1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ORIX | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 6 | 11 | 0 | 1 |
日本ハム | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 6 | 10 | 0 | 2 |
勝利投手:- 敗戦投手:- 本塁打 |
日本ハム戦チケット予約 | ORIX戦チケット予約 |
◆日本ハムは同点で迎えた5回裏、R.ロドリゲスのソロと近藤の適時打が飛び出し、勝ち越しに成功する。対するオリックスは4点を追う9回、吉田正の適時打と杉本の2ランで一挙4点を奪い、試合を振り出しに戻した。その後の攻防は両軍とも無得点に終わり、試合は規定により引き分けとなった。
◆日本ハムは今季最長の4連勝中で、19年7月以来の5連勝となるか。 ここ5試合はチーム打率が3割1分2厘と打撃陣の活躍が目立ち、特に西川遥輝外野手(29)は4試合連続でマルチ安打と絶好調。
◆日本ハムは1回、浅間の先頭打者本塁打で先制。オリックスは3回に福田の犠飛と安達の右前適時打で試合をひっくり返した。 日本ハムは4回、王柏融が右翼線へ同点適時二塁打。5回にはR・ロドリゲスの2号ソロと近藤の2点適時二塁打で再び勝ち越した。 オリックスは4点を追う9回に吉田正の2点適時二塁打、杉本の2ランで追いついた。日本ハムは逃げ切れず、痛い引き分け。
◆オリックスが9回に4点差を追いつく執念ドローで、今季初の同一カード3連敗を免れた。 4点を追う9回、3番吉田正の4安打目となる2点適時二塁打で、2点差。なお1死二塁で4番のラオウこと杉本裕太郎外野手が左翼席に起死回生の同点22号2ランを放った。一塁側ベンチのナインも思わず両拳を突き上げた千金ドロー。中嶋監督は「今日は本当によく追いついたと思います。全員が救われた」と4番の一振りに感謝した。 昇天ポーズを決めた杉本は「9回に投げてくる投手は甘い球はなかなか来ない。1球で仕留められてよかった」と守護神のB・ロドリゲス撃ちに会心。「北海道に来てから、ずっとやられっぱなしだったんで、悔しかった。(最終回に)みんなつないでくれて、本当によかった」と喜んだ。 3日は札幌から博多に長距離移動し、ソフトバンクとの当日ゲームに挑む。先発はエース山本。勝ちに等しい引き分けから、また波に乗る。【真柴健】
◆勝利まで、あとアウト2つだった-。日本ハムはオリックス戦(札幌ドーム)の9回、抑えのブライアン・ロドリゲス投手(30)が、1死から2ランを含む3連続長短打を浴びて4点リードを追いつかれ、まさかの引き分けに終わった。首位オリックス相手に、今季初の同一カード3連戦3連勝は、幻に。19年7月以来の5連勝は、3日ロッテ戦(ZOZOマリン)へ持ち越しとなった。これが、首位の底力なのだろう。札幌ドームに集まった4441人が、固唾(かたず)を飲んだ。6-2と4点リードで迎えた9回。マウンドに上がった日本ハムの4人目B・ロドリゲスは、もがいていた。思うように、ストライクが入らない。1死後、フルカウントから福田に四球を許したあたりで、風向きは完全に変わってしまった。 続く宗に、ど真ん中に入った初球のカーブをすくわれ左前へ落とされると、3番吉田正に2点適時二塁打、続く4番杉本には、真ん中高めのカーブを左翼席へ運ばれた。3連続長短打で、あっという間の4失点。その裏の日本ハムの攻撃、2死一塁から代打佐藤の飛球が左翼手のグラブに収まると、球場はため息に包まれた。 首位オリックス相手に今季初の同一カード3連戦3連勝は、幻となった。険しい表情で会見場に現れた栗山監督は、開口一番「う~ん、申し訳ないです」。