日本ハム(☆17対5★)ソフトバンク =リーグ戦19回戦(2021.09.11)・札幌ドーム=
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ソフトバンク
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日本ハム
115000100X171600
勝利投手:加藤 貴之(4勝6敗0S)
敗戦投手:石川 柊太(5勝9敗0S)

本塁打
【ソフトバンク】リチャード(3号・6回表ソロ),松田 宣浩(12号・7回表ソロ)

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◆日本ハムは初回、打者15人の猛攻で一挙11点を先制する。続く2回裏には西川、近藤、王の適時打で5点を奪い、序盤で試合の大勢を決めた。投げては、先発・加藤が7回5失点で今季4勝目。敗れたソフトバンクは守備の乱れが響き、序盤に大量失点を喫した。

◆ソフトバンク石川柊太投手(29)の日本ハム戦は通算8勝2敗。黒星は東京ドームとペイペイドームで喫したもので、札幌ドームではプロ入りから4勝0敗と負け知らずだ。石川が得意球場で今季6勝目を挙げられるか。

◆日本ハムが1回、球団記録に並ぶ1イニング11得点で大量リードを奪った。 1死満塁から、5番王柏融外野手(28)の左翼線二塁打で2点を先制。この回、6長短打、打者15人を送る猛攻で、札幌ドームで4勝0敗を誇っていたソフトバンク石川柊太投手(29)を攻略した。 日本ハムの1イニング11得点は、66年8月20日東京(現ロッテ)戦の1回、12年8月21日オリックス戦の5回に続き、3度目。

◆ソフトバンクが初回から11失点を喫する悪夢を見た。 先発の石川柊太投手(29)が1回持たずに2/3回を5安打10失点で、プロ最短のKO。3四死球と制球が定まらず、54球を費やした。味方の失策も絡んで自責点は3だった。 0-10の2死一塁から2番手で登板した高橋礼投手(25)も1安打1四球で11点目を献上。 1イニング11失点は球団ではダイエー時代の99年4月7日のロッテ戦(北九州)以来22年ぶりで、今世紀ワーストとなった。球団の1イニング最多失点は同じくダイエー時代の92年7月26日のオリックス戦の8回に喫した12失点。午後2時開始のゲームで1回が終わったのは午後2時50分だった。 高橋礼は2回にも5点を献上。さらに4番手左腕の渡辺雄大投手(29)も6回に1失点し、この時点で3-17。1試合で17失点は17年8月8日ロッテ戦(ZOZOマリン)以来4年ぶりで、球団では33度目。 ベンチでは工藤公康監督(58)が厳しい表情を浮かべ、鷹党にとっては目を覆いたくなる光景が広がっている。札幌ドームでは昨年9月16日から前日10日まで12戦無敗としている。

◆「4番ライト」でスタメン出場していた日本ハム近藤健介外野手(28)が3回、1点を返された直後の1死三塁から、右中間への飛球を追って外野フェンスに激突。首から後頭部付近を痛めて担架で運ばれた。代わって、同期入団の松本剛外野手(28)が右翼の守備に就いた。 近藤はジャンプして捕球を試みたが、打球には届かず。お尻から地面に落ち、あおむけに倒れ込んで頭を抱え、顔をゆがめた。この日は2回に2点中前適時打を放ったほか、1回には2四死球で2度出塁し、ホームを踏んでいた。

◆日本ハムは1回に6長短打、打者15人を送る猛攻で、球団記録に並ぶ1イニング11得点を記録。 ソフトバンク先発石川柊太投手(29)をノックアウトした。 無死満塁から、王柏融外野手(28)の左翼線二塁打で2点を先制。続く高浜祐仁内野手(25)も2点中前打、西川遥輝外野手(29)が走者一掃の3点三塁打と、一気に畳み掛けた。王は2打席目も右翼席へ2点適時打を放ち、1イニングだけで2二塁打4打点。2打席目は「『ここで打ったらかっこいい』と思って、もう1度、集中力を高めて打席に入りました」と満足げだった。

◆日本ハムは1回に打者15人の猛攻で11得点。ソフトバンク先発石川は味方の失策も絡み、1回途中5安打10失点(自責3)で降板。 6回、ソフトバンクはリチャードのソロで1点を返す。日本ハムはその裏、1点を追加し17点目。先発加藤は6回まで3失点。 加藤は大量援護にも助けられ、7回5失点で5月12日以来の4勝目。ソフトバンクは序盤に投手陣が崩壊し、大敗となった。石川9敗。

