DeNA(☆4対3★)阪神 =リーグ戦25回戦(2021.10.07)・横浜スタジアム=
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阪神
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DeNA
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勝利投手:ロメロ(4勝2敗0S)
(セーブ:エスコバー(4勝4敗1S))
敗戦投手:及川 雅貴(2勝3敗0S)

本塁打
【阪神】大山 悠輔(20号・3回表2ラン)
【DeNA】ソト(21号・8回裏2ラン)

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◆DeNAは3点ビハインドで迎えた4回裏、山本の適時打などで2点を挙げ、1点差に迫る。そのまま迎えた8回には、ソトに2ランが飛び出し、試合をひっくり返した。投げては、先発・ロメロが8回3失点の力投で今季4勝目。敗れた阪神は、3番手・及川が痛恨の一発を浴びた。

◆阪神大山悠輔内野手(26)が虎メダルをかけられ、少しだけ表情を緩める。矢野監督が、井上ヘッドコーチが両手でグーとチョキを使って「20」を作り、主将を出迎える。36年ぶりに「20本塁打カルテット」が誕生した直後、痛恨の結末を予想できた観客がどれだけいただろうか。 3回だった。3番マルテの先制二塁打が飛び出した直後の2死二塁、1ボール1ストライク。4番大山は右腕ロメロの甘く入ったカットボールを逃さなかった。強振から大きなフォロースローを決め、左翼席に20号2ラン。「甘く来たボールを一発で仕留めることができました。(伊藤)将司が頑張って投げてくれているので、援護することができて良かった」。試合中に届けられたコメントからも充実感がにじみ出た。 球団では04~09年の金本知憲以来となる2年連続20本塁打以上。今季はすでにドラフト1位佐藤輝、サンズ、マルテが20発をクリアしており、85年のランディ・バース、掛布雅之、岡田彰布、真弓明信以来の「20本塁打カルテット」完成となった。ただ、チームは8回裏に1点リードを逆転されて痛い敗戦。個人的な数字を喜べるはずがない。 6回にはロメロの150キロツーシームを左脇腹に受け、苦悶(くもん)の表情を浮かべたままベンチへ。それでも再びグラウンドに戻り、フル出場で周囲を安心させた。矢野監督は患部の状態について「うん、大丈夫」と表現。「チームの勝ちのためにも1本でもどんどん積み上げていってくれたら」と4番主将に期待をかけた。8日からは2ゲーム差で追う首位ヤクルトと敵地3連戦。底力を最大限に発揮する時が来た。【佐井陽介】

◆阪神大山悠輔内野手(26)が6回の打席で左脇腹に死球を受け、一時ベンチに戻り治療した。 先頭で打席に立つとDeNAロメロの3球目150キロが左脇腹後方を直撃。当たった瞬間に「ウワッ」と声を上げたあとは、しばらくその場で動けなかった。 3回の第2打席では20号2ランを放ち、ロメロもより1発に警戒した状況だった。しばらくしてグラウンドに大山が姿を見せるとスタンド全体から拍手が起きた。ヤクルトと激しい優勝争いをする中、4番の途中交代は免れた。

◆DeNA山本祐大捕手がラッキーな適時内野安打を放った。2点を追う4回2死三塁、阪神伊藤将の7球目を打って三塁へボテボテのゴロ。この処理を三塁手の大山が手間取る間に一塁を駆け抜けた。 適時内野安打に「当たりとしては良くなかったですが必死に走りました。タイムリーになり良かったです」と話した。

◆8回に登板した阪神及川雅貴投手(20)が、痛恨の逆転2ランを浴びた。8回1死二塁、ソトに145キロツーシームを捉えられ、バックスクリーンへ運ばれた。 この直前には、牧の盗塁で1死二塁となったところで、矢野監督自らベンチを出てマウンドの及川に声を掛けたばかりだった。矢野監督がマウンドに向かったのは、就任3年目で2度目。ここまで34試合に登板し奮闘を続けてきた左腕だったが、この日は指揮官のゲキに応えることは出来なかった。

◆2位阪神が痛恨の逆転負けを喫し、連勝が「5」で止まった。王手をかけていた矢野燿大監督(52)の通算200勝もお預けとなった。 3回2死一塁、3番ジェフリー・マルテ内野手(30)の左翼線適時二塁打で先制。さらに4番大山悠輔内野手(26)が左越え20号2ランを放ち、一気に試合展開を楽にした。 大山の2年連続20本塁打以上は球団では04~09年の金本知憲以来。チーム内ではすでにドラフト1位の佐藤輝明内野手(22)ジェリー・サンズ外野手(34)、マルテが20本塁打をクリアしている。大山の1発で85年のランディ・バース54本塁打、掛布雅之40本塁打、岡田彰布35本塁打、真弓明信34本塁打以来、36年ぶりの「20本塁打カルテット」が誕生した。 先発のドラフト2位伊藤将司投手(25)は5回2失点と粘投。だが、1点リードの8回裏1死二塁、高卒2年目の及川雅貴投手(20)が6番ソトに逆転2ランを浴びた。 首位ヤクルトが神宮球場で巨人にサヨナラ勝ちし、ゲーム差を2に広げられた。8日からは敵地でヤクルト3連戦。矢野監督は「オレらが今までやってきた野球を、思いきりぶつけることしかできない。明日、まずしっかり取れるようにやっていきます」と力を込めた。

