巨人(★1対3☆)広島 =オープン戦1回戦(2022.02.26)・沖縄セルラースタジアム那覇=
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広島
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巨人
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勝利投手:塹江 敦哉(1勝0敗0S)
(セーブ:遠藤 淳志(0勝0敗1S))
敗戦投手:戸田 懐生(0勝1敗0S)

本塁打
【広島】末包 昇大(1号・5回表2ラン)

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◆巨人は、山口が2回無失点3奪三振、今村が3回無失点。それぞれ開幕へ順調な調整ぶりを披露した。一方の広島は、大瀬良が3回無失点3奪三振。森下が3回1失点と、こちらも2投手が安定した投球を見せた。

◆巨人ドラフト5位の岡田悠希外野手(22=法大)が"初物ずくめ安打"を放った。

◆巨人菅野智之投手(32)とともに先発ローテーションの柱として期待される山口俊投手(34)が、今季初実戦で好投した。

◆巨人中田翔内野手(32)が止まらない。7回先頭で、広島森下の145キロ直球を捉えて左前打。19日の広島との練習試合から、対外試合4試合連続安打とし、合計9打数4安打と好調を維持している。 昨季は腰痛の影響もあり、体重が12、13キロ減少。年末は92キロだった体重を17キロ増量して109キロまで戻した。「自信しかない」という大砲が、状態を上げてきている。 ▽巨人元木ヘッド兼オフェンスチーフコーチ(4戦連続安打の中田に)「状態いいね。宮崎の練習でもすごく良かったから、期待してて結果も出てるから、続けていってほしい」 ▽巨人吉川(広島戦で今季対外試合初スタメン。3打数1安打)「思い切ってアピールできるように、いい準備をしながら臨めた。緊張感も持ってしっかりと試合に入っていけた」 ▽巨人今村(広島戦に4番手で登板し、3回1安打無失点)「まだ課題がいっぱいある。状態を維持しながら課題に取り組んでいければ開幕も見えてくると思う。しがみついて、まだまだアピールする立場なので頑張りたい」

◆巨人はオープン戦初戦の広島戦に敗れ、今季対外試合は未勝利の1分け5敗となった。開幕への準備期間で勝敗が最優先事項ではない。

◆巨人ドラフト5位の岡田悠希外野手(22=法大)が"初物ずくめ安打"で猛アピールした。広島とのオープン戦"初"戦に「1番右翼」で1軍"初"スタメン。"初"回先頭、広島大瀬良の"初"球カットボールを迷いなく振り抜いた。詰まりながらも中前に落とす1軍"初"安打に「甘い球が来たら振ろうと決めていた。打球はショボかったけど、素直にうれしかった」とかみしめた。 【関連記事】巨人ニュース一覧 超積極姿勢が光った。見逃したストライクは、2打席目に見逃し三振を喫したカーブのみ。それ以外のストライク7球は全てスイングした。「いつ2軍に落とされてもおかしくない立場なので、どんどん振った方がいいかなと」と危機感が体を突き動かした。 原監督からも「思い切りがいいし、楽しみな選手が入ってきた」と評された支配下野手唯一のルーキー。「開幕まではまだ考えてないですけど、1試合1試合全力でアピールしたい」と存在感を示していく。

◆広島ドラフト6位末包昇大(すえかね・しょうた)外野手(25=大阪ガス)に待望の「第1号」が飛び出した。

◆4年連続の開幕投手を狙う広島大瀬良大地投手が3回無失点と好投した。

◆広島菊池涼介内野手が初の対外試合で2安打を放った。

◆広島育成の二俣翔一捕手が代打で左前打を放ち、対外試合3戦連続安打と好調を維持している。2-1の6回2死、巨人戸田の内角球に差し込まれたが、しぶとく三遊間を破った。

◆広島ドラフト5位松本竜也投手(22=ホンダ鈴鹿)は5回の1イニングを3人でピシャリと抑えた。

◆4年連続開幕投手の座をグッと近づけた。広島大瀬良大地投手(30)がオープン戦初戦の巨人戦(那覇)に先発。1、2回は試運転で状態を確認。3回から本気モードに切り替わると3者連続三振を奪った。3年連続開幕投手を務め、今年もその本命のエース右腕。大役を手中に収めるべく、文句なしの内容で初対外試合を終えた。

