広島(★2対4☆)DeNA =リーグ戦18回戦(2021.09.18)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
DeNA
1000000304700
広島
0001000102821
勝利投手:砂田 毅樹(2勝1敗0S)
(セーブ:山﨑 康晃(3勝1敗1S))
敗戦投手:塹江 敦哉(4勝4敗0S)

本塁打
【広島】鈴木 誠也(29号・8回裏ソロ)

  DAZN
チケットぴあ 広島戦チケット予約 DeNA戦チケット予約

DAZN

◆DeNAは1-1で迎えた8回裏、1死一三塁から相手失策の間に走者が生還し、勝ち越しに成功する。さらに宮崎の押し出し四球と森の犠飛で加点し、この回3点を挙げた。投げては、先発・京山が7回途中1失点。敗れた広島は、守備の乱れが失点につながり、痛い敗戦を喫した。

◆広島の大瀬良大地投手(30)は、DeNA戦は通算7勝10敗と苦手にしている。 7勝はすべて敵地の横浜で挙げたもので、本拠地でのこのカードは0勝6敗といまだ白星がないが、今日はどうか。

◆DeNA三浦大輔監督(47)が試合前、クローザーの三嶋一輝投手(31)をベンチ入りの登録メンバーから外した。 17日は試合が中止となり、登板間隔が空いていない救援投手としては異例のブルペン入り。チームの全体練習から離れ、これを見つめた三浦監督は「それはプロである以上、1軍で結果を出すためにみんなやっているわけですから。三嶋だけじゃないですが、結果を出すためにいろいろ修正しながら調整してくれている」と話した。 三嶋は15日の巨人戦(東京ドーム)で3失点し、5敗目を喫した。三浦監督は、打たれた試合の後は早めに次回登板の機会を与えたいかと問われると「展開にもよりますけどね。打たれたらみんな悔しいですし、バッターも抑えられたら悔しい。その気持ちをまた普段の練習をしながら、チャンスを待って次の場面で結果を出すためにやっている。最終的にはチームが勝つことですけど。それは、与えられるものじゃないと思うし、自分でつかんでいくしかないと思います」と考えを語った。 7月12日阪神戦(甲子園)で三嶋が4敗目を喫した際は、翌13日にベンチ入りの登録を外した。三嶋は翌々日の14日に1点を守り切り、16セーブ目を挙げている。【斎藤直樹】

◆DeNA山崎康晃投手(28)がクローザーとして登板した。4-2と2点リードの9回に4番手としてマウンドへ。1回を無失点に抑えて、昨年7月14日中日戦(ナゴヤドーム)以来となる、今季初セーブを挙げた。これが通算170セーブ目となった。 DeNAは抑えの三嶋が15日の巨人戦(東京ドーム)で3失点し、5敗目を喫した。三嶋はこの日、ベンチを外れていた。

◆先発は広島大瀬良、DeNA京山。DeNAは初回、佐野の内野ゴロの間に1点を先制。広島は3回まで2安打無得点。 広島は4回2死一、三塁から菊池涼の適時打で同点に追いついた。DeNAは中盤で追加点を奪えず、6回終了で1-1の同点。 DeNAは8回に3点を追加。広島鈴木誠がその裏に29号ソロで1点を返すも、反撃及ばず。砂田が2勝目。塹江が4敗目。