◆阪神は3回にマルテの適時二塁打と大山の20号2ランで3点を先制。先発伊藤将が丁寧な投球で3回まで1安打無失点に抑えた。 DeNAは4回にソトの内野ゴロと山本の内野安打で2点をかえした。先発ロメロは中盤立て直し6回まで6安打3失点に抑えた。 DeNAは8回にソトの21号2ランで逆転し、連敗を4でストップした。ロメロが4勝目。阪神の連勝は5で止まった。及川3敗目。

◆阪神がDeNAに逆転負けを喫した。1点リードの8回に登板した及川雅貴投手(20)が6番ソトに逆転の2ランを浴びた。その直前には矢野燿大監督(52)がマウンドに足を運びゲキを飛ばしていた。連勝は「5」でストップ。8日にも自力Vの可能性が消滅する。矢野監督の一問一答は以下の通り。 ? -マウンドに行ったところは及川にどんな言葉を 思い切って行けと。ここまでアイツが成長してきたのも1年見てきたし。ここで投げさせていいっていうふうに思って俺はお前を使っているからと。結果打たれちゃったけどね。俺の中では思い切って勝負に行けというところの結果なんで。それは俺も踏まえているし。もちろんプロである以上ね、やられるときもあるし。でも、抑えることが多くなるようなピッチャーになっていってもらいたいので。だから今日のこの悔しさを、明日からと今後につなげていってくれたらと思ってます。 -あそこの場面は岩崎が連投が続いたというのもあったか もちろん。 -先発の伊藤将はゲームはつくった そうやね、ちょっとエラーがもったいないなというね。アウト1個だけでも取っておいてくれたら、とどうしても思ってしまうけど。まあ、そこまではもちろん責任というか、しっかり投げてくれていた。だからこそそういう投げる以外のね。その他は投ゴロとかをよく捕っていたけど。ああいうところは試合ならではの動きになるけどね。 -アルカンタラは2回抑えた ちょっと中継ぎがみんないっぱいということで。でもしっかりした投球をしてくれた。これからもアルカンタラにも頑張ってもらわないとあかん場面が出てくると思うんで。 -4番大山も調子を上げてきた もっともっと上げていってもらいたいけどね。でも、あそこの場面も2死からああいう得点で3点というのは、こっちとしても大きかったし、悠輔もこれで20本。まあ、去年あれだけ打っただけに本人の中で納得いかないけど、でもチームの勝ちのためにも1本でもどんどん積み上げていってくれたらなと思います。 -全部が大事だとは思うが、あすからヤクルトとの直接対決に いやもう、もちろん1個の勝ちが大きいし、1個の負けも大きい。それはもう俺も選手も重々分かっていることやけど。特別な、明日だけ特別っていうことは何もできないかもしれないけど。俺らが今までやってきた野球を思いっ切りぶつけるっていうことしかできないんでね。みんなの思いは、本当に必死な思いっていうのは俺もベンチでも重々分かっているので、なんとか、直接対決でしか、上に行くね、チャンスって言うのは現状少なくなってきているのでね。明日、まずねしっかり取れるようにやっていきます。 -大山の死球は うん、大丈夫。

◆DeNA中南米トリオの活躍で連敗を4で止めた。 1点を追う8回1死二塁、プエルトリコ出身のネフタリ・ソト内野手が及川の6球目をバックスクリーンへ突き刺し「しっかりと前で捉えることができました。ホームランは狙ってなかったので、結果的にホームランになって、すごくうれしい」と喜んだ。投げてはドミニカ共和国出身のフェルナンド・ロメロ投手が8回を6安打3失点の粘投で4勝目。最後はベネズエラ出身のエドウィン・エスコバー投手が3人で締めて、4年ぶりのセーブを挙げた。

◆阪神ジェフリー・マルテ内野手が、好調をキープした。 3回2死一塁でDeNAロメロのツーシームを左翼線に運び、先制の適時二塁打に。「狙い球を一発で仕留めることができたね。先制点が欲しい中でチカがよく走ってくれた。チカに感謝だよ」と一塁からホームインした近本を持ち上げた。8試合連続安打としたが、1点リードの5回2死二塁の好機では見逃し三振に倒れた。