今カード初戦の8月31日、守護神の杉浦が不振から出場選手登録を外れ、勝ちパターンの中継ぎを務めていたB・ロドリゲスが抑えに。17セーブ目を挙げた31日の試合でも、2安打を浴びるなど不安を残していた。指揮官は「最後に行って、いろんな思いがあると思うので」と、笑顔が消えた助っ人右腕を思いやった。 日替わり打線は3試合連続2桁安打と、一時期よりは、ずっとうまく機能している。栗山監督は「悪くはないと思いますけど、できることは、まだまだあるので頑張ります」。2年ぶりの5連勝を懸けて、3日ロッテ戦(ZOZOマリン)に臨む。【中島宙恵】 ▽日本ハムR・ロドリゲス(5回に一時勝ち越しの左越え2号ソロ。本拠地・札幌ドーム初本塁打)「この瞬間のために、ベンチにいる時からアミーゴの谷内さんと一緒にモチベーションを保ってやってきました。最高の結果になって、うれしいです」
◆日本ハム宮田輝星外野手が1軍2試合目で初盗塁を決め、持ち味のスピードを見せた。8回に中前打で出た王柏融の代走で登場。カウント1-0からの2球目にスタートを切り、悠々と二盗を決めた。 2死後、石井の左前打で迷わず本塁へ。外野陣が前進守備を敷く中、「走りながら倒れている感じ」と表現するスライディングでタッチをかわし、6点目のホームへ滑り込んだ。
◆グッと握った拳を突き上げた。オリックスのラオウこと杉本が、起死回生の同点22号2ランを放った。4点ビハインドの9回、まずは吉田正の2点二塁打で反撃。さらになお1死二塁から、B・ロドリゲスの変化球を左翼席へ運んだ。 「北海道に来てから、ずっとやられっぱなしだった。本当に悔しかった」 今季初の同一カード3連敗を阻止。一塁ベースを回る時、右手人さし指を立てた。劇的アーチの感動を伝えたい人がいる。打撃手袋を借りているT-岡田だ。 「Tさん、はよ帰ってきてください…」。開幕直後の4月は、ディオールの香水を借りて打ちまくった。右太ももを痛めて離脱中の先輩に送る激烈エールを、渾身(こんしん)の1発に込めた。 9回に4点差を追いつく価値ある執念ドロー。中嶋監督は「今日のは、よく追いついた。本当に最後よく打った」とたたえた。杉本はT-岡田の離脱後、その“代役”で一塁も守る。3日ソフトバンク戦(ペイペイドーム)への長距離移動ゲームも考慮して、DH起用だったが、最終回には右翼の守備についた。「みんながつないでくれたから、最後、ああいう形になった」(杉本)。勝ちに等しい引き分けで、首位チームが波に乗る。【真柴健】
◆グッと握った拳を突き上げた。オリックスのラオウ杉本が、2点を追う9回1死二塁から起死回生の同点22号2ランを放った。「北海道に来てから、ずっとやられっぱなしだった。本当に悔しかった」。連敗中のチームを救う一撃で、今季初の同一カード3連敗を阻止。杉本は一塁ベースを回る際に、右手人さし指を立てた。劇的アーチの感動を伝えたい人がいる。打撃手袋を借りているT-岡田だ。 「Tさん、はよ帰ってきてください…」。右太ももを痛めて離脱中の先輩に激烈エールの1発。今季開幕直後の4月にはT-岡田が使用していたディオールの香水を“無断使用”して打ちまくっていたラオウが、優しい兄貴分に感謝の1発を送った。 9回に4点差を追いついての価値ある執念ドロー。中嶋監督は「今日のは、よく追いついた。本当に最後よく打った」と杉本を褒めた。 T-岡田の離脱後は“代役”として一塁も守る杉本。3日ソフトバンク戦(ペイペイドーム)への移動疲労などを考慮して、この日はDH起用だったが、最終回には右翼の守備についた。「みんながつないでくれたから、最後ああいう形になった」。ラオウ杉本は、いつも仲間を思う。【真柴健】
