ロッテ(★0対5☆)日本ハム =リーグ戦24回戦(2021.10.29)・ZOZOマリンスタジアム=
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日本ハム
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ロッテ
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勝利投手:加藤 貴之(6勝7敗0S)
敗戦投手:河村 説人(4勝1敗0S)

本塁打
【日本ハム】淺間 大基(5号・1回表ソロ),渡邉 諒(3号・6回表3ラン)

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◆日本ハムは初回、淺間のソロで先制に成功する。そのまま迎えた6回表には、王の適時二塁打と渡邉の3ランが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・加藤が5回1安打無失点で今季6勝目。敗れたロッテは、先発・河村が試合をつくるも、打線が援護できなかった。

◆ロッテ先発のルーキー河村説人投手(24)は無傷の4連勝中。 ロッテの新人が5連勝すると05年久保(7連勝)以来だが、開幕5連勝は50年荒巻(6連勝)と52年宮崎の2人だけ。球団69年ぶりの快挙を狙う。

◆今季限りで退任する日本ハム栗山英樹監督(60)が、自身の後任に決まった新庄剛志氏(49)について言及した。 試合前に取材に応対した栗山監督は「この前話した通りで(自分は)選手を勝たせてあげられなかったから、勝たせてくれると信じているだけなので。(新庄氏は)みんなが思っている以上に野球に対する情熱とか理論とかしっかりしているから。だからとにかく、次にこの子たちを勝たせてくれると信じているので、よろしくお願いしますというだけでしょ」と、話した。

◆ロッテ河村説人投手の連勝が4で止まった。1回1死、日本ハム浅間に外角低めの直球を左翼ポール際へのソロとされた。 5回まで最少失点でこらえたが、打線の援護に恵まれず。新人で無傷の5連勝となれば、球団では69年ぶり3人目の快挙だった。「ストライク先行で投げることができたのはよかったです。初回のホームランはうまく打たれました。あの1発が悔しいです」と振り返った。

◆先発はロッテ河村と日本ハム加藤。1回1死、日本ハム浅間が左翼ポール際へ先制5号ソロを放った。ロッテは3回まで無安打。 日本ハムが6回、王柏融の適時二塁打と渡辺の3号3ランで4点追加。ロッテ河村は5回1失点で降板し、無傷の5連勝ならず。 日本ハムが0封リレーで2連勝。1試合を残して5位に浮上した。5回無失点の加藤が6勝目。ロッテは3連敗。河村プロ初黒星。

◆日本ハム渡辺諒内野手が栗山監督へ感謝の1発を放った。 2点リードの6回1死二、三塁で左翼席中段へ3号3ラン。6月29日楽天戦以来、123日ぶりの1発で突き放した。後半戦は不振で2軍に降格、9月に負った右太もも裏肉離れの故障を乗り越え結果を残した。 「(栗山監督から)ずっと長打が打てるバッターと言われてきた。明日もしっかり打ちたい」と今季最終戦へ気合を入れ直した。

◆日本ハム加藤貴之投手が今季最終登板を持ち味全開に締めくくった。4回までストライク先行でテンポを刻み、無安打投球。5回1安打無失点、球数67球と省エネで6勝目を挙げた。 「これまでお世話になった栗山監督に、少しでも恩返しをしたいという気持ちで初回から全力で投げました。5回でしたが、自分のマックスは見せられたかなと思います」と指揮官にささげた。

◆ロッテ河村説人投手(24)がCSファイナルステージでの先発へアピールした。 日本ハム浅間に1発食らったが、5回を最少失点に抑えた。井口資仁監督(46)は「ファイナルまでいけば(チャンス)ありますので、しっかり調整してもらいたい」と、勝ち進んだ場合の先発起用を示唆。ただ河村自身の連勝は4で止まり、プロ初黒星が付いた。新人で無傷の5連勝なら、球団では69年ぶり3人目の快挙だっただけに「うまく打たれました。あの1発が悔しい」と話した。