◆矢野スペシャル不発...。2位阪神は8回に及川がDeNAソトに逆転2ランを浴びて、連勝が5でストップした。被弾前に矢野燿大監督(52)がマウンドに行って及川に奮起を促したが、結果につながらなかった。首位ヤクルトが巨人にサヨナラ勝ちしたため、2ゲーム差に拡大。阪神はそのヤクルトと8日から神宮で3連戦。1分けでもすると自力Vの可能性が消える。正念場を迎えた。中堅近本も追うのをやめて白球を見上げるしかなかった。8回、ソトに痛恨の逆転2ランをバックスクリーンへ突き刺された。低めを狙ったツーシームが高く浮いた。打たれた及川は口をグッとかんだ。 ソトを打席に迎えた1点リードの1死二塁。マウンドへ矢野監督が自ら足を運んだ。7月3日広島戦で伊藤将に対し、就任3年目で初めて行って以来、2度目。及川に「思い切っていけ。ここで投げさせていいって思って、オレはお前を使っているから」とゲキを飛ばした。最も避けたい結末となったが、指揮官は「結果、打たれちゃったけど。オレの中では思い切って勝負に行けというところの結果なので」と受け止めた。 本来の「8回の男」の岩崎は前日6日まで4試合連続無失点。55試合のスアレスに次いで多い54試合に登板しており、3連投を避けて温存していた。代役に指名した高卒2年目左腕及川は今季3敗目となったが、34試合で2勝9ホールドと成長著しい。矢野監督は「この悔しさを今後につなげていってくれたら」とたくましくなることを望んだ。 試合後、チームが横浜から東京へ移動する中、首位ヤクルトがサヨナラ勝ちで6連勝を飾った。阪神もその間5勝1敗。いよいよ8日から2ゲーム差で首位決戦3連戦を迎える。「もちろん1個の勝ちも負けも大きい。特別なことは何もできないかもしれないけれど、オレらが今までやってきた野球を思い切りぶつけることしかできない」。気負うことなく今季貫いてきた全員野球で挑む。 3連戦で1試合でも引き分け以下になると、自力優勝の可能性が消滅する。「直接対決でしか、上にいくチャンスは現状少なくなってきている。明日、まずしっかり取れるようにやっていきます」。その初戦。3連勝、2戦連続完封の救世主高橋を中5日でマウンドに送る。相手は今季8勝の奥川。対戦4試合では1勝1敗。防御率2・16。残り14試合、逆転優勝へ力を振り絞る。【石橋隆雄】 ▼2位阪神が敗れ、首位ヤクルトが勝ったため、8日にも阪神の自力優勝の可能性が消滅する。ヤクルトとの直接対決3連戦で、1敗か1分した時点で消滅。8日に負けた場合はヤクルトにマジック11が、引き分けた場合でも12が点灯する。自力優勝消滅を避けるためには、この3連戦で3連勝するしかない。 ◆矢野監督就任初のマウンド猛ゲキ 7月3日広島9回戦(マツダスタジアム)。2点リードの7回2死満塁で先発のルーキー伊藤将に駆け寄り、「お前に任せたぞ!」と闘魂を注入。伊藤将は代打松山を二ゴロに封じ、ヤマ場をしのいだ阪神が勝ち切った。引退試合などでマウンドに向かうことはあっても、ピンチの場面では就任3年目で初めてだった。

◆今季3度目、4戦ぶりに「7番右翼」で先発した阪神島田海吏外野手が、唯一のマルチ安打で気を吐いた。 2回2死の第1打席、ロメロの151キロ直球を中前に運ぶと、4回1死の第2打席でも、141キロのチェンジアップを捉えて中前打をマークした。代打、代走、守備固めとさまざまな出番にも、臨機応変に存在感を見せている。

◆阪神伊藤将司投手が5回4安打2失点と粘投するも、球団新人左腕では67年江夏豊(12勝)以来の9勝目は、次戦に持ち越しとなった。 「再三にわたりランナーをためてしまいましたが、なんとか粘りの投球をすることができました」 初回を3者凡退でスタートし、3回まで1安打に抑えた。しかし4回先頭の牧に左前打を浴びると、続く宮崎の打球が自らの足元へ。捕球を試みたがグラブの端を踏んで動けず、グラブを外して転がるボールを急いで一塁へ投げたが、高めに浮いて悪送球に。プロ初失策で無死二、三塁とピンチを広げ、この回2点を失った。 好投を続けていただけに、矢野監督は「ちょっとエラーがもったいないなと。1個アウトだけでも取っておいてくれたら、とどうしても思ってしまうけど。そこまでは、しっかり投げてくれていたんで」と振り返った。ミスは次戦の糧にする。

