1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
楽天 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 3 | 0 | 0 | 7 | 15 | 0 | 2 |
ソフトバンク | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 7 | 10 | 0 | 3 |
勝利投手:- 敗戦投手:- 本塁打 |
ソフトバンク戦チケット予約 | 楽天戦チケット予約 |
◆楽天は1点ビハインドの7回表、山崎剛と岡島の連続適時打で3点を挙げ、逆転に成功する。対するソフトバンクは、その裏に栗原のソロで1点を返すと、8回にはリチャードのソロが飛び出し、同点とした。その後は両軍ともに得点を奪えず、試合は規定により引き分けに終わった。
◆楽天先発の早川隆久投手(22)がプロ初の満塁弾を浴びた。 1点を先制してもらった直後の1回2死満塁。ソフトバンク中村晃に1ボールから外角を狙った146キロ直球が甘く入り、フルスイングで捉えられた。右翼席へ逆転の満塁弾を運ばれ、腰に左手をついた。 試合前時点で20試合に登板し被本塁打は9本。球団左腕初の10勝をかけ、2戦2敗のソフトバンクに対したが、痛い1発を浴びた。
◆ソフトバンク今宮健太内野手(30)が、史上311人目となる通算1000安打を達成した。 4回に楽天早川から左前打。節目の記録に到達し、一塁で記念ボードを頭上に掲げた。 今宮は09年ドラフト1位で指名され、明豊(大分)からソフトバンク入り。プロ初安打は12年4月30日のロッテ戦(Q5Cマリン)だった。 ▼通算1000安打=今宮(ソフトバンク) 5日の楽天20回戦(ペイペイドーム)の4回、早川から左前打を放って達成。プロ野球311人目。初安打は12年4月30日のロッテ6回戦(QVCマリン)で藤岡から。
◆楽天先発の早川隆久投手(22)がプロ初の満塁弾を浴びるなど、5回途中95球6安打5失点で降板した。球団左腕初の2桁勝利となる10勝目はお預けとなった。 1点を先制してもらった直後の1回2死満塁。ソフトバンク中村晃に1ボールから外角を狙った146キロ直球が甘く入り、フルスイングで捉えられた。右翼席への逆転の満塁弾を見送り、腰に左手をつき、小さく首をかしげた。 2回にも先頭リチャードに二塁打から犠打で1死三塁とするも後続を抑える。3回は3者凡退に抑え、4回も2死二塁をしのいだ。 打線が追い上げ、1点差に詰め寄った5回。2死から柳田に中前打、デスパイネに四球で一、二塁とした場面で2番手安楽へと交代を告げられた。安楽は同場面で栗原に中前適時打を許し、追加点を許した。 早川は「初回のホームランですね。甘く入ってしまいました。申し訳ないです」と悔しそうにコメント。球団左腕初の10勝をかけ、パ・リーグ相手で唯一白星のない4戦2敗のソフトバンクに相対したが、"三度目の正直"とはならなかった。 ▽楽天渡辺佳(今季1号ソロを含むプロ初の4安打)「結果を残せるように必死に頑張るだけです」 ▽楽天浅村(1回に10試合ぶりの1発となる15号ソロ。約1カ月半ぶりの3安打猛打賞も)「遅すぎると思いますね。今日は仕事ができたかなと思います」
◆3位楽天が4位ソフトバンクと打ち合いの末に引き分け、3ゲーム差を維持した。 1回に浅村が10試合ぶりの1発となる15号ソロで先制。しかし先発早川が直後の1回に中村晃にプロ初の満塁弾を浴びる。5回にもピンチを招いて降板。2番手安楽が栗原に適時打を許し2点差とされる。 それでも打線が奮起。6回に渡辺佳の今季1号ソロ、7回に山崎剛の同点打、岡島の2点打で勝ち越す。 だが、救援陣が踏ん張れない。7回に西口が栗原に、8回に酒居がリチャードにそれぞれソロを浴び、追いつかれた。 この日勝利した首位オリックスに5・5ゲーム差とされた。
