ロッテ(★2対3☆)楽天 =リーグ戦24回戦(2021.10.07)・ZOZOマリンスタジアム=
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楽天
0101000013511
ロッテ
1100000002711
勝利投手:宋 家豪(2勝3敗4S)
(セーブ:安樂 智大(3勝2敗1S))
敗戦投手:益田 直也(1勝6敗36S)

本塁打
【楽天】鈴木 大地(10号・2回表ソロ)
【ロッテ】荻野 貴司(10号・1回裏ソロ)

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◆楽天が接戦を制した。楽天は1-2で迎えた4回表、島内が適時打を放ち、同点とする。そのまま迎えた9回には、2死二塁から渡邊佳の適時二塁打が飛び出し、勝ち越しに成功した。投げては、2番手・宋家豪が今季2勝目。敗れたロッテは、3番手・益田が誤算だった。

◆ロッテのブランドン・レアード内野手(34)は今季25本塁打のうち楽天戦で9本。ロッテの選手が同一カードで10本以上は、16年にソフトバンク戦で10本打ったデスパイネが最後。レアードが球団5年ぶりの同一カード10発を目指す。

◆ロッテ荻野貴司外野手(35)が2試合連続で初回先頭打者本塁打をかっ飛ばした。 初回無死、楽天則本昂の1-1からのフォークを左翼席へ運んだ。自己最多タイに並ぶ10号ソロで、チームに勢いをつけた。 先頭打者本塁打は2試合連続で、今季6本目。佐々木朗の登板日にはこれで4本目の先頭打者アーチになった。

◆楽天鈴木大地内野手(32)がロッテ佐々木朗から2年ぶり3度目の2桁本塁打となる10号ソロを放った。 1点を追う2回1死、初球は外角、2球目は内角と2球直球を見逃し、2ストライクと追い込まれた3球目。内角からやや中に入った156キロ直球を逃さず、右翼テラス席を放り込んだ。13試合ぶりの1発で、19年の自己最多15本以来の2桁本塁打に到達した。「打ったのはストレート。風ですね。勝てるように頑張ります」と淡々と振り返った。 佐々木朗とはこれまで5打数無安打。6度目の対戦での初安打が一時同点の1発となった。

◆プロ車いすテニスプレーヤーで、東京パラリンピック金メダリストの国枝慎吾(37)が7日、ロッテ-楽天24回戦(ZOZOマリン)で始球式を務めた。 車いすで登場し、マウンド前からの見事なストライク投球でファンをわかせた。球団を通じ「始球式をさせていただき、非常にうれしい思いです。アナウンスを聞いてスタジアムに入場すると、テニスの試合とは違ったアドレナリンが出てきました。子どものころからのあこがれもありましたので、一生の思い出になりました」とコメントを寄せた。 この日は「麗沢大学サンクス・ナイトゲーム For ALL」として開催され、同大卒業生の国枝が始球式に参加した。

◆楽天島内宏明外野手(31)が"令和の怪物"に脱帽した。 1点を追う4回無死二塁、ロッテ佐々木朗の内角155キロ直球を右翼線へはじき返し、同点の適時二塁打を放った。リーグトップの91打点目をマークしたが、球団を通じ「佐々木君、君は化け物か?」と真顔でコメント。この打席が7度目の対戦で7打数2安打とした。

◆楽天則本昂大投手(30)が7回120球5安打11奪三振2失点の熱投で、ロッテ佐々木朗との投げ合いを同点のまま終えた。 出ばなをくじかれた。1回、荻野に先頭打者弾を打たれ先制を許す。追いついてもらった直後の2回にも岡に勝ち越し打を打たれ、不安定な立ち上がり。 それでも140キロ後半のカットボール、鋭く落ちる宝刀フォークを駆使し、根気強く試合を作る。6回まで毎回走者を出すも、得点は許さない。同点の7回も3者凡退で抑え、最後は雄たけびを上げた。 先発予定の1日ロッテ戦が雨天中止となり、中12日と間隔が空いての登板となっていた。

