
◆先発した広島小林樹斗投手(19)が3回6安打4失点で降板した。開幕ローテ入りを目指したマウンドだったが、アピールできなかった。1回は先頭の神里から梶原、オースティンを3者連続三振に切る滑り出しだった。全16球中、12球が真っすぐと力で押した。だが、2回は制球がやや甘くなったところを突かれ、2失点。3回にも3連打を含む4安打を浴びて2点を失った。高卒2年目右腕は「技術ももちろんそうですけど、体力的な部分ももっと必要かなと思いました」と課題を口にした。前日2日に3回1/3 4失点の森、3回5失点の玉村に続き、小林も3回4失点と結果を残せなかった。開幕ローテ候補投手の相次ぐ炎上に、佐々岡監督は「2枠はなかなか決められないのが現状」と頭をかかえる。中継ぎへの配置転換を予定していた遠藤とキャンプ中に2軍降格した高橋昂を加えて競わせていく。
◆開幕カードで当たるDeNAとのオープンは2連敗に終わった。練習試合2試合含めると4連敗。佐々岡真司監督(54)は「意識はあったんだけどね。しっかりと返さないといけない」とシーズンでのリベンジを誓った。機動力と進塁打で走者を進めながらつながりのある攻撃で得点を重ねたDeNAに対し、広島は走者を出しても走者を進められない攻撃に終始した。両軍無得点の2回無死一、二塁では宇草が初球から強振するも、結果は空振り三振。続く石原もフルカウントから走者にスタートを切らせた中での空振り三振で、二塁走者も三塁タッチアウトとなった。若手を積極起用した打線は元気なく、得点は育成選手持丸の1発による2点のみに終わった。オープン戦4試合全8得点のうち、適時打での得点は26日巨人戦での堂林の中前適時打による1点のみ。若手野手のアピールに欠ける。佐々岡監督は新型コロナウイルス感染で出遅れていた西川を4日から合流させることを明言した。ほかの実績組も、9日阪神戦後にも合流させる考えがあることを明かした。開幕まで3週間、1軍生き残りを目指す若手には限られた中でのアピールが求められる。
◆2年連続の開幕投手を狙うDeNA・浜口遥大投手(26)が3日、広島とのオープン戦(横浜)に先発し、4回1安打無失点。4四球に「直球の走りと精度が悪かったですが、いろいろな球種を使い無失点に抑えられたことは良かった」と収穫と課題を口にした。 一回は四球と右前打で2死一、三塁、二回は先頭から2者連続四球で無死一、二塁のピンチを背負ったが、いずれも無失点で切り抜けた。三回以降は立て直して63球で投げきり、三浦監督は「やろうとしていることはすごく分かる。反省点もあるが、昨年よりかなりよくなっている」とうなずいた。 2回を終え、伊藤光(左)とグラブタッチを交わすDeNA先発の浜口遥大=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄) 初の開幕投手を務めた昨季は5勝7敗、防御率3・94。「次回登板までに精度を高められるよう調整したい」と残りの課題を潰していく。
◆四回から登板した広島のドラフト1位新人サウスポーの黒原(関学大)が負傷交代した。この回1死三塁から梶原の打球を左手に受け(記録は適時内野安打)、降板した。病院に行く予定はなく、佐々岡監督は「大事を取って、無理する必要はないと判断した。あす以降は様子を見てからになる」と説明した。
◆DeNAの宮崎が三回に適時打を放ち、2試合連続の打点をマークした。1死一、三塁で小林の速球を左前にはじき返し、これでオープン戦は7打数5安打。仕上がりの良さを印象付け「順調には来ていると思う」と満足そうだった。 打線はつなぎの意識が強化され、オープン戦で3勝1分けと無敗を続ける。長年チームを支えてきた主力打者は「こうやっていこうというのは浸透している。いい方向に向いて一つになってやれている」と手応えを感じていた。
◆先発入りを狙う広島2年目の19歳、小林は3回で6安打を浴びて4失点と振るわなかった。 一回を3者連続三振と快調に滑り出したが、二、三回は「カウントを不利にして打たれた」と、先頭打者に出塁を許して失点につながった。さらに「有利なカウントでも決め球に制球ミスがあった」と反省した。 2日はルーキー森(三菱重工West)と玉村が打ち込まれ、2日続けて先発候補が好結果を残せなかった。佐々岡監督は3人の他に遠藤、高橋昂も含めて「残り2枠の争いは、まだまだ決められないのが現状でしょう」と話した。
