広島(★3対9☆)DeNA =リーグ戦23回戦(2021.10.13)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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DeNA
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広島
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勝利投手:ピープルズ(3勝4敗0S)
敗戦投手:床田 寛樹(5勝4敗0S)

本塁打
【DeNA】佐野 恵太(17号・6回表ソロ),牧 秀悟(22号・6回表ソロ)

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◆DeNAが快勝。DeNAは3点ビハインドで迎えた5回表、4本の適時打などで一挙7点を奪い、逆転に成功する。続く6回には、佐野と牧の連続本塁打が飛び出し、リードを広げた。投げては、2番手・ピープルズが今季3勝目。敗れた広島は、先発・床田が5回に崩れた。

◆広島は6日中日戦から6連勝中。今日勝利すれば昨年10~11月以来の7連勝。また、9日巨人戦から失点数が1→1→0。広島が4試合連続1失点以下だと12年4月以来、球団9年ぶりの記録になる。

◆DeNAの4番牧秀悟内野手(23)が、セ・リーグの新人で単独3位に浮上する27本目の二塁打を放った。 5回2死一、二塁から床田寛樹の141キロツーシームを左中間へ運ぶ同点打。「佐野さんの犠牲フライで得点し良い流れで打席に入ることができました。前の2打席抑えられていたので、ランナーをかえすことができ良かったです」。後続も続き、この回一挙7得点で逆転に成功した。 これで並んでいた、98年坪井(阪神、現DeNA打撃コーチ)を抜いた。セ・リーグの新人で二塁打1位は1958年の長嶋茂雄(巨人)で34、2位は1998年の高橋由伸(巨人)で32。

◆DeNAの4番牧秀悟内野手(23)が、新人歴代9位タイとなる22号本塁打を放った。6回2死。3番佐野恵太に続き、2球目の141キロを左翼後方のネットに当てた。「打ったのはシュートだと思います。2死でしたが、佐野さんの本塁打のおかげで自分も勢いに乗ることができました」と喜んだ。 2者連続本塁打で50年深見安博(西鉄)69年田淵幸一(阪神)81年原辰徳(巨人)90年石井浩郎(近鉄)に並んだ。ライバル佐藤輝明(阪神)に1本差に迫り、球団記録の03年村田修一(横浜)の25本に3本差に迫った。 これで打点は67とし、54年広岡達朗(巨人)81年原辰徳(巨人)と並んで、セ・リーグ歴代9位タイと、こちらも10傑入りした。 5回には、セ・リーグの新人で単独3位に浮上する27本目の二塁打を放っていた。5回2死一、二塁から床田寛樹の141キロツーシームを左中間へ運ぶ同点打。「佐野さんの犠牲フライで得点し良い流れで打席に入ることができました。前の2打席抑えられていたので、ランナーをかえすことができ良かったです」。後続も続き、この回一挙7得点で逆転に成功した。 これで並んでいた、98年坪井(阪神、現DeNA打撃コーチ)を抜いた。セ・リーグの新人で二塁打1位は1958年の長嶋茂雄(巨人)で34、2位は1998年の高橋由伸(巨人)で32。 ▽DeNA三浦監督(牧に)「すごいですね。1、2打席目でやられた中で修正して、しっかりと4番の仕事をしてくれた」 ▽DeNA知野(5度目のスタメンで5回に適時打)「絶対打つんだと強い気持ちを持って打席に入りました。タイムリーになりうれしい」 ▽DeNA宮崎(5回に中前決勝2点打)「コンパクトなスイングで捉えることができました。みんながつないでくれた流れに自分も乗ることができました」

◆先発は広島床田、DeNA大貫。広島は3回、小園の先制の適時三塁打などで3点を先取。DeNAは3回まで2安打無得点。 DeNAは5回、一気に7得点を奪い逆転。6回には佐野、牧の2者連続アーチで2点を追加した。広島は4~6回まで無得点。 DeNAが大差で逃げ切った。ピープルズが3勝目。広島の連勝は「6」でストップし、借金は再び2桁の10に。床田は4敗目。

