DeNA(★2対9☆)広島 =リーグ戦19回戦(2021.09.24)・横浜スタジアム=
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広島
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DeNA
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勝利投手:大瀬良 大地(7勝5敗0S)
敗戦投手:宮國 椋丞(1勝1敗0S)

本塁打
【広島】小園 海斗(2号・5回表2ラン)
【DeNA】宮﨑 敏郎(13号・2回裏ソロ)

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◆広島は1点を先制された直後の3回表、坂倉の適時二塁打などで3点を挙げ、逆転に成功する。その後は5回に小園の2ランが飛び出すなど、着実に得点を重ねた。投げては、先発・大瀬良が8回途中2失点の好投で今季7勝目。敗れたDeNAは、投打ともに振るわなかった。

◆DeNA宮崎敏郎内野手(32)が通算100号に王手をかけた。 2回、先頭打者として広島大瀬良大地の初球、146キロ直球を右翼席へ運んだ。推定飛距離118メートルの1発に「打ったのはストレートです。イニングの先頭だったので、塁に出ようと思い打席に向いました。風にもうまく乗ってくれて最高の結果にうれしいです」と話した。これがプロ9年目で通算99号本塁打。100号にあと1本と迫った。

◆DeNAは7月以来、今季5度目の4連敗を喫した。2回に宮崎敏郎内野手の通算99号となる13号ソロで先制した。しかし、9月7日以来、中16日で2度目の先発となった宮国椋丞が5回7安打5失点と粘れず。相手の2番小園に1発を含む5安打を許すなど、投手陣全体で14安打を浴びた。 打線は広島先発の大瀬良に手を焼き、7回まで3安打で1得点のみ。8回に3連打で大瀬良をマウンドから降ろしたが、2番手ケムナに宮崎敏郎が中飛に倒れた。 ドラフト2位ルーキー牧秀悟は9回に島内から中前安打を放ち、通算安打数を113とした。球団の新人では、1959年(昭34)の近藤和彦に並ぶ歴代2位となった。

◆DeNAのドラフト2位ルーキー牧秀悟内野手(23)が球団新人の安打記録で2位タイに並んだ。 3打数無安打で迎えた9回、先頭で島内の153キロ直球を中前にはじき返した。これが通算113安打目。天秤(てんびん)打法で有名な1959年の近藤和彦(明大→大洋)に並んだ。

◆DeNAは2回、宮崎が右翼へ13号ソロを放って先制。広島は3回、西川の二ゴロと坂倉の2点適時打で3点を奪って逆転した。 広島は5回無死一塁、小園が右翼上段へ2号2ランを放って加点した。宮国は5回86球7安打5失点で降板した。 広島は継投で逃げ切り連敗を2で止めた。大瀬良が8回途中2失点の好投で7勝目を挙げた。DeNAは今季5度目の4連敗。

◆DeNAは7月以来、今季5度目の4連敗を喫した。2回に宮崎敏郎内野手の通算99号となる13号ソロで先制した。しかし、9月7日以来、中16日で2度目の先発となった宮国椋丞が5回7安打5失点と粘れず。相手の2番小園に1発を含む5安打を許すなど、投手陣全体で14安打を浴びた。 三浦監督は3回、先頭打者の大瀬良大地投手に許した安打を潮目に挙げた。ここから3失点に結び付いた。「先制できましたけど、やはり投手ヒットから流れがああいう感じになりましたね。(宮国は)ボールを散らしながらやってましたが、投手ヒットからリズムが崩れて、流れがつかみきれなかった」と話した。 打線は広島先発の大瀬良に手を焼き、7回まで3安打で1得点のみ。8回に3連打で大瀬良をマウンドから降ろしたが、2番手ケムナに宮崎敏郎が中飛に倒れた。4試合連続で2得点以下となり、三浦監督は「ここのところ、ちょっと元気がない」と話した。

◆広島大瀬良大地投手が本調子でない中、今季最長7回2/3を投げ2失点で7勝目を手にした。 立ち上がりから制球が定まらず、2回には宮崎に先制ソロを許した。「すごいフラストレーションばっかりでした。その中でもアツさん(会沢)がうまく配球してくれた」。 苦しみながらも勝ち越した3回から7回までは無安打。8回は2死から3連打で1点を失ったものの、今季最多117球を投げ切った。

