1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 |
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | X | 1 | 7 | 0 | 0 |
勝利投手:大野 雄大(7勝10敗0S) (セーブ:R.マルティネス(0勝3敗20S)) 敗戦投手:メルセデス(7勝3敗0S) |
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◆中日は0-0で迎えた5回裏、岡林の内野ゴロの間に1点を先制する。投げては、先発・大野雄が7回3安打無失点。その後は又吉、R.マルティネスの継投で完封リレーを展開し、大野雄は今季7勝目を挙げた。敗れた巨人は先発・メルセデスが好投を見せるも、打線が沈黙した。
◆中日は今季の巨人戦が11勝10敗3分けで、勝利か引き分けで16年以来のシーズン勝ち越しが決まる。 同カードで今季2勝1敗、防御率1・76と相性の良い大野雄大投手(33)で、5年ぶりの勝ち越しを決められるか。
◆巨人中田翔内野手(32)が、5回の守備からベンチに退いた。「6番一塁」で先発も、2回無死一塁の第1打席、遊ゴロ併殺打に倒れた。途中交代する直前の5回先頭では、2ボールのバッティングカウントから、中日大野雄のツーシームを捉えられず、遊飛に終わっていた。 中田と交代で、捕手の大城が4月10日広島戦(マツダスタジアム)でスタメン出場して以来となる、一塁守備についた。主に一塁を守るルーキー秋広は、前日29日の同カードで9回に代打としてプロ初出場を果たしていたが、この日はベンチから外れている。
◆中日先発の大野雄は3回まで毎回の5三振を奪い、2安打無失点。巨人メルセデスも3回まで無安打に抑え、得点を与えない。 中日は5回、3連打で無死満塁とし、岡林のニゴロで1点を先制。巨人は6回まで大野雄を攻めきれず、無得点が続く。 中日は8回から又吉、R・マルティネスとつなぎ完封リレーで3連勝。大野雄は7勝目。巨人は5連敗。メルセデスが3敗目。
◆中日大野雄大投手が巨人との今季最終戦で7回を3安打無失点に抑え、7勝目をマークした。 2登板連続の中5日も8三振を奪うパワー投球で、チームを同カード5連勝での5年ぶり勝ち越しに導いた。「(連勝を)自分で止めるのは嫌だと思っていたので、気合を入れて臨みました。来年はジャイアンツ以外のチームにも勝ち越せるようにしたい」とエースの誓いを立てた。 この日、山井の引退が発表され「寂しい。周りが言いにくいことも言ってくれる先輩は貴重だった」と、大黒柱としての自覚を持たせてくれた恩人に感謝した。
◆巨人の足踏みが続いた。中日の前に無得点のまま敗れた。同一カード3連敗、2試合連続の完封負けは、いずれも今季初。16年以来、5年ぶりのシーズン同カード負け越しが決まった。 前夜の7安打から後退する散発3安打。中5日で先発した中日大野雄に翻弄(ほんろう)された。18イニング連続無得点のトンネルに迷い込んだ。 打撃不振、得点力不足が深刻化する。連日のオーダー変更も実らず、3試合連続の2ケタ三振。バットも気持ちも空回りした。上位とのゲーム差を詰められず、残り試合が消化されていく。原監督は「やっぱり、今トンネルの中に入っているからね。これを抜けたときがね。早く抜けるように、みんなでして、抜けたときが楽しみよ。以上」と団結が改善の道しるべとした。1点、1勝の先に光がある。 ▽巨人メルセデス(6回6安打1失点と粘投も、6戦勝ちなしの3敗目)「アグレッシブな投球ができたと思います。(3連打から失点した)5回は修正するのに時間がかかってしまいました」
◆2試合続けて「8番左翼」で先発起用された中日岡林勇希外野手が、1-0勝利の決勝打を決めた。 0-0の5回無死満塁で放った二ゴロが併殺崩れとなり、貴重な先制点をゲット。9月29日の巨人戦では犠飛でプロ初打点を挙げており、打点も2日連続となった。「これからもチャンスで打てるように頑張っていきたい」と意気込むプロ2年目の19歳が、成長を猛アピール中だ。
◆中日が今季初の同一カード3連戦3連勝で5年ぶりに巨人戦を勝ち越した。大野雄は7回無失点で7勝目。R・マルティネスは2年続けて20セーブを挙げ、五回に岡林の二ゴロの間に挙げた1点を守った。巨人は2戦連続零敗で5連敗。
◆巨人は2戦連続の零敗で5連敗を喫した。ホームが遠い...。9月最後の試合でも、復調気配を見せることはなかった。 敵地ナゴヤドーム。湿りっぱなしの打線が目覚めない。2戦連続で、今季10度目の零封負け。今季の中日戦の負け越しも決まった。 相手先発は今季7度対戦し、1勝2敗の大野雄。一回は先頭の松原が今季100安打目となる左前打で出塁し、突破口を開いた。5試合連続で先取点をとられているだけに、なんとしてでも先制点がほしかったが、続く丸、坂本、岡本和と3者連続三振に倒れた。 先発したメルセデスは6回1失点と力投したが、打線の援護がなく、8月24日の広島戦以来6試合ぶりの白星をつかめず、3敗目(7勝)を喫した。
◆巨人は2試合連続の零封負けで、今季2度目の5連敗。今季初の同一カード3連敗を喫し、対中日戦は2016年以来、5年ぶりの負け越しが決まった。先発のメルセデスは五回無死満塁で岡林の打席の併殺崩れで失った1点のみと、6回6安打1失点と力投を見せた。打線が大野雄、又吉、マルティネスの前に二塁すら踏むことができず、散発3安打と沈黙した。原辰徳監督(63)が試合を振り返った。 -―メルセデスは踏ん張った 「そうですね。なかなか、良かったと思いますね」 -―ストライク先行でいつもの通りの投球 「ですね。フィールディングも良かったしね」 -―打線がつながらず、何とかしたいところ 「そうですね。今、トンネルの中に入っているからね。これを抜けたときがね、早く抜けられるようにみんなでして、抜けたときが楽しみよ」 ―-中田の交代は内容も見てか 「そうですね」
