1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 9 | 0 | 0 |
巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 |
勝利投手:岩崎 優(3勝4敗1S) (セーブ:スアレス(1勝1敗41S)) 敗戦投手:ビエイラ(0勝3敗18S) |
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◆阪神は0-0で迎えた9回表、板山と木浪の連続適時二塁打が飛び出し、試合の均衡を破った。投げては、先発・高橋が7回無失点11奪三振の好投。その後は岩崎、スアレスとつないで完封リレーを飾った。敗れた巨人は打線が1安打と沈黙し、泥沼の8連敗を喫した。
◆巨人山口俊投手(34)は、8月20日DeNA戦から7連敗中。 巨人投手の連敗は74年高橋一の9連敗がワーストで、8連敗すると06年パウエル以来、チーム15年ぶり。日本人投手では74年高橋一以来の屈辱になってしまう。
◆巨人先発の山口は3回まで完全投球。阪神先発の高橋は2回と3回に四球で走者を出したが安打は許さず、3回まで無安打無失点。 阪神は4回から6回まで毎回安打を放ったが得点には至らず。巨人は5回に中田がチーム初安打を決めたが6回まで1安打無得点。 阪神は9回、巨人の守護神ビエイラから3得点で競り勝った。巨人は10戦未勝利の8連敗で、4月12日以来となる勝率5割。阪神岩崎が3勝目、巨人ビエイラ3敗目。
◆巨人の守護神チアゴ・ビエイラ投手(28)が、同点の9回に痛恨の3点を献上した。 巨人山口、阪神高橋の両先発が好投し、0-0で迎えた9回に4番手で登板。先頭の中野、近本に連打を浴び、無死一、二塁のピンチを招く。マルテは二飛、糸原は空振り三振に打ち取ったが、続く板山に右翼フェンス直撃の適時二塁打を浴びた。2死二、三塁から続く木浪にも左越えの2点適時二塁打を許し、痛恨の3失点。2/3回を4安打3失点でマウンドを高梨に譲った。
◆阪神村上頌樹投手が1カ月半ぶりに1軍に昇格した。 1軍では2試合に先発してともに3回までに5失点と苦しんだが、2軍では最優秀防御率と最多勝、勝率第1位に輝き、ファーム日本一に貢献。シーズン最終盤の合流に「チームとしても1つも落とせないと思うので、その戦力になれるように」と力を込めた。「毎試合準備して勝ちにつなげられるような投球をしたい」と役割を問わず投げるつもりだ。
◆阪神の佐藤輝明内野手(22)が、0-0の8回1死に代打で登場し、空振り三振に倒れた。 これで14年にゴメスが記録した球団歴代最多の166三振に並んだ。 2試合連続でベンチスタート。7回1安打無失点と好投した先発高橋の代わって代打で出場したが、快音は響かなかった。
◆阪神高橋遥人投手(25)が中5日で巨人戦(東京ドーム)に先発し、7回1安打11奪三振無失点と快投した。三塁を踏ませない完璧な投球で巨人打線を封じ、中継ぎ陣にマウンドを託した。 4回までノーヒット投球を続け、隙を見せなかった。5回先頭の中田翔内野手(32)にこの試合初めての安打を左前に打たれたが、後続を3者連続三振で打ち取った。唯一招いたピンチは2回だった。1死からゼラス・ウィーラー内野手(34)に四球を与え、次打者の中飛で一塁走者ウィーラーがタッチアップ。2死二塁のピンチを招いたが若林晃弘内野手(28)を149キロの直球で押し込み、左飛に抑えた。 8回に回ってきた打席に代打佐藤輝明内野手(22)が送られ、降板となった。 打線は巨人先発山口俊投手(34)を前に、7回無得点に抑えられ高橋を援護できなかった。 9月25日の前回対戦(東京ドーム)も5安打で完封勝利を飾った。東京ドームで抜群の安定感を誇っている。
◆巨人松原聖弥外野手(26)の連続試合安打が「27」でストップした。1回の1打席目は投ゴロ、3回の2打席目は四球、6回の第3打席目は遊ゴロ、8回の第4打席目は二飛に倒れた。 9月11日の中日戦から毎試合安打を継続。6番、2番、1番と打順を上げ、35安打、4本塁打で打線をけん引してきた。27試合連続安打は08年ラミレスに並んで球団歴代2位タイ。前日13日は育成ドラフト出身でセ・リーグ初の規定打席に乗せた。76年張本勲の同最多記録の30試合への挑戦は来季以降に持ち越された。 試合は9回に守護神ビエイラが、つかまり10戦勝ちなしの8連敗に沈んだ。無死から2連打でピンチを招くと、2死後に板山に右翼フェンス最上段に直撃する適時打、木浪に左翼への2点適時打を浴びた。打線も5回の中田の1安打のみで、今季13度目の完封負け。9試合連続2得点以下は、日本サッカー界が「ドーハの悲劇」で涙にあけくれた93年以来、28年ぶりの歴史的貧打に陥った。
