楽天(☆2対1★)ソフトバンク =リーグ戦22回戦(2021.10.13)・楽天生命パーク宮城=
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ソフトバンク
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楽天
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勝利投手:宋 家豪(3勝3敗4S)
敗戦投手:森 唯斗(1勝2敗14S)
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◆楽天が劇的なサヨナラ勝利。楽天は0-1で迎えた8回裏、鈴木大の犠飛で同点とする。続く9回には、1死満塁から岡島の適時打が飛び出し、試合を決めた。投げては、3番手・宋家豪が今季3勝目。敗れたソフトバンクは、4番手・森が誤算で、打線も4安打1得点と沈黙した。

◆楽天浅村栄斗内野手(30)はここまで打率2割7分6厘だが、ソフトバンク戦は21試合で68打数22安打、4本塁打、11打点で打率3割2分4厘の好成績。 得意カードで安打を放ち、早川に白星をプレゼントできるか。

◆楽天先発の早川隆久投手(23)が、中盤まで粘り強い投球でゲームを作った。 シーズン終盤の大事な8連戦の1戦目。「変わらず勝ちにこだわっていければと思っていますし、優勝争いが残っているからこそ、1戦1戦落とせない大事な試合になってくる」と意気込んで本拠地のマウンドに上がった新人左腕は、持ち味の冷静な投球を披露した。 初回を3者凡退に仕留めると、2回1死からデスパイネに二塁打を浴びたが、落ち着いて後続を断ちピンチを脱した。4回は先頭の今宮に右前打を許し、その後2死一、三塁とされたが、6番栗原を二ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。 9月22日西武戦で9勝を挙げた左腕だが、節目となる2桁勝利を前に、ここ2試合は足踏みが続く。それでも「技術的な問題は短期間でどうにもできないと思うので、考え方だったりをバッテリーでしっかり話し合いながらつぶしていければ」と、捕手太田とのコミュニケーションを意識してゲームに臨んでいる。 早川は7回2死三塁から8番甲斐に適時打を許したが、7回まで4安打1失点と好投。新人らしからぬ落ち着いたマウンドさばきでゲームメークし、先発としての役割を果たした。

◆楽天先発早川はテンポよく3回まで1安打無失点。ソフトバンク先発マルティネスは粘り強く3回まで4安打無失点に抑えた。 ソフトバンクは4回、5回といずれも得点圏に走者を進めるも無得点。楽天も6回まで毎回走者を出しながら無得点に終わった。 1点を追う楽天は8回1死満塁、鈴木大の中犠飛で追いつき、9回1死満塁、岡島の右前打でサヨナラ勝ちした。宋家豪3勝目。ソフトバンク森2敗。

◆楽天が岡島豪郎外野手の右安打で、今季初のサヨナラ勝ち。 岡島のサヨナラ打は18年5月17日ソフトバンク戦以来6度目で、この試合も森からのサヨナラ安打だった。楽天でサヨナラ打を通算6度は、銀次に並び球団最多。

◆ソフトバンクが今季2度目のサヨナラ負け。3位楽天とのゲーム差は「6」に広がった。試合後の工藤公康監督(58)の一問一答は以下の通り。 -終盤は難しい展開だった 工藤監督 難しい展開だったけど、うん。そうだね。みんな頑張って抑えようとして、打たれたくなくてフォアボールを出しているということなんだけど、もったいないといったらもったいない。結果はこちら側の責任なので、そうではなくてやっぱり思い切って勝負にいってね。打たれるんだったらしょうがないんだというのがないと。いつも言ってるけど、フォアボールでは何も生まれるものはないのでね。まぁまだ残り。負けたからといっても試合はあるので。勝っていくしかないことには変わりない、明日勝てばまた変わる。楽天ともまだあと試合あるし、うちが勝ち続ければ。最終的にはウチの試合が全部終わってから相手を待つという風になるかもしれないけど、それは勝っていかないことにはその可能性もなくなってしまうので。とにかく終わったことより、また明日ということです。 -8回はノーヒットで同点を許した 工藤監督 最後に森が打たれたのはしょうがないんだけど、8回の1点は確かにノーヒットでの1点なのでもったいないっちゃもったいないですね。 -打線も援護が欲しかった 工藤監督 正直に言うと、今日の早川君は良かったですよ。真っすぐも、気持ちも、体の動きも良かった。気持ちも充実していたんじゃないかなと思って見ていました。さすがにそれではなかなかチャンスも少ないと思ったので、(7回無死一塁で栗原に)送りバントをしてもらった。そのぐらい良かったと思います。ただこういう勝負で勝ちきれないっていうところがね。そこは私の責任というところです。 -今日は00年に天国へ旅立った藤井将雄さんの命日だった 工藤監督 またあいつのところにも報告にいく。しっかり見てくれているとは思うので、ちゃんと報告した時に謝っておきます。 -1勝を積み重ねていく 工藤監督 そうです。それしかない。全てが決まるまで。試合をやる限りはファンの方が球場に来てくれるので、僕らは全力でやらないといけない。それが最低限の義務だと思う。そこができない人は試合に出なくてもいいと思いますので、最後までしっかり戦っていきたいと思います。