◆広島先発床田寛樹投手が4回2/3を投げ、今季ワースト7失点で4敗目を喫した。 4回まで無失点の力投も、雨が降り出した5回に暗転。打者一巡の猛攻を浴び、一気に7点を奪われた。左腕は「試合を壊しちゃったんで、申し訳ないです」と反省。 佐々岡監督は「いい入りで、スイスイと行くかなと思っていたけど。(5回を)ビッグイニングにしてしまうのは床田の悪いところ」と険しい表情。チームの連勝は「6」でストップ。3年ぶりのシーズン勝ち越しの可能性が消滅した。 ▽広島小園(8戦連続安打となる先制三塁打も)「今日も1本しか打っていなかったので、もっと試合の中で修正したい」 ▽広島坂倉(自身初シーズン規定打席到達に)「なかなかできることではないし、うれしく思うけど、レギュラーが確約された立場じゃない。1打席1打席に必死にやっていきたい」

◆DeNA牧秀悟内野手が、新人王を争う広島栗林の前で大暴れだ。 5回の第3打席。2死一、二塁から左中間へはじき返した。「たまたま(左翼手の視界に)光がちょうど入って、レフトが捕りづらい打球になってくれて、運がよかった」。幸運な同点二塁打は通算27本目。並んでいた98年坪井(阪神、現DeNA打撃コーチ)を抜いてセ・リーグ新人で歴代単独3位となった。 牧劇場は続く。6回に141キロシュートを左翼後方のネットにぶつけた。22号は69年田淵(阪神)81年原(巨人)らに並ぶ、新人本塁打プロ野球9位。11試合ぶりの1発は2者連続弾で「元々本塁打を打つタイプじゃないので意識してなかったが、佐野さんがいい形で打ってくれ、思いきっていけた」。4番に座り7試合目の初アーチ、初打点。「チャンスで打つのが4番だと思うので、打ててよかった」。67打点も54年広岡(巨人)81年原に並ぶセ新人9位だ。 同じ年のライバル、阪神佐藤輝に1本差に迫った。「いつ(佐藤輝が)開眼するか分からない。残り試合で引き締めて頑張りたい」。長風呂と入浴後のストレッチで体調を整えながら、残り8試合で最後の追い込みを図る。【斎藤直樹】 ▽DeNA三浦監督(牧に)「すごいですね。1、2打席目でやられた中で修正して、しっかりと4番の仕事をしてくれた」 ▽DeNA知野(5度目のスタメンで5回に適時打)「絶対打つんだと強い気持ちを持って打席に入りました。タイムリーになりうれしい」 ▽DeNA宮崎(5回に中前決勝2点打)「コンパクトなスイングで捉えることができました。みんながつないでくれた流れに自分も乗ることができました」

◆DeNAはBクラスが確定し、今季5度目のスタメン起用された3年目の知野直人内野手(22)が抜てきにこたえた。 二ゴロ、三振で迎えた5回1死満塁。初球の140キロのスライダーを左前に運んだ。「絶対打つんだと強い気持ちを持って打席に入りました。タイムリーになりうれしいです」。プロ通算3打点目を喜んだ。三浦監督は「満塁で積極的にいけて、結果につながったのはよかった」と目を細めた。

◆4試合ぶり、今季5度目のスタメンで起用されたDeNA知野直人内野手(22)が、抜てきにこたえた。2番遊撃で出場すると、第1打席は二塁ゴロ、第2打席は空振り三振と空回りした。 本領発揮となったのは5回の第3打席だった。1死満塁から左前適時打。床田の140キロのスライダーを初球から積極的に打ちにいった。「気持ちで打ちました。絶対打つんだと強い気持ちを持って打席に入りました。タイムリーになりうれしいです」。プロ通算3打点目に声をはずませた。 前日にクライマックス・シリーズ(CS)進出の可能性が消滅した。三浦大輔監督は試合前に「残り9試合で、若手に経験を積ませるということも考えていく。ボール自体も1軍の投手、打者は変わってくる。対戦はいい経験になる」と話していた。だが、こうも付け加えた。「でも競争ですから。何でもかんでも(チャンスを)与えるわけにはいかない」。当然のことながら、次につながる結果を出す必要に迫られていた。 三浦監督は試合後、知野の打撃について語った。「1、2打席目の内容はよくなかったが、満塁の場面で積極的にいけて、結果につながったのはよかった。本人の懸ける思いも強いと思う」。4回までの打撃結果に下を向かず、初球から打ちにいき、適時打とした精神の強さを評価した。 知野は高校時代、聖光学院から第一学院に転校し、BCリーグ・新潟をへて入団したプロ3年目の内野手だ。今季は5月にプロ初アーチを放ったが、五輪中断の7月15日に登録抹消。エキシビションマッチでは8月12日まで1軍に同行していたが、地元の新潟で行われた同15日の後半戦開幕時は2軍に降格していた。その後、ファームで結果を残して9月22日に1軍に再昇格したばかり。182センチ、85キロの大型内野手は、今回のチャンスをつかむべく、目の色を変えている。【斎藤直樹】