◆DeNA山崎康晃投手(28)が守護神に返り咲いた。4-2と2点リードの9回に4番手としてマウンドへ。1回を1安打無失点に抑えて、昨年7月14日中日戦(ナゴヤドーム)以来となる、今季初セーブを挙げた。これが通算170セーブ目となった。 「久々の9回ということもあって、僕自身いろんな思いもあり、パフォーマンスもちょっと浮ついたところもありました。三嶋さんが今日ベンチ外ということもあって、前回ああいう形でやられたのことを近くで見ていた。いろんな思いがあってのセーブシチュエーションでした。もちろん試合に勝ったこともそうだし、一生懸命投げた京山だったり、砂田だったり、エスコバーだったり、最後の締めの形がとれて良かったと思います」と話した。 9回は1安打を許したが、最速150キロで打者3人で抑えた。マウンド上で、ベンチ前で選手たちとハイタッチをかわした。「やはり9回を投げる投手としては、それが醍醐味(だいごみ)というか、みんなでマウンドに集まってハイタッチする瞬間だったり、ロッカーに戻ってみんなで祝福する瞬間が見られてよかった。どういう状況でも、任されたところで、しっかり腕を振っていくのが今季の目標だった。そういう目標が達成できてよかった」と話した。 三浦大輔監督は試合後、抑えを務めてきた三嶋一輝投手と配置転換することを明言した。「(山崎は)抑えの経験もありますし。三嶋はリリーフとして待機してもらいます。展開でどこで投げるかはわかりません。(配置の入れ替えは)状態を見て決めました」と話した。16日に両者には伝えていたという。 三嶋は15日の巨人戦(東京ドーム)で3失点し、5敗目を喫した。この日はベンチを外れていた。【斎藤直樹】 ▽DeNA三浦監督(配置転換に)「(山崎は)抑えの経験も長いことあるので代えました。(三嶋と山崎の)状態を見て決めました。三嶋はリリーフとして待機してもらいます。展開(次第)で、どこで投げるかは分かりません」 ? ▽DeNA砂田(今季2勝目)「京山が粘りの投球をしていたので、どんな場面でいっても、しっかり助けてあげようと思っていた」 ▽DeNA京山(6回2/3で1失点)「立ち上がり山本が盗塁を防いでくれたのでリズムに乗ることができた。ストレートはしっかり指にかかり、いい感覚で投げられました」

◆DeNAが適時打と本塁打なしで4点を奪った。1回1死三塁から佐野の二塁ゴロで先制。8回も1死一、三塁から佐野の一塁ゴロ(失策)で勝ち越した。さらに宮崎の押し出し四球、森の中犠飛で突き放した。三浦監督は「いい投手から連打連打は難しいので、今日みたいな点の取り方は非常によかった。先制点は相手の守備隊形を見ながらで」と満足そうだった。

◆広島鈴木誠也外野手(27)が、9月10本目となる29号ソロを放った。3点を追う8回1死の第4打席で、バックスクリーン左まで豪快にかっ飛ばした。3試合ぶりの1発で、12発打った18年8月以来、自身2度目となる月間10発をマーク。同年に記録した自己最多30本塁打まで、あと1本に迫った。だが、主砲の1発は空砲に。チームは9連戦の初戦を落とし、借金は15に膨らんだ。鈴木誠が意地をみせた。3点の勝ち越しを許した直後の8回、1死走者なしからの第4打席。カウント1-1からの3球目、DeNAエスコバーの真ん中147キロを強振した。打球は大きな弧を描き、バックスクリーン左へ吸い込まれた。強風が左翼から右翼方向に流れていた中での1発に「(感触は)まあまあです。風じゃないですかね」とコメント。3試合ぶりの1発も勝利につながらなかっただけに、笑顔はなかった。 この1発で9月だけで早くも10本目に到達した。今月は球団最長記録に並ぶ6試合連発を放つなど、量産態勢に入っていた。連続記録は止まったものの、勢いは止まらない。月間10本塁打は、12発打った18年8月以来、自身2度目。同年に記録した自己最多の30号にあと1本。キャリアハイが目前に迫っている。 9月の月間打率は3割9分6厘をマークしているが、決して満足することはない。この日の試合前練習のフリー打撃では、左足を上げた際に軸足の近くで1度地面につけ、その後前に踏み出す「すり足打法」に近い形で実施。「いろいろ、微調整って感じです」と試合でも実践し、4回1死からの第2打席でも中堅フェンス直撃の二塁打をマーク。新たに取り組んだフォームで、いきなり長打2本と結果を残した。 だが、主砲の反撃の1発が出ても波に乗れず、9連戦の初戦を落としてしまった。佐々岡監督は「『ランナーをためて、誠也』という形がなかなかできなかった」と肩を落とした。19日からは敵地神宮に場所を移し、上位のヤクルトとの2連戦を迎える。鈴木誠は「最後まで諦めずに頑張ります」と強い決意を胸に秘め、球場を後にした。【古財稜明】

◆絶好調だった広島坂倉将吾捕手に、急ブレーキがかかった。 規定打席に乗った7日に首位打者に浮上していたが、この日も4打数0安打で、2安打を放った9日の中日戦を最後に、24打席連続無安打と苦しむ。打率も3割3分2厘から、リーグ7位の3割4厘まで下降した。佐々岡監督は「5番坂倉がちょっと調子を落としているのが、なかなか(打線が)つながってない原因だと思いますけどね」と厳しく指摘。「ここをどう自分で修正して、成長していくか」と復調を願った。