◆ソフトバンクが歴史的大敗を喫した。初回に11点を失うなど、計17失点。1試合で17失点以上は17年8月8日ロッテ戦(ZOZOマリン)以来4年ぶりで、球団では33度目となった。工藤公康監督(58)は試合後の囲み取材を、今季最短の2分弱で自ら打ち切った。 ? --厳しい試合になった 工藤監督 う~んまあね。初回が全てといったらすべて。それしかない。自分も長く野球をやってますけど、こういうこともなかなかない。大量得点を初回から取られるということは経験がないわけではないですけど。 こういう中で戦っている以上はなんとかしないといけないという気持ちを出してやってもらいたいと思うので、そこ(石川の今後)はピッチングコーチとも話しますけど、次があるのか次がないのか。その辺もしっかり考えて、やっていきたいと思います。野手はそういう中でも得点をしっかり取ってくれたので、またこれが明日につながってくれればと思います。ということで、今日はお疲れさまでした。

◆日本ハムが世紀の猛攻で快勝だ。ソフトバンク戦(札幌ドーム)は、初回から11得点を挙げるパ・リーグタイ記録の歴史的大爆発。1死満塁で飛び出した"満塁男"王柏融外野手(28)の先制2点適時二塁打が号砲となった。王は1イニング2二塁打を含む3適時打と、来日3年目で自己最多となる1試合5打点の活躍だった。     ▽   ▽   ▽ 日本ハムが初回に11得点。日本ハムのイニング11得点は、東映時代の66年8月20日東京戦の1回、12年8月21日オリックス戦の5回以来3度目の球団タイ記録。初回の11点以上は03年7月27日ダイエー以来18年ぶりで、パ・リーグでは史上3度目の最多タイとなった。この日の日本ハムは2回にも5得点。03年ダイエーが8月1日オリックス戦で初回7点、2回8点で15点したことがあったが、2回までに16点を挙げたのは今回の日本ハムが初めて。

◆4年連続日本一のソフトバンクが、歴史的大敗を喫した。初回に先発石川がプロ最短の2/3回を自己ワースト10失点(自責3)でKOされ、2番手高橋礼も11点目を献上した。1イニング11失点はダイエー時代の99年4月7日のロッテ戦以来22年ぶり。午後2時開始のゲームで1回終了は同50分という最悪の立ち上がりで、高橋礼も6失点するなど計17失点で惨敗。工藤監督は「初回が全てといったら全て」と目を潤ませ肩を落とし、今季最短の2分弱で取材を自ら打ち切った。 石川は、直球も切り札「パワーカーブ」も制球できず、カウントを奪いにいった球をことごとくはじかれた。開幕投手を務め、チームで唯一規定投球回に達しているが、貧打の最下位日本ハムを相手に好き放題にやられた。涼しい北の大地で大量の汗をぬぐい、ベンチではぼうぜんとした。「長いイニングを投げようという思いでマウンドに上がった。短いイニングしか投げる事ができず、本当に申し訳ない」。9敗目を喫し、これで9月は2試合で防御率9・45。工藤監督は「次があるのかないのか、しっかり考えてやっていきたい」と、中継ぎへの配置転換や2軍降格も示唆した。 17年以来の17失点で、12戦無敗だった札幌ドームで昨年9月以来の黒星。初回は今宮の落球、リチャードのファンブルと野手陣のミスも傷口を広げた。主砲柳田が2安打2打点、若鷹リチャード、ベテラン松田がともにソロと挽回の姿勢を示しはした。「野手は得点をしっかり取ってくれたので、またこれが明日につながってくれればと思います」と工藤監督。試合後、首位ロッテが快勝し、その背中は5・5ゲーム差と再び小さくなった。【只松憲】

◆ソフトバンク・リチャードが豪快なライナー弾を左翼席に突き刺した。6回2死から日本ハム加藤の123キロスライダーを強振。大敗の中、存在感を見せつけた。「思い切って自分のスイングをしようと打席に入りました。入ってくるスライダーをうまく捉えることが出来たと思います」。5日のオリックス戦でプロ1号の満塁弾を含む2発を放って以来の3号アーチ。初回は失点につながる失策もあっただけに「とにかく必死にプレーしていくだけです」と口元を引き締めた。

