広島(☆7対6★)阪神 =リーグ戦15回戦(2021.08.28)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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阪神
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広島
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勝利投手:ケムナ 誠(1勝1敗0S)
(セーブ:栗林 良吏(0勝1敗22S))
敗戦投手:村上 海斗(0勝1敗0S)

本塁打
【広島】鈴木 誠也(18号・3回裏ソロ),菊池 涼介(10号・3回裏ソロ),林 晃汰(6号・6回裏2ラン)

  DAZN
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◆広島は1点を先制された直後の1回裏、坂倉の2点適時打で逆転に成功する。続く2回に野間の適時打でリードを広げると、その後は3本塁打が飛び出す一発攻勢で、試合を優位に進めた。投げては、3番手・ケムナが今季1勝目。敗れた阪神は、先発・村上が試合をつくれなかった。

◆阪神が打線にテコ入れを図った。前日27日まで4番だった大山悠輔内野手(26)がスタメンから外れ、それまで3番のジェリー・サンズ外野手(33)が代わって4番に入った。3番は好調なメル・ロハス・ジュニア外野手(31)が務める。「6番三塁」には糸原健斗内野手(28)が起用された。 阪神先発はルーキー村上頌樹投手(23)。プロ2度目の1軍マウンドで初勝利を狙う。広島先発は野村祐輔投手(32)。

◆阪神メル・ロハス・ジュニア外野手(31)が先制打&来日初盗塁とハッスルした。1回1死二塁から広島野村の4球目、低めのチェンジアップを中前へとはじき返した。 2試合連続で打点をマークし「得点圏だったから何とかランナーをかえそうと思っていたよ。会心の当たりではなかったけど、ランナーをかえすことが出来て良かったよ」とコメント。続くサンズの5球目に二盗を決めた。

◆阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)が、さらに自己ワーストを更新して23打席連続無安打となった。 近本の適時打、中野の犠飛で2点差に迫った直後の4回2死一、三塁。2番手左腕塹江の低めスライダーに空振り三振に倒れた。これで自身の持つ新人最多を更新する今季140個目の三振となった。 佐藤輝は初回に1死一、二塁の好機で中飛。3回は2死一塁で四球を選んだ。 「5番右翼」で先発し、4回からは三塁についた。

◆プロ2度目の先発となった阪神村上頌樹投手(23)は、2本塁打を浴びるなど3回6安打5失点で降板した。「コントロールに苦しみ、ボールもうまく制御ができませんでした。前回に続いて悔しい登板となりチームに申し訳ないです」。母校の智弁学園が夏の甲子園で決勝進出を決めた約4時間後、敵地のマウンドに上がったが、初勝利はつかめなかった。 1点の援護を受けた初回、先頭の野間にボールがばらついた。7球目で一ゴロに打ち取るも、続く西川に四球、小園に内野安打を許し、2死一、二塁から坂倉に逆転の2点二塁打を浴びた。 2回にも1点を失うと、3回先頭の鈴木誠に右中間へソロ本塁打を浴び、2死から菊池涼にも左中間へのソロを許した。 プロ初先発だった5月30日西武戦(メットライフドーム)では、3回途中5失点。2軍戦で結果を残し、再びつかんだ1軍のマウンドだった。 智弁学園では3年時のセンバツで5戦全て完投し、決勝でサヨナラ二塁打を放つ活躍で初の全国制覇へ導いた右腕。「後輩たちも頑張っているので僕もプロ初勝利目指して頑張ります」と意気込んでいたが、またも悔しい登板となった。

◆阪神ドラフト1位佐藤輝明内野手(22)に初の代打が送られた。 サンズの投手強襲の適時内野安打で1点差に迫った直後の8回2死一塁。佐藤輝に代打原口を送る勝負手も、投ゴロに倒れて実らなかった。 佐藤輝は4打席無安打。うち3度得点圏に走者を置いたが、凡退した。自己ワーストをさらに更新する24打席無安打と不振にあえいでいる。

◆阪神北川博敏打撃コーチ(49)を珍アクシデントが襲った。 2点を追う8回、コルニエルの直球を打った近本の打球は三塁側ベンチにいた北川コーチの腹部を直撃。痛みにこらえながらおなかをさすり、最後は両手で大きく丸ポーズを作り、問題がないことを笑顔でアピール。近本は心配そうに見つめるも、まさかの事態にベンチにいたメンバーは笑いをこらえられない様子だった。

◆阪神が1回にロハスの中前打で先制も、その裏に広島が逆転。さらに2回に1点加え、3回は鈴木誠、菊池涼のソロで2点を追加。 阪神が4回に3連打などで2点を返し、6回はロハスの右前適時打で1点差とした。その裏、広島は林の2ランでリードを広げた。 阪神が1点差に迫るも、広島が逃げ切り3連勝。後半戦初カード勝ち越し。ケムナが今季初勝利。阪神は連敗で村上がプロ初黒星。