◆楽天は初回、浅村の15号ソロで先制。ソフトバンクは直後の1回裏に中村晃の5号満塁弾で逆転に成功した。 3点を追う楽天は5回、長短4連打で2点を返した。2点差の6回には渡辺佳の1号ソロで1点差に詰め寄った。 楽天は7回に3点を挙げ逆転。ソフトバンクも7、8回に栗原、リチャードのソロ本塁打で同点とし、そのまま引き分けた。
◆ソフトバンク中村晃外野手が一時逆転の満塁本塁打を放った。1点ビハインドの1回2死満塁で、楽天早川の直球を強振。 18年4月1日オリックス戦(ヤフオクドーム)以来、3年ぶり2度目となるグランドスラムを右翼席へたたき込んだ。「みんながつないだチャンスだったので、絶対にいかしたいと打席に入りました。真っすぐをいいスイングで仕留めることが出来たと思います」。だが、目の覚めるような一撃も、勝ちには結びつかなかった。 ▽ソフトバンク栗原(7回、自己最多の18号ソロに)「打ったのは真っすぐです。コースに逆らわずに芯で捉えて打つことが出来ました」
◆3位楽天が4位ソフトバンクと打ち合いの末に引き分け、3ゲーム差を維持した。 1回に浅村が10試合ぶりの1発となる15号ソロで先制。しかし先発早川が直後の1回に中村晃にプロ初の満塁弾を浴びる。5回にもピンチを招いて降板。2番手安楽が栗原に適時打を許し2点差とされる。 それでも打線が奮起。6回に渡辺佳の今季1号ソロ、7回に山崎剛の同点打、岡島の2点打で勝ち越す。 だが、救援陣が踏ん張れない。7回に西口が栗原に、8回に酒居がリチャードにそれぞれソロを浴び、追いつかれた。 この日勝利した首位オリックスに5・5ゲーム差とされた。 以下、石井一久GM兼監督(48)一問一答 -打線が追いつき、追い越した よく追いついて、追い越したところまでいってくれました。打線が得点をとった後にすぐとられて、ということが3回くらい続いてなかなか追いつけない中、最後バンっと追い越してくれたので、野手がしっかりと結果を出してくれたと思います。 -8番渡辺佳が4安打 (渡辺)佳明は後ろの下位打線の中でうまく回してくれました。 -先発早川は初回の満塁弾が痛かった そうですね。ちょっと出だしから苦しんでいたかなと思います。点をとられる時は同じ失敗というか、そういうことがくり返されているので、何とか乗り越えてほしいなと思います。 -初回から相手がダブルスチールを仕掛けるなど積極的に攻めてきた (早川は)なんとかしのげれば良かったですけど、あの回の早川の投球じゃちょっとしのぎようがなかったのかなと思います。その後は何とか0点で抑えていく中で(5回2死一、二塁での)安楽のところは僕の判断の責任になるので、早川に対しては別に何もない。あそこはちょっと代えどころかな、というピッチングでした。 -首位を目指して戦う中で、クライマックスシリーズ進出圏内を争う4位ソフトバンクに引き分け 今日はみんなの気持ちが1つになった試合だと思います。いつも1つになってやっていますけども。結果としては(勝利が)ほしかったですけど、その下の引き分けという結果で最低限終われて、みんなの気持ちを維持して、また明日につながると思います。
◆ソフトバンク今宮健太内野手(30)が通算1000安打を達成した。4回に巡ってきた2打席目。1死から早川の145キロ直球をはじき返し三遊間を割った。一塁ベース上で記念ボードを掲げて笑顔を見せた。 「1000本まで打てると思っていなかったので、達成できてよかったし、ちょっと遅かったかなとも思う」。6回の3打席目には西口から左中間を破る二塁打でマルチ安打も記録。今季は打撃不振に悩み続けてきたが、メモリアルの一打をきっかけに、打撃復調といきたい。 ▼通算1000安打=今宮(ソフトバンク) 5日の楽天20回戦(ペイペイドーム)の4回、早川から左前打を放って達成。プロ野球311人目。初安打は12年4月30日のロッテ6回戦(QVCマリン)で藤岡から。