◆これが虎の土壇場力や! 今季レギューラーシーズン最後の「伝統の一戦」は息詰まる投手戦が続いた。0-0の9回2死、あと1死で阪神の勝ちがなくなる場面で、板山祐太郎外野手(27)が決勝の適時二塁打。代走で途中出場した伏兵の3年ぶりの打点で巨人に競り勝った。引き分けた首位ヤクルトのマジックは7。逆転Vの望みをつなぐには勝ち続けるしかない阪神にとって、意味のある1勝だ。
◆阪神板山祐太郎外野手(27)が劇的な決勝打を放った。 両チーム無得点で迎えた9回表。先頭の2番中野拓夢内野手(25)、3番近本光司外野手(26)が連打を決めた後、7回に代走出場していた板山に2死一、二塁で打席が回った。 巨人ビエイラに2ストライクと追い込まれながら、最後は142キロスライダーを強振して、右翼フェンス最上部直撃の先制二塁打をマーク。さらに7番木浪聖也内野手(27)にも左越え2点二塁打が飛び出し、一挙3得点で試合を決めた。 ヒーローインタビューでは「最高にうれしいです! 先発した大学(亜大)の後輩でもある高橋遥人が頑張って投げていたので、なんとか点を取ってあげたいと思っていました。ボールが速いのは分かっていたので、捨て身で食らいつくことだけを考えていました」と充実感を漂わせた。 板山は前日13日に1軍合流したばかり。今季は試合前時点で1軍36試合出場、9打数1安打、打率1割1分1厘だった。今季2安打目が値千金の一打に。引き分けを挟んでのチーム2連勝に大きく貢献した。
◆阪神のセットアッパー岩崎優投手の小気味よい投球が、勝ち越しを呼び込んだ。 8回に登板。先頭の中島の打ち気をそらすチェンジアップで二ゴロに抑えた。広岡を速球で空振り三振。代打攻勢を封じ込めた。巨人歴代2位タイの27試合連続安打中だった松原にはスライダーで二飛に打ち取り、記録を止めた。3者凡退でリズム良く攻撃に転じた。高橋の7回無失点に報いる力投の0封リレー。 「0点に抑えることができてよかったです」という定型コメントは出さなかったが、今季58試合目の登板で41ホールドポイント。10月は8試合に登板して無失点を継続する。ヤクルト清水の2年連続最優秀中継ぎが決まったが、頼もしい左腕はこの先もチームを支える。
◆阪神の主将大山悠輔内野手は3戦連続で欠場した。左脇腹への死球が影響した背中の張りで、前日13日巨人戦まで2日連続ベンチ外だった。 この日は2日ぶりにフリー打撃、三塁守備練習を再開。巨人戦で3戦ぶりにベンチ入りしたが、出番はなかった。練習前には「キリンビール ビッグボード賞」の表彰式に出席。「体のことは答えることができないですけど、残り試合も少ないですし、チーム一丸となって頑張っていかないといけない。少しでも戦力になれるようにしっかり頑張りたい」と力を込めた。
◆阪神が土壇場で勝利をもぎ取った。0-0で迎えた9回2死一、二塁の場面で板山祐太郎外野手(27)が右翼フェンス最上部にぶち当てる適時二塁打を放って勝ち越した。矢野燿大監督(52)も殊勲打のヒーローを激賞した。一問一答は以下の通り -優勝に望みをつなぐ勝利 そうですね、本当に全員でね。今日も苦しかったですけど、最後、何とか勝ちというものにしてくれて、いい戦いをしてくれたなと思います。 -途中出場の板山をそのまま打席に送った 2軍監督の時から一緒にやっていますけど、どんな状況でも腐らず、今年もファームで必死にやっていたんでね。直感じゃないですけど、板山にこの打席任せていんじゃないかなというね、そういうふうに思えたものを板山も見せてくれていたんで、本当に結果を出してくれてさらにうれしいです。 -木浪のタイムリーで板山がかえってきた時には満面の笑み 僕だけじゃなくてね、板山自身、セイヤもそうですけど、チーム全員で何とかしたいという思いがね、点の入った喜びにつながっていると思います。 -高橋が好投した 今日もね、三振もしっかり取れていましたし、押すとこ、引くところ、それもしっかりできた遥人らしい投球だったと思います。 -リリーフが踏ん張っているのも目立つ どうしてもなかなか打線が点を多く取れる状況ではない中で、こういう勝ち方、投手陣が引っ張っていった中で勝てたというのは間違いないですね。 -シーズン最後の伝統の一戦。ポストシーズンでも戦う可能性がある 正直、今は目の前の試合で優勝に向けて何とか1試合、1試合つないでいくということしか頭にないんですけど、その先にいろんなものがつながると思って、目の前の戦いを精いっぱいやりきります。 -甲子園に帰る 本当に僕ら追い込まれた状況ですけど、諦めることはもちろんないですし、全員で今日みたいな戦いを甲子園帰っても全員でやっていきます。 -ファンは信じている 全員で戦えてもらったらうれしいです。よろしくお願いします。