◆広島林晃汰内野手(20)が、値千金の6号2ランを放った。阪神戦に「8番三塁」で出場。5-4と1点差に迫られ迎えた6回1死一塁で、小川の直球を右中間スタンドまでかっ飛ばした。自身11試合ぶりの1発で、鈴木誠の高卒3年目の5本を上回った。チームは3連勝で、後半戦初のカード勝ち越しを決めた。この日、母校の智弁和歌山が夏の甲子園で決勝に進出。2年前に卒業した先輩が、最高の"激励弾"を届けた。林が、母校に豪快な"エール"を届けた。阪神が猛追し、1点差に迫られて迎えた6回。1死一塁。1ボールからの2球目だった。阪神小川の真ん中143キロを完璧に振り抜くと、打球はきれいな放物線を描いて右中間席に着弾。ベンチでは喜びを爆発させた鈴木誠らから手荒い祝福を受け、満面の笑みを浮かべた。 「真っすぐ系が来ると思っていたので、しっかりそれが1発ではじけたので、よかったと思います」 この日、母校の智弁和歌山が夏の甲子園で決勝に進出。大きな刺激を受けた。「自分も負けていられないと思って、必死に頑張りました」。8月の月間打率は2割を切るなど苦しんでいた。打順を8番に下げながらも、11試合ぶりの1発が、勝利を導く千金弾となった。阪神の先発は智弁学園OBの村上。2回1死から迎えた第1打席では初球をさばき、左前に運んだ。29日に決勝を迎える"智弁対決の前哨戦"でも、後輩に勇気を届けた。 試合前練習で、復調のきっかけをつかんだ。鈴木誠と同組でフリー打撃を実施。最近、主砲が広報に頼んで取り組んでいる打撃の動画撮影に林も参加し、鈴木誠から助言をもらったという。「初球から振れない状態は調子が悪くなるときだと言われました。(鈴木誠は)本当に野球への向き合い方、そういうところがすごい。1打席1打席の気持ちから違う。その中でも打撃のことも聞けたりするので、本当にいい経験だなと思います」と振り返った。 兄弟校の智弁学園については「当然交流がありますし、いいライバル関係にもあります」と説明。「後輩たちには優勝を目指して頑張ってほしいと思いますが、両チームとも悔いのないよう全力を出し尽くして、好ゲームを期待しています」と、高校野球史に残る名勝負を願った。 お立ち台の最後には「智弁対決なので、しっかり和歌山に勝ってもらって、僕も勢いに乗って、後半戦も頑張っていきます」と力強く宣言した。母校にパワーを送り、パワーをもらう。負けてはいられない。【古財稜明】

◆阪神が反撃も1歩及ばず、連敗を喫した。2位巨人と1・5ゲーム差、3位ヤクルトと2ゲーム差となり、29日の結果次第では、阪神は一気に3位まで転落する可能性がある。 プロ2度目の先発となった阪神村上頌樹投手(23)が、2本塁打を浴びるなど3回6安打5失点で初黒星。 打線は4番大山悠輔内野手(26)を先発から外すなどテコ入れ。代打糸井嘉男外野手(40)が3打数2安打と活躍するも、あと1本が出なかった。 ▼阪神が広島に敗れ、2位巨人、3位ヤクルトが引き分けたため、それぞれとのゲーム差が1・5、2となった。ゲーム差はあるが、阪神は29日に首位から一気に3位まで転落する可能性がある。巨人が同日の中日戦に勝つと勝率5割7分5厘、ヤクルトもDeNA戦に勝つと同5割7分3厘1毛、阪神が広島戦に敗れると同5割7分2厘9毛となって2チームが上回る。巨人は2位阪神とゲーム差マイナス0・5で首位、ヤクルトは同1で2位になる。

