DeNA(☆9対1★)中日 =リーグ戦19回戦(2021.09.19)・横浜スタジアム=
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中日
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DeNA
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勝利投手:今永 昇太(5勝4敗0S)
敗戦投手:ロドリゲス(0勝3敗0S)

本塁打
【DeNA】桑原 将志(11号・1回裏ソロ)

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◆DeNAは初回、桑原の先頭打者本塁打などで一挙4点を奪い、幸先良く先制する。4-1で迎えた6回裏には、今永の2点適時打などで5点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・今永が9回4安打1失点の完投で今季5勝目。敗れた中日は、投打ともに振るわなかった。

◆DeNAが1回に4点を先制。桑原が11号となる先頭打者弾。オースティンが中犠飛、宮崎が適時二塁打、ソトが適時打を放った。 中日が5回、併殺の間に1点。DeNAは6回に打者一巡の7安打を集めて5点追加。中日の先発ロドリゲスは5回4失点で降板。 DeNAの投打がかみ合い2連勝。19年8月以来、2年ぶりに完投した今永が1失点で5勝目。中日は3連敗。ロドリゲス3敗目。

◆3連敗した中日、与田監督の試合後の主な一問一答は以下の通り。 -先発ロドリゲスは初回に4失点 与田監督 ボール自体はよかったので、なんとかいけるかなと思ったのですが、立ち上がり、もったいなかったですね。 -前回も初回3失点と立ち上がりにつまずいたが、要因は 与田監督 一言で原因というのは難しいが、ブルペンでの入り方も変えたりしているし、今回も(新しい)フォームも試してみたりしてるのでね。いろいろやってるが、結果が出てないというところです。 -打線も2試合続けて今永に抑えられた 与田監督 まずストレートがよかったというのが第一印象。ベンチから見ていても、バッターの手元で伸びてくるような勢いのあるボールだったので。(各打者も)なんとか打ちにいったんでしょうけど、変化球もコントロールよかったし、スイングをさせてもらえなかったという印象ですね。 -ルーキー森が8回に(プロ)2度目の登板も3人で抑えた 与田監督 ボールよかったですよ。ストライクゾーンをしっかり投げられるので、チャンスがあったらどんどん使っていきたいと思います。

◆中日の先発ジャリエル・ロドリゲス投手(24)が初回に4点を失い、打線もDeNA今永に4安打に抑えられて3連敗した。 「前回よりはコントロールできたと思うが、また初回に失点しまったのが反省。同じミスを何度もしないようにしないといけない」とロドリゲスは落胆。与田剛監督(55)は今永に「ストレートがよかった。(各打者も)なんとか打ちにいったんでしょうけど、変化球もコントロールよかったし、スイングをさせてもらえなかったという印象」と脱帽だった。 ▽中日森(プロ2度目の登板で8回を打者3人で抑え)「初登板より落ち着いて投げられましたし、次の登板もしっかり抑えたい」

◆DeNAネフタリ・ソト内野手(32)が2安打2打点と復調の兆しだ。 1回2死三塁では中日ロドリゲスの初球、外角真っすぐを左前へ運んでチームに4点目を入れた。「積極的にストライクゾーンにきたら振っていこうと思っていた。今永がいい投球をしてくれていたので、追加点を挙げられてよかったです」。6回1死一、三塁の第3打席でも左方向へ二塁打を放ち、この日2打点目を挙げた。 試合前には球団から外国人選手へ、家族の名入りユニホームとタオルのサプライズプレゼントがあった。「妻もすごく喜んでくれた。妻もベイスターズのファミリーの一員。早くもらったユニホームで応援に来たいと思っている」と心遣いに感謝した。

◆DeNA桑原将志外野手(28)が、今季自身初の先頭打者本塁打で快勝を呼び込んだ。 1回、1ストライクからの2球目カーブを左翼席上段へ放り込む11号ソロ。直前の守備では今永が7球で中日打者を3者凡退に切っており「初回から今永がいいリズムで抑えてくれたので、いい流れで打席に入ることができました。先制することができうれしいです」。勢いづいた打線はこの回一気に4点を先取。また6回にも中前打で出塁して9点目のホームを踏み、快勝に貢献した。