◆6試合ぶりに先発出場のソフトバンク松田宣浩が「存在証明」の1発を放った。7回、先頭で加藤の初球スライダーを完璧に捉え、左中間へ12号ソロ。「スライダーをジャストミートすることが出来ました。厳しい展開にはなっているが、自分がやるべきことをやっていくだけです」。リチャードの台頭で出番が減ったが、久々のスタメンでベテランの意地を見せた。通算300号まで残り1本とした。

◆日本ハム近藤健介外野手(28)が11日、ソフトバンク19回戦(札幌ドーム)の3回、右翼の守備中に右中間への飛球を追いかけて外野フェンスに激突し、頭部を強打。担架で運ばれ、そのまま途中交代した。 意識ははっきりしていたが、念のため、札幌市内の病院で精密検査を受けた。栗山英樹監督は「心配はしている」。12日以降の出場は当日の様子を見て判断する。

◆日本ハムが世紀の猛攻で快勝だ。ソフトバンク戦(札幌ドーム)は、初回から11得点を挙げるパ・リーグタイ記録の歴史的大爆発。1死満塁で飛び出した"満塁男"王柏融外野手(28)の先制2点適時二塁打が号砲となった。王は1イニング2二塁打を含む3適時打と、来日3年目で自己最多となる1試合5打点の活躍だった。たまっていた屈辱を、吐き出すように安打を重ねた。日本ハム打線が初回、今季やられっぱなしだったソフトバンク石川に牙をむいた。1死満塁で王柏融。外角高めの直球を、狙ったように左翼線へ流し打った。この先制2点適時打を呼び水に打線が爆発。高浜、西川、野村と適時打が続き、2死一、二塁で再び王柏融へ。「『ここで打ったらかっこいい』と思って、もう1度集中力を高めて打席に入った」と、今度は右翼線を破る2点適時二塁打で、歴史的猛攻を締めくくった。 台湾の「大王」が"満塁男"ぶりを発揮している。今季、満塁での打率は5割3分8厘、長打率は8割4分6厘で勝負強さを見せつけている。来日3年目で、通訳なしでも簡単な会話が可能なほど、日本語は上達した。新加入のR・ロドリゲスについては、日本語で「トモダチ。シンユウ」と、ニッコリ。9日の28歳の誕生日は、練習前のグラウンドでR・ロドリゲスがスペイン語で祝いの歌を歌ってくれた。控えめだった王にも、笑顔が増えてきた。 初回に11得点は、パ・リーグ最多タイ記録。前日10日の6回までソフトバンク戦は42イニング無得点だったが、この日は一転。打者15人を送り、栗山監督は「点がいっぱい入ると、逆にこの試合、絶対に取らないといけないので、怖くてしょうがない」と驚いた。しかも、通算2勝8敗と苦手にしていた右腕を攻略したのだから、意義深い。 今季初の3安打に、自己最多の1試合5打点を記録した台湾の英雄は「札幌ドームで活躍することが出来て良かった。(石川には)ちょっと慣れてきた部分もあるので、それが今日、爆発したのかな」。9試合ぶりにソフトバンクに土を付け、堂々と胸を張った。【中島宙恵】 ◆日本ハムが初回に11得点。日本ハムのイニング11得点は、東映時代の66年8月20日東京戦の1回、12年8月21日オリックス戦の5回以来3度目の球団タイ記録。初回の11点以上は03年7月27日ダイエー以来18年ぶりで、パ・リーグでは史上3度目の最多タイとなった。この日の日本ハムは2回にも5得点。03年ダイエーが8月1日オリックス戦で初回7点、2回8点で15点したことがあったが、2回までに16点を挙げたのは今回の日本ハムが初めて。 ▽日本ハム加藤(7回5失点で今季4勝目) 野手に助けられた試合です。ホームラン2本は悔いが残りますが、最低限7回まで投げられたのは良かったと思います。