◆広島は中継ぎ陣が踏ん張れなかった。1-1の同点の8回、2番手で勝ちパターンに復帰した塹江が登板。 単打2本を浴びるなどピンチを招き、1死一、三塁から佐野の一ゴロを一塁手坂倉が捕球できず、勝ち越しを許した。1死満塁から菊池保にスイッチしたが、宮崎に押し出し四球、森には中犠飛を浴び、失点を重ねた。佐々岡監督は「リリーフ陣で押し出し四球というのは、いただけないところ」と表情を曇らせた。

◆広島大瀬良大地投手が7回1失点と好投したが、7勝目はお預けとなった。 17日DeNA戦が台風の影響で中止になり、ナイターからデーゲームへスライド登板。初回の失点後は、粘って追加点を許さなかった。6月15日の西武戦以来の会沢とのバッテリーに「何年も組んできて信頼関係もある。(思考が)一致するボールばっかりだったのでしっかり投げられた」。とはいえ、本拠地DeNA戦はプロ20試合で未勝利と、不思議な巡り合わせが続いている。 ▽広島佐々岡監督(7回1失点の大瀬良に)「粘り強く、本当に試合をつくってくれましたし、勝たせてあげたい、そういう内容でした」

◆DeNAは4-2で広島に快勝した。三浦大輔監督(47)は、山崎康晃投手をクローザーに配置転換すると明かした。試合後の主な一問一答は以下の通り。-三嶋一輝投手をベンチ外にした理由は リフレッシュです。今日は1日練習して。投げました。 -9回に山崎投手を送った理由は 経験もありますし。抑えの経験も長いことあるので代えました。 -山崎投手の投球はどう見たか リリーフと変わらずに丁寧に投げていた。 -今後は抑えに配置転換するのか はい。 -砂田毅樹投手の投球をどう見たか ああいういところで自分の仕事をしてくれた。ナイスピッチングでした。 -攻撃面は いい投手から、なかなか連打連打は難しいので、今日みたいな点の取り方は非常によかった。先制点は相手の守備隊形を見ながら、佐野が内野ゴロで。 -9連戦は白星スタートとなったが いいスタートが切れたと思う。 -三嶋投手は楽な展開で投げさせるのか、8、9回を入れ替えるのか 三嶋はリリーフとして待機してもらいます。展開(次第)で、どこで投げるかはわかりません。 -配置転換の決め手は 状態ですね。状態を見て決めました。 -8月から山崎投手の状態が上がったことも要因か 三嶋の状態もヤス(山崎)の状態も常に見ている。クローザーとして経験もある。あれだけの成績を残してきた投手ですから。 -京山将弥投手は120球を投げたが、投球への評価は 前回の反省をしっかり生かした。試合前のブルペンでは非常に悪かった中で、マウンドではしっかり修正して投球できた。成長したところだと思う。 -9連戦の初戦で長いイニングを投げたのは大きいか  はい。 -宮国椋丞投手がベンチ入りしていたが、投げる可能性あったのか ベンチに入ってましたから。投げる可能性もあったし、投げない可能性もあった。 -三嶋投手と山崎投手には試合前から配置転換を伝えていたか はい。当然です。一昨日の時点では伝えていた。

◆DeNAの中継ぎ左腕、砂田毅樹投手(26)が、今季2勝目を挙げた。 1-1の7回2死一、三塁で先発京山将弥の後を継いで登板。小園を1ストライクからの2球目、130キロのスクリューボールで投ゴロに仕留めた。8回に味方が3点を奪ったため、勝利投手の権利を得た。 背番号が並ぶ(砂田47、京山48)3歳年下の右腕のため、全力で立ち向かった。「京山が粘りのピッチングをしていたので、どんな場面でいってもしっかり助けてあげようと思っていた」。11日以来、1週間ぶりの登板だった。「特に間隔が空いたのは気にならなかった。ずっと準備だったり気持ちが入っていたので」。中継ぎ投手は登板がなくても、ブルペンで肩をつくって待機する機会は多い。この日の登板は今季49試合目。3年ぶりに、節目の50試合登板にリーチをかけた。「50試合というところでも60試合でも、投げられることに感謝して1試合1試合チームに貢献したい」とさらなる活躍を誓った。 三浦大輔監督は「ああいう(緊迫した)ところで自分の仕事をしてくれた。ナイスピッチングでした」と、一瞬で強烈な輝きを放った左腕を絶賛した。【斎藤直樹】