◆ロッテ佐々木朗、楽天則本昂の先発。ロッテは初回、荻野の10号ソロで先制。同点とされた2回は岡の適時二塁打で勝ち越した。 楽天は4回、島内の適時二塁打で同点に。ロッテは中盤に得点できず、2-2の同点のままで試合は終盤に入った。 佐々木朗は7回2失点で降板。試合は同点の9回、楽天が渡辺佳の適時二塁打で勝ち越し。ロッテ益田が6敗目を喫した。

◆ロッテ佐々木朗希、楽天則本昂大の両先発が7回2失点と好投。楽天が9回表に渡辺佳の適時打で勝ち越し。安楽が締め逃げ切った。 2位のロッテは8回の走塁死で流れを渡してしまった。首位オリックスが勝利したためゲーム差は1・5に広がった。

◆3位楽天が2位ロッテに土壇場で勝ち越し、ゲーム差を3に縮めた。 同点の9回2死二塁、渡辺佳がロッテの守護神益田から左越えの勝ち越し二塁打を放った。 9回は7年目の安楽が抑え、プロ初セーブを挙げた。 今季初のヒーローインタビューを受けた渡辺佳は「何とかチャンスだったのでいいところで打ちたいなと思っていたので、その気持ちが伝わったかなと思います」と決勝打を振り返り、「まだまだ優勝の可能性もあると思うので、1戦1戦勝てるように頑張っていきます」と力を込めた。 この日勝利した首位オリックスとは4・5ゲーム差。

◆2位ロッテの連勝が3で止まった。2-2の9回、守護神益田直也が3連投のマウンドへ。しかし2死二塁、楽天渡辺佳の打球がわずかに左翼荻野の頭を越え、決勝点に。井口資仁監督(46)は「うちは全力で勝ちに行った結果ですから」と切り替えるしかなかった。 難敵の楽天則本昂に、荻野が2日連続の先頭打者弾で勢いを付けた。2回にも岡の適時二塁打で加点。しかし、その後はホームが遠かった。「そう簡単に点を取れる投手じゃないので。本当に長いイニングを放られてしまったという感じ」と井口監督。11三振を奪われ、1死からの連続三振が3度。流れを止められた。 佐々木朗はしっかり投げ合った。腰の張りが癒え、約1カ月ぶりの実戦登板。初回から158キロを投げ3者凡退に抑えるなど、不安の声を一蹴した。自身の悪送球などもあったものの7回2失点。指揮官も「いろいろ課題はありますけど、しっかりゲームは作ってくれた」と一定の評価をした。リカバリー次第ながら、次回は中6日での先発登板も視野に入る。 完敗ではない。ただ、首位オリックスとは再び1・5ゲーム差に開いた。逆転優勝は、12日からの直接対決3連戦にかかる。そこまでの3試合で、1・5ゲーム差以内を守れるか。勝つしかない。【金子真仁】

◆大丈夫なのか-。不安視する声を、ロッテ佐々木朗希投手(19)はプレーボール直後から一蹴した。 前回対決で1発を浴びた楽天の1番山崎剛に、154キロから入る。157キロを続け、2球連続ファウル。ボール球を使わず、142キロフォークを落として空振り三振。これまでと変わらぬ球威だった。 腰の状態は? 登板前日の6日、質問への答えはひと言だった。 「大丈夫です」 9月23日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で予告先発となっていたが、当日に腰の張りで登板を回避した。その後、2軍での調整が続いた。実戦マウンドは9月10日以来。その間のブルペン投球の様子も、チーム関係者しか立ち会っていない。本人は「実戦的なところは分からないですけど、キャッチボールやブルペンではそんなに悪くないかなと」と話した。さて、どんな球を-。 集まる注目に"問題なし"と言わんばかりに投げ続けた。3番浅村の初球にプロ入り後最速タイの158キロ。初回は直球を9球投げ、平均球速は156・6キロ。前回登板よりも約1キロ速くなった。 本人が「実戦的なところ」と話す部分では2回1死、追い込んでからの直球が甘く、鈴木大に同点弾を浴びた。4回には捕逸も絡んで2失点目。7回には投ゴロを一塁に悪送球し、ピンチを招いた。井口資仁監督(46)も「いろいろ課題はありますけど」としながら「しっかりゲームは作ってくれたと思います」と、復帰戦での7回2失点に一定の評価。佐々木朗本人も野手に感謝しながら「最低限の仕事はできたかなと思います」と振り返った。 シーズンは残り16試合。翌週には8連戦もあり、シビアさもさらに増す。井口監督は5日時点で佐々木朗について「残りはしっかりと週1回投げることになると思うので」と話しており、リカバリー次第では次回は中6日の登板もある。この先は、最低限ではなく"文句なし"が求められる段階だ。まずはこの夜、逆転Vへの戦力として名乗りを上げた。【金子真仁】