◆「成長」を示した。16安打17得点と打線が爆発した一戦で、日本ハム西川遥輝外野手(29)が5打点と気を吐いた。 5点を先制し、なお2死満塁の初回。右中間へ走者一掃の3点適時三塁打を放った。この回の第1打席は遊ゴロに倒れており「1イニングで2回アウトにならんで良かったです」と胸をなでおろした。 若き日のほろ苦い過去がある。1イニング11得点は、球団では12年8月21日オリックス戦の5回以来。当時「2番三塁」でスタメン出場した2年目の西川は、3打席連続三振を喫して途中交代。スタメンで唯一安打を記録できず、記録的猛攻だった5回にはすでにベンチに座っていた。「1日前(のこと)も覚えてないくらい緊張していたころで、忘れてました。打ってないの僕だけ?」と苦笑い。「成長したってことで」と、この日は笑って振り返った。 2回にも1死満塁から三遊間を破る2点適時打。6回にも右前打を放ち今季4度目の猛打賞。3勝10敗と大きく負け越していたソフトバンクに、鬱憤(うっぷん)を晴らすかのような大勝を呼び込んだ。「勝ってるイメージが全くないので、これを機に嫌なイメージをつけさせないといけない」と残り試合での巻き返しを誓った。【小林憲治】 ◆日本ハムが初回に11得点。日本ハムのイニング11得点は、東映時代の66年8月20日東京戦の1回、12年8月21日オリックス戦の5回以来3度目の球団タイ記録。初回の11点以上は03年7月27日ダイエー以来18年ぶりで、パ・リーグでは史上3度目の最多タイとなった。この日の日本ハムは2回にも5得点。03年ダイエーが8月1日オリックス戦で初回7点、2回8点で15点したことがあったが、2回までに16点を挙げたのは今回の日本ハムが初めて。

◆日本ハム上原健太投手(26)が12点リードの9回に今季初登板。 1死一、三塁のピンチを招くも、柳田を三振、栗原を二飛に打ち取り無失点で乗り切った。「この点差で9回に投げることはあまり無いので、自分の持ってるボールを出していこうと思った」と振り返った。首の故障もあり、1軍昇格がシーズン終盤になったが「先のことは考えず、腕を振って強い真っすぐを投げてアピールしていきたい」と意気込んだ。

◆青空の広がった札幌は、心なしか肌寒かった。やはり北の大地は秋の訪れが早い。4位からの逆転Vを狙うソフトバンクにとっては負けられないはずの北海道遠征だった。初戦を引き分けて臨んだ日本ハムとの第2戦。あまりにも無残な敗戦を喫してしまった。初回になんと11失点。試合は終わった。「負けられないはず」のチームがどうして11点も献上してしまったのだろうか。先発石川の乱調と言ってしまえばそれまでだが、傷口に塩をぐりぐりと擦り込むようにホームを駆け抜けていく日本ハム打線にベンチは何とかストップをかけられなかったのだろうか。交代機を含めて動かないベンチが不思議であった。2回には2番手高橋礼が5失点...。これでは打線の奮起と言っても酷な話だ。リチャード、松田の1発など5点を返したものの序盤で「戦意」はついえていたろう。大敗であろうが、惜敗であろうが1敗は1敗と割り切れればいいが、追う立場にとってなかなか気持ちの切り替えは難しい。だからこそ、序盤に「粘れる」点差で食い止めてほしかった。試合後の工藤監督もさすがに消沈気味だった。「初回がすべてと言ったらすべて。それしかないなあ...」。敗戦の言葉を聞いていると、乱調の石川よりもむしろ大量失点の直前で「手を打てなかった」自身に自責の念を感じているかのようでもあった。工藤政権となって7年目。これまで1イニング9失点を喫した試合は2度あったが、11失点は初経験。ホークスにとっても99年4月7日のロッテ戦以来だから22年ぶりの屈辱だった。気になることがある。シーズン110試合を消化して勝率5割に戻った。後半戦スタートした約1カ月前から、まだ「前進」はない。必勝のムチはいつ入るのだろうか。【ソフトバンク担当 佐竹英治】

◆日本ハムが一回に打者14人の猛攻で、球団タイ記録となる1イニング11得点をマークした。「5番・DH」で出場した王柏融外野手(28)が2打席連続適時打で4打点を挙げた。 まずは1死満塁の好機での第1打席。相手先発・石川の外寄り真っすぐにうまくバットを合わせ、左翼線際への二塁打とし「来たボールをしっかりコンタクトすることだけ考えて打席に入りました。うまく打つことができてよかったです」とうなずいた。 さらに9点のリードを奪って迎えたこの回2度目の打席となった2死一、二塁の場面で、右2点適時打を放った。 チームは3本の長打を含む6安打で11得点を挙げ、ソフトバンク先発の石川をKOした。

