1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 |
DeNA | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | X | 9 | 12 | 1 | 1 |
勝利投手:今永 昇太(5勝4敗0S) 敗戦投手:ロドリゲス(0勝3敗0S) 本塁打 |
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◆DeNAは初回、桑原の先頭打者本塁打などで一挙4点を奪い、幸先良く先制する。4-1で迎えた6回裏には、今永の2点適時打などで5点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・今永が9回4安打1失点の完投で今季5勝目。敗れた中日は、投打ともに振るわなかった。
◆DeNAが1回に4点を先制。桑原が11号となる先頭打者弾。オースティンが中犠飛、宮崎が適時二塁打、ソトが適時打を放った。 中日が5回、併殺の間に1点。DeNAは6回に打者一巡の7安打を集めて5点追加。中日の先発ロドリゲスは5回4失点で降板。 DeNAの投打がかみ合い2連勝。19年8月以来、2年ぶりに完投した今永が1失点で5勝目。中日は3連敗。ロドリゲス3敗目。
◆3連敗した中日、与田監督の試合後の主な一問一答は以下の通り。 -先発ロドリゲスは初回に4失点 与田監督 ボール自体はよかったので、なんとかいけるかなと思ったのですが、立ち上がり、もったいなかったですね。 -前回も初回3失点と立ち上がりにつまずいたが、要因は 与田監督 一言で原因というのは難しいが、ブルペンでの入り方も変えたりしているし、今回も(新しい)フォームも試してみたりしてるのでね。いろいろやってるが、結果が出てないというところです。 -打線も2試合続けて今永に抑えられた 与田監督 まずストレートがよかったというのが第一印象。ベンチから見ていても、バッターの手元で伸びてくるような勢いのあるボールだったので。(各打者も)なんとか打ちにいったんでしょうけど、変化球もコントロールよかったし、スイングをさせてもらえなかったという印象ですね。 -ルーキー森が8回に(プロ)2度目の登板も3人で抑えた 与田監督 ボールよかったですよ。ストライクゾーンをしっかり投げられるので、チャンスがあったらどんどん使っていきたいと思います。
◆中日の先発ジャリエル・ロドリゲス投手(24)が初回に4点を失い、打線もDeNA今永に4安打に抑えられて3連敗した。 「前回よりはコントロールできたと思うが、また初回に失点しまったのが反省。同じミスを何度もしないようにしないといけない」とロドリゲスは落胆。与田剛監督(55)は今永に「ストレートがよかった。(各打者も)なんとか打ちにいったんでしょうけど、変化球もコントロールよかったし、スイングをさせてもらえなかったという印象」と脱帽だった。 ▽中日森(プロ2度目の登板で8回を打者3人で抑え)「初登板より落ち着いて投げられましたし、次の登板もしっかり抑えたい」
◆DeNAネフタリ・ソト内野手(32)が2安打2打点と復調の兆しだ。 1回2死三塁では中日ロドリゲスの初球、外角真っすぐを左前へ運んでチームに4点目を入れた。「積極的にストライクゾーンにきたら振っていこうと思っていた。今永がいい投球をしてくれていたので、追加点を挙げられてよかったです」。6回1死一、三塁の第3打席でも左方向へ二塁打を放ち、この日2打点目を挙げた。 試合前には球団から外国人選手へ、家族の名入りユニホームとタオルのサプライズプレゼントがあった。「妻もすごく喜んでくれた。妻もベイスターズのファミリーの一員。早くもらったユニホームで応援に来たいと思っている」と心遣いに感謝した。
◆DeNA桑原将志外野手(28)が、今季自身初の先頭打者本塁打で快勝を呼び込んだ。 1回、1ストライクからの2球目カーブを左翼席上段へ放り込む11号ソロ。直前の守備では今永が7球で中日打者を3者凡退に切っており「初回から今永がいいリズムで抑えてくれたので、いい流れで打席に入ることができました。先制することができうれしいです」。勢いづいた打線はこの回一気に4点を先取。また6回にも中前打で出塁して9点目のホームを踏み、快勝に貢献した。