◆楽天が終盤に粘りを見せて今季初のサヨナラ勝ちを飾った。 1点を追う8回に鈴木大の犠飛で追いつくと、9回1死満塁から岡島豪郎外野手がソフトバンク森の初球を右前にはじき返し、激戦に終止符。132試合目にして初のサヨナラ勝利に「積極的にいこうと思っていました。前の打席(8回無死一塁)でバント失敗とかもあったので、自分が何とかという思いでいました」と喜んだ。 ▽楽天早川(7回4安打1失点と好投)「自分の役割をここ最近果たせていなかったので、そこは良かったと思いますが、やっぱり0で抑えたかったです」

◆ソフトバンクが今季2度目のサヨナラ負けを喫し、3位楽天とのゲーム差は6に広がった。同点の9回に守護神森が2安打2四球と乱れて2敗目。楽天の歓喜のウオーターシャワーを見せつけられた。そんな敗戦にも工藤監督はファイティングポーズを続けた。 「試合をやる限りはファンの方が球場に来てくれるので、僕らは全力でやらないといけない。それが最低限の義務。できない人は試合に出なくてもいいと思いますので、最後までしっかり戦っていきたい」 ただ残り8試合で6差。数字上の可能性を残すものの逆転でのCS進出は絶望的となった。 敵地の勢いにのまれた。1-0の8回。7回0封のマルティネスから継投へ。しかし、2番手嘉弥真、3番手板東が計2四球と失策も絡み、無安打で同点を許した。工藤監督は「四球では何も生まれるものはない」と厳しく指摘した。最終回。球場のボルテージが最高潮に高まる中、最後は1死満塁から岡島に前進守備の間を抜かれ右前に運ばれ、森は空を見上げた。 前日12日にリーグ連覇の可能性が消滅。逆転CSへかじを取り直して挑んだ2連戦の初戦を落とした。試合当日に移動する「移動ゲーム」は今季12試合で、5月28日に勝っただけと、苦しい場面で踏ん張れない。冷たい夜風の吹く杜(もり)の都で、工藤監督は「明日(14日)勝てばまた変わる」と懸命に前を向いた。【只松憲】 ▽ソフトバンク甲斐(7回、先制の中前適時打)「何とか先制点をという気持ちだけでした。みんなでつないだチャンスを生かすことが出来て良かった」