◆♪ドゥン、ドゥン、ドゥン クリティカルヒット! 最下位DeNAが阪神を逆転で下し、連敗を4で止めた。 先発のフェルナンド・ロメロ投手(26)が8回を103球、6安打3失点の粘投で自身4連勝となる4勝目(2敗)をマーク。ドミニカ共和国出身の陽気な右腕は、本拠地お立ち台で、男女お笑いコンビ「Everybody」のリズムネタ「クリティカルヒット!」を披露し、ファンの笑いを誘った。 ロメロが真骨頂の投球を見せた。3回に大山の2ランなどで3点を先制されたが、その後は持ち味の打たせて取る粘り強いピッチングを継続。毎回のように走者を出しながらも2つの併殺を奪い追加点を許さなかった。「こういう結果に神様に感謝したい。ソト、山本にもほんとに感謝しています。自分のやっていることをすべて出せるように集中してやってきました。自分の後ろの野手を信じて、なんとか粘り強くいけたと思います」と振り返った。 チームメートの山崎や上茶谷から、日本のギャグを教えられてきた右腕。加藤茶をアレンジした「ロモちゃんペ!」に続き、この日は人気急上昇のお笑いコンビ「Everybody」のリズムネタ「クリティカルヒット!」を披露。ファンの心に突き刺さる投球とギャグで、強烈な印象を残した。【鈴木正章】

◆阪神ラウル・アルカンタラ投手の初のイニングまたぎも、6連勝につながらなかった。 3-2の6回から連投のマウンドへ。1死から大和に右安打を許したが後続を断ち、7回は3人斬り。「2イニング行けと言われて結果的にチームに貢献できたので、昨日(6日)に続き、いい仕事ができたと思います」。 9月24日巨人戦から登板5試合連続無失点で「これからも自分の仕事に集中したい」と語るも、バトンを受けた及川が8回に逆転を許した。

◆DeNAが中南米トリオの活躍で逆転勝利。連敗を4で止め、敗れればCS出場完全消滅の危機を免れた。1点を追う8回1死二塁、プエルトリコ出身のソトが阪神及川の6球目をバックスクリーンへ値千金の21号逆転2ラン。投げてはドミニカ共和国出身のロメロが8回を6安打3失点で4勝目。最後はベネズエラ出身のエスコバーが締め、4年ぶりのセーブを挙げた。 三浦監督の試合後の主な一問一答は以下の通り -ロメロは8回まで 「完投は頭にはなかったですね。8回まで力のあるボールを投げていた。先発の役割を果たしてくれたと思います」 -ロメロはどこがよかった 「真っすぐに力があった。ロメロらしい力あるボールを投げてましたし。(捕手の山本)雄大が右も左も効果的にインコースを使えていたなと。懐をうまく突いていたなと思います」 -ソトに逆転弾が出た 「今年はずっと苦しんでいるのを見てましたから。なんとか打開しようとね。練習からずっとバッティングコーチと取り組んできたのをね。ベンチも知っていますから。ベンチもすごく喜んでいましたね」 -監督も声をかけたり 「ソトだけじゃなく、みんなには普段から声をかけています」 -本塁打王にまでなった選手が苦しんでいるのを見るのもつらいが 「本人が一番つらいと思うのでね。その中でなんとかしようと日々、練習から取り組んでいる。室内で打ったり、ビジターでもブルペンで打ったりしてましたからね」 -9回はエスコバーに 「(守護神起用は)流動的で。展開も打順も見て、今日はエスコバーを選択しました」

◆阪神大山悠輔内野手(26)が虎メダルをかけられ、少しだけ表情を緩める。矢野監督が、井上ヘッドコーチが両手でグーとチョキを使って「20」を作り、主将を出迎える。36年ぶりに「20本塁打カルテット」が誕生した直後、痛恨の結末を予想できた観客がどれだけいただろうか。 3回だった。3番マルテの先制二塁打が飛び出した直後の2死二塁、1ボール1ストライク。4番大山は右腕ロメロの甘く入ったカットボールを逃さなかった。強振から大きなフォロースローを決め、左翼席に20号2ラン。「甘く来たボールを一発で仕留めることができました。(伊藤)将司が頑張って投げてくれているので、援護することができて良かった」。試合中に届けられたコメントからも充実感がにじみ出た。 球団では04~09年の金本知憲以来となる2年連続20本塁打以上。今季はすでにドラフト1位佐藤輝、サンズ、マルテが20発をクリアしており、85年のランディ・バース、掛布雅之、岡田彰布、真弓明信以来の「20本塁打カルテット」完成となった。ただ、チームは8回裏に1点リードを逆転されて痛い敗戦。個人的な数字を喜べるはずがない。 6回にはロメロの150キロツーシームを左脇腹に受け、苦悶(くもん)の表情を浮かべたままベンチへ。それでも再びグラウンドに戻り、フル出場で周囲を安心させた。矢野監督は患部の状態について「うん、大丈夫」と表現。「チームの勝ちのためにも1本でもどんどん積み上げていってくれたら」と4番主将に期待をかけた。8日からは2ゲーム差で追う首位ヤクルトと敵地3連戦。底力を最大限に発揮する時が来た。【佐井陽介】