◆DeNA牧秀悟が、新人王を争う広島栗林の前で大暴れだ。 5回の第3打席。2死一、二塁から左中間へはじき返した。「たまたま(左翼手の視界に)光がちょうど入って、レフトが捕りづらい打球になってくれて、運がよかった」。幸運な同点二塁打は通算27本目。並んでいた98年坪井(阪神、現DeNA打撃コーチ)を抜いてセ・リーグ新人で歴代単独3位となった。 牧劇場は続く。6回に141キロシュートを左翼後方のネットにぶつけた。22号は69年田淵(阪神)81年原(巨人)らに並ぶ、新人本塁打プロ野球9位。11試合ぶりの1発は2者連続弾で「元々本塁打を打つタイプじゃないので意識してなかったが、佐野さんがいい形で打ってくれ、思いきっていけた」。4番に座り7試合目の初アーチ、初打点。「チャンスで打つのが4番だと思うので、打ててよかった」。67打点も54年広岡(巨人)81年原に並ぶセ新人9位だ。 同じ年のライバル、阪神佐藤輝に1本差に迫った。「いつ(佐藤輝が)開眼するか分からない。残り試合で引き締めて頑張りたい」。長風呂と入浴後のストレッチで体調を整えながら、残り8試合で最後の追い込みを図る。【斎藤直樹】

◆DeNAは0―3の五回に牧の二塁打で追い付き、宮崎の2点打で勝ち越すなど打者12人の猛攻で7点を奪って逆転。六回は佐野、牧の連続本塁打で加点した。ピープルズが3勝目。広島は床田が7失点と崩れ、連勝が6で止まった。

◆DeNAは0―3の五回に牧の二塁打で追い付き、宮崎の2点打で勝ち越すなど打者12人の猛攻で7点を奪って逆転。六回は佐野が17号ソロ、牧の22号ソロの連続本塁打で加点した。ピープルズが3勝目(4敗)を挙げた。 前日12日に12球団で最も早くクライマックスシリーズ進出の可能性が消滅してしまったDeNAが、意地の猛攻を見せた。3点を追う五回に6安打を集中し、今季最多に並ぶ1イニング7点を奪って逆転に成功した。 前日11日は広島投手陣の前にわずか2安打に終わり、今季11度目の零封負け。2年連続でCS進出を逃した。この日も9月の月間MVP左腕・床田の前に、四回までゼロ行進。先発の大貫は4回3失点で降板するなど、重苦しい空気が漂った。 しかし、迎えた五回1死から戸柱が左前打を放つと、大貫に代わって早くも代打で起用された関根も左前打。桑原が四球を選び、満塁の好機で「2番・遊撃」でスタメン起用された知野が左前適時打。「気持ちで打ちました!! 絶対打つんだと強い気持ちを持って打席に入った。タイムリーになりうれしい」と拳を握った。 勢いに乗った打線は、1年目の4番・牧がセ・リーグ新人歴代単独3位となる27本目の二塁打を放つなど、床田をノックアウトし一挙7得点。続く六回には佐野、牧の2者連発も飛び出し、強力打線が一気に広島投手陣に襲い掛かった。

◆広島は逆転負けで連勝が6で止まり、3年連続でシーズン勝率5割以下が決まった。佐々岡監督は「連勝をしてきてチームの状態は悪くない。しっかりと明日に集中して切り替えて」と視線を上げた。 三回に足を絡めた攻撃で3点を先行したが、五回に床田がつかまり、代わった菊池保も失点を重ねた。監督は「(床田は)連打されて、そこで精神的にむきになって高め、高め。それまでは低めにしっかりと丁寧に投げていたけど、力が入ったというか」と首をかしげた。打線も11残塁と攻めあぐねた。