◆首位阪神が最下位広島に連敗した。チームは4番大山を先発から外し、3番ロハス、4番サンズなど打線改造を敢行。ただ先制した直後の1回に逆転されると、ひっくり返す力はなかった。5番佐藤輝は3度の得点機で打てず、24打席連続無安打と自己ワーストを更新。2位巨人と3位ヤクルトが引き分け、引き離すチャンスでつまずき、29日は結果次第で3位転落もあるピンチを迎えた。「佐藤に代わり代打原口」-。球場に響くアナウンスが耳に入ってくる。佐藤輝はただただ、グラウンドを見つめるしかなかった。今季98試合目。プロで初めて代打を送られた。8回。サンズの適時内野安打で1点差に迫りなお2死一塁。勝負手は実らず、原口は力なく投ゴロに倒れた。 「昨日ももう1本っていう感じだったけど、今日も良いところまでいった。良い当たりが正面にいったりっていうところでは、バッター陣はよく粘ってくれた。打線的には輝と悠輔が悪いっていうのはあるけど、他はそういう感じはあまりないんで」 矢野監督が振り返るように、断を下した打線は確かに上向いた。後半戦打率1割台の4番大山が、5月2日広島戦以来のスタメン落ち。代わって、それまで3番のサンズが4番に入った。好調ロハスは7月3日広島戦以来の「3番左翼」。6番には、4試合代打での出場が続いていた糸原を今季初めて三塁でスタメンに配した。ロハスは初回の先制適時打を含むマルチ安打。糸原も同じく2安打で起用に応えた。広島を上回る12安打で6得点。つながりを取り戻しつつある。 ただ、変化のあったオーダーの中で不動だった5番佐藤輝が、「線」をぷつりと断ち切ってしまった。3度も得点圏に走者を置いて打席を迎えたが、いずれも凡退。1点差に迫った6回2死一、二塁ではケムナの内角直球を見逃し三振。自己ワーストをさらに更新する24打席連続ノーヒット。試合前のフリー打撃ではサンズから身ぶり手ぶりを交えてアドバイスを受けていたが、結果には結びつかなかった。ドラ1ルーキーが、かつてない長いトンネルをさまよっている。 矢野監督 そりゃいろんなことあるやろね、1年目やし。まだまだこれからの選手なんで、それをどうするかしかない。 2位巨人とは1・5差。3位ヤクルトには2差に迫られた。仮に29日に阪神が敗れ、両チームが勝てば一気に3位転落の可能性がある。今季14度目の「陥落危機」も一丸となって防ぐしかない。【中野椋】 ? ▼阪神が広島に敗れ、2位巨人、3位ヤクルトが引き分けたため、それぞれとのゲーム差が1・5、2となった。ゲーム差はあるが、阪神は29日に首位から一気に3位まで転落する可能性がある。巨人が同日の中日戦に勝つと勝率5割7分5厘、ヤクルトもDeNA戦に勝つと同5割7分3厘1毛、阪神が広島戦に敗れると同5割7分2厘9毛となって2チームが上回る。巨人は2位阪神とゲーム差マイナス0・5で首位、ヤクルトは同1で2位になる。

◆首位阪神が逆転負けで最下位広島に連敗を喫した。初回に6番から3番に上がったロハスの適時打で先制したが、先発のドラフト5位村上が3回5失点と試合を作れなかった。 試合後の矢野燿大監督(52)の一問一答は以下の通り。-先発村上は (2軍で)2試合すごい良い形のボールを投げていたしね。真っすぐの強さも前回よりだいぶ出てきたなっていうところで、ファームで三振もしっかり取れていたし。そういうところで楽しみにしていたんだけど。全然...、もちろん打たれたくないしさ、まだ2試合目やから。まあでも、いろんな場数を踏んできているやつやから、何かもっとこう、投げる気持ちというか気迫というか。そういうものを感じられるのかと思ったけど、全然そういうものがなかったので。もちろんこれも経験なんだけど、ファームでやってきたことが全然出せていないことがもったいないなって思うけど。(思い切り)いって打たれているならいいけど、うまくいかなかったら、打たれたらどうしようとかさ。大事に大事にっていうのが今日のピッチングにつながったのかなと俺は思うけど。 -1つの経験に これで使うということはない。今日の内容では次、使えないよ。 -大山がスタメン落ち。昨日までの状態を見てか うん。 -打線は3試合続けて2桁安打 昨日はもう1本というところで、今日も良いところまではいったし。良い当たりが正面にいったりっていうところでは、バッター陣はよく粘ってくれた。何とかつなげるというか、そういうのはできてるんで。まあ、あと1本。捉えられているようなところも正面にいってるし。(8回の)ロハスの打球も良いところに飛んじゃったのもあるし、相手もうまく捕ったのもあるし。打線的にはテル(佐藤)と悠輔(大山)が悪いというのはあるけど、他はそういう感じはあまりないので。 -佐藤輝のトンネルが長い まあそれはいろんなことあるやろね。1年目やし。 -迷いがある そりゃ20何打席もね。もちろん言い訳を言い出したらね。まあでもまだまだこれからの選手なんで。それをどうするかしかない。 -糸井は まあね、ヨシオがいい形でいってくれたからこういう試合になったし、まだまだ元気なところみせてくれている。 -大山を外したが、佐藤輝は 明日考える。 -小川が2イニング目に打たれた いい状態ではあるかなと思うんだけど、そういうところではリュウ(梅野)がもうちょっと引っ張ってほしかったというのは捕手的にはあるけどね。若い投手の村上と小川だからさ、そういうところではそういうのもなくはないかなと。