◆両軍のスターティングメンバーが発表され、阪神・佐藤輝明内野手(22)が4試合ぶりに先発から外れた。代わって「7番・右翼」で島田海吏外野手(25)が2日の中日戦(甲子園)以来のスタメン出場。先発の伊藤将司投手(25)は今季9勝目を狙う。

◆阪神のジェフリー・マルテ内野手(30)が先制の適時二塁打を放った。 0-0の三回。1死から近本が死球で出塁。2死とし、マルテが打席へ。ロメロの初球、149キロを捉えた痛烈な打球は左翼線を破り、一走・近本が一気に生還した。 なおも2死二塁から、4番・大山が148キロを左翼席へ運び20号2ラン。5日の第1戦以来の一発で大台に乗せた。佐藤輝(23本)、サンズ(20本)、マルテ(22本)に続きチーム4人目のシーズン20本塁打。1985年のバース(54本)、掛布雅之(40本)、岡田彰布(35本)、真弓明信(34本)以来、36年ぶりとなる〝20発カルテット〟が誕生した。 ■先制二塁打を放ったマルテ 「狙い球を一発で仕留めることができたね。先制点がほしい中で、チカ(近本)がよく走ってくれた。チカに感謝だよ」 ■20号2ランを放った大山 「甘く来たボールを一発で仕留めることができました。将司(伊藤)が頑張って投げてくれているので、援護することができてよかった」

◆ヒヤリとするアクシデントだ。4番の大山悠輔内野手(26)が六回に背中付近に死球。倒れこみしばらく起き上がれなかった。 六回先頭で打席へ。カウント1-1から3球目だった。ロメロの150キロが背中付近に直撃した。トレーナーが駆け寄ったが、立ち上がり、自力でベンチへ。治療を受けると、走って一塁へと向かった。 ヤクルトとの優勝争いのなか離脱していれば大きな痛手だったが、幸いにも大事には至らなかったようだ。

◆絶対に落とせない一戦に矢野監督が動いた。3-2の八回。1死二塁のピンチで、指揮官自らマウンドに向かい、選手を鼓舞した。 3番手・及川が先頭の牧に四球。宮崎を空振り三振に奪うも、二盗を許し1死二塁としたところだった。矢野監督がベンチから飛び出し、マウンドへ。ナインを集めて声をかけた。 しかし、結果は無情だった。及川はその直後、ソトにバックスクリーンへ逆転の2ランを被弾した。

◆先発した阪神の伊藤将司投手(25)は5回4安打2失点だった。 「再三にわたりランナーをためてしまいましたが、何とか粘りの投球をすることができました。早い回で援護をしてくれた野手の方々に感謝です」 2-0の四回、先頭の牧に左前打を許すと、続く宮崎の投ゴロを悪送球。自らのミスで無死二、三塁とされ、ソトの遊ゴロの間に1失点。さらに2死三塁から山本の三ゴロを大山が送球できず(記録は内野安打)、3-2と差を詰められた。 五回は無死二塁とピンチを背負ったが佐野を遊ゴロ、楠本を三振。牧に四球で一、二塁とし、最後は宮崎を二飛に仕留めた。伊藤将は5回102球。9勝目の権利をもって、六回からアルカンタラにマウンドを譲ったが、八回に3番手・及川がソトに逆転2ランを被弾。9勝目はならなかった。

◆阪神が痛恨の逆転負け。連勝は5で止まった。 3-2で迎えた八回。3番手・及川が先頭の牧に四球。宮崎を空振り三振に奪うも、二盗を許し1死二塁としたところだった。矢野監督自らマウンドへと向かい、ナインを鼓舞。しかし、ソトに逆転の2ランを許した。 打線は三回にマルテが先制の適時二塁打。さらに4番・大山が左翼席へ20号2ランを放ったが、その後はロメロの前に得点を奪うことができなかった。 セ・リーグ2位の阪神は8日から、神宮で首位・ヤクルトとの3連戦に臨む。