◆DeNA今永昇太投手(28)が118球、1失点完投で5勝目を挙げた。四死球ゼロ、苦手な中日大島を内角攻めで無安打に封じるなど、抜群の安定感だった。完投は19年8月以来で、昨年10月の左肩手術以降は初。オリックス山本を参考に「完投は技術でできると思っている。後ろの回を考えて打者との駆け引きを計算することはできる」と、9回まで逆算して狙い通りに投げきった。6回の打席では2点打で自らを援護し、打率は驚異の2割7分6厘となった。 ▽DeNA三浦監督(完投、2打点の今永に)「投げてよし、打ってよしでしたね。8回終わった時点で表情見にいったら、替えんじゃねえぞって顔してたんで。完全復活? 今永は1年間ローテーション回って、が完全復活だと思います」

◆DeNAの今永が1失点で2年ぶりの完投勝利。テンポよく無四球の4安打に封じた。打線は一回、桑原の先頭打者本塁打で先制するなど4点。六回も打者一巡の猛攻で5点を加えた。中日はロドリゲスと佐藤が打たれ、3連敗。

◆DeNA・今永昇太投手(28)が2019年8月18日の広島戦(横浜)以来763日ぶりとなる完投勝利を挙げた。 「チーム全体が広島からの移動があったので、みんな疲れていると思いますし、うまくいけば完投したいと思っていた。その通りいってうれしいです」 9回を4安打1失点、118球で投げ抜き、5勝目(4敗)。失点は五回に併殺の間に許した1点のみ。ピンチらしいピンチすら作らず、六回には自ら2点打を放ってリードを広げた。投打に活躍で昨年10月の左肩手術後初の完投星をつかんだ。 完全復活を予感させるエースの好投。三浦監督は「投げてよし、打ってよしでしたね」と目を細めつつ、「今永の完全復活は1年間ローテを守ってからだと思う」と高い期待をあらわにした。今永は「何事にも代えがたい充実感というか、疲れも吹っ飛ぶような心地よさがある。これから何回でも完投したい」と力強かった。

◆DeNAの桑原が3年ぶり、自身8本目の初回先頭打者本塁打をマークした。1ストライクからロドリゲスが投じた高めのカーブを捉えた。「一回から今永がいいリズムで抑えてくれたので、いい流れで打席に入ることができた」と2年ぶりの完投勝利を挙げたエースに感謝した。 桑原の一発から打線がつながり、一回の4点で試合を優位に進めた。昨年は34試合の出場にとどまったが、10年目の今季は打率3割1分2厘、11ホームランと打線をけん引している。

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
62475 0.569
(↓0.005)
-
(-)
29453
(+1)
442
(+8)
105
(-)
95
(-)
0.251
(↓0.001)
3.580
(↓0.03)
2
(-)
ヤクルト
544214 0.563
(↑0.005)
1.5
(↑1)
33491
(+5)
420
(+1)
112
(+2)
66
(+1)
0.259
(↑0.001)
3.590
(↑0.03)
3
(-)
巨人
554516 0.550
(↑0.005)
2.5
(↑1)
27467
(+8)
447
(+1)
147
(+3)
62
(+2)
0.247
(↑0.001)
3.640
(↑0.02)
4
(-)
中日
465614 0.451
(↓0.004)
12.5
(-)
27351
(+1)
383
(+9)
63
(-)
54
(-)
0.240
(↓0.001)
3.200
(↓0.06)
5
(-)
DeNA
455514 0.450
(↑0.006)
12.5
(↑1)
29463
(+9)
508
(+1)
117
(+1)
24
(-)
0.258
(↑0.001
4.250
(↑0.03)
6
(-)
広島
435910 0.422
(↓0.004)
15.5
(-)
31417
(+1)
474
(+5)
94
(-)
52
(+1)
0.260
(↑0.001)
3.940
(↓0.02)