◆プロ2度目の先発となった阪神村上頌樹投手(23)は、2被弾など3回6安打5失点で初黒星を喫した。持ち前の制球力が影を潜め、毎回の失点。「コントロールに苦しみ、ボールもうまく制御ができませんでした。前回に続いて悔しい登板となりチームに申し訳ないです」。夏の甲子園で決勝に初進出した智弁学園の後輩たちに続けなかった。 「智弁対決」が決まった約4時間後。村上はマウンドからバックスクリーン方向へ一礼すると、「C」のユニホームに挑んだ。1点の援護をもらった直後の初回、先頭の野間にボールがばらついた。2死一、二塁から坂倉にこの日初めて投げたスローカーブを捉えられ、逆転の2点二塁打を浴びた。2回も1点を失い、3回は先頭の鈴木誠に右中間へソロ、2死から菊池涼にも左中間へソロを浴びた。立ちはだかった赤い打線は強力だった。 東洋大から20年ドラフト5位で入団し、プロ初登板先発だった5月30日西武戦(メットライフドーム)で3回途中5失点。その後は2軍戦で結果を残し、再びつかんだチャンスをものに出来なかった。矢野監督は冷静に指摘した。「これも経験なんだけど、ファームでやってきたことは全然出せてないからもったいないなと思う。行って打たれてるんならいいけど。大事に大事にというのが、今日のピッチングにつながったのかな」。試合後、村上は出場選手登録を抹消されることになった。智弁学園3年時のセンバツで初の全国制覇に導いた右腕。再び2軍で鍛錬を積み、次こそ実力を発揮する。【磯綾乃】

◆広島鈴木誠也外野手(27)と菊池涼介内野手(31)が、今季5度目の"侍アベック弾"で勝利をたぐり寄せた。 2点リードの3回、先頭鈴木誠が阪神村上のスライダーを捉え、右中間席へ18号ソロ。2死から菊池涼が直球を左中間席に運んだ。6年連続2桁本塁打となる10号ソロに、菊池涼は「来た球に対して、いい反応で打つことができました」と振り返った。ともに3試合連続打点となった。

◆80日ぶり先発の広島野村祐輔投手(32)は、3回1/3 7安打3失点で降板した。 1回から28球を要す立ち上がりで、1点を先制された。5-1で迎えた4回には3連打と犠飛で2失点。「序盤に援護してもらったのに、なかなか自分の投球ができず悔しいですし、早いイニングの途中で降板してしまってリリーフ陣に迷惑をかけて申し訳ないです」。今季8度目の先発も、勝ち星を得られなかった。

◆阪神糸井嘉男外野手(40)がマルチ安打で好調をキープしている。1-5の4回無死一塁で代打で登場。 カウント2-1から広島野村の高めの変化球に右肘をたたみ、コンパクトなスイングで右翼線へ落とした。楽々と二塁へ到達し、二、三塁とチャンスを拡大。この回の2点につなげた。「もう必死で...」。打席の後はそのまま右翼に入った。守備に就くのは6月12日楽天戦(楽天生命パーク)以来で、グラブでもチームに貢献した。 6回無死ではケムナに3球で追い込まれたが、5度のファウルで粘った。10球目の117キロのカーブに体勢を崩されながらも、なんとかバットを残して中前に落とした。矢野監督は「いいかたちで嘉男(糸井)が打ってくれたからこういう試合になったし、まだまだ元気な姿をみせてくれている」とベテランの技が詰まった2安打に目を細めた。 日没後も暑さが残るマツダスタジアム。その中で40歳の糸井が結果を残している。8月は島田や木浪ら若手と一緒になってたびたび早出特打に取り組んでコンディションを保った。甲子園では原口のロングティー打撃の打球を追うなど守りの準備も怠っていない。若手のエネルギッシュな取り組みを自らの肥やしにして、「超人」はチームに還元しようとしている。 「負けてほんまに悔しい。与えられたところで全力でやるしかないし。次は絶対勝って甲子園戻りましょう」 最下位相手の連敗。悔しさのあまり言葉は思うように出てこない。なんとか紡いだフレーズにリベンジの思いを詰め込んだ。【前山慎治】

◆阪神中野拓夢内野手が両リーグトップの22盗塁目を決め、先制機を広げた。 初回1死から四球で出塁すると、ロハスの2球目に二盗。中前適時打で先制のホームを踏んだ。4回には右犠飛で3点目をもぎとり「いい流れで回ってきたので、後ろにつなぐ気持ちで打ちました。最低限の仕事はできたと思います」と充実だ。 8回無死一塁の最終打席でも四球を選んで好機をつくるなど奮闘。ここ4戦で4盗塁の快足ぶりが際立っている。

◆阪神近本光司外野手が2安打1打点と気を吐いた。リードを広げられた直後の4回無死二、三塁。野村のカットボールを捉えて右前にタイムリーを運んだ。 「点を取られた後だったので、すぐに取り返すことができてよかったです」。続く中野の初球で20個目の盗塁にも成功。6回は無死一塁から右前打を放ち、これで3戦連続の複数安打。6戦連続安打と好調を維持している。

◆広島森浦大輔投手(23)が、球団新人新記録となる8ホールド目を手にした。3点リードの7回に4番手で登板。1死三塁から梅野に左犠飛を浴び1点を許したが、糸井を空振り三振に仕留め、最少失点で切り抜けた。 07年の上野弘文(現1軍打撃投手)の「7」を上回った左腕は「与えられたところでしっかりと結果を残せるように。まだまだ、もっと記録を伸ばしていきたい」と力を込めた。