◆ソフトバンクの若き大砲、リチャード内野手(22)が敗戦の危機を救った。6-7の8回先頭で、楽天酒居から起死回生の同点ソロ。カウント3-1から、144キロ直球を左翼スタンド中段へ運んだ。「出塁しようと打席に入りましたが、打者有利カウントから強いスイングを心掛けました。同点のホームランと、いい結果になって良かったです」。最大3点差をひっくり返されていた重苦しい空気を振り払った。 6回の第3打席では、無死二塁の好機で犠打を試みるも失敗。追加点をアシストすることができなかった。「なんとか取り返そうと打席に入りました」と、次打席で汚名返上のアーチだ。工藤監督も「勝ちきれなかったけど今日はバッターが意地を見せてくれた」とたたえた。 初回に中村晃の逆転満塁弾で優位に進めたが、リリーフ陣が打ち込まれて逃げ切りに失敗。3位楽天とのCS出場圏を巡る2連戦初戦を取りこぼし、今季20度目の痛恨ドローに終わった。指揮官は「最後まで諦めない野球を皆さんの前で続けていく」と力を込めたが、6日の同戦に敗れれば自力でのCS出場の可能性が消滅する。追う立場のソフトバンクにとっては、とにかくもう、勝つしかない。【只松憲】
◆ソフトバンクはリチャード内野手(22)の同点ソロで追い付いたが、勝ちきれず今季20度目の引き分けに終わった。試合後の工藤公康監督(58)の一問一答は以下の通り。 -リチャードが起死回生の同点ソロ 工藤監督 クリ(栗原)のホームランといい、リチャードといい、本当によく引き分けというか。勝ちきれなかったけど、バッターの人が今日は意地を見せてくれてよく打ってくれたと思います。 -6回無死二塁で回ってきた打席では犠打を失敗した 工藤監督 なかなかバントというケースはないんですけど、本人に右方向に打つのかバントが良いのかを聞いたら、バントがいいと言ったので。自分が選んでもらった方でいったほうがより確実かなと思ったんですけど、あそこで代えるっていう選択肢はなかったので、彼に聞いてね。こういうのはまた次の打席にもつながったし、経験が次の試合にも生きる。日々成長できるように頑張ってほしい。 -7回はまた岩崎が打ち込まれた 工藤監督 精神的に自信をなくしてしまうのが一番良くないと思う。7回を変えたい訳ではなく、彼自身の中でしっかり自信を持てないとあまりいい結果につながってないことがあるのでね。その辺は本人と話をした方がいいのかなと思います。
◆ソフトバンク・中村晃外野手(31)が一回、右翼席に逆転の5号満塁弾を放った。 「みんながつないだチャンスだったので、絶対にいかしたいと打席に入りました。真っすぐをいいスイングで仕留めることができた」 1点を追う一回1死から三森と柳田が連打。デスパイネは空振り三振も、栗原が四球でつないで中村晃に打席が回ってきた。1ボールからの2球目、早川の146キロ直球を狙い撃ち。打った瞬間に確信する当たりは右翼席に着弾した。チームは1日からのオリックス3連戦(京セラ)で1得点だったが、ひと振りで雰囲気を一変させた。 「絶対に負けられない楽天との1戦目」と位置づけていた。4位のソフトバンクにとって、逆転CSへは、3ゲーム差で迎えた3位楽天との直接対決2連戦は連勝あるのみ。この日は、チームメートである川島の38歳の誕生日でもあった。 中村晃の満塁弾は2018年4月1日のオリックス戦(ペイペイドーム)以来、自身2本目。
◆ソフトバンク・今宮健太内野手(30)が、史上311人目の通算1000安打を達成した。 「7番・遊撃」で先発すると、四回1死で打席に。早川の145キロ直球を振り抜き、三遊間を抜く左前打を放った。すぐさま記念プレートを手渡されると、スタンドに何度も頭を下げた。 今宮は2010年に大分・明豊高からドラフト1位で入団した。初安打は2012年4月30日のロッテ戦(当時QVCマリン)。藤岡から放った左前打だった。ホークスでは昨年、柳田と中村晃が通算1000安打を達成している。
◆乱打戦の末に引き分けた。ソフトバンクは一回に中村晃が満塁本塁打を放ったが5―7と逆転され、七回に栗原、八回はリチャードと、2本のソロで追い付いた。楽天は先発早川が五回途中で5失点と精彩を欠いた。