◆楽天が、今季132試合目にして初のサヨナラ勝ちを飾った。1-1で迎えた9回1死満塁、2番岡島豪郎外野手(32)が、ソフトバンク森の初球を右前にはじき返して熱戦に終止符。べテランの一打でシーズン最終盤"勝負の8連戦"の初戦をものにし、首位オリックスと3・5ゲーム差とした。全員でつないだチャンスを、一振りでものにした。9回1死満塁、値千金のサヨナラ打を放った岡島は、本拠地お立ち台で「ほんとに素直にうれしいです。積極的に行こうと思っていたので、それがいい結果になって良かった」と笑顔。仲間たちのウオーターシャワーによる手荒い祝福を受けた感想を「寒かったです」と答え、笑いを誘った。 かねて「勝負はまだ先」と話していた石井GM兼任監督も「ここだと思います」と認める"勝負の8連戦"で役割を果たした岡島は「こういう状況でも縮こまらずに出来ているというか。もちろん緊張はしますけど、いつも通りのプレーでゲームに挑めている」と納得の表情。13年の前回優勝を知らない若手世代も増える中で、自身の役割については「どんな時でもチームの先頭に立ってやっていけるようにと常に思っています。若い選手を見てると、当時の僕みたいだなと思います。一生懸命やってくれているんで、ありがたい」と話した。 捕手として入団も、優勝した13年から外野手としての出場が増え、14年から外野手登録に変更。チーム事情などから19年に再び捕手登録となるが、翌20年からは再び外野手登録となるなど、紆余(うよ)曲折を経ての活躍。これまでのキャリアを振り返り「いや~、ほんとうれしいですね。自分自身が一番うれしいと思います」と笑顔。「今までいろんな回り道をしたし、無駄な努力かもしれないことをたくさんやってきたし。ただそういうのも、続けてきて良かったなと、あらためて思いますね」と充実した表情を浮かべた。 残りは11試合。「1試合も負けられない戦いが続くので、明日もしっかり勝てるように頑張りたい」と岡島。前回優勝を知るベテランが最後までチームをけん引していく。【鈴木正章】

◆気温15度ほどまで下がった仙台の夜風はしみたことだろう。連覇の夢から下方修正した3位争いだが、ソフトバンクは楽天に痛恨のサヨナラ負けを喫してしまった。1点を守り切れず、ホークスは「逃げ切り」に失敗した。7回0封の先発マルティネスからブルペン陣に託したが8回に同点とされると9回に守護神森が痛打されてしまった。 10月13日。現役時代の工藤監督を「アニキ」と慕った男の21回目の命日だった。「炎の中継ぎ」と呼ばれたダイエー藤井将雄投手(享年31)が、00年のこの日、肺がんのためにこの世を去った。逃げ切れなかったホークス戦を見ながら、天国の藤井のことを思った。 ホークスが福岡移転後に初優勝した99年には59試合に登板し26ホールドを挙げ初Vの立役者ともなった。連覇の夢は断たれたとはいえ、工藤監督が率いたホークス7年間の戦いぶりはしっかり空の上から見守ってくれたはずだ。「すごいじゃないですか」とたたえているだろう。ブルペンの厳しさを知る男だけにこの日の敗戦でもリリーフ陣を優しく見守ってくれただろうか。 藤井は94年ドラフト4位でダイエーに入団。1位獲得を目指した駒大・河原が巨人入り確実となり、1位城島の強行指名となった。球団の指名予定は3人だった。だが、王新監督の強い要望もあり1枠の「投手補強」が急きょ決定。担当スカウトさえ知らされない藤井指名だった。 振り返れば「縁(えにし)」というのは偶然の産物かもしれない。プロ5年目に藤井は自身最多登板を果たし、王ダイエー初Vの歓喜の輪に加わった。今季、ホークスはリーグ連覇の夢は途切れた。先日のドラフト会議では支配下、育成含め計19人の新人を指名した。育成強化を掲げながら、求められるのは来季以降のチーム再建だろう。 思いのほか秋の訪れは早かった。【ソフトバンク担当 佐竹英治】

◆ソフトバンクの甲斐が13試合ぶりに打点を挙げた。0―0の七回、2死三塁で、早川の高めに浮いた2球目の直球を中前へはじき返した。均衡を破る一打に塁上で笑顔を浮かべた。 先頭のデスパイネが四球で出塁し、栗原の犠打、川島の一ゴロでつないだ好機を生かした。当たりは良くなかったが、五回の第2打席に続きセンター方向へしぶといバッティング。9月23日以来となる複数安打も記録した。 チームはリーグ連覇の可能性が無くなったが、クライマックスシリーズ(CS)進出に向け、負けられない試合が続く。前日12日は久しぶりに先発マスクを高谷に譲り、リフレッシュした効果が出たようだ。