◆阪神中野拓夢内野手の渋い一打が突破口になった。両チーム無得点の9回。先頭で剛腕ビエイラのスライダーを的確にとらえ、ライナーで左前に運んだ。直後の近本とコンビで好機を拡大。勝ち越しをお膳立てした。 中野は「何とか出塁することしか考えていなかったので結果につながってよかった」と話した。闘志満々の2番が、チームを引っ張る。4回は山口から技ありの右翼線二塁打で、チーム初安打だ。6回も右前にクリーンヒット。今季11度目の猛打賞でシーズン119安打に積み上げた。阪神の新人では53年吉田義男に並んで歴代7位になった。 「素晴らしい方の記録に並ぶことができた。これからも1本1本、積み重ねて、もっと記録を超えられるようにやっていきたい」 優勝争いを繰り広げるシーズン終盤に入っても、スタミナ切れしない。「最近は内容があまりよくない。出塁できず、得点もなかった。今日は食らいついて打ててよかった」と話した。
◆ようやく刻まれたスコアボードの「1」に阪神高橋遥人投手(25)はベンチで両腕を大きく上げ、「良かったです」と無邪気に喜びを表現した。 昨年3勝3敗、防御率2・03、前回対戦ではプロ初完封勝利を挙げた得意の巨人戦。「ブルペンでは良くなかったですが、マウンドに立ってみたら変わると思ったので、そんなに深く考えないようにした」。試合前の不安要素などみじんも見せず、淡々と腕を振った。 初回から150キロ連発で巨人打線に牙をむく。4回まで無安打を続け、5回先頭の中田に初安打を左前に運ばれても、3者連続三振。そのまま勢いを保って7回1安打無失点、三塁を踏ませなかった。つけ入る隙を与えず完璧に試合をつくった。 中5日で臨んだ8日の首位攻防のヤクルト戦でまさかの5回4失点。「前回、ヤクルト戦が...大事な試合で試合をつくれなかったんで」と反省し、2週連続の中5日登板への力に変えた。「尻上がりに良くなったかなという感じが。四球も出しちゃいましたけど、しっかり粘り強く投げられたと思います。ストレートが後半良くなりました」。 直球には強いこだわりがある。2軍調整中だった8月31日のウエスタン・リーグ広島戦のこと。5回1/3を無失点、5奪三振と数字上はまとめ、最速149キロを出しても「追い込んでから直球で見逃しが取れなかった。直球の質が悪い」と厳しい自己採点だった。この日は11三振のうち直球で4つの見逃し三振を奪った。矢野監督は「コントロールも結構良かったし、球の力がある。遥人の力からしたらこれくらいやってくれる」とうなずいた。 降板時も余力を残していた。8回の打席で代打を送られたが、右足にレガースを付け、続投の意思はあった。「(次も)しっかり試合をつくれるように頑張ります」。内に秘める左腕の熱い闘志が、崖っぷちの虎の背中を押している。【前山慎治】
◆阪神守護神スアレス投手が球団助っ人ではシーズン最多タイとなる41セーブ目を挙げた。9回から登板して坂本、丸、岡本和の中軸を3者凡退に抑えた。15年に呉昇桓がマークしたセーブ数に並んだ。 スアレスは「バッターがしっかり最後に点を取ってくれたんで、それを生かしてもっとセーブを挙げたいなと思います」と冷静にコメント。記録については「知らなかった。まだ試合が残っているので、それを生かしてもっとセーブを挙げたいなと思います」と語った。
◆阪神木浪聖也内野手が先輩の一打に燃え、ダメ押しの2点適時二塁打を放った。9回、板山の先制二塁打を次打者席で見つめていた。「本当に打った瞬間『いった』と思ったんでしびれました。フェン直だったので、自分に『キター』と思って。何とか食らい付いていってやろうという気持ちでした」。 直後の2死二、三塁。ビエイラの162キロ直球を捉えると、打球は左翼フェンスを直撃。剛球に振り負けず「コンパクトに当てるだけというイメージで『高いの来たらいこう』と思った結果がああやって抜けてくれた」とうなずいた。 亜大の先発高橋、板山がそろって活躍し「自分も打てたので、今日は亜細亜の日だなと思っていました」と笑顔。2試合連続スタメン起用に応える一撃にも「まだ終わっていないんで、目の前の試合を全員で勝つだけ」と次を見据えた。
◆阪神西勇輝投手(30)が14日、出場選手登録を抹消された。前日13日の巨人24回戦(東京ドーム)で右肘の異変を訴え、1回2/3で緊急降板。今季24試合に登板し6勝9敗、防御率3・76。矢野監督はこの日の試合後に状態について「大丈夫だと思う」と話した。最短24日から再登録できるが、このままレギュラーシーズンを終える可能性がある。代わって1年目の村上頌樹投手(23)が登録された。