◆阪神大山悠輔内野手(26)は5月2日広島戦以来のスタメン落ちとなった。 7回無死二塁の好機で今季初の代打で出場し二ゴロ。その後は三塁の守備に就き、1点差の9回には栗林の前に力のない右飛に倒れた。後半戦の打率はこれで1割7分6厘。試合前は左翼でフリー打撃の打球を捕るなど、外野の練習にも取り組んだ。

◆首位阪神が最下位広島に連敗した。チームは4番大山を先発から外し、3番ロハス、4番サンズなど打線改造を敢行。ただ先制した直後の1回に逆転されると、ひっくり返す力はなかった。2位巨人と3位ヤクルトが引き分け、引き離すチャンスでつまずき、29日は結果次第で3位転落もあるピンチを迎えた。 ▼阪神が広島に敗れ、2位巨人、3位ヤクルトが引き分けたため、それぞれとのゲーム差が1・5、2となった。ゲーム差はあるが、阪神は29日に首位から一気に3位まで転落する可能性がある。巨人が同日の中日戦に勝つと勝率5割7分5厘、ヤクルトもDeNA戦に勝つと同5割7分3厘1毛、阪神が広島戦に敗れると同5割7分2厘9毛となって2チームが上回る。巨人は2位阪神とゲーム差マイナス0・5で首位、ヤクルトは同1で2位になる。

◆阪神・大山悠輔内野手(26)が5月2日の広島戦(甲子園)以来となる今季2度目のスタメン落ちとなった。後半戦13試合に出場し、4本塁打ながらも打率は・184と低迷。27日には3度の好機で凡退し、得点圏打率・198とバットが湿っていた。大山に代わってサンズが4番に座り、ロハスが7月3日の広島戦(マツダ)以来となる3番で出場。また糸原は「6番・三塁」で6試合ぶりにスタメン復帰する。先発はD5位・村上(東洋大)。5月30日の西武戦(メットライフ)以来、今季2度目の登板でプロ初勝利を目指す。

◆7月3日の広島戦(マツダ)以来となる3番に座った阪神のメル・ロハス・ジュニア外野手(31)が一回に先制打を放った。1死から中野が四球で出塁すると、ロハスの2球目に二盗に成功。セ・リーグトップを独走する22個目の盗塁でチャンスを広げ、R砲が先発の野村の4球目、低めのチェンジアップを中前へとはじき返して2試合連続で打点を挙げた。大山のスタメン落ちを受けて、3番に座ったロハスは続くサンズの打席で来日初盗塁もマークし、序盤からいきなり存在感を示した。「打ったのはチェンジアップ。得点圏だったから、何とかランナーをかえそうと思っていたよ。会心の当たりではなかったけど、ランナーをかえすことができてよかった」と広報を通じてコメント。しかし、その裏、阪神は先発・村上が2点を奪われ、逆転を許した。

◆阪神のドラフト5位・村上頌樹投手(23)=東洋大=が先発し、3回6安打5失点で無念の降板となった。 立ち上がりから制球が甘くなり、苦しい展開を招いた。1―0の一回は安打と四球などで2死一、二塁とされ、坂倉に左中間への2点二塁打を食らい、あっさり逆転されると、二回にも2死二塁で野間にタイムリーを浴びた。 三回にも4番・鈴木誠、菊池涼にそれぞれソロを被弾。四回の攻撃で代打が送られて交代となった。 プロ初先発となった5月30日の西武戦(メットライフ)では2回1/3投げ、5失点とほろ苦いデビュー。初白星を目指して今季2度目の先発マウンドに上がったが、リベンジとはならなかった。「コントロールに苦しみ、ボールもうまく制御ができませんでした。前回に続いて悔しい登板となり、チームに申し訳ないです」と肩を落とした。

◆阪神の1、2番コンビが絶好調だ。1―5の四回に近本の適時打と中野の犠飛で2点を返し、反撃ののろしを上げた。 先頭の梅野が左前打で出塁すると、代打・糸井が右翼線二塁打で続いて無死二、三塁へと好機を拡大。ここで近本が打席に立つと、野村の内角の変化球を右前へと運んで1点を返し、続く中野も犠飛で得点を刻んで野村をノックアウトした。「打ったのはカットボール。点を取られた後だったので、すぐに取り返すことができてよかった」と近本。中野は「後ろにつなぐ気持ちで打ちました。最低限の仕事はできたと思います」と広報を通じてコメント。その後も2死一、三塁とチャンスは続いたが、佐藤輝が空振り三振に倒れて同点に追いつくことはできなかった。佐藤輝は四回終了時点で、自己ワーストを更新する23打席連続無安打と苦しんでいる。

◆阪神は終盤に1点差まで追い上げた。4―7の七回に梅野の犠飛で1点を返すと、八回には連続四球で好機を作ったが、ロハスが遊ゴロ併殺に倒れた。それでもなおも2死三塁でサンズが投手強襲の内野安打で1点差に迫った。直後にこの日、4打席無安打の佐藤輝に代打が送られて、途中交代。代わって打席に立った原口は一ゴロに倒れて反撃は終了した。 佐藤輝に代打が送られてベンチに下がるのはプロ初。自己ワーストの24打席無安打と不振に陥っており、1点が欲しい場面でベンチが苦渋の決断を下した。

