広島(☆3対0★)DeNA =リーグ戦22回戦(2021.10.12)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
DeNA
0000000000210
広島
00010002X3711
勝利投手:九里 亜蓮(12勝7敗0S)
(セーブ:栗林 良吏(0勝1敗32S))
敗戦投手:東 克樹(0勝2敗0S)

本塁打
【広島】鈴木 誠也(34号・8回裏2ラン)

  DAZN
チケットぴあ 広島戦チケット予約 DeNA戦チケット予約

DAZN

◆広島が6連勝。広島は4回裏、鈴木誠の適時二塁打で先制に成功する。そのまま迎えた8回には、鈴木誠が今度は2ランを放ち、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・九里が7回1安打無失点の好投で今季12勝目。敗れたDeNAは、力投した先発・東を打線が援護できなかった。

◆序盤は広島九里、DeNA東の投手戦。九里は3回まで3四死球も無安打無失点。東は3回まで1人の走者も出さない立ち上がり。 広島は4回1死からチーム初安打の小園から西川、鈴木誠の3連打で1点を先制。先発九里は6回まで1安打投球。 8回に鈴木誠の2ランで突き放した広島が今季最長タイの6連勝。九里が12勝目。栗林が歴代新人単独2位の32セーブ。DeNA東が2敗目。

◆DeNAが広島に敗れ、クライマックス・シリーズ(CS)進出の可能性が消滅した。 今季2度目の登板となった先発の東克樹投手が、7回106球で5安打8奪三振1失点と好投。しかし、8回には2番手のエスコバーが鈴木誠に左越え2ランを浴びた。打線は2安打しか打てず、今季11度目の完封負けを喫した。 三浦大輔監督の1年目は、134試合目でBクラスが確定した。

◆DeNAは今季11度目の完封負けを喫し、CS進出の可能性が完全に消滅した。 左肘の手術から2度目の登板となった東が7回5安打1失点と好投も、打線が散発2安打。エンドラン失敗など2併殺もあり三浦監督は「細かいミスもありながら、そのへんがまだまだ課題ですね」。就任1年目のBクラス決定には「結果として現れますから。受け入れて、まだ試合が残っていますから、また明日やるだけです」と話した。

◆広島鈴木誠也外野手が34号2ランなどチーム全3打点をたたき出した。 4回に先制の左越え二塁打を放ち、さらに1点リードの8回には勝負を決める1発を左翼席にたたき込んだ。「コンパクトに振った結果が、スタンドに入ってくれたので良かったです」。9月9日以来の猛打賞で、リーグ首位打者に再浮上した。

◆広島九里亜蓮投手が7回1安打無失点でリーグトップタイの12勝目を手にした。 初回のピンチを切り抜けると、尻上がりに調子を上げた。許した安打は4回の二塁打1本のみだ。次回は中5日で18日阪神戦の先発が見込まれる。「(最多勝を)取りたい気持ちはありますけど、1試合1試合任されたところで自分のピッチングをしていくだけだと思います」。自身初タイトルへ、登板間隔を詰めて残り3試合の先発が予想される。

◆DeNAが広島に敗れ、クライマックス・シリーズ(CS)進出の可能性が消滅した。今季2度目の登板となった先発の東克樹投手が、7回106球で5安打8奪三振1失点と好投。しかし、8回に2番手のエスコバーが鈴木誠に左越え2ランを浴びた。打線は2安打のみで今季11度目の完封負けを喫した。 三浦大輔監督は打線について「結果やられましたから。細かいミスもありながら、そのへんがまだまだ課題ですね」と振り返った。2度の無死一塁を併殺でつぶした。安打が出ない際の打開策には「転がすところは転がす。進めるところは進めるという、小さな積み重ねだと思う」と進塁打の意識を高める必要性を語った。 就任1年目は、134試合目でBクラスが確定。「結果として表れますから。受け入れて、まだ試合が残っていますから、また明日やるだけです」と話した。

◆広島の守護神栗林良吏投手(25)が、球団新記録となる15試合連続セーブを樹立した。 3点リードの9回に登板。先頭に四球を許すも、無失点で締めた。お立ち台で隣の鈴木誠に指示されたのか「フォーーー!」と喜びを表現。新記録には「チームのみなさんが良い場面でつないでくれた結果。僕は何もしていない。本当にチームに感謝したいです」と謙虚に頭を下げた。 新人王を争う牧との直接対決を制した。無死一塁から内角低め149キロ直球で右飛に封じた。「どのバッターでも全力で抑えにいっているので、牧選手を意識せずに、1人の打者として勝負することができた」。自身の登板数と牧の出場試合数を引き合いに「与えられる場面が牧くんと比べても少ない。そういう意味でもしっかり1戦1戦やっていきたい」と引き締めた。 前日11日のドラフト会議では、うれしいニュースが届いた。昨季までトヨタ自動車でともに戦った1学年下の後輩の中村健人外野手(24)が、広島に3位で指名された。「やっぱりうれしいのが一番。また一緒にやれる」と笑顔。指名後には「おめでとう。何かわからないことがあれば協力するよ」と連絡したという。旧知の仲間が加わることは何よりの励みとなった。 これで22試合連続無失点で、新人歴代単独2位となる32セーブ目。残り試合へ「どの試合でも、どういう場面でも、1試合でも多く投げて貢献していきたい」。チームの今季最長タイの6連勝に導き、6月10日以来の借金1桁台となる「9」まで減らした。3位巨人には5ゲーム差だ。鉄壁の剛腕が、チームの快進撃を、一番後ろで支えている。【古財稜明】 ▽広島佐々岡監督(栗林の新記録に)「偉大な大野さんの記録を抜いたのは素晴らしいこと」