◆阪神が起死回生の勝利を挙げた。9回無死一、二塁の好機を築いたが、マルテが二飛に倒れ、糸原が空振り三振していた。だが、2死で、2ストライクに追いつめられた板山祐太郎外野手(27)が巨人ビエイラのスライダーをとらえ、右翼フェンス直撃の先制適時二塁打を放った。板山は心の中で祈った。「越えてくれ!」。祈りが届くように、打球は右翼フェンスのさらに上、黄色いバー部分を直撃。0が並んだスコアボードにようやく「1」を刻み、二塁ベース上で右拳を激しく振りかざした。 「遥人が頑張って投げていたので捨て身で、気持ちで食らいつくことしか考えていなかった」 マウンドを降りた亜大の2学年後輩、高橋もベンチで祈っていた。9回2死一、二塁。ビエイラの3球目、内角145キロスライダーを仕留めた。同じく亜大の1学年後輩の木浪が2点適時打で続き「(2人に比べて)自分は何してるんだろうという気持ちもありました。その中でこういうバッティングができて本当にうれしい」。意地を込めた決勝の適時二塁打だった。 9月18日。2軍戦が中止になると、ナゴヤ球場の室内練習場でバドミントンのシャトルを打ち込んだ。軽いシャトルは引きつけて、強いスイングをしないと飛距離が出ない。「限られている場所でもできると思って」と自腹購入。遠征時はホテルの駐車場でもシャトル打ちに励んだ。 「苦しい時もありましたけど諦めたら終わりだと思って、日々支えてくれる人に恩返しできるようにと思ってやっていた」。前日13日に1軍昇格。大仕事の裏には大粒の汗がある。 2軍監督時代、鳴尾浜球場でその姿を見てきた矢野監督は満面の笑みでベンチで迎えた。「どんな状況でも腐らずファームで必死にやっていたんでね。板山にこの打席任せていいんじゃないか」と代打を送らず信じた。当時は4番起用を続けた愛弟子の活躍に「この日のために1年間振ってきたわけやし。気持ちの部分で熱くなるのはあるよね」と目を細めた。 諦めない男の一打で勝ち越し、逆転優勝へ踏みとどまった。阪神が勝っても、ヤクルトはマジックを1つ減らして7。ヒーローインタビューで板山は、チームの総意を代弁した。 「誰1人、諦めている人間はいないと思うので、チーム一丸となって頑張っていきたいと思います!」 不屈の虎が、必死でツバメの背中を追う。【中野椋】
◆阪神のセットアッパー岩崎優投手の小気味よい投球が、勝ち越しを呼び込んだ。 8回に登板。先頭の中島の打ち気をそらすチェンジアップで二ゴロに抑えた。広岡を速球で空振り三振。代打攻勢を封じ込めた。巨人歴代2位タイの27試合連続安打中だった松原にはスライダーで二飛に打ち取り、記録を止めた。3者凡退で高橋の7回無失点に報いる力投の0封リレー。「0点に抑えることができてよかったです」という定型コメントは出さなかったが、今季58試合目の登板で41ホールドポイント。10月は8試合に登板して無失点を継続する。ヤクルト清水の2年連続最優秀中継ぎが決まったが、頼もしい左腕はこの先もチームを支える。
◆阪神の守護神スアレスが球団助っ人ではシーズン最多タイとなる41セーブ目を挙げた。 9回から登板して坂本、丸、岡本和の中軸を3者凡退に抑えた。15年に呉昇桓がマークしたセーブ数に並んだ。スアレスは「バッターがしっかり最後に点を取ってくれたんで、それを生かしてもっとセーブを挙げたいなと思います」と冷静にコメント。記録については「知らなかった。まだ試合が残っているので、それを生かしてもっとセーブを挙げたいなと思います」と語った。
◆阪神が先制のチャンスを逃した。四回1死から2番・中野がチーム初安打。右翼に弾んだ打球に、迷わず二塁へヘッドスライディングと闘志あふれるプレーで得点圏の好機を作った。続く3番・近本が初球を三塁線へ絶妙なセーフティーバント。理想的な形で一、三塁としたが...。4番・マルテは遊飛、そして糸原は二ゴロ。1点も奪えず、東京ドームに虎党のため息がもれた。
◆阪神は、先発の高橋遥人投手(25)が快投した。相性のいい巨人打線相手に四回まで1安打も許さず。五回先頭の中田に左前打を許したが若林、小林、山口を3者連続三振に斬った。高橋は7回1安打無失点、105球で11奪三振と圧巻の投球。ただ、味方の援護なく、0-0のまま八回の打席で代打を送られた。