◆広島坂倉将吾捕手が、意地の決勝打を放った。22日は2度の得点機で凡退したが、同点に追いついた3回、2死一、二塁からDeNA宮国のカーブを引きつけて、右中間を破った。「カーブは(頭に)無かったですね。ただ1打席目に見たときも振れそうだった。ある程度は何でも振りたいと思っていたので良かったです」。投ゴロに倒れた1回の打席と同じ2死一、二塁でリベンジし、塁上では両手を力強くたたいた。 規定打席に到達した8日以降、14試合で打率1割4分5厘。見えない重圧を初めて味わう。「誠也さんも20何打席無安打の経験があったらしいんですけど、"その時、オレは振れなかった"と言っていた。僕は振れていたし、"とりあえず振れることはいいことだから"と言ってもらえていたので、とにかく我慢しようという感じでした」。首位打者の経験がある主砲からの金言を胸に、重圧をはねのける1打を生んだ。

◆広島小園海斗内野手(21)が、1発を含むプロ初の5安打と暴れ回った。「2番遊撃」で先発出場。 2点リードの5回には約2カ月ぶりの1発となるダメ押しの右越え2号2ラン。9回にも適時打をマークし、5打数5安打3打点と爆発した。夏場の不調を乗り越えた若きホープが、23イニング連続無得点だった打線を活気づけ、チームの連敗を「2」でストップさせた。小園が横浜の地で無双した。初回1死からは遊撃強襲の内野安打で出塁。1点を追う3回は1死一塁から右前打でチャンスメークし、逆転につなげた。2点リードの5回無死一塁からは、DeNA宮国の内角直球をコンパクトに振り抜き、右翼席上段まで運ぶダメ押しの2号2ラン。約2カ月ぶりの1発に「しっかりと反応ができた」。三塁ベンチに戻ると、カメラに向かって両手を縦横に重ね謎の「Tポーズ」を披露。しかし試合後は「秘密です」とけむに巻いた。 勢いはさらに加速した。7回2死から右前打で出塁。プロ1号を放った1年目19年7月26日ヤクルト戦以来の4安打を放つと、4点差に迫られた9回無死一、二塁では右前適時打。プロ初の5安打で相手に傾きかけた流れを引き戻した。「全ての打席で良い形で入れた」と手応え十分だった。 夏場に入り、好調だった打撃は下降線をたどった。定位置としていた「3番」も、9月には「2番」に。追い込まれてからのノーステップを1度やめ、すり足気味のフォームに変えるなど試行錯誤し、立ちはだかった壁を乗り越えた。「上を見て沈まぬように、高いところを目指してやっている。そういう気持ちが(結果に)出てきているんじゃないかな」と胸を張った。 25日DeNA戦で4打席に立てば規定打席に到達する。2試合連続マルチ安打で、打率も2割8分4厘まで上昇させた。「なかなか厳しいですけど、3割以上頑張ります」。若きホープが、2試合連続ゼロ封負けと苦しんでいた打線をもり立てた。【古財稜明】

◆広島島内颯太郎投手が日本球界4位の球速記録か!? 9回、3番手島内が無死一塁から森を空振り三振に切った7球目だった。球場のビジョンに「164キロ」と表示された。 ほかは150キロ前半だったけに、誤表示か、森のバットにかすったことで球速が増した可能性もある。佐々岡監督は「本当かな? でも157、8キロ出している実績があるから分からないけど」とほほ笑んだ。

◆DeNAは7月以来、今季5度目の4連敗を喫した。スタメンから47試合ぶりに打撃不振のネフタリ・ソト内野手を外し、「6番一塁」で牧秀悟内野手、「7番遊撃」で森敬斗内野手という新オーダーを組んだ。 だが、森は4打数無安打、守っても1失策と攻守に精彩を欠いた。三浦大輔監督は「今日はスタメンに使いましたが、いいところはなかったですね。自分ができる特徴を出せるプレーをしてほしい」と注文をつけた。 打線はテコ入れにもかかわらず、4試合連続で2得点以下に終わった。「2点というところなので、形をつくれなかった。いろいろ苦労してますけど、結果、2点で流れが悪かった。何とかしないといけない」と話した。