◆水を得た怪物が、最終回に輝いた。楽天安楽智大投手(24)が7年目でプロ初セーブを挙げた。 故障中の守護神松井に代わり、1点差の9回に登板。27球を要し2死一、二塁とするも、最後は151キロの直球でロッテ荻野を二ゴロに打ち取った。「今までやってきたことを信じて9回だからと守らず、攻める気持ちで投げました」。今季2度目の3日連続登板も乗り越え、試合終了とともに叫んだ。 苦しんだ。済美2年時に157キロを計測。2年センバツで772球を投じて準優勝し、14年ドラフト1位でプロ入りした。エース候補として嘱望されたが故障も度重なり18、19年は未勝利。同年10月には右肘のクリーニング手術を受けた。「結果を出さないと今までやってきたことが否定されてしまうのは仕方ない。僕には僕にしか分からない苦しさもある」と周囲の期待は痛いほど刺さった。 腹を決めた。19年のシーズン後半、救援で1軍登板し「今までは『先発しか絶対無理やろ』と。でも、1軍にいないと仕事ができない」と強く思った。球速へのこだわりは「155キロを投げたから1位になれるスポーツじゃない」と横に置き、19年オフにカットボールを磨いた。同僚の則本昂や、オフに参加した愛媛県人会では元ヤクルトの岩村明憲氏にも助言を受けた。昨季は中継ぎで27試合に登板。今季もビハインド、同点、リード時とステップアップし、54試合目で初の代役守護神を担った。 "令和の怪物"佐々木朗から打線が2得点。9回に勝ち越し、残り14試合で首位オリックスに4・5ゲーム差。「チーム、リリーバー全員で手を取り合いながら一生懸命頑張りたい」と紆余(うよ)曲折を経た怪物が、逆転優勝へ最後のピースを埋める。【桑原幹久】 ▽楽天石井GM兼監督(プロ初セーブの安楽に)「緊張した顔して帰ってきたけど、そういうものを乗り越えて成長していく。安楽なくしてこういう戦い方できていない。すごく感謝しています」

◆ロッテ荻野貴司外野手が前日に続く初回先頭打者本塁打。2試合連続の初回先頭打者弾は今年の桑原(DeNA)がいるが、パ・リーグでは10年9月18、19日片岡(西武)以来14人、16度目のタイ記録。 球団では71年8月7、8日山崎、07年6月3、5日西岡に次ぎ3人目。荻野は35歳11カ月で、80年山崎(西武)の33歳3カ月を上回る史上最年長での2試合連続先頭打者弾だった。 ▼初回先頭打者本塁打は今季6本目で、そのうち4本が佐々木朗の先発試合。同じ先発投手の試合でシーズン4本も先頭打者本塁打を打ったのは、78年ヒルトン(ヤクルト)が松岡の先発時に5本、92年佐々木(ダイエー)が村田の先発時に4本打って以来、29年ぶり3度目。