◆今季の対巨人最終戦。阪神が最終回に均衡を破った。白熱の投手戦で迎えた九回。巨人の守護神・ビエイラから中野、近本の連打で無死一、二塁のチャンスを作った。しかし、マルテが二飛、糸原が空振り三振とあっという間に2死。ここで、七回に代走で途中出場した板山が、この日の初打席に向かった。3球目、ビエイラの145キロを振り切ると、打球は右翼フェンス最上段に直撃する適時二塁打。伏兵が大仕事を果たした。さらに木浪が2点二塁打で続き3-0とリードを広げた。 先発した高橋は得意の巨人打線相手に7回1安打無失点。105球で11奪三振と圧巻の投球だった。首位のヤクルトは引き分けたためマジック「7」は変わらず。ゲーム差は再び2となった。
◆阪神は0ー0で迎えた九回2死一、二塁から、板山祐太郎外野手(27)、木浪聖也内野手(27)の連続二塁打で、3点を奪って、競り勝ち、今季の巨人戦を13勝9敗2分とした。試合後のインタビューで矢野耀大監督(52)は板山の一打について「2軍監督の時から一緒にやってますけど、本当にどんな状況の時もね腐らず、今年もファームで必死にやっていたんで、なんか直感じゃないですけど、板山にこの打席を任せていいんじゃないかなと。結果を出してくれて、うれしいです」と語っていた。
◆巨人・山口俊投手(34)が7回を投げ8三振を奪うなど無失点の好投を見せたが、打線の援護なく7月7日の中日戦(東京ドーム)以来、11試合ぶりの白星とはならなかった。 山口は「ここ最近の登板でふがいないピッチングが続いていたので、何とか0で抑えられてよかった」とコメントした。
◆阪神は0ー0で迎えた九回2死一、二塁から、板山祐太郎外野手(27)、木浪聖也内野手(27)の連続二塁打で、3点を奪って、競り勝った。ヒーローインタビューで板山は「最高にうれしいです!捨て身で必死に食らいつくことだけを考えていました。ファームに落ちて、苦しい時もありましたけど、あきらめたら終わりだと思って...。大事な時にいいところで打ててよかったです」と喜びに浸っていた。
◆巨人が引き分けを挟んで8連敗を喫した。先発の山口俊投手(34)が7回無失点と好投したが、打線が阪神・高橋の前に七回まで1安打と封じられた。これで打線は9試合連続で2得点以下。最大15あった貯金は0になった。原辰徳監督(63)が試合を振り返った。 -―山口は7回無失点 「今日ね、本来のいいピッチングをしてくれましたね」 -―その中で打線が 「そうですね。何て言うか、言葉がなかなか出てこないね」 -―相手投手にいい投球をされた 「まあ、本当にジャイアンツファンに申し訳ないと言うね。もう、まだまだできるチームだと思います。何とかしなきゃ、いけませんね」
◆阪神は0ー0で迎えた九回2死一、二塁から、板山祐太郎外野手(27)、木浪聖也内野手(27)の連続二塁打で、3点を奪って、競り勝った。今季の巨人戦を13勝9敗2分とした矢野耀大監督(52)の一問一答は以下の通り。 ーー板山が見事に決めたが代打も頭に 「そりゃ考えるでしょう」 ーー送り出してあの一打 「まあその...今年もね、なかなか長く1軍でという感じではなかったし。2軍を引っ張る姿勢でやってくれているのは話にも聞いているし。俺が2軍監督の時にも、やることをしっかりやってくれている選手なんで。いろいろ考えるけど。あそこは板山でいいんじゃないかな、というか、板山にそういう打席があっていいんじゃないかなっていう。アイツの気持ちみたいなものが任せたいなって思ったところかな」 ーー監督も期待していた 「俺自身うれしいよ。あいつ1年目、俺2軍監督で1年間ずっと4番で使ってね。春のキャンプのときは全然そんな感じじゃなかったけどね。そこからすごいガラッと変わって。こいつで4番いいんじゃないんかなと思ってね。そういうふうに思わせてくれたこともあったしね。チームにとっても大事な1勝なんやけど、俺も2軍監督やらせてもらえたということでいうと、誰でもね。オーバーに言ったら板山もこの日のために1年間振ってきたわけやし」 ーー中野、近本が見事なお膳立て 「そうやね、マルちゃんがちゃんと...ちゃんとっていうか、かえしてくれたら良かったんだけど。チャンスメークでは、できているんでね。マルちゃんがかえすのか、ケントがかえすのかっていうところが出てくるといいけど」 ーー先発高橋は力投(7回1安打無失点) 「コントロールも結構良かったし、球の力があるというのはもちろんやけど、そこにセイシロウも絡んでるんで。バッテリーで意思疎通をやれた結果かなと思うし。ハルトの力からしたら、これくらいやってくれると。能力は認めているんで、ビックリもしない」 ーー中5日が続いたが次は様子見ながら 「まあ、まあ(うなずく)」 ーー西勇が抹消 「大丈夫、大丈夫、大丈夫だと思う」 ーー村上は中継ぎ待機 「もちろん」
◆阪神の佐藤輝が八回に代打で登場し、空振り三振を喫した。今季166三振で、2014年にゴメスが記録した球団シーズン最多に並んだ。