◆広島の林が、8月14日以来の本塁打となる6号2ラン。1点差に迫られた直後の六回、小川の甘いカットボールを鋭く振り抜いた。右中間に運び「自分のスイングでしっかりと捉えることができた。いい追加点になった」と相好を崩した。 智弁和歌山高から入団3年目の左打者。母校は今夏の甲子園大会決勝に進出した。相手は智弁学園高(奈良)で「当然交流があるし、いいライバル関係。優勝を目指して頑張ってほしいと思うが、両チームとも、悔いのないよう、全力を出し尽くし、好ゲームを期待している」とエールを送った。

◆阪神は12安打6得点も、最下位の広島に痛すぎる連敗となった。 一回にロハスの先制打でリードしたが、プロ2度目の先発となったD5位・村上(東洋大)は3回5失点で降板。以降は点を取っては取られのシーソーゲームとなった。 1―5の四回に近本の適時打と中野の犠飛で2点差。六回にもロハスの適時打で1点差に縮めたが、その裏に3番手・小川が2ランを浴びて再び3点リードに広げられた。 それでも七回に梅野の犠飛、八回にはサンズの適時打内野安打で再度1点差まで詰め寄り、意地を見せたが、あと1点が遠かった。五回以外は毎回塁に走者を置く展開を作るも、得点機で流れを引き寄せる一打が出なかった。 この試合で大山をベンチスタートにさせ、3番にロハス、4番にサンズを置くも勝利をつかむことはできず、カード負け越しが決まった。 5番の佐藤輝は自己ワーストを更新する24打席無安打。八回2死一塁ではプロ入り後、初めて代打が送られて途中交代した。

◆広島は東京五輪で金メダルに輝いたコンビのアベック弾からペースを握った。3─1の三回、まずは鈴木誠がスライダーを右中間席最前列に18号ソロ。「追加点になって良かった」。さらに2死後、今度は菊池涼が真ん中に入った直球を左中間へ10号ソロを運び、リードを4点に広げ、「きた球を良い反応で打つことができた」と冷静に振り返った。終盤は取って取られての展開。ピンチの連続だったが、最後は栗林が締めて、22セーブ目を挙げた。

◆阪神・佐藤輝明内野手(22)が1点差に詰め寄った八回2死三塁で、プロ入り後、初めて代打を送られた。また大山悠輔内野手(26)は今季2度目のスタメン落ちとなった。チームは連敗し、2位巨人とは1・5差となった。試合後の矢野耀大監督(52)の一問一答は以下の通り。 ーー先発村上は(3回5失点) 「ファームで三振もしっかりとれていたし、楽しみにしていたけど。ぜんぜん...。もっと投げる気持ちというか、気迫というか、感じられるのかと思ったけど、ぜんぜんそういうものがなかったので」 ーー経験に 「これで使うということはない。今日の内容では次、使えないよ」 ーー大山がスタメン落ち、27日までの状態を見てか 「うん」 ――打線は3試合続けて2桁安打 「昨日はもう1本というところで、今日も良いところまではいったし。バッター陣はよく粘ってくれた。何とか繋げるというか。そういうのはでいてるんで。打線的には輝と悠輔が悪いというのはあるけど、ほかはそういう感じはあまりないので」 ーー佐藤輝のトンネルが長い 「まあそれはいろんなことあるやろね。1年目やし」 ーー迷いがある 「そりゃ20何打席もね。もちろん言い訳言い出したらね。まあでもまだまだこれからの選手なんで。それしかないし」 ーー糸井は 「ヨシオがいい形でいってくれたからこういう試合になったし、まだまだ元気なところみせてくれている。それは続けてやってくれたら」 ーー大山を外したが、佐藤輝は 「明日考える」 ――小川が2イニング目に打たれた(2回2失点) 「いい状態ではあるかなと思うんだけど、リュウがもうちょっと引っ張ってほしかったというのは捕手的にはあるけどね。若い投手の村上と小川だからさ、そういうところではそういうのもなくはないかなと」

◆大山を外した打線には驚いた。確かに今の大山は「何とか強く打とう」という気持ちばかりが焦ってしまって、本来の打撃ができていない。途中出場の1打席目の二ゴロなどは完全に差し込まれており、状態は悪い。ただ、大山は4打席トータルで勝負させるべきで、代打で結果を残すタイプではない。6番に下げてでもスタメン起用してもらいたかった。 大山同様に、佐藤輝も状態は急降下。こちらは外の球に対する目キリが早く、ボールと思った球がストライクと判定されるケースが目立つ。結果、追い込まれてボール球を振らされるパターンが急増している。とはいえ、佐藤輝も大山同様にスタメンを外してはいけない。使いながら状態を上げる道を探るべきだ。 シーズン中でも打ち込みの量を増やすなど、練習の工夫で復調の道は探れるし、これは打撃コーチの仕事。調子の悪い打者をスタメンから外すのは簡単だが、一気に外すと、ベンチが慌てているように映る。優勝争いの中で一番避けなければいけないことだ。 マルテをどのタイミングで昇格させるのかは分からないが、糸原を5番にして、その後ろに大山、佐藤輝という並びでもいいのではないか。(本紙専属評論家)