◆3連覇が遠のいていく―。セ・リーグ3位の巨人は30日、中日最終戦(バンテリンドーム)に0―1で敗れ、今季2度目の5連敗を喫した。打線が散発3安打で二塁すら踏めず、2戦連続&今季10度目の零封負け。今季初の同一カード3連戦3連敗で中日戦は5年ぶりの負け越しが決まった。2打数無安打で交代し、9月21日の再昇格後も不振に苦しむ中田翔内野手(32)が、2軍に降格する見込みとなった。 1点が遠い。打線が中日エース、大野雄の前にわずか3安打で、二塁すら踏めなかった。原監督は悔しさを押し殺し、トンネルの出口へと視線を向けた。 「やっぱり、今、トンネルの中に入っているからね。これをみんなで早く抜けられるように、抜けたときが楽しみよ」 一回先頭で松原が左前打を放つも、丸、坂本、岡本和が3者連続三振。相手エースに意地を見せられず、得点圏に走者を送ることすらできなかった。2戦連続で3年ぶりとなるシーズン10度目の零封負け。2―5で敗れた9月28日の第1戦を含め、3試合を通して連打がなく、18イニング連続無得点となった。 停滞ムードの打破へ、テコ入れを敢行する。8月に日本ハムから無償トレードで加入した中田=顔写真=が1日に再び出場選手登録を抹消される見込みとなった。この日は「6番・一塁」で先発したが、2打席凡退で交代。不振での再調整から9月21日の再昇格も打率・083(24打数2安打)と低迷している。同29日に代打でプロ初出場(結果は左飛)したD5位・秋広(二松学舎大付高)も抹消され、ファームで好調の広岡らが昇格するもようだ。 シーズン佳境の9月は6勝14敗5分けと大きく負け越して終了。最大15あった貯金は6に減った。今季の中日戦は10勝12敗3分けで2016年(11勝13敗1分け)以来、5年ぶりの負け越しも決まった。 残り18試合で首位・ヤクルトとは5ゲーム差。トンネル脱出を急がなければ、V3への光も見えてこない。
◆先頭の松原が左前打で出ながら、丸、坂本、岡本和が3者連続三振。一回表、巨人の攻撃は、無得点-。エモトはこの時点で「あ、また負ける」と直感した。これが当たってしまうところが、悲しいというか、情けないというか...。 丸を2番に置いて、2試合連続で零封負け。いっとき、もてはやされた、例の「2番最強論」か? 打順の入れ替えで、打線にカツを入れようとしたのだろう。 残念ながら、その論が通じるのは、2番に入る打者がきわめて好調なとき。不調な者を2番に置いたら、意味はない。 不調な上に、小技をきかせるタイプではないから、結局は何も起こらないわけだ。 やはり、先頭打者が出塁したら、送りバント。得点圏に走者を進め、相手バッテリーにプレッシャーを与え、まず1点。それができたら、次の1点、もう1点。プレーボールからゲームセットまで、コツコツいくしかないんだよ。 ここで打ってくれ! 一気に決めてくれ!! いくらベンチが願っても、そうならないから、苦しんでいる。今のチーム状態であればなおのこと、地道なプレーの積み重ねに、立ち返るべきだね。(本紙専属評論家)
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ヤクルト |
60 | 44 | 16 | 0.577 (↓0.006) | - (-) |
23 | 538 (+6) | 441 (+7) | 123 (+3) | 66 (-) |
0.257 (-) | 3.460 (↓0.03) |
2 (-) |
阪神 |
65 | 51 | 7 | 0.560 (↓0.005) | 1 (-) |
20 | 479 (+4) | 473 (+5) | 109 (+1) | 104 (+2) |
0.248 (-) | 3.580 (↓0.02) |
3 (-) |
巨人 |
57 | 51 | 17 | 0.528 (↓0.005) | 5 (-) |
18 | 496 (-) | 473 (+1) | 153 (-) | 63 (-) |
0.246 (↓0.001) | 3.580 (↑0.02) |
4 (-) |
中日 |
50 | 60 | 16 | 0.455 (↑0.005) | 13 (↑1) |
17 | 369 (+1) | 417 (-) | 65 (-) | 55 (-) |
0.239 (-) | 3.180 (↑0.03) |
5 (-) |
広島 |
50 | 61 | 11 | 0.450 (↑0.005) | 13.5 (↑1) |
21 | 458 (+5) | 512 (+4) | 106 (+3) | 55 (+1) |
0.261 (-) | 3.880 (-) |
6 (-) |
DeNA |
48 | 62 | 14 | 0.436 (↑0.005) | 15 (↑1) |
19 | 500 (+7) | 556 (+6) | 127 (+2) | 26 (-) |
0.258 (↑0.001) | 4.270 (↓0.01) |
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