◆阪神は1点リードの八回1死二塁で矢野耀大監督(52)自らマウンドに向かい、及川雅貴投手(20)を激励したものの、直後にネフタリ・ソト内野手(32)に21号2ランを浴び、痛恨の逆転負けを喫した。8日から直接対決する首位ヤクルトとは2差。引き分けでも自力優勝の可能性が消滅する指揮官の一問一答は以下の通り。 ーーマウンドで及川にどんな言葉を 「思い切って行けと。ここまでアイツがね、成長してきたのも1年見てきたし。ここで投げさせていいって思って俺はお前を使っているから(と)。結果打たれちゃったけどね。俺の中では思い切って勝負に行けというところの結果なんで。それは俺も踏まえているし。もちろんプロである以上ね、やられるときもあるし。でも、抑えることが多くなるようなピッチャーになってもらいたいので。きょうの、この悔しさを、あしたからと今後につなげていってくれたらと思ってます」 ーーあそこの場面は岩崎が連投が続いたというのもあったか 「もちろん」 ーー発の伊藤将はゲームは作った 「ちょっとエラーがもったいないなというね。1個アウトだけでも取っておいてくれたら...と思ってしまうけど。まあ、そこまではもちろん責任というか、しっかり投げてくれていたんで。だからこそ投げる以外のね。その他は投ゴロとかをよく捕っていたけど。ああいうところは試合ならではの動きになるけどね」 ーーアルカンタラは2回抑えた 「中継ぎがみんな一杯ということで。でもしっかりした投球をしてくれたんで。これからもアルカンタラにも頑張ってもらわないとあかん場面が出てくると思うんで」 ーー大山も調子を上げてきた 「もっともっと上げていってもらいたいけどね。でも、あそこの場面も2死から3点というのは、こっちとしても大きかったし、悠輔もこれで20本。去年あれだけ打った(28本塁打)だけに本人の中で納得いかないけど、チームの勝ちのためにも1本でも積み上げていってくれたらなと思います」 ーー8日からヤクルトとの直接対決に 「もちろん1個の勝ちが大きいし、1個の負けも大きいし。それはもう俺も選手も重々分かっていることやけど。特別な、あしただけ特別っていうことは何もできないかもしれないけど。俺らが今までやってきた野球を思い切りぶつけることしかできないんでね。みんなの思いは、本当に必死な思いっていうのは俺もベンチでも重々分かっているので、なんとか、直接対決でしか、上に行くね、チャンスは現状少なくなってきているのでね。あした、しっかり取れるようにやっていきます」 ーー大山の死球は 「うん、大丈夫」

◆DeNAが連敗を4で止めた。0―3の四回に山本の適時内野安打などで2点を返し、八回にソトが逆転2ラン。ロメロが8回3失点で4勝目、エスコバーが4年ぶりセーブを挙げた。2試合続けて「4番・二塁」で出場したDeNAのドラフト2位・牧(中大)は、四回の第2打席で2試合連続となる安打をマークするなど2打数1安打2四球だった。打率は・290。 3点を追う四回。先頭で打席に入った牧は、同じルーキーの阪神・伊藤将に対してカウント1―2と追い込まれてからの4球目、カットボールを左翼線へはじき返した。続く宮崎の投ゴロが伊藤将の悪送球を誘い二、三塁とチャンスは拡大。2点を返す反撃のきっかけをつくった。 左ふくらはぎの肉離れでチームを離れたオースティンに代わって、6日に初めて4番に座った。新人が4番で起用されるのは、球団では1960年の黒木基康以来、実に61年ぶりだったが、動じることなくいきなり2安打をマークした。 4番起用を決めた三浦監督は、練習中に牧の元へと歩み寄り「チーム事情で4番でいくけど、いつも通り自分らしく、何も変える必要はない」と声をかけた。黄金ルーキーはこの言葉を聞いて「4番と聞いて最初は驚いたが、あまり意識せずに臨めた」と平常心でグラウンドに立った。 広島・栗林らとハイレベルな新人王争いを繰り広げる背番号「2」。最後まで全力でシーズンを駆け抜ける。

◆DeNAのソトが9月2日以来となる一発で、1分けを挟む連敗を4で止めた。2―3の八回1死二塁で追い込まれながらも及川の速球を完璧に捉え、バックスクリーンにたたき込んだ。逆転の21号2ランに「ここ数日、練習から感触が良かった。それが試合につながった」と上機嫌に言った。 9月に入ってから不振に悩まされ、先発を外れることもあった。早出で練習するなど、もがく姿を見てきた三浦監督は「本人が一番つらかったと思う。何とかしようと取り組んでいたので、良かった」と自分のことのように喜んだ。

◆なんでなのか? 阪神は1点リードの八回、セットアッパーの岩崎を温存して起用した及川が逆転2ランを浴び、痛恨の敗戦。通算465本塁打を放ち、西武や中日でコーチを歴任した土井正博氏(77)=本紙専属評論家=は「あしたのことなんて、わからない。勝てるときに勝たないといけない」と継投に疑問を投げかけた。 ■大事なのは「このゲーム」 八回は絶対に岩崎が投げると思っていた。思わず「なんでかな?」と首をかしげてしまった。もちろんチームの内情は外からはわからない。どこか痛いのかもしれない。ただ、もし本人から「投げられない」と言ってきたわけではないとしたら、いただけない。納得はできない継投だ。 大事なのは「このゲーム」。あしたがどんなゲームになるかなんて、わからない。負けている展開かもしれないし、大差で勝っている展開かもしれない。もう、あしたのことを考えて休ませる時期ではない。勝てるときに、勝つ。抑える打たれるは結果論だが、八回は岩崎、九回はスアレス。それで負けたら、仕方ない。納得がいく。それが、これまでの阪神の戦い方だったはずだ。 ■打線では8番・梅野が気になる 連勝中も毎試合、僅差の展開にしている攻撃も課題だが、打線自体は悪いとは思わない。近本、中野の1、2番は機能しており、3番のマルテ、4番の大山も状態は上がっている。ただ、つながりという点で気になったのは、8番の梅野だ。 7番の島田が2本、いいヒットを打ったが、ともに梅野で攻撃が終わった。特に四回は併殺打。8番の仕事のひとつが、9番の投手まで回すことだ。次の回に先頭で近本を迎えることが、相手にとって、どれだけ嫌か。 1、2番がいいからこそ余計、8番が大事。打線が活発だった前半戦、梅野は2死から四球を選んだり、粘り強くコンパクトなスイングで攻撃の流れを作っていた。今は大振りになっていて、目切りがはやい。梅野に限らず、各自が「自分の役目」をもう一度考えること。そうすれば攻撃に流れができ、つながっていくはずだ。(本紙専属評論家)