◆広島の床田が8安打3四球で今季ワーストの7失点。五回途中でKOされ、4敗目を喫し「調子は別に悪くなかったけど、途中から右のインコースに投げ切れなかった。試合を壊しちゃったので、申し訳ない」と肩を落とした。 四回まで低めに強い球を集め、単打3本の快投を見せていたが、3―0の五回に暗転。2点を返され、なおも2死一、二塁。左翼手の西川は照明の光が目に入ったのか、牧の飛球をグラブに当てながら落球し、同点とされた(記録は適時二塁打)。続く宮崎には速球を中前へ運ばれて勝ち越しの2点打を許すと、ソト、細川に連続四球を与えるなど立て直せず、救援を仰いだ。

◆広島は今季初の7連勝を狙ったが3点差を逆転されて連勝は「6」で止まった。9月月間MVPに輝いた先発・床田は4回?を8安打7失点で今季4敗目。試合後の佐々岡監督の主な一問一答は以下の通り。 ──床田は四回までは3安打投球 「いい入りをしていたし、好調なところを出してくれていた。スイスイといくかなと思った」 ──五回につかまり7失点 「粘りというか、連打されて、精神的にムキになって高め、高めとなった。それまで低めにしっかりと丁寧に投げていたが力が入った。連打でビッグイニングになってしまうのが床田の悪いところ。そこを最少失点にできれば勝てる投手になっていく」 ──四回2死満塁で登板した2番手・菊池保は1回?を4安打2失点。継投は 「う~ん、まあ、五回までというか、こっちの順番というのはある。キクもああいうところでしっかり自分の仕事をしてほしい」 ──連勝が6で止まった 「(三回に)足絡めて3点先制して雰囲気はよかったが、四回に(1死二、三塁の好機を生かせず攻撃が)止まって嫌な流れになった。1点でも取っておけばというのはある」 ──残り10試合 「チームの状態は悪くない。明日に集中して切り替えたい」

◆クライマックスシリーズ進出の可能性は前日12日に絶たれたが、黄金ルーキーのバットは止まらない。8-3の六回。DeNA・牧秀悟内野手(23)は、17号ソロを放った3番・佐野に続き豪快な2者連発。1969年の田淵幸一(阪神)、81年の原辰徳(巨人)らに並んで新人歴代9位となる22号を左翼席にたたきこんだ。 「いい感じで振れた。佐野さんが、いい形でつないでくれたので自分も思い切っていけた」 菊池保の内角球を巧みにさばくと、左翼手・西川が数歩で追うのを諦めた。左脚負傷で登録を外れたオースティンに代わり、6日に球団新人61年ぶりとなる「4番」に入ってから初の一発。新人王を争う阪神・佐藤輝を既に打率、打点で上回っていたが、ついに本塁打でも1本差に迫った。 六回には22号ソロ。牧はナインの迎えにニッコリ 2―3の五回2死一、二塁では飛球が照明と重なる幸運な形で適時二塁打をマークした。二塁打は今季27本目。長嶋茂雄(巨人、58年)の34本、高橋由伸(同、98年)の32本に次いでセ・リーグ新人単独3位の記録となった。 シーズン終盤まで好調を維持する秘訣(ひけつ)はシンプル。「よく食べて、よく寝ること」。風呂に入るのが大好きで、入寮後は交代浴にドはまり。昨年までの中大時代より長く湯船につかり、安眠につなげている。 ルーキーイヤーは残り8試合。新人王を目指し、最後まで全力で駆け抜ける。(浜浦日向)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
694616 0.600
(↑0.004)
M8
(↑1)
12579
(+3)
464
(+1)
133
(+1)
69
(+1)
0.256
(-)
3.320
(↑0.02)
2
(-)
阪神
72548 0.571
(-)
2.5
(↓0.5)
9509
(+2)
495
(+2)
118
(+1)
108
(+1)
0.247
(-)
3.440
(↑0.01)
3
(-)
巨人
595819 0.504
(-)
11
(↓0.5)
7516
(+2)
509
(+2)
159
(-)
65
(-)
0.243
(-)
3.570
(↑0.01)
4
(-)
広島
566611 0.459
(↓0.004)
16.5
(↓1)
10505
(+3)
552
(+9)
110
(-)
61
(+1)
0.263
(-)
3.860
(↓0.04)
5
(-)
中日
536816 0.438
(↓0.004)
19
(↓1)
6392
(+1)
459
(+3)
69
(-)
57
(-)
0.238
(-)
3.230
(-)
6
(-)
DeNA
526815 0.433
(↑0.004)
19.5
(-)
8537
(+9)
591
(+3)
135
(+2)
30
(-)
0.257
(↑0.001
4.190
(↑0.01)