◆快音と同時に中野は二塁から走った。悠々と踏みしめた決勝のホーム。すべてはここから。レジェンドに肩を並べたヒットが奇跡を呼び込んだ。 「何とか出塁することしか考えていなかったので、結果につながってよかった」 0-0の九回先頭。ビエイラがマウンドに立つ。初球から160キロ。それでも動じない。食らいついて4球目をしぶとく左前に弾ませた。土壇場でもぎ取った価値ある勝利も、この一本がなければ夢で終わっていた。 そして、また一つの勲章も加わった。四回は山口からチーム初安打となる二塁打。六回にも右前に運んで、今季11度目の猛打賞。最後にともした「H」ランプで今季通算119安打に到達。シーズン安打数で1953年の吉田義男と並ぶ球団新人7位となった。 「素晴らしい方の記録に並ぶことができたので、これからも一本一本積み重ねて、もっと記録を超えられるようにやっていきたいと思います」 虎の牛若丸ですら、まだまだ通過点。ドラフト6位から、飛ぶ鳥を落とす勢いで突き進む男の成り上がりは終わらない。 「次(17日の広島戦)からは甲子園で試合があるので、この勢いを止めることなく、甲子園では全勝で行けるようにやっていきたいと思います」 逆転優勝へ、虎は窮地に立たされている。それでも決してあきらめない。令和の牛若丸が、これから何度だって奇跡を演出する。(原田遼太郎)
◆スコアボードに「3」が刻まれると、これまでの奮投がすべて報われた気がした。自身に白星はつかなかったが、チームが勝てただけでうれしかった。高橋はベンチでバンザイをして子供のようにはしゃぎまくった。 「尻上がりに良くなった。四球も出しちゃいましたけど、しっかり粘り強く投げられたと思います」 今季、最後の伝統の一戦。さらに試合の勝敗次第では逆転Vの可能性も限りなく低くなる状況で、虎に黒星をつけるわけにはいかなかった。0―0の六回は1死から坂本へ四球。クリーンアップを前に走者を置く嫌な流れになったが、すぐにそれを断った。一段階、ギアを上げると、丸を外角の直球で三球三振、4番・岡本和も見逃し三振に斬り「よっしゃー!」と雄たけびをあげた。 中5日で7回105球を投げ、1安打無失点。板山、木浪の亜大の先輩コンビがタイムリーで勝利し「良かったです」と笑った。 これで巨人戦では前回9月25日(東京ドーム)から16イニング無失点とGキラーぶりを発揮し、まさに魂の投球。矢野監督は「コントロールも良かったし、球の力がある。バッテリーで意思疎通をしっかりやれた結果かな」と称賛した。 心優しい性格であるがゆえに数年前までは「気持ちに波がある」と自己分析していた。プロ入り後から度重なるけがで何度も気持ちが沈んでも常に周りが支えてくれた。2年前に現役引退した同学年の横田慎太郎氏が脳腫瘍からの復帰を目指して地道にトレーニングする姿に勇気をもらった。「お手本でした。それを見て弱音を吐かなくなった」。今季も右脇腹痛などで出遅れたが、これまでの経験と周りの支えで少しずつ強くなれた。 「しっかり試合をつくれるように頑張ります」 今後も中5日の登板が見込まれ、次回は20日のヤクルト戦(甲子園)となりそうだ。頼もしさが増した高橋はよそ見をせずに、ただ勝利だけを目指して目の前の打者を打ち取っていく。(織原祥平)
◆あと1人、あと1球から奇跡や! 阪神は今季最後の巨人戦を3-0で勝利。0-0の九回2死一、二塁で途中出場の板山祐太郎外野手(27)が右越えに決勝打を放った。代打も考えられた中で、矢野燿大監督(52)の情のタクトが功を奏した。首位ヤクルトとは2ゲーム差。残り8試合。全員野球を貫く! 絶望する準備はできていた。頼りたい打者は続々と倒れ、今季わずか1安打の男も2球で追い込まれた。V逸へまた半歩近づく「あと1球」で、板山が奇跡の右越え決勝二塁打だ。不屈の姿勢が、将に託したいと思わせた。塁上でこぶしを、ヒーローインタビューで声を震わせ、ため込んできた思いを解き放った。 「ファームに落ちて、苦しい時もありましたけど、あきらめたら終わりだと思って、日々支えてくれる人に恩返しできるようにと思って毎日やっていたので、この大事な時にいいところで打ててよかったです」 0-0のまま九回に入った。ヤクルトはすでに引き分けて優勝へのマジックナンバーを「7」に減らしていた。前夜の2-2の引き分けでも窮地だったが、連日のように巨人に付き合っては、逆転Vへの希望など、語る資格もなくなっていた。 立ちはだかるビエイラに、九回先頭の中野が左前打、近本が三塁内野安打を浴びせる。勝ち越せる-。そう思った矢先の無死一、二塁で、マルテがインフィールドフライの二飛に倒れ、糸原がボール球を振らされて三振。全虎党が膝から崩れ落ちる音がした。次は七回からロハスの代走で途中出場した板山-。