◆楽天が今季初めてサヨナラ勝ちした。0―1の八回に鈴木大の犠飛で追い付き、九回1死満塁から岡島の適時打で試合を決めた。3番手の宋家豪が1回無失点で3勝目を挙げた。ソフトバンクは救援陣が粘れなかった。

◆ソフトバンクは八回、九回とリリーフ陣が粘れず、サヨナラ負け。試合後、工藤公康監督(58)が代表取材に応じた。主な一問一答は以下の通り。 --難しい展開だった 「みんな頑張って抑えようとして、それで四球を出しているというところなんだけど。もったいないといえばもったいないしね。結果はこちらの責任なので。四球では、いつもいっているけど何も生まれないので。まだまだ負けたからといって試合はあるので。勝っていくしかないのは変わりはないし。最終的にはうちの全部試合が終わってから、相手を待つことになるかもしれないけど。勝っていかないことには、その可能性がなくなってしまうので」 --マルティネスは7回無失点 「よかったです」 --106球で継投 「左で、一番は代打が出てくるかこないか、だった。ここのところ球数も投げていたので。きょうは少なめにいこうと。七回は本人がいくということだったので、いかせましたけど。ずっと長いイニングを投げてくれているので。確かに後ろを考えたら八回まで頼りたいという部分もあるんだけど。きょうは代える決断をしてリリーフに託しましたけど」 --八回は無安打で失点 「最後、森君が打たれたら仕方ない。八回の1点はノーヒットの1点なので。もったいないですね」 --打線も援護ができなかった 「きょうの早川君はよかったです。今までで一番というくらい。真っすぐも気持ちが乗って、体の動きもよかったし。気持ちも充実している感じで投げていたと思う。チャンスも少ないと思ったので、送りバントの選択もさせてもらったんですけど。それくらいよかったと思います。こういう勝負で勝ち切れないところが、私の責任というところです」 --藤井将雄さんの命日だっただけに勝ちたかった 「そういうのはまた、あいつにも報告にいくし。しっかり見てくれているので。ちゃんと報告したときに謝っておきます」 --1つ1つ、勝っていくしかない 「それしかないので。全てが決まるまで、試合をやる限りはファンの方が球場にきてくれるので、僕らは全力でやらないといけない。最低の義務だと思うので。そこができない人は試合に出なくていいと思うので。最後までしっかり戦っていきたいと思います」

◆楽天のドラフト1位ルーキー早川は7回4安打1失点と好投したが、打線の援護がなく10勝目はお預け。緩急をつけ、苦手としていた左打者には安打を許さなかったが、0―0の七回2死三塁から甲斐に中前へはじき返されて均衡を破られた。「2死だったので、やっぱりゼロで抑えたかった」と悔やんだ。 それでも22試合目で最多となる112球の力投でチームのサヨナラ勝ちを引き寄せた。「自分の役割をここ最近果たせていなかったので、そこは良かった」と前向きに捉えた。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
665217 0.559
(↓0.005)
-
(-)
8528
(+2)
479
(+8)
128
(+1)
42
(-)
0.251
(-)
3.360
(↓0.03)
2
(-)
ロッテ
625119 0.549
(↑0.004)
1.5
(↑1)
11551
(+8)
519
(+2)
115
(-)
102
(-)
0.243
(↑0.001)
3.680
(↑0.01)
3
(-)
楽天
625515 0.530
(↑0.004)
3.5
(↑1)
11498
(+2)
465
(+1)
100
(-)
45
(-)
0.246
(↓0.001)
3.380
(↑0.02)
4
(-)
ソフトバンク
556020 0.478
(↓0.004)
9.5
(-)
8517
(+1)
462
(+2)
121
(-)
85
(+1)
0.245
(↓0.001)
3.250
(↑0.02)
5
(-)
西武
516518 0.440
(↓0.003)
14
(-)
9495
(+2)
563
(+10)
104
(-)
83
(-)
0.241
(↓0.001)
4.030
(↓0.05)
6
(-)
日本ハム
496318 0.438
(↑0.006)
14
(↑1)
13415
(+10)
484
(+2)
69
(+1)
68
(+2)
0.232
(↑0.001)
3.420
(↑0.02)