◆DeNA・三嶋一輝投手が今季2度目のベンチ外となった。 三嶋は昨季途中からクローザーを務め、今季も48試合で21セーブを挙げているが、巨人戦11試合に限ると3敗、防御率11・17と苦戦。15日の巨人戦(東京ドーム)では九回に2点差を逆転され、サヨナラ負けを喫した。 雨天中止となった前日は三浦監督と木塚、川村両投手コーチが見守る中でブルペンに入り調整。この日もグラウンドでジョギングや短距離ダッシュなどを行った。 三浦監督は試合前「(リベンジのチャンスは)与えられるものじゃないと思うし、自分でつかんでいくしかないと思いますね」と語っていた。

◆DeNA・山崎康晃投手が、昨年7月14日の中日戦以来、431日ぶりの通算170セーブ目を挙げた。 先頭の菊池涼を三直、続く林の遊撃へのゴロがイレギュラーバウンドし中前打となり出塁を許したが、最後は代打の松山を二ゴロ併殺打に仕留めて、見事打者3人、無失点で切り抜けた。 山崎は1年目の2015年から守護神を務め、プロ野球新人記録の37セーブを挙げて新人王。18、19年には連続で最多セーブに輝いた。 昨季は自己ワーストの防御率5・68の大不振で、シーズン途中で三嶋にクローザーの座を譲り6セーブに終わった。今季はキャンプ2軍スタートから再出発し、セットアッパーとして51試合に登板していた。 代わってクローザーを務めてきた三嶋が、15日の巨人戦(東京ドーム)では九回に2点差を逆転され、サヨナラ負け。巨人戦11試合に限ると3敗、防御率11・17と苦戦し、この日、ベンチ入りメンバーから外れた。迎えた九回、経験豊富な山崎がかつての持ち場でしっかり仕事を果たし、見事に起用に応えた。

◆DeNA・山崎康晃投手が九回を打者3人、無失点に抑え、昨年7月14日の中日戦以来、431日ぶりの通算170セーブ目を挙げた。 三浦監督は試合後、山崎と三嶋の配置転換を明言。「(2人の)状態を見て決めた。本人には一昨日伝えた」と、山崎が1年ぶりに守護神へ復帰することになった。 昨季途中から不振の山崎に代わってクローザーを務めてきた三嶋が、15日の巨人戦では九回に2点差を逆転され、サヨナラ負け。巨人戦11試合に限ると3敗、防御率11・17と苦戦し、この日、ベンチ入りメンバーから外れた。指揮官は「リフレッシュ」と説明し、今後は中継ぎに回ることとなった。 山崎は1年目の2015年から守護神を務め、プロ野球新人記録の37セーブを挙げて新人王。18、19年には連続で最多セーブに輝いた。昨季は自己ワーストの防御率5・68の大不振。今季はキャンプ2軍スタートから再出発し、セットアッパーとして51試合に登板し、再び守護神の座に返り咲いた。

◆広島の大瀬良は7回4安打1失点と好投しながら打線の援護に恵まれなかった。1―1の七回無死一塁から、外角のカットボールを決め球にソト、牧、山本を3者連続三振に仕留めるなど小気味良い投球で先発の役目は果たし「しっかりゲームはつくれたかな」と振り返った。 前夜(17日)の試合が中止となり、デーゲームにスライド登板。昨年は同様の登板で4回5失点と打ち込まれただけに「難しい調整ではあるけど、プロとして同じ失敗はしないように」と夕食や床に就く時間を早める工夫をして乗り越えた。

◆DeNAの砂田が好救援で2勝目を挙げた。1―1の七回2死一、三塁で好投していた京山に代わって登板。変化球で小園を投ゴロに打ち取ってピンチをしのぐと直後の八回に味方が3点を奪って白星が転がり込んだ。「京山が粘りの投球をしていたので、助けてあげたいという気持ちを持って投げた」と胸を張った。 貴重な左の救援投手として、主に対左打者の場面で存在感を発揮している。2018年には70試合に登板した経験を持ち、今季も49試合に投げている。「50試合目も、60試合目も、投げられることに感謝して、いい貢献がしたい」とフル回転を期した。

