楽天(★2対6☆)ソフトバンク =リーグ戦25回戦(2021.10.24)・楽天生命パーク宮城=
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ソフトバンク
05000001061012
楽天
0010010002601
勝利投手:笠谷 俊介(3勝4敗0S)
敗戦投手:岸 孝之(9勝10敗0S)

本塁打
【ソフトバンク】釜元 豪(1号・2回表3ラン),栗原 陵矢(20号・8回表ソロ)
【楽天】浅村 栄斗(18号・3回裏ソロ)

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◆ソフトバンクは2回表、釜元の3ランなどで一挙5点を先制し、序盤から試合を優位に進める。その後は5-2で迎えた8回に、栗原のソロが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・笠谷が6回2失点の好投で今季3勝目。敗れた楽天は、2回の5失点が最後まで響いた。

◆ソフトバンクは2回にリチャードの適時二塁打などで5点を先制。楽天は3回に浅村の2戦連発となる18号ソロで1点を返した。 楽天は先発岸が6回を109球、8安打5失点で降板。6回2死一、二塁から代打辰己の適時打で1点を返した。 ソフトバンクは8回に栗原のソロで加点して逃げ切った。笠谷が3勝目。楽天は打線がふるわなかった。岸が10敗目。

◆ソフトバンクは若手らの活躍で快勝。試合後の工藤公康監督(58)の一問一答は以下の通り。 -若手が活躍 工藤監督 (2回の)打者一巡の攻撃も非常に良かったと思いますし、ああやってつなげることが何よりいいと思いますし、つなげようという気持ちがコンパクトな振りになり、コンパクトに打とうとしたことが最終的に長打につながっていると思うので。いい投手を打つには逆方向だったり、甘い球を逃さなかったり、ああやって打つことがいい結果につながる。そういうことが出せた試合だったと思います。 -栗原が20号 工藤監督 引っ張りに行ってたんですけどね。最後は逆方向で。彼にとっても目標だったので、達成できて良かったんじゃないですかね。最後の試合だとプレッシャーもかかるんでね。その前の試合で打てたのは良かったですね。いい打撃センスと読みを持っている選手なので、まだまだここから伸びるでしょうし、能力を伸ばしていってほしいと思います。 -笠谷が好投 工藤監督 良かったと思いますよ。左に対しても今日は四球が2つかな。課題は対左と四球。これさえできれば球数も減るし、イニングも伸びる。コントロールが少し良くなるだけで全然変わると思う。対左もインサイドに投げられれば被打率も変わるので、そうすれば先発としてやっていける人材だと思う。もう1つね、自分の中でレベルアップして、来季は先発として投げられるように頑張ってほしいですね。 -柳田が今季初の欠場 工藤監督 疲労を考慮してです。明日はまた本人と話して、ですね。

◆楽天岸孝之投手(36)が6回5失点で10敗目を喫し、3年ぶり9度目、球団最年長での2桁勝利を逃した。 序盤につかまった。2回、1死から甲斐を歩かせると、柳町、リチャードに連打を浴び先制を許すと、2死を挟み、三森の内野適時打で2点目を与える。さらに、2死一、三塁から釜元に3ランを浴び、この回5失点。3~5回は3者凡退に抑え、6回まで投げきったが、大量失点が響いた。 今季最終登板に「良くなるのが遅すぎたと思います。自分の数字は別にして、チームがこういう展開で負けてしまい申し訳ない気持ちです」と反省し「次のCSに向けて、点を取られた以降、しっかりと抑えられたので、そこはプラスに考えたいと思います」と見据えた。

◆主砲完全復調!! 楽天浅村栄斗内野手(30)が、2試合連発となる18号ソロを放った。5点を追う3回2死、ソフトバンク笠谷の146キロ直球を完璧に捉えて左中間席へ。「自分のポイントでしっかり打つことが今日も出来たかなと思います」と振り返った。 9月は打率1割8分8厘と不調も、ここ5試合連続安打と状態を上げてきた。前日に続く1発に「いい状態のまま今日も試合に臨めたのでよかったなと思います」と振り返った。 頼れる主砲の復調に石井GM兼監督も「彼本来のバッティングだと思います。しっかりとシーズンを過ごして、うまくCSに入ってくれたらと思います」と納得の表情だ。今季は残り2試合。浅村は「もう1回、状態を上げるという意味でも残り試合は無駄な打席を作りたくないので、丁寧に大事にいきながら自分のスイングをこれからもやっていこうと思います」。さらに状態を上げ勝負のポストシーズンに挑む決意だ。

◆ソフトバンク栗原陵矢捕手(25)が自身初の20本塁打に到達した。 3点リードの8回先頭で、楽天福井から左翼席にギリギリ届く20号ソロ。「ひとつ目標にしていた20本のホームランに到達して自信にもなるし、素直にうれしいです。今年1年間、しっかり振ってきたことが出たと思います」と喜んだ。東京五輪にも出場した今季は、全142試合に出続けている。「試合に出て、なんとかいい形で終わりたい」と、こちらも自身初となる全試合出場に意欲を見せた。 ▽ソフトバンク釜元(今季初先発で1号3ラン含む2安打)「チームとしても、個人としても悔しいシーズン。何もしていないシーズンだったので。爪痕というか、ぼくもできるぞというのを少しでもアピールしたいと思っていました」