◆悔しさを、白球にぶつけた。楽天渡辺佳明内野手(24)が7日、ロッテ24回戦(ZOZOマリン)の9回にロッテ守護神の益田から値千金の決勝打を放った。今季は開幕1軍入りも4月下旬からファーム暮らしが続いた。9月上旬に再昇格。持ち前の打棒を発揮し、同下旬からスタメンに定着した。2位ロッテに3ゲーム差と詰め、残り14試合で首位オリックスとは4・5ゲーム差。勝負強さが売りの3年目が、逆転優勝へ望みをつないだ。魂の声が、ボールに届いた。渡辺佳が打った瞬間に叫んだ。打球は後方へ追う前進守備の左翼荻野のグラブをかすめて落ちた。同点の9回2死二塁。益田の外角直球を捉え、決勝点を奪った。「ストレートもシンカーもすごくいい投手。可能性のあるストレートを打ちました。チャンスだったので何とかいいところで打ちたいなと思っていたので、その気持ちが伝わったかなと思います」。二塁上で右拳を力強く挙げ、守護神に天を仰がせた。 輝く瞬間を待ち続けていた。3年目の今季は開幕1軍入り。8試合でスタメン起用されるも期待に応えきれず、4月22日に出場選手登録を抹消された。再昇格は9月4日。4カ月半、日々太陽の日を浴びながら、バットを振り続けた。「すごく悔しい気持ち。すぐに上がりたいという気持ちもあって、焦りもありましたが、自分のやれることをしっかりとやりながら上がれるのを待ちました」。 打撃の形を一から見直した。「開幕当初は軸がぶれたり、自分のスイングができなかったことが多々ありました」。大村ファームディレクターから教わった、ヤクルト青木を参考にしたレベルスイングを継続。「打席内でその場で回って打ったり、決め球を自分の中で整理して打席に入ることをやってきました」。5日ソフトバンク戦ではプロ初の4安打を放つなど、9、10月は36打数14安打、打率3割8分9厘と絶好調。地道に取り組んできたことが成果に表れてきた。 石井GM兼監督も「なかなか本来の積極性でなかったけど、この終盤にきて、スタメンで使ったときに自分の居場所を確保しようと必死になっているのが今はいいと思います」と称賛した。得点圏打率が1年目の19年は3割9分3厘、昨季は4割5分。今季は1割6分7厘にとどまるが「あんまり気にしなかったので、今日は今日という気持ちで打ちました」と意に介さない。シーズン最終盤の今こそ、本領発揮だ。【桑原幹久】

◆先発のロッテ・佐々木朗希投手(18)が、一回に自己最速タイの158キロ直球を2度投じた。 一回2死から3番・浅村への初球と6球目にマーク。初球は見逃しストライク、カウント2-2からの6球目は遊ゴロだった。

◆ロッテ・荻野貴司外野手(35)が、2試合連続今季6本目の先頭打者本塁打をたたき出した。「1番・左翼」でスタメン出場し、一回に楽天先発・則本から左越え10号ソロを放った。 荻野はプロ12年目の今季、開幕から全127試合スタメン出場。リーグトップの153安打をマークしている。7日は佐々木朗希投手(19)が先発。〝令和の怪物〟が先発した試合では、実に4本目の先頭打者本塁打となった。

◆楽天が競り勝った。2―2の九回2死二塁で渡辺佳の適時二塁打で1点を勝ち越した。2番手の宋家豪が2勝目を挙げ、7年目の安楽がプロ初セーブ。ロッテは佐々木朗が7回2失点と好投したが、打線が三回以降はつながらなかった。

◆復調を告げる自己最速タイの158キロ。先発の佐々木朗が立ち上がりの一回に、楽天・浅村へ快速球を2球投じた。 腰の張りを訴え、9月23日ソフトバンク戦(ゾゾマリン)の登板を回避。2軍での調整を経て臨んだ1カ月ぶりの登板は、偶然にも? 3試合続けて楽天戦となった。 試合前は「自分のできることを精いっぱいやりたい。自分から崩れることのないように」と意欲十分。浅村へ投じた2球の158キロは初球が見逃しストライク、カウント2-2からの6球目で遊ゴロに打ち取った。 直後に打線の援護を得た。荻野が2試合連続で今季6本目の先頭打者本塁打を放った。今季、佐々木朗が登板した試合では実に4本目の先頭弾。荻野は「ホームランはたまたまですけど、また朗希の試合で打っちゃいましたね(笑)」と左越え10号ソロに笑顔を浮かべた。 佐々木朗は自身のプロ3勝目と本拠地初勝利、チームの4連勝を目指して、六回まで毎回の8三振を奪った。2-2の七回無死で、茂木の投ゴロを捕球後に一塁悪送球。1死三塁のピンチを迎えたが、辰己を二直、太田を遊ゴロに打ち取り、7回を4安打2失点でマウンドを降りた。 チームは九回に勝ち越されて敗戦。佐々木朗に勝敗はつかなかったが、試合前の時点でプロ通算95勝を挙げている楽天・則本と互角に投げ合った。(山口泰弘)