◆思いと力を込めて振り抜いた打球は外野の芝で弾んだ。阪神・糸井が途中出場ながら、どちらも得点へとつながる2安打。敗戦の中で超人の存在感が光った。 「もう必死で。与えられたところで、全力でやっていくしかないし、そのために準備もしっかりしているので」 1―5の四回無死一塁、代打で登場。カウント2―1から野村の131キロカットボールを引っ張った。右翼線への二塁打となり、好機を拡大。近本の適時打、中野の犠飛のおぜん立てをした。 そのまま6月12日の楽天戦(楽天生命パーク)以来となる守備に就くと、六回先頭で2度目の打席に立った。ケムナから粘って10球目を中前へ。その後、ロハスの右前適時打で一時1点差に迫るホームを踏んだ。途中出場ではあるが、2安打2得点を記録した。 前日27日も代打で登場して2点打を放った。ここまで代打での出番が中心で、スタメン出場は6月13日の楽天戦が最後だが、スタメンでの出番をあきらめたわけではない。後半戦は10打数4安打で打率・400。佐藤輝らが不振で苦しむ中、必死のアピールだ。 出番がきたときの準備も欠かさない。京セラで行われた前のカードのDeNA3連戦での試合前練習では早出特打。若手に交じって汗を流し、結果へとつなげている。3打数2安打の活躍に、矢野監督も「(糸井)嘉男がいい形でいってくれたからこういう試合になったし、まだまだ元気なところをみせてくれている。それは続けてやってくれたら」と目を細めた。 31日の中日戦から甲子園に戻るが、負けたまま本拠地に戻るわけにはいかない。7月に40歳を迎えても元気な糸井が力を込めた。 「負けてほんまに悔しい。明日(29日)絶対に勝って、甲子園に帰りましょう」 首位陥落の危機に立たされているが、こういうときこそ、ベテランの力が必要だ。(菊地峻太朗)

◆2位どころか、3位転落も...。阪神は広島に6-7で敗れた。矢野燿大監督(52)は大山をスタメンから外し、佐藤輝に代打を送るなど必死にタクトを振るったが実らず。ともに引き分けだった2位・巨人と1・5ゲーム差、3位・ヤクルトとは2ゲーム差に縮まった。29日も敗れ、巨人とヤクルトが勝てば、一気に3位まで転落する大ピンチ。何とか踏みとどまってくれ~。悪夢のような瞬間が、首位を死守してきた虎に訪れようとしている。主砲・大山を外し、新クリーンアップで臨んだ一戦は3試合連続2桁安打を放つも、あと一歩届かなかった。最下位・広島に痛すぎる連敗。矢野監督も最後までファイティングポーズを取り続けたが、執念は実らなかった。勝敗次第で29日にも首位から一気に3位に転落する危機に直面した。 「昨日(27日)はもう1本というところで、今日も良いところまではいったし。良い当たりが正面にいったりっていうところでは、打者陣はよく粘ってくれた。何とかつなげるというか、そういうのはできている」 得点の形を何度も作った活発な打線を淡々とした口調で振り返ったが、中軸であと一押しできなかった。8月の月間打率が1割台と不振の大山を4番から外し、5月2日の広島戦(甲子園)以来、今季2度目のベンチスタート。3番・ロハス、4番・サンズ、5番・佐藤輝にクリーンアップを任せた。 だが、ともに2安打でタイムリーも放った助っ人陣に比べ、前日から〝5番据え置き〟となった黄金ルーキーは得点圏に走者を置いた3度の場面でいずれも凡退。自己ワーストを更新する無安打記録は24打席に伸び、一発が出れば逆転という6-7の八回2死一塁ではプロ初の代打を送られる屈辱を味わった。 指揮官は「まあそれはいろんなことあるやろね。1年目やし」と気遣いつつも、打席での迷いを問われて「そりゃ20何打席もね。(ヒットに)なってなかったりしたらそうやし。もちろん言い訳言い出したらね。まあでもまだまだこれからの選手なんで」と奮起を促した。大山外しは実らず、長いトンネルに迷い込んだ黄金ルーキーの29日の起用について、「明日考える」とスタメン落ちの可能性を示唆。投手陣は7失点と打ち込まれ、投打で課題が一気に吹き出した。 29日の広島戦(マツダ)に敗れ、1・5ゲーム差の2位・巨人、2ゲーム差をつける3位・ヤクルトがともに勝利すると、2チームに勝率で抜かれ、階段を一気に転がり落ちてしまう大ピンチに陥った。 「打線的には(佐藤)輝と(大山)悠輔が悪いというのはあるけど、ほかはそういう感じはあまりないので」 課題は山積している。それでも、若きチームで4月4日から首位の座を守ってきた。3位以下に転落となれば、同2日以来だが、矢野監督は前を向き、次の1勝へ闘志を燃やした。14度目の首位陥落危機も、チーム一丸で乗り越える。(新里公章)