◆DeNA・宮崎敏郎内野手(32)が二回先頭で先制の13号ソロを放った。初球146キロを振り抜き、右翼席へ。9日の巨人戦(横浜)以来のアーチで先制に成功した。 相手先発の大瀬良に対しては試合前時点で今季打率・429(7打数3安打)と好相性。チームは今季3試合で0勝1敗、防御率1・29と右腕に抑えられてきたが、〝大瀬良キラー〟が頼もしく先陣を切った。

◆広島の小園が3―1の五回無死一塁で7月14日以来の一発となる今季2号を放った。1ボール2ストライクから宮国の内寄りの直球を振り抜き、右翼席に特大の2点本塁打を運び「自分のスイングでしっかり捉えることができた」と納得の表情を浮かべた。 一回に遊撃内野安打、三回と七回には右前打と2年ぶりの1試合4安打以上をマークした。 一回に遊撃内野安打、三、七、九回には右前打を記録してプロ入り後初の1試合5安打をマークした。 2019年に兵庫・報徳学園高からドラフト1位で入団した左打者。昨季はわずか3試合の出場にとどまったが、今季は遊撃のポジションをつかむまでに成長した。それでも本人は「使ってもらっている」と油断することなく努力を重ねている。

◆広島・小園海斗内野手(21)が自身初、球団最多タイの1試合5安打をマークした。 「2番・遊撃」で先発出場。一回1死の第1打席で遊撃内野安打を放つと、三回1死二塁では右前打で好機を拡大。さらに五回無死一塁では右翼席上段へ2号2ランを叩き込んだ。勢い止まらず七回2死でも右前打を放って4安打目とすると、九回無死一、二塁では右前適時打。5安打3打点と大暴れした。

◆広島が快勝した。1点を先制された直後の三回に坂倉の2点二塁打などで3点を奪って逆転。五回に小園の2ラン、九回には小園の適時打と西川の適時二塁打などで3点を加えた。大瀬良は八回途中まで2失点で7勝目。DeNAは4連敗を喫した。

◆広島の大瀬良が八回途中まで6安打2失点で7勝目を挙げた。二回に宮崎にソロを浴びたが、威力ある球が適度に荒れ、打ち気にはやる打者のミスショットを誘った。三~七回は安打を許さず「最初から最後までコントロールできなかった。その中でもアツさん(会沢)がうまく配球してくれた」と感謝した。 7月以降、9試合続けてクオリティースタート(6回以上で自責点3以下)と安定感が光る。佐々岡監督は「制球がばらついている中でも粘り強く投げてくれた」と評価した。

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
584215 0.580
(↑0.004)
-
(-)
28507
(+3)
427
(-)
116
(+1)
66
(-)
0.259
(-)
3.490
(↑0.04)
2
(-)
阪神
63487 0.568
(-)
0.5
(↑0.5)
25466
(+6)
455
(+6)
106
(+1)
100
(+1)
0.250
(-)
3.570
(↓0.02)
3
(-)
巨人
574617 0.553
(-)
2.5
(↓0.5)
23491
(+6)
455
(+6)
152
(+2)
62
(-)
0.248
(↑0.001)
3.590
(↓0.02)
4
(-)
中日
475915 0.443
(↓0.005)
14
(↓1)
22358
(-)
399
(+3)
63
(-)
54
(-)
0.240
(-)
3.190
(-)
5
(-)
DeNA
465914 0.438
(↓0.004)
14.5
(↓1)
24476
(+2)
528
(+9)
120
(+1)
25
(-)
0.257
(↓0.001)
4.220
(↓0.03)
6
(-)
広島
456111 0.425
(↑0.006)
16
(-)
26430
(+9)
496
(+2)
97
(+1)
52
(-)
0.259
(↑0.001
3.920
(↑0.02)