◆ソフトバンク・千賀滉大投手(28)が25日のロッテ戦(ZOZOマリン)で先発登板する。キャッチボールなどで調整し、意気込みを明かした。 「僕のわがままというか、10勝のために投げさせてもらうのもあるので。しっかり投げたいと思いますし、変わらない気持ちで投げたいと思います」 23日時点で9勝3敗、防御率2・52。25日の試合はチームにとっても今季最終戦となる。すでに4位が確定しているが、千賀にとっては6年連続2桁勝利がかかる登板だ。「ラストチャンスをもらえたところに感謝しながら」。前回登板となった19日のロッテ戦(ペイペイドーム)では八回無死まで無安打投球と圧倒。舞台を幕張に移して、10個目の白星を取りにいくつもりだ。 また千賀は、今季限りで退任の意向を固めている工藤監督について「監督が最後というのもあるので。そこをしっかり自分の中で思いながら」と心境を明かした。感謝の気持ちを胸に腕を振る。

◆ソフトバンクは二回にリチャードの適時二塁打、釜元の2年ぶりの一発となる3ランなどで5点を先行。5―2の八回は栗原の20号ソロで加点した。笠谷は6回2失点で3勝目を挙げた。楽天の岸は5失点で10敗目となった。

◆ソフトバンクは若手が活躍して快勝した。試合後、工藤公康監督(58)が代表取材に応じた。主な一問一答は以下の通り。 --試合前にいっていた通り、若い選手が活躍 「非常によかったと思います。つなげることが何よりいいと思うので。ああやってつなげようと思う気持ちがコンパクトになり、コンパクトにしようとしたことが長打につながったり。打撃って自分の思うように打たせてもらないところがあるんですけど。それをどう工夫するのか。自分でどう思って打席に入るかで全然違う結果になると思うので」 --栗原が20号 「引っ張りにいっていたんですけど、最後はなぜか逆方向にね。彼にとっても目標だったので、達成できてよかったんじゃないですか。これが最後の試合だったらプレッシャーもかかったでしょうけど、最後の前の試合で打ててよかったと思います。ああいう形でもホームランになることをわかってくれれば。いい打撃センスと読みを持っている選手。まだまだここから能力を伸ばしていってほしいと思います」 --先発の笠谷は岸に投げ勝った 「よかったと思いますよ。スコアボードを見ていると53イニングで四球が33個と、ちょっと多いので。ああいうのを見ても課題としては対左と、四球と。これさえ減らしていければ球数がその分減る。ということは長いイニングを投げることになる。いつもいつも打たれているわけではないので。四球がきっかけだったり、粘られてヒットというところで我慢しきれないところがある。そういうところもコントロールがよくなるだけですごくよくなると思うので」 --柳田の欠場 「疲労を考慮して。あしたはちょっとまた本人と話すとヘッドがいっていましたけど」 --残り1試合 「頑張りましょう。ナイスゲームでした」

◆楽天の岸はレギュラーシーズン最後の登板で3年ぶりの10勝をかけて先発したが、6回5失点でリーグ最多に並ぶ10敗目を喫した。二回に釜元の3ランなど5長短打を浴びて一挙5点を献上し「自分の数字は別にして、チームがこういう展開で負けてしまい申し訳ない」と悔しがった。 それでも三回以降は低めに集め、1安打のみと修正した。クライマックスシリーズに向け「点を取られて以降しっかり抑えられたので、そこはプラスに考えたい。立ち上がりから、いい状態で投球できるようにしたい」と話した。

◆ソフトバンクの栗原が5―2の八回に左翼へソロを放ち、自身初となる20本塁打に到達した。速球に逆らわず、高い弾道のアーチを描き「目標の20本に到達して自信になる。逆方向に打てたのは今年1年間しっかり振ってきたことが出たのかなと思う」と納得の表情だった。 昨季からレギュラーに定着し、今季はここまで全試合に出場。東京五輪にも出場し、主軸の一人へと成長を続ける。「全試合出させていただいているので、いい形で終わりたい」と、25日の今季最終戦を見据えた。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
ロッテ
675319 0.558
(↑0.003)
M3
(-)
4573
(+3)
543
(+2)
122
(+1)
105
(-)
0.241
(-)
3.640
(↑0.01)
2
(1↓)
ORIX
695518 0.556
(-)
0
(-)
1547
(-)
500
(-)
133
(-)
48
(-)
0.248
(-)
3.330
(-)
3
(-)
楽天
656115 0.516
(↓0.004)
5
(↓1)
2530
(+2)
502
(+6)
108
(+1)
45
(-)
0.244
(↓0.001)
3.420
(↓0.02)
4
(-)
ソフトバンク
596221 0.488
(↑0.005)
8.5
(-)
1549
(+6)
486
(+2)
129
(+2)
92
(+2)
0.245
(-)
3.230
(↑0.01)
5
(-)
西武
556918 0.444
(-)
14
(↓0.5)
1521
(-)
588
(-)
112
(-)
84
(-)
0.240
(-)
3.960
(-)
6
(-)
日本ハム
526820 0.433
(↓0.004)
15
(↓1)
3443
(+2)
512
(+3)
75
(-)
76
(+2)
0.231
(-)
3.380
(-)