◆〝ハマのギータ〟で5連勝!! DeNAのドラフト6位・梶原昂希外野手(22)=神奈川大=が3日、広島とのオープン戦(横浜)に「2番・左翼」で先発出場し、初打点を含む2安打。佐野恵太外野手(27)が右腹斜筋の肉離れで離脱する中、開幕1軍へアピールした。昨季、最下位に沈んだチームは変革を目指す打線が好調で、2試合連続2桁安打。7―2と快勝し、対外試合は1分けを挟んで5連勝とした。内角低めの直球に強烈なスイングで反応した。4―0の四回1死三塁。〝ハマのギータ〟こと梶原が放った打球は広島D2位・黒原(関学大)を襲い、50メートル走5秒8の快足で一塁を駆け抜けた。投手強襲安打でオープン戦初打点をマークし、ほっとした表情を浮かべた。「細川さんが出塁して、神里さんが進塁打でチャンスをつくってくれたので最低限の仕事をしようと意識していました。チーム打撃を取り組んできたことが結果につながり、うれしいです」慣れ親しんだグラウンドで輝いた。公立の進学校・大分雄城台高から神奈川大学に進学。1年春からレギュラーとなり、神奈川大学リーグでは通算12本塁打をマークした。横浜スタジアムでのプレー経験も豊富だ。新人合同自主トレ中に計測したスイングスピードは最速約111キロとメジャーリーガー(平均113キロ)に匹敵する数値。189センチと長身で俊足も兼ね備えており、タイプが似ているソフトバンク・柳田の愛称から〝ハマのギータ〟と呼ばれる。 三回先頭では低めに沈むチェンジアップをバットの先で拾い、中前へ運ぶ打撃技術の高さを見せた。3打数2安打1打点と存在感を示し、オープン戦4試合で8打数3安打(打率・375)、3得点と1軍に食らいつく。左翼のレギュラーの佐野は右腹斜筋の肉離れでリハビリが続く。開幕には間に合う見通しだが、守備、走塁面を含め、梶原にも開幕1軍のチャンスは残されている。打線は13安打7得点。変革を目指す新たなDeNA打線の形を見せた。石井琢朗野手総合コーチ(51)が加入し、進塁打や走塁の練習を徹底。サインプレーを絡めた得点力向上にキャンプから取り組んできた。四回は先頭の細川が左翼線二塁打し、続く神里は一ゴロで二走を三進させた。1死三塁をつくり「『1点をどう取るか』というところをまず考えた」と梶原。意識改革は新人にも浸透している。25日からの開幕カード(横浜)で当たる広島に連勝し、オープン戦は3勝1分けで首位。練習試合を含む対外試合は5連勝とし、6勝1敗1分けとなった。「今年は違うぞというところを見せられたと思う。手応えは感じていますし、(攻撃の意識は)定着しつつある。勝つことで得られるものは大きい」と三浦監督。梶原は「開幕1軍が目標。開幕に入るだけじゃなくて1軍定着を目指してやっていきたい」と見据えた。チームの上昇気流に乗って〝ハマのギータ〟が猛アピールを続ける。(横山尚杜)★2日連続、育成の星 2日連続で新星が誕生した。2軍から1日限定で合流した育成D3位・大橋(BC茨城)が四回に代走で出場すると二盗、三盗に成功。「気持ちよかった。すごく楽しむことができた」と笑顔で振り返った。七回にはオープン戦初安打となる左前打、八回には三塁内野安打をマーク。東京の銀座出身で、高校は大リーガーを輩出する米国・フロリダ州の「IMGアカデミー」に通った異色の経歴の持ち主。2日には育成D1位・村川(四国IL・徳島)が二盗を決めており、大橋も続けてインパクトを残した。