◆「1番・中堅」で出場した日本ハム・淺間大基外野手(25)が先頭打者アーチを放って、チームに先制点をもたらした。 「ただ、ひたすらうれしいです」。一回先頭での打席。カウント1ー1から、相手先発・竹安の143キロ真っすぐを完璧にとらえ、文句なしの一発を右翼スタンドにたたきこんだ。 前日1日の試合でも、3点三塁打を含む3安打4打点の活躍。この日も4連勝中のチームにいい流れを呼び込んだ。
◆「8番・一塁」で出場した日本ハム・ロニー・ロドリゲス内野手(29)が、五回に2号ソロ本塁打を放った。 「この瞬間のために、ベンチにいるときからアミーゴの谷内さんと一緒にモチベーションを保ってやってきました。最高の結果になってうれしいです」 2―2で迎えた五回先頭での打席。オリックス2番手左腕・斎藤の低めのスライダーをうまくすくいあげ、左中間に飛び込む貴重な勝ち越しアーチとした。 ドミニカ共和国出身の29歳。2019年には大リーグ、タイガースで14本塁打をマークした。
◆オリックスが土壇場で追い付き、引き分けた。4点を追う九回に吉田正の2点二塁打と杉本の22号2ランで同点とした。日本ハムは五回にR・ロドリゲスのソロなどで3点を勝ち越して優位に進めたが、B・ロドリゲスが崩れた。
◆日本ハムは4点リードの九回に登板したB・ロドリゲスが打ち込まれて、土壇場で同点とされそのまま引き分けた。本拠地での首位・オリックスとの3連戦を2勝1分で終えた。以下、栗山監督の試合後の主な一問一答。 ーー九回に同点に追いつかれた 「申し訳ないです」 ーーB・ロドリゲスのマウンドでの様子は 「最後に行っていろんな思いがあると思うのでね」 ーー打線が3試合連続2桁安打 「悪くはないと思いますけど、できることはまだまだあるのでしっかりやっていきます」 ーー先発の河野は 「いろいろ考えながらしっかりやっていたので勝たせてあげたかった」 ーー首位・オリックスを相手に2勝1分 「それは全然関係ないので、今日こういう形で引き分けになったということをしっかり受け止めて明日からやっていきます」
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ORIX |
49 | 39 | 14 | 0.557 (-) | - (-) |
41 | 412 (+6) | 373 (+6) | 93 (+1) | 33 (+1) |
0.254 (-) | 3.440 (↓0.03) |
2 (-) |
ロッテ |
46 | 39 | 14 | 0.541 (-) | 1.5 (-) |
44 | 450 (-) | 416 (-) | 96 (-) | 83 (-) |
0.253 (-) | 3.960 (-) |
3 (-) |
楽天 |
46 | 43 | 13 | 0.517 (↓0.006) | 3.5 (↓0.5) |
41 | 384 (+2) | 381 (+5) | 81 (-) | 34 (-) |
0.244 (-) | 3.570 (↓0.01) |
4 (-) |
ソフトバンク |
43 | 43 | 17 | 0.500 (↑0.006) | 5 (↑0.5) |
40 | 397 (+5) | 342 (+2) | 87 (+2) | 63 (+1) |
0.248 (↓0.001) | 3.200 (↑0.01) |
5 (-) |
西武 |
38 | 47 | 17 | 0.447 (-) | 9.5 (-) |
41 | 395 (-) | 430 (-) | 85 (-) | 71 (-) |
0.246 (-) | 4.000 (-) |
6 (-) |
日本ハム |
35 | 47 | 14 | 0.427 (-) | 11 (-) |
47 | 308 (+6) | 372 (+6) | 54 (+2) | 52 (+2) |
0.232 (-) | 3.540 (↓0.02) |
コメント