◆広島はDeNAに2点差で競り負け、連勝ならず。チームは最下位のまま。試合後の佐々岡監督の主な一問一答は以下の通り。 ──大瀬良は7回1失点と好投したが勝敗は付かなかった 「初回だけ1点は取られましたけど、あとは粘り強かった。調子が良い打線だったし、7回1失点というのは本当に試合を作ってくれましたし、勝たせてあげたい、そういう内容でした」 ──1─1の八回に投入した塹江は?回を2安打1四球3失点 「今うちの七、八(回は)はケムナと塹江。入りの中でボール、ボールから入ると甘い真っすぐになる、というのはいつもいっている」 ──1死満塁で投入した菊池保は押し出し四球と犠飛で走者を還す 「経験のある投手。最少失点というところ。(宮崎に)押し出し四球はいただけない」 ──打線は京山に6回?で6安打1得点 「球の強さもある程度わかっていた中で、それからの変化球も腕をしっかり振られて、なかなかチャンスがつくれなかった」 ──八回に鈴木誠が29号ソロ 「ランナーをためて(鈴木)誠也というところでね、なかなか形ができなかった。今、誠也がある程度ランナーがたまれば避けられることが多かった中で、5番の坂倉がちょっと調子を落としている。なかなかつながってない原因だと思う」 投手交代を告げる広島・佐々岡真司監督=マツダスタジアム(撮影・榎本雅弘) ──球団はスコットが近日中に帰国と発表 「いろんな事情があってでしょうから、そこは球団に任せている」

◆守護神の座に返り咲いた。DeNA・山崎康晃投手(28)が4―2の九回に登板。無得点に抑えて昨年7月14日の中日戦以来、431日ぶりのセーブを挙げた。 「八回を投げてきたことで、九回の重みも感じられた。非常にしびれるポジションだと、改めて思った」 1死から遊撃へのゴロがイレギュラーする不運な安打を許したが、続く代打・松山を二ゴロ併殺打に打ち取った。昨季途中から抑えを務めてきた三嶋が、15日の巨人戦で2点差を逆転されてサヨナラ負け。この日はベンチを外れた。「いろいろな思いがあった」と尊敬する先輩の思いも胸に窮地を救った。 1年目から抑えを務め、18年から2年連続最多セーブを獲得したが、昨季は防御率5・68。今季は初の2軍キャンプスタートとなる中、投球スタイルを見つめ直した。開幕前、急に電話が鳴った。相手は帝京高の同級生でカリスマホストのROLANDだった。 『俺も何度も失敗してきたけど、俺らってやっぱり結果で見返すしかない。俺の今年の目標は結果で見返すことだから、ヤス、お前も頑張れよ』 コロナ禍で自身も苦しい中で送られたエールに応え、山崎は東京五輪で金メダル獲得に貢献するなど、結果を残した。通算170セーブ目。今季は八回を担ってきたが、三浦監督は「一昨日(16日)に(配置転換を)伝えた。あれだけの成績を残してきた投手」と今後も九回を任せる方針だ。再び動き出した数字とともに、山崎がDeNAに勝利を積み上げる。(浜浦日向)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
62465 0.574
(↑0.004)
-
(-)
30452
(+1)
434
(-)
105
(-)
95
(-)
0.252
(-)
3.550
(↑0.03)
2
(-)
ヤクルト
534214 0.558
(-)
2.5
(↓0.5)
34486
(+6)
419
(+6)
110
(+1)
65
(-)
0.258
(↑0.001)
3.620
(↓0.03)
3
(-)
巨人
544516 0.545
(-)
3.5
(↓0.5)
28459
(+6)
446
(+6)
144
(+3)
60
(-)
0.246
(↓0.001)
3.660
(↓0.02)
4
(-)
中日
465514 0.455
(↓0.005)
12.5
(↓1)
28350
(-)
374
(+1)
63
(-)
54
(-)
0.241
(↓0.001)
3.140
(↑0.02)
5
(-)
DeNA
445514 0.444
(↑0.005)
13.5
(-)
30454
(+4)
507
(+2)
116
(-)
24
(+1)
0.257
(↓0.001)
4.280
(↑0.02)
6
(-)
広島
435810 0.426
(↓0.004)
15.5
(↓1)
32416
(+2)
469
(+4)
94
(+1)
51
(-)
0.259
(↓0.001)
3.920
(↑0.02)