◆キャンプで取り組んできた試みが、実戦でも結果につながっている。「全員がチーム打撃ができる」「一つでも先の塁を狙う」を目標に掲げた攻撃陣。走者二塁で全員が右方向への打撃を徹底する練習が行われるなど、強めてきた進塁打の意識をオープン戦でも実践。3割打者5人を擁した昨季は3安打を放つも無得点のイニングがあったが、この日は無死で走者が出た5イニングはいずれも得点につなげ、攻撃の確実性が増した。「全員が80%以上の確率で投手有利なカウントをつくる」を目標に掲げた投手陣はオープン戦に先発した石田、大貫、坂本がストライク先行の投球で好投した。3投手は昨季、三浦監督が試合後に「攻め切れていなかった」と評することが多かっただけに、進化を印象付けた。新たに加入した石井野手総合コーチ、斎藤チーフ投手コーチ、鈴木尚打撃コーチ、相川バッテリコーチ、名伯楽の小谷コーチングアドバイザーの存在もチームの〝変革〟を加速させた。最下位からの「反撃」は既に始まっている。(DeNA担当・浜浦日向)
<オープン戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
DeNA |
3 | 0 | 1 | 1.000 (-) | - (-) |
22 (+7) | 4 (+2) | 4 (+1) | 5 (+2) |
0.338 (↑0.011) | 1.000 (↓0.33) | |
2 (-) |
ORIX |
2 | 1 | 0 | 0.667 (-) | 1 (↓0.5) |
11 (-) | 8 (-) | 0 (-) | 4 (-) |
0.305 (-) | 2.000 (-) | |
2 (2↑) |
巨人 |
2 | 1 | 1 | 0.667 (↑0.167) | 1 (-) |
10 (+5) | 6 (-) | 6 (+4) | 0 (-) |
0.192 (↓0.006) | 1.500 (↑0.5) | |
2 (-) |
日本ハム |
2 | 1 | 1 | 0.667 (-) | 1 (↓0.5) |
6 (+1) | 8 (+1) | 3 (+1) | 1 (-) |
0.151 (↑0.013) | 1.750 (↑0.25) | |
5 (1↓) |
阪神 |
1 | 1 | 0 | 0.500 (-) | 1.5 (↓0.5) |
10 (-) | 6 (-) | 2 (-) | 3 (-) |
0.250 (-) | 2.650 (-) | |
5 (1↓) |
ロッテ |
1 | 1 | 0 | 0.500 (-) | 1.5 (↓0.5) |
4 (-) | 3 (-) | 0 (-) | 3 (-) |
0.231 (-) | 1.590 (-) | |
5 (1↓) |
楽天 |
1 | 1 | 0 | 0.500 (-) | 1.5 (↓0.5) |
9 (-) | 12 (-) | 0 (-) | 0 (-) |
0.203 (-) | 6.350 (-) | |
5 (4↑) |
中日 |
2 | 2 | 0 | 0.500 (↑0.167) | 1.5 (-) |
15 (+5) | 16 (+3) | 3 (+1) | 0 (-) |
0.254 (↓0.021) | 3.340 (↑0.12) | |
9 (5↓) |
ソフトバンク |
1 | 2 | 0 | 0.333 (↓0.167) | 2 (↓1) |
10 (+3) | 14 (+5) | 2 (-) | 2 (+1) |
0.253 (↑0.026) | 4.330 (↑0.17) | |
9 (-) |
ヤクルト |
1 | 2 | 1 | 0.333 (-) | 2 (↓0.5) |
10 (+1) | 11 (+1) | 0 (-) | 6 (+3) |
0.250 (↓0.056) | 2.310 (↑0.46) | |
11 (2↓) |
広島 |
1 | 3 | 0 | 0.250 (↓0.083) | 2.5 (↓1) |
8 (+2) | 21 (+7) | 3 (+1) | 1 (-) |
0.222 (↓0.036) | 5.450 (↓0.77) | |
12 (-) |
西武 |
0 | 2 | 0 | 0.000 (-) | 2.5 (↓1) |
2 (-) | 8 (+5) | 0 (-) | 1 (-) |
0.161 (↓0.033) | 3.940 (↓0.56) |
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