◆ソフトバンクは中村晃外野手(31)に5号満塁弾が飛び出すなど7得点を挙げたが、結果は引き分け。試合後、工藤公康監督(58)が代表取材に応じた。主な一問一答は以下の通り。 --引き分けという結果に 「クリ(栗原)のホームランといい、リチャードのホームランといい。本当に、よく引き分けたというか。勝ち切れなかったところもありますけど。打者の人が意地を見せて、よく打ってくれたと思います」 --リチャードは追い込まれながらも 「ここぞという1本をね。すごく大きいですね。彼が打ってくれるのは」 --六回無死二塁では犠打を失敗 「本人にも最初から右の方向に打つのか、バントがいいかと聞くと、本人がバントだといったので。自分が選んだ方でいってもらった方がね、より確実かなと思ったんですけど。あそこで代える選択はなかった。次の打席にもつながったし。こういう経験がまた次に生きると思うので。日々成長できるように頑張ってくれたら」 --古谷が五回無死一、二塁から好リリーフ 「157キロも出してね。今年はいろいろありましたけど練習をして。ファームなら先発をしたりとかもありましたけど。上にあがってきてリリーフという中で、慣れないというわけではないですけど。調整も大変でしょうけど、その中でもベストを尽くして自分の球を信じて投げてくれるので」 --中村晃が満塁弾で勢いをつけた 「投手にも勇気が出て、ソロホームランならいいやというくらいでいけたらいいと思ったんですけど。(東浜は)五回は(ストライクゾーンに)集まってしまったところがあった。その辺は難しいものですね。思う通りにいかないのが野球なので」 (続けて) 「またあしたしっかり頑張って。ファンのみなさんも1万人入っていただいているので。最後の最後までホークスらしさというか。諦めない野球を続けていくことが、プロ野球選手としての義務だと思うので。決して揺るがずに戦っていきたいと思います」
◆3位楽天は救援陣が粘れず引き分け、首位オリックスとのゲーム差は5・5に広がった。 7―5と逆転した直後の七回は西口、八回は酒居がともにソロ本塁打を浴びて逃げ切れなかった。石井監督は「みんなの気持ちが一つになった試合だった。結果としては(勝利が)欲しかったけど、その下の引き分けという結果で最低限終われた」と自らに言い聞かせるように話した。
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ORIX |
64 | 49 | 16 | 0.566 (↑0.003) | - (-) |
14 | 511 (+9) | 458 (-) | 122 (+3) | 40 (-) |
0.252 (↑0.001) | 3.360 (↑0.03) |
2 (-) |
ロッテ |
60 | 48 | 17 | 0.556 (↑0.005) | 1.5 (-) |
18 | 529 (+2) | 493 (-) | 109 (-) | 102 (-) |
0.244 (-) | 3.690 (↑0.03) |
3 (-) |
楽天 |
58 | 54 | 15 | 0.518 (-) | 5.5 (↓0.5) |
16 | 484 (+7) | 458 (+7) | 99 (+2) | 45 (-) |
0.247 (↑0.001) | 3.460 (↓0.03) |
4 (-) |
ソフトバンク |
53 | 55 | 20 | 0.491 (-) | 8.5 (↓0.5) |
15 | 504 (+7) | 435 (+7) | 116 (+3) | 81 (+3) |
0.248 (-) | 3.240 (↓0.03) |
5 (-) |
西武 |
48 | 62 | 18 | 0.436 (↓0.004) | 14.5 (↓1) |
15 | 474 (-) | 543 (+2) | 102 (-) | 82 (+2) |
0.241 (↓0.001) | 4.080 (↑0.01) |
6 (-) |
日本ハム |
45 | 61 | 17 | 0.425 (↓0.004) | 15.5 (↓1) |
20 | 382 (-) | 465 (+9) | 65 (-) | 64 (-) |
0.229 (-) | 3.490 (↓0.04) |
コメント