◆広島の鈴木誠が0―0の四回に適時二塁打を放ち、均衡を破った。1死から小園、西川の連打でつくった一、二塁。フルカウントから東の外寄りの抜いた球にやや体勢を崩されながらも、うまくバットに乗せて左に運んだ。「打ったのはチェンジアップ。先制することができてよかった」と話した。 3日のヤクルト戦から3試合、先発を外れたが、復帰後も圧倒的な存在感で打線を先導。六回は投手強襲の内野安打で複数安打とした。 2年ぶりの首位打者のタイトルも視界に入る。「取れたらいいけど、それよりも試合に出られていない方が嫌。なるべく欠場しないように、しっかりとしたコンディションでやりたいと思う」。チームの顔として、最後まで戦い抜く覚悟だ。

◆広島が6連勝。鈴木誠が四回に先制の二塁打、八回には34号2ランを放った。4投手による無失点リレーで、7回1安打の九里がリーグトップの12勝目を挙げ、栗林は32セーブ目。DeNAは打線が沈黙し、今季の4位以下が決定。

◆広島のドラフト1位・栗林良吏投手(25)=トヨタ自動車=が1990年の与田(中日)を抜き、新人歴代単独2位となる今季32セーブ目を挙げた。 「監督さんを含めスタッフの方々、先発ピッチャー、野手の方々がいい場面でつないでくれた結果。僕は何もしていない。チームに感謝したい」 3─0の九回にマウンドへ。先頭・佐野を四球で歩かせたが、動じなかった。新人王を争うライバルの牧を149キロの直球で力のない右飛に打ち取ると、宮崎をカットボールで空振り三振、最後はソトをカーブで二ゴロに仕留め、3点のリードを守った。 これで自身の持つプロ野球新人記録の登板試合連続セーブを「15」に伸ばし、1991年に大野が記録した「14」を抜き球団新記録を樹立した。リーグ戦の残り11試合でDeNA・山崎(2015年)の新人歴代1位の37セーブ、さらには佐々木(横浜)が1997年に記録したプロ野球歴代3位の登板16試合連続セーブを狙う。

◆広島の栗林が九回を無失点で締め、1991年にマークした大野と並んでいた連続セーブの球団記録を15試合に更新した。「いい場面でつないでくれた結果。チームに感謝したい」としみじみと語った。 先頭の佐野に四球を与えたが、カットボールを軸に牧を右飛、宮崎を空振り三振、ソトは初球のカーブで二ゴロに打ち取った。今季32セーブ目で、新人では90年の与田(中日)を抜いて単独歴代2位となった。

◆DeNAは零敗でクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消滅した。9試合を残しての〝終戦〟に、三浦監督は「結果として表れているので。受け入れて、またやるだけ」と言葉を絞り出した。 一回は無死一塁の楠本の打席でエンドランを仕掛けたが、空振り三振と二盗失敗で併殺。五回無死一塁でもエンドランで打者の戸柱が二飛、走者の柴田が戻れずに併殺と拙攻が続いた。三浦監督は「細かいミスもあった。その辺は課題ですね」とため息をついた。