◆日本ハム・近藤健介外野手(28)が三回の守備の際に負傷し、担架に運ばれ退場した。 3回 ソフトバンク・柳田の打球を追ってフェンスにあたり負傷した日本ハム・近藤=札幌ドーム(撮影・三浦幸太郎) 1死三塁から柳田の放った右中間フェンス直撃の打球を追って捕球を試みた際に、フェンスにぶつかってそのままあおむけに倒れこんだ。 意識はあったがその場で動けず、駆け寄ったスタッフらによって担架で運ばれそのまま途中交代した。 近藤に代わって右翼には松本剛が就いた。

◆日本ハムが今季最多17得点で大勝。一回に王柏融が2本の2点二塁打を放つなど打者一巡の攻撃で一挙11点を奪う。二回も打者一巡で5点を挙げた。7回5失点の加藤が4勝目。ソフトバンクは石川が一回途中10失点と散々だった。

◆日本ハムの近藤が三回の右翼守備で負傷し、途中交代した。柳田の右中間への打球を追ってフェンスに激突、頭部を強打した。倒れ込んだまま動けず担架で運ばれた。 球団によると、意識ははっきりしているものの札幌市内の病院で精密検査を受けたという。栗山監督は「心配している。トレーナーに話を聞かないと」と話した。

◆日本ハムの王柏融が3打席連続の適時打で5打点をマークした。一回は1死満塁で先制の2点二塁打を左翼線に放つと、一巡して迎えた2打席目に今度は右翼線へ2点二塁打を運んだ。 二回の第3打席も勝負強く中前に運んで走者をかえした。台湾プロ野球で2年連続打率4割を記録したことのある左打者は「集中力を高めて打席に入った。最高の結果になって良かった」と喜んだ。

◆鬱憤を晴らすかのような猛攻で大勝した。日本ハムは一回、1イニングの球団最多に並ぶ11点を挙げるなど、16安打で今季最多の17点。今季ソフトバンク戦の本拠地初勝利を飾った。 高浜の適時打で生還した近藤(左)と日本ハム・王(右)=札幌ドーム(撮影・三浦幸太郎) 1死満塁で左翼線へ先制の2点二塁打、一巡して迎えた第2打席では右翼線へ2点二塁打を運ぶなど、3打席連続適時打で5打点をたたき出した王柏融は「最高の結果になって良かった」とニッコリ。前回チームが1イニング11得点を記録した2012年8月21日のオリックス戦(旭川)では3三振に終わっていた西川も、3安打5打点と爆発し「(12年の試合は)記憶にない。成長したということで」と笑った。 二回も攻撃の手を緩めず打者10人で5得点し、先発全員得点も記録した。前日までリーグワーストのチーム打率・231、325得点と、貧打に苦しんでいた中での見違えるような大量得点に、栗山監督は「一つ一つ全力で、一生懸命やっていくしかない」と表情を引き締めた。(石井孝尚)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ロッテ
514016 0.560
(↑0.004)
-
(-)
36478
(+4)
435
(+1)
102
(-)
91
(-)
0.250
(-)
3.830
(↑0.03)
2
(-)
ORIX
524315 0.547
(↓0.006)
1
(↓1)
33436
(-)
414
(+7)
102
(-)
33
(-)
0.252
(↓0.002)
3.560
(↓0.03)
3
(-)
楽天
504713 0.515
(↓0.006)
4
(↓1)
33421
(+1)
407
(+4)
85
(+1)
41
(-)
0.246
(-)
3.560
(↓0.01)
4
(-)
ソフトバンク
464618 0.500
(↓0.005)
5.5
(↓1)
33444
(+5)
379
(+17)
96
(+2)
65
(-)
0.249
(-)
3.270
(↓0.06)
5
(-)
西武
415117 0.446
(↑0.006)
10.5
(-)
34424
(+7)
471
(-)
89
(+1)
73
(-)
0.246
(-)
4.120
(↑0.04)
6
(-)
日本ハム
375116 0.420
(↑0.006)
12.5
(-)
39342
(+17)
407
(+5)
55
(-)
56
(-)
0.233
(↑0.002
3.570
(↓0.02)