◆プロ2度目の先発となった阪神のD5位・村上(東洋大)は3回5失点で初黒星。〝智弁対決〟にも敗れて肩を落とした。 「コントロールに苦しみ、ボールもうまく制御ができませんでした。前回に続いて悔しい登板となりチームに申し訳ないです」 智弁学園高出身の選抜V右腕は、1―2の二回1死で智弁和歌山高出身の林と対戦。左前打を許してピンチを招くと、野間に勝ち越し打を食らった。三回にも2被弾し、KOされた。 矢野監督は「もっと気迫を感じられるのかと思ったけど、全然そういうものがなかった」と厳しい評価を下し「今日の内容では次は使えないよ」と2軍降格を明言した。(織原祥平)

◆「智弁対決」にマツダスタジアムは盛り上がった。2─1の二回1死。マウンドには智弁学園高OBの阪神のルーキー・村上。打席には、智弁和歌山高OBの広島・林。2学年下のスラッガーが直球を左前にはじき返して、29日の甲子園決勝の〝前哨戦〟を制した。 「智弁対決なんでね。自分も負けていられないなと思って、必死に頑張りました」 三回の2打席目は二ゴロだったが、村上降板後、5─4で迎えた六回1死一塁では小川のカットボールをとらえ、右中間席へ6号2ラン。母校が19年ぶりに夏の甲子園決勝進出を決めた日に、祝砲を放ってみせた。 「すごくうれしい」 高校時代は甲子園歴代最多監督勝利数「68」の高嶋仁氏(現名誉監督)の指導を受け、高校通算49本塁打を記録。夏は2度出場。2年時は初戦の興南戦で本塁打を放ったが2回戦で、3年時は初戦で敗れた。選抜は3年時に決勝進出も、大阪桐蔭に敗れて準優勝。味わえなかった全国制覇の夢は、後輩に託す。 大会前には硬式球と栄養補給ゼリーを差し入れた。29日に、2000年以来21年ぶり3度目の全国制覇を達成した暁には「(1学年下の楽天)黒川と話そうと思う」と、後輩へのさらなるプレゼントを予告した。 「しっかり和歌山が勝って、僕も勢いに乗って頑張りたいです」 チームは、首位阪神にカード勝ち越しを決め、3連勝。5位タイに浮上した。今季ブレークした3年目、20歳の若鯉が智弁和歌山魂で暴れ回る。(柏村翔)

◆監督ってのはしんどいねー!! 「4番・大山だろうが、チームの勝利のためにはスタメンから外すでエ!!」の鉄拳采配をしても、虎ナインはルーキー村上が序盤に打ち込まれたとはいえ、タラタラ、タラタラ...。反撃はするけど、追い上げるけど、ひっくり返したりはない...のプロ野球あるあるにどっぷり。 その空気を変えようと矢野監督は、1点ビハインドの八回からあえて東京五輪金メダリストの岩崎をマウンドに送り出し、猛虎戦士の心に火をつけようとしたけど、そんなもの一切感じてもらえず...ゲームセット!! 矢野監督は立場上、言えないだろうから俺が言うわ!! アウトは仕方ないわ! でも大山よ、九回の打席でレフトスタンドへ同点の一発を狙わんで何しとんねん!!(結果は右飛) 遠い昔の話なれど、江夏、田淵、川藤、江本、古沢。阪神にいい子ちゃんなんか一人もいなかったわ!! でも、今の100倍魅力があったのだ!! その意味をよく考えようぜ!!

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
55403 0.579
(↓0.006)
-
(-)
45406
(+6)
365
(+7)
99
(-)
89
(+3)
0.253
(↑0.001
3.430
(↓0.05)
2
(-)
巨人
493712 0.570
(-)
1.5
(↑0.5)
45396
(+1)
362
(+1)
127
(-)
52
(-)
0.248
(-)
3.480
(↑0.03)
3
(-)
ヤクルト
463511 0.568
(-)
2
(↑0.5)
51404
(+2)
360
(+2)
95
(+1)
56
(-)
0.255
(↑0.001)
3.640
(↑0.02)
4
(-)
中日
374814 0.435
(-)
13
(↑0.5)
44282
(+1)
321
(+1)
53
(+1)
51
(-)
0.236
(↓0.001)
3.130
(↑0.04)
5
(-)
DeNA
364913 0.424
(-)
14
(↑0.5)
45392
(+2)
450
(+2)
99
(+2)
21
(-)
0.258
(↓0.001)
4.380
(↑0.02)
5
(1↑)
広島
364910 0.424
(↑0.007)
14
(↑1)
48349
(+7)
403
(+6)
72
(+3)
45
(-)
0.258
(-)
3.900
(↓0.02)