◆長いトンネルを抜けた。DeNAのネフタリ・ソト内野手(32)が1点を追う八回1死二塁で9月2日の広島戦以来の一発となる21号逆転2ランをバックスクリーンに突き刺した。 「すごくいい感触。やっと一本出て、貢献できたのがすごくうれしい」 カウント2-2から、阪神3番手・及川が投じた外角ツーシームを完璧に捉えた。 9月はわずか1本塁打。月間打率・132と不振に苦しみ、スタメンを外れる機会も増えた。それでも「元々、練習をするのは好き。いつか良くなると信じてやってきた」と、早出練習や敵地ではブルペンも使って打撃練習に励んだ。 貴重な決勝弾で、チームの連敗を4で止めた。三浦監督も「一本出て本人にもチームにとってもよかった」と称賛。オースティンが左ふくらはぎの肉離れで離脱する窮地で2018、19年の本塁打王が輝きを取り戻した。(浜浦日向)

◆打った瞬間、スタンドインを確信する特大アーチを横浜の夜空にかけた。大山が三回、2年連続20号の大台に乗せる2ラン。打球のゆくえを見つめながら、ゆっくりと走り出した。 「甘く来たボールを一発で仕留めることができました。(伊藤)将司が頑張って投げてくれていたので、援護することができてよかったです」 三回、マルテの適時二塁打で1点を先制し、なお2死二塁。カウント1―1からロメロの甘く入った148キロカットボールを捉えた。左翼・佐野がすぐに追うのをあきらめる完璧な一発だった。 タイトルを争った昨年の28本塁打に続き、2年連続で20発に到達。球団では2004年から6年連続で放った金本知憲(前監督)以来で、生え抜きの右打者なら04、05年の今岡誠(現ロッテ1軍ヘッドコーチ)以来。さらに、これで佐藤輝(23)、マルテ(22)、サンズ(20)と20発カルテットが誕生。チームに20本塁打以上が4人いるのは、日本一になった1985年(バース=54、掛布雅之=40、岡田彰布=35、真弓明信=34)以来。〝吉兆〟となったものの、チームは逆転負けを喫した。 矢野監督は「2死からああいう得点で3点というのは大きかった」と評価しつつ「もっともっと(状態を)上げていってもらいたい。去年、あれだけ打っただけに、本人の中では納得がいかないだろうけど、チームの勝ちのためにも、1本でもどんどん積み上げていってくれたら」とさらなる奮起を求めた。 ヒヤリとする場面もあった。六回先頭でロメロの150キロツーシームが左脇腹付近を直撃。その場に倒れこむと立ち上がれず、トレーナーだけでなく矢野監督と井上ヘッドコーチもベンチから駆け寄った。場内が騒然とする中、一度はベンチに下がったが、グラウンドに戻ってプレー続行。痛みに耐え、勝利への執念を示したのだが―。 この悔しさは8日からの首位ヤクルトとの直接対決で晴らすしかない。今季、神宮は打率・333、2本塁打、8打点と相性は悪くない。8試合連続安打と好調の主将が虎を引っ張っていく。(菊地峻太朗)