◆DeNA今永昇太投手(28)が118球、1失点完投で5勝目を挙げた。四死球ゼロ、苦手な中日大島を内角攻めで無安打に封じるなど、抜群の安定感だった。完投は19年8月以来で、昨年10月の左肩手術以降は初。オリックス山本を参考に「完投は技術でできると思っている。後ろの回を考えて打者との駆け引きを計算することはできる」と、9回まで逆算して狙い通りに投げきった。6回の打席では2点打で自らを援護し、打率は驚異の2割7分6厘となった。 ▽DeNA三浦監督(完投、2打点の今永に)「投げてよし、打ってよしでしたね。8回終わった時点で表情見にいったら、替えんじゃねえぞって顔してたんで。完全復活? 今永は1年間ローテーション回って、が完全復活だと思います」
◆DeNAの今永が1失点で2年ぶりの完投勝利。テンポよく無四球の4安打に封じた。打線は一回、桑原の先頭打者本塁打で先制するなど4点。六回も打者一巡の猛攻で5点を加えた。中日はロドリゲスと佐藤が打たれ、3連敗。
◆DeNA・今永昇太投手(28)が2019年8月18日の広島戦(横浜)以来763日ぶりとなる完投勝利を挙げた。 「チーム全体が広島からの移動があったので、みんな疲れていると思いますし、うまくいけば完投したいと思っていた。その通りいってうれしいです」 9回を4安打1失点、118球で投げ抜き、5勝目(4敗)。失点は五回に併殺の間に許した1点のみ。ピンチらしいピンチすら作らず、六回には自ら2点打を放ってリードを広げた。投打に活躍で昨年10月の左肩手術後初の完投星をつかんだ。 完全復活を予感させるエースの好投。三浦監督は「投げてよし、打ってよしでしたね」と目を細めつつ、「今永の完全復活は1年間ローテを守ってからだと思う」と高い期待をあらわにした。今永は「何事にも代えがたい充実感というか、疲れも吹っ飛ぶような心地よさがある。これから何回でも完投したい」と力強かった。
◆DeNAの桑原が3年ぶり、自身8本目の初回先頭打者本塁打をマークした。1ストライクからロドリゲスが投じた高めのカーブを捉えた。「一回から今永がいいリズムで抑えてくれたので、いい流れで打席に入ることができた」と2年ぶりの完投勝利を挙げたエースに感謝した。 桑原の一発から打線がつながり、一回の4点で試合を優位に進めた。昨年は34試合の出場にとどまったが、10年目の今季は打率3割1分2厘、11ホームランと打線をけん引している。
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
62 | 47 | 5 | 0.569 (↓0.005) | - (-) |
29 | 453 (+1) | 442 (+8) | 105 (-) | 95 (-) |
0.251 (↓0.001) | 3.580 (↓0.03) |
2 (-) |
ヤクルト |
54 | 42 | 14 | 0.563 (↑0.005) | 1.5 (↑1) |
33 | 491 (+5) | 420 (+1) | 112 (+2) | 66 (+1) |
0.259 (↑0.001) | 3.590 (↑0.03) |
3 (-) |
巨人 |
55 | 45 | 16 | 0.550 (↑0.005) | 2.5 (↑1) |
27 | 467 (+8) | 447 (+1) | 147 (+3) | 62 (+2) |
0.247 (↑0.001) | 3.640 (↑0.02) |
4 (-) |
中日 |
46 | 56 | 14 | 0.451 (↓0.004) | 12.5 (-) |
27 | 351 (+1) | 383 (+9) | 63 (-) | 54 (-) |
0.240 (↓0.001) | 3.200 (↓0.06) |
5 (-) |
DeNA |
45 | 55 | 14 | 0.450 (↑0.006) | 12.5 (↑1) |
29 | 463 (+9) | 508 (+1) | 117 (+1) | 24 (-) |
0.258 (↑0.001) | 4.250 (↑0.03) |
6 (-) |
広島 |
43 | 59 | 10 | 0.422 (↓0.004) | 15.5 (-) |
31 | 417 (+1) | 474 (+5) | 94 (-) | 52 (+1) |
0.260 (↑0.001) | 3.940 (↓0.02) |
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