◆楽天の安楽がプロ7年目で初セーブを挙げた。味方が3―2と勝ち越した九回に登板。2死一、二塁のピンチを招いたが、荻野をフルカウントから外角速球で二ゴロに仕留め「九回だからといって守りにいくということはなく、攻める気持ちで投げた」と胸を張った。 今季は開幕当初から中継ぎの一角としてアピールを重ね、勝ちパターンの継投を担うまでに成長した。54試合に登板して防御率1・55。石井監督は「本当に安楽なくして、シーズンでこういう戦い方はできない。すごく感謝している」と称賛した。

◆ロッテ・佐々木朗希投手(19)が1カ月ぶりの登板で、公式戦自己最速タイの158キロを2度計測するなど7回4安打2失点=写真。7度目の登板で本拠地初白星はならなかったが、復活を印象づけ「最低限の仕事はできたかな。野手の皆さんにたくさん助けてもらいました」と振り返った。 腰の張りを訴え、9月23日のソフトバンク戦登板を当日に回避。出場選手登録を外れ、状態が心配されていた。2-1の四回に浅村と島内の連打で同点とされたものの、その後は1安打も許さず8奪三振。一塁側ベンチで勝利を願った。 しかし、抑えの益田が九回に勝ち越され、チームの連勝は3でストップ。首位再浮上のチャンスを逃し、逆にオリックスとのゲーム差は1・5に開いた。それでも井口監督は「いろんな課題はありますが、しっかりゲームはつくってくれた」と佐々木朗を評価。今後はプロ入り後初めて中6日で起用する方針だ。逆転優勝へ、令和の怪物はチームを浮上させる3勝目を狙う。(山口泰弘)

◆楽天の苦労人が異彩を放った。7年目の安楽智大投手(24)がプロ初セーブを飾った。 「自分が今までやってきたことを信じて臨んだ。九回だからといって守りにいかず、攻める気持ちで投げました」 1点リードの九回に登板し、1死後、岡に左越え二塁打を浴びたが後続を寸断。首位・オリックスに4・5ゲーム差の3位と、何とかV戦線に踏みとどまらせた。 2015年に愛媛・済美高から本格派の先発投手としてドラフト1位で入団し、昨季から中継ぎに転向。今季は5月下旬から勝ちパターンの一角をつかみ取った。54試合に登板し、3勝2敗1セーブ、防御率1・55と抜群の安定感を誇る。 「チームも終盤にきてこういう状況です。チーム全員、リリーバー全員で手を取り合いながら一生懸命頑張りたいです」 昨季終了後、動作解析研究の第一人者、筑波大・川村卓准教授に師事し、投球フォームの改良に着手。紆余(うよ)曲折はあったが、努力が実を結び、新たな役割で結果につなげた。 抑えの松井が右太ももを痛めて長期離脱中で、抑えは日替わり。石井監督は「安楽は3連投だけど、安楽なくして、今シーズンはこういう戦い方はできない」と大絶賛した。(広岡浩二)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
655016 0.565
(↑0.004)
-
(-)
12517
(+4)
464
(+3)
123
(+1)
42
(+1)
0.251
(↓0.001)
3.350
(↑0.01)
2
(-)
ロッテ
614917 0.555
(↓0.005)
1.5
(↓1)
16535
(+2)
498
(+3)
112
(+1)
102
(-)
0.243
(-)
3.660
(↑0.01)
3
(-)
楽天
605415 0.526
(↑0.004)
4.5
(-)
14492
(+3)
460
(+2)
100
(+1)
45
(-)
0.247
(↓0.001)
3.420
(↑0.02)
4
(-)
ソフトバンク
535720 0.482
(↓0.004)
9.5
(↓1)
13504
(-)
447
(+7)
116
(-)
82
(-)
0.246
(↓0.002)
3.280
(↓0.02)
5
(-)
西武
496318 0.438
(↑0.006)
14.5
(-)
13483
(+7)
547
(-)
104
(+1)
82
(-)
0.241
(↑0.001)
4.040
(↑0.03)
6
(-)
日本ハム
466217 0.426
(↓0.004)
15.5
(↓1)
18388
(+3)
471
(+4)
66
(+1)
65
(-)
0.229
(-)
3.480
(-)