◆日本ハム浅間大基外野手(25)が来季への希望を膨らませるアーチを架けた。ロッテ24回戦(ZOZOマリン)の1回、左翼ポール際へ決勝の先制5号ソロを放った。「芯で捉えてましたし、打球の感じも伸びてたので"ワンチャンいくかな"くらいの感じで(打球を)見てました」。 試合後に呼び止められた栗山監督からは「あのくらい振らないと、いい打球がいかない。あの打球がダイキの良さ」と、改めて自分の長所を言ってもらった。今季限りで退任する栗山監督への思いは、浅間にもある。「ずっと期待をかけてくれていた。今年で最後になりますけど、なんとか野球選手として形になってきて、そういう姿は...今年まだまだショボいですけど見せられたので、まだ良かったのかな」と、少しだけ笑みを見せた。 今季はシーズン途中から中堅のレギュラー格で出場を続け、7年目で初めて規定打席にも到達した。来季もポジションを死守するために「超一流の外野手だと思うので、聞けることがあれば、いろいろ吸収していきたい」と熱望したのが、次期監督として就任が決まった新庄氏だ。「打撃ももちろん、たくさん本塁打も打たれている方なのですごいとは思うんですけど、僕の印象はセンターのイメージが強い」。強肩から発動されるレーザービームに、的確な状況判断から最適なポジショニングでカバーする守備範囲の広さ。新監督に教えを請うてレベルアップし、来季はもっと成長した姿をプロ入りから見守ってくれた恩師に見てもらう。【木下大輔】

◆日本ハムが5位に浮上した。一回に浅間の5号ソロで先制すると、六回に王柏融の適時二塁打と渡辺の3号3ランで4点を奪った。加藤は5回を1安打無失点で6勝目を挙げた。ロッテは打線が2安打と振るわず3連敗となった。

◆リーグ2位が確定しているロッテは打線が2安打と振るわず零封負け。3連敗となった。 プロ初先発初勝利から4連勝していたドラフト4位・河村(星槎道都大)は自身のレギュラーシーズン最後の登板で、5回を5安打1失点と好投もプロ初黒星。64球を投げて、2番手・田中にマウンドを譲った。 「初回のホームランはうまく打たれました。あの1発が悔しいです」 身長192センチの〝幕張のキリン〟は一回一死で日本ハム・浅間に左翼ポール際へ先制5号ソロを喫した。それでも、二回以降は無失点に抑えた。 7月7日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)でプロ1勝。その後は後半戦に3勝した。ロッテで入団1年目の投手が先発で連勝したのは、久保康友が2005年に記録した7連勝。河村は16年前の記録に届かなかったが「ストライク先行で投げることができたのはよかったです」と収穫を口にした。 ロッテは27日の楽天戦に惜敗し、51年ぶりのリーグ優勝を逃した。選手はチームの勝利だけでなく、個人記録も強く意識した。リーグトップ24盗塁の西武・源田とロッテ・和田を1差で追う荻野が、六回1死から左前打。次打者・藤原の打席で、一塁けん制球でアウトと宣告された。 だが、井口監督のリクエスト要求で判定はセーフに変更。生き返った荻野はその後、二盗を狙ったが、度重なるけん制球でスタートを切れず、藤原の空振り三振と中村奨の一邪飛でチェンジとなった。今季最終戦は30日の日本ハム戦(ZOZOマリン)。

◆日本ハムの渡辺が2―0の六回1死二、三塁で6月29日以来の3号3ランを放った。田中の甘い速球を完璧に捉え、左翼席に運んだ。「ずっと(退任する)栗山監督から『長打を打てる打者』と言われていたので、いい形で本塁打になって良かった」と喜んだ。 右太もも裏の肉離れから24日に1軍に復帰したばかり。新庄監督となる来季での正二塁手獲得を目指し「キャンプから全力でやってアピールできれば」と意気込んだ。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
705518 0.560
(-)
優勝
(-)
0551
(-)
500
(-)
133
(-)
50
(-)
0.247
(-)
3.310
(-)
2
(-)
ロッテ
675619 0.545
(↓0.004)
2
(↓0.5)
1581
(-)
565
(+5)
125
(-)
105
(-)
0.240
(↓0.001)
3.670
(↓0.01)
3
(-)
楽天
666215 0.516
(-)
5.5
(-)
0532
(-)
507
(-)
108
(-)
45
(-)
0.243
(-)
3.400
(-)
4
(-)
ソフトバンク
606221 0.492
(-)
8.5
(-)
0564
(-)
493
(-)
132
(-)
92
(-)
0.247
(-)
3.250
(-)
5
(1↑)
日本ハム
546820 0.443
(↑0.005)
14.5
(↑0.5)
1449
(+5)
512
(-)
77
(+2)
76
(-)
0.231
(-)
3.330
(↑0.02)
6
(1↓)
西武
557018 0.440
(-)
15
(-)
0521
(-)
589
(-)
112
(-)
84
(-)
0.239
(-)
3.940
(-)