◆つ、痛恨...。阪神はDeNAに3―4で敗戦。八回に3番手で登板した及川雅貴投手(20)が逆転2ランを浴びた。マウンドに足を運んでハッパをかけた矢野燿大監督(52)だが、岩崎優投手(30)を温存したことが裏目に。8日からは首位ヤクルトと敵地で直接対決。引き分けでも自力V消滅の危機に立たされた3連戦へ、就任3年目の集大成をぶつける。託せる、いや託したいと心の底から思った。だから矢野監督はマウンドへ向かい、及川に魂を注ぎ込んだ。逆転被弾による敗戦から、数分後にヤクルトは劇的白星を拾った。残酷なコントラストを描き、きょうから直接対決。もう、集大成をぶつけるしかない。 「あしただけ特別っていうことは何もできないかもしれないけど、俺らが今までやってきた野球を思いっ切りぶつけるっていうことしかできないんでね。みんなの思い、本当に必死な思いっていうのは、俺もベンチも重々分かっているので」 3-2の八回。前日まで10月の5戦のうち4戦に登板してきた岩崎の登板過多も考慮し、及川を送り出した。先頭・牧への四球から1死二塁でソトを迎えると、動いた。今年7月3日の広島戦(マツダ)で伊藤将に語りかけて以来、就任3年目で2度目のマウンドで直接、ハッパをかけた。 「『思い切って行け』と。『ここまで成長してきたのも1年見てきたし、ここで投げさせていいって思って、俺はお前を使っているから』と」 及川も向かっていったが、ソトの一発は無情にも横浜の夜空を切り裂いた。負けないヤクルトに食らいつき、この日までともに5つ白星を並べ続けてきた。手は尽くし、直接動いたが、今季最後の横浜の夜、虎の連勝だけが止まった。あの一発へ至る〝たられば〟はあった。3-0の四回無死一塁。投ゴロをはじいた伊藤将の一塁への悪送球から歯車が狂った。1点を失いなおも2死三塁で、山本が放った三塁前へのゴロは大山がグラブに収めた白球を握れず、適時内野安打として2点目を許した。神宮で虎を待つヤクルトは、わずか2安打で0-0の九回に巨人にサヨナラ勝ち。明暗が分かれた。6月19日までヤクルトには最大7ゲーム差あった。しかし、今季ワースト2ゲーム差をつけられた2位で、厳しい数字ばかりで直接対決を迎える。きょう8日に引き分けると、ヤクルトに優勝へのマジックナンバー「12」が、敗れれば「11」が点灯する。初戦を取ったとしても、2戦目以降に敗れるか引き分けた時点でマジック点灯を許す。2勝1分けでも10日には「M12」が、2勝1敗なら「M11」が点灯する。この直接対決でのマジック点灯を阻止するには、3連勝しかない。それでも首位は奪えないが―。ヤクルトが残り17試合を8勝9敗で進んでも、阪神がそれを上回るには10勝4敗が必要だ。苦しさを受け止め、矢野監督は必死で前を向く。「直接対決でしか上に行くね、チャンスって言うのは現状、少なくなってきているのでね。あした、まずしっかり取れるようにやっていきます」5連勝ののち、残酷かつ痛恨の1敗。だが、下は向かない。下を向いていたら、このまま頂点へ走られてしまう。(長友孝輔)

◆ポカ~ン! 矢野監督のよそ行き采配が、ソトの逆転2ランで虎の勝ち星を消した~、開いた口がふさがりまへ~ん!! 1点リードで迎えた八回。「よっしゃ! 八回岩崎、九回スアレスで本日もいただきやー!! その勢いのまま、ヤクルトを倒して一気に優勝街道真っしぐらやんけー!!」と思ったら??? 八回のマウンドには岩崎ではなく及川の姿が...。ちょ、ちょっと待ってよ、矢野さーん! 確かに及川は後半戦、高卒2年目とは思えない力をつけてきてるし、次のヤクルトとの大一番を考えたら、岩崎を休ませたい気持ちは分からないでもないけど、まだ阪神は追いかける側なんだから、最大限の必勝リレーをしないと...。ちゅーか、ソトは八回1死二塁で一発狙うやろ。『歩かせてもいい』の指示出したれやー!! の声は届かず、ソトの逆転2ランが...。ポカ~ン。 う~ん。勝てる試合を落とした大きな一敗。猛虎よ、今こそ一丸となり燕を落としたろーぜ!!

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
664416 0.600
(↑0.004)
-
(-)
17563
(+1)
453
(-)
128
(-)
68
(+1)
0.256
(↓0.001)
3.380
(↑0.02)
2
(-)
阪神
70527 0.574
(↓0.005)
2
(↓1)
14498
(+3)
481
(+4)
116
(+1)
106
(-)
0.247
(-)
3.460
(-)
3
(-)
巨人
595418 0.522
(↓0.005)
8.5
(↓1)
12509
(-)
489
(+1)
156
(-)
65
(-)
0.244
(↓0.001)
3.550
(↑0.02)
4
(1↑)
広島
526511 0.444
(↑0.004)
17.5
(-)
15483
(+5)
539
(+2)
109
(+2)
58
(-)
0.262
(-)
3.910
(↑0.01)
5
(1↓)
中日
516516 0.440
(↓0.003)
18
(↓1)
11380
(+2)
441
(+5)
68
(-)
56
(-)
0.238
(-)
3.230
(↓0.01)
6
(-)
DeNA
496615 0.426
(↑0.005)
19.5
(-)
13515
(+4)
577
(+3)
130
(+1)
27
(+1)
0.256
(↓0.001)
4.240
(↑0.01)