◆広島が今季最長タイの6連勝を2安打の完封勝利で飾った。先発の九里が7回1安打無失点でリーグトップタイの12勝目。鈴木誠が34号2ランを含む3安打3打点。栗林が球団新記録の登板15試合連続セーブを挙げ、プロ野球新人歴代2位の32セーブ。3人のヒーローインタビューは以下の通り。 ──チームが5連勝中でカード頭に登板 九里「とりあえず、先に点を与えないように、それだけを思って投げていました」 ──7回1安打無失点の好投 「いいピッチングができて良かったと思います。ある程度低めに集めることができたのでその辺だと思う」 ──最多勝争い 「1試合1試合、勝てるようにいいピッチングをして、何とか勝てるように頑張ります」 ──続いては鈴木誠選手。四回の先制のシーン 鈴木誠「(九里)亜蓮さんが頑張っていたので、何とか先制点が取れてよかった」 ──八回にはエスコバーから左翼へダメ押しの34号2ラン 「球が速かったので空振りした時に厳しいな、と思ったが、コンパクトに振った結果、スタンドに入ってくれてよかったです」 ──打率・323で首位打者浮上。(4歳下)坂倉とのタイトル争い 「僕は1度(2019年に首位打者を)取らせてもらったので、〝坂倉さん〟に取ってもらえたらいい。僕は首位打者より今日みたいにいいところでたくさん打てればいいと思っています」 ──では32セーブ目を挙げた栗林投手 栗林「八回に誠也さんがホームランを打ってくれたので楽な気持ちで上がったが、先頭にフォアボールを出してしまったのでみんなに申し訳ないと思っている ──1回無失点 「キャッチャーの石原がカットボールをチョイスしてくれていい球がいった。キャッチャーのリードのおかげでゼロに抑えることができました」 ──新人歴代2位の32セーブ、球団新記録の登板15試合連続セーブ 「監督さん含め、スタッフの方々、先発ピッチャー、野手の方々がいい場面でつないでくれたおかげ。僕は何もしていない。チームに感謝したい」 ──無死一塁では新人王を争う牧と対戦し、右飛に打ち取る 「どのバッターも全力で抑えにいっているので牧選手を意識せずに、1人のバッターとして勝負することができたのかなと思います」

◆広島が今季最長タイの6連勝を2安打の完封勝利で飾った。試合後の佐々岡監督の主な一問一答は以下の通り。 ──九里が7回1安打無失点。DeNA・東との投手戦に勝った 「九里が初回、(先頭・桑原に)死球を与えてリズムが悪くなったけど、何とか粘って立ち直ってくれた。粘り強く投げて修正できたから七回までいけた。緊迫戦の中で、相手に点をやらない、粘り強い投球ができていた」 ──1─0の八回2死一、三塁でスイッチしたバードが楠本を見逃し三振 「こういうところで使っていかないといけない。助っ人として。バードも必死だと思う。こっちも1点もやれない状況で必死だった。6連戦ではないのでつぎ込めた」 ―栗林は登板15試合連続セーブを挙げ、大野の球団記録を抜いた 「開幕から1試合のみ、失敗は。すばらしい投球をしてくれている。偉大な大野さんの記録を抜いて、すばらしいことだと思います。きょう、本人と話して、記録のことはこだわりはないということだった。でも、きょうは絶好のチャンスだった」 ──鈴木誠は3安打3打点。さすがの仕事 「(1─0の八回1死二塁の2ランのシーンは)もしかして歩かされるかと思ったけど、勝負してくれた。インコースを一発で仕留めるのはさすがだなと思います」 ──6連勝で借金は9 「連勝はいいこと。残り試合、1つ1つ変わりなくやるだけです」

◆DeNA・三浦大輔監督(47)が、来季も続投することが12日、分かった。来季が2年契約の2年目。この日の広島戦(マツダ)に今季11度目の零封負けで、4位以下が確定。クライマックスシリーズ(CS)進出はなくなったが、低迷からの巻き返しを託される。 就任1年目の今季は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府の入国制限によりオースティン、ソトら外国人選手の来日が遅れ、開幕から6連敗。直後にも10連敗と3、4月だけで借金15と大きくつまずいた。 だが、交流戦では球団史上最高順位に並ぶ3位に入り、戦力が整い始めた5月以降は45勝47敗11分け。ルーキーで開幕からスタメンに登用した牧が、打率・293、21本塁打、65打点の活躍で球団の新人記録を次々と塗り替えるなど好材料もあった。指揮官は「結果としては表れますが、また明日からやるだけ」と残り9試合も全力を尽くす。

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
684616 0.596
(↓0.006)
M9
(-)
13576
(+2)
463
(+3)
132
(+1)
68
(-)
0.256
(-)
3.340
(-)
2
(-)
阪神
72547 0.571
(↑0.003)
2
(↑1)
10507
(+2)
493
(+1)
117
(-)
107
(+1)
0.247
(-)
3.450
(↑0.02)
3
(-)
巨人
595818 0.504
(↓0.005)
10.5
(-)
8514
(+1)
507
(+2)
159
(-)
65
(-)
0.243
(↓0.001)
3.580
(↑0.02)
4
(-)
広島
566511 0.463
(↑0.005)
15.5
(↑1)
11502
(+3)
543
(-)
110
(+1)
60
(+1)
0.263
(-)
3.820
(↑0.03)
5
(-)
中日
536716 0.442
(↑0.005)
18
(↑1)
7391
(+3)
456
(+2)
69
(-)
57
(+1)
0.238
(↓0.001)
3.230
(↑0.02)
6
(-)
DeNA
516815 0.429
(↓0.003)
19.5
(-)
9528
(-)
588
(+3)
133
(-)
30
(-)
0.256
(↓0.001)
4.200
(↑0.01)