まだ糸井もいた。背中の張りから復帰途上で3日ぶりにベンチ入りした大山も原口もいた。だが、矢野監督は動かなかった。「そりゃ(代打は)考えるでしょう。まぁ...いろいろ考えるけど。『あそこは板山でいいんじゃないかな』というか『板山にそういう打席があっていいんじゃないかな』っていう」直感であり情だった。2軍監督を務めた2018年。当初は気持ちが見えず、スタメンから外したこともあったが、将が諦めない姿勢を説き続けると、最も変わっていった選手の一人が板山だった。1軍の指揮官と〝2軍選手〟となっても常に気になる存在で、変わらず取り組んでいることは知っていた。今季ほぼ力尽きるドローか敗戦に、板山が最後の打者となっても受け入れられた。スライダーと162キロで2球で追い込まれた板山は死に物狂いだった。「捨て身でというか必死に食らいつくということだけ考えていました」。3球とも振り、スライダーを右翼フェンス最上部まで運んだ。ベンチで先発し好投した高橋が飛び跳ねる。木浪が2点打で続き3-0となる。虎の亜大OBの長男坊は大仕事に胸を張った。「自分らしさを出して、守備でも攻撃でも走塁でも、すべての面で何とかチームに勝利をもたらせるようにプレーしていきたい」今季わずか11打席目、ここまで0打点だった男が、関東遠征9戦目のラストにドラマを魅せた。奇跡が起こるなら、ここからだ。矢野監督と板山の2人だけには見えていた、必然のV打だった。(長友孝輔)
◆近本に送りバントやろ! 九回無死一塁。窓際の虎のソナタはテレビ画面に向かって叫んでいた。 一、二塁になると、マルテに送りバントやろ! と、またまた怒鳴っていた。 2死となって、板山がそのまま打席に。代打・糸井やろ! と文句を言い続けていた。 いかに、自分に野球を見る目がなく、語る資格がなく、逆に矢野監督がスゴイのかが、よ~く分かる結果だった。 ヤクルトが残り試合を五分の成績でも、阪神はほぼ全勝が求められる。崖っぷちは変わらない。ベンチの指揮官から、前半戦のような明るさが消えて久しかったが、この夜の試合後の笑顔は、久々にまぶしかった。 ちょうど3年前の10月14日は、矢野監督が生涯忘れられない日だろう。人生の決断をした日だから。阪神にとっても激動の一日だった。 その3日前の10月11日、就任3年目の金本監督が退団することが、シーズン終了を待たずに発表された。就任時に「3年連続最下位でもいい。強いタイガースを取り戻してほしい」と託した阪神電鉄のトップに君臨する方々が、たった1シーズン最下位になっただけで、事実上の解任に動いた。阪神球団史に残る、ひどい監督交代劇だ。 後任はいったい誰? ターゲットは矢野2軍監督だった。当時の球団社長がフェニックス・リーグ参加のため宮崎にいた矢野監督のもとへ。就任要請だった。 そして14日朝。矢野2軍監督は急きょ、大阪へ戻ったのだ。家族と話し合うために。 「宮崎空港で待っていたら、矢野さんが現れまして。眠れましたか? と尋ねたら『寝れるわけないやろ』と苦笑いで答えてくれて。本当に大変な、人生の決断を下さないといけない時に、報道陣の質問にしっかり対応してくださったんです」当時トラ番キャップ、昨夜は当番デスク席に、そわそわ座っていた阿部祐亮の記憶は鮮明だ。伊丹空港で矢野2軍監督を出迎えたのは、現トラ番キャップ・長友孝輔だった。「キリッとした表情で到着ゲートを出てこられたのが印象的でした。報道陣とも和やかに話してくださって」あんな大変な時に、予想以上に話してくれた〝渦中の人〟-。記憶は阿部デスクと通ずるものがあった。その後、一気に「矢野監督」誕生へ突き進んでいく。あの日から3年の月日が流れた。1年目は辛うじて3位になって、クライマックスシリーズではDeNAを撃破したが、優勝した巨人の前に撃沈。コロナ禍で120試合制だった2年目は巨人に7・5ゲーム引き離されての2位。順位は2位でも見せ場なく終わったシーズンだった。そして迎えた3年目。「優勝する」と公言し、開幕から独走しながら、今は絶体絶命。指揮官は3年たった今も眠れぬ日々を過ごしているのだろう。聞いていてシビれたのは試合後インタビュー。「板山は2軍監督時代から一緒にやっていましたから」2軍監督だったからこそ、この劇的1勝を手繰り寄せられたのだ。3年の時を超えて。板山や! 木浪や!誰が予想した、この展開。奇跡があるのかもしれない。知らんけど。