◆広島小園海斗内野手(21)が対外試合3戦連続安打で波に乗っている。 4回先頭ではメルセデスの低めスライダーを中前に運び、5回2死では戸田の高め直球を右前にはじき返した。「積極的(な打撃)が持ち味。打率を意識しながらこれを続けていきたい」。対外試合は11打数5安打で打率4割5分5厘。仕上がりは順調だ。

◆広島ドラフト6位末包昇大(すえかね・しょうた)外野手(25=大阪ガス)が、チーム「第1号」で開幕4番をアピールした。巨人とのオープン戦(沖縄セルラー那覇)に「4番一塁」で先発し、5回に戸田の内角球を捉え、左翼防球ネットに突き刺す特大の2ラン。メジャー入りを目指す鈴木誠が抜け、外野と4番の競争は激化する中、188センチ、110キロの即戦力スラッガーが存在感を強めている。

◆開幕投手候補の1人、広島森下暢仁(24)は3回3安打1失点(自責0)とピリッとしなかった。

◆4年連続4度目の開幕投手を狙う大瀬良大地投手(30)が今キャンプ初登板。坂本、丸、岡本和ら擁する巨人を相手に40球を投げ3回2安打無失点でエースの貫禄を見せつけた。 力みのないフォームから繰り出す直球は最速149キロを計測し、カットボール、フォーク、カーブの緩急で打者を惑わせた。三回先頭の秋広を三球三振に仕留めると、D5位・岡田(法大)をカーブで見逃し三振、坂本をフォークで空振り三振に仕留め、予定の3回を投げ切った。 今キャンプは体の張りがあり20日のシート打撃登板では途中で切り上げるアクシデントがあったが、今キャンプ最初で最後の登板で順調な仕上がりをアピール。登板前には「(調整は)問題なくできている。そこ(開幕投手は)目指している場所。課題が出る中でゼロで抑えるのが理想」と語り、サラリと有言実行して見せた。

◆巨人・中田翔内野手(32)が「6番・DH」で出場し、4試合連続安打を放った。2打席凡退して迎えた七回。広島・森下の145キロの直球を捉え左前へ運んだ。ここまで対外試合3試合に出場し、打率・500(6打数3安打)と結果を残している。

◆巨人・元木大介ヘッド兼オフェンスチーフコーチ(50)が、4試合連続安打をマークした中田翔内野手(32)の状態のよさを語った。 「翔は状態いいね。ずっといい。宮崎(キャンプ)の練習でもすごく良かったから、今年期待していて、結果も出てるから続けていってほしいなと思うね」。「6番・DH」で先発した加入2年目の大砲は、第3打席で広島・森下から強烈な左前打。対外試合通算で9打数4安打とした。

◆広島のドラフト6位ルーキー末包(大阪ガス)が特大のオープン戦1号2ランを放った。五回2死一塁で、戸田の内角速球を豪快に振り抜くと、打球は逆風を突いて左越えに飛び込み「自分に求められているのは長打。打てて良かった」と白い歯を見せた。 身長188センチ、体重110キロの恵まれた体格で規格外のパワーが魅力。1打席目にベテラン山口にフルカウントから空振り三振を喫したことを反省し「ミスショットをしてしまうと不利になる。しっかり打っていきたい」と表情を引き締めた。

◆広島の森下は六回から登板し、3回3安打1失点だった。ボールが先行し、六、七回はともに先頭打者に出塁を許すなど苦しんだ。「全球種しっかりと試し、抑えようと思ったが全然ボールがいかなかった。もっと粘りたかった。修正する」と反省しきりだった。 プロ3年目の今季は自身初の開幕投手を狙っているが、今年初の対外試合登板で本領発揮とはならなかった。佐々岡監督は「高めにいっていたが、対外試合が初めてだったので心配することはない」と話した。

◆巨人・今村信貴投手(27)が七回から3回を1安打無失点と好投した。2軍スタートだったが、那覇2次キャンプから昇格し、これで対外試合は計6回無失点。先発ローテ候補の戸郷、高橋が不調の中、11年目の27歳左腕は意地を見せている。「アピールする立場。状態を維持しながら、しがみついて頑張りたい」と必死だ。原監督も「相変わらずいいですね」とたたえた。

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