◆スコアレスドローだったら、高橋の好投と中野の奮闘を褒めつつも、勢いのつかない、痛すぎる引き分けの話をしなくてはいけなかった。その真逆で、シーズンの最後の最後で、勢いを取り戻せた、会心の勝利だった。 いろんな勢いの付け方はあるが、普段は控えの選手たちがヒーローになるケースは、チームが特に盛り上がる。板山、木浪の活躍を見せられるとこの先、「ひょっとしたら」と思えてくる。 九回の攻撃。矢野監督の大殊勲も忘れてはならない。2死一、二塁で板山を迎えた場面は、代打も考えられた。代打なら糸井か。でも、板山という選手のタイプを熟知して、どういう打撃をするかを分かっているから、送り込んだ。期待に応えた板山も立派だが、矢野監督の素晴らしい判断だった。 これは結果論に聞こえるかもしれないが、八回の攻撃で島田がけん制に誘い出されてアウトになったことにより、九回、一番当たっている中野から始まる打順になった。流れも阪神に来ている。逆転優勝への状況は厳しいが、何かが起こりそうな1勝のような気がしている。(本紙専属評論家)
◆よっしゃあ!! 『神様、仏様、板山様』『一に板山、二に板山、三、四がなくて、五に板山』、『地震、雷、火事、板山』『雨、雨、板山、雨、板山』(なんのこっちゃ?) 首位のヤクルトが引き分けた情報が入った直後、阪神は九回2死一、二塁で打席には今季わずか1安打の板山。相手投手はビエイラ!! あっという間に2ストライクに追い込まれ、こよいもヤクルトのマジックが減ってゆく~!! と嘆いた瞬間、板山の打球はライトオーバーの勝ち越しツーベースとなり、わが阪神の逆転Vのともしびを消さなかったのだ!! 板山、大仕事アリガトウ!! もちろん、七回まで1安打無失点に封じた高橋も立派だったが、それ以上にこの3連戦、わずか計3失点に抑え込んだ坂本のリードに、金の虎メダルをかけてあげるのだー!!
◆巨人がなぜ、これほど弱くなったのか。エモトなりに熟考して、やっと結論が出た。 完成品の選手が、少ないんだ。一部の主力を除いて、せめて80%ならまだしも、50%程度の選手ばかり。店頭に「完成品ではありませんけど、とりあえず売ってます」と張り紙をして、商品を並べているようなものだ。 象徴的なのがビエイラ。エイヤエイヤと力任せに投げるだけで、ストライクの取り方や、打者の傾向の読み方など、投球に不可欠な要素が備わっていない。連続イニング無失点をマークしたときも、実際はとても安心して見られる内容ではなかった。しょせん1軍で、それも抑えで、使えるレベルではない。 素材はいいけど未完成。あるいは、修理が必要なのに未修復-。投手陣だけでなく、野手陣にも同じことがいえるね。 つきつめれば、首脳陣の見る目のハードルが低かったということ。これまでは他チームの見る目も低かったから、なんとかすり抜けられていたわけだ。 したがって、今の巨人に打つ手はない。さてこれから、どうするのかな。(本紙専属評論家)
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ヤクルト |
69 | 46 | 17 | 0.600 (-) | M7 (↑1) |
11 | 580 (+1) | 465 (+1) | 134 (+1) | 69 (-) |
0.255 (↓0.001) | 3.300 (↑0.02) |
2 (-) |
阪神 |
73 | 54 | 8 | 0.575 (↑0.004) | 2 (↑0.5) |
8 | 512 (+3) | 495 (-) | 118 (-) | 108 (-) |
0.247 (-) | 3.410 (↑0.03) |
3 (-) |
巨人 |
59 | 59 | 19 | 0.500 (↓0.004) | 11.5 (↓0.5) |
6 | 516 (-) | 512 (+3) | 159 (-) | 65 (-) |
0.241 (↓0.002) | 3.570 (-) |
4 (-) |
広島 |
57 | 66 | 11 | 0.463 (↑0.004) | 16 (↑0.5) |
9 | 510 (+5) | 555 (+3) | 111 (+1) | 63 (+2) |
0.263 (-) | 3.840 (↑0.02) |
5 (-) |
中日 |
53 | 68 | 17 | 0.438 (-) | 19 (-) |
5 | 393 (+1) | 460 (+1) | 69 (-) | 57 (-) |
0.238 (-) | 3.210 (↑0.02) |
6 (-) |
DeNA |
52 | 69 | 15 | 0.430 (↓0.003) | 20 (↓0.5) |
7 | 540 (+3) | 596 (+5) | 135 (-) | 30 (-) |
0.257 (-) | 4.170 (↑0.02) |
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